お金を借りるならノンバンク大手がおすすめな理由
一般的にお金を借りるとなると、銀行かノンバンクのどちらかになりますね。
ノンバンクにも営業規模によって大手と中小に分かれますが、同じお金を借りるならノンバンク大手がおすすめです。
銀行から借りるのも良い方法ですが、住宅ローンや自動車ローン、教育ローンや事業性資金を除いて、カードローンで借りるならノンバンク大手が借りやすく審査にも通りやすいメリットがあります。
もちろん銀行カードローンの審査に通る属性であれば銀行カードローンをお勧めしますが、今日中にお金を借りなければならない、急にお金が必要となった場合はノンバンク大手にかないません。
この記事はこんなひとにおすすめ
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- お金を借りるならノンバンク大手がおすすめな理由を知りたい人
- どのような会社がノンバンクに含まれるのか知りたい人
- 執筆者の情報
- 名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営
即日OK!審査通る?カードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
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目次
そもそもノンバンクってなに?
そもそもノンバンクとは銀行業務を行う金融機関以外で、お金を貸し出すことをメインとして行なっている金融機関のことを言います。
一般的には貸金業者とも呼ばれていますが、貸金業者に含まれないクレジットカード会社やリース会社なども含まれています。
ここではクレジットカード会社やリース会社ではなく、お金を貸し出すことをメインの仕事としている消費者金融のことを、ノンバンクと呼ぶことにしましょう。
ノンバンクの営業を規制している法律は貸金業法関係法令で、銀行の営業を規制している法律は銀行法です。
ちなみにノンバンク大手といえば、大手消費者金融のことを指しますので、プロミス・アイフルがノンバンクとしては有名ですね。
最近話題のAIスコア・レンディングで貸付を行っているJ.Score(ジェイスコア)も貸金業者なので、ノンバンクに含まれることになります。
J.Score(ジェイスコア)は5年後を目処に営業貸付残高5,000億円を目指しているということですから、いずれ3大ノンバンクに割って入ることでしょう。
近年になって設立が目立つソーシャルレンディングを行っている企業や、NPO法人などが行なっているクラウドファンディングも、ノンバンクの部類に入ります。
他にもクレジットカード会社で大手と言われる三井住友カードやJCB、三菱UFJニコス、オリックスクレジットも広義ではノンバンクに含まれますね。
銀行とノンバンクの違いとは
カードローンに絞って考えると、銀行とノンバンクはお金を貸すということでは同じ事業を行っています。
しかし銀行は銀行法によって営業規制され、ノンバンクは貸金業法で営業規制されている点で、根本的に違いがあります。
根本的な違いがお金を借りる上で鮮明に現れるのは、総量規制です。
ノンバンクが総量規制によって個人に貸付ける上限額が年収の1/3までに規制されているのに対して、銀行による貸付は一切規制の対象になっていません。
カードローンに限らず、住宅ローンや教育ローンなどの目的ローン、事業税貸付は年収に関係なく審査にさえ通れば、年収の1/3以上を借りられます。
ノンバンクが総量規制の範囲を超えて融資できるのは、借金を一本化するおまとめローンと、事業主が事業性資金を借りるビジネスサポートローンくらいなものです。
銀行カードローンは保証会社が審査を行う
銀行とノンバンクの違いは、審査基準の厳しさにも表れています。
銀行カードローンはノンバンクに比べて金利が低い代わりに、保証会社の保証を受けられなければお金を借りられません。
銀行カードローンには必ず保証会社がついており、カードローンの審査は保証会社が担当します。
保証会社の役割は審査の他にも、銀行カードローンの会員が返済不能となった場合に借金を全額肩代わりする、債権保全をしなければなりません。
もちろん銀行と保証会社との間で保証委託契約を結び、手数料を支払うことで保証会社が仕事を請け負っているわけですが、わずかな手数料をもらって莫大な債権保全をしたのでは赤字になってしまいますね。
だからこそ保証会社は、確実にお金を返してくれる人にしか保証しないため、年収や勤続年数といった点で審査基準を引き上げるのです。
いくら銀行カードローンが低金利で借りれるとしても、保証会社の審査を通らなければ借りられないのです。
急にお金が必要になった場合、とりあえずお金を工面しなければならない場面では、ノンバンクのほうが保証会社がない分だけ審査に通りやすいメリットを持っているのです。
融資スピードはノンバンク大手が早い
今日中にお金を工面しなければならない、となった場合にチカラを発揮するのがノンバンク大手です。
ノンバンク大手は即日融資に特化しており、今日借り入れ申し込みをして今日中にお金を借りることも十分に可能です。
ノンバンク大手は自動契約機を持っていることから、平日だけにとどまらず土日祝日でも22時まで自動契約機が稼働しています。
審査時間は最短で30分、審査に通った後の契約手続きを含めても最短で60分もあれば、借り入れ可能になるのです。
自動契約機で申し込むなら、遅くても21時までに自動契約機に入店することによって、審査からカード発行までこなすことが可能です。
また、インターネット経由でパソコンやスマホから申し込む方法でも、即日お金を借りられるメリットは銀行カードローンにはありません。
銀行カードローンに向いている人は、借り入れ申し込みから融資実行まで一週間程度待てる人です。
それと、個人信用情報に自信を持っている人ですね。
ノンバンク大手はすぐにお金を借りたい、パート収入やアルバイト収入でもお金を工面したい人に向いていると言えるでしょう。
ノンバンク大手が借り入れにおすすめな理由
たとえ銀行カードローンの審査に通る属性を持っていても、お金が急に必要になった場合、ノンバンク大手を利用するのも実は悪くはないのです。
①審査から融資実行まで最短で60分
②土日祝日でも借り入れ可能
③インターネット経由で申し込みが完了
④30日間無利息サービスがある
⑤誰にも知られることなく借りることができる
ノンバンクのメリットは単に融資スピードが早いというだけでなく、30日間無利息サービスや誰にも知られることなく借りることができるという点も、優れています。
平日14時までにノンバンク大手と手続きを完了させれば、15時までには自分の銀行口座にお金を振り込ませることができるばかりか、申し込み方法によっては家族バレすることなくお金を借りられるのです。
たとえば銀行カードローンでお金を借りるには、カードを発行させなければなりませんね。
近くに銀行カードローンの自動契約機があれば別ですが、ない場合は自宅へ契約書の写しとカードが郵送されてしまいます。
その点ノンバンク大手のカードローンは、カードレスで申し込むことによって自宅へ郵送物が一切ないサービスを展開している、プロミスやSMBCモビットがあります。
カードレスで申し込めば、振込キャッシングで借りれば良いのです。
また専用アプリをインストールさせれば、セブン銀行ATMからスマホで直接現金を借りることもできるのです。
それに30日間無利息サービスは、たとえ初回会員限定であっても、お金を借りて30日以内に返済すれば利息は一切かかりません。
銀行カードローンの金利がたとえ低くても、無利息と比較するまでもなくノンバンク大手のほうが、経済的に有利なことは間違いありませんね。
ノンバンク大手からお金を借りるのは抵抗がある人でも、インターネット経由で申し込めば家族バレすることなく借りられるのです。
少額短期の借り入れなら、銀行もノンバンクも金利の差を感じることはほとんどありません。
ノンバンク大手にも欠点あり
ノンバンク大手を利用する場合の欠点を挙げるとしたら、やはり金利の高さということになるでしょう。
銀行カードローンの上限金利は14%後半で設定されていることが多いですが、ノンバンク大手で取り扱われているカードローンの上限金利は、18%近くです。
金利に3%近い差があるということは、100万円を借り入れた場合に1年間で発生する利子に3万円も差が出るということですから、融資を受ける身としては看過しにくいでしょう。
また、銀行と比較した場合のイメージが悪いというのも、人によっては欠点になりかねません。
融資を受けると、契約書や利用明細書などが自宅に郵送されてくることがありますが、そういった書類を自分以外の家族が先に目にしてしまう可能性があるでしょう。
このとき銀行からの書類だと、そんなに気に留められないかもしれませんが、ノンバンクからの書類だと「ノンバンクから借り入れているの!?」と問い詰められてしまうかもしれません。
家族の中に、ノンバンクにあまりよくない印象を抱いている人がいる場合は、注意したほうがいいですね。
最後に、ノンバンクで融資を受けたほうがいい人、銀行で融資を受けたほうがいい人の特徴を、それぞれまとめてみました。
ノンバンクで融資を受けたほうがいい人
- 早く(できれば即日で)融資を受けたい人
- 周囲に内緒で融資を受けたい人
- 早めに返済できるあてがある人
- カードレスで利用したい人
銀行で融資を受けたほうがいい人
- 低金利で融資を受けたい人
- まとまった金額の融資を受けたい人
- 家族と同居している人
- 借り入れ後、じっくり返済を行いたい人
日本の大手ノンバンク企業一覧
ここまでは、「ノンバンク=消費者金融」という体で話を進めてきましたが、実際にノンバンクに含まれる会社は、より多種多様です。
消費者金融を筆頭に、信販会社やリース会社・クレジットカード会社などがノンバンクと言われますが、それぞれで大手とされる企業は、以下のようになっています。
消費者金融 | 信販会社 | リース会社 | カード会社 |
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表中で挙げられている企業名を見ると、名前を聞いたことがある企業が大半ではないでしょうか。
このようにノンバンクは、我々の生活に密接にかかわっているのです。
なお今回は便宜上、ノンバンクを4つの系統に分類していますが、複数の系統に事業内容がまたがっているノンバンクもあります。
ノンバンク大手に関するQ&A
では最後に、ノンバンク大手についてよくある質問に、Q&A形式でまとめてお答えしていきましょう。
①住宅ローンはノンバンクでも組める?
A.可能です
住宅ローンは銀行が取り扱っているものというイメージが強いですが、ノンバンクでも「フラット35」を中心に住宅ローンを取り扱っています。
ただ、ノンバンクで取り扱われている住宅ローンは、フラット35を除けば総じて金利が高めに設定されているので、その点には注意しておきましょう。
②大手ノンバンクの年収はどのくらい?
A.消費者金融の場合600万円前後が平均となります
ノンバンクにはいろいろな業種の会社が含まれるので、どの業種かによって年収は変わります。
ノンバンクの代表として消費者金融の年収を見てみると、おおよそ600万円前後が平均的な年収となっています。
③信用保証協会はノンバンク?
A.信用保証協会はノンバンクではありません
信用保証協会は、中小企業・小規模事業者の金融円滑化のために設立された公的機関です。
確かに融資にかかわる金融機関ではありますが、公的な機関なのでノンバンクには含まれません。
④住宅ローンはノンバンクより銀行系のほうが安心?
A.融資を受ける金額が大きくなるので銀行系のほうが安心でしょう
住宅ローンは土地や物件を購入するために使われるローンなので、数千万円単位の融資になることも珍しくありません。
ノンバンクも融資にかけてはプロフェッショナルではありますが、金額が金額なだけに、銀行が取り扱っているローンを利用するほうが安心なのは間違いないでしょう。
不動産屋が提携しているノンバンク系の会社があると、不動産購入契約の際にそちらのローンを勧められることがあります。
ただ、住宅購入は一生の中で間違いなく一番大きな買い物になるはずなので、自分が納得できるところでローンを組むのを最優先にしてくださいね。
⑤ノンバンクは個人信用情報を確認しない?
A.ノンバンクでも個人信用情報を確認して審査を行います
ノンバンクでも銀行でも、審査の際には個人信用情報機関で管理されている個人信用情報を確認します。
個人信用情報には、これまでのローン・クレジットカードの利用状況や返済・支払い状況が記録されているので、返済や支払いを延滞していると、審査に悪影響を及ぼします。
信用情報に悪い情報が一度記録されてしまうと、その情報は数年間は消えないので、しばらくの間は金融関係の契約が行いにくくなることには注意が必要です。
まとめ
ノンバンクは融資事業を中心に行っている金融機関なので、お金を借りたい場合にノンバンクを考えるというのは、非常によい選択肢です。
ノンバンクには「融資スピードが早い」「周囲に内緒で融資を受けやすい」といったメリットがあります。
その反面、「金利設定が高め」「融資限度額はそこまで大きくない」といったデメリットもあります。
ノンバンクの特徴やメリット・デメリットをしっかり把握したうえで、ノンバンクからお金を借りるかどうかを判断していただくといいでしょう。
タグ:お金の知識