馬でも分かる!元貸金業の馬たちが解説「借入のすべて」

信用組合は信用金庫より更に地域密着の金融機関

金融機関は銀行をはじめ、信用金庫や信用組合など、様々な組織があります。

信用組合は知名度が低い方ですが、信用組合とは、どのような特徴がある金融機関なのでしょうか?

他の金融機関と比較しながら理解を深めましょう。

執筆者の情報
名前:山本馬元
年齢:30歳
性別:男性
職歴:平成21年3月より信用金庫勤務

信用金庫・信用組合・労働金庫の違い

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金融機関と聞いて一番に思いつくのは銀行だと思います。

しかし、銀行は信用金庫・信用組合・労働金庫と大きく異なる点があります。

それは、組織形態です。

銀行は株式会社なので、利益を上げることを重視しています。

一方、信用金庫・信用組合・労働金庫は組合組織であり、地域の繁栄を重視している非営利な組織です。

では、非営利な組織の信用金庫・信用組合・労働金庫では、どのような違いがあるのでしょうか?

まず、事業の根本となる法律(根拠法)が異なります。

信用金庫は「信用金庫法」、信用組合は「中小企業等協同組合法」および「協同組合による金融事業に関する法律」、労働金庫は「労働金庫法」となっております。

それぞれ根拠法は異なりますが、共通している点は、金融支援を通して地域の方々の活性化を目的としていることです。

次に、設立の目的については、各機関ごとに特徴があります。

信用金庫は国民に対する金融の円滑化と貯蓄の増強を目的としています。

信用組合は組合員に対する経済的地位の向上を目的としています。

労働金庫は労働組合や生活協同組合など労働者間の相互扶助を目的としています。

取引上の制限や会員資格など異なる点はありますが、お互いが助け合う「相互扶助」を重視した地域密着の金融機関という点では、同じ目的を持った組織といえます。

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信用組合は組合員の為の金融機関

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信用組合の取引先は、銀行や信用金庫よりも限定されています。

原則、組合員のみが利用することのできる金融機関です。

組合員になるためには、いくつかの条件があります。

以下に列記していきます。

  • 信用組合の地区内に住所または居住を有する者
  • 信用組合の地区内で事業を行なう小規模の事業者または、勤労に従事する者
  • 信用組合の地区内で事業を行なう小規模の事業者の役員

つまり、信用組合の営業エリアにいる方々が会員資格のある者となります。

預金や融資を利用する場合も、組合員でなければいけません。

しかし、組合員以外でも、信用組合が定める制限以内であれば、取引を行うことが可能です(以下の「信用組合は預金に制限がある」にて説明)。

組合員となる条件は幾つかありますが、組合員どうしの相互扶助を強く意識した金融機関といえます。

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信用組合は預金に制限がある

信用組合は組合員のための金融機関であるため、原則、組合員にならなければ取引をすることはできません。

しかし、組合員以外でも、信用組合が定める制限以内であれば、預金も融資も取引をすることができます。

これを、「員外預金」・「員外融資」といいます。

員外預金の制限は、信用組合の預金総額の20%以内と定められています。

また、員外融資の制限も同じく、信用組合の融資総額の20%以内と定められています。

例えば、A信用組合の預金総額が100億円、融資総額が150億円あったとします。

その場合、A信用組合は、総額20億円までの員外預金、総額30億円までの員外融資を受けることが可能ということになります。

員外預金と員外融資に関して、信用金庫と労働金庫とも比較してみましょう。

信用金庫は員外預金の制限はありませんが、員外融資は制限があります。

信用組合と同じく、信用金庫の融資総額の20%以内と定められています。

労働金庫は員外預金も員外融資もあります。

どちらも、信用組合と同じく20%以内と定められています。

このような制限を気にしながら取引をしていくより、組合員となり制限を気にせず取引をしていく方が良いでしょう。

また、組合員になると、受けられるサービスの幅も増えます。

信用金庫のメリットを最大限に活かそう

信用組合は融資審査が甘い?

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信用組合は、組合員から預けられた預金を、資金が必要な組合員に融資し、助け合う相互扶助を重視しています。

他の金融機関と同じように融資審査はありますが、信用組合設立の目的を考えると、融資審査は比較的通りやすいと考えられます。

融資審査においては、取引状況も加味されます。

融資を受けることがあれば、逆に融資をする資金を預けることも重要となります。

他にも取引の期間が永いに越したことはありません。

また、給与振込や公共料金の引き落としなど、信用組合をメインに利用していることも融資審査にはプラスとなります。

「融資を受け、事業を円滑に行い、地域の発展に寄与したい」という気持ちを大切にし、信用組合職員に相談してみてください。

誠意ある対応を取ってくれることでしょう。

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会員資格は信用金庫より細かく厳しい

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信用金庫も信用組合も組合組織であり、会員を募ることで組織の規模や商品内容も充実していきます。

会員になるためには条件があり、その条件を満たさなければいけません。

特に信用組合は信用金庫に比べて会員になる条件が細かいです。

会員になる資格には、個人・個人事業主・法人共に共通している条件と、個人事業主・法人に対する条件があります。

共通している条件については、上記の「信用組合は組合員の為の金融機関」にて説明した通りです。

次に、個人事業主・法人に対する条件は、以下の項目となります。

  • 従業員300人以下または資本金3億円以下の事業者(卸売業は100人以下または1億円以下、小売業は50人以下または5千万円以下、サービス業は100人以下または5千万円以下)

従業員数と資本金額、共に上記の上限を超えている場合、または超えた場合、信用組合と取引をすることができなくなります。

それだけ信用組合は小規模で地域に密着した事業先をメインに取引をしていることになります。

信用組合のATMは全国手数料無料

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信用組合は、信用組合間でのATM手数料が無料となる「しんくみお得ネット」を提携しています。

信用組合のキャッシュカードを持っていれば、県内県外問わず全ての信用組合のATM手数料が無料となります。

例えば県外へ転勤した場合や、県外での急な出費などに対しても対応することができます。

ただし、手数料が無料となるのは、出金をする場合に限られます。

また、時間も制限されています。

平日は8時45分から18時までの間、土曜日は9時から14時の間で、日祝祭日は手数料が必要となります。

預金利率がゼロに等しいほど低迷している今日、ATM手数料を取られるのは勿体ないことです。

せっかくのサービスを有効活用し、手数料の無駄を省きましょう。

信用組合も社会的地位がある

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信用組合は規模こそ小さいですが、金融機関の一つです。

仕事内容は銀行や信用金庫と同じで金融に関する専門的な知識を得ることができます。

お金を取り扱う仕事ということで、社会的地位も高いです。

地域に密着した金融機関に勤めたいなら信用組合や信用金庫が人気です。

人と人との距離が近い信用組合では、老若男女、様々な業種の方々と接することができ、社会や人間を知る機会が多くあります。

地域の方々のためにある信用組合は、今後も大事な存在として残り続けるでしょう。

まとめ

地域密着の金融機関で組合員を中心に取引を行っている信用組合は、地域の方々にとってなくてはならない存在です。

困った時はお互い助け合うという相互扶助の精神が特に強い金融機関です。

個人が生活していく上でも、事業をしていく上でもお金に関する悩みは付き物です。

規模は小さく知名度は低いかもしれませんが、悩んだ時、困った時、信用組合は特に親身に対応してくれる金融機関といえます。

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