学生ローンはやめたほうがいい?使うとやばい人の特徴
学生ローンは便利な金策手段ですが、インターネット上ではやめたほうがいいという投稿を、時折目にします。
そこで、学生ローンを利用しないほうがいい人の特徴を紹介したうえで、学生ローンの効果について解説します。
この記事はこんな方におすすめ
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- 学生ローンの利用を考えている人
- おすすめの学生ローンが知りたい人
- 自分は学生ローンを利用しても大丈夫か悩んでいる人
目次
学生ローンをやめたほうがいい人
学生の中には、お金に困っている人がいらっしゃいます。
親の経済状態から、援助があてにならない場合には、学費や生活費などを、自分で何とかせざるを得ないケースがあるのです。
そのようなケースでは、学生ローンの利用は効果的な金策です。
しかし、利用しないほうがいい人も中にはいらっしゃいます。
まずは、学生ローンをやめたほうがいい人の特徴を紹介します。
浪費くせがある人
浪費癖がある人は、学生ローンを利用すると、手に入れたお金を融資限度額いっぱいまで無駄に使ってしまう可能性があります。
学生ローンはあくまでも借金・債務であるため、借りた以上は返さなくてはなりません。
無駄遣いしてしまうと、自分の首を絞めることになるため、浪費癖がある人は手を出さないほうがいいでしょう。
もしも、浪費癖を自覚しながらどうしても借りなければならない場合には、家計簿をつけて管理することを、おすすめします。
時間や約束にルーズな人
時間や約束にルーズな人も、学生ローンの利用は大きなリスクとなるでしょう。
時間や約束にルーズな人は、返済期限を守れない恐れがあります。
万が一、延滞をしてしまった場合には、信用情報にキズが付いてしまうのです。
信用情報に傷がついてしまうと、住宅ローンを含め他のローンの審査に不利となってしまいますので、時間や約束にルーズな所が治ってから利用したほうがいいかもしれません。
自己管理に自信がない人
自己管理に自信がない場合にも、学生ローンの利用は慎重になったほうが良いでしょう。
どうしても朝早起きができない人や、学校の課題をついつい後回しにしてしまう人、その他自分がやろうと決めていたことをついなおざりにしてしまう人などが、該当します。
学生ローンの利用する上で要となるのは、お金の管理であり、ひいては自己管理であるため、自己管理ができないと、かえってお金に困ってしまう可能性があります。
特に保護者のもとを離れて一人暮らししている場合には、何かあったときに諫めてくれる人も身近にはいないわけですから、要注意ですね。
ギャンブルが好きな人
ギャンブルが好きな人も、学生ローンには向いていません。
ギャンブルは、余裕資金の中で遊びの範囲で楽しんでいる分には問題はありませんが、お金を稼ごうと本気になっている場合には、大きなリスクが伴います。
気がつけば、ローン残高をギャンブルで勝って返そうともくろみ、逆に借金が増えてしまう可能性もあります。
ギャンブルは、胴元が儲かる仕組みになっているため、利回りとしては元本割れとなるのです。
借金している状態との相性が悪いため、もしも学生ローンを利用するのであれば、ギャンブルを断つくらいの気持ちが重要です。
学生ローンのやばい使いみちとは
「借金を行わないほうがいい人」に特徴があるように、「行わないほうがいい借金」にも特徴や理由があります。
学生ローンのやばい使いみちについて、説明していきましょう。
慢性的な生活費不足に充てる借金
「生活費が足りないからローンで借り入れる」というようなことはよく聞きますが、この理由の借金はできれば避けたほうがいいでしょう。
ローンを利用する以上、返済時には必ず利息を上乗せしなければなりません。
生活費の不足が一時的なことであればいいのですが、慢性的な生活費の不足をローン
の借り入れで乗り切ろうとしている場合、いつの日か必ず返済額が用意できずに首が回らなくなるときが訪れます。
そもそも、親からの仕送りやアルバイト等の収入だけで生活を維持していけないというのは、現状の生活プランに何かしらの問題がある可能性が高いでしょう。
生活費が足りない場合には、「ローンの借り入れで乗り切る」のではなく、「現状の収支を見直して生活を改善して乗り切る」ようにしましょう。
ギャンブルにかかわる借金
ギャンブルをするため、ギャンブルでできた借金を返済するためなど、ギャンブルにかかわる理由で行う借金も、良くない借金です。
ギャンブルをするためにローンで借り入れを行おうという発想に対して、何の疑問も持たない人は、すでにギャンブル依存症に陥っている可能性が高いので、しかるべき機関で治療を行ってもらったほうがいいでしょう。
ギャンブルでできた借金を返済するために借り入れを行うというのは、一見するとまだマシに思われますが、借り入れを行わなければ返済できないほどの借金を抱えていること自体が、すでに問題です。
そして、そのような人は得てして、ローンで借り入れを行うと「これをそのまま返済すると借金が残るけど、これを元手にして増やせば元の借金も返せるしローンの返済もできる…!」というようなことを考えてしまうのです。
そして結局残るのは、限度額いっぱいまで借り入れたローンと、返済されないままのギャンブルの借金、という最悪の事態に陥ってしまうのです。
ギャンブルと借金というのは、最悪の相性の組み合わせなので、ギャンブルを行っている限りは、ローンの利用のことは考えないようにしてください。
イベント開催や参加による借金
学生の間は、飲み会や合コンや友達同士での旅行など、いろいろなイベントがあるものです。
それらに参加すること自体は決して悪いことではなく、交友関係を広げたりいろいろな経験をしたりと、プラスの側面が多いのも事実です。
しかし、借金をしてまでそういったイベントを開催したり参加したりとなると、話は変わってきます。
そういったイベントは、あくまでも「娯楽・レジャー」の範疇に含まれるものであり、借金をしてまで参加するような類いのものではありません。
「楽しそうだから」「友人も参加しているから」「見栄のために」など、参加したい・参加せざるを得ない理由があるのは分かりますが、ときにはキッパリ断る勇気も必要です。
お金がないという理由でイベント参加を断ったぐらいで、切れてしまうような関係性なのであれば、その程度のものだったと思っておけばいいでしょう。
学生ローンの賢い使いみちとは
では次に、学生ローンの賢い使いみちには、どのような借金が挙げられるのでしょうか。
資格取得や学費に利用
将来を見据えて資格を取得したり、授業料などの学費として使うという使いかたは、学生ローンの利用法としては理想的と言えるでしょう。
娯楽やストレス発散のためではなく、投資のためにお金を借りるというのは、前向きな考えかただと言えます。
ただし、海外留学のために学生ローンでお金を借りたいというような場合には、借りたお金をきちんと返済できるのかについて、疑問を持たれやすいです。
奨学金返済と同様に、きちんと返済できることを何らかの形で証明できたほうが、ローンの審査には通過しやすくなることを、念頭に置いておいていただくといいでしょう。
運転免許取得のため
大学や短大に通っている間に、自動車やバイクの免許を取ってしまおうと考える人は多いですが、そのための費用を学生ローンで借り入れるのもありでしょう。
運転免許取得にかかる費用は、学生時に支払わなければならないお金としてはかなり高額なものなので、親に代わりに出してもらうという人も多いと思います。
しかしそのようなときこそ、学生ローンを有効活用することを検討したいですね。
特に、卒業・就職がすでに決まっているタイミングであれば、お金を借りても社会人になってからの給料で返済できるメドが立ちやすいので、審査にも通過しやすいでしょう。
物品の購入費用
学生時に購入するには少し高い金額のものでも、学生ローンでお金を借り入れができれば購入できるような場合もあります。
上述した運転免許を取った後であれば、車やバイクが欲しくなるでしょうし、家で使うためのパソコンを買いたいという人もいるはずです。
サークルで使うための楽器や就活で使うためのスーツなど、挙げていけばキリがないですが、学生ローンで借り入れを行うことで、自由に購入できるようになるでしょう。
会社で働き始めてから購入すればいいものもあるかもしれませんが、学生時代だからこそ購入したいものもあるはずです。
購入したいと思ったもの全部を買おうとするのはさすがに無茶なので、自分なりに優先順位をつけて、購入するようにしましょう。
学生ローンで借りるのは何がやばい
それでは、学生ローンで借入するとどんなリスクがあるのでしょうか?
リスクをやばい点としてまとめました。
返済できないとやばい
学生ローンとはいえ、借金です。
月々の返済ができないと、その後の生活で非常にデメリットがあります。
一つ目は、延滞利息が発生します。
延滞利息は20%程度となることが多く、通常の借入利息よりも高くなります。
二つ目は、督促の電話がかかってきます。
もちろん、ちゃんとした貸金業者から借入しているローンであれば、貸金業法に則った取り立てを行いますから、早朝や夜の遅い時間がかかってくるということもなければ、親に電話を掛けて、即座に代理で支払いを求めるようなことはありません。
ただし、ローンを利用している学生が電話に出ないということでは、話が変わってきます。
このような場合は、学生とコンタクトを取る必要性から、自宅にいる親などに電話をかけ
ることも十分ありえます。
とはいえ、うっかりミスということはだれしもがあることです。
特に、学生ローンの商品の中には、返済方法を自由に設定できるものがあり、さらには返済日も特に決まっていない場合もあります。
こういった契約であれば、うっかり返済を忘れていたというケースも発生しやすくなります。
もしも、返済日を忘れて、借入業者より電話がかかってきたら、折り返しの連絡をするようにしましょう。
借り癖がつくとやばい
本来、毎月のやりくりはアルバイトや仕送りなどの収支の範囲内ですべきです。
しかし一旦、借り入れする癖がついてしまえば、借り入れが借金であるということを忘れ、
あたかも借入が、収支の一部のような錯覚に陥ります。
学生ローンは借り入れできる金額も少額ですが、 社会人になれば、収入も増え、それに比例して借り入れできる金額も増えます。
学生の間にこのような癖がついてしまっている人は、多額の借金まみれになるリスクが高くなるのです。
必ずアルバイトや仕送りを毎月全部使ってしまうのではなく一部を貯金する癖を身につけましょう。
学生ローンを装った闇金で借りるとやばい
学生ローンを装った闇金でお金を借りると、まず莫大な利息を要求されます。
仮に、10日で3割という条件で10万円借入れた場合、
10日後の利息は、30,000円、20日後の利息は39,000、30日後の利息は50,700円
となり10万円の借入元金は、一か月の間で、219,700円にまで膨れ上がります。
もしもあなたが、運悪く悪質業者からお金を借りてしまった際には、 一人で抱え込まず、
身内に相談しましょう。
その後法律の専門家である弁護士に問題決する手段を相談しましょう。
もしも脅迫まがいの督促や深夜の時間帯の取り立てなど、あなたの生活に支障をきたす場合や、身に危険を感じた場合は、警察に相談しましょう。
その際に、警察にすぐ動いてもらう為にも、着信時の電話番号や取立の際の実際のやり取りを音声に残しておくなど証拠を残こすようにしましょう。
学生ローンを利用して後悔している人の声
学生ローンは利用する上で良い点もありますが、悪い点もあります。
ここでは、学生ローンを利用して後悔している人の声を紹介します。
・ついつい使ってしまい気がつけば借り入れ残高が数十万円を超えてしまった。
「大学に入学して テニスサークルに入りました。
地方から進学した私は、学費は親が支払ってくれたのですが、生活費に関しては自身でアルバイトをして稼ぐ必要がありました。
とはいえ、 サークルの仲の良かった友人にコンパなどを誘われるとむげに断るわけにもいかず、コンパなどの 交際費を借り入れするために学生ローンを借りました。
私が借りていた学生ローンは毎月の返済は利息のみでよかったので、返済も苦しくはなかったのですが、大学を卒業する頃には、借入元金は数十万円になっていました。
一括で払うことができなかったので、社会人になり初めてのボーナスで完済することになりました。」
学生ローンは返済が非常に楽ですので、返済額から借入額がイメージできずに、思いの外、借入をしてしまうリスクがあります。
自身で家計簿を付けるなど、計画的に利用しましょう。
・ローンを借りていることが家族にばれた。
「大学入学の為に上京し、ネイルやエステにはまってしまった私。
親に頼るわけにもいかず、家族にばれないという広告を見つけて、学生ローンを利用しました。
私が利用していた学生ローンは毎月の返済が利息のみでよく、さらには月内であればいつでも良かったので、借入した当初 は毎月アルバイトでお給料をもらった日の翌日に店舗に持ち込みをしていたのですが、ある月、出費がかさんでしまい利息を支払う事もできなくなり、翌月の給与日に必ず払おうと思い、お店に電話しないまま翌月を迎えました。
すると、1週間もしない内にお店から電話がかかってきました。
怖くなった私は、電話に出ず放置してしまいました。2週間もしないうちに実家の母から私に電話があり、「○○という会社からあんたに連絡取りたいと言って、電話が掛かってきたんやけど・・」結局、母に正直に話しこっぴどく怒られました。」
どのような消費者金融であれ、返済日に支払いがないと督促はします。
もちろん、家族を含めた第三者にローンの借入が分からないように一定の配慮はしてくれますが、とはいえ、本人に電話をかけて繋がらない場合は、実家等に連絡をし、本人と連絡をとりたい等の用件を伝えるケースは十分ありえます。
電話がかかってきたら、必ず折り返しの連絡をしましょう。
・出来心で闇金融を利用してしまった。
「私は大学に入学してギャンブルにはまってしまいました。
最初はバイト代の範囲内で遊んでいましたが、 物足りなくなってしまいふと、学生限定利息無料キャンペーンというチラシに魔が差してしまい、チラシの電話番号に電話をし、8万円を借りました。
利息無料は7日間ということでしたが、一山当てて全額返してやると軽い気持ちで借入をしました。
お金はすぐになくなり、翌月のバイト代で支払うことにしました。
利息を聞いてびっくり利息が60000円と言われ、何とか利息と借入金の一部を返済しましたが、2ヶ月もすると、利息でさえも支払いができなくなってしまい、親に状況を打ち明け、弁護士事務所に相談に行きました。
弁護士の先生に代理でヤミ金に電話してもらって、支払いも催促も終わりましたが、もうローンはこりごりです。」
まず、ギャンブルを投資と考えて、更にローンを利用することは一切辞めましょう。
ギャンブルはあくまで娯楽です。使ったお金が返ってくる期待値は僅かです。
自分の小遣いの範囲で楽しみましょう。
次に、万が一ヤミ金業者からお金を借りてしまった際には、必ず一人で悩まないことが重要です。
家族と相談して、脅迫のような督促があった場合は、記録を残し、弁護士や警察などに相談してください。
さらには、借入時に渡してしまった個人情報で変更できるものは、全て変更することがおすすめです。
・利息が高いとは全く知らずに利用していた。
「大学に通学する為にバイクを買う為に学生ローンを利用しました。
その理由は、ディーラーでローンの審査をお願いすると、時間がかかることと、学生なので審査に落ちるかも知れないと伝えられ早く交通手段を確保したかった私は、即日借入可能な、学生ローンを利用しました。
金利は17%だったと思います。小型バイクだったので値段は7~8万円程度でした。
同じサークルの友人にバイクをローンで買ったという話を打ち明けると、「私、ディーラーのローン通ったよ。」と衝撃の一言。金利が9.8%と聞いて更に落ち込みました。」
学生ローンは一般的なカードローンよりも金利は高いことが多いです。
自動車ローンのような多目的ローンであればなおさら、金利差は開きます。安易に借入をする前に下調べをしてから利用しましょう。
上手に使えば学生ローンは効果的!
学生ローンが不向きな人や、問題のある借金などを紹介してきましたが、結論として学生ローンはあまり利用しないほうがいいのでしょうか?
もちろんそんなことはありません。
上記で紹介した人に該当しなければ、学生ローンはとても便利な金策の手段です。
ここでは、学生ローンの長所について紹介していきます。
学生が気軽に借り入れできる
学生ローンの長所は、学生が気軽に借り入れできるところです。
収入が少ない学生は、借り入れがしにくい傾向があります。
銀行カードローンの中には学生でも融資してくれるところもありますし、大手消費者金融の多くは20歳を超えていれば融資を受けることが可能です。
ただし、社会人と比べると審査では無理となってしまいます。
学生ローンの場合は、そもそも学生が対象なわけですから、安心して申し込むことができるでしょう。
親にバレずに金策ができる
学生ローンを利用する場合には、誰にも内緒で金策が可能です。
もしも、友達からお金を借りた場合には、どれだけ借金を内緒にして欲しいと頼んでも、周りの人に漏れてしまうかもしれません。
人の口には戸は立てられないと言いますから、場合によってはあなたの知らないところで、借金のことがバレている可能性があります。
しかし、学生ローンの場合は、プライバシーへの配慮が徹底されているため、親にもバレずに借りることが可能です。
アルバイトに本気になれる
学生ローンを利用していると、アルバイトに対して本気になれるという副産物もあります。
アルバイトに対して、目的意識がなく働いているのであれば、仕事ぶりが向上しないかもしれません。
しかし、借金返済という目的があれば、仕事に対する身の入りかたも変わってくるでしょう。
結果的に、社会人になる前に、社会勉強ができると言う恩恵もあるため、学生ローンをきっかけに、スキルアップが期待できます。
嘘ついてもバレる!審査落ちする人の特徴
学生ローンは、保証人も必要とせず学生が手軽に利用できる借り入れ方法ではありますが、必ず借りれるというものではありません。
状況によっては在籍確認等の審査で落とされてしまい、借りられないというケースもありえます。
ここでは、審査落ちする学生の特徴として、「収入がない人」「金融事故を起こしている人」「年齢条件を満たしていない人」について紹介します。
収入がない人
学生ローンは、学生を対象としたローンのシステムだとはいえ、どこの業者でも安定収入は求めてきます。
アルバイトなどで定期的な収入がある場合には、審査に通過する可能性はありますが、何の収入もない学生の場合には、毎月の最低返済額の返済が難しいということで、審査落ちの対象となってしまいます。
学生ローンは、消費者金融などと同じ貸金業者であり、貸金業法を守って融資を行わなければならないので、総量規制を無視した融資は行えないからです。
もしも、お金が必要だけれども、全く収入がないという場合には、まずはアルバイトをすることから始めなければなりません。
学生ローンによっては、年収を確認するために収入証明書の提出を求めてくるところもあるので、あらかじめ申し込み前に、そのような書類が必要かどうかは確認しておいたほうがいいかもしれませんね。
金融事故を起こしている人
金融事故を起こしている場合には、審査に通過することは困難です。
たとえば、クレジットカードの支払いが滞っていたり、スマホの利用料金を滞納しているなど、金融取引において何らかのトラブルを起こしている場合には、審査で著しく不利となります。
貸金業者から借り入れを行っている場合、借り入れ先に対する返済を滞納しているかたも要注意です。
また、学生のかたでは珍しいと思いますが、個人再生や自己破産といった債務整理を行っている場合も、審査通過は絶望的ですね。
金融事故は個人信用情報機関に記録が残りますので、信用情報の照会をされた段階で、審査落ちとなる可能性が高いでしょう。
年齢条件を満たしていない人
そもそも、年齢条件を満たしていなければ審査には通過できません。
たとえば、学生ローンの業者では、「20歳から34歳までの学生」というような形で、年齢条件を設けています。
そのため、年齢条件を満たしていることが、ローン利用の前提条件となるのです。
業者によっては、公式サイトに記載していないこともあるため、申し込み前に直接確認してみましょう。
おすすめの学生ローンをご紹介
学生ローンを利用しようと思っても、具体的にはどこを利用すれば良いのか分からないという人も多いでしょう。
そこで、おすすめの学生ローンを紹介します。
ここでは、「カレッジ」「マルイ」「キャンパス」の3社を紹介しますので、比較検討してみましょう。
学生ローンのカレッジ
カレッジは、1977年に学生ローン専門店として設立以来、40年以上もの間多くの学生に利用されている老舗です。
17.0%の金利で、最大50万円まで借り入れが可能となっており、10万円までであれば、18歳の人でも借り入れが可能です。
また、セブン銀行ATMが利用可能な新カレッジカードを活用すると、より手軽に取引が行えます。
17.0%という金利設定は大手消費者金融とそれほど変わらないので、利息負担もそこまで重くなく利用できるでしょう。
学生ローンのマルイ
学生ローンのマルイは、安定収入がある学生を対象としており、 大学生や大学院生だけでなく、 短大生や専門学校生・予備校生にも融資をしています。
金利は15.0%~17.0%で、最大50万円まで利用できるため、お金に困った時にまとまった現金を入手できます。
返済期間は3年間で、学校卒業後も継続利用できます。
学生ローンのキャンパス
キャンパスは14.4%から16.8%の金利で、最大50万円まで借り入れ可能です。
20歳から34歳までの学生が利用できる学生ローンのほかに、女子学生を対象とした学生レディースローン、20歳から34歳までの社会人のかたを対象とした社会人ローンなど、複数の商品ラインナップがあります。
Q&A:学生ローンの利用に関する5つの質問と回答
学生ローンを利用する上で、皆さんが疑問に思われる事の重要テーマを5つ選び、Q&A
という形でまとめました。では、さっそく見て行きましょう。
貸金業者から借入をしている学生ローンであれば、督促や取り立てに関しても、きちんとしたガイドラインに則っています。従って、任侠映画で良くあるシーンのように、怖いお兄さんが玄関越しに大声で怒鳴り散らすなどの取り立てはありません。
仮に、学生ローンの老舗と、消費者金融大手業者であるアコムカードローンを比較すると、以下のようになります。
商品名 | 業者名 | 借入限度額 | 金利 |
---|---|---|---|
カードローン | アコム | 800万円 | 3%~18% |
学生ローン | カレッヂ | 50万円 | 17% |
マルイ | 50万円 | 15%~17% | |
キャンパス | 50万円 | 14.5%~16.5% |
見て頂くとお分かり頂けると思いますが、決して学生ローンは低金利ではありません。
もしアルバイトを頑張っている学生であれば、条件によっては、学生ローンより有利な条件で借入できる場合もあるのです。
貸金業者によって、貸付条件は様々ですので、一概に待ってもらえると言い切る事は出来ません。もしも不安な場合は、借入業者に事前に確認する事をおすすめします。ただし、マルイのように、返済方法に関して、元金自由返済となっている場合は、毎月の最低返済額を利息のみと設定して、元金に関しては、5年以内のような条件を設定している商品の場合、例えば、4年制大学で1年時に借入した場合は、卒業後1年の猶予があるという事になります。
学生ローンの商品は金利が決して安くはありません。加えて、元金自由返済のように毎月の返済に元金の返済を必須としない商品も少なくはないです。したがって、計画的に元金を返す事をしないと中々元金は減りません。学生ローンがリボ払いのようだと言われるのもこの商品性質のためでしょう。
大学生の特徴としては、実家ではなくアパート等を賃貸して、大学に通っている学生も少なくはないです。さらには、運転免許証などの身分証明証を必ず持っているかというとそうではありません。連絡する手段としては、携帯電話のみという場合も多いのではないでしょうか。そのような学生に、お金を貸す消費者金融としては、返済が遅れ、さらに電話もつながらなくなった際のリスクに備えとして、学生の身内の連絡先を獲得しようとすることは当然ではないでしょうか?。
まとめ
学生ローンは、学生でも手軽に利用可能なローンですが、利用に向いていない人もいるため、安易な申し込みは避けたほうがいいでしょう。
ただし、計画的な利用ができるのであれば、とてもおすすめな金策方法です。
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