お金がないけど家を出たい!具体的方法5選【自立したい人必見】
家庭環境はさまざまです。
いつまでもお母さんやお父さんと一緒に暮らしたいと考える人もいれば、一刻でも早く家を出たいと考える人、早く出ていけと親に言われる人もいます。
お金がないけれど家を出たいと考えている人が取るべき方法を5つ紹介いたします。
記事の目次
今すぐ家を出たい人は新聞奨学生の道
あなたが大学や専門学校等の進学を機に家を出たいと考えているなら、新聞奨学生になるという方法があります。
朝日新聞や読売新聞、毎日新聞の3大新聞社だけでなく、日経新聞や産経新聞でも新聞奨学生を募集していますので、いくつか気になるところに問い合わせてみることができるでしょう。
学費と住居費を出してもらえる!
新聞奨学生になると、住み込み(住居費は基本的に無料、食費は別途)で働くことになりますので、住居費を節約することができます。
初めての一人暮らし、しかも両親から援助を期待できないケースでは、住居の確保と住居費の捻出がもっとも困難な壁となりますから、住居費が無料というのは非常に嬉しいポイントなのではないでしょうか。
また、学費も支給してもらえます。
上限は決まっているものの、貸与型の奨学金とは異なり支給型ですので、卒業後に借金を抱えることにはなりません。
尚、朝日新聞(朝日奨学会)の場合は4年生の学校で上限520万円、読売新聞(読売育英奨学会)も4年生の学校で上限520万円となっています。
給料ももらえる
また、月額12~17万円ほどの給料と年に2回の賞与ももらえます。
学費は出してもらっても、お小遣いがないなら交通費や昼食費用等の生活費を賄えませんよね。
住居費がかかりませんので、10数万円あれば問題なく暮らせそうです。
業務が大変なことも少なくない
朝刊の折り込み広告入れのために午前3時に起こされたり、夕刊の準備のために午後2時には配達ステーションにいなくてはいけなかったりと、業務上、大変なことは多いです。
ですが、どうしても家を出たいと考えており、金銭的にも問題を抱えている人なら、そう悪くはない選択肢だと言えるでしょう。
尚、新聞社によっては予備校生も受け入れていますので、浪人中でも新聞奨学生になることはできます。
住み込みもしくは寮付きの会社で働く
学生の場合は新聞奨学生という選択肢がありますが、学生以外の大人の場合は利用することができません。
そのような人は、住み込みで働ける仕事や寮付きの会社に就業するのはいかがでしょうか。
手元にまとまったお金がなくても、引越し先の住居に困らず、家を出ることができるでしょう。
基本的に個室完備!カップルOKもある!
住み込みや寮住まいというと、「集団で生活するの?」「プライバシーなんて無いんじゃ?」と不安に思うかもしれませんが、ほとんどの会社では個室が基本となっています。
会社によってはカップルOKのこともありますので、恋人や配偶者と一緒に暮らせる可能性もあります。
家具やネット環境が完備された寮もありますので、スーツケース1つで引っ越すことも可能です。
友人・恋人の家にお世話になる
新聞奨学生も住み込みの仕事も寮付きの会社も、いずれも仕事をすることが前提となっています。
そのため、「働きたくない」と考えている人や「知らない人たちと仲良くなりたくない」と考える社会性に問題がある人は利用することができません。
ですが、そんな人でも、母親や父親と暮らす家を出たくなることがあるでしょう。
そのような人が採ることができる選択肢として、「友人や恋愛関係にある人の家にお世話になる」というものがあります。
徐々に人間関係に亀裂が入ることも
前々から「一緒に暮らそう」と誘われていた場合でも、一度も誘われたことがない場合でも、同じ部屋に暮らしていると、ちょっとしたことで対立したり、相手の嫌な面が見えたりすることがあります。
「この相手となら絶対にうまくやっていける」という自信がない限り、あまりおすすめできる選択肢ではありません。
ヒモになるかアルバイトするか
2、3日なら「何もしなくても良いよ。お客さんだから~」ともてなしてくれたとしても、1週間、2週間と長くなると、「生活費ちゃんと払ってよ」「働いたら?」と言われてしまうでしょう。
相手が余程の高収入で、あなたに好意を持っていてあなたを養いたいと考えているのではない限り、いくら働くのが嫌でも働かざるを得ない状況に追い込まれます。
即日にお金を稼ぐ方法やスキルがなくても稼ぐ方法については、次の記事を参考にしてください。
今月ピンチ!すぐお金が必要!日雇いバイト、日払い現金手渡しの方法や注意点まとめ
生活保護等の公的支援を利用する
親や同居者からのDVのために家を出なくてはならない場合は、市区町村役場に出向いて、生活保護と住居提供の申請を行うこともできます。
状況調査や所持金を公開する等の条件はありますが、本当に困っているときは公的支援を活用して家を出ましょう。
次の記事では公的支援の活用方法について詳しく説明しています。
ぜひご一読ください。
働いて自立するための資金を貯める
今すぐ家を出なくても良い場合は、働いて敷金礼金などの独り立ちに必要な資金を貯めてから家を出ることができます。
現在、住居費や食費がかかっていないのなら、働けば働くだけ資金を増やすことができます。
自立のため、そして自分の夢を叶えるために、頑張ってお金を稼ぎましょう。
次の記事では、学生におすすめの仕事をいくつか紹介しています。
お金が無いけど今すぐ家を出たいとき
新聞奨学生も住み込みも友人・恋人の家もイヤだけど、今すぐ家を出たいという人は、カードローンを利用して一時的にお金を借りたり、持っているものを売って資金調達したりすることもできます。
「家を出るということは、今後は自己責任で生きていくということでもある」ということを忘れずに、自立の準備を進めましょう。
カードローンの利用方法と実際にどんなものが売れるのかについては、次の記事をぜひ参考にしてください。
家から出るまでにしておきたい事
親があまりにも口うるさいので、1人暮らしを始めたいと思う人もいると思います。
しかし、1人暮らしを始めるにはある程度のお金が必要ですので、すぐに用意できない事もあります。
将来的に一人暮らしをしたいと考えている人は、今からお金を貯める事をおすすめします。
また、1人暮らしを初めてもお金のことで苦労しないためには、どれくらいの資金が必要になるかなどを把握しておきましょう。
それ以外にも、これから住むところの選定なども行っておきたいですね。
ここでは、1人暮らしを始めるまでにしておきたい事をご紹介しますので、参考にしてください。
収入源を作っておく
親元にいると、お金に困った時に親を頼ることもできますし、生活費を親と分担して支払うことで負担を軽減できますが、1人暮らしを始めるとそうはいきません。
お金に困ることがあっても、できるだけ1人で対処しないといけませんし、水道光熱費などもすべて自分が負担しなければなりません。
その費用を負担できるだけの経済力が必要になりますので、一人暮らしの前からパートやアルバイトなどをして確実な収入源を作っておく必要があります。
また、部屋を借りるにしても、働いていない場合には審査に通らず部屋を借りる事もできません。
部屋を借りるときには保証人が必要です。
一般的には親に保証人をお願いすることが多いと思いますが、何らかの理由によって親に保証人を頼めない場合には保証会社を利用することになります。
保証会社を利用することになると、毎月保証料を支払うことになります。
多くのお金が必要になりますので、パートやアルバイトだけではなく、ネットビジネスやクラウドソーシングでの副収入があると安心ですね。
働き過ぎるのは問題ですが、できるだけ多くの資金を持っておきましょう。
できるだけ貯金をする
1人暮らしを始めるためには住むところの手配だけでなく、食器等の日用品を買い揃えることも必要になります。
最低限の家電に抑えたとしても、生活に必要な一式をそろえるには意外にお金がかかります。
また、引っ越しをして普段通りの生活が送れるようになるまでには、調理器具がないと外食やコンビニ弁当などに頼るが多くなりがちです。
ますので、普段よりもお金が多くかかってしまいます。
これらの事に対応するためにも、できるだけ多くの貯金があった方が安心できます。
1人暮らしを始めたいと思った理由にもよりますが、1人暮らしを始めるまでの時間はできるだけ多く持つようにして、十分な貯金を確保するようにしましょう。
なお、1人暮らしを初めてすぐに親にお金の相談をすると、せっかく始めた1人暮らしをやめさせられる可能性もあります。
また、カードローン等を申し込むにしても、勤続年数や年収によって審査に通りにくい場合もあるため、貯金なしで一人暮らしを始めるのは避けるべきでしょう。
お金を有効活用する
十分な貯金ができたら、お金を少しでも増やせるように投資等を検討してみましょう。
お金を銀行などに預けていても金利が低いため、一年簡で手にできる利子は非常に少なくなっています。
したがって、投資信託等で自動的にお金を増やすことができる仕組みを作っておくようにしましょう。
投資信託なら、投資のプロが自分の代わりに資金を運用してくれます。
難しいことがわからなくても始めやすいので、投資の初心者にもおすすめです。
ただし、多くの利益を求めてギャンブル的な要素を入れるのではなく、手堅く確実に残せるお金を増やすことに注力してください。
なお、株式投資やFXは、上手く運用すれば多くのお金を手にすることが可能です。
しかし外れた場合には損をしてしまう額も多くなります。
資金配分はバランスよく、損失を極力最小限に抑えるようにしましょう。
住む場所を探しておく
住む場所を決定するのは、1人暮らしを始めるにあたって一番大切な事になります。
通勤に苦労しないか、生活しやすいかなど、住む場所に自分が求める要求を満たせる物件をしっかりと探しておきましょう。
部屋探しの段階で妥協してしまうと、住環境が気にいらないために充実した生活を送ることができなくなってしまいます。
なお、住みたい場所が決まっているなら、家賃が予算内に収まる範囲で物件を探しましょう。
家賃は毎月支払うことになる固定費です。
固定費の負担が大き過ぎて、生活が苦しくなることは良くあることなので注意してください。
もし、とにかく家を出たいという場合には、敷金や礼金などのお金がかからない物件を探すようにすると良いでしょう。
住む場所にこだわりがない場合は、人気の場所から少し離れた場所で探すと格安物件が見つかり、支出を抑えることができます。
親から離れて上京したい時
単に一人暮らしすることと違い、物価の高い都市部や東京へ上京するとなると、さらにお金の問題はシビアになります。
上京に必要な費用は何か?
社会人として自立するために上京する場合や、進学のために上京することもあるでしょう。
人生の節目として上京することも多いので、上京後の生活で困らないように準備が必要です。
まず、上京にはどのような費用が必要かを整理して、目標金額を貯める計画を立てるようにしましょう。
具体的な費用の目安
それでは、仮に本州最北端の青森県から上京することを想定して、具体的な費用を算出していきたいと思います。
上京に必要な費用はおもに以下の3つです。
- 交通費
- 新居へ移るための費用
- 家電などの日用品代
まず上京するための交通費が必要です。
交通費はどの交通手段を使うかによって異なってきますが、新幹線の場合、新青森から東京まで指定席で17,350円かかります。
また、飛行機を利用する場合の割引前料金は36,490円と高額です。
飛行機は早めの予約で割引が適応され、1日前予約で19,290円、21日前予約で14,890円となります。
75日前までに予約できれば9,890円とかなりお得ですが、入居日が75日以上前にわかっているとは考えにくいため、21日前予約が妥当ではないでしょうか。
また、駅や空港までの費用もかかるため、新幹線・飛行機のどちらを選択した場合でも、およそ2万円程度の交通費が必要になると考えられるでしょう。
次に、新居へ移るまでの費用ですが、敷金や礼金だけでなく引越し代も必要です。
住む地域によっても違いますが、東京都でワンルームに住む場合の家賃相場は7万円~8万円となっています。
資金礼金が1か月分ずつで、かつ前家賃を支払ったとすると合計で3か月分の家賃が必要です。
したがって、21万円~24万円を用意しなければなりません。
また、引越費用は荷物の量や距離によって変動します。
青森から東京への引越で単身の場合は、繁忙期の3月・4月は10万円以上の費用は覚悟する必要があります。
一人暮らしは、家電などの日用品も買う必要がでてきます。
極力必要なものだけにしても、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3点セットで5万円程度かかるでしょう。
これらをトータルすると、最低でも40万円以上は必要になるため、余裕をもって最低50万円ほどは必要と考えるべきでしょう。
なお、この料金の中にはテーブルなどの家具は含まれていません。
家財道具を購入する場合には、もっと資金が必要になります。
上京の費用を作る方法7選!
上京に必要な費用がかなり高額であることがわかったら、今から必要な資金を貯める必要があります。
収入の少ない母子家庭では貯蓄できる金額にも限界がありますし、女性の一人暮らしの場合は、男性よりもセキュリティなどの面から家賃が高額になるでしょう。
次はフリーターでも実践可能な、上京費用を作る方法について解説していきます。
なお、上京までにどれくらいの時間があるかによっても手段は変わります。
できるだけ時間的な余裕を持っておくことをおすすめします。
1.親から援助してもらう
上京の費用を、親から援助してもらえそうな場合は頼んでみましょう。
この時に重要なのが、「なぜ上京する必要があるのか?」という理由をしっかり話すことです。
都会に出た方が楽しそうだからなどの理由では、親を納得させることは難しいでしょう。
仕事や学問など、将来に関連することなどで説得することが望ましいと考えられます。
また、上京に必要な費用全額をお願いするよりも、自分でこれまでに貯めてきた金額を提示できた方が、両親からの理解を得られるはずです。
まずは自分で、できる限りのことはしたという姿勢を示せることも重要になります。
2.売れそうなものをお金に換える
家にある売れそうなものを「ヤフオク」や「メルカリ」、「買取りショップ」などで売ってお金に換え、それを上京費用の足しにするという手もあります。
特にヤフオクやメリカリは、落札相場が買取りショップより高めで、基本的にどんなものでも売れるため非常におすすめです。
商品を上手に売るためには、撮影の仕方などにコツがあります。
魅力的に見えるようなアングルなどを試すことで、より高値で売ることもできるでしょう。
まずは家に売れそうな物がないか探してみましょう。
なお、メルカリは出品料がかかりませんので、自分では売れるか怪しいと思っても、とりあえず出品して見てはいかがでしょうか。
いらなくなったピアノの発表会のドレスとか死ぬほどメルカリで売りさばいてる いらんものがお金になるこの世界☀️☀️
— 明治 (@_____meiji_) 2019年5月31日
3.アルバイトをする
上京するまでに時間がある場合はアルバイトで、上京費用を稼ぐという手もあります。
また、あまり時間がない場合でも、少しでも多くの資金を準備するためにアルバイトすることは重要と言えます。
上京費用は安くありませんが、それでもバイト代だけでは捻出することができないくらい高いわけではありません。
過労死ラインを越えるほどの労働時間で働き続けることは危険ですが、仮に毎月4万円貯めることができれば、1年間で48万円を貯めることができます。
浪費することなくアルバイトを続けていけば、1年以内に上京費用を貯めることは十分に可能と言えるでしょう。
オーソドックスな方法ですが、確実に上京に近づくことができます。
4.在宅ワークをする
「アルバイトをする時間なんてない・・・」というのであれば、「在宅ワーク」が有効です。
もしくは、アルバイトと在宅ワークを同時に行って、収入を増やすことも検討してはいかがでしょうか。
インターネット上には、ネットで完結できる在宅ワークを募集しているサイトが沢山あります。
特別な技術が必要ない在宅ワークもあるので、自分にもできそうなものを探して見るとよいでしょう。
在宅は自分のペースで仕事ができるため、1~2時間程度のスキマ時間を活用できることがメリットです。
寝る前の数時間など、ちょっとした時間を使って貯金を増やしましょう。
5.カードローンを利用する
「あとちょっとお金が足りない」というなら、「カードローン」の利用も検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、カードローンに申し込みできるのは、満20歳以上の安定収入がある人となっているので注意してください。
なお、カードローンとは、銀行や消費者金融が販売している、保証人・担保不要で使い道が自由な金融商品です。
たとえば、交通費から引越し代、敷金・礼金、日用品の購入など、どのような資金にも利用することができます。
また、限度額までなら何度でも審査なしでお金を借りることができるので、上京後の一時的な資金不足にも対応することもできる便利な金融商品です。
ただし、返済するときは、利息も合わせて返済しなければなりません。
借入する金額によっては利息分の支払が高額になり、返済期間が長くなってしまいます。
利用するとしても10万円くらいまでなど、最小限にしておきましょう。
6.進学なら奨学金を利用する
大学生として上京する場合は、奨学金を利用することもできます。
奨学金は学費だけでなく、食費や生活費にも利用できます。
下宿費用の支払に奨学金を利用しているケースもあるので、大学に進学して1年間は下宿にいながら一人暮らしの資金を貯めることもできるでしょう。
なお、奨学金は高校在学中の成績によって、金利が優遇されることがあります。
成績優秀者は金利なしで奨学金を借りることができるので、勉学に励んでおくことも重要です。
7.公的支援を受ける
利用できるケースは限られますが、公的支援を利用することができます。
例えば、民間シェルターは、暴力を受けた被害者の受け入れを行っています。
両親からの家庭内暴力に苦しんでいる場合には、民間シェルターに避難しましょう。
なお、民間シェルターの所在地は保護を目的としているために非公開となっています。
民間シェルターの利用を希望する場合は、福祉事務所や警察に相談しましょう。
また、特定の条件を満たすと、福祉事務所で生活保護制度を申し込むことができます。
特定条件とは、「売却できる資産がないこと」「働くことができないこと」「生活保護以外に利用できる手当てなどがないこと」「親族などからの援助を得られないこと」などがあります。
自分が生活保護の対象となるかわからない場合は、福祉事務所で事前相談を受けることをおすすめします。
生活保護以外に利用できる公的扶助などを知ることにも繋がるので、母子家庭などで生活がままならない場合などでは、まず福祉事務所を訪ねることもおすすめです。
上京のお金を安く済ませる方法
ここまでは、上京のお金を作る方法を紹介してきました。
次に知っておきたいのは、「上京のお金を安く済ませる方法」です。
どれだけ効率的にお金を稼いだとしても、短期間で得られる資金には限界があるでしょう。
少しでも上京資金を減らすことによって、より短い期間で上京することにもつながります。
また、上京できる可能性を上げることができるので、是非、参考にしてください。
友人や知人の家に住む
すでに上京している友人や知人の中に、一時的であっても住まわせてくれる人がいないか探してみましょう。
友人や知人の家に住むだけであれば、敷金や礼金などは必要ありません。
また、二人で部屋代を出し合うことになるので、通常よりも家賃が安くなります。
固定費を減らすことは大きな節約になるため、上京後の生活も安定しやすいこともメリットと言えるでしょう。
シェアハウス
シェアハウスとは、1軒の住居を複数人で共有するタイプの賃貸住宅です。自室以外のリビングやキッチン、トイレ、お風呂などは共有となるため、通常よりも家賃が安くなるケースが多いです。
また、光熱費やインターネット代が家賃に含まれていることや、最低限の家具が付いている物件もあるため、上京費用を大きく節約することができます。
シェアハウス家賃3万、共益費+光熱費1万なら、結構安いと思うんだけれど。
敷金礼金もなしだし。
— ななこ@NU通教1年 (@zVTAkJPRYPUon8X) 2019年5月23日
ただし、見知らぬ人との共同生活を送ることになるので、デリケートな性格な人には向かない可能性もあります。
しかし、考えようによっては、すぐに知り合いを作れるというメリットにもなるでしょう。
引越し一括見積サイトを利用する
引越し費用を抑えるなら、「引越し一括見積サイト」を利用するのがおすすめです。
引越し一括見積サイトを利用すれば、複数の業者へ引越費用の見積もりが可能となります。
引越費用は条件によって金額が変動するため、一社から提示された金額が高いかどうかを判断することは難しいでしょう。
一括見積サイトなら、費用がお得な業者を見つけやすく、後から損をしたと思うこともありません。
3月・4月の繁忙期は特に高額になる引越費用ですので、少しでも安い業者を選ぶことをおすすめします。
ネット不動産を活用する
ネット不動産の場合、店舗を構えていないため、その分のコストを抑えることができ、仲介手数料が無料になるなどのメリットがあります。
また、格安物件の情報などを掲載している場合もあるため、掘り出し物の物件が見つかる可能性もあるでしょう。
それ以外にも、契約時以外にスタッフと合うことはないので、煩わしい営業トークに付きあう必要はありません。
自分が気に入った物件をゆっくりと選ぶことができることもメリットと言えるでしょう。
家電などは中古品で済ます
新生活に必要な家電などは、中古品で済ませば費用をかなり軽減できます。
中古家電等はリサイクルショップ、ヤフオクやメルカリなどで買うことが可能です。特に、メルカリは送料込で出品していることが多いので、送料分も節約することができます。
また、「ジモティー」というサイトなら、「送料を負担してくれるならタダで上げます」という場合も多いため、上手くいけば家電等を実質無料で手に入れることも出来ます。
ただし、現品を確認することができないため、商品の状態を正確に把握することはできません。保証もないこともあり、すぐに壊れてしまうリスクなどは許容しましょう。
親から離れるのメリット・デメリット
一人暮らしをしたいと考えているときは、メリットばかりを考えているかもしれません。
特に上京したいと思っているときは、上京した後にどんな生活を送れるだろうと楽しみですよね。
しかし、一人暮らしにはメリットだけでなく、当然、デメリットも存在しています。デメリットを知らずに親から離れることで、思いがけない苦労をすることもあるでしょう。
一旦、メリットとデメリットの両方を見つめ直すことも必要です。
自由と自立はメリット
親と一緒に暮らしていて、成人してからも子供扱いされることが嫌だと感じる人も多いのではないでしょうか。
一人暮らしは、親から離れて生活することで、干渉されることがなくなります。
自由を手に入れることができるので、好きなことに好きなだけ没頭することもできるでしょう。
自分の能力を最大限まで伸ばすことができるという意味では、自由は大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
また、身の回りのことを全て自分で行うことになるため、自立心を養うことにも繋がります。
親から離れることで、今までは両親に頼っていたことを自分で行うことになり、自然とできることも増えていきます。
【都会で一人暮らしする若者に伝えたいシリーズ】5月も末。一人暮らしを始めた若者は今、母への感謝が止まらない事だろう。「母は仕事から帰ってきて当たり前のように掃除洗濯をしていたけど、これってこんな大変だったんや…」と。俺もそう思った。しかし、俺は母に何もしなかった。ズコーッ!笑
— ブラマヨ吉田 (@bmyoshida) 2019年5月28日
心細さと必要な費用が多くかかるのがデメリット
誰もいない部屋に帰るということは、意外と心細さを感じるものです。
なお、上京した直後などで回りに頼れる人がいないことも、心細さに拍車をかけるかもしれません。
特に、大きな地震などの災害時には、親と一緒に住んでいる安心感が欲しくなることもあるでしょう。
なんでこんな日に熱?頭痛?関節痛?吐き気?腹痛?何かにあたったのかも。あーー!平成最後をみんなで納めたいよーーー!一人暮らしって病気の時心細い。ベッドくる前に部屋片付けないといけないのにーーー。食欲も0だ。普段ほとんど熱なんて出さないのに。
— あまね💩 (@27cm27kg) 2019年4月30日
また、思っている以上に生活するためには費用がかかります。
実家にいるときに生活費の一部を負担していたとしても、実際にどれくらいの生活費が必要かを把握している人は少ないのではないでしょうか。
洗剤やトイレットペーパーなどの消耗品を合計すると、思っている以上の負担だと感じるかもしれません。
せっかく自由を手に入れても、生活が苦しくては楽しむことは難しいですよね。
家族で過ごしているよりも費用がかかることは大きなデメリットとなります。
自由だし一人暮らし自体は楽しいんですけど、生活費(特に食費)でだいぶお金使ってしまって貯金はできないとこの1ヶ月で思いました…
— しめじ@新卒6月いっぱいで辞めるよ (@jmjmsmj4949) 2019年5月23日
今の自分に何が必要かよく考えよう
自分が本当は何がしたいのかについて、冷静に考えてみることは重要なことです。
例えば、上京しなければ出来ないことがあるならば、もちろん上京すべきだと言えるでしょう。
しかし、東京に住まなくてもできるようなことであれば、わざわざ東京に住む必要はありません。
むしろ、両親と住んでいる方が支出を抑えることができるため、トータルで見ると使えるお金が多くなる可能性もあるでしょう。
ネット環境が整ってきたことによって、都心と地方でできることの差はなくなりつつあります。
自立することは良いことですが、本当に必要なことを考え直してみてはいかがでしょうか。