原付バイクをローンで買いたい!審査や低金利のコツを徹底紹介
原付バイクは、かならずしも現金で一括購入する必要はありません。
購入費用全額をすぐ用意できない場合は、ディーラーローンや銀行のローンを活用して、分割で購入することができます。
今回は、原付をローンで買う場合の審査や金利、失敗しないコツについてまとめました。
原動機付き自転車を買いたい人は必見です。
この記事はこんな人におすすめ
- 原付バイクをローンで購入したい人
- 原付バイクのローン審査に悩んでいる人
- 原付バイクのローン審査に通らない原因を知りたい人
下記ページでは、比較的収入が少ないフリーターでもバイクのローン契約はできるのか、情報をまとめています。ぜひ合わせてご覧ください。
>>>年収100万円のフリーターでもバイクローンは契約できるのか
目次
原付ローンの組み方
原付をローンで購入するときは、主に、“販売店舗のローン”もしくは“金融機関のローン”、“保険会社のローン”、“消費者金融のローン”のいずれかの方法があります。
それぞれのローンの特徴とメリット、デメリットは次の通りです。
バイク販売店のローンの特徴
原付バイクのショップなど、購入店でローンに申し込むと、新規登録の手続きをディーラーにすべて任せることができますので手間がかかりません。
スタッフに渡された書類に記入し、運転免許証と収入証明書類(要請される場合のみ)を提出するだけで、簡単にローンの審査が受けられるのです。
しかし、金利が若干高めであるというデメリットがあります。
例えば大手国内バイクメーカーのスズキのバイクローンは、最長返済期間が10年と長いため月々の返済を低く抑えることが可能ですが、年利5.9%(2019年6月時点)と少々高めに設定されています。
注意点は、ローンを完済するまで所有権が販売会社にあることです。
また、中古車が購入できないのもデメリットとして上げられますね。
金融機関のローンの特徴
金融機関のローンは金利が低く設定されていますので、使用者が販売店よりは低い返済額で借り入れることが可能です。
例えば神奈川銀行の新オートローン(原付バイクにも利用できます)は、年利1.3~3.5%(2019年6月時点)と利用しやすい金利に設定されています。
購入費用だけではなく車検代や、修理資金の他に、自動車税や損害保険料にも利用できるのは嬉しいですね。
ただし、神奈川銀行は、営業エリアが決まっていますので注意が必要です。
また、金融機関のローンを契約するときは、見積書や収入証明書類などをすべて利用者自身で準備しなくてはならず、販売店のローンと比べるとやや手間がかかってしまうというデメリットがあります。
保険会社のローンの特徴
自賠責保険や自動車保険のほかにバイク保険などを扱う保険会社は、バイク購入に使えるローンを提供していることがあります。
しかし、2019年6月時点では原付バイクで利用できるローンは探すことが出来ませんでした。
例えば、損保ジャパン日本興亜のジャパンダ・ネットバイクローンも、購入資金の融資は排気量が251cc以上のバイクに限定されていますので、排気量が50cc以下の原付バイクでは利用できません。
消費者金融のローンの特徴
消費者金融のローンは基本的には使途自由ですので、契約者は借り入れたお金を原付バイクの購入資金に使うことができます。
原付バイクの見積書などを提出する必要もありませんので、手続きが簡単なこともメリットと言えるでしょう。
また、融資までの時間がスピーディな消費者金融が多く、申し込むタイミングによっては即日で借りられることも少なくありません。
しかし、金利が高い(30万円ほどを借りるときは年18.0%程度の金利が適用されることが多いです)というデメリットがあります。
短期間のみ借りるときはお得になることも!
消費者金融ローンは、初めて利用する方限定で「30日間無利息サービス」を実施していることもあります。
短期間で返済金額を用意して完済できる状態にあるのなら、無利息サービスを活用して低金利で済ませることが可能です。
ぜひ検討してみて下さい。
原付ローンは学生でも組める?
原付ローンの利用条件は、ローンを提供する業者によって異なります。
例えば、神奈川銀行の原付バイクに利用できる新オートローンは、年齢に関しては、申込時に20歳以上で安定した収入がある人なら申し込めます。
そのため、学生であっても20歳以上でアルバイト等で安定した収入を得ているのなら利用可能です。
また、学生本人がローンを組めない場合は親権者に頼んで契約してもらうという手もあります。
学生におすすめ!生協のローン
ローンを提供する金融機関によっては、学生も利用できます。
しかし、属性や収入面で不安がある人もいるのではないでしょうか。
「学生だから審査に落ちてしまうのでは?」と不安に感じる方は、大学生協のローンに申し込んでみてはいかがでしょうか。
大学生協ですから申込者は学生に限定されていますし、基本的には満18歳以上であれば申し込めます。
現在通学中の大学生協で相談してみることをおすすめします。
ただし、大学生協で提携しているバイク販売店から購入した場合のみ、申し込みできるなどの条件があるので注意しましょう。
就職活動に影響は?
学生が、原付バイクをローンで購入した場合は就職活動に影響するのでしょうか?
結論から言うと、借り入れが一般企業の就職活動に影響する可能性は、かなり低いでしょう。
一般企業が、学生の借り入れ状況を把握することは難しいです。
借り入れの記録がされている個人信用情報は、一般企業は見ることが出来ないため、学生の借入れを確認できません。
しかし、高額の借り入れをしては、返済することに精一杯で就職活動に悪影響を与えることは明らかです。
借り入れは最低限に抑えましょう。
原付ローン審査!徹底解剖
すべてのローンは、審査に通過しないと利用できません。
原付バイクローンの一般的な審査について探っていきましょう。
審査を受けられる人とは?
購入者が申し込むローン商品によって、条件は異なりますが、基本的には次の3点を満たしていることが求められます。
- 収入が安定していること
- 満20歳以上であること
- 銀行や信用金庫のローンは、各金融機関の営業エリアに居住していること
審査基準は?
稀に年収条件が決められているローンもありますが、基本的には、原付バイク程度の金額のローンに関しては、収入が安定して返済能力があればOKです。
収入は多いほど有利ですが、最低限の基準として、年間のローン返済額が年収の10分の1以下なら審査に通る可能性があります。
例えば月々の返済額が15,000円なら年間の返済総額は18万円ですので、年収が180万円以上であれば審査に不利になることはありません。
また、先程も触れましたが、銀行や信用金庫などの金融機関のローンは、地元(=営業エリア)に住んでいることが条件となることが多いです。
その他にも、今までローンや分割払い(スマホ機種の分割払い等も含む)で滞納していないことも求められます。
申込時年齢
ローンを組むときは、申込時の年齢にも注意しましょう。
満20歳の場合は、20歳の誕生日以降で無ければ申込できません。
20歳以上の人しかローンの申し込みが出来ない理由は、民法にあります。
未成年は、親権者の同意なしに法律行為が出来ません。
この法律行為には、ローンの契約も含まれるのです。
勤務先
ローンの申込書や契約書には、勤務先を記入する必要があります。
勤務先を知らせることで、毎月の収入があり、返済に充てるお金があるということを、証明するのです。
なお、金融機関は申し込み者の勤務先やバイト先へ電話連絡して、実際に働いているかを確かめるのです。
この審査を「在籍確認」と言います。
また、派遣社員の場合は、勤務先は派遣先の会社ではなく、登録している派遣会社の名前を書きましょう。
勤続年数
勤続年数も、ローンの審査に大きく影響しますが、一概に、○年務めたから審査に通るとは言えません。
ただし、新入社員や転職したばかりの場合は、勤続年数が長い場合に比べて不利なので注意が必要です。
ローンは転職する前に、借入を申し込むことをオススメします。
収入状況
どんな収入があるかも、ローンの申込時に確認されます。
1年に一度大きな収入があるという場合よりも、毎月の収入が決まっている方が審査に通りやすいです。
申し込む人が、毎月の収入からいくら返済できるか、はっきり分かると金融機関としても安心ですよね。
他社借入状況
他社からの借り入れが多い場合は、審査に落ちる確率が高いので注意しましょう。
金融機関は貸すお金の額だけではなく、申し込み者の返済能力も重視します。
信用情報
個人信用情報に、金融事故の記録があると審査に通るのは難しいです。
記録される年数は、事故情報によって差があります。
申し込むまえに、ローンを提供している金融機関の個人信用情報を確かめましょう。
なお、債務整理をした場合は、新しく借り入れをするのはほぼ不可能であると考えましょう。
原付ローンの審査の流れ
原付ローンの審査は、次の流れに沿って実施されます。
販売店の原付ローンの流れ
- 販売店でローン申込用紙に必要事項を記入する。
- 運転免許証と収入証明書(必要な場合のみ)を提出する。
金融機関・保険会社の原付ローンの流れ
- ローンを利用する業者に、原付バイクの見積書を提出する。
- 所定のローン申込用紙に必要事項を記入する。
- 運転免許証と収入証明書類(必要な場合のみ)を提出する。
原付ローンの審査難易度
基本的に、ローンの金利が低くなればなるほど、慎重審査が実施されます。
消費者金融>販売店>金融機関・保険会社の順で金利が低くなりますので、審査も一層慎重になります。
原付ローンは頭金が必要?
基本的に、原付ローンは頭金不要で利用できます。
しかし、ローン担当者に「頭金を入れる方が審査に通りやすいですよ」「10万円ほど入れておきませんか?」と言われるときは、頭金を出す方が良いでしょう。
ただし、頭金を用意していると、支払期間が短くなり、結果として総支払額が少なくなるということがあります。
また、頭金を用意しているという点は、ローン審査で有利に働いてくれます。
もし、年収が少ない、または欲しいバイクが高いという場合には、頭金を用意しておくと審査にとおりやすくなるかもしれません。
少しでも頭金が用意できればメリットが多いため、無理のない範囲で用意しておくことをおすすめします。
原付ローンの金利はどの程度?
原付ローンの金利は、自動車ローンの金利水準と同じです。
各ローンで、100万円以下を借りる場合に適用される金利と借入期間を表にまとめました。
なお、金利を比較するときは、下限金利ではなく上限金利を比較するようにしましょう。
ローン種類 | 金利 | 借入期間 |
---|---|---|
バイク販売店のローン | 年4~9% | 6ヶ月~10年 |
金融機関のローン | 年1.5~4.0% | 6ヶ月~10年 |
保険会社のローン | 年1.5~4.0% | 6ヶ月~10年 |
消費者金融のローン | 年15~18% | 1ヶ月~5年 |
原付ローンに通らないのは何故?
原付ローンの審査に落ちたときは、かならず何らかの理由があるはずです。
主な理由を5つ紹介しますので、該当する点がないかチェックしてみて下さい。
年収がローン返済額に対して少なすぎる
年収がローン返済額に対して少なすぎるときは、原付ローン審査に通過しません。
ただし、この場合の“ローン返済額”とは、原付ローンで支払う額だけを意味しているのではありません。
他のローンを利用している場合は、それらのローンと併せて「1年間に支払うローン合計額」を計算してみて下さい。
例えば、カードローンの返済額が年に60万円で、原付ローンの返済額が年に36万円なら、「1年間に支払うローン合計額」は96万円です。
自分の年収は、ローン返済額に見合ったものなのか、今一度、確認してみて下さい。
収入が安定していない
正社員であっても、1年以内に転職をした人は、「収入が安定していない」と判断されることがあります。
また、アルバイトやパートの人も、複数の勤務先をかけ持ちしているときや頻繁に職場が変わるとき、月ごとの収入に差がありすぎるときなどは、「収入が安定していない」と判断されて、審査に通らない可能性があります。
返済を滞納している
現在、他のローンやクレジットカードの支払いを滞納していませんか?
滞納中のときは、原付ローンなどのローン審査には通りにくくなります。
速やかに滞納金を支払い、これ以上、あなたの信用情報が傷つかないようにしてください。
過去に返済を滞納・未払いがあった
今までにローン返済やクレジットカードの支払いなどを、滞納したことがありませんか?
滞納したことがあるなら、個人信用情報機関に滞納履歴が残っている可能性がありますので、原付ローン審査に不利になってしまいます。
個人信用情報機関については、次の記事をご覧になって下さい。
借入件数が多すぎる
ローン返済などを滞納していない場合でも、借入件数が多すぎるときは、原付ローン審査に通らない可能性があります。
カードローンやクレジットカードのキャッシングなど、借入件数が4件以上ある人は、おまとめローンなどを活用してローン件数を減らして下さい。
準備して申し込めば審査通過は難しくない
原付ローンは、自動車ローンや住宅ローンと比べると借入額が少ないため、そこまで審査通過が難しいローン商品ではありません。
借入件数を減らしたり、頭金を増やしたりすることで、原付ローン審査に通過することは可能です。
原付ローンに審査落ちした場合には
原付バイクを買おうとしたのに、肝心の審査に落ちてしまったというときはどうしたらいいのでしょうか?
次は、原付バイクに使える低金利のローンよりも、比較的通りやすいローンを紹介します。
消費者金融系カードローン
消費者金融系のカードローンは、融資条件がバイクローンよりも幅広いのが特徴です。
資金用途も原付バイクの購入なら問題ありません。
ただし、金利の上限が18.0%という場合が多く、バイクローンと比べると高金利なので注意が必要です。
銀行系カードローン
銀行系のカードローン審査は、消費者金融系のカードローンとバイクローンの中間という位置づけになります。
消費者金融のカードローンの金利よりは低いですが、融資条件の幅は消費者金融よりも狭いです。
返済能力と相談して、自分に合っているローンを選びましょう。
Q&A
神奈川銀行の新オートローンに、電話で問い合わせたところ、ネットオークションや個人売買の支払いには利用不可との回答をいただきました。
他店購入の場合ですが、ローンを組めるのは、購入した店舗からの申込と決められているようです。
中古バイクはバイクローンが利用できる?
中古のバイクを購入したい場合には、バイクローンを利用することができるのでしょうか?
バイクローンが利用できる
中古であっても、販売店が紹介している信販会社のローンと、銀行のマイカーローンではバイクをローンで購入することができます。
これらのローンは新車であっても中古であっても、審査に通過すればバイク購入代金を融資してもらうことができます。
ただし、中古バイクの場合にはバイクをメーカーから購入するわけではないので、メーカーのローンを利用することはできません。
個人間売買では使えない?
ネットオークションなどで自分で欲しいバイクを見つけて個人間売買するという人も増えています。
注意しなければならないのは、個人間売買では信販会社のローンと銀行のマイカーローンを利用することはできません。
信販会社のローンは提携している販売店でないと利用することができませんし、銀行のマイカーローンはメーカーや販売店の見積書が必要になるため、個人間売買でバイクを購入することは不可能なのです。
個人間売買の場合には、見積書が不要で使い道自由なカードローンを利用して借入をする方法が基本です。
また、信販会社のアプラスにはヤフオクの売買代金にのみ使えるローンという商品がありますので、こちらを利用すればネットオークションで購入した代金もカードローンより低い金利で借りることも可能です。
詳しくはアプラスのホームページを参照してみてください。
少額の利用ならどうする?
中古バイクの中には10万円程度の少額で購入できるものもあります。
このような少額利用の場合には、より簡単に借入をする方法もあります。
利用金額が少なくても、金利の低い銀行のマイカーローンや信販会社のローンを利用した方がメリットはあります。
しかし、これらのローンの手続きが面倒という人は、手持ちのカードローンの利用限度額を利用するか、クレジットカードのキャッシング枠を利用するなどの方法ですぐにバイク購入資金を借りることも可能です。
10万円程度の少額であれば、利息負担の違いもそこまでは大きくはないので、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠を持っている人は、そこから借りてしまってもよいかもしれません。
金利は高い?
バイクローンで一番低金利で借りることができる可能性があるのは、銀行のオートローンやマイカーローンです。
銀行にもよりますが、2%~4%で借りることが可能です。
ただし、銀行は審査が厳しいという点と、販売店での手続きと違って自分で全て手続きをしなければならないというデメリットがあります。
とにかく低金利で借りることを優先する場合は銀行のオートローンやマイカーローン、金利よりも面倒な手続きをすることなく利用したいという場合は専門店や販売店でのローンを利用することをおすすめします。
一般的に金利が高くなってしまうのは、信販会社やメーカーのローンを利用した場合です。
販売店にもよりますが、10%前後の金利が設定されています。
メーカーローンでも、残価設定型のメーカーローンの場合はヤマハの場合3.9%と低金利で利用することができます。
しかし、月々の支払額を少なくしてしまうと、支払期間が長期化し、支払利息の総額が高額となり、せっかく低金利で借りていても利息で損をしてしまう可能性があります。
アプラスのバイクローン
アプラスの多目的プランの金利は年率7.2%~14.4%の範囲内です。
借入可能な上限金額は300万円で、最長7年間までの借入が可能です。
実際に適用される金利は上記の範囲内で、アプラスの審査結果によって申込人毎に個別に設定されます。
また、フリーダムプランを利用する場合の金利は年率10.8%~16.8%になりますので、多目的プランに比べて高めに設定されていることが解ります。
なお、参考としてご紹介すると、アプラスのマイカーローンの金利は年率0.9%~7.9%の範囲内です。
バイクと4輪自動車との資金使途の違いにもかかわらず、適用される金利は大きく違っていることが解ります。
一方、アプラス以外の信販会社でバイクローンを借入する場合、マイカーローンの使用が認められる会社が多くあります。
そのため、アプラスのバイクローンはマイカーローンや、他社のバイクローンを利用する場合に比べて、金利が高めになる可能性が高くなります。
多目的プランのメリットとは
アプラスの多目的プランは、バイク本体だけでなく、ヘルメットや運転免許証の取得費用、用品の購入など、周辺部分の目的にも使用できます。
ただし、このローンは提携販売店で申込むことができるわけではなく、銀行のマイカーローンのようにアプラスへ直接申込をする必要がある商品です。
手続きは販売店提携の信販会社のローンよりも面倒になるという点だけは理解しておきましょう。
販売店提携の信販会社のクレジットはさらに金利が高くなり、15%程度の金利が適用されることが一般的です。
なお、販売店提携のクレジットは販売店ごとに詳細な融資条件は異なりますので、詳しくはバイク販売店に確認するようにしましょう。
銀行で借りると低金利!地方銀行にも注目しよう
バイクローンを低金利で借りることができる銀行の自動車ローンですが、金利はどのぐらいなのか、また金利以外にもどのようなメリットがあるのかを具体的に見ていきましょう。
銀行自動車ローンの金利相場はいくら?
銀行の自動車ローンは低金利で利用できますが、大手銀行の場合は下記のとおりです。
銀行 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン | 500万円超の借入 年1.85% 500万円以下の借入 年2.5% | 50万円以上1,000万円以内 |
住信SBIネット銀行 ミスター自動車ローン | 年1.775%~3.975% | 10万円以上1,000万円以内 |
上記のどこの銀行もネット完結で申し込みできて来店不要です。
銀行ならではの低金利での借入が可能となっています。
銀行といえば大手銀行だけでなく、地方銀行でもお得に借りることができます。
下記のその一例を紹介しましょう。
銀行 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
千葉銀行 ちばぎんマイカーローン | 年1.70%~2.55% | 最大1,000万円 |
静岡銀行 しずぎんマイカーローン | 年2.4%~4.4% | 1,000万円以内 |
北陸銀行 ほくぎんWebでマイカーローン | 年1.7% | 1,000万円以内 |
地方銀行といえども大手銀行と変わりない、またはそれ以上の低金利で利用ができます。
しかし、地方銀行は、営業エリア内に住んでいるか勤務地があるなどの条件があることが多いため、利用する前にはよく確認を取ることが必要です。
銀行でバイクのローンを組むメリットとは?
バイクローンは、銀行以外でもローンを組めますが、信販会社やメーカーなどのローンと条件に違いがあります。
銀行でバイクローンを組むメリットは以下のとおりです。
- 所有者が購入者になる
- 保証人や保証料がいらない
- 新車でも中古車でも金利は同じ
- 繰上げ返済が何度でもできる
信販会社などのディーラーローンは、ローン完済まで所有権がディーラーにあるため、買取りや譲渡の手続きが面倒になる場合があります。
しかし大きなメリットとして、ディーラーローンでは車種や販売店によって金利が違っている場合があるものの、新車でも中古車でも借入金利は同じになるので分かりやすく、またお得に利用することができます。
銀行以外で低金利で借りられるとしたら?
銀行でバイクローンを組むと低金利で利用できるということは先にも話をしていますが、銀行以外でも信用金庫やろうきんなどでもお得に利用することができます。
以下に一部を紹介していきます。
銀行 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
ろうきん 中央労働金庫 カーライフローン | 団体会員の構成員の場合 変動金利 年2.4% 固定金利 年2.9% | 最高1,000万円 |
京都中央信用金庫 マイカーローン | 年2.450% | 1,000万円以内 |
城南信用金庫 城南マイカーローン | 年2.40%~4.00% | 最高1,000万円 |
バイクローンは、ろうきんや信用金庫などのマイカーローンを利用することも可能です。
ただし、ろうきんは会員であるかどうか、信用組合は各営業エリア内に住んでいるまたは勤務していることが条件にあるため、注意が必要です。
返済期間はどの程度かかる?
バイクを購入しようと思った場合、どのぐらいの返済期間になるかというのは購入するバイクの金額によって変わります。
例えば、ホンダクレジットを利用した場合を見てみましょう。
予算によって異なるでしょうが、支払回数は以下のような回数となります。
- 126cc以上の新車の場合 3回~84回(最長7年)
- 126cc未満の新車、中古車の場合 3回~60回(最長5年)
月々の最低支払金額は3,000円となりますが、余りに少ない金額にしていると手数料がかなり高額になってしまいます。
無理のない範囲で少しでも多めの支払額にしておくことをおすすめします。
バイクローンにデメリットはあるの?
手軽に手続きができるディーラーのバイクローンや、低金利で利用ができる銀行の自動車ローンなど色々なローンでバイクを購入することができますが、それぞれのデメリットについて順番に見ていきましょう。
ディーラーローンのデメリットとは?
ディーラーローンは販売店で全て販売員が手続きをしてくれるため、手間がかからないというメリットがある一方、手数料が比較的高く、支払期間を長く取ってしまうと利息が高くなってしまいます。
また、支払いが終わるまで所有権がディーラーにあるということや、車が決まるまでローンが組めない、新車と中古車で金利が変わってしまうといったデメリットがあります。
しかし、販売店と長い付き合いをしたい場合などは、ローンとは別にアフターサービスを手厚くしてもらえる可能性もあります。
そういった面も期待できるのが、ディーラーローンを利用するメリットでもあるでしょう。
銀行ローンのデメリットとは?
銀行の自動車ローンでバイクを購入した場合、比較的低金利で借りることができたり、最初からバイクが自己所有となったりするメリットがある一方、審査が厳しいというデメリットがあります。
特に他社で借入があり、さらに支払いを延滞している場合などは審査に影響があります。
また、年収が低すぎると申し込み条件に満たない場合も多く、アルバイトなどには借入条件が厳しいといえます。
それでも、審査にとおれば低金利で借りられるという大きなメリットがあるため、総支払額を抑えたいという人には特におすすめです。
契約までの流れはどうなっているの?
バイクローンをどの金融機関にするか決定した場合、その後の流れは銀行かディーラーローンかで違ってきます。
それぞれの流れを見ていきましょう。
<三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローンの場合>
- インターネットで申し込み→事前審査結果回答
- 必要書類の提出→本審査結果回答
- 契約手続き→契約者の口座を通じてディーラー等へ振り込み
<ホンダクレジットの場合>
- バイクの選定
- 商談時に営業スタッフに申し込み
- 審査・契約
- 車両の登録、保険手続き等完了後→納車
- クレジット代金の支払いスタート
- 支払期間完了
銀行のローンを利用する場合は、申し込みから全て自分で手続きしなければなりません。
しかし、ディーラーローンであれば全て販売店のスタッフにまかせることができ、手間がかかることなく納車まで完了します。
金利などにこだわらず、できるだけ手続きを簡単に済ませたいという人にはディーラーローンがおすすめです。
審査時間はどの位掛かる?即日融資は可能?
審査時間は早いところでも1営業日は絶対に必要になります。
このため、即日融資は不可能です。
基本的には審査に3営業日程度、手続きに3営業日〜1週間程度で合計で申込をしてから1〜2週間程度の時間がかかってしまうものと理解しておきましょう。
カードローンのように急ぎで必要なお金ではないので、比較的ゆっくりと手続きは行われますが、中古バイクなどは早くお金を用意しないと他の人に買われてしまいますので、必要書類や申込内容に不備が生じないようにしっかりと準備してから申込手続を行うようにしてください。
必要書類や準備しておくもの
必要書類は基本的は以下の通りです。
- 本人確認書類
- バイクの販売店の見積書などの資金使途確認資料
- 収入証明書
バイクローンは年収に対してあまりにも高額の返済額だと審査には通過できませんので、年収を確認するローンがほとんどです。
このため、申込時にはあらかじめ手元に源泉徴収票などの収入証明書を用意して、申込時の年収に間違いがないように申込を行なってください。
初めに用意すべきお金はあるの?
購入資金のうち頭金を用意するのであれば、頭金は銀行の通帳に入れておいた方がよいでしょう。
銀行のマイカーローンには保証会社がついているので保証料が発生します。
保証料は前払いで銀行に収めるタイプのローンと金利に含まれているタイプのローンがありますが、前払いで銀行へ収める場合には、保証料相当額をあらかじめ用意しておくようにしましょう。
保証料は事前審査に通過した段階で銀行に確認するようにしてください。
申し込む前に返済シミュレーションで再確認
借りたお金は返済していかなければなりません。
このため、申し込む前には返済シミュレーションで自分の希望する借入額で毎月の返済額がいくらになるのかを確認しておきましょう。
返済額が多いのであれば借入期間を延ばすなどの方法がありますが、一度借りてしまったらマイカーローンの返済期間を後から延ばすということはできません。
このため、契約前には再度自分の返済額がいくらになるのか銀行ホームページのローンシミュレーションなどで確認し、問題なく返済していくことができるかどうか、家計の事情としっかりと照らし合わせてください。
おすすめのバイクローン
最後に原付に限定することなく、おすすめのマイカーローンやバイクローンの金利や限度額についていくつかご紹介していきたいと思います。
銀行名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
三菱UFJ銀行 | 1.700%〜2.450% | 50万円〜1000万円 |
住信SBIネット銀行 | 1.525% ~ 3.725% | 10万円 ~ 1000万円 |
横浜銀行 | 1.250% ~ 2.300% | 10万円 ~ 1000万円 |
静岡銀行 | 1.200% ~ 4.400% | 10万円 ~ 1000万円 |
千葉銀行 | 1.300% ~ 2.550% | 10万円 ~ 1000万円 |
関西みらい銀行 | 1.400% ~ 3.800% | 50万円 ~ 1200万円 |
JAマイカーローン | 1.590% ~ 5.125% | 10万円 ~ 1000万円 |
ろうきん | 1.700% ~ 3.800% | 1万円 ~ 1000万円 |
損保ジャパン ジャパンダ・ネットマイカーローン | 1.900% ~ 2.850% | 20万円 ~ 1000万円 |
アプラス マイカーローン | 1.900%〜7.900% | 10万円〜500万円 |
銀行のマイカーローンの金利が低いのはもちろんですが、マイカーローンに関しては、損保ジャパンやアプラスのような銀行以外のところでも低金利での取り扱いがあり、銀行よりも審査は緩い傾向がありますので、選択肢の1つとして活用してみるとよいでしょう。
なお、JAやろうきんのマイカーローンは地域によって商品性が異なるので、詳しくはお近くのJAやろうきんへ確認してみるようにしてください。
まとめ
原付バイク購入費用は、借りられるカーローンが限られています。
自分に合ったローンを見極めましょう。
しっかりと準備をしてから、ローン審査に臨みましょう。
タグ:目的別