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ブラックでも借りれる携帯電話料金滞納者がたよるところは?

最近携帯電話料金の長期滞納返済でブラックになってしまい、お金を借りることができなくなったという話をよく聞くようになりました。

なぜ携帯電話料金の返済滞納とカードローンの審査が関連しているのか不明ですね。

しかし携帯電話料金と信用情報機関は密接な関係を持っているのです。

今回は携帯電話料金と信用情報機関との関係性を理解してもらい、ブラックでも携帯電話を契約する方法と注意点について説明していきます。

ブラックで携帯電話が利用できないという人は、最後まで目を通して参考にしてください。

この記事はこんな方におすすめ
  • ブラックでも契約できる携帯電話を知りたい
  • ブラックでも契約できるおすすめの携帯電話を知りたい
  • 携帯電話会社と信用情報機関の関係性を詳しく知りたい
執筆者の情報
名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営

携帯電話料金滞納と信用情報機関の関係

現在、日本の携帯電話会社は下記の大手キャリアに加え、格安スマホを扱っている、数多くのMVNO(Mobile Virtual Network Operator)が登場しています。

  • docomo
  • KDDI(au)
  • softbank

近年は携帯電話が高額になったため、格安スマホを扱うMVNOの登場は、利用者にとってもありがたいところでしょう。

しかし、未だに大手キャリアを使用する人は多く、高額な携帯電話の購入が行われています。

そこで近年、多くなったのが、携帯電話の分割購入ができない人の増加です。

新規購入や買い替えで、分割購入を断られた経験がある人は少なくないでしょう。

その理由は、ズバリ、携帯電話料金の支払い問題にあります。

携帯電話が高額になったため、新規契約や買い替え時には、分割購入する人が多くなってきました。

この分割購入の支払いは、毎月の携帯電話料金と併せて請求されています。

ここで、携帯合電話料金の支払いに複数回の遅延があったり、携帯電話を止められるほどの延滞があれば、携帯電話の分割購入ができなくなってしまうのです。

しかも最近は携帯電話料金の支払いの滞納により、なぜか消費者金融や銀行カードローンなどの審査に落ちてしまうという状態が増えています。

「なんで?」と不思議に思う人もいることでしょう。

これは各携帯電話会社が信用情報機関に加入して、分割購入情報を登録していることが原因です。

信用情報機関と言えば、銀行や消費者金融などの金融機関が加入している、個人信用情報の登録期間ですよね。

となれば携帯電話会社との関係性なんて、一見想像もつきません。

しかし、携帯電話会社が分校購入を取り扱うことになったため、信用情報機関へ加入する必要が出てきたのです。

分割販売は割賦販売法という法律を遵守しなければなりません。

実は、その割賦販売法は、割賦販売法に基づく指定信用情報機関である、CIC(株式会社シー・アイ・シー)に加入することを義務付けているのです。

よって、CICに加入している金融機関は、分割払いの遅延や延滞情報が見られるようになったため、それが原因で審査NGとなる人が増えてきました。

もちろん分割販売を行う全ての携帯電話会社は、CICに加入しているので、申込先を違うキャリアにしたとしても、過去に携帯電話料金の支払いに問題があれば、分割支払に応じてくれることはありません。

「携帯電話料金くらい、ちょっと支払いが遅れても・・・」

そう思っている人も多いでしょう。

しかし、分割で携帯電話を購入している人は、個人信用情報に大きく影響してくることになります。

携帯電話会社と指定情報機関であるCICの関係性をよく理解して、ネガティブ情報を登録されないよう、確実な支払いを行うことをおすすめします。

携帯電話料金はCICの情報だけが重要ではない

携帯電話会社が分割購入の審査を行う際、参考にするのはCICの情報だけではありません。

CICに登録された端末代金の割賦契約トラブルは、問題解決後5年間で抹消されます。

CICに登録された保証契約の情報自体もなくなるので、抹消後であれば分割購入することができるでしょう。

しかし、これは返済問題を起こした携帯電話会社を除いての話です。

クレジット会社をはじめとする金融機関もそうですが、返済トラブルを起こした人の情報は、各携帯電話会社で自社管理されています。

この情報の管理期間は相当長期間にわたるため、CICの情報が抹消された後でも、返済トラブルを起こした携帯電話会社では、分割購入することはできないでしょう。

特にキャリアは料金未払いに対して、大変シビアな対応をすることで有名です。

破産債権に含まれていた滞納料金を支払わなければ、回線契約はできないと対応するところさえ見られます。

破産して返済義務のない債権に対しても、支払いを求めてくることを考えれば、そのシビアさがどれくらいのものか簡単に想像がつくでしょう。

CICの情報も重要ですが、返済問題を起こした携帯電話会社の自社情報も、割賦契約の審査では重要なポイントとなることを覚えておきましょう。

キャリア間でも未払い情報が共有されている

また各電話会社が携帯電話料金の延滞情報を共有している場は、CICだけではありません。

国内には電気通信事業者の業界団体である、TCA(一般社団法人電気通信事業者協会) が設立されています。

このTCAでも参加している会社間で、携帯電話料金の不払い情報が共有されています。

下記のように正会員には、全てのキャリアが含まれているため、ここでも料金の不払い情報を確認されてしまうのです。

  • NTTグループ
  • KDDI(au)
  • softbank
  • 楽天モバイル

CICIに登録されている保証契約ほどの詳細情報ではありませんが、下記の情報はきっちりと共有されています。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所
  • 連絡先電話番号
  • 契約解除前の携帯電話、およびPHSの電話番号
  • 料金不払いの状況(割賦料金の不払いは含まれない)

TCAには金融機関の参加はないため、ここの情報が金融機関での審査に影響することはありませんが、携帯電話の分割購入時には審査で必ず確認されます。

この情報は不払いが解消されると抹消されます。

しかし、そのままだと契約解除後5年間保管されることになるので、契約解除となるような長い滞納は避け、不払い料金は早めに支払うことをおすすめします。

端末機器代が10万円以上になると審査がある

ここまでにも話しましたが、携帯電話を契約する際は、審査が行われています。

特に問題になるのが10万円を超える場合です。

10万円以内ならそれほど深くまで審査をされることはありませんが、端末機器代が10万円を超えてしまうと立派なショッピングローンとして成り立ちます。

先に説明した通り、分割販売は割賦販売法という法律に基づいた契約が必要です。

その割賦販売法には下記の一文が記載されています。

家電や携帯電話など、店頭販売であって、比較的少額(10万円以下)の生活に必要な耐久消費財に係る個別クレジット契約については、延滞していないこと等を確認することを条件に、支払可能見込額調査を行いません。

つまり、10万円を超える分割販売は、加盟している信用情報機関CICに照会し、個人信用情報を取得して支払可能見込調査が義務付けられているのです。

個人信用を取得した結果、返済能力が劣っていると判断されてしまうと、審査落ちという結果になります。

申し込めば誰でも契約できると思っていた携帯電話でも、端末機器代の金額が10万円を超える場合は、分割購入できないといので注意が必要ですね。

その場合は一括購入、または格安MVNOのSIMを購入する方法で乗り切ることもできますが、金融機関からの借入は断られることになるでしょう。

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携帯料金の返済滞納は信用情報機関に登録される

話を元に戻しましょう。

携帯電話料金の支払い遅れは、まさに携帯端末機器代の返済遅れと全く同じです。

携帯端末機器代の分割支払は、毎月の携帯電話料金に含まれるからです。

携帯電話会社が加盟している、メインの信用情報機関はCICとJICCですが、1日でも携帯電話料金の支払いが遅れてしまうと、「未払」の情報が登録されてしまいます。

消費者金融をはじめとする貸金業者が加盟している信用情報機関はJICCとCICです。

つまり携帯電話料金をきちんと支払っているのかを、調べることができるわけです。

消費者金融の借り入れは消費者金融と借入申込者のお互いの信頼関係が重要で、たとえ携帯電話料金といえども、返済滞納は金融事故として扱われてしまいます。

金融事故を起こした人に消費者金融は信用を置くことができるでしょうか?

答えはNOですよね。

これはどの金融機関でも同じです。

携帯電話料金の支払い遅れはクレジットカードの支払い遅れや自動車ローンの支払い遅れ、各種ローンの支払い遅れと同じ扱いを受けることになります。

携帯電話料金さえきちんと支払うことができないのに、消費者金融で30万円から50万円ものお金を借りて、きちんと返済してもらうと期待することはできませんね。

携帯電話料金の支払いが遅れることによって、被るリスクは考えるよりも甚大です。

この点はよく理解しておくようにしてください。

そこで、過去の返済問題に自信がない人は、一度、自分の個人信用情報を確認してみることをおすすめします。

自分の個人信用情報がどうなっているかなんて、気にしている人は多くはありません。

しかし、携帯電話の契約や、金融機関との契約で、審査落ちとなったことがある人は、この個人信用情報に問題があることが大半です。

そんな人は是非とも個人信用情報の確認が必要となってくるでしょう。

個人信用情報開示請求の方法

現在、日本には携帯電話会社が加盟しているCICとJICCのほかに、銀行が加入しているKSCがあります。

個人信用情報は本人ならば、情報の開示請求が行えるのです。

そこで今回は話題の焦点となっている、CICとJICCの個人信用情報の開示請求の方法を簡単にお押してしておきましょう。

まずはCICからです。

CICは下記4つの方法で開示請求ができます。

  • パソコン
  • スマートフォン
  • 郵送
  • 店頭窓口

この中でも一番おすすめなのが、パソコンもしくはスマートフォンでの請求です。

郵送は時間がかかりますし、店頭窓口は下記の設置場所が限られてくるので、一般的にはおすすめできません。

  • 札幌
  • 仙台
  • 東京
  • 名古屋
  • 大阪
  • 岡山
  • 福岡

その点、パソコンやスマートフォンならば、開示情報を即時に取得でき、他の申し込みのように身分証明書の開示も必要ありません。

開示手数料の支払いがクレジットカードに限定されていますが、今の時代、クレジットカードを持っていない人は少なので、この点は問題ないでしょう。

申込情報の詳細は下記の通りです。

サービス日時毎日8時~21時45分
手数料1,000円(税込み)
必要書類
なし

詳しくは下記のCICホームページを確認してください。

CICホームページ

次はもう1つのJICCです。

JICCは下記3つの方法で開示請求ができます。

  • スマートフォン
  • 郵送
  • 店頭窓口

JICCもCICと同様に、スマートフォンからの請求がおすすめです。

CICと同じく郵送には時間がかかりますし、店頭窓口はCICよりもさらに少ない、下記の2つだけです。

  • 東京開示センター
  • 大阪開示センター

CICのようにパソコンからの請求はできませんが、この点はスマートフォン慣れしている現代人ならば問題ないでしょう。

申込情報の詳細は下記の通りです。

サービス受付時間24時間365日(メンテナンス時間帯を除く)
手数料1,000円(税込み)
必要書類身分証明書

JICCの場合、クレジットカード以外でも、下記の方法で支払い可能です。

  • コンビニエンスストア支払い
  • 金融機関ATM(ペイジー対応ATM限定)
  • オンラインバンキング(ペイジー対応ATM限定)

詳しくは下記のJICCホームページで確認ください。

JICCホームページ

携帯電話料金をどのくらい滞納すると借りれないの?

消費者金融が審査を行う場合、他社借入件数や借入金額は、過剰貸付とならないためにも必ずチェックします。

総量規制という法律によって、個人に対して年収の3分の1を超える貸付が、禁じられているからです。

しかし携帯電話料金の支払いは過剰貸付や総量規制とは全く関係がありません。

いくら高額の携帯端末機器代を分割購入したとしても、それは消費者金融の審査とは無縁です。

しかし問題になるのが携帯電話料金の滞納です。

いくら携帯端末機器代の分割とはいえ、ショッピングローンと変わりませんので、消費者金融としては、審査のために毎月きちんと支払っているのか審査しなければなりません。

CICでは各種ローンの支払い状況は過去24カ月にわたって見ることができます。

そこで携帯電話料金を滞納したために携帯端末機器代の支払いも滞納してしまったという情報も、24カ月間見ることができるのです。

借入審査に影響する返済滞納期間は3カ月以上の長期返済滞納となると金融事故として登録されてしまいますので、消費者金融に申し込んでも一発で審査落ちとなってしまいます。

たとえ短期間の支払い遅れでも、1年の間に複数回返済滞納した場合も、悪質な利用者として信用情報機関に登録されてしまいブラック認定されてしまいます。

具体的に言えば1年の間に3回から4回携帯電話料金の支払いを遅れてしまった場合は、消費者金融の審査には通りにくくなると考えても良いでしょう。

ブラックでも携帯が欲しいときの対処法

ここまで説明した通り、携帯電話の分割購入は割賦販売法により、CICへの登録が必要になったため、通話料を確実に支払っていないと、金融事故歴が登録されてしまいます。

また、すでに金融機関との偏差合いトラブルで、下記のような金融事故歴を持つ人も少なくないでしょう。

  • 度重なる遅延
  • 延滞
  • 債務整理

こののように個人信用情報に金融事故歴がある場合、ブラックリスト扱いとなるため、まず大手の携帯電話会社でスマートフォンを分割購入することはできません。

もちろん支払う収入がない、無職の人も同様です。

だからと言って、今の時代、スマートフォンなしで生活することなんてできやしませんよね。

ここではそんな人に向けて、ブラックでも携帯電話を購入するための対象法について、有効な方法を紹介していきます。

デビットカードを使う

個人信用情報に問題があり、携帯電話会社で分割購入を断られた時に、1つの選択肢となるのが格安スマホを取り扱うMVNOです。

しかし、このMVNOでも分割購入する際に、障壁となってくるのがクレジットカードを所有しているかどうかになります。

MVNOの場合、支払い方法に幅がなく、クレジットカード支払いのところが大半です。

個人信用情報に問題がある場合、まずクレジットカードの所有はできませんよね。

そこでおすすめしたいのが、個人信用情報に問題がある人でも作れるデビットカードです。

クレジットカードの所有ができない場合、このデビットカードを作成している人は少なくありません。

よって、デビットカード支払いが可能な、MVNOに申し込めば分割購入も可能です。

ですが一点だけ注意して欲しいのは、月次決済に対応しているデビットカードでなければなりません。

デビットカードの中には、月次決済に対応しておらず、毎月の公共料金支払いができないものも多く見られます。

筆者が確認している月次決済可能なデビットカードは下記の通りです。

  • ジャパンネット銀行
  • 楽天銀行

これ以外のデビットカードを持っている場合は、月次決済に対応しているかを、まずは確認するようにしましょう。

次はこのデビットカード支払いに対応しているMVNOを紹介しておくので、ぜひ参考にしてください。

デビットカード対応のMVNO一覧

デビットカード支払いに対応しているMVNOは下記の通りです。

MVNO名対応デビットカード
OCNモバイルONEジャパンネット銀行VISAデビットカード
SURUGA VISAデビットカード
楽天JCBデビットカード
楽天VISAデビットカード
楽天モバイルSURUGA VISAデビットカード
楽天JCBデビットカード

以前は数多くのMVNOがデビットカード支払いに対応していましたが、今はグンと数が減り、主なところとしては上記2社となります。

恐らく引き落としができない問題が、多く発生したことが影響しての事得でしょう。

またLINEモバイルならば、デビットカードではなく、LINEpayで支払い可能です。

LINEpayならば審査もなく、簡単に作れて支払にも使えるので、現在デビットカードを持っていない人は、下記のような特典のあるLINEモバイルを検討してみるのもいいでしょう。

  • LINEや主要SNSのデータ通信量がカウントされない
  • LINE MUSICのデータ通信量がカウントされない
  • ソフトバンク、ドコモ、auから回線を選べる
  • 今のスマホのSIMカードの挿し替えだけで利用できる

口座振替で契約

支払い方法が少ないMVNOですが、最近は支払い方法の幅が広がっているのも事実です。

現在、筆者が確認している口座振替に対応しているMVNOは下記の4つになります。

  • UQ mobile
  • 楽天モバイル
  • OCNモバイルONE
  • BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは口座振替料金として、毎月200の手数料が発生するので、実質、デメリットなく口座振替が利用できるのは、残りの3社となるでしょう。

私のブラックリスト入りして、携帯電話の契約ができなかった知人が、実際にUQ mobileの口座振替申込で、問題なく契約できています。

これは間違いない情報ですから、実際に試してみるといいでしょう。

銀行やコンビニで前払い

MVNOでも契約できるか自信がないという人は、リンクスメイトの格安SIMがおすすめです。

銀行やコンビニでポイントを購入して前払いするという支払い方法で、毎月引き落としという通常の支払い方法とは違いますが、前払いというシステムを採用しているので、契約できる可能性はグンと高くなります。

しかし、ポイントの最低限維持額が12,000円かかる上、手数料が3%かかるため、維持費は他の格安スマホよりは高額なのがネックです。

ですがリンクスメイトは下記のようなメリットがあるため、利用面ではメリットが高いと言えるでしょう。

  • スマホゲームに強みがある
  • 格安SIMの中で一番通信速度が速い
  • AbemaTVやTwitter、Facebook、インスタグラムをほぼデータ消費なしで使えるカウントフリーオプションが安い

スマホを一括で買う

携帯電話の契約の場合、問題となるのは分割購入時だけです。

料金の未納を続け、強制解約されていないのであれば、機種代金を一括購入すれば機種変更はできます。

遅延や延滞があっても、ちゃんと返済している状況であれば、機種変更を断られず契約できる可能性はあるでしょう。

しかし、ここで問題となってくるのが、その代金を支払えるかどうかです。

先にも話した通り、最新機種への買い替えとなれば、機種代金が10万円を超えてしまいます。

よって、購入できる携帯電話は限られてくるでしょう。

ここは我慢するしかないので、希望機種を購入したいのであれば、前もって購入資金をためておくなどの対応が必要になってきますね。

銀行カードローンを考える

一括購入ができないが、どうしても最新機種に変更したい。

そんな人もいるでしょう。

その時に検討してもらいたいのが銀行カードローンです。

ブラックになっているが、依然に契約した銀行カードローンでの返済問題はなく、利用限度額は減らされているが、まだ強制解約になっていないという人もいるかもしれません。

この場合は銀行カードローンで借入して、一括購入するのも1つの手です。

こんなケースはあまりないでしょうが、全く可能性がないわけではありません。

銀行カードローンにかかわらず、クレジットカード等、強制解約されていないものがないかを確認してみるのも1つの方法です。

しかし、使えるものがないからと言って、ブラックOKを謳っている金融業者から借入することだけはやめてください。

ブラックOKを謳っている金融業者は、確実に違法業者です。

サラ金業者の中には多くの闇金業者が潜んでいます。

たかだか携帯電話の購入後ごときで、サラ金地獄に陥るようなことだけはやめてくださいね。

信用情報が回復するまで待つ

ここまで説明してきた方法は、確実にというものはありません。

可能性が高いというだけの話です。

よって、確実性を求めるのであれば、個人信用情報の金融事故歴が抹消されるまで待つことをおすすめします。

金融事故歴が抹消されれば、分割購入の審査に何の影響もありません。

それを待って契約するのがいいでしょう。

しかし、金融事故歴が消えても、自社情報は抹消されずに残っています。

携帯電話の支払いでブラックとなった場合は、情報が回復しても、その携帯電話会社で分割購入することはできません。

他の携帯電話会社に申し込むようにしてください。

格安MVNOに乗り換えても滞納情報は消えない

携帯電話の契約を気にしている人は、格安MVNOと契約すれば携帯電話料金の契約ができ、不自由なくSNSやゲームを行うことはできるでしょう。

格安MVNOと言えば、下記のようなMVNO会社が挙げられます。

  • ワイモバイル
  • エキサイトモバイル
  • J:COMモバイル
  • DMMモバイル
  • BIGLOBEモバイル

MVNOと言えば通話料金の支払い方法が限定的なので、ブラックの人が利用できるところは限られてきますが、キャリアと呼ばれる携帯電話会社と比較すれば、確実に契約しやすいのは確かです。

しかし、利用できるからといって、ブラックでなくなるわけではありません。

滞納したまま3カ月を超えてしまうと、本格的な長期返済滞納者として金融事故に登録され、ブラック認定されてしまいます。

その個人信用情報に記録された金融事故履歴は残ったままです。

ちゃんと完済しなければ、ずっと情報は残ったままですし、完済して問題解決したとしても、最低5年間は情報が抹消されることはありません。

この状態では、たとえ携帯電話は使えたとしてもカードローンの申し込みやクレジットカードの申し込み審査に悪影響を与えることは必至です。

金融事故履歴はできるだけ早く問題解決し、抹消するようにしなければなりません。

この点をよく理解し、携帯電話が利用できてよかったではなく、携帯電話の申し込みに困らない普通の状態に戻すよう心がけてくださいね。

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お金に困ったらどうすればいい?

携帯電話の通話料金支払いで、問題を起こす最大の原因は、何と言っても資金不足でしょう。

普通に収入を得ており、分不相応な生活を続けていれば、資金難に陥ることはまずありません。

しかし、急にまとまった出費があったであるとか、仕事を辞めざるを得なくなった、とったことで資金難に陥るケースは考えられます。

その際は支払いえないから仕方ないでなく、資金難を乗り越える対処法を講じる必要があるのです。

そうすれば通話料金だけでなく、生活に窮することを回避することもできます。

ここでは資金難に陥った場合の対処法について説明するので、ぜひ参考にしてください。

家族に相談する

まずお金に困った時に、最初に考えてもらいたいのが家族の援助です。

家庭の事情によっては頼れないこともあるでしょうし、資金難に陥った原因を知られたくないという人もいるでしょう。

しかし、家族に相談すれば、回避できるという人は、真っ先に相談するようにしましょう。

家族ならば無利子で長期的な返済にも、応じてくれる可能性があります。

多少怒られるかもしれませんが、観念して相談するようにしてください。

貴金属などを質に入れる

質入れすれば、それ相応の高値がつく、高額な有名ブランドの貴金属などを持っている場合は、質に入れて現金を用立てるという方法もあります。

高級腕時計やバッグなどでもいいでしょう。

高級ブランド貴金属なら、下記のような高値で買い取ってもらうことも可能です。

商品名買取金額
シャネル ネックレス K18WG180,000円
ブルガリ アストラーレ270,000円
ブルガリ B-Zero1150,000円
ヴァンクリーフ&アーペル スウィート78,000円
カルティエ C2 #4875,000円
ブルガリ B-Zero1 #5080,000円

*大黒屋調べ

大事なもちも斧を手放すのが嫌ならば、買取でなく、質入れにすればいいだけです。

自分の持ち物でどれくらいの金額になるのか、一度調べてみるのもいいでしょう。

不用品を売る

これはあまり高額な資金を得られる方法ではありませんが、リサイクルショップに不用品を打ってみるのも1つの方法です。

今はやりの下記のようなオークションに出品すれば、高値がつく可能性もあります

  • メルカリ
  • ヤフオク

これを機会に断捨離してみるのもいいかもしれませんね。

ブラックでも闇金からは借りない

ブラックでもお金を貸してくれる金融業者と言えば、知る人ぞ知る闇金です。

どこからもお金を借りることができず、生活に困窮した人が行き着く、最後の借入手段ですが、闇金からの借入は絶対にしないでください。

一時的に急場をしのげたとしても、驚くほどの暴利が原因で、大抵の場合は完済する事はできません。

毎月の利息支払に追われ、あっという間に借金地獄に突入です。

闇金から借入しなければならないほどの状態ならば、いっそのこと自己破産等の債務整理を検討することをおすすめします。

誰も貸してくれない状態で、貸してくれるとなれば、縋り付きたくなるのも理解できますが、絶対に闇金だけは利用しないようにしてくださいね。

大手キャリアの利用料金の支払い方法の特徴

格安MVNOの月額料金の支払い方法は、限られていますが、大手キャリアの場合は違います。

利用者の視点に合った、様々な支払い方法が用意されているので、この点はメリットが高いと言えるでしょう。

そこで大手キャリアの支払い方法がどうなっているのか、その特徴を見ていくことにします。

docomoはコンビニ払いへの変更は不可能

docomoの支払い方法は下記の通りです。

  • クレジットカード
  • 口座振替
  • 取扱窓口での支払い(コンビニエンスストア、金融機関、ドコモショップ、モバイルバンキング等)
  • インターネットバンキング(Pay-easy)
  • モバイルバンキング(Pay-easy)

利用中に支払い方法を変更したいという場合もあるでしょう。

ですが、docomoはコンビニ払いへの変更はできません。

つまり、請求書を利用して支払う方法には変更することができないのです。

よって、コンビニだけでなく、上記の取扱窓口への支払い変更はできません。

下記はdocomoで支払い変更する際の、主なパターン例です。

①現在、クレジットカード払いの場合

  • 別のクレジットカード払いへ変更(可能)
  • 口座振替払いに変更(可能)
  • 取請求書払いに変更(不可能)

②現在、口座振替払いの場合

  • クレジットカード払いへ変更(可能)
  • 別の口座の口座振替払いに変更(可能)
  • 取請求書払いに変更(不可能)

➂現在、請求書払いの場合

  • クレジットカード払いへ変更(可能)
  • 口座振替払いに変更(可能)

これからdocomoを利用しようという人は、覚えておくようにしてください。

ソフトバンクは口座振替とクレジットカード払いのみ

ソフトバンクの支払い方法は、意外にも下記の2つだけです。

  • クレジットカード払い
  • 口座振替払い

大手キャリアの中の1つとしては、何だk物足りないですね。

しかし、docomoのように、支払い方法の変更にくくりはないので、利用後の支払い方法はどちらからでも変更可能です。

auはPay-easyとお客様サポートが利用できる

auの支払い方法は下記の通りです。

  • インターネットバンキング(Pay-easy)
  • 銀行ATM(Pay-easy対応のみ)
  • クレジットカード
  • コンビニエンスストア
  • auショップ

また支払料金の変更もくくりがなく、お客さ甘サポートの「My au」からすべて完了することができます。

Pay-easy対応の銀行ATMが利用できるのが、1つの特徴と言えるでしょう。

Q&A

それでは最後に携帯電話のブラック情報関連で、よくある質問に回答しておきましょう。

Q.金融ブラックと携帯ブラックの違いは?

通常、ブラックリストと言えば、金融機関との間で返済トラブルを起こし、その情報が個人信用情報に登録された状態を指します。

しかし、近年、携帯電話の購入で分割購入が多くなり、月額使用料の未払いにより、その情報が個人信用情報に登録されるケースが多くなってきました。

月額使用料の支払いが、個人信用情報に影響することを知らない人が多かったため、何でブラックリスト扱いされる理由に戸惑う人が少なくありませんでした。

このように携帯電話の月額使用料の未払いが原因で、ブラックリスト扱いされるケースを、金融ブラックに対して「携帯ブラック」と呼びます。

Q.奨学金の滞納もブラック入りする?

します。

日本の奨学金制度を扱う最大の機関である「日本学生支援機構」は、近年の奨学金踏み倒しを問題視し、平成20年11月に信用情報機関の1つである全国銀行個人信用情報センター(KSC)に加入しました。

これにより、現在は返済状況がKSCに登録されるようになり、滞納となればブラックリスト扱いとなります。

Q.税金の滞納は携帯の契約と関係ある?

ありません。

携帯電話の審査で確認される情報は、自社情報と、信用情報機関のみです。

このどちらにも税金の納付情報が記録されているわけではないので、たとえ税金に滞納があるとしても、それが審査結果に影響を与えることはありません。

Q.携帯は何度まで延滞すると強制解約?

基本的には3ヵ月を超える延滞となれば、強制解約となります。

しかし、強制解約までの期間は携帯電話会社によって違いが見られ、大手キャリアの場合は下記の通りです。

キャリア名強制解約時期
docomo支払い期日から1ヶ月半経過時に契約予告解除兼契約解除通知が郵送され、その1週間後に最終通告書が届く。そして翌月に強制解約
softbank払い期日から2ヶ月超えくらいに解約日を記載した督促状が郵送され、その1ヵ月以内に強制解約
au支払い期日から1ヶ月半後に再度支払いの警告書が郵送され、支払い期日から5ヵ月から6ヵ月くらいで強制解約

あくまでも参考日数るので、早めの支払いを心がけましょう。

Q.携帯電話代が差し押さえされる可能性は?

十分あります。

携帯電話代差し押さえされたという話はあまり聞きませんが、携帯電話会社から債権回収会社に債権譲渡されることは十分に考えられます。

筆者の周りに数人滞納し続けている人がいますが、まだ差し押さえされた人はいません。

しかし、可能性としては否定できないので、その点はよく把握しておくようにしてください。

まとめ

個人信用情報にブラックリスト扱いとなる、金融事故情報が登録されると、金融機関との契約はまず不可能となってしまいます。

これは携帯ブラックにも同様のことが言えます。

まず大手キャリアとの契約は難しくなるでしょうし、契約できるのは一部のMVNOに限定されるでしょう。

今回はその情報について説明してきました。

ブラックであっても携帯電話を契約する方法はないわけではありません。

しかし、問題はできるから大丈夫ではなく、どこででも契約できる普通の状態戻ることです。

今回の情報で携帯電話の利用は急場を凌ぎ、返済トラブルを一刻も早く解決するようにくだださいね。


本記事は、実際に審査や借入を経験した編集部スタッフが執筆しています。
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