お金が無い生活に疲れた時の対処法【お金尽きた】
お金が無い生活は、買いたいものを買えず、機会損失も多くなるため、精神衛生的にもマイナスです。
長らくお金が無い生活を続けていると、疲弊してくるという人も数多くいらっしゃいます。
では、もしもお金が無い生活により疲れてしまった場合には、どうすればいいのでしょうか?
この記事では、お金が無い場合に無理なくできる節約術や、お金が無い生活に疲れた時の思考法、お金がなくてピンチを迎えた時の具体的な対処法についてお伝えします。
ぜひ、参考にして今日から早速実践していただければと思います。
記事の目次
お金がなくてもう疲れた…どうする?
お金がなくてもう心身ともに疲れた…というような生活をずっと続けていくのは、しんどいことです。
それぞれの人の置かれている状況によって、対処方法は異なりますが、以下のような方法が効果的になることが多いでしょう。
- お金をなるべく使わない生活の仕方を考える
- 専業主婦で毎日お金の心配しているなら仕事を探す
- 人生に疲れたと感じるほど生活苦なら公的援助を求める
それぞれの項目については、後ほど細分化してさらに詳しく説明しますが、まずは大まかな部分についてザッと触れておきましょう。
お金が尽きても何とかなる!
「お金が尽きた」という言葉には、とても一言では表現しきれないほどの絶望感が内包されているように感じますし、実際にお金が尽きた状況に置かれたとしたら、あ然としてしまうでしょう。
しかし、お金が尽きてしまったからといってそれで一巻の終わりというわけではありません。
お金を支払わなければならない事情が目前に迫っている場合はともかくとして、そういうわけではなく当面の衣食住の心配がないのであれば、何とか対処できるでしょう。
肝心なのは、お金が尽きてしまった場合の対処法の引き出しを、どれだけたくさん持っているかです。
対処法が1つしかないと、それがダメだった場合はパニックになってしまいますが、対処法をいくつも知っていれば臨機応変に対処できますからね。
お金をなるべく使わない生活の仕方を考える
「お金がない」というのは、自身の収入と支出の相対的なバランスの問題であるケースが大半です。
月収が20万円で1ヵ月の支出が18万円の人は、「お金がない」と言うでしょうし、月収が100万円あっても1ヵ月の支出が95万円の人は、同様に「お金がない」と言うのです。
そのため、自身の収入はそのままでも、なるべくお金を使わないような形で生活していくことによって、「お金がない」生活から脱却していける可能性は高いと言えます。
「毎食外食だったお昼ご飯をお弁当を作っていくようにする」「電車通勤から自転車通勤にする」など、どの部分の支出をカットするかは人によりけりですが、なるべくお金を使わない方法を模索していきましょう。
専業主婦で毎日お金の心配しているなら仕事を探す
主婦のかたは、家計の管理をしていることが多いため、配偶者のかたよりもお金について悩むことが多いといえます。
しかし、もしもあなたが専業主婦で毎日お金の心配をしているなら、少しの時間でもかまわないのでバイトなどの仕事を行って、家計の収入を増やすことを検討してみてはいかがでしょうか。
1週間に2~3回程度、数時間のアルバイトを行うだけでも、収入は数万円単位で増えるはずです。
「収入を増やす」「支出を減らす」、お金がない生活から脱却するためには、どちらも同様に大事であることは間違いありませんが、人によってどちらのベクトルの努力のほうが効果が出やすいかは変わってきます。
専業主婦のかたの場合は、「収入を増やす」というベクトルのほうが、圧倒的に効果が出やすいことが多いため、家の近所などで募集されているアルバイトを探してみましょう。
人生に疲れたと感じるほど生活苦なら公的援助を求める
「お金がない」という言葉に込められた深刻さは、人によって異なります。
学生が「お金がなくて困ったわー」と言うのは、多少誇張が入っている場合もあるものですが、人生に疲れを感じるほどの人がつぶやく「お金がない…」は、本当に深刻なものでしょう。
しかし、後者の場合であれば、公的な制度を利用して援助を受けられる可能性もあります。
日本は、生活困窮者に対する公的なサポート制度が比較的整っている国なので、生活苦の場合はそういった制度が利用できないかどうかを検討してみるといいでしょう。
「そんな制度に頼るなんて…」という気持ちがあるかもしれませんが、後ろめたさや申し訳なさは一度捨て去って、今の生活から抜け出すためには何が大事かを考えてみてくださいね。
お金が無い生活が苦しい場合の節約術
お金が無いのに節約意識がないまま消費をしていると、いつか家計が破たんしてしまうでしょう。
そのため、お金が無い場合には節約は必須となります。
しかし、長期間節約生活を続けていると、だんだん気持ちが下がってくる場合があります。
買いたいものを我慢し続けたり、値段だけで商品を選ばなければならないと、楽しく暮らすことが難しくなるのです。
では、お金が苦しい場合に心を疲れさせずに、効果的に節約生活をするにはどうすればいいのでしょうか?
そのために重要なのは、無理のない範囲で節約をするということです。
まずは、多くの節約方法の中で、意外と盲点となっている4点について紹介します。
- コンビニ利用を控えて安くお買い物をする
- 図書館を活用して自己投資費用を節約する
- 薬はお医者さんでもらうことで節約する
- 珈琲や紅茶はレンチンで電気代節約する
それぞれ具体的に見て行きましょう。
コンビニ利用を控えて安くお買い物
コンビニは24時間開いているうえ、街のいたる所にあって、とても便利だと思います。
食品や日用品が充実しているほか、銀行提携ATMが設置されているため、お金の出し入れも可能です。
公共料金の支払いができたり、荷物の発送もできるため、コンビニさえあれば日常のほとんどの用事が事足りるといっても、過言ではないでしょう。
しかし、食品や日用品の買い物に関しては、なるべくコンビニよりもスーパーの利用がおすすめです。
スーパーはコンビニよりも品揃えが多いうえに、商品単価が安いという特徴があります。
特売日にはよりお得となりますので、近くのスーパーの特売日は把握しておくといいでしょう。
節約という意味では基本的なことではありますが、ATM利用ついでなどに、ついコンビニで商品を買ってしまうという人は多いのです。
ATMの利用や商品発送は便利なコンビニで、商品購入はスーパーでという習慣を身に付けましょう。
図書館を活用して自己投資費用を節約
お金が無い生活の典型例として、自己投資をする機会を逃すことがあげられます。
本当は参加したいセミナーや、手に入れたい情報商材があるのに、お金が無いために諦めてきたという人は多いのではないでしょうか。
しかし、自己投資の方法には読書という効果的な手段もあります。
読書は、少額でさまざまな知識やノウハウを手に入れることができるため、投資効果が高い方法です。
そんな読書も、図書館を利用すればさらなる節約が可能です。
いくら少額とはいえ、1冊1,000円の本を10冊買えば1万円、100冊買えば10万円になります。
図書館を利用することで、ほとんどお金をかけずに自己投資ができますので、ぜひ有効活用しましょう。
薬はお医者さんでもらうことで節約
体調が悪い場合、薬局に行くとさまざまな薬が手に入ります。
最近は大手薬局がさまざまな場所に店舗を構え、薬だけでなく日用品などを豊富に取り揃えています。
そんな便利な薬局で薬を買いたい気持ちは分かりますが、節約という意味ではロスをしている可能性があります。
健康保険に加入していることで、お医者さんから薬を処方されたほうが安くすむ場合があるため、長期服用が必要な場合には大きな差が出ることもあります。
さらに、ジェネリック医薬品であれば、より安価に入手できるため、お医者さんからもらうという手段も頭に入れておきましょう。
お医者さんに診てもらって薬をもらうのであれば、より安心して服用できるかと思います。
珈琲や紅茶はレンチンで電気代節約
珈琲や紅茶を飲む時に、やかんでお湯を沸かすと光熱費が高くつきます。
やかんでお湯を沸かす場合には、結構時間がかかるので、ガス代がかかるからです。
しかし、電子レンジでチンすれば、数分でお湯が沸きますので、ガス代の節約となります。
時短にもつながりますので、レンチンでの湯沸かしはおすすめです。
また、最近では湯沸かし専用のポットもさまざまな商品ラインナップが登場しており、数十秒でお湯が沸き、一定期間保温もできます。
そういったものと併用し、冷めたらレンチンしても良いでしょう。
お金が無い生活に疲れた時の思考法
お金が無い生活に疲れてしまわないように、無理なく節約をしたとしても、長い間お金が無い生活を続けていると、やはり疲れてしまうこともあるかもしれません。
お金がないと心がすさむものですし、そんな状態では、「毎日の生活に疲れた…」と思うようになってしまうのはやむを得ないことですからね。
そんな時には、思考を変える必要があります。
お金が無い生活に疲れてしまった時に使える4つの思考法をおすすめします。
- 整理整頓をしてメンタルも断捨離する
- 小銭を大切にする
- 本当に欲しいものだけにお金を使う
- ピンチはチャンスだと前向きになる
それぞれの方法を具体的に解説します。
整理整頓をしてメンタルも断捨離
お金が無くて疲れてしまった場合には、整理整頓をして断捨離をしてみましょう。
整理整頓をすると、家が片付いて気分が変わるだけでなく、生活の効率が良くなり、気持ちを高めてくれる効果が期待できます。
また、断捨離をしたことで、不用品がたくさん出てくるのであれば、それらをオークションサイトやフリマサイトで売ることで、一定のお金を稼ぐこともできるでしょう。
断捨離で得たお金を元手に、新たな収入を得ることもできますので、思いもかけずお金の悩みから脱却できる可能性があります。
小銭を大切にする
お金が無い状態に疲れたら、いつも以上に小銭を大切にしましょう。
一般論として、お金に困っている人は小銭を雑に扱う傾向があるといわれています。
たとえばタクシーで「お釣りはいいです」とか、割り勘で「端数はいいです」というように、小銭を粗末にしていないでしょうか?
長い目で見た時には大きな金額差となりますので、小銭を大切にする癖を付けておく必要があるでしょう。
特に、お金に困っている時は、小銭を大切にする習慣を付けやすいかと思います。
本当に欲しいものだけにお金を使う
本当に欲しいものだけにお金を使うという、思考のクセを付けておくことも大切です。
お金が無い人は、つい衝動買いや浪費をしてしまう傾向がありますので、本当に必要なものかどうか、一旦冷静になってから購入するようにしましょう。
欲しいと思ったものをその時に買うのではなく、たとえば必ず1週間は考えるなどの障壁を設けておくと良いでしょう。
1週間後、欲しいと思っていた熱が冷めて、やっぱり要らないと感じたとするならば、買わなかったものの金額分節約できたことになります。
普段から、本当に必要なものだけを買う癖を付け、その癖付けのために一定期間考える時間を設けることが大切です。
ピンチはチャンスだと前向きになる
お金が無くて困っていることをクヨクヨと考え続けてしまうと、今後も同じようにお金に困る確率が高くなります。
人間の脳は、考えたことを実現させる仕組みが備わっているため、お金が無いことを考え続けると、お金が無い状態を実現しやすくなってしまうのです。
そのため、お金が無いことは、自分にとっての良い経験であり、今後の人生へのチャンスだと割り切りましょう。
ちょっと思考を変えてみるだけで、同じお金が無い状態だとしても、マイナス感情が消えてプラス感情に導くことができるかと思います。
プラス思考によってエネルギッシュになれば、仕事を頑張れたり、副収入を得る工夫ができるようになるかも知れませんので、ピンチはチャンスだという前向きさが必要です。
お金がなくて厳しい時の具体的対処法
効果的な節約をして、前向きな思考でい続けたとしても、状況によってはお金が無くて厳しい状態に陥るかも知れませんよね?
そのようなときには、どうやってピンチを脱出すれば良いのでしょうか?
具体的な対処法を紹介します。
預貯金の目標や計画を立てる
お金が無くて厳しい状態となったときこそ、将来的なビジョンをしっかりと持って、資金繰りの計画を立てる必要があります。
将来へのビジョンは希望になりますので、苦しい時の励みとなります。
資金繰りの計画は現状が見える化されますので、このままで窮地を脱せられるかどうかかが分かります。
これらが明確であれば、「今月はいくらで生活しなければならないのか」とか「これを買っても大丈夫なのだろうか」という疑問の基準となります。
結果的に支出が減りやすくなるため、お金が貯まりやすくなるでしょう。
計画的にカードローンを利用する
急場をしのぎたいという場合には、カードローンを利用するという方法があります。
カードローンは銀行や消費者金融が提供しているサービスで、審査に通過すれば、限度額の範囲で何度でも借り入れや返済が可能です。
数万円の借り入れから1,000万円近い金額の借り入れまで可能で、早ければ即日融資に対応してくれるところもあります。
返すあてがあるのであれば、こういう方法を活用することも良いでしょう。
特に、銀行カードローンや大手消費者金融カードローンは、サービスが充実しているため、手軽で便利かつ、安心して借り入れを行えます。
もちろん、計画的な利用が前提となりますので、留意しておきましょう。
公的制度を利用する
お金に困っている場合には、これらの方法では追いつかないという人もいらっしゃるかと思います。
そのような場合には、公的制度を利用することで窮地を脱出できます。
失業時に保障してくれる雇用保険や、職業訓練をしながら補助が受けられる求職者支援制度、住居確保などの生活相談に乗ってくれる生活困窮者自立支援制度や、生活費をまかなってくれる生活保護などがあります。
仕事に関する制度はハローワーク、生活保障に関しては福祉事務所が管轄なので、悩まずに相談に行きましょう。
今月は厳しい【困窮度★☆☆☆☆】
バーゲンだからと洋服をまとめて購入してしまったり、家電が壊れて思わぬ出費が出てしまったりといったように、今月や来月などの期間限定でお金がないときはどうすれば良いでしょうか。
暮らしかたを見直し節約する
お金がないときは、暮らしかたを見直し、家計を引き締めて支出を抑えることで、余裕のない生活を何とか乗り切っていけます。
常に節約を心がけるのは息苦しいと感じるかもしれませんが、期間限定なら耐えられますよね。
次の記事で、節約のアイデアをいくつか紹介しています。
■専業主婦のお小遣いは平均いくら?足りないときのやりくり方法
お金がない時の乗り切りかたをブログで学ぶ
お金がないという悩みは、決してあなた一人だけが抱えている悩みではありません。
これまでにも多くの人が同じ悩みを抱えて、それに対処しようと悪戦苦闘してきているのです。
そして最近では、そういった悩みやその乗り切りかたを、ブログでまとめている人も少なくありません。
かつて自分と同じ経験をしてきた人が書いた文章なり、思いついた方法だからこそ、参考になったり腹落ちしたりすることもきっとあるでしょう。
いろいろな人がいろいろな切り口でお金がないときの乗り切りかたを伝えているので、その中から自分ににとってしっくりきたり、参考にしやすいものを選んで、実践してみるといいと思いますよ。
趣味の範囲で小銭を稼ぐ
会社によってはアルバイトを禁じていることもあります。
ですが、あくまでも趣味の範囲で小銭を稼ぐ程度なら、どの会社でも規制を受けることはありません。
ポイントサイトなどの就業規則に違反しないお小遣い稼ぎの方法については、次の記事をチェックしてみてください。
■即日入金ポイントサイトTOP10【お小遣いを稼ぐ】
■携帯電話でお金を作る方法、各種取り揃えました!
主婦なら副業を始める
主婦のかたであれば、うまく時間を工面して副業を始めてみるのもオススメです。
パートやアルバイトとなると、外に働きに出なければならないため、たとえば幼い子供を抱えているようなかたの場合は難しいですが、副業であれば自宅で行うことも可能です。
特に最近は、インターネット経由で行える副業の種類や数が非常に豊富になってきているので、家にいながらそれなりの収入を得ることも不可能ではありません。
アンケートに答えてお金を得るもよし、細かい手作業が得意なのであれば、ハンドメイド雑貨を作ってフリマアプリなどで売るもよし、自分なりの方法で副業を行っていきましょう。
手元にお金がない【困窮度★★☆☆☆】
「今月はお小遣いが少ない」というような生ぬるい状況ではなく、「今月のお小遣いは1円もない」という状況。
つまり、お財布にお札が1枚も入っていないような状態ですね。
もちろん、そんな状況でも、通勤定期とお弁当があれば会社に通うことはできます。
ですが、突然飲み会に誘われることもありますよね。
そのようなときは、どう乗り切れば良いのでしょうか。
カードローンを利用する
消費者金融や銀行等の金融業者のカードローンを利用すれば、返済は翌月以降となりますので、今月まったくお金がない人でも大丈夫です。
すぐに返済すれば、時間外手数料を払って銀行預金を引き出すよりも、カードローンの利息のほうが安くなることもありますよ。
30日間無利息サービスを実施しているカードローンを、いくつか紹介しておきましょう。
一時的にリボ払いを選択する
翌月もお金がちょっと厳しいときは、クレジットカードでのショッピングを一括払いではなくリボ払いに指定するのも、いい方法ですね。
リボ払いなら、月々の支払い額は最初に指定した金額以上にはなりませんので、無理なく返済していけます。
ただし、リボ払いは利息が高く、支払いがなかなか終わらないという特徴があります。
そのような状況に陥らないためにも、お金に余裕ができたらすぐに一括払いで完済するようにしてくださいね。
リボ払いの怖さについては、次の記事で詳しく説明しています。
資金工面が必要【困窮度★★★☆☆】
入学金や引っ越しなどのまとまった額の資金が必要だけれども、工面することが難しいというときもあります。
少額ならカードローンなどで支払っても利息はそこまで大きくなりませんが、100万円前後の大きな資金を高利で借りると、利息も大きくなりますので不安ですよね。
緊急小口資金貸付を申し込む
一般的には、公的融資制度を利用すると審査に時間がかかります。
そのため、たとえば生活保護を受給しようとするなら、申請してから受給するまでに1~3ヶ月ほどかかってしまうのです。
ですが、今本当に困っている場合はそれでは間に合わないですよね。
そんな人のための公的資金貸付制度として、「緊急小口資金」があります。
10万円が上限額ですが、書類に不備が無ければ申し込んでから5営業日で融資を受けられますので、急ぎの支出にも対応できます。
しかも無利子ですので、利息が高くなることはありません。
次の記事でも詳しく説明していますので、参考にしてください。
社会福祉資金貸付制度に申し込む
10万円では足りない場合は、社会福祉資金貸付制度に申し込むことで必要な金額の融資を、金利0~3%で受けられる場合があります。
お住まいの地域の社会福祉協議会(地域によっては市区町村役場とは別の場所に設置されていることもあります)に出向いて、相談しましょう。
いくつかの資金区分がありますが、例えば「総合支援資金」なら生活費や住居費(敷金・礼金)などの融資を受けることができます。
また、無利息の教育支援費や就学支援費などもありますので、入学金や授業料としても利用できますよ。
社会福祉資金貸付制度についての詳細情報は、次の記事で確認して下さい。
家賃が払えない【困窮度★★★★☆】
入学金や引っ越しなどの一時的な支出があるわけではないけれど、収入が少なく、もしくは求職活動中で家賃すら払うことがままならない人もいるでしょう。
生活困窮者自立支援制度
定職に就ければすべての金銭的問題を解決できるとしても、失業保険(雇用保険の基本手当)だけでは家賃を支払うことは難しいですよね。
そのような人のための支援制度として2015年に始まったのが、「生活困窮者自立支援制度」です。
一定期間家賃相当額の支給を受けたり、すでに家を失った場合は一時的に衣食住のサポートを受けたりできます。
お住まいの自治体の自立相談支援機関窓口に問い合わせてくださいね。
貧乏すぎて生活ができない【困窮度★★★★★】
お金がない理由は人によってさまざまなれど、明日をも知れないような極限の貧乏状態に陥ってしまっている場合は、真っ当な生活を続けていくことすら困難でしょう。
生活保護の申請を検討する
一時的に仕事がないために生活が困窮しているのではなく、今後も生活が良くなる可能性がまったく見えないという人もいますよね。
そのような人は、生活保護を申請することが勧められます。
ただし、生活保護は世帯主が申請しなくてはいけないという決まりがありますので、家族皆で話し合ってから自治体の相談所に行くようにしましょう。
また、生活保護制度は社会福祉資金貸付制度とは異なり、お金を借りるのではなく支給してもらう制度です。
そのため審査も厳しくなりますが、本当に困っている場合には頼りになりますよね。
お金が尽きて今スグなんとかしたい時の対処法6選
お金が尽きてしまった場合は、すぐにお金を用意しなければならない場合と、お金を用意するのに多少時間がかかっても大丈夫な場合に分かれます。
まずは、すぐにお金を用意しなければならない場合の対処法を、いくつか挙げていきましょう。
①不用品を売ってお金に換える
お金が尽きてしまって生活に困った場合、まず何か売れないか考えるかたも多いのではないでしょうか。
ということで、身近にある物ですぐお金に換えることができる物も多いので、紹介しておきます。
少しでも高く売るためのポイントも紹介しますので、参考にしてください。
売れる物 | 売る時のポイント |
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漫画 |
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DVD・ゲーム関係 |
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貴金属・ブランド品 |
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金 券 |
|
ちなみに、漫画やDVD・ゲーム関係は新しいものほど高く売れる傾向にあります。
手元に新刊の漫画や、最新のDVD・ゲーム関係を持っているというかたは、必要ないと感じた瞬間に売ってしまっても良いかもしれませよ。
②家族や知人から借りる
親や友人などからお金を借りるという方法も考えられます。
返済する当てがないのにお金を借りるのはNGですが、返済可能であれば親や親友などから借りても良いと思います。
注意点は、返済期日などの約束事をしっかりと守ることです。
親しいからと言って、いい加減なことをしてしまうと信用を失ってしまう可能性があります。
また、既にお金に関することで信用を失ってしまっているかたは、借用書を作成することで、お金を借りられる可能性があります。
ですが、親や友人から信用を失ってしまっている時点で、お金に対する考えかたを見直す必要があるのかもしれません。
③生命保険の契約者貸付制度を利用する
保険って、資金が固定されて解約する以外に資金を引き出せないイメージが強い。
実は「契約者貸付」という溜まった解約返戻金の最大9割まで借りれる制度がある。
保険会社によっては申請して当日中の受取りが可能。
銀行口座のほかに、お金を入れておく財布を持っている感じで使い勝手はいい。
— 保険マニア@外貨建保険で資産運用 (@hokenmania21) 2018年10月22日
多くの人には馴染みがないかもしれませんが、上掲したツイートにもあるように生命保険を契約していれば、契約者貸付制度という制度でお金を借りられます。
生命保険を契約している人は多いと思いますので、知っておくといざというときの選択肢が増えるでしょう。
申請する時間帯や契約している保険会社にもよりますが、当日中の融資が可能な場合もあるので、利便性に関してもバッチリです。
ただし、解約返戻金のある生命保険でなければならないため、掛け捨ての生命保険では契約者貸付制度は利用できません。
また、返済が遅れたりすると、受け取れるはずの保険金が減ってしまったり保険が解約になったりといった可能性もあるので、返済には十分気を付ける必要がありますよ。
④クレジットカードのキャッシングを利用する
クレジットカードは現代社会での必須アイテムの1つと言えますが、クレジットカードにはキャッシングを行うための「キャッシング枠」という機能が付与されています。
キャッシング枠の付いているカードをコンビニなどのATMで利用すれば、あっという間にお金を借りられますので、緊急でお金を調達しなければならない場合は、非常に頼りになる方法です。
後述するカードローンとは異なり、お金を借りるために審査を受ける必要もない(クレジットカード発行の際にすでに審査は終わっている)ので、確実にお金を借りられるのもメリットです。
ただし、キャッシング枠の利用限度額は、ショッピング時に利用するショッピング枠と合算になるので、ショッピング枠の利用状況次第では借りられるお金が残っていない可能性もあります。
キャッシング枠で借りられる金額が心配な場合には、あらかじめクレジットカードのマイページなどで、利用可能額を確認しておくといいでしょう。
⑤即日融資可能な消費者金融のカードローンを利用する
即日融資を受けられる消費者金融のカードローンを利用して、お金を調達するという方法もあります。
まとまった金額を借りたとしても、返済は分割で行っていけるので、一時的にお金が必要な場合は有効な手段ではないでしょうか。
即日融資に対応しているのは、大手消費者金融カードローンが中心なので、お金が尽きてしまってすぐにでもお金が欲しいというかたは、以下に示すような消費者金融カードローンを選んで申し込むといいでしょう。
即日融資可能な消費者金融カードローン | 融資スピード |
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アコム | 最短20分※ |
プロミス | 最短20分※ |
アイフル | 最短20分※ |
SMBCモビット | 即日融資※ |
レイク | Webなら21時までのご契約手続き完了で最短25分融資可能※ |
<アコム>※夜間のお申し込みですと審査回答が翌日となる場合がございます。
<プロミス>※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。
<アイフル>※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
<SMBCモビット>※お申込の曜日、時間帯によっては翌日以降となる場合があります。
<レイク>※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間帯等を除く。
上記のように、即日融資が可能な消費者金融カードローンは、融資までのスピードも速いのが特徴です。
即日融資に関しての注意点ですが、申し込み完了の時間帯などによっては即日融資を受けることができない可能性があります。
申し込む消費者金融カードローンで即日融資を受けるための条件を、事前に確認しておくことをおススメします。
無利息期間を上手に活用しよう
大手消費者金融では、新規の顧客に対して無利息期間を設けている場合が多く、短期の借り入れであれば利息を支払うことなくお金を借りられます。
無利息期間を設けている大手消費者金融と無利息期間については、下記の通りです。
消費者金融 | 無利息期間 |
---|---|
アコム | 契約日の翌日から最大30日間※ |
プロミス | 初回借入の翌日から30日間※ |
アイフル | 初めての方なら契約日の翌日から最大30日間 |
レイク | 契約日の翌日から60日間(※) |
<アコム>※アコムが不適当と判断した場合は対象外となる可能性があります。/無担保カードローンが対象です。その他の契約(クレジット・借換えローンなど)は対象外となります。/金利0円適用期間終了の翌日から通常金利(借入利率[実質年率]3.0%~18.0%)が適用されます。金利0円適用期間中のご返済金額は、全額元金のご返済に充てさせていただきます。ただし、ATM等手数料があった場合は、「ATM等手数料」「元金」の順に充当します。
<プロミス>※無利息期間中にご返済期日が到来した場合、借入残高に応じた金額のご返済が必要となります。この場合、ご返済金額のすべてが元金に充当されます。無利息期間中であっても、ご返済期日に遅れた場合、その他の事情によりサービスの提供を停止することがあります。
上記のように、大手と言われる消費者金融では、30日間の無利息期間を設けていますので、次の給料日までの生活費として借り入れるのは有効な手段ではないかと思います。
なお、レイクでは「契約額200万円以下のかたに限り、借り入れ額のうち5万円までなら180日間無利息」という無利息期間もあります。
両方の無利息を併用することはできないので、自分にとってよりメリットの大きいほうを選んで利用するといいでしょう。
銀行カードローンは即日融資不可
カードローンを取り扱っている金融機関としては、消費者金融意外に銀行も有名ですが、即日融資を受けたいのであれば、銀行カードローンを利用してはいけません。
と言うのも、銀行カードローンは2018年1月に審査に対する規制が強化された影響で、申し込み日当日中に審査を完了させることができなくなってしまったのです。
そのため、必然的に当日中の融資も行えなくなってしまいました。
金利の低さや利用限度額の大きさなど、いろいろなメリットがある銀行カードローンではありますが、即日融資を受けたい場合には選択肢から外さざるを得ません。
⑥日雇いの仕事をする
緊急事態なので潜りの授業を切って日雇いをしている
— k-YaMa (@precede__11) 2018年05月16日
今日は緊急で日雇い💦で休憩中。
暑っいけどこの後の方が暑いんだよなぁ_| ̄|○
— 🍜 🥟メジャー 🥟🍜 (@moyaslot) 2018年08月02日
お金が必要な緊急事態には、日雇いの仕事をしてお金を稼ぐのもおすすめです。
日雇いの仕事は、一般的なアルバイト求人サイトでも募集されていますし、日雇いや日払い専用の募集サイトもあるので、自分が応募できるバイトがきっとあるでしょう。
午前中だけ・昼過ぎ~夕方・深夜帯など、いろいろな時間での募集があるので、自分の都合のつく時間帯だけ働けるというのもメリットです。
ただし、「日払い」は働いたその日のうちにお金をもらえますが、「日雇い」の場合は給料は後日支給となる場合もあります。
今すぐにお金が欲しい場合には、働いた分のお金がいつもらえるかを確認したうえで、仕事に応募するようにしましょう。
【急ぎではない場合】お金が尽きた時の対処法3選
お金が必要ではあるものの急ぎではなく、ゆっくり対処しても大丈夫な場合の対処法としては、以下のような方法が挙げられるでしょう。
①アルバイト・パートで生活費を確保する
先ほどご紹介した日雇い・日払いの仕事は、すぐにお金が必要な場合におすすめですが、すぐにお金が必要ではない場合には、普通のアルバイトやパートのほうがおすすめです。
日雇い・日払いの仕事はいつ働けるか分からず、募集も不定期なので、安定した収入を得るための方法としては不向きです。
それに対して普通のアルバイトやパートの場合は、シフト制で働くことが多いので、安定して働けて安定した収入を得られます。
必要となる金額に応じて、働く日数や時間を調整できるので、なるべく多くのお金が必要な場合には、たくさんシフトに入るといいでしょう。
ただし無理をしすぎると、体調を壊してしばらくの間働けなくなったり、病院に行くための出費が発生したりしてしまうので、体と相談しながら働くようにしましょう。
②勤務先で給料の前借り制度を利用する
定職についているけど、お金が尽きてしまったというかたは、就業先の会社に貸付制度がある場合もありますので、確認してみてください。
貸付制度を設けている会社の多くは「結婚費用」や「冠婚葬祭」など、目的がはっきりしている場合が多いですが、事情次第では借りられる可能性もあります。
また、給料の前借り制度を設けている会社もあります。
前借り制度は、現状発生している分の給料を給料日前に貰うなど、会社によって違いはありますが、お金を借りられる可能性が高くなります。
注意点ですが、給料の前借りは給料日に貰えるはずのお金を先に貰ってしまうということを忘れないでください。
翌月の生活を考えたうえで、活用してほしいと思います。
前借り制度や貸付制度は、会社によって規定が違いますので、一度就業先の会社の制度を確認してみることをおすすめします。
③(借金返済中の場合)借り換えローンやおまとめローンで返済の負担を減らす
借金を返済している場合は、借り換えローンやおまとめローンを利用して返済負担を減らすことで、家計に余裕が生まれやすくなります。
借り換え・おまとめローンを利用すると、適用金利が下がって月々の返済金額を引き下げられるので、抱える借金の金額はそのままながらも、以前よりも楽に返済できるようになるのです。
特に、消費者金融からの借り入れは適用金利が高いので、借り換えローンやおまとめローンを利用しやすいでしょう。
ただし、借金の元本がそのままなのに毎月の返済金額を減らしてしまうことで、返済期間が延びてしまい結果的に返済総額が増えてしまうこともあります。
借り換えローンやおまとめローンを利用する場合は、事前に相談するか返済シミュレーションを行うなどして、納得した状態で利用することを心がけましょう。
まとめ
お金が無い生活を続けていると、厳しい状況から疲れてしまうことが多々あります。
そのようなときこそ、できることを着実に行うように意識することが大切です。
一般的な節約方法に加えて、盲点となりがちな節約をし、考えかたを前向きにすることでお金の悩みから脱出できる可能性はあります。
それでもダメなら資金繰り計画をしっかりと見直し、借り入れや公的制度の利用も検討しましょう。
日本はセーフティーネットがしっかり整っており、そういった制度に頼れれば何とかなることが多いので、過剰に心配する必要はないかと思います。
ぜひ気持ちを前向きにして、お金の無い生活からの脱却を計りましょう。
※レイクの60日間無利息は、初めてお申し込み頂いた方、Webで申込いただきご契約額が1~200万円の方限定。30日間無利息、180日間無利息と併用不可。無利息期間経過後は通常金利適用。
※レイク借入条件●極度額/1万円~500万円●貸付利率(実質年率)/4.5%~18.0%●遅延損害金(年率)/20.0%●返済方式/残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式●返済期間・回数/最長5年・最大60回●担保・保証人/不要●要審査