新生フィナンシャル株式会社の審査基準は?【銀行カードローンの保証会社】
銀行カードローンに申し込もうと思っている人にとって、新生フィナンシャル株式会社の審査基準が気になるところだと思います。新生フィナンシャル株式会社はSBI新生銀行カードローンを始め、オリックス銀行カードローンなどの保証会社を引き受けています。
SBI新生銀行カードローンやオリックス銀行カードローンは、銀行カードローンの中でも比較的審査に通りやすいとの噂や評判があります。ということは、保証会社である新生フィナンシャルの審査基準はそれほど高くないのではないか、のように感じますが実際はどうなのでしょうか。
この記事はこんな人におすすめ
- 新生フィナンシャル株式会社の審査は厳しいのか
- レイクに借入申し込みを検討している人
- どのような人がレイクの審査に通るのか悩んでいる
以上のような疑問や質問、悩みを抱えている人におすすめの記事です。ぜひ最後までお読みになってください。なお全て読み終えるまでの所要時間はおよそ5分から10分です。
- 執筆者の情報
- 名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営
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カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
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目次
新生フィナンシャル株式会社「レイク」の審査基準は厳しいの?
レイクにこれから申し込む人にとって、カードローン利用するための申し込み年齢や、申し込み資格、会社員でなければならないのか、または専業主婦でも申し込みできるのか気になるところですね。
ではレイクの審査基準や金利などを交え、順を追ってご説明してきます。
申込年齢は?
それではカードローンを利用するために最低限必要な、申し込み年齢から見ていきましょう。
申込可能な年齢 | 満20歳から70歳まで |
(備考) | ※日本国内に居住、または日本の永住権を取得している |
なお日本国内に住んでいるかた、及び日本の永住権を取得しているかたであれば申し込み可能です。
申込資格は?
レイクに申し込みするにあたって申し込み資格は特にありません。
あえて言うなら前項でご説明している通り、日本在住及び日本の永住権をもっていることですね。
つまり普通の給与所得者であれば、申し込み資格についてそれほど気になることはないでしょう。
ただし反社会勢力に対する貸付の禁止は、コンプライアンスの遵守という点で日本貸金業協会からも強く指導されています。
よって暴力団員であると分かった時点で、申し込みを取り消されることに注意が必要です。
なお、職業別や雇用形態、社会的身分で申し込み資格がどのように設定されているのか、次の項からご説明していきます。
会社員
会社員はもちろん申し込み可能です。
雇用形態は特に問われません。
正社員に限らず、準社員や契約社員、派遣社員、嘱託社員などでも継続安定した仕事をしており、毎月安定して収入が入ってくる状態であれば、何ら問題なく申し込み可能です。
学生
それでは学生はどうでしょうか。
もちろん学生でも申し込みは可能です。
ただし年齢条件がありますので、高校生では申し込みはできません。
年齢が満20歳以上であることを考えると、専門学校生や短大生、大学生など対象になるでしょう。
当然ながらいくら学生でも、ただ学生であるというだけで申し込みできるわけではありません。
会社員同様に継続安定した収入がある、つまり何らかの雇用形態で働いていることが必要です。
年金受給者
他の大手消費者金融が年金受給者への貸付は慎重です。
しかしレイクは収入が年金のみのかたでも申し込みが可能です。
収入が年金のみとなるためそれほど多く借りられるわけではありませんが、申し込み年齢が満70歳までなら借入を検討してみるのも良いでしょう。
専業主婦
収入のない専業主婦となると、さすがにレイクでも申し込みできません。
なぜならレイクの貸付は総量規制の対象となるからです。
総量規制は年収が計算基準となっているため、収入のない専業主婦ではいくらまで貸して良いのか計算できないのです。
さらに配偶者貸付制度にも対応していないため、たとえ夫の同意を得られたとしても契約はできません。
年収はいくら必要?
レイクの審査基準で重要なのは年収の多さではなく、安定した収入が得られるかどうかです。
ですから年収は60万円の人でも審査内容によっては審査に通ります。
もちろん年収が多いに越したことはありません。
それよりも毎月きちんと給料という形で収入があるかどうか、これが審査では重要になってくるのです。
そもそも消費者金融であるレイクは、銀行カードローンに比べて金利が高いですね。金利が高いぶんだけ多少リスクを冒しても顧客数を伸ばしたい、と言う戦略もあるのでしょう。
パートやアルバイトでも審査に通る事を考えると、収入が少なくとも60万円以上あればよく、たとえ100万円でも心配する必要はありません。
申込金額は?
レイクの融資額は1万円から500万円です。
だからといって最初から高額の融資額を得られるわけではありません。
新規会員の場合概ね年収の10%から15%程度が融資限度額と考えましょう。
具体例をあげれば、年収が300万円なら30万円から50万円ですね。
それに返済することを考えれば、そんなに大きな金額を借りても途中で返済不能になったのでは困りますよね。
審査の通りやすさを考えると、初回融資枠は10万円から20万円にしておくと良いかもしれません。
なぜかと言うと、審査する上で「この借入申込者はきちんと返済のことも考えているな」と良い方向に判断されるからです。
それに加えて貸し倒れリスクが少ない社内データがあるため、レイクに申し込む融資額は、必要最低限の金額に押さえておくべきです。
年収の1/3に抑えた返済額が目安
無理のない返済額は、年収の1/3までと言われています。
もちろん年間トータルでの返済額です。
他に全く借金のない状態で、年収300万円の人がレイクから融資を受けて、返済破綻することなく返済していける金額が年間30万円程度と考えましょう。
ということは1カ月当たり3万円ですね。
次の表をご覧ください。
レイクでお金を借りた場合の毎月の最低返済額です。
融資額 | 最低返済額 | 返済回数 |
1万円から10万円 | 4,000円 | 36回以内 |
10万円超から20万円 | 8,000円 | 36回以内 |
20万円超から30万円 | 1万2,000円 | 36回以内 |
30万円超から40万円 | 1万3,000円 | 60回以内 |
40万円超から50万円 | 1万4,000円 | 60回以内 |
以上の金額は毎月必ず返済しなければならない額です。しかしその額より多いぶんには越したことはありません。
上記の例で言えば、年収300万円の人が30万円借りたとして、毎月の最低返済額は1万2,000円です。しかしこの返済額で返済していても、全て借金を完済するまで3年以上はかかるでしょう。
できるだけ早く返済するためにも、返済日と返済日の中間に随時返済(任意返済)するのが望ましいですね。
金利はどのくらい?
お金を借りる上でどうしても気になるのが金利ですね。
金利は利息と直結するため、金利は安ければ安いほど返済がラクです。
レイクの金利は次の通りです。
貸付金利(実質) | 年4.5%から18.0% |
上限金利は年18.0%と、銀行カードローンに比べて金利は高いな、思うでしょう。
確かに10万円を借りて、30日後に返済すると利息は1,479円です。
上限金利が年18.0%の割にはなんとなくやすいなと思いませんか?
親や友達から10万円借りた場合のお礼の金額と比べたら、それほど利息が高いとは思いませんね。
一般的に個人間融資のお礼(利息相当)は借りた金額の1割とも言われています。
だとすると10万円借りた場合のお礼は1万円ということになりますね。
それに比べたら利息1,479円は安く、また人間関係や友人関係を壊すことなく借りれるため、少額の借り入れであれば消費者金融から借り入れる選択は決して悪くはないのです。
借入金利は融資額とも連動しているため、大金を借りたとして年18.0%の上限金利が適用されるわけではありません。
融資額と金利の関係の表を以下にまとめましたので参考にしてください。
融資金額 | 適用金利(審査による) |
1万円から100万円未満 | 年15.0%から18.0% |
100万円から200万円 | 年12.0%から15.0% |
200万円超から300万円 | 年9.0%から12.0% |
300万円超から400万円 | 年7.0% |
400万円超から500万円 | 年4.5% |
なお適用金利は借入残高が返済によって少なくなったとしても、途中で金利が上がることはありません。
一度適用された金利は借金完済までずっと継続されます。
「レイク」の申込方法と流れは?
レイクの借入申し込み方法は多彩です。
申し込み時間を気にしたくないという人や、急いでお金を借りたいなどの事情によって使い分けるのが良いでしょう。
借入申し込み方法は3パターンあります。
・パソコン、スマホ、アプリから申し込む
・自動契約機で申し込む
・電話で申し込む
それぞれの方法と特徴一覧表にまとめました。
パソコン・スマホ・アプリ | 自動契約機 | 電話 | |
急いで借りたい | 〇 | 〇 | 〇 |
24時間いつでも申込 | 〇 | 〇 | 〇 |
来店不要 | 〇 | × | 〇 |
相談しながら | × | 〇 | 〇 |
自動契約機で24時間も申し込みできるのは、その自動契約機が24時間対応していることが条件です。
借入申込の基本的な流れは、申し込みフォームに記入することから始まります。
流れの代表的な例として、パソコン・スマホ・アプリでの申し込みの流れを見てみましょう。
STEP①:申し込みフォームに記入する
STEP②:画面で審査結果を確認する
STEP③:メールで審査結果を受け取る
STEP➃:契約する
STEP⑤:借入開始
簡単にご説明すれば4つのステップで申し込みが完了します。
なおSTEP②の画面で審査結果を確認する、とは仮審査のことです。
本審査の結果はSTEP③の通り、メールで審査結果が送られてきます。
一連の作業が終わるまでおよそ60分程度みておけばよいでしょう。
審査の流れは?
レイクの審査方法はユニークで、大きく分けると仮審査と本審査に分かれます。
一般的に仮審査と言うと「お借入診断」のように、あくまでもWEBツールとしての使い方となり、年齢や職業、既存借入額によって総量規制の範囲内かどうか確認するためのものです。
しかしレイクの仮審査は申込者の信用情報を取得して行うため、かなり確度の高い審査です。
仮審査と本審査の詳細について、次の項でご説明します。
仮審査
前項でも触れたように、レイクの仮審査は単なる簡易審査ではなく、本格的に信用情報を取得し信用情報上、契約できるかどうか、契約できるとしたらいくらまでお金を貸せるのか、を具体的に判断するものです。
ですから他社大手消費者金融にあるように「カードローンWeb完結」にかなり近い審査となるわけです。
その仮審査が、 Web フォームに必要事項を入力するだけで、瞬時に画面に表示されるのです。
これで審査に通る可能性が高いな、とか、審査に落ちてしまった、と申込者はすぐに判断できます。
もちろん仮審査に通ったからといって契約までこぎつけるかどうかはまた別の話です。
本審査
仮審査に通ったら次に行われるには本審査です。
本審査の内容は在籍確認と書類確認です。
在籍確認は申込者が本当に勤務しているかどうか確認するもので、返済能力を確かめるには避けて通ることはできません。
在籍確認終了後には審査内容によって収入証明書類の提出を求められます。収入証明書類の提出を完了し、それでようやくカードローン返済方法が記入してある契約書が作成されます。
契約書にサインして初めてレイクの審査終了し、ようやく借り入れできるようになるのです。
必要書類は何を準備すればよい?
借入申し込みに必要な書類は本人確認書類と収入証明書類です。
金融機関によって多少異なる部分もありますので、レイクでは何が必要になるのかご説明したいと思います。
最低でも本人確認書類がないとキャッシング審査が行えません。
◆本人確認書類
・運転免許証
・健康保険証
・パスポート
・マイナンバーカード
・在留カード
・特別永住者証明書
以上の書類のうち、有効期限内にある書類を1点用意しましょう。
他の大手消費者金融では健康保険証だけで契約できないのに対して、レイクでは健康保険証のみだけどキャッシング審査が受けられます。
ここで注意したいのは現住所と本人確認書類の住所が異なっている場合です。
及び自動契約機で契約する際健康保険証を本人確認書類とする妻には次の書類も用意しておきましょう。
・公共料金の領収書
・住民票の写し
・印鑑証明書
公共料金の領収書とは、例えば電気・ガス・水道・NTT固定電話料金、NHKの領収書です。どの書類でも発行から6カ月以内であることに留意してください。
またキャッシング審査の内容によっては収入証明書類が必要になります。
収入証明書類とは次の書類のことを言います。
◆収入証明書類
・源泉徴収票
・給与明細書(直近2カ月分)
・住民税決定通知書
・納税通知書
・確定申告書
・所得証明書
何か1点用意してください。
収入証明書類が必要となるのは、借入希望金額が50万円を超える場合、または他社借入金額との合計が100万円を超える場合です。
以上の条件は法律で定められているため必ず提出しなければなりません。
及びレイクのキャッシング審査次第で、収入証明書類の提出を求められる場合もあります。急いでお金を借りたいおきは、事前に収入証明書類を用意しておくのも良い方法ですね。
収入証明書類の提出方法はメールで添付する方法と、郵送で送る方法、並びに FAX で送信する方法があります。
審査時間は早い?
レイクの審査時間と、審査結果が出るまでにどのくらい時間がかかるのかご説明していきたいと思います。
借入申し込みがパソコン、スマホ、アプリを利用すれば24時間いつでも申し込み可能です。しかし審査結果は、審査担当部門が営業している時間でなければ受け取れません。
レイクの審査時間は8時10分から21時50分までです。
審査している時間内に申し込まなければ、即日中にお金を借りたい希望を叶えることはできません。
また注意しておきたいのは第3日曜日に限って審査時間は19時までです。
レイクの審査は仮審査と本審査に分かれており、本審査が終わるまで最短でも30分から60分を見ておきましょう。
なかなか審査結果が連絡来ないな、と不安になることもありますよね。
そのような場合はレイクのオペレーターに電話しましょう。
・0120-09-09-09
ここで審査がどのような状況になっているのか確認することが可能です。
なお本審査には在籍確認が含まれます。
在籍確認がスムーズに進まないと審査時間が長くなってしまう傾向にあります。どうしても在籍確認が難しい場合は、審査内容によって書類の提出でもOKです。
必ずしも書類の提出で在籍確認の代わりとすることはできませんが、少しでも審査時間を短くしたいのであればオペレーターと相談してみましょう。
審査が全て終わればあとはローンカード到着を待つだけです。
もちろんローンカードがなくても振込キャッシング借りれますから、銀行営業時間内に審査が終わり契約手続きが終わっていれば即日融資も可能でしょう。
ローンカードが到着するまで2、3日を要する場合もありますが、それまでATMキャッシングができない不便さが残りますね。
そのような場合はローンカードの到着を待つことなく、自動契約機からカードを発行させる方法もあります。
審査に通った後ローン契約機に出向き、タッチパネルの指示に従って操作することで無事ローンカードが発行できます。
カードがあれば併設されているATMからでも、または提携コンビニATMからでも自由に入ることができますね。
結果連絡は電話かメール
レイクからの審査結果の連絡は、電話かメールが選択可能です。
審査結果がなかなか来ないな、という場合はオペレーターで確認することもできますが、万が一審査に落ちてしまったら恥ずかしいな、ということもありますね。
そのような場合はレイクの公式サイトにある「審査状況の確認」で審査状況を見ることができます。
審査状況の確認ページで名前と生年月日、登録した電話番号を入力するだけで確認可能です。
個人信用情報は重要?
レイクに限ったことではなく、審査において個人情報はかなり大きなウエイトを占めています。
個人信用情報にはカードローンやクレジットカード、自動車ローンなどお金が絡む契約情報が全て登録されています。
すでに借金なくなる総量規制に達しているのか、ということも審査で重要ですし、他社借入の返済状況も審査の合否を決める重要なポイントです。
また審査で必ず落とされるの金融事故情報です。
金融事故情報とは債務整理や代位弁済、長期返済滞納など、契約がきちんと履行されなかった情報です。
一度金融事故を起こしてしまうと、慌てて借金を全額返済しても個人情報が消えることはありません。
金融事故情報の内容にもよりますが概ね5年から10年は金融ブラックとして信用情報機関に登録が残ります。
最もブラック情報が長く登録されてしまうのが、自己破産と個人再生です。自己破産と個人再生は免責決定や、再生手続開始から10年間信用情報機関に個人情報として残ってしまいます。
その間お金に関する契約を結ぼうとしても、ほとんどの場合審査で落とされてしまうでしょう。
カードローン契約のみならず個人信用情報はかなり重要と心がけておく必要がありますね。
新生フィナンシャル株式会社とは?
新生フィナンシャル株式会社とはSBI新生銀行グループに属する、主に個人向け融資であるパーソナルローンや、信用保証の業務をしている会社です。
株主はSBIグループが100%出資、カードローン業務ではレイクを運営しています。
銀行系カードローンとしてレイクがありますが、 2018年3月をもって新規受付を停止しています。しかしレイクの利用者は、現在でも銀行系カードローンレイクを利用しています。
その後個人向け融資として個人ローンを展開し、その代表格がレイクなのです。
2018年4月から、消費者金融フリーローンの申し込み受付は全て新生フィナンシャル株式会社が行なっています。
また新生フィナンシャル株式会社の業務内容として、信用保証事業があります。
大手銀行に限らず銀行カードローン用、または銀行フリーローンや、〇〇銀行スーパーローン、カードローン借り換えの信用保証を行い、個人向け無担保ローンの商品について審査や、万が一の場合の代位弁済まで引き受けています。
新生フィナンシャル株式会社は銀行カードローンの保証会社
前項でもご説明の通り、新生フィナンシャル株式会社は登録貸金業者で、自らパーソナルローンカード事業を手掛ける金融機関です。
その一方でSBI新生銀行カードローンやオリックス銀行カードローン、東京スター銀行カードローンなどの保証会社事業もしています。
貸金業者としての知名度はそれほど高いとは言えませんが、銀行カードローンに申し込む人にとってはよく知られた存在です。
銀行系人気カードローンや、ネット銀行、信販系カードローンの保証業務は少ないものの、知らず知らずのうちに新生フィナンシャルの審査を受けている、こともありますね。
カードローン契約において審査は大変重要です。
しかし銀行系カードローンの審査は、銀行自体が無担保無保証の金融商品の審査を得意としていません。
そこで銀行カードローン保証会社、新生フィナンシャル株式会社に委託することで、銀行が貸し倒れとならないように銀行の下支えをしているのです。
よく他サイトで、カードローン比較や、消費者金融系カードローンを紹介している人気カードローンがあります。
消費者金融系カードローンには保証会社はありませんが、銀行系カードローン商品には必ず保証会社がついていると覚えておきましょう。
では新生フィナンシャル株式会社が保証業務を行っている銀行系カードローンの一覧をご紹介します。
SBI新生銀行カードローン | 荘内銀行カードローン | つくば銀行カードローン | 富山銀行カードローン |
静岡銀行カードローン | 池田泉州銀行カードローン | トマト銀行カードローン | 肥後銀行カードローン |
他にも新生フィナンシャル株式会社はカードローン審査インフォメーション担当していることもあり、銀行カードローンデスクに電話したら、実は新生フィナンシャルだった、ということもあるのですよ。
参考までに人気カードローンの保証会社もご紹介します。
三菱UFJ銀行カードローン | アコム |
楽天銀行カードローン | 楽天カード株式会社またはSMBCフィナンシャルサービス株式会社 |
じぶん銀行カードローン | アコム |
ソニー銀行カードローン | アコム |
みずほ銀行カードローン | オリエントコーポレーション |
三井住友銀行カードローン | SMBCコンシューマーファイナンス |
イオン銀行カードローン | イオンクレジット・オリックスクレジット |
銀行カードローン、例えばオリックス銀行カードローンなどに申し込む際に、申し込み条件として必ずオリックスクレジット株式会社、または新生フィナンシャル株式会社の保証を受けることができることの条件が表示されていますね。
もちろん銀行カードローンは無担保無保証の契約とはなっていますが、それは銀行と借入申込者との契約上そうなっているだけで、銀行カードローンの内部では銀行カードローン会員の保証人として保証会社が存在しているのです。
そのため保証会社である新生フィナンシャル株式会社の審査に通らなければ、事実上銀行カードローンの契約はできないと言っても過言ではありません。つまり銀行カードローンの審査は保証会社が大部分を担っているのです。
オリックス銀行カードローンの名前が出てたところで、保証会社としての新生フィナンシャル株式会社の審査基準は厳しいのか、それともそれほど厳しくないのかご説明していきたいと思います。
オリックス銀行カードローンは新生フィナンシャル株式以外にも保証会社がある
オリックス銀行カードローンは店頭まで出かける必要がなく、パソコンやスマホがあればいつでもまたはどこからでも申し込みできるカードローンとして人気が高いですね。
申込条件にオリックスクレジット株式会社か新生フィナンシャル株式会社の保証を受けられることを前提としていますが、借入申込者は保証会社と特別契約をするわけではありません。
もちろん保証会社が2つあるからといって、借入申込を2回しなければならないということもありません。
一度の申し込みで、オリックスクレジット株式会社か、新生フィナンシャル株式会社のどちらかの保証の審査に通ればそれでOKです。
オリックス銀行カードローンの保証会社は以前まではオリックスクレジット株式会社だけでしたが、SBI新生銀行カードローンの保証会社を引き受けている新生フィナンシャル株式会社を保証会社に追加することで、より多くの借入申込者の審査ができるようになりました。
オリックスクレジット株式会社はクレジットカード会社、新生フィナンシャル株式会社はカードローン事業者というそれぞれの立場が違います。
審査方法も異なり幅広いニーズに応えるために、分野が違う保証会社を2社利用することで顧客拡大を狙う戦略も果たすことができるわけです。
保証会社がオリックスクレジット株式会社
オリックス銀行カードローンの保証会社がオリックスクレジット株式会社になる場合、次のような特徴があります。
・属性がよく返済能力がある人
自社クレジットに保証会社を任せるわけですから、そもそも信用情報上全く問題がなく、安心してお金を貸せる人を保証する傾向があるのです。
オリックスクレジット株式会社の商品VIPローンカードがあるように、貸主に信用力や返済能力があるかどうか、慎重に審査しなければなりませんね。
ですから銀行系カードローン特有の、十分な年収があり、比較的大企業に勤めている人、または公務員と言った安定した収入が得られる人ほど、オリックスクレジット株式会社が保証会社になる場合がほとんどです。
もちろん銀行側としても、それなりの信用属性を持っている人なら安心ですよね。
参考までにご説明すると、銀行カードローンの保証会社が信販系である場合、比較的審査に厳しく、 保証会社消費者金融系である場合比較的審査が緩いとも言われています。
保証会社が新生フィナンシャル株式会社
カードローン事業を手掛けるける新生フィナンシャル株式会社は、SBI新生銀行カードローンの保証会社を引き受けているように、家族構成や住居形態よりも年収や勤続年数に審査の重点を置きます。
クレジットカードの審査が申し込み本人以外の情報も取り入れてるのに対し、カードローンの審査はあくまでも本人の信用情報を審査の基準としているため、パート収入やアルバイト収入など比較的収入が低い属性の人でも安定継続した収入があれば審査に通りやすい特徴を持っています。
簡単に言えば、新生フィナンシャル株式会社は消費者金融系ですから、審査に通りやすい可能性を考えれば借主にとって有利に働くことが容易に想像できます。
当然ながら貸主である銀行側にとっても、今までのご説明の通り、保証会社がある限り決して損をしないのです。
貸主にとっても借主にとっても、保証会社が消費者金融系であることは安心材料費に繋がるわけです。
保証会社が2つある銀行カードローンは審査に通りやすい
あえてオリックス銀行カードローンを例にとってご説明すると、オリックス銀行カードローンは保証会社を次のように使い分けているようです。
オリックス銀行カードローンに申し込みがあると、まずオリックスクレジット株式会社に保証を引き受けてくれるかどうか打診し、保証が難しいとなった場合に新生フィナンシャル株式会社に保証を依頼する順番です。
ですから審査基準の厳しさから言えば、新生フィナンシャル株式会社の審査基準はオリックスクレジット株式会社よりは多少緩やかという感じですね。
なぜ銀行カードローンが保証会社を2つ用意しているのかと言うと、なるべく審査に通したい思惑があるからです。
保証会社が1社だけだと、例えば新生フィナンシャル株式会社が銀行カードローンの保証を断ってしまうと借入申込者はお金を借りることができませんね。
しかし保証会社が二つあるケースでは、 第1保証会社と第2保証会社の使い分けが可能です。
第1保証会社は保証依頼の順番として信用属性が高く、第2保証会社は第1保証会社の審査に通らなかった人が利用します。
利用者側にとっては保証会社が二つあればカードローン選びの選択も広がり、比較的審査に通りやすいなと判断することもできるでしょう。
当然ながら銀行、借主にとっても、第2保証会社の審査に通れば良いわけですから、幅広い顧客層を取り入れることもできるだけですね。
多くの人に貸したい理由
銀行カードローンとしては利ざやを稼ぐことができる個人向けカードローンは是非とも獲得したいと考えています。
利益率の高いカードローンは確実に利益が得られる手段ですので顧客を逃がしたくないのです。
そこで保証会社を2つ用意することで、どちらか一方の保証会社の審査に通れば貸付ができる、つまり利息収入を得るチャンスを拡大できるわけです。
新生フィナンシャル株式会社は本家本元のSBI新生銀行カードローンの保証を引き受けていることから、無担保無保証の審査を得意としており、比較的属性が低い人でも信用情報にキズがない限り審査通過する確率が高いのです。
新生フィナンシャル株式会社の審査が通りやすい理由
いくら新生フィナンシャル株式会社の審査がオリックスクレジット株式会社よりも審査基準が緩やかと言っても、決して審査が甘いということではありません。
新生フィナンシャル株式会社が加盟している信用情報機関はJICCとCICです。2つの信用情報機関に加盟しているパターンは大手消費者金融に多いですね。
しかし2つの信用情報機関に加盟しているからといって、必ず審査をJICCとCICの両方の個人信用情報で行っているとは限りません。
さすがにクレジットカード会社であるオリックスクレジットカード株式会社は、JICCとCICの両方から、カードローン審査情報のかなめである個人信用情報を入手し審査を行います。
新生フィナンシャル株式会社のカードローン審査において、CICから個人信用情報を取得するのは、審査合否のボーダーラインに立っている場合です。
大手消費者金融の審査も同じで、JICCによる審査だけでは判断できない場合に限ってCICから個人信用情報を取得しています。
なぜならクレジットカード会社は割賦販売法と貸金業法の両方で営業規制されているのに対し、カードローン事業者は貸金業法だけで運営が規制されているからです。
よってレイクを手掛ける新生フィナンシャル株式会社はJICCの個人信用情報だけで、十分に保証を引き受けるかどうか判断できる強みを持っています。
参考情報としてご紹介しておきます。
信用情報機関には全国銀行個人信用情報センター(KSC)があります。
信用情報機関はそれぞれ金融事故情報を中心として情報の共有を行なっています。
たとえ新生フィナンシャル株式会社が加盟する信用情報機関なJICCとCICのみであっても、全国銀行個人信用情報センターからの情報も、提携によって取得していることを忘れてはいけません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。新生フィナンシャル株式会社は保証会社であると同時に、消費者金融レイクを運営している会社でもあるのです。
消費者金融である強みを生かし、無担保無保証の銀行カードローンの審査を得意としているため、保証会社信販系よりは柔軟な審査が可能です。
しかしながら新生フィナンシャルの保証審査に通るには、 最低条件としてレイクの審査に通る信用力と返済能力を持っていることが必要です。
当然ながら銀行カードローンの保証を行う上で、消費者金融の審査よりは審査が厳しい目となるのも当然です。
銀行カードローンに申し込もうとしたら、保証会社新生フィナンシャル株式会社だった、と喜んでばかりもいられません。
保証会社がどこなのかということよりも、綺麗な信用情報であることが重要であることは言うまでもありません。
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