アイフルで50万円借りると金利・利息はいくら?

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アイフルから50万円を借りた場合の金利はいくらで、利息がいくらかかるのか、借りる前に知っておきたいですね。

そうしないと毎月の返済額から、借入残高に充当される元金がいくらになるのかわかりません。

返済しても返済してもなかなか借金が減らない、となってしまうと返済しようというモチベーションも下がってしまうでしょう。

その他にも知っておきたい情報はたくさんありますよ。

「返済方法」「利息」「必要となる年収」などは、お金を借りる人は特に知っておきたいですね。

この記事はこんな方におすすめです。

  • アイフルの金利がいくらなのか知りたい
  • 利息の計算方法が知りたい
  • 実際にアイフルで借りられる金額はいくらなのか知っておきたい

以上のような質問に対して、今回の記事を読むだけでしっかり知ることができます。なお記事を読み終えるまでの時間はおよそ5分から10分です。

執筆者の情報
名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営

目次

アイフルの返済方法

消費者金融によって返済方法が異なります。

  • 一般的な消費者金融→残高スライドリボルビング方式
  • 大手消費者金融→借入後残高スライド元利定額リボルビング方式

となっていることが多いです。

残高スライドリボルビング方式とは、借入残高の金額によって次回支払う返済額が異なります。

簡単に言えば、

  • 借入残高が返済によって少なくなっていくにしたがって

  • 返済額も少なくなるために

  • 毎月の返済額を抑えられる

というメリットがあります。

しかし返済額が少なくなってしまうと、結果的に返済期間が延びてしまうためになかなか借金完済に至りません。

ではアイフルの、借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式とは、どのような返済方法なのか、次の項でわかりやすくご説明していきましょう。

「借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式」 とは?

借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式とは、直近に借り入れした借入残高によって返済金額が計算される方式です。

例えば、

  • 初回借入残高50万円→1万8,000円(サイクル制)、1万6,000円(約定日制)

となりますが、このまま借り入れすることなく返済のみを続けていけば、毎月の返済額は変わることなく一定です。

しかし途中で追加借り入れしたとなると、

  • 借入残高30万円のときに10万円借入

  • 借入残高40万円→1万5,000円(サイクル制)、1万3,000円(約定日制)

以上のように返済額が変わります。

このまま借り入れすることなく借金完済まで返済すれば、毎月の返済額は上記金額のまま変わることなく一定です。

またまた途中で追加借り入れしたとしましょう。

  • 借入残高10万円のときに20万円借り入れ

  • 借入残高30万円→1万3,000円(サイクル制)、1万1,000円(約定日制)

このように追加借入した段階で、その残高に応じて返済額が変わるのが、借入も残高スライド元利定額リボルビング返済方式というのです。

返済するときに気を付けたいポイント

アイフルの返済で気を付けることは、借入れ後残高スライド元利定額リボルビングでは、返済をしていても元金がなかなか減らないことです。

なぜなら毎月の返済額が一定でも、返済額の中には利息額と元金充当額が含まれています。

  • 返済額=利息額+元金充当額

となるからです。

利息額は、常に借入残高によって先に計算され、計算された利息を返済額から差し引いた金額が、借入残高から差し引かれる元金充当額となります。

  • 元金充当額=返済額-利息額

の計算ですね。

借入残高が多いほど利息が高いために、利息額と元金充当額をイメージすると次のような図式になります。

●借入残高が多い

利息額元金充当額

●借入残高が少なくなってくると

利息額 元金充当額

利息額元金充当額

利息額元金充当額

返済額から元金充当にされる金額は、毎月少しずつ増えていきますが、そんなに極端に元金充当額が増えるわけではありません。

多く借りれば多く借りるほど、利息額と元金充当額の割合の変化は緩やかになるため、返済回数が長くなってしまい多くの利息を支払うことになってしまうのです。

口座振替を利用している人は、自動的に引き落とされるのでそのまま何もせずにいると大きな利息を支払うことになるので注意しましょう。

先にも述べましたが、余裕があるときに任意返済(繰上げ返済)をすることをおすすめします。

任意返済をすることで毎月の返済額よりも多く返済ができ、元金を早く減らせます。

利息を減らすこともできるので、お金に余裕があるときは、アイフルに連絡し任意返済をしましょう。

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アイフルの返済日は「35日サイクル方式」「毎月約定日方式」の2つから選択

アイフルの返済日は、

  • 35日サイクル方式
  • 毎月約定日方式

の2種類あり、どちらかを選択することができます。

35日サイクル方式は、その名のとおり、支払日の翌日から支払日まで35日の間に返済を行う必要があります。

また毎月約定日方式では、毎月一定の返済日が決められていて、返済日の10日前からが返済期間となります。

それ以外の期間に返済をすると当月分の返済と認められないため、必ず返済期間中に返済手続きをしなければなりません。

どちらがお得か、を考えた場合に、35日サイクル方式の方が、利用日数が長いために利息額は多くなってしまいます。

少ない利息で、と言うのであれば毎月返済日を決める「約定日返済方式」の方が良いでしょう。

ただし35日サイクル返済方式は、支払日と支払日の間が35日間あるため、余裕を持った返済ができる特徴があります。

  • 口座振替で返済するなら→約定日返済方式
  • ATMなどから返済するなら→35日サイクル方式

とした方が、返済期日に縛られないためにおすすめですね。

返済方法は3種類

アイフルでは、3種類の返済方法から選択できます。

自分にあった方法で返済を行いましょう。

1)口座振替

指定する金融機関の口座から自動引き落としされます。

郵送や店頭窓口、WEB会員ページから手続きをします。

2)指定口座へ振り込み

全国の金融機関の窓口やATMからアイフルの指定口座へ振り込みにて返済ができます。

ただし手数料を負担することになります。

3)銀行・コンビニATM

提携ATMからの返済は手数料がかかりますが、自分の都合のいい金融機関から返済できる利点があります。

また全国のコンビニからも同様に返済が可能です。

こちらも手数料がかかるので注意しましょう。

またファミリーマート(famiポート)のマルチメディア端末を利用して、土日祝日に返済をすることもできます。

アイフルの金利は?

アイフルの借入金利は、年3.0%~18.0%の範囲内で決定されます。

金利の決まり方は、年齢や年収、職業などによって決まるのではありません。

ですから、

「私は公務員で、年齢も40歳、年収は700万円だから、きっと金利は年10.0%くらいかな」と考えても無駄です。

アイフル借入金利は借入限度額によって決まるのです。

基本的な考え方としては、

  • 借入限度額が100万円未満→年18.0%
  • 借入限度額が100万円以上→年15.0%

おおよそ二段階で金利が決定されますが、アイフルの最高融資限度額800万円を借りると、アイフルの最低金利である年3.0%が適用されます。

また借入限度額が100万円以上になると、アイフルの審査で

  • 利用実績
  • 職業
  • 年収
  • 他社借り入れ件数

などによっても、年3.0%から年15.0%の間で決定されます。

利息の計算方法

利息の計算方法は、どこの消費者金融でも同じです。もちろん銀行カードローンでも同じですよ。

計算式はいたって簡単にできています。

まずは計算式をご覧ください。

  • 利息額=借入残高x金利/365日x利用日数

たったこれだけで利息計算ができます。

それぞれの項目について補足しましょう。

  • 借入残高:前回支払った時の残高
  • 金利:年18.0%なら計算しやすく0.18としましょう
  • 利用日数:前回支払った返済日の翌日から、今回支払う日までの日にち

なお利息は全て日割り計算となっているため、

  • 通常の年は365日で割る
  • うるう年は366日で割る

ことを知っておきましょう。

また求められた利息額に、1円未満の端数があった場合は切り捨て計算です。四捨五入とはなりませんのでご注意ください。

では具体的に、

  • 借入残高10万円
  • 利用日数30日

で計算してみましょう。

計算式は、

  • 10万円x0.18/365×30

これを計算すると

  • 1,479円(実質年率18.0%)

が利息です。

10万円を借りる場合の計算

もう少し金利計算を練習してみましょう。

まずは10万円を借りる場合の利息の計算方式です。

なお毎月約定日方式とするため、毎月の返済額は8,000円という設定です。

また無利息期間は計算に入れていませんのでご了承願います。

●支払第1回目

  • 利息=10万円x0.18/365×30₌1,479円
  • 元金充当額=8,000円-1.479円₌6,521円
  • 借入残高=10万円-6,521円₌9万3,479円

●支払い第2回目

  • 利息=9万3,479円x0.18/365×30₌1,382円
  • 元金充当額=8,000円-1,382円₌6,648円
  • 借入残高=9万3,479円-6,648円=8万6,831円

いかがですか。

借入残高が毎回変わるのと、利息額と元金充当額も変わっていますね。

30万円を借りる場合の計算

同じように30万円を借りた場合の利息の計算をもう少しやってみましょう。

毎月の返済額は1万1,000円です。

●支払第1回目

  • 利息=30万円x0.18/365×30₌4,438円
  • 元金充当額=1万1,000円-4,438円₌6,562円
  • 借入残高=30万円-6,562円₌29万3,438円

●支払第2回目

  • 利息=29万3,438円x0.18/365×30₌4,341円
  • 元金充当額=1万1,000円- 4,431円=6,569円
  • 借入残高=29万3,438円-6,569円₌28万6,869円

この計算方法を繰り返していくと、次第に利息額が少なくなり、元金充当額が増えるため借入残高がゼロに近づいてきます。

アイフルの返済日は「利用者ごと」に違う

アイフルの返済日は下記の2つがあり、どちらを選ぶかで、返済日までの期間が違ってきます。

  • サイクル性:前回返済日の翌日から35日後が次回返済日となる
  • 約定日制:毎月一定の返済日を設定して返済

  *サイクル制の初回返済日は、初回借入れの翌日から35日後。

最少返済額の話で紹介したように、返済期日までの期間が長いリサイクル性よりも、約定日制の方が毎月の最低返済額は低く抑えることが可能です。

毎月の返済額を低く抑えたいのであれば、約定日制の返済日を選択するといいでしょう。

また約定日制は利用者が任意で約定返済日を決めることができますが、返済方法を口座振替にした場合には、下記4つのの中からしか選ぶことができません。

  • 3日
  • 26日
  • 27日
  • 28日

返済指定日の選択肢が狭くなるので、この点は覚えておいてください。

そしてサイクル制ですが、次回返済日が前回返済日の翌日から35日後と、約定日制よりも長くなってはいますが、返済期日より前倒しで返済した場合には、次の返済期日が早くなってしまいます。

次回の返済がきつくならないためにも、早めに返済する際には、返済日をよく考える必要があるでしょう。

どちらの返済日を選ぶかは、利用者の都合次第です。

一番自分に都合のいい返済日を選んで、できるだけ返済負担を軽くするようにしてくださいね。

コンビニATMからの返済は手数料に注意

アイフルの返済方法は、下記の中から自由に選択することが可能です。

  • 銀行振込
  • 口座振替
  • 提携ATM

自分にとって一番利便性の高い返済方法を選ぶことができるのですが、ただ一点、注意して欲しいのが、返済時に発生する手数料です。

全ての返済方法で手数料が発生するわけではありませんが、下記2つの返済方法では手数料が発生します。

  • 銀行振込
  • 提携ATM

わざわざ面倒な銀行振り込みを利用する人は少ないでしょうが、利便性の高いコンビニATMを含む、提携ATMの利用者は少なくありません。

そこで注意して欲しいのが、利用時の手数料です。

下記のように返済額に応じて、手数料が発生します。

返済金額手数料(税込)
1万円以下110円
1万円超え220円

手数料が発生することを考慮した上で、返済方法を決定することをおすすめします。

それでは他にも返済方法で注意して欲しい点について、補足説明しておきましょう。

銀行口座振込で返済した時の手数料は?

先に面倒な銀行振込を利用する人は少ないと言いましたが、今ではインターネットバンキングを利用している人は少なくありません。

それもあって実際のところは、筆者が感じているほど、利用者が少ないわけではないでしょう。

利用者は多い可能性の方が高いかもしれません。

そこで注意して欲しいのが振込手数料です。

銀行振込による返済は、アイフルが指定した銀行口座への振込となりますが、その際に発生する振込手数料はATM手数料よりも高くなります。

実際にメガバンクの1つである三菱UFJ銀行で、他行に振り込んだ際の手数料を見てみましょう。

振込方法手数料(3万円未満)
キャッシュカード利用でATMから275円
現金でATMから440円
インターネットバンキングから220円

振込手数料は利用する銀行によって違いがありますが、ATM手数料よりも高いのが実情です。

ネット返済ができないアイフルですから、なおのことインターネットバンキングを利用して、銀行振込で返済しようという人もいるでしょう。

しかし、返済方法の中で一番手数料が高いというデメリットがあることだけは、覚えておいてくださいね。

50万円を借りた場合の利息や返済額

アイフルから50万円を借りた場合の金利は年18.0%です。

金利を利息に計算すると借入日数30日で7,397円です。

毎月返済することによって利息額は徐々に少なくなっていくとしても、アイフルへの返済は利息だけではなく元金充当分も返済しなければなりません。

50万円を借りた場合の毎月の返済額は、

  • 1万3,000円(約定日返済)
  • 1万5,000円(35日返済)

です。

返済金額は途中で追加借入をしなければ借金を完済するまで続きます。返済シミュレーションをしてみるとわかりますが、返済期間はおよそ4年10カ月です。

返済回数返済額元金充当額利息額借入残高
11万3,000円5,375円7,643円494,643円
2 1万3,000円5,682円7,318円488,961円
3 1万3,000円5,525円7,475円483,436円
4 1万3,000円5,610円7,390円477,826円
5 1万3,000円5,931円7,069円471,895円
6 1万3,000円5,786円7,214円466,109円
7 1万3,000円6,105円6,895円460,04円
——————————————————————————————
581万615円10,466円149円0円

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返済額を月々2,000円増やすだけで返済回数はかなり変わる!?

50万円を借りて4年と10ヶ月も借金を返済し続けていくのは大変ですね。

そのような場合月々の返済額にプラス2,000円するだけでも返済回数はかなり変わりますよ。

前項でシミュレーションした同じように、計算してみると、

  • 毎月の返済額:1万5,000円
  • 返済回数:48回(4年)

なんと10ヶ月も短縮できましたね。

このように毎月の返済額をちょっと増やすだけでも、借金完済までの返済回数を減らすことができるのです。

返済シミュレーションでしっかり計画を立てよう

アイフルには公式サイトに返済シミュレーションがツールとして用意してあります。

返済方式はサイトにあるデフォルトのまま、借入後残高スライド元利定額リボルビングで良いです。

支払いサイクルには、

  • 毎月返済日を決めて支払う約定日払い
  • 35日ごとに支払う35日サイクル制

があります。

どちらの返済方法を選んでも、年利で利息計算されますので損得は関係ありません。

後は借入金額として数字を入れ、貸付利率は年18.0%と入力しましょう。

そうすれば返済回数と毎月の支払い金額、及び借入残高がどのように減っていくのか簡単に計算できます。

当然ながらボーナスが入ったときや、お金に余裕があるときはATMから任意返済すれば返済回数を短くすることもできますよ。

財布と相談の上、無理のないようにできるだけアイフルの借金返済にお金を回す努力も必要ですね。

10万円を借りた場合の返済シミュレーション

それではここからはいくら借りれば、返済額がどうなるのかを、下記のケースにおいてシミュレーションしていきます。

  • 10万円
  • 30万円
  • 40万円
  • 50万円

 *返済は約定日制、借入金利は全て年18.0%で計算します。

それではまずは10万円借りた際の返済シミュレーションからです。

その結果は下記の通りとなります。

返済回数32回
返済月額4,000円
返済総額126,339円
支払総利息26,339円

2年8ヵ月の返済で、返済月額も4,000円と負担になる額ではありません。

しかも発生する利息も、思ったより高額でないため、アイフルで10万円借り入れした際の返済は、まず問題視するような点はないでしょう。

高金利と言われる消費者金融カードローンですが、これくらいの額ならば、安心して借入できるのではないでしょうか。

30万円を借りた時の返済シミュレーション

次は先ほどよりも少々高額となる30万円です。

早速どうなるか見ていきましょう。

返済回数36回
返済月額11,000円
返済総額388,936円
支払総利息88,936円

ちょうど3年の返済で、発生する総利息は88,936円です。

発生している利息は借入元金の約30%と、10万円の借入時と変わりはありませんが、借入元金が増えた分、高額となっています。

しかも、返済月額が1万円を超えているので、少々割高感を感じる人も出てくるでしょう。

この辺りから返済方法を検討する必要があるのかもしれませんね。

40万円を借りた場合の返済シミュレーション

それでは次はさらに10万円増やして、40万円借りた際の返済シミュレーションです。

返済回数53回
返済月額11,000円
返済総額582,899円
支払総利息182,899円

40万円の借り入れの場合、30万円の時とは違い、確実に利息の割高感が感じられます。

支払総利息が借入元金の約46%にも上っているので、高金利であることが実感できるのではないでしょうか。

これは借入額が増えたのにも関わらず、返済月額が30万円の時と変わっていないことが起因しています。

借入額が増えたのに月額返済額が据え置きのため、それが返済期間を長期化することになり、支払総利息が大きくなったというわけです。

30万円の時は明言できませんでしたが、40万円の借り入れでは、支払総利息を減額するための返済方法を検討するべきだと言えます。

50万円を借りた場合の返済シミュレーション

次は最後の50万円です。

40万円の借り入れでは、利用者に利息面で確実にデメリットが発生していたので、更に10万円増やした借り入れでどうなるか興味が湧くところですね。

その結果は下記の通りです。

返済回数58回
返済月額13,000円
返済総額751,621円
支払総利息251,621円

50万円の借り入れでも、支払総利息が借入元金の約50%と、40万円の時よりもさらに割高となっています。

50万円借りて、その半分の利息が請求されるのですから、もはや見逃すことはできません。

利息割合は40万円の借入時とさほど変わりはありませんが、借入額が大きくなった分、金利による影響がもろに出た結果と言えるでしょう。

これだけの利息支払を求められれば、誰もが高金利を実感するのではないでしょうか。

最少返済額だけ返済した時のリスク

アイフルの特徴でありメリットでもあるのが、負担のない返済月額を設定していることです。

アイフルだけでなく、カードローンにおいては各社が決めた最少返済額があります。

この最少返済額を基に申し込み先を選ぶ人もいます。返済月額が少ないと返済の負担が軽くなり、利用者にとって大きなメリットになるからです。

しかし、最少返済額に頼ると返済期間が長くなるといったデメリットもあるので、よく理解することが大切です。

それでは返済期間が長くなることによって、生じるリスクについて説明していきます。

返済がなかなか終わらず、利息が大きくなるというリスクが・・・

返済月額が少ないということは、逆を返せば、借入元金の返済スピードが遅くなることを意味します。

無利息で10万円借りて、毎月1万円づつ返すのと、2万円づつ返すのとでは、完済するまでの期間が全く違ってくるので、これは当然の話ですよね。

しかし、アイフルの返済で気を付けなければならないのは、先に説明したように、返済方式が元利定額リボルビング返済である点です。

この返済方式は返済月額を一定とした上で、その返済内訳に利息が含まれています。

よって、返済当初は毎月の利息が大きくなるため、なかなか借入元金の返済が進まないというデメリットがあるのです。

実際に100万円を年15.0%で借入した際に、返済当初の返済内訳がどうなっているかを見てみましょう。

返済回数返済金額元金充当額利息充当額残高
1回目26,000円13,261円12,739円986,739円
2回目26,000円13,835円12,165円972,904円

返済終盤となれば、下記のように元金充当額が多くなりますが、最少返済額による返済は、当初の返済において元金充当額が少ないため、どうしても返済期間が長くなってしまいます。

返済回数返済金額元金充当額利息充当額残高
51回目26,000円25,099円901円45,666円
52回目26,000円25,419円581円20,247円
53回目20,496円20,247円249円0円

そして、返済が長期化するということは、その分、発生する支払利息も大きくなってくるのです。

無利息ならば長期化しても、何のデメリットもありませんが、金利が発生する場合には、支払利息が多くなるリスクを伴うことを忘れないでください。

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アイフルで50万円を借りるならどの商品がおすすめ?

最高限度額800万円まで借りられる4商品

アイフルの最高限度額は800万円ですが、

800万円まで借りることができる商品は、

  • キャッシングローン
  • ファースプレミアムカードローン
  • かりかえMAX
  • おまとめMAX

です。

それぞれの商品について簡単にまとめてみました。

資金使途自由で利用しやすいのは?

アイフルのキャッシング商品で、使用目的が自由で使いやすいのは次のふたつです。

  • キャッシングローン
  • ファースプレミアムカードローン

共通するサービスとして、借り入れ翌日から30日間は利息が0円というサービスもあります。

ただし初めてアイフルを利用する人しか使えませんので気を付けましょう。

<キャッシングローン>

融資額は1,000円~800万円で、金利は年3.0%~18.0%の設定です。

来店不要で借りられ、当日の融資も可能です。

<ファーストプレミアムカードローン>

100万円~800万円の借入れが可能で、年収が300万円以上の人が利用できます。

金利は年3.0%~9.0%とかなりの低金利で利用可能です。

他社借入れを借換えやおまとめしたい場合は?

他社借入れの借換え、または複数の借金のおまとめをするなら次の商品を利用するといいでしょう。

アイフルは貸金業法に基づくおまとめローンの商品を扱っていますので、複数の借金の返済に困っている場合は検討してみましょう。

<かりかえMAX>

金利は年3.0%~17.5%の設定となっており、アイフルを初めて利用する人向けの商品です。

貸付け限度額は1万円~800万円となっています。

<おまとめMAX>

アイフルを利用中または利用したことがある人向けの商品です。

金利設定は年3.0%~17.5%となっています。

貸付け限度額は1万円~800万円です。

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利用目的がはっきりしているなら目的別ローン

借入れする目的がはっきりしているときは、目的別ローンを利用するといいでしょう。

キャッシングローンよりも金利が低いのでおすすめです。

利用限度額は1万円~100万円となっており、金利設定は年9.8%~17.0%です。

申込方法は電話または店頭窓口のみとなり、インターネットや契約ルームからは申込みができません。

目的別に融資パターンがあり、

  • 冠婚葬祭では100万円までの融資
  • 出産費用は50万円
  • 教育費は100万円

と細かく分けられています。

金利も利用目的に応じて異なっています。

使用目的を証明するために提出する書類が必要です。

主な書類は以下のとおりですので、事前に用意しておきましょう。

  • 見積書
  • 請求書
  • 領収書
  • 診断書(医療費の場合)
  • 母子手帳(出産費用の場合)
  • 学生証(教育費の場合)
  • 案内資料(ライセンス取得費用の場合)

事業サポートプランなら事業資金にも使える

アイフルの「事業サポートプラン」は、個人事業主の人が事業資金として使用できる商品です。

事業性融資の場合は、年収の3分の1以上の借入れが可能です。

ただし慎重に審査が行われますので注意してください。

申込方法はWEBと電話から申込みができ、無担保ローンと不動産担保ローンとで申込内容が変わります。

またサービス内容は無担保ローンの場合、

  • 利用限度額は1万円~500万円
  • 金利設定は年3.0%~18.0%

です。

一方の不動産担保ローンは、

  • 利用限度額が100万円~1億円
  • 金利設定は年3.0%~12.0%

となっています。

総量規制からみると年収150万円が最低ライン

アイフルは貸金業者ですので総量規制の対象です。

総量規制とは貸金業者は年収の3分の1以上を貸し付けてはいけないという法律です。

つまり年収の3分の1までしか借りることができないため、50万円を借りるには年収が150万円は必要となります。

ただし150万円ギリギリの年収よりは300万円など、余裕がある人の方が返済能力は高いとみられ有利です。

増枠申請で減額されることもある

アイフルで借入限度額を増額する際には、必ず審査があります。

この審査を通過できれば、見事増額が得られますが、中には審査落ちとなってしまう人も出てくるでしょう。

増枠審査に通過するためには、アイフルにとって優良顧客であることが必須条件となってしまいます。

よって、審査時に下記のような情報があれば、審査を通過することはありません。

  • 支払い遅延
  • 利息のみの返済

しかも、増額審査で上記のような情報が確認された場合、増額どころか減額される可能性もあるのです。

まさに藪をつついて蛇を出すといった状態ですね。

増額は申し込めば通るというものではありません。

増額を受けるためには、優良顧客として認められるだけの、利用履歴が必要となってきます。

その条件を得ておらず、逆に要注意先として認識されるような場合は、減額だけでなく、利用停止となる可能性も考えられるのです。

申し込む際には、自分が審査通過できるだけの優良顧客であるかを、よく考えてから申し込むようにしてください。

アイフルでお金を借りることに関する6つのQ&A

アイフルに関するよくある質問と回答をご紹介したいと思います。お金の事ですからなかなか他人には聞けませんね。知らないでは済まされない内容も含まれていますので、是非ご覧ください。

1.利息を減らすために返済期日よりも前に返済しているにもかかわらず、元金が減らない時があるのはなぜですか?
それは考えられません。利息は利用した日数で日割り計算されるため、返済額を低くしなければ、元金に充当される金額が大きくなり、そのぶんだけ借入残高が減ります。借入残高が減らないとすると、もしかしたら支払遅延などしていませんか?その場合遅延損害金が加算されるため、返済額によっては元金に充当されない場合もないとは言えません。
2.収入証明書には会社印がない審査に通りませんか?
給与明細なら最低会社のゴム印がなければなりません。会社印もなければ会社のゴム印もないとすると、自分で作っても分かりませんよね。偽造防止のためだと思ってください。源泉徴収票や所得証明書なら会社の印鑑は不要です。
3.広告等で見かける「借金を統一」の統一とはおまとめローンのことですか?
そうですね。普通は借金の一本化と言いますが、借金を統一でも同じ意味でしょう。
4.審査の際はアイフルから会社に電話がかかってくるんですか?
アイフルから会社に電話がかかってくることを在籍確認と言います。本当に仕事しているかどうか確認する審査の一環です。もし会社に電話がかかってくることが嫌なのであれば、アイフルのオペレーターと相談してみてください。理由によっては書類で在籍確認の代わりとすることができるようです。
5.アイフルでお金を借りた場合、返済期日や返済額は自分の好きなように決められるんですか?
返済方法が口座振替以外であれば返済期日は契約の際に自由に決めることができます。基本的に決めた返済日は必ず守るようにしてくださいね。なお返済日の変更も可能です。返済金額については借入残高に応じて最低返済額が決まっています。
6.法テラスで過払い金の相談をするメリットを教えてください
一言で言えば弁護士費用が安いということでしょう。一般の相場よりも10%から20%程度は安くできるようですね。また費用を分割払いできることも魅力の一つでしょう。

まとめ

アイフルは借り入れ申し込みがネットからできるなど、簡単に申し込みできるメリットがあります。

しかしお金を借りたら必ず利息をつけて返済しなければなりません。

その利息がいくらかかるのか知っておかないと、なかなか残金が減らないという状況になってしまいます。

まずは金利によって利息が計算できるようにしておきましょう。

そして返済期間が長くなればなるほど、支払わなければならない利息が増えるということも知っておきたいですね。

早く借金を完済するためにも、毎月の返済額をちょっとでも増やす努力と、ボーナスや臨時収入が入った時に一括で返済するなど、少しでもお借入残高を減らす努力をしましょう。

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