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借金逃げ切ったけどブラックになったwww借金から逃亡するデメリット

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ドラマや映画で犯罪者が長年逃亡することで時効になることがありますね。

同じように消費者金融からお金を借りても、一定期間返済しなければ時効が成立する場合があります。

しかし借金は逃げ切ったけどブラックになった、という笑えない話もありますよ。

借金は時効によって返済義務はなくなったとしても、ブラックとして登録されてしまったらカードローンの借入やクレジットカード、各種ローンの契約は出来なくなってしまいますね。

執筆者の情報
名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営

借金には時効がある

罪を犯しても一定期間逮捕されることなく犯人が逃げ切ると、罪に問われないことはよくご存じのことと思います。

同じように借金には時効があり、消費者金融から返済を求められてものらりくらりしている間に時効を迎える場合があります。

また夜逃げによって行方をくらました場合でも、うまくするとそれこそ借金から逃げ切ることも可能です。

まず大手消費者金融では考えられないことですが、借入先が中小消費者金融や個人の場合は時効によって借金が消滅することもないわけではありません。

借金が時効を迎えれば相手が金融機関でも借金請求することができず、見事借金を踏み倒したことにもなりますね。

借金は金融機関から見れば借主に対する債権であるため、民法によって10年間行使しない場合は請求する権利を失う定めがあります。

お金を借りたのに返済しなくて良いなんてラッキーですよね。

しかし借金の相手によって時効期間が異なり、時効が成立する日を正しく理解しておく必要があります。

借金の時効が成立するのはいつ?

借金の時効は起算日があり基本的に返済期日の翌日です。

借金をしながら契約書に書いてある返済期日に一度も返済していなければ、最初の返済期日の翌日から時効が動き出します。

たとえ借金して複数回返済していたとしても、次回返済期日の翌日が時効の起算日です。

金融機関から借金した場合は必ず借用書を書いていますので、時効はお金を借りた日から数えるのではないことを覚えておきましょう。

なお個人間融資によって親や友達、親戚などから借用書なしでお金を借り「ある時払いの催促なし」のように、返済期日が定められていない場合は借金した翌日から時効が動き出します。

  • 返済期日がある場合:返済期日の翌日
  • 返済期日がない場合:借金した翌日

以上のように時効が動き出す日にちが2種類ありますので、今まさに時効を迎えようとしている人は起算日を間違えないようにもう一度確認しておきましょう。

また時効が成立する期間は5年と10年の2種類があります。

5年で時効が成立するケースは消費者金融や銀行、クレジットカード会社からの借金です。

10年で時効が成立するケースは親や友人、親戚、営利目的ではない金融機関例えば信用金庫からの借金です。

個人事業主が消費者金融を営んでいる場合は、個人間融資は適用されずに営利目的の貸付としてみなされるため、時効成立までの期間は5年です。

ひと口に5年、10年と言いますが、結構長い期間にわたって借金から逃げ切ることはかなり大変なことですね。

借金の最終返済から5年を経過すると時効になる?それとも10年必要?

借金の時効の成立には「時効の援用」が必要

例えば消費者金融からお金を借りて、まんまと5年間借金から逃げ切ったとしても、期間が過ぎたからといってそのまま時効が成立するわけではありません。

法律によって債権消滅の期間が決まっているため、消費者金融から借金しても5年経過すれば消費者金融の債権は消滅します。

消滅した債権はその後借主の居場所が判明した場合でも、信義則上裁判を起こすことはできないとされていますが、絶対裁判を起こせないわけではありません。

そのためにも完全に借金の時効を成立させるには、時効の援用と言って借金してすでに5年以上経過していること、5年経過したことによって債権が消滅したこと、及び債権が消滅したことによって返済義務がなくなったことを消費者金融に伝えなければなりません。

消費者金融に伝える方法として一般的に使用されるのが、配達記録をつけた内容証明郵便です。

配達記録自体は簡易書留でも構いませんが、内容証明郵便は一定の書式があり文字数も決まっていることから、消費者金融に対して正確に記入する必要があります。

債権が消滅時効を迎え、借主が借金の時効を援用することによって初めて正式に時効が成立したとなります。

簡単には借金から逃げられない「時効の中断」

中小消費者金融ならあるいは借金から逃げ切ることもできるかもしれませんが、大手消費者金融の場合はほとんど不可能に近いです。

なぜならたとえ借金を返済しないままいたとしても、時効を中断させることができるからです。

時効中断させてしまえば、それまでの期間は一旦リセットされ再び時効が成立するまでに一定期間経過しなければなりません。

大手消費者金融は顧客管理が徹底しており、借主がいつから返済していないのか毎日のようにリストアップしています。

督促担当者はリストを見ながら、粛々と時効の中断を行ってきますのでほとんどの場合時効が成立することはありません。

時効を中断させる方法は次の3通りです。

債務の承認をさせる

債務の承認とは借金があることを認めさせる手段です。

借金を認めさせるにはいくつか方法があり、最も簡単なのは電話による督促です。

なかなか返済しない借主に督促担当者が電話をかけ、いつなら借金が払えますかという問いに対して、今度の給料日まで待ってくれませんか、のように返済期日の変更を申し出た内容を通話録音されてしまうと、録音データが証拠になります。

または利息の返済はいらないから、元金だけでも返済してくれないかと、決裁を求める文書に署名をさせることによっても時効が中断します。

場合によっては100円だけでもいいから支払ってくれないか、と迂闊に返済してしまうと領収書が発行されてしまいその場合でも時効が中断します。

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内容証明郵便で督促状を郵送する

なかなか返済してくれない借主に対して、内容証明郵便で督促状を郵送した場合6カ月間時効成立を延長させることができます。

この方法は一度しか使えませんが、消費者金融のうっかりミスでもう少しで時効が成立してしまうという場合に有効な方法です。

6カ月間時効延長できればその間に債務の承認や他の方法によって時効の中断ができるようになります。

裁判を起こして債務名義を取られる

借金の時効を中断させる方法として最も強力なのが裁判です。

支払督促や民事訴訟によって債務名義を取得されてしまうと、時効はリセットされ再び時効を迎えるためには10年間待たなくてはなりません。

消費者金融が債務名義を取るということは、強制執行によって財産や給料の差し押さえする前段階です。

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夜逃げで借金から逃げても公示送達で裁判は起こせる

たとえ夜逃げして行方をくらましたとしても、公示送達によって裁判を進めることができるため、時効の援用をしようと思ったら逆に居場所がバレてしまい強制執行によって差し押さえされる可能性があります。

借金から逃げ切ったけどブラックになった

借金から逃げ切っても時効の援用をしなければ完全には時効の成立にはなりません。

借金が時効になるということは長期間返済滞納をしているわけですから、消費者金融は必ず信用情報に金融事故を起こしたとして登録します。

長期返済滞納は滞納が解消しない限りいつまでも登録が残ります。

金融事故を起こしてしまうとブラック状態になるわけですから、借金から逃げれば良いということではありません。

たとえ時効の援用を行っても、消費者金融が信用情報機関に「完済」や「貸し倒れ」として報告した場合は金融事故と同じ効果になります。

もちろん長期返済滞納情報もありますし、お金に関する契約は最低5年間はできないブラック扱いされることになるでしょう。

夜逃げにメリットはあるのか

マイナスイメージのある夜逃げにメリットはあるのでしょうか。

夜逃げをした場合に残った借金はどうなるのかを順番に見ていきましょう。

借金がチャラになる?

夜逃げとはひたすら借金から逃げ回ることによって、時効の完成を狙う行為です。

通常は消費者金融など(債権者)お金を貸した金融機関は、時効を中断(時効が完成しないように手続きを行うこと)の手続きを行います。

そのため、逃げ続けている以上、返済はしなくてもよくなりますが、借金自体がなくなることはありませんので注意をしてください。

夜逃げをすると生活の基盤が崩れる可能性がある

夜逃げをすると、いつも通りの生活が送れなくなる可能性があります。

まず、夜逃げをした先に住民票を移したりすると、債権者(お金を貸した人)は債務者(お金を借りた人)の居場所を突き止めるために、役所に住民票の開示請求を行います。

「プライバシーの侵害では?」と思うかもしれませんが、お金を払えば住民票は簡単に取寄せができるため、そこから引っ越し先がバレてしまうのです。

そのため、夜逃げをしても住民票を簡単に移すことができません。

住民票を移さないとどうなるのか

まず、住民票を移さなければ、正社員として働くことができません。

正社員で採用される場合、必ずといっていいほど住民票の提出が求められるためです。

また、免許証の更新は旧住所地でしかできなくなるため、更新の度に旧住所の管轄まで足を運ばなければなりません。

夜逃げをする人はなるべく遠いところに逃げたいという思いがあると思いますが、運転免許を持っている人は更新のたびに戻っていては見つかる可能性もあり更新をすること自体が本末転倒になります。

さらに、印鑑証明書の発行や所得証明書などの取得もできなくなります。

当然、選挙にも行けません。

さらに子供がいる場合、住民票が移せないと小学校に行けず、児童手当などの保証も受けられなくなります。

夜逃げをしたらローンを組むのは無理

夜逃げをすると、今後ローンは一生組めなくなるといっても過言ではありません。

なぜならば、ローンの審査のときに信用情報の確認を行っているからです。

夜逃げをした人の信用情報には滞納によるキズが付いていますので、「事故情報」として判断されます。

返済や債務整理をしない限り消えることはありませんので、事故情報がある限りローンの審査が通ることはありません。

また、預金口座の開設ができなくなりますので、生活をするのに大変不便をきたすでしょう。

信用情報機関と延滞,滞納の関係

夜逃げとした人に対して債権者がとる方法

当然ですが、債権者は夜逃げをした債務者を見つけようとします。

どのようにして見つけようとするのか、その方法について説明します。

住民票をこまめにチェックする

引っ越し先が分かれば回収に行けるため、債権者は債務者の住民票を定期的に取り寄せてチェックしています。

知人や近所への聞き込みを行う

連帯保証人や保証人がいる場合は、請求と同時に債務者の引っ越し先を聞きます。

それでもわからない場合は、職場や近隣住民に聞き取り調査を行うこともあります。

まだ住んでいる可能性がある場合は、家の前で張り込みをすることもあります。

プロに調査を依頼することもある

悪質な債権者に対しては、債権を専門に扱う民間業者に委託をし、徹底的に捜索を行います。

借金取り立ての極意教えます【消費者金融マンが語る】

夜逃げをすると借金が増える?

勢いで夜逃げをしてしまった場合、借金がさらに増える可能性もかります。

ここでは、起こりうる借金以外の問題をあげておきます。

アパートなどの契約を放置して夜逃げをした場合

「すぐにいなくなりたい」そんな思いから、着の身着のままで逃げる人もいるでしょう。

そのときにもともと住んでいたアパートなどの契約をそのままにしていませんか。

その場合、家賃の滞納となるため、滞納した家賃分が増えてしまいます。

家賃を3か月滞納した場合、契約は強制的に終了となりますが、大家さんや不動産会社が無人だということに気づき、アパートの中を捜索するのはもっと後になります。

恐らく半年から1年後くらいでしょう。

最悪は1年も家賃を滞納したことになり、住人が行方不明になっているため、請求は入居のときに保証人となった親や兄弟のもとへ行くことになります。

そのため、身内に多大な迷惑をかけてしまうことになるのです。

会社はきちんと退職しておく

債権者は債務者が行方不明になった場合に、勤務先への連絡も行います。

そのときに、在籍していることになっていると非常に迷惑をかけることになります。

さらに、行方不明になったことによって、会社になにかしらの損害が生じた場合は、身元保証人に損害賠償請求をされてしまうかもしれません。

会社は退職手続きを行い、退職金などをもらっておきましょう。

万が一失敗したら自己破産するしかなくなる

夜逃げをし、万が一見つかってしまったりして失敗した場合、その後に債務整理をしようとしても非常に不利になります。

なぜならば、債務整理の任意整理や個人再生は、返済する意思がある時に適用される方法ですので、夜逃げをしてしまった場合は返済の意思がないと判断されます。

そのため、債務整理の選択肢が狭まり、自己破産しか選択肢がなくなってしまう恐れがあります。

債務整理とは借金を合法的に減らす手段

自己破産とは

夜逃げするほど悩んだら専門家の力を借りる

借金を夜逃げでリセットするのは非常にリスクが高いといえます。

そのため、困ったら夜逃げをする前に、弁護士や司法書士などを探すか、国や自治体が設けている専用窓口に相談することがおすすめです。

国が運営する法テラスや消費者相談センターなどに相談への相談は無料で受け付けており、必要に応じで専門家の紹介も行っています。

弁護士や司法書士は現況をしっかりと判断した上で、個人に合わせた最適な対応方法を考えてくれます。

相談は無料のところも多く、メールでも受け付けているので、夜逃げの前に一度相談してみることをおすすめします。

法テラスを気軽に利用しよう!

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