貸し入れ(貸入)とは
貸し入れという言葉をよく見たり聞いたりすることがあるでしょう。
では、貸し入れとはいったいどのような意味なのか、今回は貸し入れの基本情報について説明します。
貸し入れとはローンのこと
貸し入れとは以下のような商品、制度を利用して融資を受けることを指しています。
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など
ただし、クレジットカードやカードローンの申込を行う場合に申告しなければならない「他社からの貸し入れ」には住宅ローンは記入しない場合が多く、生活福祉資金は含まれないなど、一般的な貸し入れと申込時の貸し入れでは意味が異なります。
今回は一般的な貸し入れとは何なのかについて説明しますので、申し込みで記載しなければならない貸し入れについてはこちらのページをご覧ください。
貸入条件
貸し入れをするためには以下のようないくつかの条件を満たさなければなりません。
- 年齢
- 収入
- 審査に通る
年齢は基本的に20歳以上
基本的に貸し入れは20歳以上でなければ行うことはできません。
中には18歳以上(高校生は不可)というカードローンや、逆に25歳以上などの年齢条件が付いている場合もありますが、かなり珍しい部類となります。
基本的に20歳以上でないと貸し入れは不可能と考えたほうが良いでしょう。
年齢の上限は60歳,65歳,70歳と、どこから貸し入れするかによって異なります。
安定した収入が必要
貸し入れの種類 | 収入条件 |
---|---|
カードローン | 安定した収入 |
フリーローン(三菱UFJ銀行) | 年収200万円以上 |
住宅ローン(三菱UFJ銀行) | 年収200万円以上 |
カーローン(三菱UFJ銀行) | 年収200万円以上 |
ブライダルローン | 安定した収入 |
教育ローン(三菱UFJ銀行) | 年収200万円以上 |
事業ローン | 年収200万円以上 |
クレジットカードキャッシング | 安定した収入 |
生活福祉資金 | 年収360万円以下(1人世帯) |
このように貸し入れの種類に応じて必要な収入の条件は決まっています。
生活福祉資金は決まった収入以下でないと利用することができません。
カードローンなどには「安定した収入」というかなり曖昧な表現がありますが、これは毎月一定の収入を得ていればアルバイトやパートの給料でも含まれます。
審査に通ることが絶対条件
言うまでもなく貸し入れ前には金融機関による審査が行われ、それに通ることが条件となります。
- 収入
- 勤務年数
- 勤務先
- etc
などの様々な項目と、信用情報という過去の金融履歴などから審査が行われます。
詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
貸し入れとは悪いもの?
貸し入れとは言ってみれば借金のことですから、多くの人はあまり良いイメージを持っていませんが、本当にそうなのでしょうか。
お金の管理を全くしていないことが原因で生活ができなくなり、その場しのぎで貸し入れを行うようなことは問題と言えますが、それ以外にも貸し入れをする理由は様々です。
もし貸し入れせずに自分でお金を貯めてから物を購入するとすれば、購入までに時間がかかりますが貸し入れを行えばすぐに購入することが可能です。
住宅ローンでは、貸し入れ金額や返済期間によって1,000万円以上の利息が発生しますが、それによってお金が貯まるのを待つよりも数十年早くマイホームが手に入るために、多くの人が住宅ローンを利用するのです。
このように、返済時に支払う利息は、単に損しているのではなく、時間を購入しているという本来のローンの目的がしっかり果たされていれば、ローンは悪いものではありません。
貸し入れを行う金融機関
では、皆さんが実際に貸し入れしたくなった場合はどうすればよいのでしょうか。
まず貸し入れを行う金融機関を決めなければなりません。
貸し入れは主に以下の場所で行うことができます。
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銀行
貸し入れを行うもっとも代表的な機関といえばなんといっても銀行でしょう。
銀行ではカードローンをはじめ、カーローンや住宅ローンといったあらゆるローンを取り扱っていますので、貸し入れがしたくなったらとりあえず銀行に相談に行けば間違いないと言ってしまっても過言ではありません。
日本中に支店があるメガバンクと地域に密着した地方銀行の2種類がありますが、取り扱っているローンには違いはありません。
ただし、地方銀行は地元の人しか申込めない場合もありますので事前に確認してください。
信用金庫、信用組合
信用金庫や信用組合はあまり普段利用することはないと思いますが、銀行と同様に各種ローンを取り揃えています。
この二つは、営業地域に済んでいるか勤務していることが条件ですので、利用したい方は近くの信用金庫、信用組合に問い合わせてみましょう。
消費者金融
消費者金融はカードローンを主に取り扱っています。
カードローンは事前に契約しておけば限度額内で何度でも借り入れができるというメリットがあり、さらに消費者金融は申込みから1時間程度で貸し入れまでたどり着くことが可能です。
こういったフットワークの軽さが消費者金融の最大の強みと言えます。
審査に通る?人気のカードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
---|---|---|
アイフル | 3.0%~18.0% WEB申し込みなら最短25分※1 ※1.お申込みの時間帯により翌日以降になる場合があります。 | ・初めてのご契約で最大30日間利息0円 ・公式サイトの事前診断で融資可能かチェックできる ・原則、自宅・勤務先への連絡なし※2 ※2.審査状況により実施する場合があります。プライバシーに配慮し、担当者個人名で連絡します。 |
![]() プロミス | 4.5%~17.8% 最短25分 | ・30日間無利息サービス ・3秒でお借り入れ診断 ・郵送物なしで契約完了 |
![]() SMBCモビット | 3.0%~18.0%、最短1時間 ※申込曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱 | ・事前審査結果最短10秒 ・契約機で土日も融資可 ・WEB完結なら電話連絡、郵送物なし ※収入証明を提出していただく場合があります。 |
政策金融公庫
政策金融公庫からは、生活費や教育費用、中小企業の事業資金の貸し入れを行うことができます。
特に事業資金では、他の機関から貸し入れをしようとすると担保が必要になる場合でも、政策金融公庫からであれば無担保で貸し入れを行うことができます。
福祉協議会
福祉協議会からは住宅ローンやカーローンの貸し入れをすることはできませその代わりに生活費用や教育費を無利息で借り入れすることが可能です。
利用するためには低所得、障碍者、高齢者という条件を満たしている方のみとなります。
質屋
いらなくなった物を売る場所という認識の方が多いと思いますが、質屋は単なるリサイクルショップではありません。
質屋は本来、物を担保として預けて貸し入れを行う場所なのです。
他の貸し入れ先では審査に通らなかった方でも担保さえあれば貸し入れを行えるという特徴があります。
もう一つ、闇金でも貸し入れを行うことができます。
しかし闇金は国の許可を得ていなかったり、違法な高金利に設定されていたりしますので絶対に利用しないようにしましょう。
借金があるけど貸し入れしたい
既に借金がある場合は貸し入れ出来るのでしょうか。
結論から言うと、借金があっても貸し入れすることは可能です。
貸し入れは3社までならできる可能性が高い
申込時に他社からの貸し入れを申告することからもわかる通り、他社の貸し入れが多ければ多いほど審査では不利になります。
しかし、これが4件となると追加での借金の貸し入れは非常に難しくなるのですが、3件までなら十分に可能性はあります。
これは、アコムの公式サイトで行える簡易診断で、他社貸し入れが4件になると金額にかかわらず判断不可と表示されることからもわかります。
借金があるけど貸し入れしたい方はこちら
借金を貸し入れで返済
借金をすでに貸し入れしており、その返済を少しでも楽にしたいというの場合はおまとめローンを利用するのが良いでしょう。
おまとめローンとは、現在皆さんがしている貸し入れの返済のために別の消費者金融や銀行から貸し入れが行える商品のことです。
複数ある借金を一社にまとめることで返済の管理が簡単になり、精神的にも楽になります。
借金を貸し入れで返済したい方はこちら
審査通る?借り換えカードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
---|---|---|
![]() アイフル | 3.0%~18.0% WEB申し込みなら最短25分※1 ※1.お申込みの時間帯により翌日以降になる場合があります。 | ・初めてのご契約で最大30日間利息0円 ・公式サイトの事前診断で融資可能かチェックできる ・原則、自宅・勤務先への連絡なし※2 ※2.審査状況により実施する場合があります。プライバシーに配慮し、担当者個人名で連絡します。 |
![]() プロミス | 4.5%~17.8% 最短25分 | ・30日間無利息サービス ・3秒でお借り入れ診断 ・郵送物なしで契約完了 |
![]() SMBCモビット | 3.0%~18.0% 最短即日※ ※申込曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱 | ・事前審査結果最短10秒 ・契約機で土日も融資可 ・WEB完結なら電話連絡、郵送物なし ※収入証明を提出していただく場合があります。 |
便利な貸し入れなら消費者金融
先ほど紹介したように貸し入れできる金融機関は色々な種類がありますが、その中でもアコムやSMBCモビットなどの大手消費者金融には以下のような特徴があります。
- 少額なら利息0で貸し入れ可能
- 土日休日の貸し入れも可能
少額なら利息0で貸し入れ可能
貸し入れを行ったら、当然返済時に利息が発生しますが、大手消費者金融では条件によっては利息無しで貸し入れをすることができます。
大手消費者金融では、初めての利用時には無利息期間というものが設定されているため、その期間内に全額を返済すれば利息を1円も払う必要がないのです。
そのため、30日以内に完済できるような少額の貸し入れなら利息0で貸し入れ可能というわけです。
各社で定められた無利息期間は以下のようになっています。
カードローン名 | 無利息期間 |
---|---|
アコム | 契約から30日 |
プロミス | 初回貸し入れから30日 |
アイフル | 契約から30日 |
レイク | 契約から60日or5万円まで180日無利息 |
※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要
少額を利息0で貸し入れしたい方はこちら
審査通る?無利息カードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
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![]() プロミス | 4.5%~17.8% 最短25分 | ・30日間無利息サービス ・3秒でお借り入れ診断 ・郵送物なしで契約完了 |
![]() アコム | 3.0%~18.0% 最短30分 | ・業界№1の融資残高数 ・30日間無利息サービス ・アルバイト、パート可 |
土日休日の貸し入れも可能
カードローンは、対応したATMさえあれば土日休日でも貸し入れすることができます。
消費者金融と一部の銀行カードローンには自動契約機がありますので、申込みからカード発行まででき、24時間対応しているATMから貸し入れを行いましょう。
各消費者金融とレイクでは以下の時間まで自動契約機が稼働しています。
カードローン名 | 自動契約機受付時間 |
---|---|
アコム | 22時 |
プロミス | 9:00~21:00※契約機により営業時間が異なります。 |
アイフル | 22時 |
レイク | 21時 |
最短即日融資!審査通る?カードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
---|---|---|
![]() アイフル | 3.0%~18.0% WEB申し込みなら最短25分※1 ※1.お申込みの時間帯により翌日以降になる場合があります。 | ・初めてのご契約で最大30日間利息0円 ・公式サイトの事前診断で融資可能かチェックできる ・原則、自宅・勤務先への連絡なし※2 ※2.審査状況により実施する場合があります。プライバシーに配慮し、担当者個人名で連絡します。 |
![]() プロミス | 4.5%~17.8% 最短25分 | ・30日間無利息サービス ・3秒でお借り入れ診断 ・郵送物なしで契約完了 |
![]() SMBCモビット | 3.0%~18.0%、最短1時間 ※申込曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱 | ・事前審査結果最短10秒 ・契約機で土日も融資可 ・WEB完結なら電話連絡、郵送物なし ※収入証明を提出していただく場合があります。 |
まとめ
今回は貸し入れとは何なのかについて説明しました。
最もわかりやすいのは、「〇〇ローン」と名前がついているものはすべて貸し入れに入ります。
中には福祉協議会からの融資や奨学金など、ローンと名前がついていない物でも一般的には貸し入れと言われるものもあります。
ただし、クレジットカードやカードローンを申し込む場合に申告しなければならない貸し入れはまた少し異なります。
申告しなければならないかどうかに関わらず、貸し入れしたお金は返済しなければなりませんので、事前に返済の計画はしっかり立てておきましょう。
返済を確実に行うためには、必要額以上を貸し入れしないことが重要です。
無駄な貸し入れをするとお金に余裕ができたと勘違いして必要以上に使ってしまい、再び貸し入れを行うという悪循環に陥ってしまいます。
最悪の場合は自己破産を選択するしかなくなり、財産をほとんど失うという事態にならないように気を付けましょう。
※レイクの60日間無利息は、初めてお申し込み頂いた方、Webで申込いただきご契約額が1~200万円の方限定。30日間無利息、180日間無利息と併用不可。無利息期間経過後は通常金利適用。
※レイク借入条件●極度額/1万円~500万円●貸付利率(実質年率)/4.5%~18.0%●遅延損害金(年率)/20.0%●返済方式/残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式●返済期間・回数/最長5年・最大60回●担保・保証人/不要●必要書類/運転免許証※収入証明(契約額に応じて、レイクが必要とする場合)●要審査
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