審査落ちの延滞ブラックでも借りれる?消費者金融の口コミを検証
「カードローンでお金を借りたいけれど審査が不安だ」という人は、お金を借りられるかどうか口コミが気になって仕方ないのは当然です。
巨大掲示板として知られる「5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)」でも「ブラックでも借りられる消費者金融」関連のスレッドがいくつも立っていますが、スレッドごとに「お金を借りられた」「借りられなかった」と情報が交錯しています。
では、インターネット上で流れる口コミはどこまで信用できるのでしょうか。
- 執筆者の情報
- 名前:梅星飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営
5ちゃんねるの口コミによる「ブラックでも借りられる消費者金融」
5ちゃんねるで「ブラックでも借りられる」と口コミがある消費者金融は、ほとんどが中小消費者金融ばかりです。
紹介されている業者を一部抜粋してみましょう。
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どこの業者も闇金ではない、正規の貸金業者です。
5ちゃんねるでは匿名で申込属性を明らかにし、任意整理したのかどうか、いくら借りられたのかまたは借りられなかったの情報を交換するスレッドです。
質問する場合はテンプレートが用意されており、書式に従って数字を埋めていくことで、誰かが借りられるかどうか回答しています。
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消費者金融から借りようとしているのにすでに総量規制に達している人からの質問から、7年前に借金をしたが放置状態など、明らかに「これは審査に通らないだろう」という質問まで交わされています。
スレッドを読んでいると、この人の情報は本当なのかと思えるようなものまであります。例えばJICCやCICの信用情報を開示して、完全にブラックだと分かっていても「キャネで借りられた」という情報などは、かなり疑問が湧いてきます。
始めのうちは質問すると誰かが回答してくれ、ここなら借りられるとか、ここへ行って相談しろとか、頻繁に質問と回答が繰り返されていましたが、途中からは闇金業者の電話番号が連続して書き込まれるようになった途端に荒んでしまいました。
インターネット上で流れる情報は信ぴょう性がない
5ちゃんねるにブラックでも借りられる中小消費者金融として紹介されているところでも、インターネット上の情報サイトの口コミや評判では「金融事故を起こしていると借りられない」と異なる情報が流れています。
インターネット上の口コミは、完全匿名で書き込まれるため、たとえうその情報を書き込んだとしても、それがうそかどうか見抜けません。
それに借入希望者の正確な属性が分からない状態で、その人がどこそこの消費者金融からお金を借りられたと書いてあっても、必ずしも自分に当てはまるとも限りませんよね。
そもそも口コミ情報は本当なのかうそなのか怪しいばかりでなく、たとえ本当の情報だとしても借り入れを申し込んだ人の主観的な感想です。
客観的な事実がない口コミははっきりいって信用できません。口コミ情報で借りられるかどうか調べるなら「Yahoo!知恵袋」が意外と使えます。
しかし、インターネット上で流れる口コミやうわさはあくまでも参考程度、借りられるかどうかの目安にすることが重要です。
中小消費者金融の審査基準は甘いのか
中小の消費者金融は、テレビコマーシャルなどは行っておらず、自動契約機もありません。融資に際してカードも発行しないことがほとんどです。
しかし、大手で断られた人が申し込みするわけですから、業者としても顧客獲得のために審査の難易度を下げざるを得ません。
ここでいう「審査の難易度を下げる」とは、決していい加減な審査を行うということではなく、大手であればコンピューターの自動診断で門前払いになる人を、丁寧に審査するという意味です。
街金の特徴とは
中小の消費者金融は「街金」と呼ばれたりもします。街金の特徴をまとめてみました。
- 金融庁に貸金業者として正規の登録を行っている
- 大手と比較して融資スピードに劣る
- 大手と比較して少額融資になりやすい
- 法定金利の上限で貸し付けを行う
- 申し込みまではインターネットでできるが、その後は郵送か来店
- 対面与信(来店して審査)が最も融資スピ―ドが早い
少額融資になりやすいという点ですが、初回融資額が10万円未満になることが多いのが現状です。
その後、順調に返済を行い信用を積み重ねると、増額に至るという形がとられます。
なお、中小の消費者金融を検討している方は、街金と闇金を見分ける方法も押さえておきましょう。
おすすめの具体的な業者名は、関連記事に記載しているのであわせてご覧ください。
審査が不安でも借りられる消費者金融は
単なるインターネット上の口コミや評判ではなく、実際に筆者が中小消費者金融に電話をかけ、審査に不安を持っているけど借りられるかどうかを確認してみました。
どこの業者も「必ず借りられる」と回答することはありませんでしたが、なんとなくニュアンス的に借りられそうな業者を見つけることができたので、軽く紹介します。
アローは自己破産をしても3年で借りられる
中小消費者金融でわりと有名な「アロー」は、さすがに返済滞納中の現役バリバリのブラックでは審査に通ることは難しい感じです。
ただし金融事故を起こしていても、現在の借金がないならある程度相談に乗るとのことです。
目安としては、自己破産して3年経過していることが条件になるようです。
現在借金がなく、給与明細を直近で2カ月分用意できれば10万円以内なら借りられる雰囲気です。電話で応対してくれたオペレーターも丁寧で、第一印象は悪くありません。
確かにインターネット上の口コミや評判でも独自審査をしてくれる、人柄を見て審査してくれるとの情報もあり、審査に不安のある人は借り入れを申し込んでみる価値がありそうですよ。
関東信販は社会保険証があると借りやすい※新規受付停止中
※2024年5月現在新規受付停止中
関東地方を営業エリアとしている「関東信販」は創業30年と歴史も古く、頑固な審査システムで知られていますが、大手消費者金融の審査に落ちた人でも比較的借りやすいとの評判です。
ただし関東信販でお金を借りるには、収入証明書は必ずしも必要がなくても社会保険証の提示を求められます。金融事故歴があったとしても、審査した結果、現在借金がない状態なら5万円から10万円の金額なら借りられるとのことです。
実際に借りられるかどうかは申し込んでみなければ判断できないとしていますが、他社借入を放置している、または長期返済滞納しているのでなければ、少額ローンの対象となるでしょう。
アコムは「審査に通りやすい」という口コミが多い
大手消費者金融トップの「アコム」は、大手消費者金融ならではの審査の厳しさがあるのではないかと不安に思う場合も多いかもしれません。
しかしアコムの審査通過率は39.9%(2022年10月〜2023年3月)です。
アコムは「はじめてのアコム」というように、一社目のカードローンに選ばれることが多いので審査通過率が高いようです。
参照元:アコム|マンスリーレポート
さすがに金融事故歴がある状態で申し込むと、審査に落ちてしまう口コミは多いですが、「他社借入があっても審査に通った」や「返済を滞納したことがあったけれども審査に通った」など、比較的審査に通りやすいとの口コミが多いです。
Yahoo!知恵袋を検索してもアコムについて見ることができ、初めて借り入れを申し込む人でもアコムから借りて大丈夫なのか、安心して借りることができるのかなどの口コミは役に立つでしょう。
口コミを総合的に判断すると、他社借入件数は2件まで、他社借入金額は総量規制の70%までであればブラックとなっていない限り、審査に通りやすいとのことです。
ただし初回申込だと、利用限度額は低く設定されてしまう口コミもありました。最初から多額の金額を借りたい場合は、それ相応の年収がなければならないことに注意しましょう。
口コミから判断すると、年収300万円だと初回借入額は30万円前後、年収200万円だと20万円前後の人が多いです。
アイフルは積極的な融資をするとの口コミが多い
「アイフル」は、単独で消費者金融を行っている大手消費者金融です。
アコムやプロミスと比べるとメガバンクグループではないため、経営基盤が弱いのではないかと心配する向きもありますが、独自のグループ会社を作り、傘下にライフカードや債権回収会社を置くなど企業の安定性はしっかりしているようです。
アイフルの口コミで意外に多いのが、「過去に自己破産をしたけれども、信用情報機関にまだ情報が載っているのに審査に通った」という口コミです。
決して審査が甘いというのではなく、自己破産歴があっても3、4年程度経過していると、アイフルに自己破産をしたのでなければ積極的な融資をしてくれるようです。
さすがに、金融事故を起こしたばかりでは審査には通りませんが、金融事故歴があっても数年経過しているなら、再度申し込んでみるのもいいかもしれません。
また女性専用カードローンとして「SuLaLi」が意外と人気で、女性に限らず男性も「カードの券面がおしゃれ」「利用限度額が10万円までだから使い過ぎる心配がない」という口コミも多いです。
アイフルの積極融資は決算資料からも見てとれ、直近では対前年比20%を超える会員増になっているのもうなずける話です。
アイフルの借入条件としては、他社借入件数3件まで、他社借入金額はやはり総量規制の70%が審査に通る最低条件になっているようです。
プロミスはカードレスでもATMで借りられる口コミが多い
消費者金融は基本的に、カードがなければATMでお金を借りられません。
ところが「プロミス」はWeb完結申し込みでカードレスにしても、専用アプリをダウンロードすれば、セブン銀行ATMならスマートフォンをかざすだけでキャッシングできて便利、という口コミが多いです。
カードレスで申し込んだ人は、家族バレしたくない、誰にも内緒でお金を借りたいという人が多く、Web完結によって「自宅に一切郵便物が来なくて助かった」「振込キャッシングしかできないと思っていたらセブン銀行ならスマホでATM借入できた」という喜びの口コミです。
またプロミスの無利息サービスは、会員になってからではなく、「初回借入の翌日から30日間※無利息」となるため、サービスをまるまる利用できてお得だとの評判も高いです。
※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です
SMBCグループの消費者金融であることから、安心してお金を借りることができたという口コミが多いのはいうまでもありません。
SMBCモビットは完全にバレることなく借りられる口コミが多い
「SMBCモビット」もSMBCグループの消費者金融サービスで、安心感や信頼感は揺ぎないものがあります。
顧客満足度ナンバーワンにランキングされているのもなるほど、という感じですね。
SMBCモビットには無利息サービスはないものの、三井住友銀行や三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行に口座があると、Web完結を利用すれば本人確認や電話連絡がありません。
そのため、家族にも会社にも全くバレることなく簡単にお金を借りることができた、との口コミが圧倒的に多いです。
Web完結の最先端を行く契約方法で、プロミスと同様にカードレスでの申し込みができること、セブン銀行なら専用アプリをスマートフォンにダウンロードすればATMキャッシングができて非常に便利と、評価も高いです。
また事前審査とはいえ、借入申込フォームに記入して送信すると最短で10秒で借りられるかどうか審査してくれるのも、「大いに助かる」「借りられることがすぐに分かるのは便利」という声が多々ありました。
SMBCモビットの審査に通るには、他社借入金額は総量規制の50%までにしておくと審査がスムーズに進んだ口コミが多いのも目立ちます。
フタバは自己破産や任意整理しても借りられる口コミが多い
大手消費者金融が他社借入件数は3件までとしているのに対して、中小消費者金融の「フタバ」は、総量規制範囲内であれば他社借入件数が4件以上でも借りられる口コミです。
フタバは中小消費者金融でありながら創業50年と歴史も長く、たとえ自己破産や任意整理をしたとしても「即審査落ちにならないから安心して申し込める」と評判も高いです。
実際に自己破産や任意整理をして借りられた、という口コミやうわさの信ぴょう性はともかく、金融事故歴があるだけで審査に落とすことがないのは助かりますよね。
口コミを総合的に判断すると、他社返済滞納中のブラックは審査に落ち、自己破産や任意整理しても借金がゼロで、安定した収入があれば借りられるようです。
他の中小消費者金融で断られても、フタバからお金を借りられて感激した、という声も多いです。
ただし即日融資は期待できないでしょう。
契約書は郵送で取り交わし、なおかつ会社への在籍確認は必ずあるそうなので、無職で借りられたとのクチコミはありませんでした。
ライフティはブラックでも借り入れできるとの口コミが多い
「ライフティ」は中小消費者金融というよりも、どちらかというと準大手に近い中堅消費者金融です。親会社は東証一部に上場している光通信で、経営基盤が安定していることや資金力が豊富にあることでもよく知られています。
またセブン銀行限定ながらカードを発行しているため、ATMでの借り入れや返済にも対応しており、無利息期間があるなど大手顔負けのサービスぶりが充実です。
消費者金融としては後発の部類に入るため積極的な融資姿勢が見られ、自己破産しても最低1年経過していればお金を借りられる口コミが多いです。
ただし自己破産しても借りられたという人もいれば借りられなかったという人もあって、独自審査の中に自己破産した理由が含まれるようです。
会社が倒産してしまったとか、リストラされてしまったためにやむなく自己破産したという場合は、借りられるチャンスが高いでしょう。
キャッシングのエイワなら審査に通らない時でも人柄で審査してくれる?
キャッシングの「エイワ」は、借入額が10万円以上は年17.9507%、10万円未満は年19.9436%の金利で融資をしてくれる業者です。
少額融資を得意としており、最大50万円までの借り入れが可能です。
「初めてのお客様専用ダイヤル」を設けていたり、女性専用のレディースローンを提供していたりするほか、インターネットから24時間申し込みを受け付けるなど、利用者目線でのサービスを提供しています。
また中小の消費者金融でありながら、全国各地に店舗を構えているということも特徴です。
申し込み後には対面が必要なので、必ず来店しなければなりません。公式サイトにも「言葉を交わさないビジネスは信じない」と記載されており、対面で与信を行っています。
対面での与信は業者側だけでなく、利用者側としても一つの安心につながるでしょう。
老舗のセントラルなら審査に通らない人でも借り入れできたとの口コミが
「セントラル」は、年4.80%~18.0%の金利で、最大300万円まで借り入れが可能です。
インターネットでの申し込みにも対応してるので、全国各地から気軽に利用可能です。
また最短即日で融資対応しており、急いでお金が必要な人も安心です。
借り入れや返済は全国のセブン銀行ATMから行えるため、とても便利に活用できるでしょう。
セントラルの公式サイトでは、「借入可能か3問診断」「返済シミュレーション」が利用でき、申し込み前に自身の状況が把握できます。
また中小の消費者金融には珍しく、自動契約機を備えています。外出ついでに誰にも会わず、契約申し込みが可能です。
そんなかゆい所に手が届くセントラルは、大手消費者金融の審査で落ちた人でも融資してもらえたという口コミがあるので、審査に自信がなかったとしても相談してみましょう。
審査無しでお金借りられます!は闇金
審査に通らない人は、審査なしで即融資、ブラックでもOKなど検索キーワードでついインターネット検索してしまいます。
たとえ該当する業者が見つかったとしても、それは闇金であると思って間違いはありません。
そもそも日本貸金業協会に加入する貸金業者をはじめとして、広告宣伝に使ってもいい言葉と使ってはいけない言葉が定められています。
安易にお金を借りることができることを強調するような表現や、審査なしでお金を貸すことができるような表現は、不当広告表示として処罰の対象になってしまいます。
下記ページでは、闇金を利用するきっかけともいえる個人間融資の危険性やお金が必要な時の対処法を解説しています。知らぬ間に犯罪に巻き込まれることの多い個人間融資。そうなる前に理解を深めてください。
>>>【無償でお金を貸してくれる人】ネットで誰かお金を下さいor貸してと言ってみたらどうなる?
正規の金融業者と闇金の見分け方
もちろん日本貸金業協会に加入している貸金業者は、広告を出稿する前に必ず審査を受けなければなりません。
お金を借りる人も審査が必要なのと同じように、広告を出稿するにも審査が必要なのです。
消費者金融は貸金業法によって必ず審査しなければならないことが定められるているのと同じように、総量規制に関係のない銀行も銀行法によって適正な貸付を行うことが定められています。
もし審査なしでお金を貸したら、貸したお金が返ってこない確率が高まりますよね。
銀行も消費者金融も、お金を貸したらきちんと支払ってもらわなければならず、元金だけではなく利息も含めて返済してもらわないと営業が成り立ちません。
たとえ法律で審査しなければならないと定められていなくても、見ず知らずの人にお金を貸すのに何も調査せずにお金を貸すことはないでしょう。
広告の中身で見分ける
広告の中身を見れば、正規業者と闇金を見分けられることがあります。貸金業者が広告を出す場合には、法律上の規定があり、その規定を守らなければなりません。
例えば、必ず固定電話の番号を書かなければならないということなどが決められてます。もし携帯電話番号しか書かれていない広告を見かけたら、闇金だと判断することが可能です。
広告には会社名(もしくは個人名)や、貸金業者の登録番号、金利を表示する義務があります。これらが欠けている場合には、闇金であることを疑いましょう。
金利については、法定金利は上限が年20.0%です。広告を見て年20.0%以上の金利が書かれている場合にも、闇金だと判断できます。
届け出番号や金融庁のホームページで見分ける
ただし、でたらめな登録番号を表示されているケースも考えられます。そのため、登録番号が書かれているからといって安心するのはまだ早いでしょう。
登録番号の確認は、金融庁のホームページで行えます。
金融庁の公式サイトには「登録貸金業者情報検索入力ページ」が設置されているので、正規業者であれば登録番号を入力するとヒットするはずです。
もし「登録貸金業者情報検索入力ページ」でヒットしない業者であれば、取り引きしない方が無難です。
また「登録貸金業者情報検索入力ページ」では、登録番号だけでなく、所在地、商号・名称、代表者名、電話番号などでも検索できます。
中小消費者金融から借り入れをする場合には、必ず登録されているかどうか確認してから申し込みましょう。
消費者金融の審査に通らない人が行うべき4つの対策
金融機関からお金を借りるには、基本的にその金融機関が求めている条件に適合しなければ、いくら申し込んでも審査に通ることはありません。
銀行カードローンや消費者金融によって貸付対象者は異なりますが、共通して求められる条件は次の通りです。
- 年齢は満20歳以上
- 継続して安定した収入があること
- パート収入やアルバイト収入でもOK
- 保証会社の保証を受けることができる人(銀行カードローン)
金融機関からお金を借りるためには、年齢が満20歳以上でなければなりません。いくら継続して安定した収入があっても、年齢が条件に達していなければ審査には通らないです。
また仮に年齢条件を満たしていても、仕事をしていない人はお金を借りることはできません。株式投資の収入やFX取引の収入があっても、それは継続・安定した収入とは金融機関は判断しないからです。
個人投資家の中には、毎月安定して収入を得ている人もいるかもしれませんが、個人投資家は職業として認められていない以上、金融機関にとって無職も同然なのです。
銀行カードローンや消費者金融からお金を借りるためには、雇用形態はパート収入やアルバイト収入でも問題はないとしても、継続して同じところで仕事をしていること、そして安定した収入があることが最も重要です。
お金を借りる側も貸す側も、責任をもって信用情報による審査を受けなければならず、お金を借りたら毎月利息も含めて契約通りに返済しなければなりません。
1.消費者金融の審査条件に合っているか確認する
消費者金融の審査に通過したい場合には、必ず検討している業者の審査条件を確認しましょう。
消費者金融の審査条件は、大手消費者金融や中小消費者金融にかかわらず、公式サイトに記載されています。年齢条件や安定収入が必要であることなどが明記されているので、まずはチェックしてください。
審査条件を確認しないまま合致しない条件で申し込んでも、時間の無駄です。
特に急ぎの場合は、確認せずに申し込んでしまう人が多いようですが、無駄な申し込みをして審査に落とされてしまっては、他の業者を探す時間がどんどん減ってしまいます。
貴重な時間をロスすることがないように、急いでいるときも、必ず確認の上申し込みましょう。
2.消費者金融の審査に必要な書類に不備がないか確認する
必要書類に不備がないかの確認も大切です。何が必要かは消費者金融のホームページに記載されているケースが多いです。
申し込んでから慌てて準備をするのではなく、準備できるものは事前に行いましょう。
特に、本人確認書類は多くの消費者金融が共通しているので、あらかじめ準備しやすいはずです。
また、必要書類には発行後の期限が設けられているものもあるので、有効期限もしっかり確認しておいてください。
いわれた確認書類を用意したものの期限が過ぎているのでは不備となってしまい、審査に時間がかかったり審査落ちの可能性が高くなります。
3.審査落ちの理由を信用情報機関で確認する
もし他の業者で審査落ちをしてしまった場合には、新たに申し込みをする前に、審査落ちの理由を確認しておくことをおすすめします。
審査落ちの理由として、信用情報に傷が付いていることはよくあるので、自分の信用情報にどのような履歴があるのか、確認しておくといいでしょう。
個人信用情報機関は、開示請求をすると1,000円程度の手数料で開示してくれます。
各信用情報機関の公式サイトから申し込みでき、開示請求の手順も記載されているので、チェックしましょう。
4.申し込みブラックを避ける
申し込みブラックを避けるということも意識しましょう。
前述した通り、短期間に複数社に申し込んでいる人は、消費者金融から敬遠されがちです。
短時間に複数社に申し込んでおきながら、どことも契約できていない場合には、いわくつきの申込者だと類推できるからです。
申し込みブラックが信用情報から消えるのは、6ヶ月間が過ぎてからです。
消費者金融の審査に落ちて、新たな申し込みをしたい場合には、6ヶ月以上期間を空けた方がいいでしょう。
質屋は担保があれば簡単に借りられる
キャッシングの審査に通らずに利用できない人には、質屋でお金を借りるという方法があります。
質屋は担保を預けて、それに応じたお金を借りる所です。
もし返済できなくても担保を失うだけなので、借金地獄に陥って苦しむということがありません。
カードローンは担保が一切不要でお金を借りることができますが、逆にいえば担保があっても意味がないということです。
その点質屋は、担保さえあれば誰でも無職で収入が一切ない人でもお金を借りることができます。
担保の査定はありますが、利用者個人の審査が一切行われないというのはカードローンの審査に通らない人にはありがたいですね。
査定は早ければ数分で完了するので、急いでるときでも簡単にお金を借りる方法として質屋は利用できます。
Q&A「消費者金融カードローンの審査に通らないでよくある質問」
消費者金融カードローン審査に通らないことに関して、よくある質問を紹介します。
それぞれの質問に対して、回答として解説するので、申し込み前にチェックしましょう。
消費者金融カードローンは基本的に無担保無保証人のサービスであるため、保証人は付けないことになっています。
ただ中小事業者の中には、保証人を付けることによって審査を有利にしてくれるところもあるようです。
申込者の状況や各業者の判断による内容なので、検討中の業者に確認する必要があります。
返済能力と信用力があれば、消費者金融から借り入れしていても、住宅ローンの審査に通る可能性はあるでしょう。
ただし、住宅ローンを借り入れる際の各銀行ごとの判断によって結果は異なり、消費者金融カードローンを利用していることは不利に働く要因にはなります。
アルバイトなどの安定収入があれば、融資してくれる業者はいくつもありますし、学生ローンとうたっている消費者金融も存在します。
ただし、未成年者の場合は親権者の同意が必要であることなど、一定条件が設けられているケースがあるので、事前に確認しておきましょう。
申し込みブラックのケースや、長期滞納のケース、債務整理をしているケースなどがあるので、それぞれの状況によって借りられるところは異なります。
長期延滞や債務整理中である場合には、貸してくれるところはないと考えた方がいいでしょう。
申し込みブラックの場合は、中小事業者であれば、状況によって融資に応じてくれるかもしれません。
また遅延をした場合、本人は信用情報ブラックだと思っていても、短期間の遅延であれば信用情報に記録されていないケースもあります。信用情報の照会を行って、どのようなブラック状態なのか把握しておきましょう。
滞納した分は保証人が支払うため、信用情報に記録されないからです。
家賃保証会社を利用しているのに滞納してしまった場合には、消費者金融カードローン審査では不利になります。
ちなみに家賃延滞があり、すでに返済済みの場合は、消費者金融によって対応が異なります。
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