お金に困ったときは「お金がない馬」

35歳で貯金ゼロ!?お金がない人の現状と対策

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「35歳」と言えば、ちょうど人生の折り返し地点、というのは大袈裟かもしれませんが、今後の人生について考え直す、ちょうとよいタイミングの年代でもあります。

そんな35歳の多くが、今「お金がない」という悲痛の叫びを上げているようです。

では、働き盛りでもある35歳が、なぜそんなにお金がない状態になるのか…。

その原因と対策について考えてみたいと思います。

35歳の所得と貯蓄事情

では、早速35歳の所得・貯金などの金銭事情について、調べていきましょう。

こちらは、国税庁が実施した民間の平均給与に関するデータです。

◆国税庁公式サイト:「民間給与実態統計調査」

このデータを見ると、30歳から34歳の平均年収は男性で451万円、女性で307万円という事がわかります。

しかし、これもあくまで平均のデータという事になりますから、あまり鵜呑みにするのも危険です。

ただ、このデータを参考に考えるとすれば、30代半ばの平均年収は約451万円、そしてここから税金などを差し引かれると、手取り年収は338万円という事になります。

ちなみに、この年収から毎月の手取りを試算すると、20万円を切ってしまうことになります。(夏と冬の賞与の手取りが約50万円ずつと仮定)

独身世帯ならまだしも、家庭を持っている世帯は少々厳しい家計事情である事がわかります。

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30代後半の平均貯蓄額154万円?

以下のデータは、SMBCコンシューマーファイナンスが実施した、「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2017」の結果です。

これを見ると30代後半の平均貯蓄額は、154万円である事がわかります。

これもあくまで平均のデータですから、全てを鵜呑みにできませんが、30代前半だとそれよりも少なくなる事が当然想定できます。

このように、所得・貯蓄、両方の調査結果を見ても、確かに35歳で「お金がない」と言う方々が多いのもうなずけます。

◆マイナビニュース公式サイト:「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2017」

お金がない30代の共通点

では、働き盛りの30代が、なぜそんなにお金がないのか…少し考えてみましょう。

既婚世帯で共働きが難しい

独身の方なら話は別ですが、結婚して子供も居る場合、35歳となると子供がちょうど幼稚園から小学生くらいのパターンが多いようです。

そうなると、子供が小さい為、夫婦そろって共働きという仕事のスタイルもとれず、どうしても片親だけしか働く事ができません。

一方で、子供の習い事等にもお金がかかる為、実際に手元にはそれほどお金が残らない、という状況が続きます。

付き合いにお金がかかる

35歳というと、ちょうど部下も出来始めた年代でもあり、さらに自分の上には上司もいる…。

そんな状態で、上司からも部下からもお酒の誘いがあると、ついつい行かざるを得ない。

そんな状態が続くのも、この年代の特徴です。

また、友達や後輩なども、ちょうど結婚をする年頃という事もあり、意外にお祝い事などにもお金がかさむ時期でもあります。

将来にそれほど不安を感じない年代

いまや「老後には3,000万円の貯金が必要」と言われる時代ですが、35歳というと定年までまだ25年程度あるので、それほど現実味を帯びていない年代でもあります。

したがって、将来のことはあまり考えずに、欲しいものを買ったり、友達などともしょっちゅう飲みに行ったりと、この年代は散財してしまう傾向があります。

もちろん、全ての人がこのタイプにあてはまる訳ではありませんが、実際にはこんな理由でいつもお金がない…と言っている人は多いようです。

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35歳 賢い三つのお金の使い道

そんな経済的にも厳しい35歳ですが、将来を見据えた賢いお金の使い方には、どんなものがあるのでしょうか?

自己投資

お金が厳しいなか、自己投資の費用を捻出するのは、なかなか難しいかもしれませんが、ここはあえて将来の自分の為に、勉強や資格取得などの自己投資にお金を費やしましょう。

なぜ、30代の時なっておかないとダメなのか。

それは、40代50代となると、当然物覚えも悪くなりますし、新たな知識を取り入れる力も段々弱っていくからです。

さらに、30代で培った新しいスキルは、40代で現場で更に磨くことが可能です。

もし40代50代で新しい資格を取得したとしても、その資格を使えるステージは、あまり残っていないという事になります。自己投資は1日でも早いほうが良いのです。

毎月少しずつでも貯蓄

将来に必要なお金については、後ほど詳しく触れていきますが、35歳というと定年まで残り25年間。

残り25年もあれば、ある程度の資産を形成できます。

こちらのホームページは、金融庁の公式WEBなのですが、毎月の貯蓄額と運用利回りを入力し、何年運用するかを入れると、最終積み立て金額が確認できます。

◆金融庁公式サイト:「資産運用シュミレーション」

このツールを使って、「毎月5万円」「利回り1%」「25年貯蓄」というデータを入力すると…。

なんと25年後には1千7百万円もの資産を形成できる計算になるのです。

本当にちりも積もれば山、とはこの事ですね。

大事な30代ですが、なんとか毎月5万円程度は貯蓄にまわしたいものです。

家族の為に目一杯使う

これまでの自己投資や貯蓄とは、正反対の事を申し上げるかもしれませんが、30代にしか出来ないこともあります。

それは、家族の為にお金をたくさん使う、という事です。

なぜなら、親にとっても大事な30代は、子供にとっても重要な時期でもあり、親との思い出をつくったり、色々な習い事をさせて子供の将来の為に備えるのは、その時期しか出来ないからです。

たしかに、毎月5,000円程度の習い事をいくつも通わせるだけでも、大変な出費になりますが、後々子供から感謝される事を想像しながら、なんとか頑張ってほしいものです。

40代以降でいくらのお金が必要?

「30代で重要なのは少しずつでも貯金をする事」という事はわかりましたが、では実際のところ40歳以降では、どれくらいのお金が必要なのでしょうか?試算してみたいと思います。

住宅ローン

住宅ローンについては、すでに35歳で住宅を購入している方も多いでしょうし、住宅ローンの支払いがなかったとしても家賃が発生する為、一概に40歳以降で「新たに必要となるお金」という事ではないかもしれません。

しかし、家を買うという事は、実はローン以外にも、固定資産税・生命保険・住宅改修の為の積み立てなど、様々な費用が必要になってくる事も覚えておく必要があります。

教育費

40代~50代で最もウェイトが高くなるのが、教育費です。

小中高と公立に通わせた場合、1人当たりの費用は雑費を含めてもせいぜい毎月1万円程度です。

しかし、高校生になると大学を目指して塾に通わせるケースも出てきます。

こうなると、塾の学費が毎月3万円~5万円必要になってきます。

さらに、無事に大学に合格できたとしても、私立に通わせるとなると、入学金だけでも60万円~100万円程度、さらに年間の授業料は90万円~120万円程度必要になってきます。

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老後資金や生命保険

40歳以上になると、そろそろ自分の老後の事や、万が一のときの家族への保障を考えないといけない時期になります。

例えば、老後に必要な最低貯蓄額は3,000万円と言われていますから、そのお金を定年までの約20年間で貯める必要が出てきます。

さらに、40代と言えば子供の養育費に最もお金がかかる時期でもあり、さらに健康リスクが高まってくる時期でもあります。

したがって、この時期に生命保険を見直す方が増えるようですが、それほど若くはない年代の為、自分が望む保険に入ろうとすると、毎月3万円~5万円程度の掛け金が必要になるケースも出てきます。

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まとめ

如何でしたか?

35歳は長い人生の中でも、最も充実した年代でもあり、一方で経済的にはちょっと厳しい時期でもあります。

しかし、その一方で30代にしか出来ないこともたくさんある事がおわかりいただけたかと思います。

今回の記事が、「今の30代」、「これから30代を迎える人」の参考になればうれしいです。

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