千葉銀行のキャッシュカードの種類と使い方
千葉銀行のキャッシュカードの基本的な使い方と手数料、カードローン一体型などの多機能カードの種類と使い方をまとめました。
記事の目次
千葉銀行とは
千葉銀行は横浜銀行に次ぐ第2位の地方銀行で、貸出金残高は9兆3,053億円、預金残高は11兆5,657億円におよびます。
店舗数は千葉県を中心に国内に184店舗、海外に6店舗があり、従業員数は約4,400人です。
千葉銀行のキャッシュカードの作り方
千葉銀行のキャッシュカードは、支店窓口かインターネットで口座の開設を申し込むと発行されます。
窓口での申し込み
窓口での申し込みには、次の2つが必要です。
- 本人確認証(運転免許証、マイナンバーカードなど写真付きの身分証遺書)
- 印鑑
千葉銀行の各支店にはキャッシュカード発行機が備えられているので、通帳と同時に窓口でキャッシュカードが即日発行されます。(一部の支店では即日発行できません)
ただし、即日発行されるのは磁気テープカードで、ICキャッシュカードを希望する場合は後日自宅に郵送されます。
インターネットでの申し込み
インターネットでの申し込みは口座の支店名が「インターネット支店」になります。
パソコンまたはスマホでインターネット支店のサイトから申し込むと1~2週間で通帳とキャッシュカードが郵送されます。
本人確認証はスマホなどで撮影してアップロードします。
郵送での申し込み
郵送での申し込みは、まずホームページの手続きフォームに必要事項を記入して送信すると申込用紙が郵送されます。
申し込み用紙に必要事項を記入し、本人確認書のコピーを同封して送ると、1~2週間で通帳とキャッシュカードが自宅に郵送されます。(窓口で申し込む方が早くて簡単ですね)
口座は何歳から開設できるの?
口座は15歳から本人が申し込むことができます。
15歳未満は親が申し込む必要があります。
【口座開設などの問い合わせ先】
- ちばぎんテレフォンバンキングセンター 0120-86-7889
携帯・PHSからもかけられます。(通話料無料) - 受付時間 平日9:00-21:00
千葉銀のキャッシュカードが使えるATM
引出しと残高照会はどのATMでもでき、振込みも多くのATMからできますが、預け入れできるATMは限られています。
千葉銀行のATMは21:00~翌8:00までは利用休止時間帯で、この時間帯はコンビニATMが便利です。
ATM手数料
引出し、預け入れ、振込みに必要なATM手数料は下記のとおりです。(振込みには別途振込み手数料がかかります)
ATMの種類 | 平日8:45~18:00 | 時間外、 土・日・祝日 |
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千葉銀行ATM | 無 料 | 108円(預入れは無料) |
7つの提携金融機関ATM※ | 無 料 | 108円 |
その他のATM | 108円 | 216円 |
※提携金融機関: 横浜銀行・常陽銀行・筑波銀行・武蔵野銀行・山梨中央銀行・東邦銀行・東京都民銀行
入金できるATM
千葉銀行のキャッシュカードで預け入れ(入金)できるATMは次の4つです。
- 静岡銀行ATM
- セブン銀行ATM(セブンイレブン)
- ローソンATM
- イーネットATM(ファミリーマート、サークルKサンクスなど)
入金できる時間帯は次のとおりです。
- 千葉銀行ATM 8:00~21:00
- コンビニATM 24時間 (日曜日の21:00~翌月曜日8:00は休止)
振込みはしずぎんATMかセブン銀行ATMが有利
千葉銀行のキャッシュカードで都市銀行、地方銀行、コンビニなどのATMから振込みできます。
振込みの際のATM利用料金が安いのは次の2つです。
静岡銀行ATM |
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---|---|
セブン銀行ATM |
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上記以外のATMでは106円または216円のATM利用料金がかかります。
振込みにはATM利用料金のほかに振込み手数料がかかります。
千葉銀行の振込み手数料
振込み手数料は、振込み方法、金額、振込み先によって違います。
ATMを利用したときは振込み手数料のほかにATM利用料金がかかる場合があります。
【千葉銀行の振込み手数料】
振込み方法 | 金 額 | 同一支店あて | 他の支店あて | 他行あて |
---|---|---|---|---|
窓 口 | 3万円未満 | 324円 | 324円 | 540円 |
3万円以上 | 540円 | 540円 | 864円 | |
ATM | 3万円未満 | 無 料 | 108円 | 432円 |
3万円以上 | 無 料 | 216円 | 648円 | |
インターネット モバイル 電話(自動音声)※ | 3万円未満 | 無 料 | 無 料 | 216円 |
3万円以上 | 無 料 | 無 料 | 432円 |
※ちばぎんテレフォンバンキングセンター 0120-86-7889 または043-300-3270
店舗移転があった次の支店間の振込み手数料は同一店内あつかいになります。
「鴨川支店⇔天津支店」、「富津支店⇔大佐和支店」、「中央支店⇔京成駅前支店」、「松ヶ丘支店⇔大宮台支店」
下記の提携銀行への振込み手数料は、3万円以下が108円、3万円以上が216円と割安です。
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キャッシュカードの1日の利用限度
キャッシュカードの1日の利用限度額はカードの種類によって違います。
カードの種類 | 引出し | 振込み |
---|---|---|
磁気テープカード | 50万円 | 200万円 |
ICチップカード | 100万円 | 200万円 |
生体認証カード | 300万円 | 1,000万円 |
セキュリティを高めたいときは、生体認証カード以外は利用限度額をATMで自由に引き下げることができます。
千葉銀行は利用限度額を上げる個別設定はできません。
千葉銀行のキャッシュカードの再発行
キャッシュカードを破損あるいは紛失したときは、窓口で手続きして再発行してもらいます。
手続きに必要なものは、本人確認書類、通帳、印鑑、再発行手数料(1,080円)です。
カードは手続き後に即時発行されますが、カード発行機がない一部の支店では郵送になります。
キャッシュカードを紛失したとき
キャッシュカードを紛失したときは、再発行の前にすぐに本支店に電話して使用停止措置をしてください。
営業時間外は24時間対応の「自動機サービスセンター」に電話します。
- 自動機サービスセンター : 0570-000-543 または 03-6863-8470
カードローン一体型キャッシュカード
千葉銀行にはキャッシュカードと一体になったカードローンがあります。
カードローンには次の2つのタイプがあります。
フリーローン クイックパワー | 貸出枠500万円まで | 金利 年4.3%から年14.8% |
---|---|---|
ちばぎんカードローン | 貸出枠10万円~ 800万円 | 金利 年1.4%から年14.8% |
2つのローンの内容に大きな違いはありませんが、フリーローンクイックパワーは最短で即日融資が可能です。
ローンの返済は口座から毎月決まった額が引き落とされますが、もちろんそれ以上の返済も可能です。
申し込みはwebが便利ですが、電話や郵送でもできます。(問い合わせ 0120-68-7878)
申し込みできるのは千葉全域、東京全域、埼玉全域、茨城全域、神奈川(※一部地域を除く)で、20歳以上65歳未満ならパート・アルバイトでも申し込みできますが、年金収入だけの人は申し込みできません。
融資決定までには審査があり、収入や現在の借入状況によって可否や融資枠が決められます。
千葉銀のクレカ一体型キャッシュカード
千葉銀行にはキャッシュカードとクレジットカードが一体になった「ちばぎんスーパーカード」があります。
【ちばぎんスーパーカード】
カードブランド | JCBまたはDC |
---|---|
国際ブランド | JCB、DC Visa、DC Mastercard |
対象年齢 | 18歳以上(キャッシングは20歳以上) |
年会費 | 1,350円(初年度無料) 2年目以降も携帯電話料金の引き落としなどで無料に |
利用限度額 |
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キャッシュカードと一体になった千葉銀スーパーカードの申し込みは、窓口またはメールオーダーサービスから行ないます。
インターネットで申し込みが完了するのはクレジットカード単体型だけです。
申し込み後に審査が通れば2週間ほどでカードが自宅に郵送されます。
千葉銀行のデビットカード
千葉銀行はキャッシュカードとJCBデビットが1枚のカードになった「ちばぎんスーパーカード<デビット>」を発行しています。(JCBデビット単体のカードもあります)
デビットとは、ショップや飲食店で現金の代わりに決済できるカードで、クレジットカードとは違い即時に口座から代金が引き落とされます。
ちばぎんスーパーカード<デビット>を持つのに審査はありませんが、年会費1,350円(初年度無料)がかかります。
ただし、年間12万円以上の利用か携帯電話料金の支払いに利用すると、翌年以降も年会費が無料になります。
千葉銀のキャッシュカード番号の見方
千葉銀行のキャッシュカードには、次のようなカード番号が刻印されています。
(例)123 1234567 1234
最初の3桁の数字は支店番号、まん中の7桁の数字は口座番号、最後の4桁の数字は発行番号です。
発行番号はインターネットバンキングのときに入力が必要になる場合がありますが、それ以外には利用者にあまり関係がない番号です。
まとめ
静岡銀行のキャッシュカードの手数料が安くなるATMと時間帯を覚えておくと、引き出しや振込みのコストが安くなります。
カードローン、クレジットカード、デビットカードと一体になったキャッシュカードもあるので上手に利用しましょう。