メールでお金を借りることを頼む?
いくらメールがコミュニケーションツールだとしても、お金を借りることをメールで頼むのはいささかマナー違反と言わざるを得ません。
いやしくも相手からお金を借りようとしているわけですから、普段の何気ない会話とは違って改まった姿勢を見せなければお金を借りることはできませんよね。
- 執筆者の情報
- 名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営
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メールでお金を借りることを頼む
メールの利点は電話と違って、強制的に会話しなければならないデメリットをなくすことです。
また電話だと言い忘れたことや、言葉遣いの間違いをしてしまうこともあります。
メールなら書いた内容を読み返すことができ、もし不自然な言い回しや敬語の使い方に間違いがあることに気がつけば訂正ができます。
ビジネスにおいても、頻繁にメールのやり取りを行うことが今や当たり前のようになっています。
つまりメールを使うことで、電話よりも正確に伝えたいことを伝えることができるメリットはあるわけです。
書いた文章も残りますから、言った言わないの水掛け論になることもありません。
メールは相手の都合の良いときに読むことができることを配慮している便利なコミュニケーションツールです。
しかし友人や知人からお金を借りるのにメールでお金を借りることを頼むのはどうなのでしょうね。
友人や知人はビジネスの相手ではありませんし、仕事の打ち合わせやアポイントメントを取るわけでもありません。
お金を借りるには友人や知人にどうしてお金が必要なのか、いつになったら返済できるのか、お礼はどうするのかなど、お金を借りる理由を含めた内容をメール文章にしなければなりません。
またメールなら直接言いにくいことが簡単に言えます。逆から言えばお金を借りる理由を創作することもできてしまうわけですよね。
文章の得意な人なら、それは可哀想だ、よしお金を貸してあげようと心を揺さぶる文章を作り上げることも難しくありません。
しかも長々としたメールを読まなければならない相手の立場を考えてみましょう。
いやしくもお金を借りる側が友人や知人に対してメールで「お金貸してよ」と書くのは失礼でしょう。
メールはお金を借りるマナー違反
お金を借りることは大切なことですよね。
たとえなぜお金が必要なのか、なぜお金がないのかの理由を書いたとしても、メールには感情がこもっていませんから相手に伝わりません。
もしかしたらお金が必要な理由に嘘があって、直接会うと嘘がバレてしまうのではないかと思っているのかもしれません。
本当は、パチンコや競馬などのギャンブルに使いたいからお金を借りようとしていることを悟られないためにメールで文章を作っているのかもしれませんね。
お金を借りたいなら友人や知人に直接会って言葉で伝えるべきです。
お金を借りる時の頼み方
友人や知人からお金を借りると金銭トラブルになりやすく、また金銭トラブルにならなくても一度お金を借りてしまうと気まずい雰囲気がいつまでも残ってしまいます。
それにお金を借りたという事実は消すことができませんから、友人関係のバランスも微妙に崩れてしまいます。
できればお金を借りる相手先として友人や知人を利用するのは避けたいところです。
しかし他にお金を借りるところがなく、友人や知人からお金を借りなければならないのならメールで伝えるのは、「頼みたいことがあるから時間を作ってくれないか」とだけ簡単に用件だけを済ませるようにしたいですね。
お金を借りる時の頼み方にはマナーがあって、マナーを尽くさなければお金を借りることはできませんよ。
お金を借りる条件を決める
お金を借りようとしている人はきちんと返済するつもりでも、お金を貸して欲しいと言われた友人や知人は本当にお金を返してくれるのか不安になっていることでしょう。
不安を解消するためには、お金を借りてもいつなら返済することができるのか、返済期日をはっきり伝えることです。
できれば給料がいくらで、生活費がいくらでと収支状況を一覧表にして説明するとより説得感が出てきます。
分割返済は避け短期返済にする
ただでさえ友人や知人はお金を貸すことに不安に感じているわけですから、長期返済になるような分割返済は避けましょう。
今度の給料が入ったら返済できる、またはボーナスが1カ月以内に入るので確実に返済できる、のように短期返済を約束しましょう。
嘘の言い訳はしない
お金を借りるのに嘘の言い訳はいけません。
たとえ無計画にお金を使ったがためにお金が足りなくなったとしても、なぜ無計画にお金を使ってしまったのか理由をはっきり言いましょう。
下手な言い訳をすると、友人や知人も騙されているのではないかと余計に不安になります。
何しろ正直にお金を借りる理由を伝えることです。
借金の上手な頼み方
昔から金の切れ目は縁の切れ目と言われているように、友人や知人からお金を借りることは少なからずリスクが伴います。
返済期日を約束しても守れなかった、となったら確実に人間関係は壊れてしまうでしょう。お金を借りるには誠意が必要です。メールでは誠意が伝わりません。
綺麗ごとだけを並べてみても所詮はうわのツラになってしまいますね。
借用書は必ず書く
メールでは借用書を書くことはできません。
いくら借用書的な文章を作ったとしても、自筆の署名がなければ借用書とは言えませんね。
だからこそ直接会って借用書を書くのです。
友人や知人からお金を借りるには、どうしてもお金を借りたいとの本気度がなければなりません。
本気度を示すためには相手が「借用書なんていらないよ」と言っても、「友人からお金を借りるからこそ借用書を書くのです」ときっぱり断言しましょう。
借用書のフォーマットはインターネットからダウンロードすることも出来ますし、市販されているものをそのまま利用しても構いません。
お礼の条件を決めておく
金融機関からお金を借りたら利息をつけて返済するのが当然です。しかし友人や知人からお金を借りる場合は、利息を払うからお金を貸して欲しいと言うのはあまり適切ではありません。
利息で儲けたいからお金を貸すのじゃないよ、と怒らせてしまう可能性があります。
お礼については借りた金額の10%程度を目安にして、相手が好きそうな嗜好品を送るとか、一緒に飲みに行って代金を奢るとか、お金でないものでお礼をするようにしましょう。
メールだけで貸すなら返済は諦める
相手からメールでお金を借りることを依頼され、相手の言われるように銀行口座に振り込むなどした場合は、お金を貸したのではなくお金をあげた、と思うことです。
メールでお金を貸して欲しいと頼んでくるには、何かたくらみが隠れている可能性が十分にあります。
最初は1万円貸して欲しい、次は5万円貸して欲しい、その次は10万円貸して欲しいと借りる金額がどんどんつり上がり、最後は借りたまま行方不明になることを覚悟しなければなりません。
メールで頼まれたら断る
親しき仲にも礼儀ありですよね。メールだけでお金を借りることを頼むのは無礼にも程があります。
生活費が足りなくて、とメールに書いてあっても、生活費が足りない状態なのにさらに借金を重ねるのはますます生活が苦しくなるのではないか、と思うのが当然です。
友人関係は終わったと諦め、きっぱりお金は貸せないよ、と断りましょう。
メールだけでお金を貸すと繰り返す
メールだけでお金を一度でも貸してしまうと必ず繰り返します。
一度味をしめてしまった人は、お金を借りるのにメールは便利だなと思うはずです。
きちんと返済してくれるかもしれませんが、再びメールでお金を借りたいと言ってくるのが常套です。
そんな友人といつまでも付き合っていたのではいくらお金があっても足りなくなりますよ。
逆ギレされたらさっさと縁を切る
メールでお金を借りることを頼んできても、今どうしてもお金がないから貸せないよ、と断ってしまうと逆ギレされる可能性もあります。
相手はお金を借りたいと言っているのですから、逆ギレしてきたらこちらからさっさと縁を切ってしまうことです。
そもそもマナー違反なのに、お金を貸してくれないことで逆ギレするような友人は必要ありません。
タグ:借金・お金の悩み
※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。