信用金庫や消費者金融にも厳しいノルマはあるの?

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決定

信用金庫も消費者金融も他の企業同様にノルマはあります。消費者金融はお金を貸さないことには利息を得ることができません。

会社としての営業収益を伸ばすこととノルマは密接な関係を持っており、会社全体のモチベーションを保つためにはノルマは必要なのです。

しかし貸金業法改正によって健全化された消費者金融は、従来の個人に対してのノルマというよりは支店ごとあるいは営業所ごとに設定されるのが普通です。でもノルマは意外なところで借入申込者にも関係してくるものです。

執筆者の情報
名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営

カードローンを重視する理由

カードローンを重視する理由は、やはり金利の高い商品であるという点です。

住宅ローンは1.0%以下の金利となり、自動車ローンや教育ローンも1~2%前後という超低金利な時代でもカードローンの金利は10%を超えるものが多くあります。

金利が高ければ、それだけ利益も得ることができます。

また、カードローンは高利である上に、なかなか残高が減らない残高スライド方式という返済方法であるため、借入残高もなかなか減りません。

つまり、長い期間、利息収入を得ることができます。住宅ローンや自動車ローンも借入期間は数年から数十年と長期になりますが、金利が低いためそこまで大きな収益は見込めません。

カードローンは大きな収益が見込め、また事務手続きにおいても簡易であるため、カードローンの契約を重視しているといえます。

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カードローンと信用金庫・消費者金融の収益

カードローンは大きな収益源といいましたが、どれほど収益となるのでしょうか?

大雑把ではありますが、計算を行なってみましょう。

例えば住宅ローンを金利1.0%で3,000万円出したとしましょう。

一方、カードローンを金利10.0%で100万円出したとしましょう。

利息を住宅ローンに統一すると、カードローンは100万円の契約で住宅ローンを1,000万円出すのと同じことになります。

つまり、カードローン300万円を利用してもらえれば、3,000万円の住宅ローンと同じ収益が得られることになります。

厳密に言うと、カードローンの金利には保証会社へ支払う保証料分があるので、全てが信用金庫・消費者金融の収益になるわけではありませんが、それでも大きな収益を得ることができます。

また、契約までの手続きも住宅ローンに比べたらカードローンは何十分の一というくらい簡素です。

住宅ローンは最短でも数週間から一ヶ月、長い場合は半年から一年近くかかる場合もあります。

カードローンは、最短で2日ほどあれば申込から契約まで行なうことが可能です。

ですが、住宅ローンも契約することでメインに取引をしてもらえる可能性があるので、住宅ローンも重視しなければいけません。

カードローンは収益も多く、手続きも簡素で、消費者にとっても手軽で便利な商品です。賢く使えば、とても便利な商品といえます。

ノルマとお願い

金融機関職員は一年を通して様々なノルマを課せられています。そして、それらの達成率が昇給・昇格・ボーナスで査定されるということは珍しいことではありません。

なので、なんとしてでも目標を達成しようと必死です。ノルマの達成方法は人それぞれ、支店それぞれ、金融機関それぞれという感じです。

目標が発表されてすぐに取り掛かるか、年度末になって焦って取り掛かるか。そんな時に金融機関職員がよく行なう話法は、「お願いセールス」です。

付き合いでカードローンを1本持ってくれないか、といった言い方です。たしかに、持ちつ持たれつというのも地域密着の信用金庫らしさなのかもしれません。

そこで契約をして、その時は必要なくても、急に必要となる場合もあるかもしれません。

一昔前はお願いセールスが主流でしたが、最近は、「お願いセールス」から「提案セールス」へと変わってきています。

本当に必要な商品、メリットのある商品を、商品内容を説明しながらセールスを行ないます。いくら必要ないものを頼まれても、必要ないものは必要ないのかもしれません。

商品のメリット・デメリットの説明をしてもらい、本当に必要な商品を契約しましょう。

消費者金融のノルマについての情報は少ない

消費者金融の求人広告をたまに見かけることがありますが、給料もよく福利厚生もしっかりしているし、土日祝日は休みになるなど条件的には良く見えますね。

元銀行員で働いていた専業主婦が、子育ても一段落したところで同じ金融関係のつながりから消費者金融で働いてみようかな、と思うことも多いようです。

同じ金融機関でも銀行と消費者金融では違うだろうと思っていても、業務内容にどのような差があるのか、厳しいノルマが課せられるのかなど気になってしまい求人申込一歩手前で踏みとどまってしまうこともあるでしょう。

銀行の男性社員は外回りの仕事となると預金獲得のノルマがあっても、女性事務員のノルマは目立ったところではありません。

消費者金融は営業店舗以外でお金を貸すことは法律で禁じられており、銀行員の外回りの仕事に比べればノルマがないのではないかと思いますよね。

それなら女性事務員はなおのことノルマはないのか、と思っても当然です。

インターネットの情報量も少なく、口コミや評判もそれほど流れることはありません。

ノルマの評判についてあったとしても、明らかに「これは嘘ではないか」と思えるような信憑性の欠く情報ばかりです。

ノルマの情報は結局伝聞が多いのですよね。

そういう話を聞いた、とか、そういう話らしい、と言葉を濁らせた内容ばかりです。金融機関を経験した人なら「それはない」とある程度判断できます。

消費者金融のノルマには何がある?

筆者が中小消費者金融を経営してきた経験からご説明すると、消費者金融のノルマは会社全体として達成しなければならない課題です。

それは「営業貸付残高を増やす」ことと、「回収率を上げる」の2点です。

消費者金融の社員は上記2点を頭の中に入れて行動するのが至上命題です。

ですから女性事務員も男性営業社員も、電話応対や顧客対応、審査と契約、督促業務それぞれにおいて行動しなければなりません。

女性事務員は電話受付と顧客対応、あるいはオペレーターセンターなど一見するとノルマとは関係ないような仕事に見えても、顧客との会話で集客できるかどうかが勝負です。

お金を借りようと思って消費者金融に電話してみたら、イヤな対応されてしまった、とか、何か冷たいような言い回しをされてしまった、と感じさせたのではアウトです。

ここの消費者金融は親切だな、ここの消費者金融なら安心してお金を借りれるな、と思わせなければなりません。

男性社員は内勤者と外勤者に分かれますが、内勤者はできるだけ貸し出しすることがメインの仕事でありノルマです。

外勤者は電話の督促業務だけでは回収できない場合に、借主の自宅を訪問したとえ1,000円でも多く回収するのが仕事でありノルマです。

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消費者金融は社員個人にノルマは課さない

20年くらい前の消費者金融は、それこそ飛ぶ鳥を落とす勢いで顧客を増やしていました。

返済能力に関係なくバンバン貸付し、違法まがいの取り立てで借主を追い込むことも多かったですね。

男性社員の内勤者にしても誰が契約を行なったのか、いくら貸し出ししたのか管理できるシステムでしたから、社内報奨金制度を設けて月間貸付高トップの社員には金一封を渡し社内全体で表彰するなど、社員同士競争心を煽ったものです。

外勤者はなかなか返済しない顧客からどれだけの金額を回収するのか競争させ、内勤者と同じように報奨金を渡して表彰したのです。

社員同士を競争させるのは、消費者金融会社全体をレベルアップさせるにはどうしても必要なことですが、一方で過剰融資や過激な取り立てを行うこともありました。

だからこそ某大手消費者金融が取り立てに対して言った言葉に「借金返せないなら腎臓売れ、目玉売れ」とあったのです。

しかし個人間同士で競争させることは、限度を超えてしまうと一歩間違えば警察沙汰、借主から苦情が行けば営業停止処分というギリギリの競争を作ってしまう原因にもなってしまいます。

ノルマの重圧に耐えかねて精神的に参ってしまい退職してしまう社員も多かったため、10年くらい前、ちょうど貸金業法が改正される頃の消費者金融が業界全体としての在り方が取り沙汰されるようになってから、社員個人に対するノルマを取りやめるようになりました。

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消費者金融のノルマは支店、営業所ごとに課す

筆者が経営していた中小消費者金融は初めから個人的なノルマは設定していませんでした。

個人的にノルマを課して競争させるのは逆に営業所全体、ひいては会社全体にメリットがないと感じたからです。

それに社員は頭脳派もいれば肉体派もいます。それぞれ個性が違いますから得手不得手があり一律にノルマを課しても意味がありません。

また顧客が営業所にお金を貸して下さいと訪れるのはそれほど頻繁ではありませんでしたので、営業所内で顧客の取り合いをしても見苦しいだけです。

それに督促業務を行う外勤者は、回収する顧客を選べませんので、くじ運が良ければ回収できてくじ運が悪いと回収できないことにもなりますね。

くじ運が良い社員は報奨金がもらえて、くじ運が悪い社員は何も貰えないでは、仕事のモチベーションが下がってしまいます。

そこで筆者は営業所同士を競争させることに決めたのです。

貸付残高と回収率のノルマは金額ではなく対前月比で、伸び率をグラフ化して毎月月末締めで営業所全体にFAXを入れるようにしました。

四半期ごとに伸び率がトップの営業所の社員全員に報奨金を渡すようにすることで、営業所全体のモチベーションを高めることに成功しました。

営業所の社員が一致団結してモチベーションを高めるには、社員がそれぞれ持つ個々の能力を最大限に引き出すこと、及び社員お互いに足りない部分を補い助け合う精神を重要視したわけです。

もちろん営業所長は毎日のように貸付を伸ばせ、3カ月滞納者への積極的な督促や取り立てをしろと口うるさく言ったに違いありません。売上が少ないと激を飛ばすところは小売店ならありますよね。

夏と冬のボーナスにはノルマを達成した営業所に社長賞を贈ることも、見事に会社全体の貸付残高の向上と、回収率のアップに役に立ったのです。

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筆者が経営していた中小消費者金融の仕事内容は女性社員と男性社員で分担しており、女性社員は事務的な仕事、男性社員は審査や督促を担当させていました。 イメージ的には銀行とあまり変わりはないかもしれません...

消費者金融のノルマと顧客のメリット

消費者金融のノルマは顧客にメリットをもたらすことがあります。

お金を貸して欲しいと顧客から言ってきた場合に、ノルマがメリットに変化することがあるのです。

つまりノルマ達成のために、審査通過のボーダーラインに立っている人でも余裕で審査に通してしまうことです。

簡単に言えば審査基準が甘くなってしまうのですね。

いくら営業所全体にノルマを課しても顧客が来ないことにはお金を貸し出しすることができません。

女性事務員は時間があると積極的にティッシュ配りを行い、なんとか集客を図ろうと頑張るものの、月末近くになっても目標をクリアできない場合は、普通なら断っているような顧客にも審査OKとするのです。

多分審査に落ちるだろうなと思っていた人が、なぜかすんなり審査に通ったという話を聞いたことがありますよね。それはなにを隠そうノルマ達成に一役買っていたのです。

会社全体の至上命題である営業貸付残高の増加には、多少貸し倒れのリスクを含んでいたとしても、審査を甘くし貸出を優先しなければならないウラ事情があったわけですね。

もちろん営業所としても貸付残高を増やしても回収率を下げてしまったのでは意味がありません。

要注意顧客としてマークし、常に外勤者に借主の様子を伺うように自宅を見回ることや、休日にはパチンコや競馬をしていないか尾行させることもしばしばです。

消費者金融から借りたいけれど審査に不安だと思っている人は、月末や年度末を狙って申し込むと審査に通りやすくなるかもしれませんよ。

カードローン契約を頼まれたら

カードローンに限らず、金融機関から金融商品を提案されたらメリットとデメリットを聞きましょう。

金融機関には「説明義務」があります。メリットもデメリットも全て話さなければいけません。

預金商品は損をするということは少ないですが、融資商品や保険商品は金利や保障の関係で他の商品と大きく異なる場合があります。

カードローンは特に高利な商品です。カードローンを契約するメリットとデメリット、また、利用方法や賢い返済の仕方など確認しておくとよいでしょう。

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