ヤフオクなどのオークションで支払い金額が多いときはどうする?
ネットオークションを利用するのは、売りたいものを出品できることと、ほしいものを少しでも安く手にできる可能性があるからですね。
今回は支払金額が多いなどの事態への対処法、ヤフオクで用意できる支払い方法に関して調べました。
支払われた金額が多い場合
落札代金が支払われたのを確認した時に、代金よりも多く支払われている場合があります。
出品者としては、落札金額以上のお金を受け取ってしまうとどうすればいいのか迷ってしまうことになりますよね。
そのような時には、相手の銀行口座へ余分に支払われている金額を振り込む、もしくは有価証券や金券で相手に送るという方法をとるのが良いですね。
この時に注意したいのが、かかる手数料の事と相手への連絡内容です。
銀行振り込みをするにしても、相手に郵便物を送るにしても費用が掛かってしまいます。
この手数料に関しては返金する金額から引くようにしておき、その内訳などはあらかじめ落札者に連絡をしておきましょう。
返金される金額だけを伝えた場合には、かかっている手数料は負担してもらえると勘違いしてしまいます。
困った支払いの対処方法
落札価格が支払われたときには、いくつか困ったことになることもあります。
ここでは、そのようなときにどうすればいいのかをご紹介します。
支払われた金額が少ない場合
落札をした相手から、品物の料金だけを振り込まれるケースも多くあります。
送料を無料にしている場合にはいいのですが、送料や手数料もかかるような場合にはこれでは困ってしまいますよね。
そんな時には、落札者にその事をしっかりと伝えて、追加で入金してもらう様にしましょう。
その時には、できるだけ丁寧に金額が不足していることと、不足している金額の内訳などをはっきりと伝えるようにしましょう。
支払いが遅い場合
落札をしてから入金されるまでの時間が長くキャンセルされたりすると販売する機会を逸することになります。
支払いが遅い場合には、必ず落札者に連絡を入れるようにしましょう。
連絡する内容には、期限を明記することと、評価が下がることを書いておくようにしましょう。
例えば、「3日以内に入金がされない場合にはキャンセルします」という風に期限を決めてから、ヤフオクのシステム上落札者を削除すると評価が下がることをお知らせします。
ただし、すぐに落札者を削除してしまうと、感情的になってトラブルになる可能性がありますので、十分な連絡と期間を決めて連絡をすることが必要です。
期間としては1週間程度とし、その間の連絡も最低でも2回は行うようにすればいいと思います。
方法を変更したいと要請された場合
落札をしてから、支払い方法を変更してほしいという人も中にはいます。
支払い方法を勘違いしていたり、後になって自分に都合のいい支払い方法を見つけて相談してくる場合です。
Yahoo!かんたん決済を利用している場合で、落札者が取引情報を確定する前であれば、決済方法の追加のみ対応が可能です。
落札者が取引情報を確定したあとや、かんたん決済でない場合は変更することはできませんので、必要な情報を連絡掲示板などで伝えて応じることになります。
利用者として注意するべきこと
オークションを出品者として利用する場合でも落札者として利用する場合でも注意しておかなければならないことがあります。
気持ちよく取引ができるほうが良いですからね。
発送や連絡は早めに
出品者としても落札者としても注意しないといけないことは、必ず相手との連絡は早く行うことです。
例えば、代金の振り込みが遅くなる場合や、品物の発送が終わった後などです。
出品者として気を付けないといけないことは、代金を手にした後は速やかに発送することです。
落札者は、代金を振り込むと品物を一刻も早く手にしたいと思っていますし、本当に品物が送られるのか不安になっています。
ですので、代金の入金を確認し商品の発送ができた場合には、その旨を早く連絡するようにしましょう。
独自の連絡方法は使わない
ヤフオクには簡単に取り引きができるツールとして取引ナビというシステムがあります。
このシステムを使えば配送先、入金報告、入金確認、発送報告等ができるようになっていますので非常に便利です。
この方法以外で連絡を取ろうとする人が居ますが、独自のシステムを利用するときに個人情報などを入力しないといけない場合がほとんどです。
悪意のある相手の場合には、個人情報を悪用されることになってしまいます。
取引ナビというシステム以外の連絡方法を利用するのは、避けた方が良いですね。
ヤフオクの支払い方法
ヤフオクで用意されている支払い方法は、多くの種類が利用できるようになっています。
その中でも利用者が多いのが Yahoo!かんたん決済と銀行振り込みになります。
ここでは、Yahoo!かんたん決済と銀行振り込みの概要と、その他の利用できる支払い方法をご紹介します。
Yahoo!かんたん決済
Yahoo!が落札者と出品者の間に入って、代金の受け渡しをする仕組みになっていますので、落札者、出品者両者ともお互いの個人情報を明かさなくても取り引きができます。
また、Yahoo!が間に入りますので、料金の受け渡しも安全に行われることになります。
手順としては、以下のようになります。
- 落札者がYahoo!に商品の料金を支払う
- Yahoo!から出品者に入金の知らせを行う
- 出品者から落札者に商品を送る
- 落札者からYahoo!に受け取りの連絡をする
- Yahoo!から出品者に入金をする
落札者から入金手続きがあって14日を経過すると商品の到着に関わらず出品者への入金が行われることになっています。
ですので、落札者は入金手続きをした後には、商品が届くのを待っているだけではなく商品が届くまで出品者に連絡を入れ続けておく必要があります。
ですが、出品者の口座情報を管理していますので、トラブルが多数報告されている口座への振り込みを防止することができます。
出品者としては、落札代金をYahoo!マネーにチャージするようにすれば、現金よりも2%お得に使えるので、使用している人も多いです。
落札者にとっても、決済手数料が無料になっていますので支払う金額を低く抑えることができます。
銀行振り込み
銀行振り込みは、全国的に利用している人の多いネット銀行やゆうちょ銀行などを利用すると振込手数料を無料とすることができます。
また、相手の口座に直接お金を振り込むことになりますので、受け取りの確認も早く行われますし、落札品の発送も早くすることができます。
ただし、お互いの個人情報をやり取りしなくてはならないので、個人情報を悪用されたりする可能性もありますし、問題のある口座への入金をすることになるかもしれません。
問題のある口座に振り込んでしまうと、被害にあうと泣き寝入りをしなければならない事にもなりますので、相手口座の確認はしっかりと行っておきましょう。
Yahoo!でもトラブル口座の情報を「トラブル口座リスト」として公表をしていますので、入金するときにはしっかりと確認しておきましょう。
もしこれを確認しないでトラブル口座に振り込みをした場合には、Yahoo!の未着・未入金トラブルお見舞い制度は利用できなくなります。
その他の支払い方法
ヤフオクでは、 「Yahoo!かんたん決済」「銀行振り込み」以外にも以下の方法を指定することができます。
- 代金引換
- 切手、図書券、小為替などの有価証券・金券
- 現金書留
- 手渡し
代金引換と手渡しの場合には、代金を支払ったのに落札品を受け取れないとか、代金が振り込まれないといったトラブルはありません。
代金引換を個人で利用するには郵便局のサービスを利用することになります。
そのため、代金を受け取るためのゆうちょ銀行の口座が必要だったり、代引き手数料等の費用が余計に掛かることになります。
手渡しの場合には、住んでいる場所や知らない人と会うことが必要ですので、これらの事に問題が無ければ利用してもいいですね。
その他の方法では、支払金額に過不足があることや商品が受け取れない等のトラブルがありますので必要な場合以外には使わないのが良いと思います。
まとめ
ヤフオクを利用するときには、多くの支払い方法を選択できるのが魅力ではありますが、手数料のどのことを考えると Yahoo!かんたん決済が良いと思います。
その他の方法を利用するときには、出品者と落札者双方ともに連絡を密にとって、安心して取引ができるようにしたいですよね。
利用するときには、出品者、落札者ともに注意すべき点をしっかりと把握して、安心で安全な取引を心がけましょう。