金欠時にパチンコやスロット、ギャンブルで増やすという考えは無謀?
お金が無くて困った…という時に、「そうだパチンコでサクッと増やすか」という風に考える方は意外と多いのではないでしょうか。
しかし、その方法で実際にお金を増やすことができた方はあまり多くはないと思います。
今回は、お金が無い時にパチンコを打つための方法を紹介しつつ、パチンコで増やすという考え方がどれだけ無謀かということについて説明していきます。
記事の目次
- 1 パチンコで金策に走る人の数
- 2 なぜパチンコで増やそうと思う?
- 3 金策してまでパチンコする人の特徴
- 4 本当に周囲の人は勝っているのか?
- 5 本当に楽に稼げるのか?
- 6 負けた記憶はないのか?
- 7 パチンコ店の立場から考える
- 8 そもそもギャンブルは勝てないもの
- 9 お金がない時点で勝てない
- 10 パチンコで稼ぐには?
- 11 すぐに増やしたいという発想は危険
- 12 金策してお金を作る方法
- 13 お金が無いなら稼げばいい
- 14 友人と乗り打ちをする
- 15 お金を借りるという方法もあり
- 16 その発想自体が危ないのかも
- 17 そもそも自分はギャンブル中毒なのか?
- 18 パチンコ・スロットは依存性になりやすいようにできている
- 19 自分はなぜギャンブルをするのか
- 20 ギャンブルが借金の連鎖を生む
- 21 ギャンブル中毒は自覚がない(洗脳のようなもの)
- 22 ギャンブル依存性は病気
- 23 ギャンブルはやめられる
- 24 ギャンブルやめれば貯金ができる
- 25 ギャンブルには必ず運の要素がある
- 26 お金を使えなくして克服
- 27 別の楽しみを見つけて克服
- 28 抑止力を利用して克服
- 29 ギャンブル依存症だと自覚して克服
- 30 生活習慣を改善する
- 31 パチンコ・スロット店に近づかない
- 32 パチンコ・スロットの情報を遮断する
- 33 人間関係を見直す
- 34 パチンコ・スロット依存症であることを認める
- 35 内観療法を行う
- 36 借金してパチンコ… 抜け出すためには
- 37 パチンコ・スロットで出来た借金を解決するためには
- 38 まとめ
パチンコで金策に走る人の数
先ほどご紹介したレジャー白書によれば、ピーク時の平成7年には2,900万人いたパチンコ遊戯人口は、現在ではその三分の一程度にまで減っています。
ただ、以前よりは減ってきたとはいえ、940万人と言えば東京都の人口とおおよそ同じ数ですから、依然多数の遊戯人口がいる事がわかります。
一方、以下は2017年3月31日の毎日新聞の報道ですが、厚生労働省が発表したデータによると、パチンコにのめりこむ人を含む「ギャンブル依存症」の数は、全国で280万人と、相当な数の人が依存症になってしまっています。
◆毎日新聞公式サイト:「厚労省 ギャンブル依存推計 2.7% 11都市・成人調査」
これら280万人の方々が、全てパチンコで金策に走っているとは言えませんが、ギャンブル依存症と言われる限りは、すでに「パチンコで借金を繰り返している…」、またはその「予備軍」である事には間違いありません。
なぜパチンコで増やそうと思う?
そもそも、お金が無いのになぜパチンコで増やそうと思うのでしょうか。
パチンコもギャンブルの一種であるからには、確実にお金が増えるというわけではなくお金が減ってしまう可能性もあります。
パチンコでお金を増やそうと思う人の、主な考え方は以下の通りです。
周りの人が勝っているから自分も
周りの友人から「今月めっちゃ勝ってる」「今日だけで30k浮いた」などという話を聞けば、自分もそれぐらい勝てるのではないか、と考えるのも無理はありません。
どうしようかと悩んでいる時にその友人から、「お前も〇〇で打って来いよ!今ならあそこの台設定めっちゃ緩いから!」なんて背中を押されればもうイチコロですね。
楽にお金を稼ぎたい
お金を稼ぐためには本来は労働が必須ですが、パチンコは働かずとも遊んでいるだけでお金が増える可能性があります。
働いてしんどい思いをして得るお金も空調の効いたホールでパチンコを打ちながら得るお金も、どちらも同じお金なのであれば、できるだけ楽な方法でお金を得たいと思うこと自体は誰でも思うことでしょう。
そう考えてしまうこと自体は、悪いことでも責められることでもありません。
勝った記憶があるから
そして最も多いのは、過去に同じ様な状況でパチンコをして勝ったことがあるからという理由で「今回も勝てるだろう」と思いパチンコをするというものです。
「つい先日もお金がピンチな時に1,000円が5万円に化けたしな…」なんて過去の成功パターンを頭に思い浮かべ出したらもう終わりです。
今回もその時と同じように、いやそれ以上に勝てることを少しも疑わぬままパチンコ店まで足を運び、出そうな台の選別に入ることになります。
金策してまでパチンコする人の特徴
では、そんなギャンブル依存症の方々が、パチンコやパチスロでお金を費やし、さらには借金してまで遊戯をしてしまうのには、どのような心理が働いているのでしょうか?
負けた事は全て忘れる習性
最近では新基準機の導入などが進められ、大勝ちは出来ないようになったパチンコ・パチスロですが、以前までは、一回の遊戯で10万円~20万円の利益を出す事も、そう珍しくはありませんでした。
そして、そんなパチンコにのめり込む人には、一回大勝ちした経験をしてしまったら、一度の勝ちで過去の負けを全て忘れてしまう傾向があります。
その結果、いつまで経ってもパチンコがやめられない状態が続きます。
都合のいい言い訳をする
次の特徴は、「パチンコを正当化する言い訳」をする人が多い、という事です。
例えば「パチンコはストレス発散になる」「ボケ防止になる」「他のレジャーよりも楽しいから」など、一見すると、もっともらしい言い訳に聞こえます。
しかし、それらは単なる言い訳であり、所詮は「お金を稼ぎたい」という思いで、パチンコから抜け出せないだけです。
借金をして大勝ちした経験がある
中には「お金がなくなったら借金すればいい」という安易な気持ちで、借金をしてパチンコをしている人もいます。
また、先ほどご紹介したとおり、パチンコ依存症の人は、1回でも借金をしたお金でパチンコで勝つ経験をしてしまうと、いつまでもその快感が忘れられず、何度もそのような事を繰り返してしまいます。
そのうち借金に対する感覚も麻痺してしまい、借金だけが増えていきます。
本当に周囲の人は勝っているのか?
では上記した3つの考え方について、1つ1つ考えていきましょう。
まずは、周りの人が勝っているから自分も勝てると思ってパチンコを行うという考え方です。
この考え方は「周りの人が勝っている」ということが大前提になっていますが、本当に周りの人は勝てているのでしょうか。
このような言い方をすると、「だってあいつこの前勝った話してたし、実際に出玉の写メも見たし!」と反論されるかもしれませんが、おそらくその友人が「その日」勝ったのは本当なのでしょう。
しかし、あなたはその友人がパチンコに行くたびに勝ったor負けたという話を聞いているのでしょうか。
おそらくその友人があなたにパチンコの話をするのは、「勝った日」だけのはずです。
人間だれしも良かったことは自慢したいし、悪かったことは忘れたいものです。
ですから、友人から聞くパチンコの話が「勝った話」ばかりだとしても、その友人がトータルで勝てているかという話になると、少々疑わしいというのが事実なのです。
本当に楽に稼げるのか?
続いては楽に稼げるからパチンコを打つという考え方です。
もちろん、何気なく選んで座った台がたまたまものすごくいい設定の入っている台だったとすれば、楽に稼ぐことも可能かもしれません。
しかし、そんな幸運なことは何十回に一回あるかないかというような確率で、ほとんどの場合は外れの台を引かされることになります。
特定の台の設定が甘くなっているということが事前に分かっていればその台を狙うことも可能ですが、事前に漏れてしまうような情報は自分以外のところにも漏れているケースがほとんどであり、熾烈な台争いに巻き込まれることになるでしょう。
いい台を確実にゲットするためには、開店前の朝早くから早く並んでおくか、抽選を勝ち抜くかしかありません。
もし仮にいい台をゲットすることができなければ、違うホールまで足を運んで別の台を探すことになるでしょう。
「パチンコで勝つためにいろいろやるのは全然しんどくない!」という言い分もあるかもしれませんが、ここまで色々と労力をかけて「楽に稼げる」というのは、何か違う気がしないでもありません。
偶然であれば可能かもしれない
ただし世の中には、そういった事前情報も何も持たないのに、たまたま自分が選んだ台にことごとくいい設定が入っているというような豪運の持ち主もいます。
そういった人は何の労力も使わずにフラッとパチンコ屋に立ち寄り、ものの数時間で大金を得て出てくるのです。
実際に筆者の友人にも、座る台座る台で大当たりを引きまくりホールの店員から目を付けられていたという友人がいます。
そんな豪運を持っている人であれば、「楽をして稼ぐ」ということも可能なのかもしれませんが、自分にそんな運がないということを自覚している人は諦めるほうが無難でしょう。
負けた記憶はないのか?
最後は、自分の勝った記憶を頼りに「今回も勝てるだろう」と思う考え方に関してです。
先ほど、人間は良かったことは他人に言いたいし悪かったことに関しては口をつぐみたいという旨のことを言いましたが、それは自分自身の記憶に関しても同様です。
賭け事に限らず良かった時の記憶はしっかりと覚えているものですが、悪かった時の記憶は脳が意図的に隠ぺいしようとしているのか、あまり思い出せないものです。
ですから「前回勝ったから」という理由でパチンコを打ちにいくのはその前提からしてすでに怪しい可能性もあるのです。
もしくは、勝ったことも負けたこともきちんと覚えているけど、負けたことにはあえて目をつぶって勝ったときのことだけに焦点を当てているという人もいるでしょう。
自分に都合のいい部分だけを見るようにして勝負に臨むことが非常に危険であるということは、これまでの人生の中で何度も経験しているはずなのですが、それでも同じ過ちを繰り返してしまうのが人間なのかもしれません。
パチンコ店の立場から考える
今度は少し視点を変えて、パチンコ店の立場から「パチンコでお金を増やす」という考え方がいかに危険かということを説明していきましょう。
全ての客を勝たせていたら破綻する
パチンコ店にとって客側の「勝ち」は店側の「負け」を意味します。
パチンコが賭博行為である以上は、(建前上は)一方的にどちらかが勝つということは起こり得ないため、店側が損をすることももちろんあり得ます。
ただし、パチンコ店は店舗の経営を商売として行っている以上、一定の利益を上げなければなりません。
商いを行っている方であればお分かりいただけると思いますが、来店する客全員が勝って帰ってしまっては、パチンコ店の経営は成り立たないのです。
一定の客が勝つのは仕方ない
ただし、パチンコ台に「当たり」という設定がある以上、その当たりを引いた客がパチンコ店からみれば「負債」になるのは仕方がありません。
当たりの設定はパチンコ店で自由に変更することができるので、利益を上げなければならない月などは当たり設定が辛くなっているということもざらにあります。
しかしそのように確率が低くなっているとは言え当たる確率が「ゼロ」ではない以上、客のうちの誰かは勝って帰ることになるわけです。
その分は必要経費だとパチンコ店側も割り切っていますが、商売の常識的に考えて必要以上の経費を支払うことはあり得ないのです。
おいしい思いをしてもらうことも必要
また、一定の客に勝って帰ってもらうことは長い目で見ればパチンコ店にとっては必要なことなのです。
先ほどから触れていますが、勝った客はその記憶を糧にして何度もパチンコ店に舞い戻ってはお金を落としていってくれます。
また、勝った話を周囲にすることで何人ものカモをお店に呼び込んでもくれます。
パチンコを打つ人は短期的な視点で物を見がちですが、パチンコ店の経営者はより高い視点から長期的に物事を見なければ務まりません。
ですから、我々が勝った負けたと騒いでいるのは全てパチンコ店の経営者の手のひらの上で踊らされているだけであり、長期的に見て勝つことができるのはパチンコ店側だけというような仕組みに、必ずなっているのです。
このことに気づけばパチンコとの付き合い方も少しは変わるかもしれません(気付いていつつも、ほんのわずかな奇跡を信じてパチンコを打っているという人もいるでしょうが)。
そもそもギャンブルは勝てないもの
そもそもギャンブルは勝てないものであると自覚しておく必要があります。
ギャンブルは胴元が勝つようにできています。
そうでないと、世の中にあるパチスロ店やカジノなどはすべて潰れています。
客が勝つ金額よりも負ける金額が大きいため、利益を出すことができ、ビジネスとして成り立っているのです。
「でも勝っている人もいるじゃないか!」という反論もあるかもしれません。
たしかに勝っている人もいますが、それはごく一部です。
たとえば、パチスロの場合、90%以上は負けていると言われており、勝っている人は一割にも満たないのです。
さらに継続して勝ち続けられる人はその中でもごくひと握りです。
このため、ギャンブルをしている人のほとんどはトータルで赤字であるのが現状です。
このようにギャンブルは、勝てないものであるとその点を理解しておく必要があります。
お金がない時点で勝てない
お金がない時点で勝てないという点も知っておく必要があります。
ギャンブルで勝っている人の多くが、大きめの資金を投入して、少さな勝ちをコツコツ積み上げていくタイプです。
このような手法をとっている場合、1度の勝ちは少額です。
しかし、投入資金が大きいため、積み重なればけっこうな額になるため、十分な稼ぎになるのです。
しかし、お金がない人はこのような手法をとることができません。
投入資金が少ないと、小さな勝ちでは積み上げても大した額にならないため、どうしてもハイリスクハイリターンにならざるを得ません。
これだと宝くじを買って結果を運に任せるのと変わりないため、まず勝てないでしょう。
また、お金がないときは「1回でも負けられない!」と気持ちにも余裕もないため、冷静さを欠いて余計に負けやすくなります。
このように、お金がない時点で勝てないという点も自覚しておかなくてはいけません。
パチンコで稼ぐには?
パチンコで稼ぐことがいかに無謀かということを色々な側面から説明してきましたが、「それでも何とかしてパチンコで勝ちたい」という人のために、パチンコで勝つための方法をいくつかお伝えしましょう。
残念ながら魔法や秘策のような方法はありませんが…。
打ち子として打つ
まず1つ目の方法は、打ち子として打つという方法です。
客として打っても長期的に見れば負けることが確定しているのであれば、店側で打つという発想が求められます。
打ち子を正式なバイトとして募集しているところは少ないため、パチンコ店の店長クラスの人と仲良くなって打ち子の話を内密に打診されるとか、既に打ち子として打っている人から紹介されるなどのルートを経由する必要があります。
打ち子は大抵の場合、店の中の設定の甘い台に優先的に座らせてもらえるので、どんどん玉を出すことができます。
出した玉の取り分や打ち子としての日給などは店側との交渉次第となりますが、うまくいけば大勝も可能です。
パチンコ関連の仕事に就く
2つ目は厳密にはパチンコで勝っているわけではありませんが、パチンコ関連の仕事に就くという方法です。
パチンコライターなどになればパチンコを打つことを仕事にできるため、パチンコを打ちながらお給料をもらうことができます。
「パチンコの出玉でお金を儲ける」という話とは少しズレてしまいますが、パチンコという手段を利用して儲けるという話であればこういった方向性のものも検討の余地はあるでしょう。
逆に言えば、真っ当にパチンコを打ち続けても勝ち続けることができないため、こういった搦め手のような手段に頼るしかないと言えるのかもしれません。
驚異的な運を持つ
最後は、座る台座る台、打つ台打つ台で当たりを引きまくるという驚異的な運を身に付けるという方法です。
「それができたら苦労はしないんだよ…」というため息が聞こえてきそうですが、このような超人的な能力でも持っていない限りはパチンコで勝ち続けることはできない、というのが現実なのです。
金運アップの商品を買いまくる、勝負事にご利益のある寺社を参拝する、風水に頼る…などなど運勢を上げるための行動を試してみてはいかがでしょう。
プラシーボ程度の効果はあるかもしれませんよ。
すぐに増やしたいという発想は危険
しかし、「今すぐお金を増やしたいからギャンブル」という発想でギャンブルを行う人もいます。
確かに、競馬であれば1レースは長くても3分前後で終わりますから、馬券購入→払い戻しのおよそ10分程度で数万円単位の現金を得ることも不可能ではありません。
しかし、それはあくまで「運がよかった場合」の話であって、毎度毎度馬券が当たるわけではありません。
むしろ外すことのほうが多いというのは、競馬をやっている人であれば経験則的に分かるのではないでしょうか。
ただ、良かった時の記憶というのは脳に残りやすいものです。
以前同じ様な時に馬券を買って、うまく現金を得ることができたというような経験を持っている人であれば、「今回も大丈夫だろう」という根拠のない自身に背中を押されてまた馬券を買いに来るでしょう。
こういう人は一度痛い目を見ないとなかなか目を覚まさないため、周囲がどれだけ止めておけと言ってもムダです。
「前回俺が勝てたのはたまたまであって、毎回うまくいくわけじゃないんだ」ということを本人が自覚するまで、長い目で見守ってあげましょう。
カードローン等を利用するほうがマシ
今すぐにお金が欲しい時に「ギャンブル」という選択肢が魅力的に映ってしまうのは、ある程度仕方ないことと言えます。
ただ「確実に」お金を用意しなければならない場合には、ギャンブルはやめて他の選択肢を選ぶべきです。
すぐにしかも確実にお金を得ることができる方法となると、消費者金融や銀行カードローンが最も妥当な選択肢となるでしょう。
消費者金融等を利用するのであれば後々返済しなければなりませんが、確実にお金を得ることができます。
借金をするということに心理的抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、ギャンブルをして結果的に手元にお金が残らないというよりは、借金をするほうがまだマシであるということに気づきましょう。
金策してお金を作る方法
先でもお伝えしたとおり、小遣いの範囲内でパチンコを楽しむ人がいる一方で、残念ながら「パチンコで散財してしまい、家賃が払えない…」とか、「食費が足らない…」という方も多く、パチンコが原因で、「金策」をする人も多いようです。
ただ、金策の方法にも、「安全な金策」と「危険な金策」があります。
ここからは各々の金策の特徴や、緊急時の金策の手段についてお伝えしていきたいと思います。
(このパートではカードローンなどの金策手段をお伝えしますが、それ以外の金策の方法についても、この後のパートでご紹介します)
安全な金策
最もスピードが早く、安全に金策をするには「大手消費者金融のカードローン」を利用する事をおすすめします。
また、プロミスやアコムなどのカードローンでは、初めての契約者に限り、30日間の無利息キャッシングのサービスが提供されていますので、一時的に急場を凌ぐ金策方法としては最適です。
ただ、これらのカードローンを利用する場合は、一時的に生活費を補うための緊急手段として捉えて下さい。
決してパチンコの遊戯をする為の補填として利用してはいけません。
先ほどもお伝えした通り、パチンコで借金を重ねると、借金の意識は麻痺してしまい、さらに借金に借金を重ねてしまう事になります。
危険な金策
ネット上や街では「ブラックOK即日5万円融資」などと書かれた広告をよく見かけます。
しかし、これらの甘いメッセージは、全て「闇金」「ソフト闇金」からの勧誘である事を忘れてはいけません。
闇金はほとんど審査もせずに少額の融資をしてくれますが、10日で1割などの高利を貪り、さらに返済しようとしても返済をさせてもらえず、「気がつけば借りたお金の何倍もの借金になっている」というケースがほとんどです。
いくら生活費に困窮しているとはいえ、絶対にこのよう勧誘には乗らないようにして下さい。
お金が無いなら稼げばいい
まずは、お金が無いときにパチンコを打つための方法を紹介していきます。
考えられる1つ目の方法は非常にシンプルで、お金が無いのなら稼いでその分のお金でパチンコを打てばいいだけです。
お金を稼ぐ方法には色々ありますが、できるだけ早くお金を手に入れてすぐにでもパチンコを打ちたいはずでしょうから、なるべくすぐにお金が稼げる方法を選びましょう。
最有力なのは日雇いのバイトです。
丸一日働く場合や半日間だけの場合もありますし、早朝・昼間・夜間・深夜と働く時間帯もバラバラなので、自分の都合に合わせた日雇いバイトを選ぶことが可能です。
日雇いバイトの給料の支払い方は、仕事終わりにその日の分を手渡しでもらえる場合もありますし、1日か2日程度遅れて事務所での支払いになったり銀行振込になったりと様々ですが、総じてすぐに給料を受け取ることが可能です。
すぐにパチンコを打ちたい場合の強い味方と言えるでしょう。
働く代わりに私物を売るという方法も
ただし、都合のいいタイミングで募集されている日雇いバイトが無い可能性もありますし、本業の都合上日雇いのような副業が行えないケースもあるでしょう。
そんな場合には、私物を売って手っ取り早くお金を手にしてしまいましょう。
パチンコの種銭となればそれなりの金額は必要でしょうが、高値で売れるような商品があればチャンスです。
一般家庭にある可能性が高く、高値も付きやすい商品の代表的なものと言えばブランド物の商品でしょう。
グッチやヴィトン・プラダなどの財布やカバンなどであれば、数万円~十数万円になるでしょうから売却対象としては十分です。
ブランド物の商品のようなちょうどいい商品が無い場合でも、服や書籍などを古着屋や古本屋に持っていけばそれなりの値段では買い取ってくれるでしょう。
何気ない商品に思わぬ高額査定がつく場合もあるので、何はともあれ買い取ってもらえそうなものは全て持っていってみるのがいいかもしれません。
友人と乗り打ちをする
他には、友人と乗り打ちをするという方法も考えられます。
乗り打ちとは2人で財布を共有してギャンブルを行うことで、最初にどれだけの金額を出したかにもよりますが、勝った分も負けた分も2人で折半する形になります。
ですから、自分にお金が無くとも相手が許可してくれれば乗り打ちを行うことが可能なのです。
ただし普通はお互いにある程度のお金を持ち寄って行うのが一般的ですから、自分が一文無しで「乗り打ちしよう」と声をかけても応じてくれる友人は少ないでしょう。
相手が自分に借りがあるとかあなたのパチンコの腕がプロ級であるとか、何かしらの理由がないと乗り打ちをしてくれないと思うので、文無しの状況で乗り打ちできるかどうかはあなた次第だと言えます。
お金を借りるという方法もあり
上記のいずれの方法もダメだった場合は、お金を借りてパチンコをするほかないでしょう。
友人から
お金を借りる対象としてまず考えられるのは友人です。
あなたの懐具合やパチンコへのハマり具合を知っているような仲のいい友人であれば「あんまり使いすぎるなよ、そしてちゃんと返せよ」と釘を刺しつつもお金を貸してくれるかもしれません。
ただしこれはかなり楽観的に考えたケースです。
普通お金を貸してくれと頼まれた場合に、すんなり貸してくれる友人はほぼいません。
「何で?」「何に使うの?」「貯金とかないの?」と色々な質問が飛んでくるでしょう。
その質問に全て答えきって相手が納得してくれればお金を貸してもらえるかもしれませんが、お金を借りる目的がパチンコだという場合は、相手が納得してくれるケースのほうがレアだと言えます。
借りる目的をごまかすという方法もないとは言いませんが、もし嘘がバレてしまった時はあなたと友人の関係性が壊滅的なものになるので、あまりオススメはしません。
あくまで自己責任の範囲内で行うようにしましょう。
キャッシングを利用
友人からお金を借りれなかった、そもそもお金を借りる先として友人を選びたくない、という場合には消費者金融や銀行カードローンといったところのキャッシングサービスを利用するのがいいでしょう。
即日で融資を受けられるところも多いため、今すぐにでも打ちたい!という人にはうってつけと言えます。
ただし、借り入れられる金額は審査によって決定されるため、希望しているほどの金額が借り入れられない場合もあること、そもそも審査に落ちたら借り入れができないことも念頭に置いておかなければなりません。
また、すでに同様のサービスを用いて借り入れを行っている場合は、その借入残高も審査および融資金額に影響を及ぼします。
うまく借り入れが行えた場合も、その後に待ち受ける返済のことも踏まえてきちんとお金の管理を行う必要がありますよ。
その発想自体が危ないのかも
さてここまでは、お金が無い状態でも何とかしてパチンコを打つための方法について説明してきましたが、そもそもお金が無いのに何かをしたいという考え自体がすこしおかしいのかも、と考えてみる必要があるかもしれません。
ギャンブル依存症の可能性が
本来であれば諦めるべき・諦めて当然のことを諦めきれないのは、そのものに対する依存症である可能性があります。
パチンコは娯楽の一種ではあるものの賭博行為でもあるため、パチンコにはまりすぎている人の場合はギャンブル依存症に陥ってしまっている可能性があります。
自覚症状が無い場合が多い
しかし、お金が無いのにも関わらずパチンコを打ちたいと思うほどパチンコにハマっている人に対して、「あなたはギャンブル依存症かもしれない」と言っても、大抵の場合は「何をバカなことを」と鼻で笑われるだけでしょう。
ギャンブルに限らず依存症の恐ろしいところは、「自分が依存症に陥っている」という自覚症状が無い場合が多いということです。
そのような状況では、どれだけお金が無かろうと何とかしてお金を調達してパチンコに行こうとするという姿勢が変わることはないでしょう。
専門家・専門医に相談も検討
パチンコをしている方の中には自分がギャンブル依存症かもしれないと何となく思っている方や、友人や知人から「お前のそれは依存症だ」という指摘を受けたことがある方もいらっしゃると思います。
そういった自覚や忠告を、どのように捉えるかはあなた次第です。
「依存症なんかじゃない、俺は俺の意思で楽しくパチンコをしてるんだ」と抵抗するのもいいですが、一度だけでも専門家や専門医の方に相談してみることを検討してみてもいいのではないでしょうか。
もしかしたら今があなたの人生の分岐点かもしれませんよ。
そもそも自分はギャンブル中毒なのか?
そもそも自分がギャンブル中毒かどうかは、意外と自覚しにくいものです。
自分では楽しくギャンブルをしているだけのつもりなのに、傍から見ればどう考えても度を越したギャンブル中毒者であるということも少なくありません。
こういったことが起こり得る理由は、ギャンブル中毒が引き起こす「症状」がハッキリしないからでしょう。
例えば風邪を引けば「のどが痛い・熱が出る・咳が出る・体が何となくダルくて重い」といったような風邪に特有の症状が出るため、「あ、今自分は風邪を引いているんだな」と分かるわけです。
しかし、ギャンブル中毒が引き起こす「症状」というのは人によって様々であり、その線引きも難しいので自分がギャンブル中毒であるということを自覚するのが難しいのです。
また、自分がギャンブル中毒であるということを認めたくないという潜在意識も、この現象に拍車をかける一因であると言えるでしょう。
そこで、自分がギャンブル中毒であるかどうかに関しては、色々な専門機関が提唱している「診断テスト」のようなものを行うことで中立的な判断を下すことが可能です。
代表的なものに、アメリカのサウスオークス財団が開発した「SOCS(サウスオークス・ギャンブリング・スクリーン)」などがありますので、一度これらのテストを受けてみるのもいいかもしれませんね。
パチンコ・スロットは依存性になりやすいようにできている
ギャンブルの中でも、パチンコやスロットは特に依存性になりやすいです。
では、なぜパチンコやスロットは依存性になりやすいのでしょうか?
- 身近にある
- 短時間でも勝負できる
- 夜遅くまで営業している
パチンコやスロット店は駅の近くにあるなど、非常に身近なところにあります。
また、機種によっては1時間程度の短時間でも勝負することができますし、夜遅くまで営業していますので、長時間遊戯することもできます。
パチンコやスロットが「庶民のギャンブル」と言われているのは、こうした手軽にできることが理由なのですが、これが依存性となりやすい原因にもなっています。
自分はなぜギャンブルをするのか
自分がギャンブルに依存しているのかということはなかなか自覚することはできません。
しかし、自分がギャンブルをする理由に関して自問自答してみることで、ギャンブル中毒であるかどうかをなんとなく判別することも可能です。
勝つと楽しいしお金が増えるから
最も大きな理由が、ギャンブルに勝てばお金が増えるしそれが目当てだという理由でしょう。
競馬にせよ・競艇にせよ・パチンコにせよ、ギャンブルと名が付く以上お金が絡むのは必然で、お金を目当てにギャンブルを行っているという人が多いのは当然です。
100円しか軍資金が無かったとしても、それが数百万円に化ける可能性もゼロではないのですから夢がありますよね。
そして実際にそれを実現したことがある人が、どんどんとギャンブルにハマっていくというのも無理はありません。
その人の頭の中では「ギャンブル=楽しくて(最終的には)お金が増えるもの」という構図が成り立っているわけですから。
ギャンブル中毒と呼ばれる状態に陥ってしまうのは、このような理由でギャンブルを行っている人が大半です。
その場での人とのやり取りが楽しいから
ただ、お金のやり取りを主な目的とはしていないという人もいないわけではありません。
競馬場や雀荘などその場にいる人とのやり取り・コミュニケーションに重きを置いているという人も、少ないながらいるのは事実です。
筆者は競馬も麻雀も行うのですが、どちらでもこのような人に遭遇したことはあります。
ただし、競馬で必死に予想をしている時に「いやぁ今日はあの馬の調子なんかよさそうですねえ。毛並みがすごくいいし、二人引きで気合いが全面に出ていますよね」などと話しかけられると対応に困ったりはしますが…。
こういった人がギャンブル依存症になる心配は、ほとんどありません。
分別を持って引き際をしっかり理解しているため、ギャンブルによって身を持ち崩すようなことがほとんどないからです。
何となく暇つぶしに
何となく暇つぶしでギャンブルをやっているという人もいます。
街に出てきたはいいものの、特に何をするでもなくしょうがないからパチンコでもしていくか、というような形でギャンブルをするような人ですね。
このタイプの人もギャンブルはあくまで暇つぶしの一手段でしかなく、そこに執着はないためギャンブル中毒になる可能性は低いと言えます。
ただし、暇つぶしでやっている時に大勝ちしてしまって「お?ギャンブルって面白いんじゃない?楽にお金手に入るんじゃない?」というような考えが脳裏をよぎってしまったら危険です。
最初に紹介した、「勝つと楽しいしお金が増えるから」という理由でギャンブルを行う人に移行してしまう可能性も十分にあるので、「ギャンブル中毒者予備軍」となり得る人もいるでしょう。
ギャンブルが借金の連鎖を生む
ギャンブルは借金の連鎖を生む可能性も高いです。
実際に「ギャンブルで多額の借金を抱えてしまった・・・」このような話はよく聞くものです。
ギャンブルにのめり込んでいる人の中には、給料や貯金だけでは足りなくなり、やがては消費者金融などの借金にまで手を出す人も多いです。
しかし、それでもほとんどの人は勝てないのでまた借金をすることになります。
借金をするほど毎月の返済額も大きくなるため、やがては返済がキツクなってきます。
そうなると今度は、借金の返済のために借金をするようになります。
このような自転車操業を繰り返していると、やがて限度額がつきてしまい借り入れができなくなります。
それでも返済をしていく必要があるため、今度は新たな業者で借金をすることになります。
そうしたことを繰り返し、最後はどこでも借り入れができなくなり、破綻するというパターンがよくあります。
このようにギャンブルが原因で、借金地獄に陥ってしまうこともあるという点も理解しておく必要があります。
ギャンブル中毒は自覚がない(洗脳のようなもの)
「ギャンブル中毒」は、ギャンブルにハマってしまい、向け出すことができない状態のことをいいます。
これと同じように、たばこを吸えばニコチン中毒になりますし、麻薬をやれば麻薬中毒となりますが、ギャンブル中毒にはこれらの中毒とは決定的に違うところがあります。
それは、「自覚がない」ということです。
ニコチンや麻薬といったものは、「体に悪い」「違法な行為」とわかっていても、体が欲すれば同じことを繰り返してしまいます。
しかし、ギャンブル中毒というのは、自分では意識していないにもかかわらず、少しでも時間が空けばパチンコ店などに行ってしまい、自分が中毒になっていることは自覚していません。
また、遊びの感覚でギャンブルをしている人もいますし、普段から多額のお金を使うことでその感覚に慣れてしまい、そもそもギャンブルをしているという意識がありません。
「自分は中毒になっていない」と思っている人が「治そう」と考えることはなく、どんどん深みにハマっていくことになってしまいます。
強い気持ちを持って辛抱強く
ギャンブル中毒を治すためには、まず自分が中毒となっているという自覚を持たなければなりません。
しかし、ただ自覚するだけでは治すことはできません。
自覚をしていても、ギャンブルができるところの近くに行けばやりたくなり、結局は自覚する前と同じ行動をしてしまうこともあります。
そのため、治療中も治療後も非常に強い気持ちが必要となりますが、辛抱強く取り組んでいくことが重要です。
自分の体のプログラムだと思おう
人には特定の状態になると、体が勝手に反応するいわゆる条件反射というプログラムが組み込まれています。
酸っぱいものを見ると唾が出る、といったような感じですね。
ギャンブル中毒もその一種だと思ってしまえばいいのです。
「ギャンブルが行われている場に近づくと、ギャンブルがしたくてしたくてたまらない気持ちになる」、そんなプログラムが自分の体の中にあるのだと。
このプログラムは全ての人の体の中に埋め込まれているわけではないため、このプログラムの所有者は時にとんでもない苦労を余儀なくされます。
しかし、プログラムと思うことでその対処法も分かりますし、「また起動し始めたよ」と軽く受け流すことも可能です。
付き合っていくのが大変なプログラムではありますが、それくらいラフに付き合ってあげることでいい結果につながることも多いでしょう。
ギャンブル依存性は病気
ギャンブルは「ギャンブル依存症」を誘発することも知っておかなくてはいけません。
ギャンブル依存症とは、その名のとおり、ギャンブルに依存体質となってしまう病気です。
この病気になってしまうと、「ギャンブルがしたくてたまらない!」、「それ以外のことが考えられない!」というように、常にギャンブルをしたい衝動にかられてしまいます。
そして次第によりハイリスクで掛け金の大きい、ギャンブルを求めるようになるのも特徴のひとつです。
このギャンブル依存症の一番怖いところは、たとえ専門医にかかって治療したとしても、完治するまでには相当な期間が必要になることです。
もちろん、短期間で一時的には抑えることは可能ですが、ちょっとしてきっかけでまた再発してしまうことが多々あるのです。
また、ギャンブル依存症は立派な精神疾患であるのですが、まだまだ日本では周囲の理解を得にくい病気でもあります。
そのため、周囲の人に「甘えるな!」などと非難されたり、白い目で見られたりというリスクも抱えています。
ギャンブルにのめり込んでしまうと、このようにギャンブル依存症になる危険性もあるのです。
ギャンブルはやめられる
ギャンブル依存性は専門医にかかっても治療が難しいです。
しかし、絶対に完治しないわけではなく、依存性であってもギャンブルをやめることはできるです。
ギャンブルをやめる方法についてはこの記事の後半でお話していきますが、依存性が完治しない病気だと言われていたとしても、ギャンブルはやめることができることを覚えておいてください。
ギャンブルやめれば貯金ができる
タバコをやめた人が、買ったつもりで貯金をする「タバコ貯金」のように、ギャンブルもやめれば貯金することができます。
これは、タバコ貯金よりももっと多くの貯金をすることができ、すぐに成果も見えてくるはずです。
同時に、「ギャンブルにこんなにもお金を使っていたのか」という思いもすることになり、それがギャンブル依存が再発しないための鎖にもなります。
ギャンブルには必ず運の要素がある
負けた人からの話を聞きにくい以上、実際のところギャンブルではどれぐらい勝てるのか、逆にどれぐらい負けてしまうのかということを正確に調べることは難しいと言えます。
というよりも「ギャンブルではどれぐらい勝てるのか負けるのか」ということを定量的に算出することは不可能だと言えるかもしれません。
なぜなら、どのようなギャンブルにも必ず運の要素が絡んでくるからです。
運という概念を定量的に表現できない以上、ギャンブルでの勝ち負けの確率を算出することはできないのです。
もちろん個人個人のこれまでの収支を計算していって回収率等を算出することはできますが、それはあくまでその人個人にしか適用できないものであり、幅広く当てはまるものではありません。
もっと言えば、その人の今までの回収率が「150%」であったとしても、その人が今後も150%の回収率を継続できるという保証はどこにもないのです。
よく「必勝法」とか見るけど…
しかし巷には「パチンコ必勝法!」や「競馬で確実に資産を増やす方法」といったような情報があふれかえっています。
ギャンブルでの勝ち負けを定量的に表現することができない以上、「必勝法」という概念は根本から成立しないような気がするのですが、実際のところこれらの必勝法とはどのようなものなのでしょうか。
筆者が過去に見たことがあり、あまりのくだらなさに呆れかえってしまったものに、競馬の必勝法があります。
その必勝法とは「単勝2倍台の馬の馬券を継続して買っていき、外れてしまった場合次に購入する金額を今まで購入した累計金額と同じにして、馬券が当たり次第辞める」というものです。
すなわち、「単勝2倍台」という比較的当たりやすい馬券をベースにして、払戻金額が今まで購入した累計金額以上になるような勝負を行い続けるということです。
なるほど確かにこれを実践していけば、馬券が当たった瞬間にトータルでのプラスが確定するわけですから、当たるまで続ければ確実に勝てるという意味では「必勝法」と言えるのかもしれません。
しかしそもそもそれはギャンブルを娯楽としてとらえた場合に面白いのか?また負け続けてしまえば購入する馬券の金額も膨大になってしまうが大丈夫なのか?など色々な疑問が湧いてきます。
巷にあふれている必勝法とは何の根拠もないでたらめなものか、上記のようなもののどちらかであると思っておくといいかもしれません。
お金を使えなくして克服
ここからは、ギャンブル依存症を克服するための方法を紹介していきます。
依存症の克服には色々な方法がありますが、ギャンブルの場合はお金が関わってくるためそのお金を使えなくするというのが、1つ有効な方法として挙げられます。
財布に多額の現金を入れない
パチンコをするためには現金が必要です。
ですから、財布に入れておくお金を必要最小限にセーブすることで、パチンコにのめり込みすぎて気づけば財布からどんどん万札が消えていく、という事態を回避することが可能です。
外出する際にお金が少ないと不安だという場合は、クレジットカードを持っておけば多少は安心です。
クレジットカードではお店での商品の購入やレストランでの支払いはできますが、パチンコの玉を買うことはできませんからね。
また、クレジットカードを使うような高額な買い物の予定がないのであれば、電子マネーにお金をチャージしておくのも有効です。
コンビニなどであれば電子マネーがあれば問題なく支払いができるでしょう。
貯まったお金はすぐ貯金箱へ
お金を手元に置きすぎないという意味では、貯まったお金をすぐに貯金箱に入れて使えなくしてしまうのも単純ではありますが効果のある方法となります。
貯金をするという意味では、銀行口座に預けてしまうのでもいいのではないかと思われるかもしれませんが、銀行口座ではキャッシュカードを使って簡単に引き出せてしまいますからね。
ですので貯金箱を使う場合には、お金を取り出すには貯金箱を壊さなければならないようなタイプのものを選ぶといいでしょう。
貯金箱を壊すという行為が、お金を使うことの抑止力になってくれるはずです。
もし仮にお金が欲しいがために貯金箱を壊してしまうようなことがあれば、それはギャンブル依存症がかなり進行していることを自ら白状するようなものです。
お金を使う予定を入れておく
最後は、そう遠くない先にお金を使う予定を入れておくことです。
予定の内容は、旅行でもちょっと高めのものを買うショッピングでも何でもOKです。
「しばらくしたらお金を使わなければならないから、もし仮に今日パチンコで負けすぎると予定がチャラになってしまう…」そう思うことで、自然とお金を使わずに済ませることができます。
この際に「いや、今日負けなければ大丈夫。勝ちさえすればいいんだ!」というような思考になってしまう場合は、もう末期と言えるでしょう。
別の楽しみを見つけて克服
パチンコにのめりすぎ込みているのであれば、何か別の楽しみを見つけてパチンコへの興味を薄れさせるということも効果的です。
他の趣味を探す
最も手っ取り早いのは、パチンコ以外の趣味を見つけるという方法です。
ショッピングでもジョギングでもツーリングでも映画鑑賞でも、何でも構いません。
複数のものへの興味を同程度のレベルで保ち続けるというのは非常に難しいので、新たに見つけた趣味にハマっていけばいくほど、パチンコへの興味は失せていくはずです。
これは、ギャンブル依存症の人をどうにか更生させてあげたいと思っている周囲の人にもできる方法です。
どれだけ言葉をかけても相手が聞く耳を持たないのであれば、何かその人が他にハマれそうなものを紹介してあげることで、間接的にパチンコへの興味を無くさせることが可能になります。
パチンコのアプリを利用する
パチンコをしている人には「賭博」という側面に強く興味を持っている人と、当たりを引いた時の派手な演出等を見たくてパチンコを打っている人の2通りの人がいます。
もしあなたが後者であり、賭博にはそこまで興味がないというのであれば、スマホでできるパチンコのアプリを利用することで問題が解決する可能性があります。
アプリとは言えども、実機と同じ様な挙動・同じような演出・同じような当たり設定になっているので、パチンコ経験者であっても十分楽しめる性能となっています。
タバコの代わりに電子タバコを吸う人のように、パチンコの代わりにパチンコアプリを利用してみるのはいかがでしょうか。
レートを下げて打ってみる
しかし突然パチンコの代わりに別の趣味を探そうと言っても、パチンコに対する興味が強い限りはなかなかうまくいかないでしょう。
そこでオススメなのが、レートを下げてパチンコを打つという方法です。
パチンコは、その高い射幸性ゆえに人々をひきつけているわけですから、レートを下げることで結果的に射幸性も低くなり、パチンコに対する興味が多少なりとも薄れていくかもしれません。
ただし、レートを下げるという手段はあくまで補助的な手段に過ぎないので、レートを下げたことで満足していてはいけません。
レートを下げてパチンコへの熱を引かせたところで、別の趣味を探すなどの行動に素早く映る必要があります。
抑止力を利用して克服
自分の力だけではどうにでもならないのであれば、他人やモノの力を借りて克服するという方法を試してみましょう。
近しい人に宣言する
恋人や家族、仲のいい友人などに「自分は今日からパチンコをしない!」と宣言することは一定の効果があります。
もちろん宣言したからといって、今までパチンコ三昧だった人がその日からピタッとパチンコをやめるなどということは不可能です。
しかし、いざパチンコに行こうと考えた際には「でも〇〇に対して宣言したしなぁ…」という考えが頭の中をよぎるはずなのです。
最初のうちは欲求に負けてしまってパチンコに行ってしまうかもしれませんが、約束をした相手と会ったり話をしたりしているうちに、「宣言」のことがまた頭の中に蘇ってくるでしょう。
こうしたことを何度も繰り返しているうちに、段々と宣言通りの行動ができるようになっていくはずです。
この宣言は、日頃からよく顔を合わせる相手に対して行ったほうが効果が大きいので、「あなたにとって重要な人である」ということと「会う頻度が高い」という2つの条件を満たす相手に対して行うといいでしょう。
パチンコの収支表をつけてみる
ごまかしようのない収支表の数字を自分自身で確認することも、抑止力となり得ます。
依存症の人の中には、今まで全く収支のことなど気にしていなかったけれど周囲の勧めで収支表を付けてみて、どれだけ自分がお金を無駄にしているかということを自覚した途端に、パチンコからきれいに足を洗ったという人もいます。
この方法が効果があるかどうかはその人次第なので、実際に行ってみても意味がなかったという可能性もありますが、ひとまず試してみるといいでしょう。
かなりの金額の負けがかさんでいるという収支表を前にして、「じゃぁ今からそれ以上勝てばいいんだな」という考えに至る人はかなり末期の依存症であるという自覚を持たなければなりません。
ギャンブル依存症だと自覚して克服
ここまでの方法はいわば対症療法でしたが、より根本的に解決するためには自身がギャンブル依存症であるということを自覚した上で、原因を根治する必要があります。
ギャンブル依存症について調べてみる
自分がギャンブル依存症であるということを自覚するためには、そもそもギャンブル依存症というのがどのような病気でどのような症状なのかということを知る必要があります。
ギャンブル依存症について書かれた書籍やネットの情報を見て・読んで学んでもいいですし、ギャンブル依存症について学ぶための集会に参加してみてもいいでしょう。
そこで紹介や説明されている内容が自分に当てはまるようであれば、潔く「自分はギャンブル依存症なんだ」と受け入れる姿勢が必要です。
自分がギャンブル依存症であることを認めるのにはなかなか勇気が必要かもしれません。
しかし、しっかりと自覚すること無しにギャンブル依存症を根治することは非常に難しいのです。
将来のことも真剣に考えて、前向きな姿勢でギャンブル依存症であることを認めるようにしましょう。
治療を受けたりセミナーに参加
いざギャンブル依存症であることを認めた後は、治療を受けるなどしていくことになりますが、他の一般的な病気と同じ様に、ギャンブル依存症もその程度によって対処方法が異なりますし、担当する医師によっても方針が異なります。
診てもらう先生をすぐに決める必要はありません。
色々な医者の話を聞いたりセミナーに参加したりして、自分が納得できる方針での治療を選ぶようにしましょう。
ギャンブル依存症の人や、ギャンブル依存症の人の治療を支援している人たちだけで開かれる集会などもありますので、そういった集会に参加してギャンブル依存症を克服した人たちの話を聞くのも参考になると思いますよ。
生活習慣を改善する
パチンコ・スロット依存症になっている人はセロトニンという脳内物質が不足ししている傾向があると言われています。
このセロトニンはうつ病回復や依存症脱却に強い相互関係があるとされています。
逆に、このセロトニンが不足すると不眠症や情緒不安定を引き起こすとされています。
パチンコ・スロット依存症の人はセロトニンが不足しているので精神的に弱っていることがしばしばあります。
こうした弱った状態ですと、パチンコ・スロットの魅力になかなか抗うことができません。
またセロトニンが少ない人は快楽に依存しやすので、パチンコ・スロット依存症になるリスクが高いものになっています。
以上から、パチンコ・スロット依存症の人はセロトニンが不足していることが多いとされています。
つまり、パチンコ・スロット依存症は医学的にセロトニンが不足している病気の症状なのです。
そこで、パチンコ・スロット依存症から回復するにはセロトニンを増やすことが重要となってきます。
このセロトニンを増やす一番簡単な方法は生活習慣を改善することだと言われています。
とても簡単な心がけ1つで生活習慣は改善していきますので、まずはこれから説明する方法で生活習慣の改善に努めてみるようにしてくだい。
日光を浴びる
セロトニンを生成するには十分日光に浴びることが必要とされています。
重度のパチンコ・スロット依存症の人の中には夜勤業務についている人が多かったりします。
こうした勤務形態のためセロトニンが十分に生成されず、依存症になってしまっていることがあります。
ですから勤務形態を変えることは難しいでしょうが、なるべく日光に当たるように気をつけましょう。
これをするだけでも、ましになることがあります。
運動をする
運動をすることでセロトニンが分泌されます。
ですからパチンコ・スロット依存症から回復するには運動も重要となってきます。
パチンコ・スロット依存症の人には仕事以外の時間はパチンコやスロットをするか寝ているだけという生活を送っている人は少なくありません。
そうした生活を送っいていると、セロトニンが生成される機会が少なくなってしまうのは当然です。
まずは一日20分のジョキングからでもいいので、毎日運動をするように心がけるようにしましょう。
また運動をすることでセロトニン不足が解消されるだけでなく、生活習慣病の防止になるなど一石二鳥です。
食事を見直す
ついつい手軽だからということでジャンクフードばかり食べているようでしたら見直すことが必要でしょう。
ジャンクフードではセロトニンをつくるために必要な栄養素を摂取するのは難しいです。
大豆や乳製品、動物の肝臓や麦などを原料とするパスタなどの食品はセロトニンをつくるために必要な栄養素が豊富に含まれています。
なので、このような食品を意識して摂るように気をつけてみてはどうでしょうか。
また、食事を摂る際によく噛むことも重要になってきます。
よく噛んで食べることは消化を促進して健康にいいだけでなく、セロトニンを放出する神経に刺激を与えます。
つまり、よく噛むことでセロトニンが分泌されます。
ですからよく噛んで食事をしましょう。
つまり、外に出て、体を動かし、健康的な食生活を送っていれば、自然とパチンコ・スロット依存症の原因であるセロトニンの不足を補うことができるのです。
パチンコ・スロット店に近づかない
昨日、禁パチを誓ったのについついパチンコ屋に行ってしまった!という人もいるかもしれません。
禁パチを本気で成功させたいのでしたら、パチンコ店から遠ざかる必要があります。
やめたいと思っていても、パチンコ屋が目についてしまうと足が向いてしまうことがあります。
ですから、こうしたパチンコ店の誘惑を断つためにはパチンコ店に近づかないことが一番です。
ですから禁パチを誓った始めの数ヶ月は、パチンコ店を目に入れないように徹底的に気をつけましょう。
もし通勤経路にパチンコ店があるのでしたら、道順を変えるなどしてとにかくパチンコ店を視界からシャットアウトしましょう。
なにかストレスを受けている状態で、パチンコ店を見てしまえば、そのままパチンコ店の駐車場に向けてハンドルを握っていたということがありえます。
ですから、こうした事態をさけりためにも徹底的にパチンコ店を視界から排除するように努めましょう。
パチンコ・スロットの情報を遮断する
パチンコをやめようと思い、店舗に行かなくなってもパチンコの誘惑は続きます。
それは広告やcmといった情報です。
せっかくパチンコ屋に行かなくなって、禁パチに成功しつつあったのにこうした情報を見てしまうと今までの努力が無駄になる危険性が大です。
パチンコの情報を見てしまうと、楽しそうに思えたり一回くらいは大丈夫だろうという気持ちになってしまいます。
そしてパチンコ屋に行き、依存症が再発してしまうことが十分に考えられます。
ですから、パチンコの広告やcmを見ないように気を付けましょう。
携帯にパチンコ情報アプリが入っている場合には、そのアプリも消してしまうようにしましょう。
パチンコ広告を見ない方法
しかし、タダ気をつけろと言っても難しいですよね。
そこでパチンコ広告を見ないで済む防衛手法も紹介します。
すべきことは、パチンコ店のメルマガを登録しているのでしたらその解約。
また家のポストにはパチンコ店のチラシが投函されることもあります。
パチ屋のチラシを絶対に見たくないのでしたら、配達されたチラシそのものを見ないようにしましょう。
そうすればチラシ目にしなくてすみます。
またコンビニもなるべく行かないようにしましょう。
コンビニの雑誌コーナーにはパチンコ雑誌がほぼおいてあります。
ですからパチンコ情報を遮断するためにもコンビニに行くことを控えるのもいいでしょう。
インターネットでパチンコ関連の情報を検索すると、自然とスマホのターゲット広告にはパチンコ広告が表示されます。
しかも、自分の家の近くのパチンコ店の広告です。
このため、インターネットでパチンコ関連の情報は絶対に調べないことを徹底することも大切です。
人間関係を見直す
禁パチをする際に気をつけるべきこととして、人間関係もあげられます。
パチンコ好きの友人や知り合いが近くにいると嫌でもいくら勝ったとか、どの台が面白いという話を耳にしてしまいます。
そういった話を聞いてしまうと、ついついパチ屋に行ってしまうことことが多いです。
ですからパチンコ好きの友人や知り合いから距離を置くことが重要になってきます。
またそうした人からパチンコの情報を聞いてしまっても無視して聞き流すか、ギャンブルは勝てないものだと一歩引いて考えるようにしましょう。
むしろ「自分は禁パチしている!」と宣言してしまうことも大切です。
そうすることで、パチンコの話を聞いても上手く対応できるようになります。
パチンコ・スロット依存症であることを認める
パチンコ・スロットをやめたいのにやめれないという人は沢山いるでしょう。
そうした人がパチンコ・スロット依存症から回復するには、自身がパチンコ・スロット依存症だと心から認める必要があります。
何となくパチンコ・スロットをやめたいとか、曖昧な気持ちで禁パチを誓っても失敗することが目に見えています。
こうした緩い気持ちで禁パチをしても、ちょっとくらいパチンコ・スロットをしてもいいかという甘い気持ちが出てきます。
ですから禁パチを絶対に成功させるとか、借金を重ねてまでパチンコ・スロットをする自分はヤバイということを心底認めなくてはいけません。
そうして自身がパチンコ・スロット依存症だと認めることができれば、甘い気持ちが出てくることは滅多にありません。
ですから、まずは自身が依存症でヤバイ状況にあるということを認めてはどうでしょうか。
実際にパチンコ・スロット依存症は脳の病気です。
「ミスが増えて仕事の効率が下がる」「ついつい現実から逃げてしまう」「ギャンブルをしないと不安になり体が震える 」「ギャンブルをすると落ち着く 」などの症状があればそれはパチンコ・スロット依存症の疑いがあります。
がんなどの病気のように明確な基準はありませんので、「自分はパチンコ・スロット依存症の症状があるかもしれない」と思ったら、早めに医療機関に行って、精神科医の診断を受けたほうがよいでしょう。
医師から「パチンコ・スロット依存症です」と診断されてば、自覚が芽生え、パチンコ・スロット依存症を克服するという意識が強くなるものです。
パチンコ・スロット依存症の原因
パチンコ・スロット依存症やギャンブル依存症患者は抑圧された感情をうまく吐き出せず、パチンコなどのギャンブルで発散しているケースが多いと言われています。
仕事や家庭や恋愛でのストレス発散のためにパチンコなどのギャンブルにハマっていくのです。
最初は、ただの遊びのつもりでパチンコやスロット遊技に手を出したとしても、次第にパチンコ・スロットなしでは満足感を得られない精神障害の状態になると研究されています。
そのため、最初に「むしゃくしゃする」となった時には、パチンコ・スロットではなく運動するなど他の方法でストレスを発散することを心がけるべきなのです。
内観療法を行う
内観療法を試してみるのもいいいかもしれません。
内観療法とはどういったものかといいますと、自分の過去の経験を再確認し客観的な立場で見直す事をいいます。
パチンコ依存症の根本には精神的に不安定なことがあるといわれています。
そして内観療法は精神の不安定を改善する効果があるとされています。
なので結果としてパチンコ依存症の回復にも期待できるわけです。
早速ですが、内観療法のやり方も説明していこうと思います。
内観療法のやり方
基本的な治療方法としては母親、父親、兄弟や配偶者といった自分の人生に強く関わってきた人を思い浮かべます。
そして、それぞれの人に対して次の事について具体的な事実を過去から現在に至るまで調べ上げます。
1 その人にしてもらったこと
生まれてきてから、その人にどれだけ世話になったのかを思い出します。
例えば母親の場合でしたら、お弁当を作ってもらったとか、洗濯をしてもらったなどです。
どんな些細なことでも、冷静に振り返ってみるとその人にしてもらったということが多々あることに気づくでしょう。
2 その人に対して自分がしたこと
次に、自分はお世話になったその人に何かお返しをしてきたのかを考えましょう。
毎日食事を作ってくれたり、学費やお小遣いをくれたのに自分は何かお返しをしたのかをよく考えてみましょう。
してもらったことに対して、自分は何をしたのだろうかということを考えていきます。
3 その人に心配や迷惑をかけたこと
殆どの人は今まで生きてきた中で多くの人に迷惑をかけてきたはずです。
しかし、自分が迷惑をかけてきた事を覚えている人は滅多にいません。
そこでお世話になってきたのに関わらず自己中心的な態度や行為をとっていなかったのかなどを確認してみましょう。
相手に対して自分がしてきた行為を、相手の立場に断って考えてみてください。
以上のことを詳しく思い出していくと、様々な発見があるはずです。
そして、精神的に余裕をもてる様になるはずです。
現在の自分も見つめ直す
また過去の自分を見つめ直したら、現在の自分のことを見つめ直してみましょう。
今日あった出来事の内、先ほど上げた3つの問を考えてみます。
出来事に対して第三者の立場で考えたり、相手の立場にたったりして今日あった出来事を振り返ってみます。
今日一日の心の変化を以上のように振り返ってみましょう。
そうすれば客観的に自分が置かれた状態を冷静に考えることができるようになります。
そうなれば、パチンコ依存症からの回復を心から決意できるようになるはずです。
借金してパチンコ… 抜け出すためには
最後に、パチンコで金策に走るような人がパチンコを辞める方法についても、お伝えしておきたいと思います。
余分なお金・カードは持たない
給料を手にしたらすぐにパチンコ店に行ってしまう…。
さらには、パチンコで負けたらすぐにお金を引き出したり、キャッシングをしたり…という方は、素直に家族に相談しましょう。
そして、お金の管理を家族にしてもらい、お金を引き出す可能性のあるキャッシュカードやクレジットカード、カードローンのカードなども全て家族に預けるようにして下さい。
どうしてもパチンコをやめたいなら、それくらいの覚悟を家族に見せる事と、お金を手に入れる環境を排除する事で、自分を律する必要があるのかもしれません。
余分な時間を作らない
パチンコ依存症の人は、いくら「パチンコをやめたい!」と強く思って、しばらくやめたとしても、自由な時間があると、ついつい昔勝った快感が忘れられず、「1万円くらいならいいか…」という感じで、ホールに足を運んでしまいます。
したがって、そのような意思の弱い人は、とにかく暇な時間を作らないようにする事が大切です。
「とにかく仕事の時間を増やす」「副業をする」「ジムに通う」など、パチンコの事を考える時間がないくらいに、用事を詰め込んでみてください。
そのうちにパチンコに行きたい衝動もなくなるはずです。
パチンコ・スロットで出来た借金を解決するためには
パチンコ、カジノ、スロット、クレジットカード地獄など借金を作ってしまう理由は様々です。
その中で、日本人が最も陥りやすい借金がパチンコではないでしょうか?
パチンコで作った借金は精算することができます。
まずは、パチンコなどで作った借金を解決する方法をご紹介していきたいと思います。
カードローン
個人から借入して返済できない場合は、「カードローン」を検討するのも良いでしょう。
ただし、月々の返済額や利息は必ず確認しておきましょう。
おまとめローン
複数の業者から借り入れしており、返済できない場合は他社で「おまとめローン」を検討しましょう。
おまとめ先に選ぶのは今よりも低金利かつ、月々の返済額が減ることが重要です。
両親
両親に相談して立替えてもらうという手もあります。
ギャンブルのせいで借金をしてしまい返せないなんて、恥ずかしいとは思いますが、正直に事情を話してみましょう。
借金の解決方法
借金の解決方法は様々です。
「法的な手段によって整理する」「保証人に立て替えてもらう」「家族からお金を借りる」などの方法がありますが、自分がギャンブルなどで作った借金であるならば、家族や他人に迷惑をかけずに自分で解決する方法を検討しましょう。
それが債務整理です。
では、ギャンブルが原因でも債務整理はできるのでしょうか?
ギャンブルが原因の借金で出来る債務整理
パチンコ、競馬、競艇、カジノなどのギャンブルで作った借金でも債務整理はできる可能性があります。
弁護士などの専門家に代理人になってもらい、債権者と話し合って借金の減額や、返済計画の見直しをしてもらう「任意整理」という方法や、借金を5分の1程度に減額して原則3年以内に返済していく「個人再生」、借金も資産もリセットする「自己破産」などの方法があります。
任意整理は債権者に、個人再生と自己破産は裁判所に認めてもらわなければ実行することはできませんし、借金を作った原因がギャンブルであれば認めてもらえない可能性も考えられます。
債務整理に強い弁護士などに手続きをしてもらったほうが成功する可能性は高いので、まずは債務整理に強い弁護士事務所を弁護士会などに紹介してもらい、債務整理の相談をしてみましょう。
自己破産はできる?
自己破産をすると、ふつうであれば借金をなくすことができます。
自己破産は原則として所有している財産を処分して、借金の返済に充てなければなりません。
ただし、100万円未満の現金や20万円未満の預貯金の他に、生活に必要な家電なども残すことができます。
自己破産をすると何も手元に残らないと不安に感じる人もいますが、最低限度の生活を送ることが可能でしょう。
しかし、ギャンブルや投資によって作った借金は、自己破産でなくすことはできません。
したがって、借りたお金でギャンブルや投資で一獲千金を目指し、失敗したら自己破産するなどと安易に考えないようにしましょう。
任意整理はできる?
ギャンブルや投資の借金であっても、任意整理を利用することで返済金額を減額することができます。
任意整理とは、裁判所を間に挟まずに、お金を借りている金融機関と交渉して金利をなくす方法です。
金融機関との交渉は、基本的に弁護士が行ってくれるため、法律などの知識は必要ありませんし、仕事を休まなくても大丈夫です。
しかし、金利はなくなりますが、借金の返済を行う必要はあります。
また、任意整理は自己破産同様に弁護士へ依頼することになるため、所定の費用が必要になります。
借金の返済に苦しんでいるのに、弁護士にお金を支払うほど、金銭的な余裕はないと不安になる人もいるでしょう。
その場合は、法テラスを利用したり、弁護士事務所相談をしたりして、借金の返済が済んだ後に依頼料を分割で支払うことができます。
借金の自力返済は可能?
任意整理を利用したことは信用情報に登録され、いわゆるブラックリストに登録された状態になります。
この状態では新規でローンを契約したり、クレジットカードを作ったりすることができません。
5年間はブラックリストに登録されたままで、不便な生活を送らなければなりません。
自力返済ができれば、カードローンなどを継続して利用できます。
パチンコ店に通っていた時間をアルバイトする時間に変えることで、副収入を得ることができます。
体力的な負担は大きいですが、自力返済できたときのメリットは大きいでしょう。
また、自力返済を目指す場合は、金利の安いカードローンに借り換えや、複数の借入をまとめるなどを検討しましょう。
毎月の返済金額や総返済額を少なくできる可能性があります。
ただし、前提条件としてはギャンブルや、投機行為をやめることが必要になります。
依存症になっており場合は、専門の医師に相談をしながら治療が必要になります。
まずは、しっかりと自分の生活を見定めて、様々な手段を使って破滅の道から抜け出すようにしてください。
まとめ
以上、お金が無い時にパチンコで増やすという考え方がどれだけ無謀かということについての説明でした。
娯楽と割り切って楽しむ分にはパチンコは適度な暇つぶしにもなりますし、当たりを引いた時の高揚感も非常に忘れがたいものでしょう。
しかし、「パチンコでお金を稼ぐ」という意識を持ち始めてしまうと、もう泥沼に片足を突っ込んでいるようなものです。
適度な距離感を保ちながら付き合うことが重要ですよ。