FP飯村久美のマネーセンスアップ講座【12月】
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの飯村久美です。
早いもので今年もあと1か月になりました。
お世話になった人に、感謝の気持ちとしてギフトを送る「お歳暮」のシーズンになりましたね。
ビール、食品、雑貨など、お相手に喜んでもらえるように想いを馳せながら商品をセレクトするのは、何気なくワクワクする気持ちになるものです。
そこで気になるのは「送料」ではないでしょうか。
お歳暮に限らずギフトを送るとき、「送料込み」だと安心して選ぶことができる一方で、「送料別」のときは予算を超えて想定外の出費になりがち。
今回は、宅配便の送料をコストダウンする方法を郵便局とヤマト運輸のケースでお伝えします。(※情報は2019年11月末時点でのものです)
郵便局
郵便局から「ゆうパック」で送る時、少しでも配送料を安く抑えたいと思ったら「ゆうパックスマホ割」アプリの利用がオススメです。
ゆうパックスマホ割は、ゆうパックをクレジットカードの支払いでお得に発送できるアプリ。例えば、下記のような特典が受けられます。
ゆうパックスマホ割
【特典】
・基本料金から180円OFF
・郵便局受取り割引(相手先の住所がわからなくても発送可能)…受取先を郵便局に指定すると100円OFF
・継続利用割引…年間10個以上の発送で次回から10%OFF
【やり方】
「ゆうパックスマホ割」アプリをスマホから開きます。
宛先を入力して、VISA(ビサ)かMASTERCARD(マスターカード)のクレジットカードで「配送料金」を先に支払います。
あとは郵便局に持ち込んで「ゆうプリタッチ!」という端末で伝票を印刷して発送するだけです。
カード決済なのでカードのポイントも貯められて一石二鳥ですよ。
ヤマト運輸
宅急便の送料を安くするには、「クロネコメンバーズカード」の利用がおススメ。
これは専用電子マネー「クロネコメンバー割」が搭載されたカードで、この電子マネーで宅急便の送料を支払うと最大15%割引が受けられます。
電子マネーを搭載しないモバイル型のクロネコメンバーズカードもあります。
こちらは割引を受けられないものの、荷物のお届け通知が事前に届くので、受け取り時に便利です。
受け取り場所をコンビニや宅配ロッカーに指定したり、お届け日時を変更できたりするので、自宅で待機しなくてもすみます。
クロネコメンバーズカード(電子マネーカードタイプ)
【特典】
・クロネコメンバー割(1回のチャージ金額 3,000円~) 10%OFF
・クロネコメンバー割BIG(1回のチャージ金額 50,000円~) 15%OFF
【登録の手順】
(1) HPの新規登録画面から必要事項を入力する
(2) 登録情報の内容を確認し、仮登録する
(3) メールアドレスにパスワードが届いたら、本登録する
(4) ヤマト(クロネコメンバー割)と提携会社(nanaco、楽天Edy、WAONのいずれか)2つの電子マネーが搭載されたカードが届く
※直営店、集荷時の際にカードを提示すると割引になるが、コンビニや取扱店では対応不可。また、有効期限は最終の利用日から5年間。
【他のお得なサービス】
・持込み割(直営店、取扱店、コンビニの持込み)100円OFF
・クロネコメンバーズの持込み割(所定の方法で送り状を作成+持込み)150円OFF
・デジタル割(所定の方法で送り状を作成)60円OFF
・宅急便センター受取り60円OFF
・往復割引(復路のみ)100円OFF
・複数口減額(2個以上送る場合)1個100円OFF
(料金一例)東京から静岡県に60サイズの荷物を送る
・一般料金 930円
・クロネコメンバー割 832円(▽98円)
・クロネコメンバー割「デジタル割+持込み割+宅急便センター受取り」 562円(▽368円)
いかがでしたでしょうか。少し前までは、コンビニや配送センターに直接荷物を持ち込んで発送するのが通常でした。
しかし、スマホの普及により、リーズナブルに発送することができるようになりました。
宅配業者側も、スマホアプリを使ってもらうと受付作業や集荷の手間を省くことができるので、人手不足も解消。コストも安く抑えられるということです。
活用できるものは便利に使っていきたいですね。
※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。