SBI新生銀行のレイクが消費者金融に戻った?親会社はどこ?
SBI新生銀行カードローンだったレイクが2018年4月1日から消費者金融として営業をしています。運営会社はSBI新生銀行グループ企業の新生フィナンシャル株式会社で、カードローンの名称は「レイク」です。銀行カードローンから消費者金融に変わったことで何が変わったのでしょうか。
- 執筆者の情報
- 名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営
目次
レイクの親会社は新生フィナンシャル
2018年4月からレイクの運営はSBI新生銀行から、SBI新生銀行を親会社とする新生フィナンシャルという消費者金融へと変わりました。
つまり、わざわざ総量規制対象のカードローンへと回帰したのです。
消費者金融カードローンとなることによって、銀行カードローンでは存在しない以下のような規制がかかってしまいます。
消費者金融のため総量規制対象
レイクが消費者金融のカードローンへと回帰したことで総量規制の対象となりました。これにより他社からの借入額との合計で年収の3分の1を超える借入はできません。
しかしこれまで高額借り入れをしてこなかったレイクとしては大きな問題ではないでしょう。
専業主婦融資不可能
貸金業者は専業主婦への融資は基本的に行っていません。専業主婦への融資をするためには、配偶者の同意と収入証明書が必要です。
しかし夫婦合わせて夫の年収の3分の1までしか借りることができないため、夫に融資したほうが手続面が楽であるためです。
レイクも例外なく専業主婦への融資を行っていません。
この点はSBI新生銀行レイクと比較してデメリットでると言えるでしょう。
借入50万円以下は収入証明不要
消費者金融のカードローンは1度に50万円を超える借入をする場合、または他社からの借入額との合計で100万円を超える借入をする場合には、収入証明書の提出が必要になります。
他社とは、使途自由の類似無担保融資サービスを提供している会社のことを表します。
レイクも上記に該当する場合には収入証明書の提出が必要です。
SBI新生銀行レイクの場合には、100万円超の借入から収入証明書の提出が必要であったことを比較すれば、この点もレイクになって生じたデメリットと言えるでしょう。
SBI新生銀行カードローン エル(旧 SBI新生銀行レイク)と消費者金融レイク
レイクを利用している会員は、今まで通り銀行カードローンとして利用できることには変わりはありません。
現在レイクを利用している会員は、返済途中での追加借入や利用限度額の増額、及び返済方法は何ら変わることなく使うことが可能です。
SBI新生銀行は銀行カードローンとして、SBISBI新生銀行カードローンとレイクの2つの銀行カードローンブランドを持つことになります。
一方でSBI新生銀行グループの消費者金融として、新生フィナンシャルはレイク、新生パーソナルローンはノーローンの2つの消費者金融を展開することになりました。
同じレイクの冠をつけるためややこしい感じもしますが、これからレイクに借入を申し込む場合は消費者金融としてのレイクに申し込みしなければなりません。
カードローンのサービスに違いはあるの?
レイクは銀行カードローンレイクのサービスをそのまま受け継ぎました。
審査時間の早さやコンビニ手数料無料、及びWebで申込むと60日間無利息サービス(※)と5万円までの金額は最大180日まで無利息とするのもそのままサービス展開していますので、会員にとって利便性の良さは変わりはありません。
申込条件は年齢20歳以上70歳以下の国内に居住する方、ご自分のメールアドレスをお持ちの方、継続安定した収入があること、パート収入やアルバイト収入でも申込み可能なのも同じです。
ただしレイクは総量規制の適用を受けるため、他の消費者金融と同じように年収の1/3以上は契約できません。
総量規制の導入によって専業主婦への貸付がレイクではできなくなったことは、専業主婦にとって借入先候補が少なくなってしまったのは残念な結果ですね。
基本的にカードローンのサービスには違いはなく、同業他社にはないお借入れ・ご返済時にコンビニ提携ATM手数料無料は大きなアドバンテージですね。
無利息期間は進化
SBI新生銀行レイクは、特徴的な無利息期間が人気でした。
これがレイクに変わって更に進化しています。
無利息期間は以下から選択することができるというものです。
- Web申込みの場合、契約日翌日から60日間金額無制限で無利息(※)
- 契約日翌日から180日間、5万円まで無利息
次の給料まで短期間借りたいというような場合には、60日間無利息を選択すればよいですし、次のボーナスまで借りたいという場合には180日間無利息を選択すれば、5万円までなら利息がかからないという人気の無利息期間です。
以前は30日だった無利息期間が、現在は60日に延長されています。
この無利息期間の利便性はそのままですので、自分のカードローンニーズに合わせて、最適な無利息期間を選択することができます。
この無利息期間はレイクだけの特徴です。
レイクになって即日融資が可能に
後述しますが、2018年から銀行カードローンは即日融資は不可能になりました。
SBI新生銀行レイクも2017年までは、即日融資を謳っていましたが、2018年からは即日融資が不可能になりました。
この点が、変更になった最も大きな理由であると考えられますが、レイクが消費者金融カードローンとなったことによって、Webなら21時までのご契約手続き完了で最短25分融資※が可能になっています。
このため、申込後、最短15秒で審査回答もレイクは可能なのです。
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
レイクは総量規制対象
レイクは銀行カードローンから消費者金融カードローンへと変わりました。
このため、適用される法律が銀行法から貸金業法には変わっています。
貸金業法では、総量規制が定められているので、SBI新生銀行レイク時代には総量規制対象ではありませんでしたが、消費者金融になってから総量規制の対象になり、年収の3分の1以内までしか借りることができません。
しかし、2017年から銀行カードローンの審査は厳しくなっており、実質的には銀行カードローンも年収の3分の1以内までしか融資を行わないので、総量規制対象になったからと言って、極端にレイクの借入可能額が少なくなったということはないでしょう。
50万円超から収入証明書の提出が必要に
SBI新生銀行レイクは100万円超の借入から収入証明書の提出が必要でした。
消費者金融カードローンになったことから貸金業法のルール通りに、1度に50万円を超える借入を行う場合、または他社借入との合計で100万円を超える場合には、収入証明書の提出が必要になりました。
他社とは、使途自由の類似無担保融資サービスを提供している会社のことを表します。
SBI新生銀行はなぜ消費者金融ブランドを立ち上げたのか
SBI新生銀行がレイクとして消費者金融ブランドを立ち上げたのは、2017年夏頃から騒がれ始めた銀行カードローン過剰融資問題が引き金にあった可能性が高いです。
銀行カードローンが返済能力をよく確認せずに融資する姿勢が批判を集め、銀行カードローンが今後を縮小していくのではないかと考えたフシがあります。
また2018年1月から銀行カードローンは即日融資ができなくなり、申し込みから融資実行まで最短でも3、4日程度かかるようになったことも、急にお金が必要になった借入希望者のニーズを満たすことができなくなったのも要因でしょう。
レイクへの借入希望者をノーローンに全て振り替えるのはネームバリュー的な問題があります。
今後の資金需要を考えても、レイクブランドを消費者金融に切り替えた方が顧客を取り組みやすいと企業戦略を打ち立てたというのが本音でしょう。
それに加えて金融庁が銀行カードローンの貸し過ぎをチェックするようになったため、SBI新生銀行としてもこれ以上銀行カードローンの貸付残高を増やせないとして、新規貸付は消費者金融であるレイクに転換した可能性も高いですね。
銀行カードローンと保証会社の関係も問題があった?
SBI新生銀行を始めとした銀行カードローン事業が消費者金融の貸付残高を上回るまでに急成長したのは、後ろ盾として保証会社の存在が大きかったようです。
銀行は無担保無保証で貸し付ける個人向けカードローンの審査は得意ではありません。
一方で消費者金融やクレジットカード会社は、従来より無担保無保証の契約を行なってきたノウハウを持っています。
銀行カードローンは保証会社と保証業務委託契約を結ぶことで、カードローン審査と債権の保全を手に入れることに成功しました。
消費者金融とクレジットカード会社は貸金業法改正によって過払い金請求訴訟の嵐に遭い、さらに金利の引き下げによって大打撃を受けることを余儀なくされました。
そこで銀行カードローンの保証会社になることによって、少しでも企業収益を伸ばそうとの考えが、潤沢な資金を持つ銀行と見事に利害関係が一致したのです。
銀行としては預金者が預ける資金を安全に運用できる保証会社の存在によって、保証会社の審査にさえ通ればいくらでも貸しても良いことになりますね。
万が一銀行カードローンの会員が、返済不能になったとしても保証会社が全額借金の肩代わりをしてくれるため銀行として損をすることは絶対ありません。
銀行は個人向けカードローンでお金を貸せば貸すほど儲かる仕組みであったことがやがて世間の知るところとなり、銀行カードローンなのに銀行が審査しないでお金を貸すなんてとんでもないと、マスコミも大きく問題として取り上げたのです。
消費者金融へ原点回帰
元々レイクは「ほのぼのレイク」としてGEコンシューマーファイナンスが運営していた消費者金融です。
しかし前述の通り貸金業法改正による過払い金請求訴訟が多発すると、このままでは消費者金融の収益モデルが保てないとして、大手消費者金融は銀行グループの傘下に入りました。
アコムは三菱UFJフィナンシャルグループ、プロミスはSMBCグループ、そしてレイクはSBI新生銀行が買収し銀行カードローンとして再出発するようになったのです。
アイフルは三井住友信託銀行とあおぞら銀行の協力を得て、なんとか独立系消費者金融として生き残りました。
かの消費者金融の巨人であった武富士が会社清算に追い込まれたのは、過払い金請求金額があまりにも多すぎたことが原因だと言われています。
レイクは過払い金請求分相当額を持参金として持たせることで、ようやくSBI新生銀行が手をあげたことは金融関係に詳しい人ならきっとご存じのことでしょう。
持参金も使い果たし過払い金請求訴訟も一段落ついた時点で、結局レイクは消費者金融に戻る原点回帰となりました。
将来審査方式にAIを取り入れる考え、並びでいい従来にはなかった消費者金融のあり方を視野に入れていることも今後の活躍に期待ですね。
新生フィナンシャルから債権譲渡があった
SBI新生銀行カードローン エル(旧 SBI新生銀行レイク)は新生フィナンシャルからの顧客を全て債権譲渡を受け、新生フィナンシャルはSBI新生銀行に債権譲渡した時点で、レイクブランドの個人向け融資から撤退しています。
その代わりとして新生フィナンシャルはSBI新生銀行カードローン エル(旧 SBI新生銀行レイク)の保証会社を引受け、レイク会員が返済不能となった場合の借金の肩代わりをすることで、SBI新生銀行に対してレイクの債権保全を行わなければならなくなりました。
そもそも新生フィナンシャルはGEコンシューマーファイナンスであったわけですから、レイク会員が持っている過払い金返還分の面倒を見ることや、借金が焦げ付いた場合の責任を取る条件が内々にあったことは容易に推測可能ですね。
その一方で新生フィナンシャルはノーローンで知られているシンキ株式会社(現在の新生パーソナルローン株式会社)を完全子会社とし、クレジットカードで有名なアプラスの全株式をSBI新生銀行から譲り受けるなど、取引交換条件を成功させています。
元々SBI新生銀行と新生フィナンシャルは系列が違う全く別会社だったわけですから、お互いの企業戦略がお互いにとって都合が良いように折り合いをつけたとも言えますね。
その後2015年10月には新生パーソナルローン株式会社と経営統合し、ノーローンの実質的な親会社は新生フィナンシャルです。
そしてSBI新生銀行カードローンが新規申込み受付を停止すると同時に、2018年4月に個人向け担保ローン商品としてレイクの取扱を始めています。
SBI新生銀行カードローン エル(旧 SBI新生銀行レイク)の会員のすみ分け
SBI新生銀行カードローン エル(旧 SBI新生銀行レイク)は従来の会員はそのまま利用でき、利用限度額内での追加借入は審査することなくそのまま利用可能です。
利用限度額の増額についても新規申込みすることなく、銀行カードローンレイクの会員のままで変更はありません。
SBI新生銀行カードローンの借金を全て返済しても、契約を解約していなければレイクのカードはそのまま銀行カードローンとして使うことができます。
ただしSBI新生銀行カードローン エル(旧 SBI新生銀行レイク)を解約してしまった人はSBI新生銀行カードローンを使うことができません。
また借金完済してから長く利用していないと、会員サイトにログインできない場合があります。その場合はレイクのフリーダイヤルへ電話して契約がどのようになっているのか確認しましょう。
◆フリーダイヤル:0120-09-09-24
借金完済後しばらく利用していないと、セキュリティ上の問題から一時的に会員サイトにアクセスできないように制限をかけている場合がありますので、レイクのカードが使えないと簡単に諦めるのではなく、オペレーターと相談してみましょう。
レイクを解約してしまった人は、新規申込みは全て新生フィナンシャルによるレイクが扱うことになっていますので、残念ながら銀行カードローンではなく消費者金融レイクに申し込むことになりますね。
しかし注意したいことに、2011年9月30日までに契約している会員は銀行カードローンレイクとしての会員資格がありません。
返済するだけなら問題はありませんが、追加借入する場合は新生フィナンシャルへ申込みしなければなりません。
つまり新生フィナンシャルから債権譲渡を受けたレイクの会員は、すみ分けによって区分けされてしまうのです。
レイクの過払い金請求は新生フィナンシャル
銀行カードローンレイクになってから新規に借入申込した人は、金利が利息制限法の金利によって契約しているため過払い金は発生しません。
新生フィナンシャルからの債権譲渡によってSBI新生銀行カードローン エル(旧 SBI新生銀行レイク)へ移行した人でも、契約の見直しによって金利が引き下げられていることから、過払い金の額よりは法律の専門家の手数料の方が高くなる場合もあります。
しかし新生フィナンシャル時代からレイクを利用していた人は、過払い金が発生している可能性があります。
当時のレイクは2007年12月頃までグレーゾーンでの金利で契約していたため、取引期間によっては払いすぎた利息が戻ってくるかもしれません。
明らかにグレーゾーン金利での契約期間が長い場合(6年から7年以上)で、現在でもレイクを継続して利用しているのであれば、法律の専門家に依頼して過払い金がどのくらいあるのか調べてみましょう。
弁護士や司法書士の報酬を差し引いても利息が戻ってくるのであれば、手数料を無料で過払い金を取り戻すことができます。
過払い金の請求先はSBI新生銀行でも構いません。債権譲渡によって取引利益を全て新生フィナンシャルから受け継いでいます。
でもGEコンシューマーファイナンス時代のレイクの契約が長い人は、SBI新生銀行に過払い金請求するよりも新生フィナンシャルに請求した方が話が早い場合があります。
消費者金融レイクの返済方法は?
SBI新生銀行カードローン エル(旧 SBI新生銀行レイク)から消費者金融レイクに変更になっても、今まで通りレイクの返済日はレイク会員の自由な日にちを指定できます。
なおかつ返済期日から14日前以降、返済期日まで会員の都合のよい日に返済が可能です。
もちろん返済期日が近くなったらレイクからメールによって返済期日のお知らせメールを受信可能ですので、うっかりミスで返済期日を忘れることもないでしょう。
レイクの返済方法は次の4通りです。
①SBI新生銀行レイクATMまたは提携銀行、コンビニATM
②口座振替
③口座振込
④コンビニ収納
ただしコンビニ収納は返済期日を遅れた場合に限ります。
通常の返済ではコンビニ払いはできませんのでご注意ください。
なおコンビニATM手数料が無料なのはレイクが消費者金融に変わってもそのまま継続です。
返済方式は残高スライドリボルビング方式
レイクの基本的な返済方式は残高スライドリボルビング方式と言って、利用残高に応じて元金と利息を合計した金額を支払うものです。
返済後の残高によって次回返済額が決まるため、他の大手消費者金融に比べてわかりやすくできています。
毎月の返済額がいくらになるのか一例をご紹介します。
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以上のように利用残高が少なくなると10万円ごとに返済額が少なくなる方式です。
また元利定額リボルビング方式と言って利用残高と関係なく毎月一定額を支払うこともできます。
支払方式の変更は会員サイトからでも行うことが可能ですから、ライフスタイルに合わせて毎月の返済額を決めれば良いですね。
途中で一括返済も自由にできる
毎月の返済額を分割払いにしていて、お金に余裕があるときやボーナスなど臨時収入が入った場合は残高を一括返済することも可能です。
ただし一括返済する場合は返済するまでの利息が日割りでかかってきますので、一括返済する確実な日にちをレイクのオペレーターへ伝えて計算してもらいましょう。
返済方法は銀行振込またはインターネットバンキングでの振込となり、返済手数料は会員が負担しなければなりません。
なお万が一多く返済してもらった場合は、レイクから連絡がくるかまたはこちらからレイクへ連絡することによって銀行口座に振り込んでもらうこともできます。
もちろんお釣りの振込に振込手数料が差し引かれてしまうことはありません。
口座振替で返済している人は変更手続きが必要
銀行カードローンレイクを利用している人で、毎月の返済を口座振替で行なっていた人は新たな手続きが必要です。
おそらくSBI新生銀行カードローン エル(旧 SBI新生銀行レイク)を利用している人には、既に連絡が来ているとは思いますが、万が一お知らせを見逃してしまった場合は早めに新生フィナンシャルに連絡し口座振替の手続きをしましょう。
また毎月の返済をレイクの口座に直接振り込んでいた人も、振込先口座番号が変わりますのでくれぐれもご注意ください。
消費者金融レイクの増額はできるの?
レイクは銀行カードローンから消費者金融に変わったからといって、利用限度額を増額できなくなることはありません。
レイクの最大融資限度額は1万円から500万円までです。
レイクから増額勧誘のお知らせがくるか、またはレイクの会員自ら利用限度額の増額申請をすれば審査内容に従って総量規制範囲内で増額が可能です。
増額できるタイミングとしては、レイクの利用実績を十分に積んでからです。
1年程度は返済期日に遅れることなくきちんと支払っていることが最低条件です。
返済金額によっては利用実績が1年未満でも増額できる場合があります。
どちらにしても個人信用情報によって再審査しますので、信用情報にある程度自信がないと利用限度額は増額できません。
また利用限度額の増額が可能かどうか次の方法でも知ることができます。
①レイクの会員ページ
会員ページにあるご利用限度額アップの確認・お申し込みメニューで増額可能かどうか確認でき、増額可能な場合はそのまま申し込みすればOKです。
②レイクからのお得な情報ご案内
レイクにメールアドレスを登録しておくと、利用限度額が増額できる場合はお知らせが届きます。
メールにあるURLをクリックすれば利用限度額増額申し込みできますので、希望がある場合は申し込んでおきましょう。
③提携先のSBI新生銀行レイクATMでの画面表示
借入や返済など提携先のSBI新生銀行レイクATMを利用したときに、利用限度額が増額できる場合は画面表示されます。
そのまま申し込むことはできませんが、提携先のSBI新生銀行レイクATMや会員サイトから申し込みしましょう。
④レイクのコールセンターへ電話する
利用限度額が増額可能かどうか直接コールセンターへ電話してオペレーターに確認できます。
電話番号は0120-09-09-09です。
直接増額可能かどうか聞くのは勇気がいることですが、レイクに利用実績があり毎月返済に遅れがない状態が1年程度続けば、審査の内容によって増額ができるでしょう。
徹底比較!アコムとレイクではどちらがお得?
消費者金融のカードローンとして再登場したレイクですが、業界最大手のアコムと比較して、優れているのでしょうか?
劣っているのでしょうか?
アコムとレイクを様々な視点から徹底比較していきたいと思います。
1.商品ラインアップ
レイクには、カードローンが1つあるだけです。
一方、アコムにはカードローンの他にも、おまとめローンと、個人事業主専用のカードローンであるビジネスサポートカードローンという商品あります。
レイクは1つ、アコムは3つの商品ラインナップがありますので、商品ラインナップに関してはアコムの方が優れていると言えます。
2.金利
金利はそれぞれ以下のようになっています。
- レイク:4.5%~18.0%
- アコム:3.0%~18.0%
高額を借りることができない消費者金融カードローンにおいて、最低金利を比較してもほとんど意味はありませんし、そもそも最低金利は融資限度額いっぱい借りた場合のみしか適用されなません。
金利を比較するのであれば上限金利で比較する必要がありますが、双方とも上限金利は18.0%ですので、金利の違いはありません。
3.借入限度額
レイクとアコムの借入限度額は以下の通りです。
- レイク:500万円
- アコム:800万円
消費者金融は総量規制対象ですので、借入額の3倍の年収が必要になります。
レイクであれば1,500万円、アコムであれば2,400万円もの年収がないと借りることはできませんので、限度額いっぱいを消費者金融から借りることは現実的ではありません。
ともあれ、レイクは500万円、アコムは800万円ですので、融資限度額の大きさはアコムに分があります。
4.申し込み方法
申込方法で比較してみましょう。
- レイク:WEB、電話、自動契約機
- アコム:WEB、電話、自動契約機、店頭窓口
レイクには店頭窓口というものが存在しません。
窓口は自動契約機だけになります。
アコムの場合には、全国に有人店舗も配置されているので、そちらで申込を行うことが可能になっています。
店頭窓口で申し込むことができる分だけアコムの方が申込方法においては分があると言えるでしょう。
5.返済方式
返済方式は、
- レイク:残高スライドリボルビング、元利定額リボルビング
- アコム:残高スライドリボルビング
となっています。
借入残高に応じて、毎月の返済額が決められている方法です。
6.審査基準
審査基準は、それぞれ異なりますが、一概にどちらが厳しく、どちらが甘いということはできません。
審査難易度は、金利に関係することが多く、金利が低ければ審査は厳しくなります。
レイクもアコムも同じ金利ですので、審査難易度は同じようなものでしょう。
基本的には以下のいずれにも該当しなければ審査に通過する可能性は低くはありません。
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レイクはアコムなどお大手消費者金融は上記いずれかに該当すると審査に通過できないことが多いですが、これらに該当しなければ、どちらの審査にも通過することができる可能性が高いです。
7.審査時間
レイクの仮審査回答時間は、申込後最短15秒です。
レイクはインターネットや自動契約機から申込をすると、審査結果がすぐに画面上に表示される圧倒的な審査スピードを誇っています。
一方、アコムは仮審査の回答ということは行なっていないので、本審査回答まで待たなければなりません。
この時間は最短30分です。
審査の時間に関してはレイクの方に分があると言えるでしょう。
8.審査回答までの時間
次は最終的な審査回答までの時間を比較してみましょう。
レイクはWEBで申込から借入まで最短25分融資も可能です。※
アコムは最短30分となっていますので、審査回答までの時間はほぼ同じと考えてよいでしょう。
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
9.自動契約機の台数
自動契約機の台数は業界最大手、自動契約機を開発した会社でもあるアコムの方が分があります。
- レイク:約580台
- アコム:約1,040台
非対面でカードを受け取りたいと言ったときには、アコムの方が圧倒的に利便性は高くなっています。
10.無利息期間
最後に無利息期間で比較してみましょう。
レイクは無利息期間が充実しており、Webで申込むと60日間まで無利息か、5万円まで180日間無利息を選択することができます。(契約額200万円まで)※
金額と返済時期に合わせて、自分に合った無利息期間を選択することで、かなりお得に借入することができます。
一方、アコムが30日間の無利息期間しかありませんので、無利息期間に関してはレイクの方が優れています。
11.比較表
レイク | アコム | |
---|---|---|
商品ラインナップ | 1種類 | 3種類 |
金利 | 4.5%~18.0% | 3.0%~18.0% |
借入限度額 | 500万円 | 800万円 |
申し込み方法 | WEB、電話、自動契約機 | WEB、電話、自動契約機、店頭窓口 |
返済方式 | 残高スライドリボルビング方式 元利定額リボルビング方式 | 残高スライドリボルビング方式 |
審査基準 | ブラック不可など | ブラック不可など |
審査時間 | 申込後最短15秒 | 30分 |
審査回答までの時間 | 最短30分(自動契約機で申込からカード発行まで) | 最短30分 |
自動契約機の台数 | 約580台 | 約1040台 |
無利息期間 | Web申込で60日無利息と5万円まで180日間無利息から選択可能(契約額200万円まで) | 30日間無利息 |
結局、どちらがお得?
レイクとアコム、どちらの方がお得になるということは一概に述べることはできません。
カードローンをどのように利用したいのか、人によってケースバイケースというところではないでしょうか?
自動契約機で確実に即日でカードを受け取りたい → アコム
180日間の無利息期間が欲しい → レイク
などというように、ご自身の状況に合わせて最適なカードローンを選択するのがよいでしょう。
なお、急いでお金が必要という場合には、レイクの方がよいかもしれません。
レイクは、申込直後に仮審査の回答が外面上に表示されます。
急いでお金が必要な時というのは、審査の回答も早く知りたいものですので、申込後すぐに仮審査回答を得ることができるレイクはメリットが大きいといえます。
レイクに関するよくある質問
レイクに関してよくある質問をまとめてみました。
自宅へ電話がかかってくることは基本的にはありません。連絡事項は基本的に本人の携帯電話へ行われます。
しかし、返済に遅れた場合で、本人携帯に電話をしても応答がない場合には、督促の電話が自宅の固定電話にかかってくることはあります。
この際にも、初期の延滞であれば、「レイク」とは名乗りませんし、ローンの内容に関して家族に話すということもありません。
レイクは、審査で必ず職場へ在籍確認の電話を行なっています。
在籍確認は、個人名で行われ、ローンの内容について職場の人に話してしまうようなこともありません。
バレる心配をする必要はありません。
レイクを50万円借りる場合や、他社からの借入との合計で100万円を超える借入を行う場合には、収入証明書が必要になります。
収入証明書は、給与明細2ヶ月分か、源泉徴収表か所得証明書などの書類になります。
他の書類を用意することができれば、給与明細は必要ありません。
基本的には不可能です。
本人のローンは本人のみしか解約することはできません。
ただし、病気やケガで寝たきりになってしまった場合などは、レイクに相談すれば、本人以外でも解約することができる場合があるので、そのような場合にはレイクへ相談してみましょう。
返済に遅れない限りは家族にバレる心配はありません。
レイクは取引明細も郵送ではないので普通に利用している限りは、自分が気をつけてさえいれば家族にバレることはありません。
しかし、延滞をしてしまうと、自宅に督促状が郵送されてくることがあります。
こうなってしまうと、レイクを借りていることがバレてしまう可能性があるので、延滞には注意してください。
利息の支払額だけでも、毎月の返済であることには変わりありません。
したがって、支払いに遅れた場合には、信用情報に遅れた情報が記録されてしまいます。
※レイクの「初めてなら初回契約翌日から60日間無利息」は、初めてお申し込み頂いた方、Webで申込いただきご契約額が1~200万円の方限定。30日間無利息、180日間無利息と併用不可。無利息期間経過後は通常金利適用。
※レイク借入条件●極度額/1万円~500万円●貸付利率(実質年率)/4.5%~18.0%●遅延損害金(年率)/20.0%●返済方式/残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式●返済期間・回数/最長5年・最大60回●担保・保証人/不要●必要書類/運転免許証※収入証明(契約額に応じて、レイクが必要とする場合)●要審査
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