再引き落としでも信用情報に傷がつく?

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クレジットカードや借り入れ金には、毎月1回約定返済日というものが設定されています。

ほとんどの借り入れ金やクレジットカードでは、約定返済の前には請求がきません。

請求が来るのは約定返済時に入金をせず、再引き落とし前などに「入金してください」という通知がくることがほとんどです。

このため「請求が来てから払えばよい」と安易な気持ちで考えて、再引き落とし時に毎月支払いを行っている人も多いようです。

しかし、クレジットカードや借り入れ金の再引き落としはそんなに簡単なものではなく、再引き落としを繰り返したことによって、契約を解除されたり、他のローンの審査に通過できなくなったりする可能性もあります。

この記事では、借り入れ金やクレジットカードで再引き落としを行うと信用情報にどのような影響が出るのかについて、解説していきます。

この記事はこんなひとにおすすめ

今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。

  • クレジットカードの引き落としが間に合わずに再引き落としになってしまった人
  • 再引き落としで被るデメリットについて知りたい人
執筆者の情報
名前:手塚 龍馬(36歳)
職歴:過去7年,地銀の貸付業務担当

再引き落としの3つのパターン

クレジットカードなどの支払いが再引き落としとなった場合には、以下の3つのパターンで引き落としがかかります。

ケースによっては前日に入金しておかなければならないため、注意しましょう。

当日にいつでも引き落としがかかる

たとえば引き落としが毎月10日であれば、10日の間は朝から深夜までずっと口座に引き落としがかかっている状態です。

ほとんどの銀行のシステムで今はこうなっているはずですが、この場合には当日中であればいつ入金しても、入金直後に引き落としがかかります。

1日に数回引き落としがある

1日決まった時間に、数回の引き落としがあるというパターンです。

朝と晩ということが多いようですが、数年前まではこのパターンの銀行が多くありました。

この場合であれば、昼間に入金しておけば夜の引き落としには間に合い、当日中に支払いを行えます。

1日1回しか引き落としがない

1日の中で、決まった時間に1回しか引き落としがないという金融機関も、まだ存在するようです。

この場合には朝引き落としがかかるというのが一般的ですので、前日には入金しておかないと引き落としに間に合わないことになってしまうので、注意しましょう。

このように、金融機関によって引き落としや再引き落としなどの口座からお金が落ちるタイミングが異なります。

これはお金を借りた側やクレジットカード会社側の責任ではなく、銀行側の問題ですので、引き落としのタイミングや回数がどのようになっているのかは銀行へ確認し、遅れにならないように入金をしましょう。

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再引き落としできれば傷つかない?

「再引き落としで払ったんだけから問題ないでしょう」と安易に解釈している人が多いようですが、実はそんなことはありません。

再引き落としであっても遅れは遅れですので、様々な不都合が生じてしまいます。

また、いわゆるブラックになる状況は遅れた日数に関係します。

具体的にはどのように記録され、どのようなケースでブラックになるのでしょうか?

1日の遅れでも記録は残る

クレジットカードの中には、毎日再引き落としをしている商品も存在します。

そのようなカードの場合、「1日くらいの遅れなら大丈夫」と考えている人も多いようです。

しかし、たった1日の遅れでもカード会社にとっては延滞ですし、審査的にみると1日の遅れと1週間の遅れでは違いはまったくありません。

なぜなら、クレジットカードや借り入れ金の支払状況を信用情報へ記録しているクレジットヒストリーには、「期日を守った」「期日に遅れた」という記録しか記載されないからです。

期日を守ると$、遅れるとAと記録されるため、たった1日の遅れでもA、1週間の遅れでもAという記録がつき、何日遅れたということは記録されません。

したがって、たった1日の遅れであれば信用情報には問題ないという考え方は、大きな間違いです。

数日であればブラックではない

信用情報のクレジットヒストリーにAが記録されただけの状態は、いわゆる「ブラック状態」ではありません。

信用情報には過去24ヶ月分の支払状況が記録されており、24ヶ月の間に何度もAの遅れがある人は、審査でマイナスになります。

つまり、たった1日の遅れでもそれが過去24ヶ月間に何度もある人は、審査でマイナス評価になります。

ブラックは60日を超えてから

ブラックとは、信用情報に事故情報がある人のことです。

事故情報とは借りたお金を踏み倒したり、長期間返済をしなかったりといった情報です。

一般的に、クレジットカードの延滞が事故となるのは61日の延滞からです。

延滞が61日目になると、信用情報には事故として記録され、いわゆるブラックという状態となり、借り入れ金はもちろんクレジットカードの契約もほとんどできなくなります。

再引き落としによって遅れるとクレジットヒストリーにAの記録がつき、審査にマイナスになる程度の傷ですみますが、遅れが長期化するとブラックとなってしまうのです。

再引き落としのデメリット

再引き落としでの支払いが何度もあると、日常生活にも様々な不都合が生じることがあります。

主な不都合としては、以下のようなものがあります。

カードを強制解約される

再引き落としで支払う程度の数日間の少ない延滞であっても、カード会社にとっては延滞は延滞です。

このような遅れが多い人はカード会社にとってあまりお付き合いしたくない人ですので、何度も遅れが続くとクレジットカードの契約を解除されてしまうこともあります。

また、カードローンやクレジットカードなどの限度額を縮小されてしまうこともあります。

特にゴールドやプラチナなどのランクが高いカードにおいては、支払実績は非常に重要で、遅れが多いと問答無用で減額や解約になることが珍しくありません。

カードの利用停止や更新ができなくなる

強制解約まではいかないにしても、クレジットカードを一時的に利用できない状態にされてしまうというケースはありえます。

この場合は、再引き落としをしてしばらくすれば再びカードを利用できるようになりますが、カードを使えない間は不便であることは間違いありません。

また、引き落としに何度も遅れても普通に使えていたものの、カードの更新タイミングで更新できずにその時点で解約になってしまうこともあります。

「再引き落としになっても普通に使えるから大丈夫じゃん」と思って油断していると、手痛いしっぺ返しを食らうことになりますね。

遅延損害金が加算される

再引き落としを行うということは、本来支払いを行わなければならない日から何日間かは、支払いを遅延していることになります。

そういった場合は遅延損害金を支払わなければならないので、本来の引き落とし金額よりも支払い金額が多くなります。

遅延損害金は、支払いが遅れている金額にあらかじめ決められた利率と遅延日数をかけ合わせることで算出されるので、支払いが遅れるほど多くの金額を支払わなければなりません。

本来の期日に支払いができない場合でも、できるだけ早く支払いを終えて、遅延損害金の支払いを少しでも減らせるようにする必要があります。

他の審査に通りにくい

先ほども述べたように、たった数日の遅れでも信用情報には遅れたという情報が記録されますので、審査の際にはこの情報は参照されてしまいます。

遅れが多い人は、当然ながらクレジットカードや借り入れ金の審査時に不利になります。

個人が借りるローンの中では最高難易度の住宅ローンなどでは、信用情報に1回でも遅れの記録があると、それが原因で審査に通過できないことも十分ありえます。

カードローンなどでも年間2〜3回程度の遅れまでで、それ以上になると「お金の支払いにルーズな人」と判断されて、審査に落ちることもあります。

携帯電話の分割ができない

携帯電話会社で、端末の分割購入をしている人も多いのではないでしょうか?

このような高額商品の分割購入の際にも必ず審査があり、信用情報へ照会を行います。

この照会の際に支払状況に遅れが多い場合にも審査に通らず、最新機種の携帯電話を購入できないこともあります。

家を借りることができない

住宅を借りる場合にも、今はほとんどの契約で間に保証会社が入ります。

保証会社が間に入るためには保証会社の審査を受ける必要があり、この審査でも信用情報への照会が行われます。

ここでも、遅れが多い人は保証会社から「家賃の支払いに遅れるかもしれない」と判断されて審査に通らないということがあり、家を借りられないこともあります。

このように、日常生活の中にも審査の場面は増えているため、以前よりも信用情報は重要になっていると言えるかもしれません。

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再引き落としのないカードに注意

借り入れ金はほぼ毎日再引き落としを行っていますが、クレジットカードの中には、口座への引き落としは月1回だけで、そこで支払いができないと、振込によって支払わなければならない商品が数多くあります。

このようなクレジットカードの場合だと、引き落としができなかったときに後から口座にお金を入れても、それだけではいつまでたっても支払いはできません。

遅れが長くなると上記のペナルティが課せられることがありますので、お手持ちのクレジットカードに再引き落としがあるかどうかの確認は、忘れないようにしましょう。

再引き落としになってしまったときの対処法は?

引き落とし日当日に引き落としが行えず、再引き落としになってしまっても、落ち着いて対処すれば問題ありません。

再引き落としになってしまった場合の対処法について、説明します。

すぐに連絡する

引き落としができていないことに気づいた場合は、何はともあれまずはすぐにクレジットカード会社に連絡しましょう。

支払いが遅れてしまったことへの謝罪を行い、同時に支払いを行う意思があることも伝えます。

再引き落とし日がいつか把握していれば、その日までに口座にお金を入れておけばいいですが、再引き落とし日を知らない場合は、この際に確認しておきましょう。

支払いのメドが立っていない場合でも、取り繕わずにそのことを正直に伝えて、真摯に対応することが大事です。

支払いについて相談に乗ってもらえたり、支払い方法の変更を案内されたりなど、カード会社の人に一緒にいろいろと考えてもらえます。

クレジットカードはその名の通り、「信用」で成り立っているカードなので、信用のおける人だと判断してもらことが何よりも重要です。

すぐに入金・振込する

口座にお金を入れ忘れていただけで、すぐにでも支払いができるという場合は、クレジットカードの利用代金分のお金を、口座に入金しておきましょう。

カードによっては、再引き落としではなく銀行振込などの手続きで、支払いを行わなければならないこともあります。

その場合は、カード会社から振込用紙などが郵送されてくると思いますので、記載されている請求金額分のお金を振り込んで、きっちり支払いを行いましょう。

先ほど少し触れましたが、このとき支払わなければならない金額は、遅延損害金が上乗せされている分、本来の支払い金額よりも少し多めになっていることに注意しておいてください。

まとめ

再引き落としであっても、たった1日の遅れであっても遅れは遅れで、信用情報には遅れたという情報が記録されます。

また、審査的には1日の遅れも1週間の遅れでも関係なく、遅れの回数が多い人はその他の審査で不利になります。

極端に言えば、1日の遅れを何度も繰り返している人よりも、1週間の遅れが1回だけあった人のほうが、他の審査に及ぼす悪影響は少ないと言えます。

安易に「請求が来てから払えばよい」との考えから何度も遅れを繰り返していると、その後の生活に支障をきたすこともあります。

再引き落としがあるから大丈夫などとは考えず、クレジットカードや借り入れ金の支払いは約定日に行うようにしましょう。

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