お金に困ったときは「お金がない馬」

4人家族の生活費が赤字ならシュミレーションしてみよう! 

節約を始めるのであれば、まず、自分の家族の生活費はいったいどれくらいかかっているのかを把握し、一般的な平均と比べてみるとよいでしょう。

今回は、4人家族の生活費に注目して、理想の家計バランスをもとにシミュレーションし、節約のコツについて解説していきたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ

この記事は、次のような人にピッタリの内容になっています。

  • 4人家族の平均的な生活費が知りたい人
  • 子供がいる家庭の理想の家計バランスが気になる人
  • 赤字生活から脱却する方法を知りたい人

4人家族の生活費の平均額

まずは、4人家族の生活費における支出の平均金額を見ていきましょう。

費用の内訳も紹介していきます。

ちなみに、日本における平均的な世帯収入は年間約560万円と言われています。

ただし、飽くまでも世帯収入ですので、夫もしくは妻の一馬力の収入の場合や雇用形態、年齢によって差が生じます。

なお、一般的な会社員(正社員・正職員)の場合、厚生労働省の調査結果では、以下のような統計結果が出ていますので、参考にして下さい。

男性351.1千円
女性265.3千円

『平成30年賃金構造基本統計調査』より

政府統計局による4人家族の生活費

4人家族の生活費の平均というのは、一般的にはどれくらいかかっているものなのでしょうか。

政府統計局の2018年6月の家計調査の結果を見てみましょう 。

消費支出291,320円
~以下内訳~
食料79,108円
住居13,678円
光熱・水道20,462円
家具・家事用品10,749円
被服及び履物12,287円
保健医療11,236円
交通4,689円
自動車関連22,738円
通信15,364円
教育21,485円
教養・娯楽27,178円
諸雑費23,050円
おこづかい12,125円
交際費13,666円
仕送り金3,506円

この調査では住居費が0円の世帯も含む平均になっていますので、住居費の平均値は一般的な数字とは乖離があります。

しかし、政府統計局の家計調査による平均を見てみると、4人家族の生活費は、思った以上にかかっている印象を受けるのではないでしょうか。

なお、今回紹介した家計調査結果は総務省統計局のホームページから閲覧可能です。

自身の月平均支出と見比べることで、家計管理の役に立つ可能性がありますので、参考にみてみるのもおすすめです。

理想の家計バランスでシミュレーション

お金のプロである多くのフィナンシャルプランナーが、理想の家計バランスを示しています。

フィナンシャルプランナーの考え方によって、貯蓄額や保険料、おこづかいなどの設定金額にバラつきが見られるものの、だいたい似たような割合を示しています。

同じ4人家族でも、住居費や自動車関連費の有無、子供の年齢などによって、家計バランスは少しずつ異なります。

子供が小学生以下なのか高校生なのか、世帯構成が異なれば家計支出が異なるのは当然ですよね。

ここでは、家賃や住宅ローンを支払っていて自動車を保有している4人家族の理想の家計バランスを見ていきたいと思います。

小学生以下の子供がいる世帯と中学生以上の子供がいる世帯、高校生以上の子供がいる世帯とで、分けて見ていきましょう。

世帯別に紹介していきますので、自分にあてはまる家族構成をみて参考にして下さい。

理想の家計バランスを参考に、1か月あたりの手取り収入を100%として、手取り収入に以下の割合をかけて予算を計算してみましょう。

小学生以下の子供がいる世帯

子供が大きくなると、どうしてもお金がかかってきますから、小さいうちに貯蓄に回すお金を多くしておきたいですね。

住居費24%
水道光熱費6%
通信費5%
保険料6%
食費15%
日用品費2%
被服費3%
教育費10%
娯楽費2%
交際費2%
おこづかい8%
自動車関連5%
その他2%
貯蓄10%

中学生以上の子供がいる世帯

中学生以上の子供がいる世帯では、通信費や教育費が増えてしまいますので、貯蓄に回せるお金が減ってきます。

住居費24%
水道光熱費6%
通信費6%
保険料6%
食費15%
日用品費2%
被服費3%
教育費12%
娯楽費2%
交際費2%
おこづかい8%
自動車関連5%
その他2%
貯蓄7%

高校生以上の子供がいる世帯

高校生以上の子供がいる世帯は中学生以上の子供がいる世帯と数値自体は大きく異なりません。

世帯によっては子供のおこづかいを上げる人もいますが、子ども自身がバイトを始めることでおこづかい制がなくなる人も多いようです。

住居費25%
水道光熱費6%
通信費6%
保険料8%
食費15%
日用品費2%
被服費3%
教育費12%
娯楽費2%
交際費2%
おこづかい8%
自動車関連5%
その他2%
貯蓄8%

生活費を見直した結果、赤字になっていることが分かった人のために、節約のコツと生活費を20万円以内に抑えるための方法を具体的に解説します。

うまく家計をやり繰りできずに困っている人はチェックしてみましょう。

生活費が赤字になるのはなぜ?

理想の家計バランスをもとにシミュレーションしてみてどうでしたか?

もし、生活費が赤字になってしまっているのだとしたら、まず、この家計バランスが崩れてしまっていることが考えられます。

家計でいったい何に使い過ぎているのか、シミュレーションしてみると一目瞭然ですよね。

理想の家計バランスを参考に、自身の家計における1か月の予算を見直してみましょう。

生活費が赤字になる原因の多くは、実際の収入に対して生活水準が高過ぎることにあります。

月々の生活費は赤字になるのが当たり前になってしまい、ボーナスで補填をしている家計は、生活費が継続して赤字になるケースが多いですね。

家計費には光熱費などの固定費と食費などの変動費がありますので、それぞれの節約方法について説明します。

通信費や保険料の見直しで家計にゆとりを!

固定費用は、通信費や保険料などの見直しで抑えられる可能性が高くなります。

特に通信費ですが、今はスマホが普及して、家族みんなが利用しているという世帯もあります。

スマホの料金プランによっては、利用料金が高額になってしまう可能性があります。

まずは、家族のスマホ料金として毎月どれくらいかかっているか確認してみましょう。

格安SIMの利用や各キャリアで家族割などのサービスを行っている所が多いので、手軽にスマホ代金を減らせるため、見積もりを出してもらい見直してみましょう。

今は子供もひとり1台携帯電話を持つ時代ですので、通信費を見直すだけでも支出を抑えられます。

また、保険料に関しては加入している保険の内容や、保険会社の見直しをすることで支出を抑えられます。

子供の将来を考えて、学資保険に加入している家庭もあるのではないでしょうか。

しかし、万が一親になにかあったとき、学資保険だけでは足りない可能性もあります。

そんなときの保障のために生命保険に加入している人もいるでしょう。

もちろん生命保険は万が一のために加入しておくことはいいことです。

ただし、保障が厚ければ保険料は高くなりますし、特約をたくさんつければますます支払う保険料も増え、日々の家計を圧迫してしまう可能性もあります。

将来のためとはいえ、日々の家計を圧迫してしまってはゆとりのある生活は望めません。

生命保険が高くて、生活が厳しいという場合は、定期保険への変更も検討しましょう。

定期保険は掛け捨てですが、保障はきちんとしていますし、保険料も安くなります。

子供が進学するまでなど時期を決めて加入し、自身のライフプランをよく考えて、保険を見直してみましょう。

また、通販型保険などを利用することで、保険料を抑えられる場合もあります。

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光熱費は支払い方法でお得になるかも

固定費用には、毎月かかる光熱費もあります。

光熱費などの支払い方法を工夫することで、少しお得にできる方法を紹介します。

方法は単純ですが、支払い方法を現金ではなくクレジットカードにすることです。

クレジットカードを利用することで、毎月ポイントを貯められるので、普通に支払うよりお得になります。

カード会社によっては、生活用品などをポイントで交換できますので、多少支出を減らせるでしょう。

注意点ですが、クレジットカードを頻繁に使用するのは、生活費が赤字になってしまう人の特徴のひとつになります。

クレジットカードを利用するときは、光熱費の支払いのみにするなど、ルールを決めて使用するようにしましょう。

また、今は電力会社も選べる時代です。

安くなるだけでなくポイントが付くものや、スマホの電気料金とまとめることでお得になる電気料金プランを展開している会社もありますので、色々比較してみるのもおすすめです。

変動する費用の節約も重要

生活費が赤字の状態から脱却したいと考えるのであれば、変動する費用の見直しが必須になります。

固定費用の見直しは削減できる幅が意外に少ないので、固定費用の見直しだけでは限界があります。

また、変動する費用は、余計な出費になっている場合が多くありますので、生活費が赤字になっている家庭は一度見直してみましょう。

見直しの方法として、家計簿をつけてみるのもいいですね。

家計簿をつけることで、余計な出費がみえてきますので、改善するだけでも年間でかなりの節約になりますよ。

また、色々な節約術がネットや書籍でも紹介されているので、試してみるのもいいでしょう。

簡単にできる見直しは食費

食費は節約することが難しいと考える人も多いようです。

しかし、買い物方法を少し変えるだけで無駄な出費を減らせるので、紹介します。

買い物の曜日を決める

買い物に頻繁に行く人は買い出しの曜日を決めて、まとめ買いするようにしましょう。

理想は1週間に1回ですが、曜日を決めて買い物するのも良いでしょう。

特に、スーパーの安売りの日を狙って買い物をするのがおすすめです。

肉や魚といった食材は、冷凍保存も可能ですし、安い日にまとめ買いをすればだいぶ節約になりますよ。

買う物のリストを作る

買い物に行く前に、買う物のリストを作って持っていくのもおすすめです。

買い忘れを防げるだのはもちろんのこと、買い物時間の短縮にもなりますし、無駄な買い物を回避できる可能性が高くなります。

また、日用品のストックをよく確認して、余計な買い物をしないようにしましょう。

金額の上限を決める

毎月の食費を決めて買い物に行く回数で割ることで、1回の買い物に使う金額の上限を決めることも大切です。

上限金額内で買い物をすることで、無駄な出費を抑えられます。

このように、買い物方法を少し変えるだけなので、簡単に食費を抑えられるでしょう。

生活費が赤字になってしまう家庭の人は、無計画に買い物に行く場合が多いのではないでしょうか。

無計画に買い物に行くと余計なものを買ってしまう可能性が高くなりますので、食費を抑えるためにも、紹介した方法を試してみましょう。

収入少なくて生活費が足りない時のオススメ副業と節約方法

娯楽費用などは収支のバランスを考える

変動的な支出で余計な支出が重なってしまうのが、娯楽費用ではないでしょうか。

生活費が赤字になってしまう家庭の人は、浪費癖が付いてしまっている可能性も考えなくてはいけません。

娯楽で使って良い費用は、収支のバランスから考える必要があります。

収入が少ないのに娯楽費用の支出が多くては、当然生活費が赤字になってしまいますよね。

どのくらい使って良いのか分からない人は、内訳を紹介した項目を参考にして家計を見直してみましょう。

とはいえ、節約を重視するあまり、娯楽を我慢しすぎるのもストレスの原因になってしまいます。

娯楽に関しては家計の収支のバランスを考えて、夫婦で話し合うのも大切です。

小遣い制にして、その中でやり繰りするなど工夫をしましょう。

また、旦那に浪費癖がある家庭の人は、一度旦那に家計を任せてみるのも有効的です。

旦那は家計の実態を分かっていない場合が多く、家計を一度任せることで、浪費癖が直る可能性もあります。

生活費を20万円以内に抑えるには

それでは、生活費を1月20万円に抑えるためにはどの項目をどれくらいの金額に抑える必要があるのでしょうか。

先に紹介した家計バランスを元に、生活費の項目別の一覧表を作成したのでチェックしてみましょう。

住居費48,000円
水道光熱費12,000円
通信費12,000円
保険料
(生命保険・学資保険)
12,000円
食費30,000円
日用品費4,000円
被服費6,000円
教育費
(塾代・習い事)
24,000円
娯楽費4,000円
交際費4,000円
おこづかい16,000円
自動車関連10,000円
その他4,000円
貯蓄14,000円
合計200,000円

生活費の節約方法として効果的なのは、携帯代などのインターネット関連の固定費をできるだけ削減することです。

近年は携帯電話の通信料が格安な通信会社も多く出てきているので、前向きに検討することをおすすめします。

また、こまめに使用しない電気を消したり、必要な分だけ蛇口を回して水を使ったりすれば電気代や水道代の節約に繋がります。

携帯代のように大きな金額の節約にはなりませんが、積み重ねていくことで生活費を抑えられるのでおすすめです。

デパートで化粧品を買うのではなく薬局で安いものを購入したり、ガソリン代が落ち着いているときを狙って給油したりなど、日ごろから生活費を節約する意識を持っておくことがポイントです。

お金がないって惨め?

「お金で幸せは買えない」「お金がなくても生きていける」という人もいるかも知れませんが、人の幸福度に対してお金と言う要因は大きなものです。

ちょっと古い話ですが、2012年に楽天リサーチとPRESIDENTが調査をした結果、年収の高さと幸福度は正比例することを実証しています。

では、お金がないとどのように惨めな思いをすることになるのでしょうか?

お金がない惨めさはかなり辛い

お金がないことで考えられる惨めな事柄は、様々なことが考えられます。

《お金がないことで惨めな思いをするよくある例》

  • 欲しいものを常に我慢しなければならない
  • 常に節約を強いられる
  • 自分への投資の機会損失となる
  • 家族に欲しいものを買ってあげられない
  • 家族と旅行などの貴重な経験ができない
  • 子どもの教育費を捻出できず、進路の選択肢が狭くなる
  • 家族の病気リスクに備えができない

これらを典型例として、他にも多くの惨めな思いをしなければならない可能性があるでしょう。

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家族関係が悪化しやすい

これらの事柄の結果、家族関係が悪化しやすいことも考えられます。

家族の我慢が強ければ強いほど、そのリスクも高いといえるでしょう。

お金がないために家族それぞれの生活や人生そのものに制限がかけられると、怒りの矛先が身近な人に向くこともあるようです。

お金がない家族にありがちなこと

お金がない家族は身内に「助けてほしい」と言いづらかったり、奥さんの場合は旦那にモノをいえなかったりするケースがあるようです。

その結果、家族それぞれが無理をしているケースや不満を溜めこんでしまうため、家族間トラブルに発展する可能性をはらんでいます。

では、身内に助けて欲しいと言えない、または旦那にモノを言えないケースとはどのような理由で起こるのでしょうか?

具体的に考えて行きましょう。

助けてと言えない

生活が苦しく臨時出費の金策がままならない場合に、本当は親や身内に助けて欲しいと言えると、急場をしのげる状況の人がいます。

しかし、親や身内に心配や迷惑がかかるからと言う理由で言い出せなかったり、恥ずかしくて言えなかったりする人もいます。

特に新婚夫婦は、甘えてはいけないと変にプライドが高くなってしまいがちです。

その結果、カードローンやキャッシングを利用して急場をしのいでいる人も多いようです。

しかし、カードローンを利用するより親や身内に借りた方が金利などかからない可能性もありますし、きっと力になってくれるはずです。

本当に困った時は親や身内に相談してみましょう。

ただ、親から借金をすると、場合によっては贈与税がかかってしまう可能性がありますので、金利を設定して書面で内容を交わし、月々しっかりと返済していくことが必要となります。

結果的にカードローンで借り入れをした方が手軽となる可能性も配慮しておきましょう。

旦那にモノを言えない

お金がない家族の場合、旦那にモノが言えない奥さんもいます。

本来一家の大黒柱の収入が少ないため、お金に苦労しているはずなのですが、そのような状況にもかかわらず、旦那にモノが言えない奥さんが多いのです。

旦那さんが頑張っているのを見て、気がとがめたり、プライドから言い出せなかったりということもあるでしょうが、現実的に生活が苦しいのであれば、いつまでもなにも言わないままでは解決しません。

世帯主として必要な収入を得られていないと、ハッキリ言ってパートへ出るなど夫婦でよく相談しましょう。

また相談するときは、家計簿を見せるなどして夫から理解してもらえるように準備しておきましょう。

お金の話をすると旦那が怒る

それは、旦那も一所懸命頑張っているのにどうすることもできず、お金の話をすると感情的になるのが一番の理由です。

自分の不甲斐なさを感じながらも、力の及ばない状況にプレッシャーを感じるのではないでしょうか。

お金がない人の休日の過ごし方

お金がない人は出かけられなくて休日を持て余している場合があります。

家族と出かけることがなければ、家族での貴重な経験を無駄にしていることもあり、そのことが家族関係にも影響している可能性があります。

では、お金がない場合に家族と休日を有意義に過ごすためにはどうすれば良いのでしょうか?

ひとつ提案するならば、休日の過ごし方を家族みんなで考えるミーティングを開くことです。

その方法を紹介します。

休日を家族と考える

家族でお出かけすることは、家族一丸での取組と考えられます。

家族での貴重な体験は思い出にも残るでしょう。

しかし、お金が理由でそのような経験ができないのであれば、休日の過ごし方から一緒に考え、ローコストのお出かけを実現できれば、その時点でひとつの取組を共有できます。

そのアイデアを取りまとめて家族全員が納得した外出であれば、普通にお出かけするよりも思い出深い外出ができるでしょう。

なにも遠くへ旅行しにいくのではなく、近くで外食へ行くだけでもいいのです。

家族間でのコミュニケーションにも繋がりますので、ぜひ試してみましょう。

3人や5人家族の平均出費は?

ここまで、4人家族における標準的な生活を送るための最低限必要なお金や平均的な支出額、貯蓄額などについて紹介しましたが、これが3人や5人となるとどのように変化するのでしょうか?

貯蓄額や平均支出額に関しては、2人以上の世帯を対象としたデータですが、2016年4月の3人家族における標準生計費については187,120円となっており、5人の場合は243,580円というデータが出ています。

家族が1人増えるごとに3万円ほど標準生計費が上がるような結果となっており、3人家族と同様に食料費や教育費などの雑費が半分以上を占める大きな出費となっているようです。

どちらも平均的な支出額より低く、完全に鵜呑みにできるようなデータとは言えないかも知れませんが、自身の目指す月々の目標の参考にしてみてください。

4人家族の生活費に関するQ&A

最後に、4人家族の生活費に関するQ&Aを紹介します。

いずれもよくある質問なので、生活費のやりくりに不安や疑問がある人はチェックしておきましょう。

それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。

生活費10万円で4人家族が生活するのは可能?
住居費や通信費などの固定費を抑えられるのであれば、1か月10万円で4人でも生活できるでしょう。しかし、余裕がある生活を送るのは難しいと考えられます。常日頃から節約を意識して、うまくお金をやりくりできなければ10万円という限られた金額で生活するのはなかなか厳しいものがあります。
4人家族の生涯生活費はどのくらい?
4人家族の生涯生活費は約3億3,000万円と言われています。赤ちゃんがひとり増えて5人家族になれば、3億6,000万円が生涯生活費になります。とても大きな金額になるので、計画的なお金の使い方を考えることが大切です。
オール電化にすると生活費は節約できる?
オール電化にするとガス代や灯油代などがかからず、生活費の節約に繋がります。しかし、近年は電力会社各社が電気代の値上げをしているので、時間帯によって電気代が安い契約プランを選んだり、こまめにオール電化のオンオフをしたりするとより効果的です。
母子家庭で3人子どもがいる場合に必要な金額はいくら?
母子家庭で子どもが3人いる4人家族の場合は、月に20万円以上生活費がかかってきます。子どもの人数が多い分、教育費や衣料費、おこづかいなどが高額になる傾向です。児童手当や児童育成手当などの公的扶助を賢く利用して、うまくお金をやりくりしましょう。
夫にいくら給料があれば専業主婦になれる?
一般的に最低限夫の年収が500万円ほどであれば、妻は専業主婦であっても生活ができるでしょう。妻の手が空いた時間に短時間でもパートに出たり内職をしたりすれば、ゆとりがある生活を送りやすくなるだけでなく、老後の資金の準備もできます。

まとめ

今回は、4人家族の生活費に注目してみました。

政府統計局の家計調査をみると、世の中の4人家族の平均的な生活費を知れますね。

また、理想の家計バランスを知ることで、自身の家計が健全かそうでないのかが分かります。

節約のコツは、まずは現状を知るところからです。

家計バランスの悪いところを洗い出し、実際の収入よりも高い水準で生活していることが分かった場合には、生活スタイルの見直しを家族で話し合いましょう。

場合によっては、おこづかいを減らさなくてはいけないかも知れませんし、車を手放した方がいいかも知れません。

家計の大きな見直しが必要になることも多いので、家族の理解と協力が不可欠です。

ぜひ、生活費の赤字から脱却し、黒字化できる健全な家計を目指して、家計調査の結果や理想の家計バランスを参考に、シミュレーションをしてみましょう。

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