【馬三郎が】法テラスに電話と無料相談してみた

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皆さんこんにちは、馬三郎です。

借金や離婚問題など、法律に絡んだ様々な問題を相談することができる「法テラス」という機関をご存知でしょうか。

法テラスであれば、お金がない人でも無料で法律相談を行うことができます。

今回は、実際に私が法テラスで無料相談を行ってきましたので、その内容を紹介します。

この記事はこんな方におすすめです

この記事は以下のような人におすすめの記事になります。

  • 法律で解決できそうなトラブルを抱えている人
  • 弁護士に相談したいけどお金がない人
  • 法テラスとは何かを知りたい人
  • 弁護士相談に対して不安を感じている人

無料の法律相談窓口法テラスについて詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

まずは法テラスについて知ろう

そもそも法テラスを知らない人のために、まずは法テラスとは何なのかを簡単に説明しましょう。

名前からわかる通り、法テラスは法律の相談を受け付けたり、弁護士や司法書士、相談者の抱える問題を解決するために最適な機関の紹介、弁護士費用の建て替え等を行ってくれます。

法テラスでは、大きく分けると以下のような相談を受け付けています。

  • 借金
  • 消費者被害(詐欺等)
  • 相続・遺言
  • 夫婦・男女トラブル(離婚問題等)
  • 労働(セクハラ・パワハラ等)
  • 住環境(家賃や土地問題等)
  • 保険・年金・社会保障
  • 事故・損害賠償
  • 法的手続き

あくまでも「よくあるお問い合わせ」として法テラスの公式サイトに記載されている物ですので、実際にはこれら以外の相談をしても全く問題はありません。

また、例えば「有給休暇はいつでもとれるのか」、「何をしたら免許取消になるのか」といった、「相談」というよりも生活や仕事などの身近な「質問」に近い内容でも法テラスでは丁寧に答えてくれます。

また、法律について相談したいけれども近くに弁護士や司法書士といった法律の専門家がいない場合がありますね。

法テラスは地域事務所を設置し、地域事務所に弁護士が常駐することで法律の相談や依頼を行うことができる司法過疎対策業務も行なっています。

また犯罪被害者支援業務といって、犯罪被害にあった人や家族は精神的被害や肉体的被害に苦しまないように、警察の捜査段階や裁判所で協力を求められた場合でも、刑事裁判の手続きがどのようになるのか、または犯罪により被ってしまった損害の回復や軽減を手助けすることもしています。

他にも国選弁護士等関連業務といって、裁判で国選弁護士を選任しなければならない場合でも、法テラスから契約している弁護士に国選弁護人として協力できるように派遣も行っています。

法律問題を法律の専門家に依頼することにためらうことのないように、問題の大小に関わらず法律的な困りごとを解決してくれる身近な存在として法テラスはあるのです。

法テラスの基本的な情報についてさらに詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。

弁護士に無料相談ができる

前述したように、法テラスでは弁護士に無料で様々な法律相談をすることができます。

法律相談をすることによって、具体的にどのような法律的な問題解決を図ることができるのかの回答を得ることもできますし、法的な解決まで望んでいなくても、身近な相談を行うことも可能です。

また、法テラスが行っているサービス業務内容に情報提供業務があります。

情報提供業務とは法律に関わる問題で困っている人が法テラスの事務局へ電話することで、具体的な法律に関する情報や、どこで相談したら良いのかの相談窓口、並びに弁護士会や司法書士会、市区町村役場の相談窓口に関する情報を無料で提供しています。

今現在、法的な問題で困っていなくても、そのうちに問題になりそうだなと思ったら、事前に法律知識を得ておくと、解決の方法をスムーズに選択することができますね。

いざという時の相談窓口を確保しておくこともできるのです。

借金の督促などで困っている場合でも、事前に情報を入手しておけばどのような督促の方法が法律に違反するのか知っていれば、貸金業者に対しても対抗することができるのです。

実際に法律的な問題に発展したとしても、解決に導くための役に立つ情報や、弁護士会や司法書士会が行っている法律相談センター、及び弁護士や司法書士といった法律の専門家を紹介しています。

すでにトラブルで困っている人、これから起こるかもしれないトラブルに備えない人、どちらの人でも法テラスは無料で活用することができるのです。

無料相談を受けられる条件

法テラスを利用することができる人は、以下の2つの条件を満たす日本国内に住所のある日本人か、適切な在留資格のある外国人です。

  1. 収入が一定額以下であること
  2. 民事法律扶助の趣旨に適すること

法テラスでは収入基準というものが具体的に決まっており、世帯人数に応じて以下のようになっています。

世帯人数手取月収額の基準
(東京、大阪など生活保護一級地の場合) 
家賃又は住宅ローンを負担している場合に
加算できる限度額 
(東京、大阪など生活保護一級地の場合)
1人18万2,000円以下
(20万200円以下)
4万1,000円以下
(5万3,000円以下)
2人25万1,000円以下
(27万6,100円以下)
5万3,000円以下
(6万8,000円以下)
3人27万2,000円以下
(29万9,200円以下)
6万6,000円以下
(8万5,000円以下)
4人29万9,000円以下
(32万8,900円以下)
7万1,000円以下
(9万2,000円以下)

また、上記の収入基準の他に、資産基準というものも設けられており、収入が上記以下の他にも資産も世帯の応じて以下の金額以下であることも求められます。

世帯人数資産合計額の基準 
1人180万円以下
2人250万円以下
3人270万円以下
4人以上300万円以下

1人暮らしの人の場合、月収が18万2千円以下で資産が180万円以下であれば法テラスを無料で利用することができます。

そこまで厳しいハードルではないと言えるでしょう。

ちなみに、民事法律扶助の趣旨に適することというのは、法テラスのホームページに「報復的感情を満たすだけや宣伝のためといった場合、または権利濫用的な訴訟の場合などは援助できません。」と記載されていることから、本当に困っている場合しか利用することはできないというような意味と解釈しておけば問題ないでしょう。

弁護士費用を立て替えてくれる「民事法律扶助制度」がある

法テラスは法律の専門家に相談するほど経済的に余裕がない人でも、何かしらの法律トラブルに巻き込まれた、または相手を訴えたい場合においても無料の法律相談会を実施しています。

これを民事法律扶助業務といいます。

無料法律相談によって弁護士や司法書士に依頼した方が良いと判断されれば、法律の専門家に支払う費用の立替払いのサービスも行っています。

立替費用は相談内容によって異なってきますが、例えば友人や知人などにお金を貸したのに返済してくれない場合、個人で督促してもなかなか返済してはもらえません。

そこで法テラスを利用せずに直接法律の専門家に依頼してしまうと、相談料や着手金、及び成功報酬など40万円以上かかることも珍しくありません。

法テラスでは500万円までの請求訴訟を引き受けており、実費や着手金を含めておよそ25万円で済みます。

たとえ裁判訴訟になったとしても訴状を作成してくれ、費用は4万円ほどですから合計で30万円くらいあると間に合います。

またお金を借りている金融機関が10社ある場合の自己破産費用についても、民間の法律の専門家に直接依頼してしまえば50万円程度かかってしまいます。

法テラスでは自己破産申立書類作成費と、法律の専門家に支払う着手金や成功報酬などの名目費用を合わせて、およそ26万円程度で済ますことができます。

以上のように民事法律扶助業務によって費用を安く抑えることができるばかりか、費用を工面できない人に対しても金銭的な立替払いをしています。

費用はあくまでも立替払いですから必ず返済の義務は生じます。

法律相談が無料だからといって債務整理をする場合や、実際訴訟を起こす場合の費用は無料にはなりません。

もちろん経済的に余裕がないわけですから一括弁済ではなく分割払いもできますので、費用も含めて法律の無料相談を行う前に、返済方法などを相談窓口オペレーターに事前に情報を聞いておきましょう。

いずれにせよ、法テラスの民事法律扶助制度を利用すれば、直接弁護士に依頼するよりも非常に安価に法的手続きを行うことができる上に、弁護士費用の立て替えなども行なってくれるので、手元にお金がない人でも安価に法的手続を取ることができるのです。

民事法律扶助制度を利用できる条件

民事法律扶助制度は誰でも利用することができるわけではありません。

民事法律扶助制度を利用するためには以下の3つの条件を全て満たしていないと利用不可能です。

  1. 収入が一定額以下であること
  2. 勝訴の見込みがないとはいえないこと
  3. 民事法律扶助の趣旨に適すること

1と3に関しては前述した法テラスを利用する条件と同じです。

2に関しては、法テラスも勝訴の見込みがない弁護士費用を立て替えてしまったら返済が危うくなってしまいます。

そのため、勝訴の見込みがある争いの費用のみ立て替え払いに応じてもらうことができるのです。

なお、「勝訴の見込み」の中には、和解・調停・示談によって解決の見込みがあるものや、自己破産などによって免責の見込みがあるものも含まれますので、借金問題で困っている人は民事法律扶助制度の対象になる可能性は低くはないでしょう。

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法テラスのメリット

ここまで説明してきたように、法テラスには無料で法律相談ができるだけではないメリットがいくつもあります。

弁護士費用が安くなる

法テラスには民事法律扶助制度によって、弁護士費用が非常に安くなります。

前述したように、通常であれば50万円ほどかかる自己破産の費用が25万円程度の半分で済みますし、その他の法的な手続きも非常に安く行うことができます。

直接、弁護士事務所に依頼してしまうと、相談だけでも相談料が発生してしまうこともあることに比べると、相談から裁判まで弁護士への費用そのものを安く抑えることができるのは間違いなく法テラスのメリットです。

弁護士費用は少額で分割払いができる

法テラスの民事法律扶助制度は弁護士費用が安くなるだけではありません。

法テラスでは、手元にお金がない人でも弁護士費用の立て替え払いを行なってくれるので、例えば、借金を多額に抱えた人が債務整理を行いたい場合なども建て替え払いによって手元にお金がなくても弁護士は手続きを進めてくれます。

立て替えてもらった弁護士費用は、後から分割で返済して行くことができますので、裁判や債務整理が終わった後にある程度余裕を持って計画的に支払うことができるので経済的な負担を少なく弁護士費用を払って行くことが可能になります。

法テラスのデメリット

法テラスにはいくつかデメリットもあります。

そのうち以下の3点が大きなデメリットということができるでしょう。

  1. 順番待ちになりすぐに相談を受けることができない
  2. 相談内容によっては引き受けてもらえない
  3. 3回までしか相談できない

法テラスに電話すればすぐにでも法律の専門家による無料相談を受けることができるとは限りません。

法テラスを利用する場合は電話やメールなどで事前に予約するか、法テラスが設置してある窓口で予約することが必要です。

予約を受けてから相談できるまでは1ヶ月以上待たされることもザラにあります。

予約を行うと、法テラスを利用できるかどうかの審査が行われますが、書類審査によって法律の無料相談を受けることができるかどうかを決定する審査には時間がかかり、その間は弁護士や司法書士は何も着手しない、及び法律相談を受けるまでの間は相手先の対応は本人がしなければならないとなっています。

しかし借金の返済で困っている場合や、督促をされて困っている場合は一刻も早く解決したいと思いますね。

相談の内容によって至急手続きをしなければならないと弁護士や司法書士が判断した場合は、書類審査中であっても貸金業者からの請求をストップさせることができます。

法テラスの書類審査は2週間から1カ月程度かかってしまい、法律支援が遅れてしまうと相談した人の状況がますます悪くなってしまいます。

法律の専門家が着手し受任通知を金融機関に送らなければ、請求は止まりませんし裁判に移行されてしまうこともあります。

そもそも法テラスによる書類審査はできるだけ審査に通す方向で検討していますので、紹介された弁護士や司法書士は相談者の意向を酌んで直ちに着手しているようです。

もちろん法テラスの審査が下りなければ着手してはいけないことも法テラスの規約にはありません。

ただし注意しておきたいのは、弁護士や司法書士によっては正式な契約を交わさないうちは着手しない主義を通す法律の専門家もいます。

法テラスを利用する場合には、借金問題などすぐに解決したい場合は電話やメールでその旨を伝え、すぐにでも動いてくれる法律の専門家がいないか確認しておきたいですね。

また、法テラスでは法的な問題であれば気軽に相談できる窓口として利用することができます。

ただし訴訟を起こしても勝訴する見込みがない場合や、相談内容または請求金額などが社会通念上妥当でないと判断された場合は法テラスで解決することができません。

請求に妥当性があるかどうかの判断は法律の専門家が行いますが、仕返しのために訴えるなどの場合は法テラスでは協力をしません。

相談内容によっては引き受けてもらうことができないというのも法テラスのデメリットでしょう。

審査の間1ヶ月も待ったのに、相談を断られてしまったら大切な時間を無駄にしてしまうこともあるので、法テラスの趣旨に合致した相談内容かどうかということは事前に自分で確認しておくようにしてください。

さらに、法テラスへ相談する回数に制限があるという点にも注意が必要です。

誰もが気軽に相談できる法テラスですから、ひとりの人が法テラスの無料相談を独占することはマナー違反ですね。

そこで法テラスでは無料の法律相談会はひとつの事案に対して3回までに限定しています。

弁護士や司法書士が多くの人に適切な解決方法を見つけることができるように、1回の相談で30分を目安に時間を区切っています。

相談するには事前予約が必要となることや、時間が限られています。

限られた時間を無駄にすることのないように、相談内容を事前に書類作成しアドバイスの内容を素早くメモするか、書き漏らしがないようにスマホなどで録音しておく工夫が必要ですね。

なお法テラスで相談できるのは民事や行政、家事についてのみであり刑事事件についての相談をすることはできません。

この他のデメリットについても以下で確認しておきましょう。

借金返済は司法書士にも相談できる!?弁護士とは何が違う?

収入などの条件がある

前述したように、法テラスへ相談するためには収入や資産などの条件があります。

一定以上の収入や資産の人は法テラスへ相談することはできません。

「お金があるのだったら、直接弁護士事務所へ相談してください」ということになってしまうのです。

しかし、法テラスの基準を超える収入があったとしても、他の人よりも多くの借金を抱えているのであれば収入の低い人よりも生活が苦しかったら可処分所得がない人もいるはずです。

このような人でも収入が資産が一定以上であれば法テラスの無料相談を受けることはできない可能性が高いというのは、やはり法テラスのデメリットということができるでしょう。

民事法律扶助制度を利用する際の審査に時間がかかる

前述したように、法テラスには弁護士費用を安くしたり、弁護士費用の立て替え払いを行う「民事法律扶助制度」というものがあります。

この制度を利用するためには法テラスの審査に通過する必要がありますが、審査の結果が出るまでに1ヶ月以上の時間がかかってしまうこともあります。

一刻も早く法的な手続きを進めたい時に制度そのものの利用について時間がかかってしまうというのもやはり法テラスのデメリットということができるでしょう。

弁護士を選ぶことができない

法テラスで担当する弁護士は、法テラスと契約しているスタッフ弁護士の中から自動的に選ばれます。

法律相談の内容によって得意不得意があるわけです。金融問題の相談であれば金融問題に詳しい法律の専門家が選ばれることになります。

一見すると、弁護士や司法書士などの法律の専門家は自分で選ぶことができないと勘違いしてしまいそうです。

しかし、必ずしも法テラスが紹介した弁護士や司法書士に依頼しなければならないことはありません。

気持ち良くスムーズに手続きを進めるためにも、法テラスに登録してある弁護士を探し、その弁護士を指名して法テラスを利用する方法もあります。

自分で弁護士や司法書士を選ぶ方法を「持ち込み」といい、現在行われている法テラスの対応は多くが持ち込みです。

地域で金融問題に詳しい弁護士がいる、しかもその弁護士は法テラスと協力関係にあるのであればその弁護士に依頼します。

その場合は法テラスに申し込むのではなく、直接法律事務所に行って法テラスの制度を利用したいと伝えればOKです。

せっかく法律の専門家に依頼するなら、誠実でしかも迅速に対応してくれる人を選びたいですよね。

熱心に依頼者の気持ちを察してくれる法律の専門家なら安心です。

しかし弁護士や司法書士とはいえ、ボランティア活動ではなく営業活動ですから、法テラスの支援を受けることを伝えると嫌がる専門家もいます。

登録してある弁護士や司法書士に依頼して、法テラスを利用することに対し不満を漏らすような態度を見せたら、次の法律の専門家に切り替えることも時には必要です。

法テラスの定める報酬額は民間から比べればかなり割安となっているため、モチベーションが下がってしまう専門家もいるのも事実です。

法テラスの支援制度を利用できる法律の専門家は、必ず法テラスに登録してありますのでその中から選ぶのが最も良い選択になるでしょう。

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こんな人に法テラスの利用をおすすめします

法テラスに向いている人は以下のような人です。

  • 債務整理などを検討しているが手元にお金がない人
  • 自分が抱えている問題についてどのような法的な解決方法があるのか知りたい人
  • 弁護士費用をできるだけ安く抑えたい人
  • いざという時に相談できる弁護士を見つけておきたい人

法テラスはお金がない人でも利用することができる無料の法律相談窓口ですので、弁護士費用を抑えたい人や手元に弁護士費用がない人にはおすすめです。

また、弁護士の中には相談だけで相談料を取られてしまう場合もあるので、無料で気軽な相談をしたいとか、いざという時に頼りになる弁護士を事前に見つけておきたいなどの場合にも活用することができます。

法テラスの利用条件に該当するのであれば気軽に利用してみるとよいでしょう。

●実際に法テラスのサポートダイヤルに電話相談をしてみた

法テラスでは、電話やメールでの相談を受け付けています。

もちろん皆さんがお住まいの地域の法テラス窓口まで行っても良いのですが、簡単な質問内容であれば電話でも教えてもらうことができます。

また、債務整理や離婚のように、専門的な相談の場合は窓口に行ったからといってもすぐに対応してくれるわけではありませんので、まずは電話を掛けることをおすすめします。

100万円の借金を抱えている友人がおり、その件で相談しました。

初めて電話するんですけど、どういった流れになるんでしょうか。

このお電話では法制度や相談窓口、あるいは弁護士の紹介をさせていただきます。

実は友人が借金の返済で苦労していまして・・・。

でしたら任意整理、自己破産、個人再生、特定調停などの方法が考えられます。弁護士と相談して最適な方法を探して下さい。

無料相談出来るっていうのを見たんですけど。

あなたの収入や資産のご状況によっては扶助相談といって法テラスで無料相談を行うことができます。

それを証明する書類などは必要ですか?

お住まいの地域の法テラスに電話していただき、場合によっては提出いただく場合もございます。

無料相談を受けられる条件

法テラスでは無料相談ができると聞いたことがある人がいるかもしれませんが、電話で担当者が言っていたように、無料相談を受けるためには条件があります。

月収と資産が共に一定以下でなければならず、世帯人数によって以下のように定められています。

家族構成月収資産
単身者18万2,000円以下180万円以下
2人世帯25万1,000円以下250万円以下
3人世帯27万2,000円以下270万円以下
4人世帯29万9,000円以下300万円以下
5人世帯以上家族1人につき+3万円

※首都圏や関西圏など、生活保護一等地は月収に+2万円

なお、この金額は医療費や親への仕送りなど、やむを得ない事情があればその分を除外して計算することができるようです。

馬三郎はこの条件を満たしていることもあり馬三郎が代わりに相談することになりました。

●地元の法テラスで無料相談の予約をしてみた

先ほど電話をしたのは全国の法テラス共通の窓口でしたが、続いて地元の法テラスに電話を行います。

借金のことで無料相談したいんですけど。

一人暮らしでしたら月収20万2千円以下、資産180万円以下という条件を満たしていますか?

はい。証明する書類は必要ですか?

いえ、大丈夫です。ではいつにしますか。

じゃあ明後日の11時でお願いします。

あとは名前と電話番号を伝えれば法テラスの予約は完了です。

先ほども言った通り、法テラスの無料相談には収入の条件がありますが、書類の提出は求められませんでした。

ですので、仮に条件を満たしていなかった場合でも無料相談を受けることはできるのではないかと思います。

私の場合は借金についての相談なので「どうせお金はないだろう」と考えられたのかもしれませんね。

●予約当日、法テラスに行ってみた

予約当日になりましたので、実際に法テラスに行ってみましょう。

予約は11時ですが申込書類を書かなければならないため、15分前に来て欲しいと言われました。

言われた通り10時45分に到着しました。

こちらが今回私が行った法テラス千葉です。

行くまでは緊張していたのですが、外観はかなり入りやすく感じます。

また、入口はすりガラスになっており、外から中の様子はわからないようになっています。

中に入ると待合用の椅子があり、その奥に受付がありますので、まずは受付を行います。

11時に予約している馬三郎であることを伝えると、二枚の書類と番号札、そして法テラスについての説明用紙を渡されました。

書類の内の一枚は氏名や住所などの個人情報を記入するものです。

無料相談を受けるため、年収や資産、家族構成等も申告しなければなりません。

もう一枚は、私は借金問題の相談なので借り入れ先や使用目的、債務額などの情報です。

他の案件の場合はどのような用紙になるのかはっきりとはわかりませんが、例えば離婚問題の場合は結婚年数や離婚の理由、子供の有無などが聞かれるのではないかと思います。

資金使途は「交遊費」、2社合わせて約100万円と書類に書いていきます。

書類に記入して受付に提出したら、後は渡された番号札の番号が呼ばれるまで椅子に座って待ちます。

事前に予約をしてきたので、おそらくそれほど待たされることはないでしょう。

利用者は意外と多いようだ

法テラスに来るまでは、利用者はそれほど多くないと思っていました。

しかし、私が到着した時点では私以外にも30代、40代、50代の女性が一人ずつの合計3人が相談待ちをしてる状態でした。

私が行ったのは午前中だったので、それほど人が集中する時間というわけでもないと思います。

それでも3人待っていたということは、意外と法テラスの利用者は多いのかもしれませんね。

待合席では法テラスの紹介動画が流れている

待合席の正面にはテレビが置いてあります。

この写真ではニュースをやっているように見えますが、実際は法テラス紹介のビデオが流れていました。

すでに法テラスに来ている人に見せて果たして意味があるのでしょうか。

椅子の後ろの棚には法テラスそのものや様々な法律上の問題向けのパンフレットがあり、すべて自由に持って帰ることができます。

相談ではなく、とりあえずこのパンフレットだけ取りに来てもいいと思います。

待合席からはよくわかりませんが、この細い廊下の向こうに相談室が用意されているようです。

相談中の声が聞こえないように離れた所に設けられているのでしょうか。

待っている間も相談室の声が聞こえてくることは一切ありませんでしたのでプライバシーはしっかりと守られています。

●無料相談開始~8つの過程~

キョロキョロしながら待っていると、15分ほど経っておそらく夫婦と思われる60代の男女が相談室の内の1つから出てきました。

「熟年離婚の相談かな?」そんなことを考えているとすぐに空いた部屋へ待合席の40代と50代の女性が案内されます。

続いて40代の女性、40代の男性が退室が順番に相談を終えたようです。そこで番号が呼ばれ、相談室②に入るよう促されます。

いよいよ私の順番が回ってきました。

私が来る前から先に待っていた30代の女性よりも私の方が先に呼ばれたのは不思議ですが、もしかしたら相談者の付き添いか、女性の弁護士を指名しているなどの理由があるのかもしれません。

①部屋に入ると弁護士が待っている

写真からもなんとなくわかるように、相談室は小さな部屋です。

横長の机と椅子が4脚あるだけの大体3畳程度の広さでしょうか。

部屋の中には弁護士が一人座って待っていました。

ネットでは1対2の相談という情報も見つけることができますが、私の場合は弁護士一人だけでした。

眼鏡をかけた優しそうな30代後半の男性弁護士です。

よろしくお願いします。

よろしくお願いします。馬三郎さん、友人の借金の相談ですね。

②しつこく質問されることはない

交遊費での借金ということですが、一番最初に借り始めたのはいつ頃ですか。

一昨年の7月くらいと言っていたと思います。
今回はとりあえずどういった解決方法があるのかだけ詳しく教えて欲しいです。

借金について弁護士から質問されたのは始めて借金した時期だけです。

本来は書類を元に借金について色々質問されるのだと思いますが、私は友人の借金なのであまり詳しく答えることができません。

「解決方法だけ教えて欲しい」と伝えたところ、それ以上借金や生計について詮索されることもなく、すぐにこちらの質問に答えてくれました。

③債務整理の種類を教えてもらう

債務整理には主に、任意整理、自己破産、個人再生があります。
任意整理は利息が付かないようにして、3年から5年で返して行きます。
弁護士と業者との私的な交渉ですので裁判所や国の機関が入ることはないです。

自己破産はどうですか?

自己破産の場合は書類を大量に集めて裁判所に提出することになります。
自己破産は交遊費とかだと認められないかもしれないですね。

そうなんですね。
あと特定調停というのもあると昨日電話で聞いたんですけど。

特定調停は簡易裁判所で行う交渉の延長線上のようなものなんですけど、簡易裁判所で行うというところが任意整理とは異なります。
ただ、業者があまり裁判所の意見を尊重せず、裁判所の費用も掛かるので任意整理の方が良いと思います。

個人再生は?

個人再生は借金の5分の1か財産の総額か、100万円の中で一番多い金額まで借金を減らすことができます。
なので100万円より下がることはありません。

まずは債務整理の種類について説明してもらいました。

無料相談だからといって適当に対応されるということもなく、一つ一つ丁寧に答えてくれます。

特定調停にはあまりメリットがないということまで教えてもらえました。

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④自己破産は家計簿が必要だという説明を受ける

それぞれどういった書類や手続きが必要か教えてください。

自己破産と個人再生は書類を集めるのが大変です。
住民票、すべての銀行通帳のコピー、あとは家計簿を毎月つけて直近2ヶ月分を提出します。

やっぱり自己破産はその後の生活に影響は残るんですよね。

ただ、任意整理にしろ自己破産にしろブラックリストには載るので、手続きが終わるまで弁護士とか警備員のとか特定の職業に就けなくなりますけど、それ以外は皆さんが思われてるほどはデメリットがないんです。

他の債務整理と大して変わらないということですね。

自己破産と聞くと、一般的なイメージでは「新しく人生をやり直す」と言えるくらいの大きな決断のように思えますよね。

しかし、今回担当してもらった弁護士さんによると結局ブラックリストに載ることに変わりはないので、自己破産を特別に重く考える必要はないようです。

確かに以下のページで説明している通り、任意整理でもJICCには登録されてしまいます。

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⑤自己破産の費用は15万円程度だと教えてもらう

やっぱり自己破産は費用が掛かりますね。
自己破産ですと法テラスで15,6万円、個人再生は自己破産より高くて1.5倍くらいかかります。

個人再生の方が高いんですね。任意整理はどれくらいですか?

任意整理は10万円掛からないくらいですね。どちらかというと5万円に近いです。

そうですか。

法テラスでは通常よりも安い費用で債務整理を依頼することができます。

普通に自己破産を弁護士に依頼すると20万円以上が相場のようですが、法テラスなら15万円くらいで済みます。

⑥交遊費では自己破産は難しいという説明を受ける

どれを選んだらいいかっていうのはどうやって判断すればいいでしょうか。

まず、そもそも自己破産は借金の使途が交遊費とあるので、これだと裁判所が認めてくれないですね。

ちなみに、それを生活費として申請するのはどうなんですか。

本当はやっちゃいけないことなので、今回は聞かなかったことにしてもらって別のところに行くとか・・・。

なるほど。

ただし、これは独り言ですけど、その場合でもつじつまが合わないとバレちゃってえらい目に会うので気を付けて欲しいです。

最初の方でも軽く言われましたが、自己破産は借入の目的によっては裁判所の認可を得ることができません。

私は申込用紙に「交遊費」と記載しておりましたので、どうやら自己破産はできないようです。

もちろん借入理由で嘘をついて自己破産の申請をすることは認められていません。

しかし、本来は答えられないことにも独り言として回答してくれる非常にやさしい弁護士です。

⑦私の友人の場合は「任意整理が適している」という結論に至る

なので任意整理か特定調停ですが、特定調停は裁判所が入って窮屈になる割にメリットがないです。

特定調停にメリットがある場合ってありますか?

あまりないですが、弁護士に頼まない場合には特定調停が良いです。特定調停はご本人でやるという人のためにあるような感じです。

任意整理は自分ではやらない物ですか?

任意整理は弁護士じゃないと業者が応じてくれないです。

じゃあ私の友人場合は任意整理をお願いするということですね。

個人再生では借金が100万円よりも少なくなることはなく、交遊費目的の借入は自己破産することができません。

特定調停はやる意味があまりないとのことなので、私の友人には任意整理が適しているようです。

もし弁護士に頼らずに自分一人で業者と話し合いた人には特定調停が良いらしく、むしろ特定調停はそういう人のためにある制度とのことです。

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⑧相談終了・相談継続・審査回付のいずれかを選択して終了

相談の最後に、

  • 相談終了
  • 相談継続
  • 審査回付

といった選択肢の中から今後の手続きを決定します。

法テラスでは3回まで無料相談が可能なので、私の場合はあと2回無料相談が受けられます。

引き続き相談を受けたいのであれば「相談継続」、今回で相談を終えて良いのであれば「相談終了」ということです。

また、法テラスを介して弁護士に債務整理などを依頼する事を審査回付と呼ぶようです。

相談の最後に、「相談終了」「継続相談」「審査回付」のいずれかを選択して法テラスでの相談は終了になります。

その場で弁護士に依頼することも可能

じゃあ法テラスで任意整理をお願いする場合の流れはどうなりますか。

審査回付というのをして任意整理の申込をしてもらって、法テラスが馬三郎さんを弁護士に紹介します。
法テラスが弁護士費用を立て替えて毎月5,000円を分割払いで返済していくということになります。

はい。

その後は担当した弁護士と馬三郎さんで直接やり取りして進めていきます。
審査回付にしときます?3回まで無料で相談できるので相談継続でも構いませんが。

とりあえず相談継続にして、都合のつくときにまた連絡します。

審査回付したい場合は法テラスに来てもらえばすぐにできますので。

分かりました。ありがとうございました。

このように、法テラスでは「審査回付」を選択し、そのまま任意整理の申し込みを行うことも可能です。

「弁護士に依頼する」というと非常に面倒なこととだという認識がありましたが、法テラスではこんな感じで気軽にそのまま審査回付を行うこともできるのです。

私はとりあえず相談継続を選択し、再び相談する場合は改めて連絡することにして法テラスを後にしましたが、相談継続を依頼すれば次の予約を入れることも可能です。

番号札を受付に返して法テラスを後にします。

依頼や次回の相談予約の勧誘はない

法テラスは営利目的の機関ではありませんので、特に次の相談予約を提案されたり債務整理の勧誘をされることもありません。

通常の弁護士事務所への相談であればもしかしたら手続きを勧められて断りづらくなっていたかもしれません。

そういった意味でも法テラスは安心して利用することができます。

法テラスで相談してみて…

今回私は、とりあえず債務整理にどんな種類があってそれぞれどう違うのか、依頼した場合の費用など、を質問しました。

しかし、各消費者金融からの借入金額や毎月の返済内容などが分かる資料があれば、皆さんの状況に応じたさらに具体的な相談も可能です。

弁護士の相談費用は1時間1万円程度が相場らしいので、法テラスの無料相談には5,000円分の価値があるということです。

ですので、少しでも無駄にしないよう実際に法テラスに相談に行く場合は支払い明細、契約書類等なんでもいいので持って行ける資料は全部持って行くようにしましょう。

法律相談というと重々しく感じている人がほとんどですが、実際にはとても気さくな雰囲気で法律相談ができるという印象でした。

法テラスに関する5つのQ&A

法テラスに関してよくある質問をご紹介します。

①任意整理や個人再生の場合はどれぐらい費用がかかりますか?

法テラスで任意整理をする場合には5万円〜10万円程度、個人再生の場合には20万円〜30万円程度の費用がかかります。

もちろん借金の金額によっても異なりますが、直接弁護士事務所へ相談すると、任意整理の場合には減額できた借金の2割程度が成功報酬として発生してしまいますので100万円の借金でも20万円程度の費用がかかりますし、個人再生の場合には50万円〜60万円程度の費用がかかってしまうことに比較すると、費用的には法テラスの方が半分程度の費用に抑えることができます。

②法テラスで相談する際と弁護士事務所に依頼する際の費用はどれぐらい変わりますか?

相談案件によってケースバイケースですので一概には何とも言えませんが、半分程度の費用で法的手続きが可能になると考えておけばよいでしょう。

③法テラスの弁護士さんは費用が安い分、意欲的ではない…というイメージがありますが、実際はどうなんですか?

弁護士さんの中にはそのような人がいるというのも事実なようです。

前述したように、法テラスでは自分で弁護士を探して「法テラスで手続きしたい」という持ち込みを行うこともできますので、法テラスへの持ち込みでも意欲的に仕事をしてくれる弁護士さんを自分で探すのがよいでしょう。

④法テラスはメールでの相談も対応してくれますか?

法テラスはメールで個別の相談を行うことはしていませんが、法律一般についての回答はしてくれます。

例えば「借金を〇〇円抱えており自己破産を検討していますが、自分には自己破産は向いているのでしょうか?そもそも自己破産とはどのような制度なのでしょうか?」と質問した場合、法テラスでは「自己破産とは」の部分にはメールで回答してくれますが、「自分には自己破産が向いているのかどうか」という個別の質問に回答してくれることはありません。

一般的な質問ではなく、相談したい場合には予約をとり、面談で相談を行う必要があります。

⑤民事法律扶助制度はどんな相談でも利用できますか?

前述たように、「勝訴の見込みがないとはいえないこと」「民事法律扶助の趣旨に適していること」の条件を満たさない限り利用することはできません。

そのため、勝訴の見込みのない争いの相談や、「仕返しをしたい」などの民事法律扶助の趣旨に反した相談に関しては民事法律扶助制度を利用することはできません。

まとめ

今回は「お金がないけど弁護士に相談したい」という人におすすめの法テラスを体験してきました。

友人の借金の相談なんかしたら何か言われるのではないかと心配でしたが、そんなことはなくとてもやさしく対応してもらえました。

それほど入りづらい空気もありませんでしたので、小さな悩みでも気軽に相談して大丈夫だと思います。

何か法律で解決できるかもしれない問題を抱えている人は気軽に相談してみましょう。

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