SMBCモビットで借りるには信用情報機関CICの情報に気をつけよう
SMBCモビットの10秒簡易審査はすごいですね。事前審査とはいえ審査スピードがハンパないです。しかしSMBCモビットから借りるのであればCICの情報にも気を付けなければなりません。
CICってなに?どのようなことをしているのかわからない人も多いのではないでしょうか。SMBCモビットの審査に通るにはCICも関係してきますよ。
- 執筆者の情報
- 名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営
SMBCモビットはCICの情報を取得できる
SMBCモビットでお金を借りればその情報は信用情報機関に登録されます。
お金を借りたという情報だけではなくいつ借りたのか、現在の借入残高はいくらなのか、毎月の返済状況は良好なのかという情報も信用情報機関に残ります。
SMBCモビットだけではなく他の消費者金融カードローンや銀行カードローン、クレジットカード会社でも契約の都度、または返済の都度信用情報機関に状況を登録しなければならないことが定められています。
SMBCモビットでお金を借りるには、信用情報機関についてどのような役割を持っているのか知らなければなりませんね。
これからSMBCモビットに借入申し込みをしようと考えている人であれば、とくにCICの情報には注意するべきですよ。
SMBCモビットが審査の上で利用する信用情報機関は日本信用情報機構(JICC)とシー・アイ・シー(CIC)です。
日本信用情報機構はなんとなく聞いたことがある、という人でもCICのことはよくわからない場合がありますね。
多くの消費者金融が加盟する信用情報機関はJICCですが、SMBCモビットはCICの情報も取得することができるのです。
そもそも信用情報機関ってなに?
カードローン初心者の人は信用情報機関についてあまり詳しくないかもしれませんね。
信用情報機関とはお金に関する契約、例えばカードローンでの借入や自動車ローン、クレジットカードの利用状況を記録・保存している機関です。
信用情報機関が主体となって情報を集めることはしません。金融機関が取得した個人情報を信用情報機関に登録することによって情報管理している団体です。
カードローンの契約や住宅ローンの契約、自動車ローンの申込みやクレジットカードの申込みがあると、申込みを受けた金融機関は必ず信用情報機関から個人信用情報を入手します。
個人信用情報入手することをいわゆる「審査する」と言います。
とくにSMBCモビットから借入するなど無担保無保証のカードローン契約では、借入申込者の信用度がどのくらいあるのか確認しなければ、お金を貸しても本当に返済してくれるかどうか確証が持てませんよね。
そこで金融機関は、それぞれ加盟している信用情報機関から個人信用情報を取得して、返済能力があるかどうか、いくらまでならお金を貸して良いのか調査するのです。
信用情報機関の役割について
金融機関が利用する信用情報機関は全国に3つあり、それぞれ金融機関の業務携帯によって加盟する信用情報機関が異なります。
・全国銀行個人信用情報センター(KSC)
・日本信用情報機構(JICC)
・シー・アイ・シー(CIC)
以上3つの信用情報機関が国が認定する指定信用情報機関になります。
銀行が加盟するのはKSCだけですが、消費者金融やクレジットカード会社はJICCとCICの両方に加盟することができます。
通常は消費者金融が加盟するのはJICCだけになりますが、SMBCモビットなど大手消費者金融カードローンになるとCICにも加盟しています。
一般的にはCICに加盟するのは割賦販売業者やクレジットカード会社、リース会社などが多数を占めますが、消費者金融が加盟できないとはなっていません。
信用情報機関の役割は金融機関から提供を受けた情報を正確に管理し、金融機関からデータ取得の依頼があれば即座に個人信用情報を与えることです。
信用情報機関は返済能力を超えた過剰貸付を防ぐことや、金融事故を起こした人のデータを登録することによって金融機関に対して注意喚起をする役目を持っています。
もちろん返済能力を超えた借入は最終的には多重債務者となり、自己破産や任意整理など債務整理を行うことが一般的ですから、そうならないように防止する役割もあるわけです。
返済滞納は信用情報にキズがつく
信用情報にキズがついてしまうと、カードローンの契約やクレジットの契約などお金に関する契約の審査に通りにくくなってしまいます。
債務整理情報はもちろん金融事故として登録されてしまい、ほとんどお金が絡む契約はできなくなってしまいます。
他にも1年のうちに3回以上返済滞納することや、3カ月以上の長期滞納も信用情報をキズつけることになってしまい、SMBCモビットの契約にも審査に通らないなど悪い影響を与えてしまいます。
返済滞納や債務整理はカードローン契約だけではありません。
クレジットカードの支払い料金を滞納すること、及び自動車ローンなど各種ローンの返済滞納をした場合、及び割賦販売業者、クレジットカード会社に対して債務整理を行なった場合でも信用情報にキズがついてしまいます。
クレジットカード会社はCICを利用する
既にご説明の通り割賦販売業者やクレジットカード会社が多く加盟する信用情報機関はCICです。
各種ローンの契約状況、返済状況についてもCICに登録されます。
ローンの返済に遅れること、債務整理を行うことなど割賦販売業者やクレジットカード会社に対して砂をかけるようなことをしてしまうと、当然悪質な利用者としてCICに登録されてしまいます。
SMBCモビットもCICを利用している
ここで注意しておきたいのが、消費者金融カードローンであるSMBCモビットもCICから個人信用情報を取得することができるということです。
カードローンでお金を借りるのにどうしてクレジットカード会社の情報が関係するのか、不思議に思う人もいるかもしれません。
カードローンでお金を借りていたとしても、きちんと返済していればSMBCモビットの審査には関係ないだろうと考えるわけですね。
しかし審査をする上で消費者金融が加盟しているJICCの情報だけでは審査できない場合があります。
JICCとCICは法律によってお互いに情報共有を行っていますが、商品購入のための各種ローン契約についてはJICCにはデータ共有されません。
データ共有が行われるのは各種ローンの返済が滞った場合や債務整理をした場合です。
SMBCモビットではより確実に借入申込者の信用格付けを行うために、CICの利用状況や返済状況も審査の対象としているのです。
カードローンの支払いさえきちんと行っていれば審査に通るというものではありません。
各種ローンの契約についても借金には変わりはないわけですから、ローン返済状況も審査をしなければ、返済能力があるのか、いくらまでお金を貸して良いのか正確に判断することはできませんよね。
他社借入があってSMBCモビットに申し込む場合は、カードローンの借入状況や返済状況だけではなく、クレジットカードの支払いなど、各種ローンの返済についてもきちんと行なっておかなければ審査に通ることはありません。
他社ご利用の方でも審査可能ですが、お客様のご状況によってご利用いただけない場合もあります。
携帯電話料金滞納でSMBCモビットの審査に落ちる
携帯電話料金を滞納しただけでもSMBCモビットの審査に落ちることがあります。
携帯端末代金を電話料金と一緒に分割払いしている場合は、その情報はCICに登録されるのです。
返済滞納すればその情報がCICに登録されてしまい、SMBCモビットの審査に落ちる原因となるケースが多くなっています。
タグ:大手消費者金融
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