最近では人手不足の影響もあってか、年々時給が上がり続けている外食産業。
その中でも、全国でチェーン展開をしているファミリーレストラン「ガスト」の給与事情、特に給料の前借りは可能なのかという点について、詳しくご紹介していきます。
前借りをする場合、店長に言い出しづらい、前借り後の社内での立場が気になるといった不安もあるでしょう。
ガストには前給制度がありますが、働いた分の70%しか受け取れないため、月初めなどの稼働日数が少ないタイミングでは、金欠状態を解決できない可能性が高いです。
しかも、煩わしい手続きまで発生してしまいます。
そこで、満20歳以上の方であればカードローンの利用がおすすめです。
カードローンはスピード融資に対応しており、原則電話による在籍確認なしで利用できるため、会社にバレる心配もありません。
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目次
ガストの前給制度とは?
結論を先に言いますと、ガストでは給料の前借りをすることができます。
これは、ガストが属する「すかいらーくグループ」全体で導入している前給制度があるため、ガストでも前借りすることができるわけです。
では、ガストで利用できる前給制度とは、どのような制度なのでしょうか。
申請できるのは当月分の給料のみ
まず、給料の前借りといっても、すでにもらっている分は借りることができませんし、勤務する予定の未確定部分についても借りることはできません。
あくまでも、当月中に勤務して確定している給料から前借りをするということになります。
ガストの給料は、月末締めの翌月15日支給です。
そのため、月を超えてしまうと前借りできる金額もリセットされてしまいますので、月の初めは前借りできる金額が少なくなってしまいます。
前借りできるのは給料の50%まで
ガストの前給制度を利用することで、給料日を待たずにお金を得ることができるのですが、当月分の給料を全額前借りできるわけではありません。
前借りできるのは、当月分の給料で、かつ働いた分だけとなり、その50%までが限度となります。
さらに、パートやアルバイトでもガストで社会保険に加入している場合は、保険料の未納を防ぐために「社会保険料を控除した金額から50%まで」が前借りできる上限となります。
なお、前借りした分は給与の受取口座へ振込となるのですが、それにかかる振込手数料は従業員(前借りする人)の負担が一般的ですので、実際には申請した金額から手数料が引かれて入金されることになります。
ガストで給料を前借りするときの流れ

実際にガストの前給制度を使って前借りする流れについて、詳しくお伝えしていきたいと思います。
手続きの流れ
①まず、最初に会社に申込書を提出すると、専用のURLが知らされますので、そこにアクセスしIDとパスコードを入力します。


②次にメニュー画面から、希望の申込み金額を入力し、確認します。
③最後に受け付け完了画面を確認したら手続き完了です。
尚、照会メニューで自分が前借りできる可能金額も確認することが出来ます。

なお、これらの画像は数年前の前給申請画面であり、相違がある可能性がある点にご注意ください。
前給が利用できないケース
尚、以下のケースに該当する場合には、前給を利用する事が出来ません。
利用可能金額に満たない場合
前給制度は自分が働いた分の給料からしか、前借りする事は出来ません。
働き始めて間もない場合や月の初めなどは、手続きが間に合っていない場合や引き出せる金額が少ない為、前給制度を利用するメリットが少ない場合もあります。
上司の承認が得られない場合
前給制度は申込書を会社に提出し、それが認められた後でないと利用する事は出来ません。
一般的には提出した申込書は、会社の上司を通じ、総務部や経理部などを通過し、最終決裁者の承認を得ないと正式には受理されません。
通常であれば提出してから受理されるまでには、最低でも1~2週間程度はかかる為、申込書提出すぐに利用するという事は出来ないケースがほとんどです。
利用可能額が反映されるのはいつ?
前給制度で借りられる金額は、実際の勤務実態に応じて変動していきます。
その勤務実態を管理するのは、勤めている店舗の店長などであり、勤務が終わると勤務した時間などを入力します。
入力した勤務実態は、翌日には反映され、それを基に前給の利用可能額にも反映されます。
しかし、勤務実態の入力自体がすぐに行われなかったなど、実際に勤務してからタイムラグが発生してしまうこともあります。
利用可能額はパソコンや携帯で確認できますので、気になる方はチェックしてみましょう。
なお、あまりにも反映までに時間がかかっているようであれば、勤務実態を管理している人に確認してみるとよいでしょう。
振込までに必要な日数は?
前借りを申請すると、最短で翌営業日には給与の受取口座に振り込まれます。
しかし、申請はインターネットから24時間行えるのですが、夜間に申請した場合は受付が翌営業日扱いとなりますので、振込まれるのは翌々営業日となります。
また、入社の段階で申込書を提出していない場合は、まず先に申込書を入手するところから始めなければなりません。
そのため、申請までに時間がかかってしまうこともありますので、前借りは必要ないと思っていても、申込書だけは提出しておくことをおすすめします。
前給制度を利用する際の注意点
前給制度は従業員にとって良い制度なのですが、利用の際には注意しなければならないこともあります。
前給制度を利用する際の注意点は、以下のことが挙げられます。
手数料が高い
先ほどもお伝えしたとおり、前借りには振込手数料がかかます。
振込手数料は利用者負担となり、1回につき500円(税抜き)程度かかることもあります。
また、時間外やていけいATMを利用して現金を引き出した場合、それにも手数料がかかります。
給料の前借りに手数料がかかるのは仕方ないにしろ、ATMまで手数料をかけてしまえば負担が多くなってしまいますので、できるだけ負担をかけない方法を取るようにしましょう。
前借りの癖がついてしまう
一旦前借りをしてしまうと、「ずっと前借りの癖がついてしまう」可能性があります。
つまり、前借りをした場合には一時的に財布は潤うかもしれませんが、次の給料は前借りした分が減っている為、またすぐにお金がない状態になってしまいます。
その為、前給制度を一度利用してしまうと、ずっと前借り体質が続いてしまう…という人も多いようです。
ガストで給料の前借りをする方法

ここでは、一般的な前借り制度に関する基礎知識をご紹介したいと思います。
前借りとは
前借り制度とは、その名の通り給料の支給日を待たずに、先に給料をもらう事を指しますが、以下の二つのパターンに限り認められています。
会社が認めた場合
一つ目は、会社やお店が前借りを認めている場合です。
一般の企業で前借りを認めているところは少ないと思いますが、一部企業や小規模のお店や商店では、経営者の判断で前借りを認めているところもあります。
労働基準法で認められる場合
労働基準法では、労働者に緊急を要する事態が発生し、すぐにお金が必要になる場合には、使用者は前借りを認めなければならないというルールがあります。
緊急を要する場合とは、主に以下のようなケースです。
これらの特殊事情で前借りする場合には、それなりの事情を証明する書類などが必要になりますので、併せて覚えておきましょう。
ガストでは給料の前借りは可能か?
ここまでお伝えしていますように、ガストは会社(すかいらーくグループ)として前借りを認めている為、ガストで働いている人は前借りする事が可能です。
しかし、前借り希望者は会社に直接お金を振り込んでもらうのではなく、きらぼし銀行(旧「東京都民銀行」)の前給制度という制度を利用して、前借りをする事になります。
どうしてもやりくり出来ない時は

最後に、お金がない場合の対処方法についてご紹介します。
カードローン
一つ目はカードローンを利用する方法です。
カードローンには金利が高いというイメージがあるかもしれませんが、プロミスやアイフルなどの無利息キャッシングを利用すれば、最大30日間は利息0円でキャッシングが可能です。
めんどうな手続きはなく、審査次第では即日融資も可能のため、前給制度のように翌日まで入金を待つ必要はありません。
通常のキャッシングの場合でも、前給制度で手数料を支払うなら、カードローンでキャッシングしたほうが手数料が安い場合もあります。
※手数料が必要な場合で5万円を前借りした場合と、カードローンで5万円を2週間借りた場合を比較
以下は無利息期間があるおすすめカードローンです。
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不要品を売る
最近では「CASH」などの不要品をお金に換えるアプリや、メルカリやヤフオクでも、不要品を売ってお金にする事が可能です。
また、自宅に不要な服やブランドもののバッグ・時計がある場合、さらには使い古したiPhoneなども、買取ショップに持っていけば、意外な値段で買い取ってもらえる場合もあります。
副業
継続的に副収入を得たいなら、副業をする事もおすすめします。
すかいらーくが副業を認めているかどうかは、上司に確認する必要がありますが、あくまで一般論として稼げる副業はたくさんあります。
求人サイトで日払いバイトなどを見つけて働く方法もありますし、WEB上で記事を書いたりして報酬を得る方法もあります。
また、少しの金融知識があればFXや株で稼ぐ方法もありますし、海外で希少な商品を購入して日本で売るなどの方法もあります。
その気になれば、それらをサポートしてくれる企業もありますし、実際に稼いでいる人もたくさんいます。
ただ、その一方で詐欺を目的にした副業の勧誘などもあるようですので、慎重に判断する事も必要かもしれません。
前借りする人の強い味方「前給」とは

ここからは、ガストの従業員も利用できる「きらぼし銀行の前給制度」について、詳しくご紹介します。
前給が出来た理由
前給制度は、利用する企業の人材定着率の向上、つまり「辞める人を減らしていく」という事を目的に始められたサービスです。
特にガストなどの外食産業は離職率も高く、100人入社したら数年後には50人以上が辞めているような業界と言われています。
その為、前給制度のような一風変わったサービスを導入し、少しでも労働者をつなぎとめておきたいというのが、企業側の本音のようです。
前給導入企業
前給制度を導入している企業はたくさんあり、ガストと同じく外食チェーンを展開している「株式会社モンテローザ」や、アリさんマークの引越し社なども、この制度を利用しています。
導入する企業としても、この制度を利用するうえでの初期費用などは不要なので、比較的導入もスムースに出来るようです。
前給の仕組み
前給制度の仕組みですが、仕組み自体はいたって簡単で、利用者は専用のURLにアクセスして、前借りしたい金額を入力するだけです。
もちろんそれまでに働いた給料分しか前借りは出来ませんが、前借りしたお金は、通常利用している給与振込み口座に入金される仕組みとなっています。
(きらぼし銀行への前給制度の申込みは必要ですが、口座を作る必要はありません)
前給のメリット

前給制度には、手数料が高いことや前借りを継続させてしまいがちになるというデメリットについてお話しましたが、前給制度にはなにもこれらのようなデメリットばかりがあるわけではありません。
会社が従業員のために導入していることからも、それ以上のメリットがあるのです。
メリット①急な出費に対応できる
前給制度なら、最短で申し込んだその日の翌日には振り込まれますし、借金ではないので金利負担も不要です。(基本的に会社負担の場合を除き、手数料は必要)
その為、急な冠婚葬祭や家電の故障など、緊急を要する資金を調達するには、とても便利な方法と言えます。
メリット②気を使わずに前借りできる
一般の企業であれば、前借りする為に社長に頼み込んだりする事が必要になってきます。
前給制度の場合はパソコンやスマホ一つで処理出来る為、誰にも気兼ねなく前借りする事が可能です。
会社に前借りしていることをバレたくない人も少なくありませんが、その心配なく前借りすることができます。
まとめ
ガストで給料の前借りは出来るのか…?という点、一般的な前借りの基礎知識、ガストで利用できる前給制度の情報などについて、情報をお届けしました。
前給制度はとても便利で、お金がない時にはとても頼りになるサービスです。
しかし、出来れば毎月もらった給料で、きちんとやりくりしていく事が最も大事と言えます。
そのあたりの“おすすめ家計管理術”については、また別の記事でお伝えできればと思います。