即日振込とは!気になる注意点は?
お金を早く用意しなければならない時には、申し込んだその日のうちにお金を用意したいと思いますよね。
その時に気になるのが即日振込ができるかということです。
今回は、即日振込に関してご紹介していきます。
目次
即日振込とは
カードローンを申し込むときによく見かけるのが「即日融資」「即日振込」という言葉です。
この言葉、受けるニュアンスは似ているのですが、明確な違いがあるのはご存知ですか?
ここでは、即日振込の意味と即日融資との違いに関してご紹介します。
即日振込の意味
まずは即日振込という言葉ですが、これはカードローンに申し込みを行ったその日のうちに目的の金融機関の口座に振り込みがされることです。
それには、銀行に振込依頼を遅くとも14:50分位にはしておかなくてはなりません。
銀行側の振り込み処理を行う時間と、カードローン会社からの振り込みの依頼を行う時間が必要ですので、できれば余裕を持っておくのが良いですね。
確実に即日振込を実施したいときには、できれば14:00までにはカードローン会社に振り込み依頼を出すと良いでしょう。
これらの条件をクリアしないといけない事を考えると、即日振込ができる可能性は意外に低いといえそうです。
即日融資との違い
即日振込と同じように使われる即日融資という言葉ですが、これはカードローン会社に申し込んでからその日のうちにお金を借りる事ができる事を言います。
つまり、その日のうちにお金を借りられれば、即日融資は達成できることになります。
カードローンの場合には、その日のうちにカードを受け取ることができて、使えるATMがあれば即日融資は可能となります。
カードローン会社によっても違いますが、審査に合格した後にカードを受け取れる時間は、概ね21時から22時になります。
利用できるATMは、コンビニATMが使えれば基本的には24時間借り入れはできる事になります。
これらを考えると、21時にカードを受け取って23時に借り入れができれば即日融資は可能となります。
その日のうちにお金を用意したいけど、銀行の口座に必要という場合でなければ、即日融資ができればいいということですね。
銀行の即日融資には注意
今までは、即日振込ができるのは、大手の消費者金融と銀行のカードローンの一部でも可能でした。
若干、銀行のカードローンの場合には審査に時間がかかってしまう傾向にあったので、即日振込が行えることは多くはありませんでした。
これが、2018年1月からは銀行のカードローンでは即日振込に対応しない事となります。
これには様々な理由がありますが、大きな理由としては、以下の2点に対する対策が行われるからだそうです。
- 貸付をする人を厳密に調査をして、暴力団関係者や反社会的組織の関係者に融資が行われないようにするため
- 銀行のカードローンの過剰貸し付けで自己破産などの債務整理をする人が増えたので、これらの対応をするため
これらの事により、銀行のカードローン申込を行った後に警察のデータベースを照会して詳しく調査することとなります。
その間、銀行側での貸し付けに関する審査も厳格に行われるようになります。
したがって、審査には少なくとも2~3日は必要になるので、即日融資はできなくなります。
即時振込をしてもらうときの注意点
即日融資を実行するには、いくつかの注意すべき点があります。
ここでは、その注意点に関してご紹介していきます。
振り込み可能時間にはご注意を
銀行に振り込みを行いますので、銀行がその振り込みを処理できる時間までに振り込み申込が行われないと基本的に即日振込はできない事となります。
銀行への処理が15時までに行えれば、基本的には振り込み処理ができるのですが、ぎりぎりでは時間内に処理が行われない可能性もあります。
そのため、できれば14時まで、遅くとも14:40までには振り込み申込の処理を行っておく必要があります。
審査に通った後に、すぐに振り込み手続きを行うようにしておくと良いですね。
審査にパスしたからと言って、安心してしまうと、振り込み時間に間に合わない可能性も出てきます。
いつでも振り込みできるところ
振り込み処理を行うには、時間制限があるとお伝えしましたが、実はこの時間制限がない消費者金融と銀行の組み合わせがあります。
具体的には、以下の消費者金融と銀行の間では受付時間が通常よりも長くなっています。
- プロミス:三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした、全国約200の金融機関
- アコム:楽天銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行
アコムでは、楽天銀行の場合には24時間対応ですが、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行に関しては平日の18時までの対応となります。
この2つの消費者金融であれば、銀行口座が限定されていますが審査さえ通れば、その日のうちに振り込み処理が時間外でも行えます。
もし申し込みの時間が銀行への振り込み時間を過ぎる場合には、これらの消費者金融を検討してもいいかもしれません。
ただし、銀行の口座は消費者金融に申し込む前に持っている必要がありますので、利用することがありそうであれば、事前に銀行口座を作成しておくと良いですね。
申込時間には余裕をもって
振り込み時間に余裕がある消費者金融もありますが、基本的には振り込みをする時間的な制約があることになります。
ですので、振り込み処理を行うまでに、契約まで行っておく必要があることになります。
各大手の消費者金融では最短で30分で審査が完了するように書かれていますが、あくまでもこれは最短で行われた場合です。
申込人数や申込者の状況や審査途中の確認作業などで時間がかかってしまうこともよくあります。
ですので、できるだけ申し込みは早く行っておくようにしましょう。
最低でも審査に倍の時間がかかっても振込依頼に余裕が持てる13時までには申し込みを完了させるようにしましょう。
できるなら午前中に申し込みは終わらせておきたいところです。
各社申し込みをインターネットで受け付けているようになっていますので、インターネットからだと真夜中でも申し込みは受け付けてもらえます。
申請さえしておけば、審査が始まってから順次処理をされていくこととなります。
もし、審査で不備な点があって修正が必要な場合でも、余裕をもって対応ができます。
審査を早く終わらせるためには
即日振込を行う場合には、いかに早く審査がパスするかが重要な問題点になります。
ここでは、審査を早く終わらせる為のポイントをご紹介します。
申込内容は正確に
申込書に書く内容は、必ず正確に書くようにします。
特に、会社の住所や電話番号、自分の年収や雇用スタイル、家族構成などに関しては絶対に間違いのないようにしましょう。
たまに、借りやすくするためにと情報を故意に改ざんする人がいますが、これをしてしまうと審査をする人の心証が最悪になってしまいます。
また、故意ではなく過失で間違った場合でも、審査を行っている人は故意か過失なのかを判断することはできません。
その結果、虚偽の申請をしたとして審査に落ちることもあります。
書く内容には十分注意して、わからない項目はしっかりと調べるか、分からないことはカードローン会社に確認を取ってから記入すると良いですよ。
必要書類はそろえておく
審査申し込みの時に必要な書類があります。
カードローン会社によっても条件等変わってくるものもありますが、概ね本人確認用書類と収入証明書類になります。
収入証明書類に関しては、借入限度額が50万円を超える場合や、他社との借入合計金額と合算して100万円を超える場合に必要になります。
それ以外の場合には、本人確認書類があれば問題ない場合が多いですが、できる事なら両方の書類をそろえておくようにしましょう。
在籍確認が取れるように
カードローンの審査が行われるときに、勤務先への在籍確認が行われるのが普通です。
この在籍確認が取れないと、審査が前に進まないことになってしまいます。
即日振込をするためには、できるだけ早く審査が行われる必要がありますので、在籍確認が必ず行われるようにしておきましょう。
もし、土日などで会社に人がいない場合などで、自分で会社の電話が取れる環境であれば自分でとるようにするのもいいですね。
とにかく、申し込んだ日に必ず在籍確認の電話を受けて、在籍確認ができる環境を作ります。
まとめ
即日振込を行うには、時間との戦いになる事になります。
できるだけ審査などの時間を短くする工夫をすると良いですね。
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