マックのバイト給料は前借り可能！その方法と注意点とは？

マクドナルドと言えば、全国各地に店舗があり、また希望のシフトが通りやすいことから、アルバイト先として検討する人も多いと思います。

しかし、一方では「マクドナルドは時給が安い」という口コミなどもあり、「実際にマクドナルドの給与制度はどうなっているのか？」と気になるところでもあります。

そこで、今回はマクドナルドでアルバイトをした場合の「時給の仕組み」「マクドナルドでは給料の前借りが可能なのか」という点についても、併せてお伝えしていきます。

前借りをする場合、店長に言い出しづらい、前借り後の社内での立場が気になるといった不安もあるでしょう。

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マックの前借り制度とは

結論を先に言いますと、マクドナルドには前借り制度というものがありますので、給料を前借りすることは可能です。

しかし、前給制度という制度がどのようなものなのかを知らない人も少なくありません。

前借りするにしても、制度の概要や特徴を知らなくては利用できませんので、まずはマックの前借り制度について紹介していきます。

マックの前借り制度の特徴

通常、給料は決まった日に支給されるものですが、前借り制度を利用すれば給料日の前にお金を受け取ることができます。

マクドナルドも前借り制度を採用していますので、制度を利用すれば給料日を待たずして、給料の一部を前倒しして受け取ることができます。

前給は給与受取口座へ振り込まれ、申込みから最短翌日の受取が可能性ですので、どうしても緊急でお金が必要になったときは便利な制度です。

きらぼし銀行（旧東京都民銀行）の前借制度を利用

マクドナルドはきらぼし銀行（旧東京都民銀行）の前給制度を導入している為、いつでも前借りをすることができます。

前給制度は、マクドナルドのクルーなら、きらぼし銀行（旧東京都民銀行）の口座を持っていなくても利用することが可能ですし、専用のサイトにアクセスしてパソコンやスマホから前借り申請をすれば、自分の口座に前借り給与分のお金を振り込んでもらうことができます。

一般的な企業で前借りをする場合には、理由を伝えて上司や社長の承認を得ることが必要になってきますが、前給制度の場合はそのような手続きが不要ですので、お金に困ったときにはとても頼りになるサービスと言えます。

前給センターの電話番号

前給について不明な点がある場合は、きらぼし銀行（旧東京都民銀行）前給事業室へ電話をしましょう。

ただし、受付時間がありますので、電話をかける前に確認しましょう。

前借り可能な金額はいくらまで？

マックで給料の前借りができるといっても、どのくらいの金額まで可能なのかが気になる人も多いでしょう。

では、マックの前給制度ではいくらまで前借りすることができるのでしょうか。

前借り可能な金額は給料の半分まで

マックの前給制度では、最大で給料の50％まで前借りできるようになっています。

単純に、月の給料が10万円という場合、その50％ですので5万円までなら前借りすることができるというわけです。

前給制度によって月の給料の全額を借りられると思っている人もいると思いますが、前給制度のシステム上、全額を前借りできるわけではありません。

なお、前給制度は当該月の給料を前借りする制度ですので、月が変わると前借りできる金額も変わることに注意が必要です。

社会保険料はあらかじめ差し引かれる点に注意

マックでの雇用形態がアルバイトやパートとなっている人でも、マックで社会保険に加入している人もいます。

社会保険に加入するための保険料は給料から天引きされるのですが、前給制度を利用した場合は、その金額が差し引かれることになります。

つまり、社会保険に加入している人に限っては、「月の給料から社会保険料が差し引かれた金額の50％まで」が前給制度で前借りできる上限となります。

また、社会保険料以外にも差し引かれるものがあります（後述します）ので、実際には本当に「給料の50％」という金額までを借りられるわけではありません。

マックの前借制度の使い方

マックの前借制度の使い方を事前に確認しておけば、実際に利用するときにスムーズに利用することが可能です。

マクドナルドの前借制度の使い方を確認していきましょう。

STEP1:前給契約書を提出しておく

マクドナルドの前給制度を利用するには、契約書を事前に提出する必要があります。

採用時に、前給制度に関する契約書が渡されて既に提出している可能性がありますが、不安であれば店長やマネージャーに聞いてみましょう。

もし、提出していないようであれば、契約書をもらって記入して提出しましょう。

事前申請に時間がかかる可能性がありますので、あらかじめ契約書を提出しておくことをオススメします。

なお、未成年者は契約書に親権者のサインが必要です。

STEP2:ウェブスマイルにアクセス、パスワードを入力

前給契約書を提出後、前給申請が行える状態になったかの確認や申請は、ウェブスマイルで行うことができます。

ウェブスマイルはマクドナルドのクルーになれば利用できるウェブサイトで、前給の申請や給料明細の確認などができます。

利用には店長やマネージャーから、QRコードの付いた『クルーID通知書』を発行してもらい、パスワードなどの初期設定が必要です。

既に登録をしている場合は、ウェブスマイルにアクセスしIDと、パスワードを入力して、前給を申請しましょう。

ただし、ウェブスマイルは18歳未満や高校生の場合、保護者の同意がなければ利用することができないので、『WEB SMILE同意書』を提出する必要があります。

STEP3:申請したら後は待つだけ

前給の申請をウェブスマイルで終わったら、後は口座にお金が振り込まれるのを待ちましょう。

申請後、なにか書類を提出したりなど特別することはありません。

前給制度利用時の5つの注意点

前給制度はとても便利なサービスですが、幾つかの注意点もあります。

①前借りできるのは働いた分だけ

一つ目の注意点は、前借りできる金額についてです。

当たり前の話ですが、前借りは自分が働いた分の給料の中からしか受取をすることはできません

したがって、これから働く予定分の給与は当然前借りできませんので、アルバイトをやり始めた当初や月初めは、前借りできる金額は少ないということを覚えておく必要があります。

②前借り金額には上限がある

二つ目の注意点は、前借り金額の上限です。

上述しましたように、前借り制度で借りられるのは給料の50％まで（社会保険加入者は保険料控除後の50％まで）となっています。

その月で稼いだお金を、すべて前借りできるわけでありません。

③振込手数料も必要

三つ目の注意点は、前借りした金額から、振込手数料が差し引かれるという点です。

前給制度を導入している企業の中には、振込手数料を会社負担としているところもあるようですが、通常は利用者負担となるケースがほとんどです。

④勤務実績の反映に時間がかかる場合がある

勤務実績は勤務した日に店長やマネージャーがチェックをし、間違いがなければ確定されウェブスマイルに反映されます。

ただし、ウェブスマイルへの反映は確定してから時間がかかる場合があり、実際の勤務実績と差がでる可能性があります。

自分で計算していたよりも前給で利用できる金額が少なくなる可能性がありますので、注意しましょう。

もし、余りにも日数がたっているにも関わらず勤務実績が反映されていない場合は、店長やマネージャーに確認してみましょう。

⑤当月分しか申請できない

マクドナルドは、当月1日から月末までの勤務実績から給料を算出し、翌月の15日に給料の支払いを行います。

給料日がこないとしても、前月分は既に給料として当月の給料日に支払いが確定しているので、前給として申請することができません。

申請できる前給は、当月中に勤務した分のみということで、前月の給料日から当月の給料日までを算出するわけではないので、勘違いしないように気を付けましょう。

マックの給料の仕組み

マクドナルドのアルバイトの、給与の仕組みなどを簡単にお伝えします。

マクドナルド給与の締め日と支払日

マクドナルドの時給は、勤務地や時間帯などによっても異なりますが、2018年11月時点で関東の時給は810円～（高校生も同じ）となっており、深夜の勤務では25%アップの時給が支給されます。

しかし、1,000円程度の時給が支給される外食店などと比較すると、若干低めと言えそうです。

また、給与の締め日は毎月月末で、支給日は翌月の15日払いです。

15日が土日祝日の場合は、その前日に支給されます。

◆タウンワーク公式サイト：「マクドナルドの求人例」

マクドナルドの時給の仕組み

マクドナルドは、時給の高さよりも「社員のモチベーションアップ」で働く意欲を上げるような仕組みになっています。

例えば、アルバイトをやり始めた当初は「トレーニー」という呼び名で研修生として働きますが、能力や経験によって様々な職種に挑戦でき、クルー、トレーナー、スイング・マネージャー、スターというように、呼び名が変わってきます。

もちろん、各々の業種によって時給も変わってくるのですが、実はそれほど呼び名によって給与は変わらないというのが実状のようです。

マクドナルドで働く人にとっては、時給の高さよりも、このような職場の制度や、希望のシフトが通りやすいということが魅力になっているのかも知れません。

マックで前借りできないときの対処法

月初めにお金が必要になったとしても、数日分の給料からだと十分な金額を前借りすることはできません。

また、契約書を事前に提出していなかったために、すぐに前借りできない状況に陥っている可能性もあります。

このように、マクドナルドの前給制度を何らかの事情で利用できない場合、どのようにしてお金を用意すれば良いのでしょうか。

その対処法についても、幾つかご紹介します。

カードローンの無利息キャッシング

どうしてもお金が必要なときで、「マクドナルドで前借りもできない」という場合には、カードローンの無利息キャッシングを検討してみてください。

例えば、レイクの場合契約日の翌日から60日間無利息（Web申込み限定）※で借りられる、または契約日の翌日から5万円まで180日間無利息※といったサービスがあります。
60日間：※「60日間無利息（Web申込み限定）」、「5万円まで180日間無利息」、「30日間無利息」の併用不可。初回契約翌日から無利息。無利息期間経過後は通常金利適用。ご契約額1～200万円の方。
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また、提携ATMの手数料も無料になっていますので、実質的には前給制度を利用するよりは、利用者の負担は少なくて済みます。

そのほかにも無利息サービスを提供しているカードローンがあり、以下がおすすめです。

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借りすぎると返済できなくなり、結局は高い利息を負担しないといけなくなりますので、必要最小限度のお金を短期間で返済するというのがポイントです。

前借りアプリを利用

非常時とはいえ、給料の前借りは出世に響いたり、社内での信用を落とたりしかねません。

「上司に前借りする理由や言い方はどうしよう⋯⋯」と、頭を悩ませなくても気兼ねなく利用できる前借りアプリがあるので、下記ページをぜひ参考にしてみてください。
＞＞＞ お金を前借りできるアプリ

バイトの掛け持ち

マクドナルドはシフトの自由が比較的に利きやすい職場ですので、そのメリットを活かして別のアルバイトをうまく掛け持ちするという方法もあります。

ただ、余り働きすぎると所得税の支払い義務が発生したり、肉体的にも精神的にも疲弊してしまったりというリスクもありますので、掛け持ちもほどほどにしたほうがいいかも知れません。

在宅で稼ぐ

主婦などでマクドナルドのアルバイトの時間以外は、忙しくて働けないという場合には、夜中や早朝など時間を気にせずに、在宅で稼ぐという方法もあります。

ランサーズやクラウドワークスなどに代表されるクラウドソーシングでは、記事の執筆・データ入力・営業代行など、様々な仕事が募集されていて、こまめに仕事をこなしていくと、月給ベースで5万円～10万円程度を稼ぐことも可能です。

慣れないうちはどんな仕事をすればいいのかという点で悩んだり、単価が低いことで中々モチベーションも上がらないかったりするも知れませんが、継続して続けていくことで、実績も単価も上がっていきますので、根気よく続けることがポイントです。

マックの前給制度Q＆A

マクドナルドの前給制度を利用する前に、職場にばれるか、振り込みまでの期間などの疑問を解決していきましょう。

前給したら職場にばれる？

前給は自分が働いたお金を前倒しして受け取るだけなので、決して悪いことではありません。

しかし、プライベートなことなので、職場にばれるかどうか気になるところです。

マクドナルドは事前に前給契約書を提出する必要はありますが、実際に前給を利用するときはウェブスマイルから申請をすることができるので、職場に前給の利用を断る必要がありません。

24時間いつでもどこからでも申請することができるので、職場にばれることなく利用することができます。

申請後いつ振り込まれる？

前給は申請後最短で翌日の振り込みが可能です。

しかし、申請のタイミングによっては翌日に振り込まれない可能性があります。

きらぼし銀行(旧東京都民銀行)の前給は、基本的に午後4時までに申込みをすれば翌営業日に振り込みが可能となっていますが、時間外に申請した場合は翌日ではなく、翌々日に振り込まれます。

また、翌日振り込みが可能な時間内でも銀行が休業日、若しくは次の日が休業日といった場合も同様です。

前給申請のときは、タイミングをよく確認してから申込みをしましょう。

どの店舗で働いても前給できるの？

マクドナルドの店舗の中には、前給制度を導入していない場合があります。

マクドナルドには直営店舗とフランチャイズ店舗があり、フランチャイズ店舗の場合前給制度の契約を行っていない場合があります。

前給を利用したい場合は、事前に勤めている店舗が前給制度の契約を行っているか確認しましょう。

まとめ

以上、今回はマクドナルドでのアルバイトの給与条件や、前借り制度の詳細についてご紹介しました。

前借り制度はたしかに便利なシステムですが、安易に使ってしまうと、かえって家計を苦しめる原因にもなってしまいます。

毎月の家計管理をきちんと行って、前借り制度を利用せずに、堅実に生活をしたいものです。