ニートや無職でも出来る金儲け~自宅でガッツリ稼げる7つの方法
「ニートだけど金儲けをしたい!」このような人は多いかと思います。
そこでこの記事では、ニートでも出来る金儲けの方法を紹介してみました。
記事内で紹介している方法はどれも自宅で行なえるため、「できる限り外出したくない」、「あまり人と関わり合いたくない」というニートの人にピッタリですので、ぜひ参考にしてください。
記事の目次
- 1 ニートは金儲けに有利な武器がある
- 2 FX
- 3 仮想通過
- 4 せどり(転売)
- 5 アフィリエイト
- 6 クラウドソーシング
- 7 Youtube
- 8 ポイントサイト
- 9 ニートでも「借入」が可能か?
- 10 ニートでも可能な借入方法
- 11 すぐにお金が欲しい!即金を得る方法
- 12 お金がないニートから脱出!就職する方法
- 13 素朴な疑問…ニートってどうやって生活してるの?
- 14 フリーターとしての生き方を貫くメリット
- 15 フリーターの収入額の目安
- 16 フリーターとして稼げる職業
- 17 フリーターにお金がない理由
- 18 フリーターに襲いかかる将来的不安
- 19 フリーターお金がないが時間はある
- 20 お金がなくても投資才能があれば
- 21 フリーター収入で貯金をする方法
- 22 固定費の何をカットすればいいのか
- 23 フリーターからスキルアップ転職
- 24 将来設計すればフリーターもアリかも
- 25 まとめ
ニートは金儲けに有利な武器がある
はじめに、ニートには金儲けに有利な武器があると知っておきましょう。
それは「時間」です。
ニートの場合、使える時間が自由にありますよね。
これはお金儲けにかなり有利となります。
なにせ、金儲けするために使う時間が働いている人よりも多く取れるため、それだけ稼ぎやすくなるのです。
たとえば、何かの商品を作って稼ごうとする場合、作業時間が多ければ多いほど、沢山作ることが可能です
また、稼ぐためにどうすべきかを考える時間等も普通の人よりもたっぷりあります。
こうしたことから、ニートは時間という金儲けに有利な武器があるのです。
そうした面を理解しておき、これから紹介する7つの稼ぎ方にチャレンジしてください。
FX
資金があるなら「FX」で稼ぐのもおすすめです。
FXの場合、おもにチャートを眺めてトレードすることになりますが、ニートであればいくらでも時間があるため、チャートを長時間見ることが可能です。
それは稼ぐチャンスを多く発見できることを意味します。
よって、普通の人よりもトレードチャンスが多く、稼ぎやすくなっているのです。
また、FXは「レバレッジ」という方法を使えるため、投資の中では比較的少ない資金で取引できるというメリットもあります。
レバレッジとは「てこの原理」を意味し、FXの場合ですと口座に預けたお金の何倍もの金額で取引できることを意味します。
たとえば、口座に10万円を預けてレバレッジ10倍であれば、100万円の取引ができるということです。
このため、実際に口座へ入金した金額よりも大金な金額でトレードが可能なのです。
仮想通過
仮想通過のトレードにチャレンジしてみるという手もあります。
仮想通過もFXと同じく、チャートを見ながらトレードするため、時間がたっぷりあるニートの人には有利です。
また、仮想通過はその他の投資よりも値動きの変動が大きく、1日で驚くような金額が稼げるのが特徴です。
ただし、その分損をした時の金額も大きくなる点には注意が必要です。
ちょっとしたことが原因で、レートが大幅に下落したり上昇したりしますので、利益も損失も大きくなりがちなんですね。
このため、投資というよりもギャンブルに近い方法だと思っておきましょう。
せどり(転売)
「せどり」と呼ばれる転売ビジネスで稼ぐ方法もあります。
せどりの方法は実にシンプルで、「安いところで仕入れて高いところで売る」これだけです。
たとえば、アマゾンで1万円で売っているものが、楽天市場で5,000円で買えるなら、楽天市場で購入してアマゾンで売れば、単純に計算して5,000円の利益がでます。
このように他店と差額のある商品を見つけて安い店で買い、高い方のお店で売るのがせどりの基本です。
せどりは、単純に安く買って高いとことで売るというだけで稼げますのでニートであっても簡単に稼げてしまいます。
仕入れもネットで行なえますし、ニートの武器である時間を使えば差額のある商品をたくさん見つけられるというメリットもあります。
アフィリエイト
ブログやサイトを運営し、「アフィリエイト」で稼ぐという方法もあります。
アフィリエイトとは、簡単に言えば「広告収入」です。
自身が作ったブログやサイトに企業の広告を掲載し、その広告をクリックした人が商品やサービスの申し込みをすれば報酬が貰えるというものです。
安定して稼げるようになるまでは、それなりの労力と時間が必要ですが、一度安定すれば放置していても収益が発生するという利点があります。
また、始めるための初期費用も、サーバー代やドメイン代などの数千円で済むので低予算で開始できます。
クラウドソーシング
クラウドソーシングで、仕事を請け負って稼ぐというのもおすすめです。
クラウドソーシングとは、仕事をして欲しい人としたい人が出会うためのマッチングサイトです。
このクラウドソーシングで募集している仕事は、ほとんどがネット上で行なえるものですので、自宅のみで行なうことが可能です。
仕事内容も簡単な記事製作やデータ入力等、知識や技術、経験など不要で出来るものが沢山あります。
このため、ニートでも問題なく稼ぐことが可能です。
プログラミングやデザインなど、特別な知識や技術が必要となる仕事の募集もありますので、そうした専門技術があればより稼ぐこともできます。
Youtube
Youtubeに動画を投稿して稼ぐという手もあります。
いわゆる「YOUTUBER(ユーチューバー)」ですね。
現在はライバルが非常に多く、満足に稼いでいるユーチューバーはほんの一握りです。
そのため、ユーチューバーとして成功するのは相当困難な道のりとなります。
しかし、成功することができれば一攫千金も夢ではないため、自身があるのでしたらチャレンジしてみても良いでしょう。
ポイントサイト
ポイントサイトで稼ぐという方法も有効です。
ポイントサイトでは、会員登録やメルマガ登録、アプリのダウンロード、ゲーム、アンケートなどのアクションを行なうと、数円~数百円のポイントを獲得できます。
そして貯めたポイントは「現金」や「amazonギフト券」などに交換可能です。
1件当たりのアクションで獲得できるポイントは小銭程度ですので、どんなに頑張っても大金を稼ぐことは出来ません。
しかし、月数百円~数千円なら確実に稼げます。
ニートの武器である時間を使えば、複数のポイントサイトで稼いだり、他の稼ぎ方と併用したりといった方法もとれます。
そのため、月数百円~数千円の収入でもそうバカには出来ません。
ニートでも「借入」が可能か?
「お金がないけどすぐに必要!」というような場合、ニートであってもそうでなくでも、多くの人が考えるのが「借入」かと思います。
しかし、ニートの場合ですと借入はまずできません。
「カードローン」や「フリーローン」などの借入は、「安定収入」が必須となります。
つまり働いており、毎月安定した収入を継続して得られることが絶対条件となっているのです。
ニートで全く無収入の場合、返済できるお金がありませんので申し込みをしても、審査にまずとおりません。
特に消費者金融は100%審査落ち!
消費者金融のような貸金業者には「総量規制」という法律があります。
総量規制とは、「貸金業者は融資申込者に対して、年収の1/3を超える貸付をしてはいけない」という法律です。
例えば、年収200万円ですと借り入れできる金額は1/3の66万円までとなります。
このように、貸金業者では借り入れできる額の上限が年収の1/3までと法律で決まっているのです。
ニートの場合ですと、年収0円ということになり、借入上限が0円ということになってしまいますので、借入そのものができません。
そうしたことから、ニートの人は消費者金融などの貸金業者の審査に100%とおらないのです。
銀行カードローンでも厳しい
借入できないのは消費者金融等の貸金業者からだけではありません。
銀行カードローンの場合も、ニートですと借り入れはまず不可能です。
銀行カードローンは消費者金融等などの貸金業者とは違い、総量規制がありません。しかしその分、申込者が返済できる範囲内でしか融資してくれません。
ニートですと収入がないため、返済能力がゼロと見なされる可能性が高く、審査にとおることは非常に難しいでしょう。
特に近年は銀行カードローンの過剰融資が問題になっています。
銀行の中には自主規制の動きをみせるところもあり、審査の厳格化などをしている銀行も多いです。
こうした背景がありますので、ニートでは銀行カードローンの借入をすることも厳しいのが現状です。
ニートでも可能な借入方法
ここまでお伝えしてきたように、ニートの人は収入がありませんので、カードローンやフリーローンなどの借入は利用できません。
しかし、実はニートでも利用できるかもしれない借入方法があるのです。
それは「クレジットカードのキャッシング枠」です。
現在、既に持っているクレジットカードにキャッシング枠が付いていれば、利用することは可能です。
しかしクレジットカード会社も定期的に、カード所有者に変わりがないかどうかの確認をしています。
以前カードを作ったときには会社員で、現在ニートであることが判明した場合には、手元のクレジットカードの利用枠がなくなっている可能性もでてきます。
そのため一度ATMでキャッシング枠が付いているのかを確認してみるといいでしょう。
審査も甘めなのでニートでもとおる!?
「自分のクレカにはキャッシング枠が付いていない・・・」というような人もあきらめる必要がありません。
通常、収入がないニートであればどこの金融機関に申込みをしても、散々な結果になるものですが、クレジットカードの審査基準は少し異なるのです。
ショッピングモールの中で使えるクレジットカードがいい例でしょう。
通常のカードはちゃんと返済できるのかをメインに審査を行いますので、収入を得ていないニートや専業主婦にとってはハードルが高いものです。
しかし顧客獲得のために発行されているカードであれば、比較的、申込や審査の敷居を低くしています。
もちろん審査は行われますので、申込みをしても審査落ちになる可能性はゼロではありません。
「だったら今持っているクレジットカードにキャッシング枠を付けてもらえばいい」と思いますが、キャッシング枠とショッピング枠の審査は異なります。
キャッシング枠を申し込むことで、最悪の場合、ショッピング枠もなくなってしまう可能性があるのです。
そのため新たにショッピング枠と、キャッシング枠を新規に申し込みをすると、まだ審査にとおる可能性が高くなるのです。
キャッシング枠をまだ附属していない場合、思い切って審査に申し込んでみてはいかがでしょうか?
借り入れは返済できるときのみ!
クレジットカードのキャッシング枠であれば、ニートであっても利用できる可能性があります。
しかし、利用するのは返済できるあてがあるときのみにしましょう。
キャッシング枠は金利が付き、利息が発生します。
また、借入額が多いほど、月々の返済負担も大きくなります。
返済できるあてがないのに利用してしまうと、又借り入れに頼らざるを得なくなり、借入額が増えて月々の返済負担も増大します。
そうなると、借金を借金で返済する「自転車操業」となり、最後は限度額が尽きて返済不能に陥ってしまいます。
返済不能になれば、カード会社が裁判を起こします。最悪の場合、強制執行と言って財産など差押えになってしまうことも決して珍しい話ではありません。
こうした危険性がありますので、借り入れするのは返済していけることが絶対条件となります。
すぐにお金が欲しい!即金を得る方法
お金が必要なときは「なるべく早めに!」ということも多いものです。
先に紹介した方法では報酬が発生してから、振り込みまでに時間が掛かるケースもあるため、即金という訳には行きませんので、間にあわないことも多いです。
そんなときにおすすめなのが、不用品を「ヤフオク」などのオークションやフリマアプリで処分することです。
即金を得るのに最適
ヤフオクは、落札者が支払いを済ませれば、早くて当日、遅くても2~3日中には入金がされます。
そのため、即金を得るのに最適です。
一方メルカリは、商品が落札されて、落札者の手元に届き、評価を得られないと売上げには結び付きません。
最短でも1週間程度は時間が掛かりますので、「今すぐお金が必要だ」という人には不向きでしょう。
何でも売ることが可能
ヤフオクやメルカリは基本的にどんなものでも売ることができます。
壊れていようが、パーツなどに欠品があろうがそのことをきちんと明記しておけば、問題なく売ることが可能です。
自分にはゴミ同然のものでも売れますし、意外な値段が付くことも珍しくありません。
リサイクルショップは1時間で稼げる?
不用品は「リサイクルショップ」でも売ることができます。
しかし、リサイクルショップは余りおすすめできません。
理由は買取り価格が安いからです。
状態についても非常にシビアですので、傷や汚れがあったりすると、ただでさえ安い買取り価格がさらにダウンします。
その場ですぐにお金がもらえるというメリットがありますが、買取り価格が安いため、できればヤフオクやメルカリなどで売る方がおすすめです。
お金がないニートから脱出!就職する方法
どんなに頑張って副業をしても、よっぽどの商才を持っている人でない限り、得られる収入はごくわずかです。
また今までご紹介したニートでも稼げる方法は、非常に根気がいるものばかりです。
その収入が、今まで時間を掛けた分に見合っているのか…と考えた場合、そこまで頑張れるのであれば、思い切ってニートから脱却した方が、より簡単にお金を稼げる可能性がでてきます。
しかし一度ニートを経験してしまうと、二度と社会復帰できないのではないかと不安になってしまいますが、現在ニートでも就職する方法は存在するのでしょうか。
親や知人に紹介してもらう
一番、嫌なパターンかも知れませんが、やはり即効性があるのは親や知人に紹介してもらうことでしょう。
一度紹介で入った以上は、早々にやめてしまえば紹介者の顔に泥を塗ってしまいます。だからこそ、頼みたくないものですが、ニートを脱却する一番の方法はやはり紹介です。
しばらくは居心地も悪いでしょうが、ここで認められればあとはどこに行っても負けない精神力を養えると思い、踏ん張ってみてはいかがでしょうか。
小さい会社に応募する
待遇などを考慮すれば大企業に勤務したいと思うのは自然なことです。しかし大企業は何もしなくても時期がくれば新卒採用希望者がドンドン来てくれます。
よほど特殊な技術、経験がない限り、大企業への中途採用は新卒以上に厳しいものです。そのため小さい地場企業の会社に応募した方が、採用につながりやすくなってきます。
アルバイトからスタートしてみる
いきなり正社員で、というのは無謀です。まずは人手の足りない職種のアルバイト(新聞配達や飲食業、ポスティングスタッフなど)から実績を積んでみてはいかがでしょうか。
その仕事にやりがいや楽しさを感じることができれば、何も言わずとも周りはしっかりと見ています。
周囲が認めれば望まなくても自然と正社員への話がでてくることもあります。
「でも人間関係が苦手」と言うならば、人間関係を必要としない、単発のアルバイトや治験のアルバイトなどを選択すればいいでしょう。
まずは雇用形態に縛られず、その仕事にやりがいや楽しさを見いだすことを優先して考えてみることが、正社員へ近づく一歩になり得ます。
素朴な疑問…ニートってどうやって生活してるの?
具体的にどこからどこまでを「ニート」と呼ぶのかの定義なんてありません。そのため収入がない、若しくは収入が低い状態で敢(あ)えて「自分はニートだから」と自虐的に言っている人もいるようです。
しかし世間一般でニートと言われていようと、それで自活できているのであれば特に気にする必要もありません。
しかし全くの無収入であるニートは生活をどうしてるのでしょうか。
自由を手に入れた代償
無収入でも生きていくには、必ず必要になるのが実家の存在です。
多少の小言を言われても衣食住は最低限確保できますから、あとは悠々自適に暮らし、好きな趣味にも没頭できます。
会社に行く必要もないので、気が付けば昼夜逆転している人も多いのではないでしょうか。
正に自由を得たのですから、居心地はとてもいいものかも知れません。
しかし自由を手に入れた分、失ったものも存在するでしょう。
例えば昼夜逆転することで人間関係も希薄になってきますから、人付き合いもなくなり、余計人と話すということが難しくなってきます。
そうなると次に訪れるのが自責の念です。
自分はなんでこんなことをしているのだろうという罪悪感が生まれ、無意味に自分を責めてしまいます。
自己否定をしてしまうと、自信が持てなくなり、ますます人と会わない、会えないの悪循環となる可能性もゼロではありません。
自由を得た代わりに失った代償を取り戻すには、何かしら自分の意思で動いてみることが重要になるのではないでしょうか。
フリーターとしての生き方を貫くメリット
アルバイトで生計を立てている、フリーターの一番のメリットは、働く時間の自由度が高いことでしょう。
役者や芸能人、ミュージシャンになりたいといった夢を持っている人や、バックパックやサーフィンなどの趣味を充実させたい人、起業準備中の人や起業したばかりの人などがお金を稼ぐ方法として、フリーターはピッタリですね。
また、フリーターは違う仕事を、幾つか掛け持ちすることもできます。
土日は接客業で、月火水はデスクワークのアルバイトを入れる、といったこともできるのです。
やりたいことが見つからない人や、就職活動に失敗してしまった人などは、このように様々な仕事を経験することで、就職活動に生かすことができます。
それに、フリーターでいることで、バイト代以外のプラスアルファを期待できる場合もあります。
例えば、飲食店とスポーツクラブのアルバイトを掛け持ちしている人は、飲食店ではまかないを出してもらい、スポーツクラブでシャワーやお風呂を済ませるなど、バイト代以外のメリットも受けられる可能性があります。
では、その他にどのようなメリットがあるのでしょうか?生活費が浮くこと以外の3つのメリットを紹介します。
誰にも拘束されないスタイル
フリーターでいることのメリットに、何か問題が起こった場合の責任が正社員よりも軽く、就業時間に縛られることがないということがあります。
アルバイトやパートは、ミスをした場合は正社員である上司が、フォローに回ってくれることが多いのです。
そのうえ、時給で給料が決まっているために、残業を頼まれることが少ない職場もあります。
今の時代は就業時間が決まっていて、責任が重いサラリーマンでいることに、正直ストレスを感じる人も多いようです。
仕事に拘束されたくないという人には、合っている働き方ですね。
専門スキルが身につく
フリーターは時給制なので、長く働くことで、自分のスキルと給料が上がることもあります。
接客業であれば、接客のマナーや金銭面の管理方法などの、スキルが磨かれるのではないでしょうか。
職場で得た専門的なスキルを、これからの生活において自分の武器にしましょう。
人脈作り
フリーターで働いているうちに、派遣先の企業などで認められれば、「うちの会社に来ない?」と誘われる可能性があります。
そのことを見据えて、人脈作りのひとつとして、フリーターとして働くことを選んでいる人もいるのではないでしょうか?
人脈を作ることを重要視して、自分の可能性を広げることも大切です。
では、フリーターは一体いくらくらい稼ぐことができるのでしょうか?
詳しく解説していきます。
フリーターの収入額の目安
フリーターの収入の目安は一概にいくらとは言えません。
フリーターの給与は、住んでいる土地や年齢、勤務年数や働いている時間帯で変動があるからです。
仮に、時給1200円のアルバイトで週30時間働くと計算した場合は、給与の総支給額は144,000円です。
ただし、総支給額すべてが、手元に入るわけではありません。
総支給額から税金や国民健康保険、国民年金が差し引かれた額が手元に入ってくるお金です。
国民年金や国民健康保険は、親の扶養に入っていれば、自分に負担がかかることがありません。
しかし、給与所得が年収103万円以下でないと扶養控除の対象にはならないのです。
しかも、年収103万円というのは手取りの額ではなく、給与の総支給額ですので注意しましょう。
次に、フリーターと正社員の年収を比べたときの、差額を解説します。
フリーターは正社員と同じような年収を、稼ぐことはできるのでしょうか?
正社員と年収で比較
フリーターにも様々なメリットがあるという状況で、最も気になるのは、フリーターでも正社員並みに稼ぐことができるのかという点でしょう。
自由を愛する人は、できればこのままフリーターでいたいと思っているかもしれません。
本当は正社員として働きたい人も、メリットもあるからフリーターのままでもいいかと思い始めているかもしれません。
というわけで、フリーターのままでいた場合と、正社員として就職した場合の年収格差・年金格差について見ていきましょう。
大卒28歳男子の年収を、比較してみたいと思います。
正社員は一流企業での給料を想定し、フリーターの方は、時給1250円とアルバイトとしてはやや高めの設定で計算してみました。
- 正社員:年収400万円
月収25万円(160時間/月)×12か月+ボーナス(月収4か月分) - フリーター:年収180万円
月収15万円(120時間/月)×12か月
年収として数字を並べて比較してみると、その差は歴然とし、とてもわかりやすいですね。
この年収格差は、年老いたときに、今度は年金格差としてのしかかってきます。
正社員の場合は厚生年金に強制的に加入することになりますが、フリーターの場合は国民年金です。
この場合の受給額を比較してみましょう。
- 厚生年金受給額:月14万円程度
- 国民年金受給額:月65,000円程度
このように、老後の年金についても、フリーターと正社員ではこんなに差が出てしまいます。
しかも、この国民年金受給額である月65,000円は、40年間保険料を支払った場合の満額です。
アルバイトを掛け持ちして、もっと働けばこの格差を埋められるかと言うと、残念ながら、アルバイトの掛け持ちでは限界があります。
一生アルバイトのみで生計を立て、フリーターとして老後の生活に十分なお金を稼ぐというのは、どうやら難しそうですね。
フリーター時代は、次のステップへの準備期間ととらえ、明確な目標を持って自分を磨きましょう!
では、フリーターとして今後の資金を貯めたいときの注意点は、どんなものがあるのでしょうか。
フリーターとして稼げる職業
もちろん、夢を持っている人がフリーターの間にやるべきことは、夢の実現に向けた努力に他ありません。
ただし、ある程度期限を決めて、目標を設定することが必要になるでしょう。
今現在フリーターで、やりたいことが見つからない人や就職できなかった人は、複数の業界、違った職種のアルバイトを掛け持ちして、やりたいことを見つける手掛かりにしたり人脈を広げたりと、正社員としての就職活動や起業に役立てましょう。
そして、フリーターの間にアルバイトをしながら、効率よくスキルを身につけることが大切です。
アルバイトを通して接客スキルや電話応対スキル、PCスキルなどを磨き、就職や起業のためのスキルアップをしましょう。
自分でやってみたい事業がある人や自由度の高い仕事をしたい人は、フリーター時代を起業のための準備期間に充て、具体的にどんな事業でいつまでに起業するのか、目標をはっきりさせましょう。
では、フリーターが高い時給で稼げる職業は、どのようなものがあるのでしょうか?
主な稼げるアルバイト3つを紹介します。
現場の作業員
建設現場の作業員は日給1万円前後と高い給与がもらえ、未経験者でも歓迎という職場が多いです。
学歴も問われない職場が多いようなので、仕事にやりがいが欲しく体力面に自信のある人は考えてみてはいかがでしょうか。
ただし、職場が野外なので体温の調節が大変で、熱中症などの恐れがあるので注意しましょう。
夜間コールセンターの電話対応
夜間のコールセンターの電話応対は、時給が1,000円以上の会社が多く、経験によっては管理者の登用などの優遇がされます。
オフィスワークですが服装も比較的自由で、ジーンズOKという会社もあり、時間によっては仮眠もとることができるのはうれしいですね。
ただし、仮眠の時間は給与がもらえないので注意しましょう。
昼は数時間のアルバイトをして、夜にコールセンターでたくさん働くという掛け持ちの勤務の形もあります。
ドライバー募集に応募する
トラックなどの軽貨物のドライバーに応募するという方法も、フリーターの人にはいいのではないでしょうか。
トラックのドライバーは勤務日数や勤務時間に自由が利く場合と、お客様優先でそうでない場合がありますが、実務経験がなくても応募資格がある場合が多いです。
ただし、時給は作業員やコールセンターと比べると低いうえに、給与自体が完全出来高制という会社もあります。
また、運転する車種によっては、必要な免許があることも覚えておきましょう。
フリーターにお金がない理由
フリーターというと、あまり裕福でない印象を持ちますよね。
フリーターにお金がない理由として、次の3つを挙げることができます。
時給が低いから
定職を持たないフリーター。
アルバイトの給料は基本的には時給か日給で支払われますので、時給換算すると高くても1,000円~2,000円の間に収まることが多いです。
長く同じ職場に勤めていると責任のある仕事を任されるようになることもありますが、給料そのものにはあまり反映されません。
一方、毎日新聞によりますと、サラリーマンの収入を時給換算すると平均2,405円。
サービス残業を考慮しても、平均2,205円。
同じだけ仕事をしていても、サラリーマンの方が効率よく稼げることが多いのです!
しかもサラリーマンの収入は手取りですので、所得税や住民税をすべて支払った残りで時給換算しています。
フリーターは源泉徴収されない職場で働いているなら、年収20万円(自営業者の場合は38万円、配偶者の扶養になっているとき等で若干異なる)を超えたら確定申告を行い、所得税を納めなくてはなりませんので、低い手取り収入がさらに低くなってしまうこともあるのです。
◆毎日新聞公式サイト:サラリーマンの平均時給2,405円は高いか低いか
時間がたっぷりあるから
もちろん個人差はありますが、フリーターはサラリーマンと比べると勤務時間が短い人が多いです。
時間に余裕を持ちたくてフリーターになった人もいるでしょうし、趣味活動に打ち込むためにフリーターになった人もいるでしょう。
いずれにしても勤務時間が短いということは、介護などの責務がある人を除けば、自由になる時間が多いということでもあります。
時間がたっぷりあると良いこともある半面、遊びに行く機会も増えますし、欲しいモノも増えてしまうという面もありますよね。
ただでさえ収入が少ないのに、支出はサラリーマン以上となってしまうフリーターも多いのです。
責任からの自由
すべての責任から逃れるためにフリーターになっている人もいます。
家族を養うことや子どもを育てること、社会に自分の労力・能力を役立てることから解放されたいと考えている人も少なくありません。
そのように考えているフリーターは、自分で稼いだお金を何のためらいもなくすべて使ってしまいます。
無責任さと無計画さにより、気が付くと常にお金がなくなっているのです。
フリーターに襲いかかる将来的不安
今の生活費はなんとかなっている場合でも、正社員ではないフリーターに、将来的不安はついてまわります。
主な将来的不安には次のものがあります。
失業への不安
会社の方針等で、アルバイトを含む非正規社員の人員削減を行うことは珍しくありません。
労働基準法に従って事前に解雇予告はされたとしても、次の仕事がなかなか決まらず、失業期間が長引いてしまうこともあります。
また、フリーターだけでなく派遣社員も、いきなり派遣切りに遭って、新しい仕事を紹介してもらわないといけなくなることもあります。
契約満期で業務が終了しない場合、以前の職場よりも福利厚生や給料、休日等がレベルダウンしてしまうことも少なくありません。
急な出費に対する不安
急に入院することになったときや出産することになったときのための充分な備えがないフリーターも多いのではないでしょうか。
健康保険には加入していても民間の医療保険には加入していないなら、入院が長引けば長引くほど、医療費の増加と収入の減少をひしひしと感じることでしょう。
フリーターの人が貯金をする方法や急な出費に対応できるカードローンについては、次の記事を参考にしてください。
老後の年金に対する不安
国民年金だけに支払っているフリーターは、40年の満期支払ったとしても、月額65,000円ほどしか受給できません。
もちろん、個人年金や貯金を計画的にしているなら別ですが、そうでないフリーターは将来的に生活保護等のセイフティネットのお世話になる可能性もあるでしょう。
国のセイフティネットについては、次の記事でも詳しく説明しています。
住宅について考える
支出の中でかなりの大きな部分を占めるのが「住宅費」です。
実家に暮らすことができる場合は実家に戻り、一人暮らしを続けたい人は住居を提供してくれる職場を探す等、住宅費の節約を目指しましょう。
次の記事も参考にしてください。
フリーターお金がないが時間はある
フリーターで生活している人は大抵独身で年齢も比較的若いことが多いですよね。しかしお金がなくても、会社勤めの人に比べればはるかに自由に使える時間があります。
その時間を有効的に使うのか、それともゲームをしてダラダラ過ごすのかによってお金がないままの生活を続けるのかです。
選択次第でお金がない生活から脱出することができるのかが決まると言っても過言ではありません。
フリーターの働き方によっても変わりますが、比較的短時間労働であることが多いのではないでしょうか。そして休みも週に2日くらいは十分取ることもできるでしょう。
1日のうちに働く時間が4時間から5時間くらいしかないのなら、もうひとつアルバイトをしてみるというのも悪くはありません。
または仕事先が休みのときに集中して2つ目のアルバイトをするのもいいですね。
何しろ若いのですから体力は十分にあるはずです。元気なうちにどんどん稼ぎましょう。ちなみにアルバイトは外でする以外に、自宅で行う在宅ワークもありますよ。
あなたに特殊な技術や専門的な知識、例えばシステムエンジニアやプログラマー、CADを使いこなす能力があれば、在宅ワークでも月額10万円以上の報酬を得ることも可能です。
時間が余ってしまうとパチンコで浪費してしまう、自宅で酒を飲んでしまうのではお金を使うだけで、そこからは何も生産することができません。
お金を稼がなければお金がないままで終わってしまいます。
お金がなくても投資才能があれば
何しろフリーターは時間がありますからお金がなくても経済を読む力、世界情勢を見極める能力があるなら積極的にFX投資をしてみてはいかがでしょうか。
さすがに株式投資ではまとまったお金が必要です。
しかしFX投資は最低5万円、できれば10万円くらいから始めることができ、もうひとつのアルバイトで稼ぐと同額以上のお金を稼ぐことができます。
レバレッジを最大25倍に設定し、常にパソコンに張り付きスキャルピングなど短期の売買を繰り返すことで、1日の日当分として約2万円くらいなら儲けることができるかもしれません。
フリーター収入で貯金をする方法
フリーター収入で貯金をするのはそれほど難しくはありません。
まず預金通帳を3つ作りましょう。
・給与が振り込まれる通帳
・生活費を支払うための通帳
・預金をするための通帳
以上3つの通帳を作ることでお金の管理をすることもできれば、貯金をしていくこともできますよ。
手順は簡単です。毎月の生活費が最低どのくらい必要なのか計算します。
例えば家賃、水道光熱費、食費など確実に支払わなければならない金額を見積もり、生活費を支払うための通帳に入れてしまいます。残ったお金は全て貯金をするための通帳に入れてしまいます。
次回給料日に生活費を支払うための通帳でお金が余ったら、それは預金をするために通帳に早速移動してしまいます。
もちろん食費は可能な限り節約し、外食することはやめコンビニ弁当は買わない、食材はランクを落として大型スーパーで購入する。そして自炊することでかなり節約できると思いますよ。
お金が貯まってくると変なもので、お金に対するありがたみがわかってきます。ありがたみがわかってくると生活がケチになり、なるべく節約しようと頑張るのです。
変なものですよね、人間ってそういうものです。
残ったお金は貯金するために通帳に入金して行きます。通帳残高が増えてくると貯金することの楽しみが湧いてきます。
固定費の何をカットすればいいのか
生活費の中で最大の固定費はおそらく家賃だと思います。今住んでいる物件が収入に見合った家賃なのかどうかチェックしましょう。
もし見合ってないとしたら安い物件に引っ越してしまうと固定費のカットには効果的です。
引っ越し代がかかってしまうと意味がありませんので、不要なものは全部リサイクルショップに売ってしまいます。
本当に必要なものだけを引っ越し先へ持ってくようにすれば、レンタカーを借りて一人でも引っ越しすることができます。
リサイクルショップに売ったお金も手に入るし、家賃も毎月たとえ1万円でも安くなれば年間確実に12万円浮いてきますよね。
勤務先まで遠くなってしまったと言うなら、リサイクルショップに売ったお金で中古の自転車を買いましょう。自転車ならガソリン代もかかりませんし、健康にも役に立ちますね。
携帯電話料金も今は格安スマホに切り替えることができますので、毎月5,000円節約できれば年間6万円貯金できますね。
当然ながら水道光熱費も契約見直しの対象となります。
とくに電気料金。契約アンペアによって基本料金が変わってきますから、不必要な電気を使わないためにも契約内容を見直しましょう。たとえ1,000円でも基本料金が違ってくれば、年間で1万2,000円貯金することができますよ。
フリーターからスキルアップ転職
ある程度節約や貯金の習慣がついてきたら、今度はスキルアップのために自己投資をしてはいかがでしょう。
自宅にいながら資格を取得することで転職もしやすくなり、資格を持っていることで収入を増やすことも可能です。
節約方法が分かれば通信教育費にかけるお金の上限もわかるはずですので、得意分野の資格をとるようにすれば手っ取り早いです。
得意分野でなくても積極的なチャレンジ精神を持って行えば資格取得は可能ですよ。
概ね3年以内を目途にして、スキルアップ転職を目指してみましょう。
正社員として雇用されれば社会保険も充実し、福利厚生、失業保険様々な優遇を受けることができます。もちろんボーナスも入ってきますよ。
これでフリーターもお金のない生活からも完全脱出することができます。
将来設計すればフリーターもアリかも
フリーターのマイナス面にばかり触れてきましたが、自由な時間が多いことや束縛のない暮らしは魅力とは言えますよね。
ですが、フリーターライフは、ある日突然、親の介護や想定外の受難等で終わりを告げる可能性があります。
万が一の状況に柔軟に対処していくためにも、常に「将来設計」を考えつつ、堅実なフリーターを目指していきましょう。
まとめ
ニートの人は時間がたっぷりあるため、実はお金儲けに有利な面があります。
このため、余っている時間を稼ぐ時間に使えば、成功率が飛躍的にアップします。
そうした強みを利用して、今回紹介した7つの稼ぎ方で「これならできそう!」というものからチャレンジしてみてください。