ブラックでも借りれる消費者金融!極甘審査ファイナンスとは?
「ブラックの自分でも貸してくれる消費者金融はどこかにないかな」とお困りの皆さん、ようこそ。
「中小消費者金融が借りやすいらしいけど、数が多過ぎてどこ借りればいいのかよく分からない……」、そんな悩みを抱えていませんか?
そんな人のために、このページでは主に以下の4点を解説しています。
この記事を全て読めば、「自分はブラックだからお金を借りられない」と考えている人でも利用可能な借入方法が分かるので、興味のある部分だけでもぜひ読んでみてください。
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「極甘審査ファイナンス」という広告には注意
以下のような文言は、広告での使用が制限されています。
- 極甘審査ファイナンス
- 無条件融資
- どこよりも簡単
これは法律で決められていることなので、もし破っている業者があれば、その時点で違法な業者だということが分かります。
「絶対借入できると表記されている業者は闇金」「かと言って通常の消費者金融に申し込みしても、なかなか審査に通らない」と、頭が痛くなってくる問題です。
正規の消費者金融でありながらも、審査が極甘なファイナンスは存在しません。
ブラックでも借りられる中小消費者金融
ブラックリストの人にもお金を貸してくれるところは、いわゆる街金や中小消費者金融と呼ばれる会社です。大手の消費者金融は効率を重視するため機械的に審査しますが、中小消費者金融ではそれぞれの会社に特色のようなものがあり、独自の審査基準を持っています。
しかしあまりにも数が多過ぎて、一体どこに申し込みを行えばいいのか判断するのは難しいですよね。そこで、中小消費者金融の中でも、ブラックでも借りられる業者を13社まとめてみました。
1.スペース 2.AZ 3.プラン 4.いつも 5.フタバ 6.リテール 7.キャネット | 8.ライフティ 9.アロー 10.セントラル 11.フクホー 12.しんわ 13.エイワ |
※興味を持っている業者がある人は業者名をクリックして詳しい説明までジャンプできます。
1:ブラックでも借りられると評判の「スペース」
「スペース」は2ちゃんねるですっかり有名になってしまい、「他社返済滞納中でも借りられる」「長期返済滞納のブラックでも借りられる」との評判が広まっています。
スペースは、金融事故歴があるブラックの人でも、任意整理や自己破産によって現在借金が0になっていれば審査対象となっています。必要書類に収入証明書と書いてあるのは、金融事故を起こしていても返済能力があれば借入可能、としている証拠です。
電話はフリーダイヤルなので、電話料金を気にすることなく相談できます。いきなり借入申し込みをするのではなく、金融事故歴があるけれども貸してもらえるかどうか確認した上で申し込むようにしましょう。
融資は銀行振込なので、即日融資は厳しいものだと認識しておいてください。審査は、かなり柔軟な対応をしてくれると評判です。
申込方法 | インターネット 電話 |
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金利 | 8.0~18.0% |
融資上限額 | 500万円 |
即日融資 | 銀行振込時間内までに契約を終わらせれば可能 |
2:高金利な分審査が柔軟な「AZ株式会社」
「AZ株式会社」は京都市で営業している中小消費者金融です。京都市周辺に住んでいて店舗に出向ける人であれば、即日で融資を受けることも可能なので、急ぎでお金が必要な人には助かります。
金利は中小消費者金融の中でも高く設定されていますが、その分低金利の業者よりもリスクを負って貸付することが可能です。
申し込みから契約まで全てインターネットで行える、「Web完結」を採用しています。また審査回答時間は最短で30分で、申し込みタイミングによっては即日可能も夢ではありません。
口コミでも「ブラックだが融資可能だった」という声が多数上がっているので、審査はかなり柔軟に行われている可能性が高いでしょう。
申込方法 | インターネット |
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金利 | 7.0~18.0% |
融資上限額 | 300万円(フリーローンの場合) |
即日融資 | OK |
3:無理なく返済したいなら「プラン」
大阪に本社を置く「プラン」は、フリーダイヤル完備で電話料を気にすることなく相談できる中小消費者金融です。電話料金を気にせずに、お金を借りられるかどうか、即日借りられるかどうかを納得するまで相談できます。
全国どこからでも、ネット申し込み対応で来店する必要がありません。借入額が10万円以下なら、毎月2,000円の返済にも対応しているのもうれしいことです。
返済資金をあまり用意できないという方でも、プランなら返済が楽になります。独自の審査で、債務整理者にも積極的に融資を行っていると評判です。
契約書はセブン-イレブンのマルチコピー機から取り出せるので、契約書の郵送に時間がかかってしまうということもありません。ただし、契約は店頭もしくは郵送で行われます。店頭以外だと郵便物のやり取りがあるため、融資実行までに3~7日程度時間が必要です。
申込方法 | インターネット 電話 ファクス |
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金利 | 15.0~20.0% |
融資上限額 | 50万円 |
即日融資 | 不可 |
4:最大60日間無利息サービスのある「いつも」
「いつも」は、中小消費者金融の中では非常に珍しく最大60日間無利息サービスを行っています。加えて、全国どこでも振り込み融資、来店不要で即日キャッシングが可能で、非常に便利に利用できます。
もちろん申し込みはネットから行え、多少審査に不安を持っていても相談に乗ってくれる姿勢はうれしいです。
返済方法でもインターネットバンキングに対応しているので、24時間365日いつでも手数料無料で返済可能です。Web申し込みであれば、最短1分で審査結果を得られ、専用ATMでのカードなどの受け取りも可能です。
大手消費者金融と同じくらいの利便性を求めるなら、いつもがおすすめです。
ブラックだけれども「いつも」で融資してもらえたという口コミもあるので、安心して申し込みできます。
申込方法 | インターネット 電話 専用ATM |
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金利 | 7.0~18.0%(フリーローン) |
融資上限額 | 50万円 |
即日融資 | 可能 |
5:ブラックでも借金が0円なら「フタバ」に申し込む
「フタバ」は創業1963年と、中小消費者金融としては老舗です。以前は金融事故を起こした人に対して融資する姿勢は見せませんでしたが、貸金業法が改正になってからは自己破産した人や債務整理を行った人でも貸付対象者としています。
某巨大掲示板やインターネットの情報サイトでも、金融事故を起こしたとしても現在の借金が0円なら審査に通ったとの情報が多数見られます。
30日間無利息サービスも実施しており、サービス面でも大手消費者金融と変わりません。
申し込んだその日の内に振込キャッシングでお金を借りたいという場合は、平日14時までに申し込みを完了させるか、時間的余裕を持って午前中のうちに申し込みを完了させるようにしましょう。
申し込みページに「消費者金融にて他社でのお借入れが 4社以内 の方が対象です」とはっきり書かれていることから、ブラックかどうかよりも現在の借入れ状況を重視していることが分かります。
審査基準は良くも悪くも昔ながらの方法で、固定電話の有無や勤続年数などで落とされる人が多いようです。
女性でも申し込みしやすい「レディースフタバ」があるのは、うれしいところでしょう。
申込方法 | インターネット 電話 |
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金利 | 14.959~17.950% |
融資上限額 | 50万円 |
即日融資 | タイミングによっては可能 |
6:おまとめ専用の「中央リテール」
「中央リテール」で利用できるのは「おまとめローン」のみで、新規の借入はできません。ブラックの人は既に複数の借金を抱えているという人が多く、それでは借金をまとめることも難しくなります。
中央リテールの最大の特徴は「他社借入が5社以上かつ200万円以上」の方のみを対象としているということです。
中央リテールのように最低件数を設定している業者はほとんどありません。このことからも、中央リテールは返済に苦労している方にも融資を積極的に行っていることが分かります。
中央リテールはおまとめローン限定ですが、ブラックでも審査通過は十分可能なので、まずはおまとめで既存の借入の完済を目指すのも一つの策です。
金利は上限が13.0%に設定されているので、消費者金融の18.0%から見るとかなり引き下げることが期待できます。ただし、中央リテールの契約は必ず来店が必須です。
また、おまとめローン専用なので準備書類も多く、即日融資の可能性は低いといえるでしょう。
口コミでは「借入が少ない人ほど審査に落ちる」という声が複数あったので、借入が多い人でも安心ですね。
申込方法 | インターネット 電話 |
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金利 | 10.95~13.0% |
融資上限額 | 500万円 |
即日融資 | 融資は必ず対面で行われるので即日融資の可能性は低い |
7:在籍確認が行われないといううわさの「キャネット」
「キャネット」に関しては「在籍確認が行われない」といううわさがあり、確かにネット上で探してみると、在籍確認なしで借りられたという人の口コミが見つかります。
また、キャネットでは、配偶者貸付が利用できます。総量規制によって年収の3分の1までと決められている消費者金融では、通常は専業主婦は借入が不可能です。
しかし、キャネットでは配偶者と合算して年収を計算する「配偶者貸付」が利用できるため、専業主婦でも自分名義で借入が可能です。通常の消費者金融では手続きが面倒なため行っていませんが、キャネットなら専業主婦でも借入が可能というわけです。
当サイトのスタッフは以前キャネットで審査落ちしていますが、その時点では直近1年間で14社目の申し込みだったので、正直あまり参考にはなりません。
可能な限り申し込み当日中に審査を行っていますが、15時以降の申し込みは翌営業日に持ち越されます。実際にお金を手にできるまでには3~7日程度かかるので、注意が必要です。
申込方法 | インターネット 電話(北海道在住者のみ) 郵送 ファクス |
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金利 | 15.0~20.0% |
融資上限額 | 300万円 |
即日融資 | 不可 |
8:ローンカード利用可能な「ライフティ」
「ライフティ」では大手消費者金融や銀行カードローンのように、借入用のローンカードが発行されます。中小消費者金融で追加借入する場合は再度申し込みしなければならないので、繰り返し借入しようと考えている人にはライフティがおすすめです。
さらに、初回借入翌日から35日間の無利息期間が設けられているなど、大手消費者金融と同じように利用できます。
セブン銀行のATMが利用できるので、借入場所に困るということもありません。しかし、金利の上限は20%に設定されており、中小消費者金融の中でも高い部類になります。金利が少しくらい高くても便利に使いたいという人にはライフティが適しています。
ライフティからの借入が可能になるのはカードが届いてからなので、即日融資は期待できません。
口コミを見てみると「ラフティで断られたが○○会社が貸してくれた」などの声もある一方で、「ブラックでも融資可能だった」という声もありました。
申込方法 | インターネット 電話 |
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金利 | 8.0~20.0% |
融資上限額 | 500万円 |
即日融資 | 不可 |
9:最短45分で審査完了の「キャッシングアロー」
「キャッシングアロー」の「フリープラン」は最短45分で審査が完了するので、少しでも早く融資を受けたい人はキャッシングアローに申し込むといいでしょう。
キャッシングアローの申し込みページには、債務整理の経歴やその詳しい時期、経緯を記載する欄があります。債務整理をしている人を審査落ちにするだけであれば、信用情報を使って調べれば簡単に分かりますよね。
つまり、ブラックの人でも信用情報だけでは分からない部分を考慮して審査してくれるということではないでしょうか。このことからも、キャッシングアローは債務整理経験者にも柔軟に対応してくれることが予想できます。
審査は45分で完了するものの、実際融資金額が手元に届くまでに数日を要します。特にブラックの人のように属性があまりよくないのであれば、審査は時間を変えて慎重に行うので、即日融資は難しいと考えてください。
審査も決して甘くはないという口コミも見られました。誰でも借りられるというわけではありません。
申込方法 | インターネット ファクス 郵送 |
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金利 | 15.0~19.94% |
融資上限額 | 200万円 |
即日融資 | 不可 |
10:30日間無利息サービスのある「セントラル」
「セントラル」も中小消費者金融でありながら、全国のセブン銀行ATMで借入・返済ができる、利便性の高いキャッシングが可能です。
30日間無利息サービスは大手消費者金融と同じで、しかもWeb完結申込は来店する必要がなく、平日12時までの申し込み完了なら即日振込キャッシングで借りられます。カードが届いたら、セブン銀行ATMを利用すればいいでしょう。
積極的な貸付方針により顧客拡大を狙っているので、多少審査に不安がある人でも審査通過が可能といわれています。
中小消費者金融の中では、審査は厳しいとも甘いとも言えない、中間地点のようなポジションです。そのためブラックではなく、「もう借入件数や金額が多過ぎて大手では借りられない」という人が、多く申し込みを行う消費者金融です。
もちろんブラックにも対応はしていますが、審査が特別甘いというわけではありません。
申込方法 | インターネット 自動契約機 来店 郵送 コンビニエンスストア |
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金利 | 4.8~18.0% |
融資上限額 | 300万円 |
即日融資 | 平日14時までに契約を完了すれば可能 |
11:大量の書類で返済能力を判断する「フクホー」
「フクホー」は審査が甘く、ブラックでも借りられるとされる「街金」の中でも神審査といわれている業者です。口コミを探すと「ブラックでも借りられた」という人の投稿を大量に見つけられます。
通常の消費者金融なら身分証明書と収入証明書の合計2種類でいいのですが、フクホーでは6種類(うち2種類は役所で発行)もの書類が必要です。これは、ブラックという過去の情報よりも、今現在の返済能力を重視しているからだと考えられます。
当サイトのスタッフが申し込んだときは審査に落ちてしまいましたが、銀行や貸金業者に従事経験のある別のスタッフたちによると、どうやら書類の不備や申請した情報に問題があり過ぎたことが原因のようです。
ブラックでなければ即日融資も可能ですが、ブラックの場合は確認する項目なども多いので時間を要します。
申込方法 | インターネット 電話(0120-810-866) |
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金利 | 7.30~18.00% |
融資上限額 | 200万円 |
即日融資 | 基本は可能 |
12:取り立てが厳しい「しんわ」
福岡にある「しんわ」は、以前は窓口や自動契約機を設けてキャッシング用のカードを利用できたのですが、現在はネットか電話からの申し込み、口座への振込だけになっています。
それでもブラックでも借入可能な審査の柔軟さは健在です。
他の業者以上に取り立てが厳しいという口コミも多いようですが、取り立てが厳しく行われるということはそれだけ回収能力に自信があり、普通の業者であれば危なくて貸付できないような人にも貸してくれるということです。
即日融資可能ではありますが、振り込みでの融資となるので遅くても午前中に契約まで終わらせておく必要があるでしょう。
申込方法 | インターネット 電話 |
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金利 | 7.0~18.0% |
融資上限額 | 1,000万円 |
即日融資 | 可能 |
13:説教される「キャッシングエイワ」
「キャッシングエイワ」はから申し込み可能ですが、お金を借りる際に必ず店舗に来店して担当者と直接話さなければならず、その時に説教を受けます。
当サイトのスタッフが実際にエイワに申し込んだ際も、やはり来店を求められて説教されました。直接説教を受けるのはつらいですが、他社とは違って書類上の数字だけではなく、利用者の人柄や態度も審査材料にしているということです。
また、弊社スタッフが申し込んだ際は、奥の方で担当者が責任者を説得して何とかお金を貸してあげようとしてくれている様子が見えたので、来店や説教に抵抗がない人にはおすすめです。
申込方法 | インターネット 電話(0120-810-866) 来店 |
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金利 | 10万円未満:19.9436% 10万円以上:17.9507% |
融資上限額 | 50万円 |
即日融資 | 融資は必ず対面で行われるので即日融資の可能性は低い |
ブラックでもOKの業者を見極めるコツ
ここで紹介した業者以外にも、ブラックでもOKの業者を探すためには、以下の3点に気を付けるといいでしょう。
1. 大手より中小をメインに探す
最も分かりやすいポイントは、「大手の業者ではなく中小の業者をメインに探す」ということです。
消費者金融の利用者は知名度の高い大手に集中するので、中小消費者金融は「審査の通りやすさ」を武器にして、大手では審査に通過できなかった人を利用者として取り込んでいく傾向にあります。
2. 「柔軟審査」などのアピールは要チェック
中小の業者の中からブラックOKの消費者金融を探していくためには、審査に関して言及しているところをチェックするのが基本となります。
「柔軟に審査を行います」「お客さまの事情に応じて審査を行わせていただきます」などの文言があるところは、画一的な審査ではなくそれぞれの申込者に合わせた審査を行ってくれていると推測できます。
3. ネットの口コミも参考にしよう
審査に関するうたい文句が特にないような場合に頼りになるのはネット上の口コミです。「ブラックの自分でも融資を受けることができました!」といった実体験に基づいた口コミは、ブラックOKの業者を判別する際の大きな助けになるでしょう。
ただし口コミはあくまでも口コミであり、正確な情報ではない場合もあるので、うのみにして申し込むと危険な場合もあります。
ブラックでも借りられる業者は安心なの?
「ブラックの自分に貸してくれる業者なんて闇金じゃないの?」などと心配している人もいます。しかし安心してください、このページで紹介した中小消費者金融は闇金ではありません。
中小消費者金融がブラックでも貸してくれるのは、高金利なことや大半の申込者の属性がよくない人ばかりということが理由です。返済が遅れたら無理やりどこかに連れていかれるというようなことは、決してありません。
ブラックだからこそ借りられる方法
ここまでは「ブラックでも借りられる中小消費者金融」を紹介してきましたが、世の中には「ブラックだからこそ借りられる方法」が存在します。正確には「お金がない人ほど借りやすい方法」といった方がいいかもしれません。
それが以下のような「公的貸付」と呼ばれるものです。
公的貸付はお金に困っている人を助けるため制度なので、収入が低いほど借入が有利になるものが多いです。
生活福祉資金
自治体の社会福祉協議会が実施する、生活福祉資金貸付制度を利用してみてはいかがでしょうか。引っ越し資金や入学金、就学金、生活の再建に必要な資金など、幅広い目的のためのお金を年0~1.5%の超低金利で借りられます。(不動産担保生活資金は最大年3%)
社会福祉協議会の貸付対象者は、以下の3点です。
- 低所得世帯
- 障がい者世帯
- 高齢者世帯
低所得者の定義に「必要な資金を他から借り受けることが困難な世帯」とあるので、お金に困っている人への貸付を積極的に行ってくれることが分かります。
連帯保証人がいれば無利息で借りられ、連帯保証人がいなくても年率1.5%という超低金利で借りられます。
貸付から申し込みから2週間程度かかるので、時間に余裕がある方や消費者金融でも借りられない方、できるだけ低金利で借りたい方におすすめです。
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度
母子家庭や父子家庭だけを対象に貸付を行うのが「母子福祉資金貸付」です。利用目的は生活福祉資金と同じく幅広く、学費や医療費、生活資金だけではなく、事業を開始する際の費用としても使用できます。
保証人がいれば無利息で、保証人がいない場合でも年1.0%の超低金利が適用されるので、利息が少なくて済むというメリットもあります。
母子家庭・父子家庭で、どこからも借りられずに困っているという人は、生活福祉資金よりも低金利な母子父子寡婦福祉資金貸付金制度を利用しましょう。
■【母子家庭,シングルマザーの生活苦】生活費が足りないなら公的貸付制度に相談
■一般財団法人 全国母子寡婦福祉団体協議会「母子父子寡婦福祉資金貸付金」
年金担保貸付で借りる
国民年金や厚生年金に加入しているなら、年金を担保として融資を受ける「年金担保貸付制度」が利用できます。
融資上限額は200万円、国民年金・厚生年金の契約者の適用金利は年2.8%、労災年金が適用されている場合の適用金利は年2.1%です。
ただし、低金利で高額融資が可能な公的貸付制度ですが、残念ながら2022年3月末に廃止されることが決まっています。
利用したい人は、制度廃止前に独立行政法人福祉医療機構年金貸付課もしくは年金担保貸付を取り扱う金融機関で相談してください。
国の教育ローン
使用目的が教育費用なら、国の教育ローンがおすすめです。国の教育ローンは、子どもの人数に応じて「子ども1人の場合の世帯収入は790万円以下」のような条件が決められており、一般の金融機関とは逆に、収入が多い人は利用できません。
さらに、収入が一定以下なら本来の年1.71%から年1.31%に金利が下がり、有利な条件で借りられるようになっています。
お金に困っている人が利用できるように配慮されているので、他では借入が難しい人でも利用が可能です。
本当にブラックなのか信用情報で確認
自分ではブラックと思っていても、もしかしたら実際にはブラックではないかもしれません。
もしブラックでない場合は、審査の通りやすい中小消費者金融を選ぶよりもサービスの豊富な大手消費者金融に申し込んだ方がいいでしょう。
ブラックかどうか実はよく分からないという人は、これから説明する方法で確認してみてください。
ブラックリストに登録される条件
厳密にいえば「ブラックリスト」という名前のリストが存在するわけではないのですが、信用情報()異動のことをブラックリストと呼んでいます。
異動が登録される条件
- 返済期日から61日以上の滞納
- 任意整理・自己破産・個人再生の有無
- カードの強制解約
- 保証会社による代位弁済
これらに該当すると5〜10年間はブラックリストに登録されてしまいます。
逆に、以下のようなパターンでは異動は登録されません。
ブラックと勘違いする人が多いパターン
- 60日以内の延滞
- 他社借入が多い
- 公共料金・家賃・税金の滞納
これらの理由で自分がブラックだと勘違いしている人は、無理にブラックでもOKの消費者金融に申し込みをする必要はありません。
信用情報を開示してみる
一番手っ取り早く確認する方法は、信用情報を開示することです。信用情報を記録する機関には3種類ありますが、加盟している機関の多いCICで確認するのがおすすめです。
CICで発行された書類に「異動」と書かれていれば、いわゆるブラックリストに登録されており、書かれていなければブラックリストに登録されてはいません。
CICの信用情報を確認する方法は、こちらのページで詳しく解説しています。
申し込みブラックになったら半年待つ
他にもブラック認定される条件として、「短期間の間に複数申し込みをした」というものがあります。
異動情報以外にも以上のようなことをしてしまうと「申し込みブラック」という状態になり、カードローンなどの審査に落ちやすくなってしまいます。つまり、本当のブラックではなく、あくまで一時的に借り入れができなかった可能性もあるというわけです。
申し込みブラックは半年で消えるので、3、4件以上にまとめで申し込んだ人は半年間待ってから再度申し込みをするようにしましょう。
借りてはいけない危険な業者
お金を借りようと必死になっている人は、つい危険な業者に手を出してしまいがちです。
なかなかお金が借りられない人には魅力的な方法ですが、絶対に利用してはいけない業者を紹介しておきます。
闇金
利用してはいけない業者の代表は「闇金」です。
闇金は、法外な金利を求めてくる、強引な取り立てを行う、嫌がらせを繰り返すなど、危険要素のバーゲンセールのような存在です。
正規の業者は全て金融庁のサイトに登録されているので、まずは金融庁のサイトで業者名や登録番号があるのか確認してください。登録されていない貸金業者は全て闇金なので、利用しないようにしましょう。
日本貸金業協会の登録状況も確認すると、より正確に安全な業者を見分けることができます。
個人間融資掲示板
ネット上でお金を借りる方法を探していると、お金を借りた人とお金を貸したい人を結びつける「個人間融資掲示板」が見つかります。
個人間の借入ならブラック認定された人やどこの消費者金融からも借りられない人でも借りられるそうな気がするでしょう。しかし、どこの誰とも分からない人にお金を貸すほど、親切な人がいるとは思えません。
個人間掲示板に出入りしている「お金を貸します」という人は、闇金業者や詐欺業者が多いのが現実です。ただでさえお金がないのに、詐欺業者に引っかかってしまったら目も当てられません。
「口座確認のためにとりあえず1万円振り込んでください。振り込みが確認できたらそのまま返金します」などと、相手をだます詐欺業者も頻繁に出入りしています。
相手が闇金業者なら、既に説明してあるようにとんでもない目に遭ってしまいます。
クレジットカード現金化
もう一つの方法はクレジットカードの現金化です。クレジットカード現金化には以下の2種類があります。
- 現金化業者を利用する
- クレジットカードで購入したものを買取店に売る
自分で買取店に売る場合でも、クレジットカードの会員規定に違反しているので、現金化がクレジットカード会社にばれたら利用残高を一括請求されたり、利用停止になってしまいます。
クレジットカード現金化の業者には、悪徳業者も多く、提供した個人情報を悪用されてしまうリスクもあるでしょう。
その他の借入方法
中小消費者金融や公的貸付以外にも、人によってはこのような借入方法が利用できます。
生命保険の契約者貸付
契約者貸付制度は、生命保険の契約者なら無審査で融資を受けられる制度です。
生命保険には、解約した時に解約返戻金というお金が戻ってくるタイプがあります。契約者貸付を利用すると解約返戻金の一部を前もって借りることができるのです。
貸付上限額は、申し込み時点での返戻金の70~90%程度ですが、無審査で融資を受けられるだけでなく、場合によっては即日融資も可能で、しかも保険契約もそのまま有効なので、将来的に困ることもありません。
ただし、契約者貸付制度が利用できるのは「掛け捨て型ではない生命保険」のみです。掛け捨て型の生命保険を利用している人は対象外です。
返済が滞ると、督促状が来たり保険契約そのものが無効になったりしてしまうことがあります。
利用可能な条件を満たしている人は無審査で借りられるので、ブラックの人でも全く問題ありません。保険会社や保険のタイプによっても契約者貸し付けが利用できるかどうかは変わるので、生命保険に加入している方は、保険会社に確認してみましょう。
クレジットカードを使うのが一番簡単
クレジットカードには2種類の機能があり、皆さんが普段利用しているのはそのうちの一つである「ショッピング枠」という機能です。
もう一つ、クレジットカードにはお金を借りるための「キャッシング枠」という機能があります。キャッシングというのは、ATMから現金を借り入れることを言います。
ブラックになった理由によってはクレジットカードを持ったままにできる場合があるので、そういう人はクレジットカードを使って借入が可能です。
質屋は担保さえあれば借りられる
「質屋」なら、収入や金融事故に関係なくブラックでも無審査でお金が借りられます。
質屋からすれば、返済してもらえない時は預かった品物を手に入れることができるので、相手がブラックであってもお金を貸してくれるのです。
デメリットは、担保の価値以上のお金は借りられないことと、通常のローンよりも金利が高くなってしまうことの2つです。
担保にできるくらい高価なものを持っているけど、売りたくないという人は質屋を利用しましょう。
まとめ|ブラックでも借りられるキャッシングはある!
中小消費者金融の申込者には属性のよくない人が多いので、今回紹介したスペースやAZなど、中小消費者金融なら借入できる可能性があります。
今回紹介した以外にも中小消費者金融はたくさんあるので、自分で選ぶ際には、口コミや各業者の公式サイトを見ればブラックでも借りやすいかどうかをある程度判断できます。
また、公的な借入方法は、通常の業者では借入が難しい人ほど有利な条件になっていたり、借入が難しい人を対象にしたりしているものが多く、ブラックだからこそ借りられる方法といえます。通常の業者からは借入ができない人は、公的貸付の利用を検討してみましょう。
自分ではブラックと思っていても、実際にはブラックではなかったという人もいるので、心配な人は信用情報で確認してみてください。
ブラックでなければ、今回紹介した方法を選択する必要はありません。勘違いする人が多いのは、公共料金の滞納や、単純に他社からの借入が多いだけというパターンです。
生命保険の契約者貸付、クレジットカードのキャッシング、質屋はブラックでも関係なく利用できるので、検討してみてください。
どんなにお金が必要になったとしても、闇金や個人間融資掲示板、クレジットカードの現金化に手を出してはいけません。
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