借金生活からの脱出方法

近年では、消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠などのおかげで、依然と比べても「借り入れをする・融資を受ける」ということに対する心理的なハードルが下がってきています。

そのおかげで、誰でも気軽に借り入れをするようになってきていますがその一方で、無理な借り入れをしてしまって借金を抱える原因の1つにもなってしまっています。

今回は、借金を抱えてしまう原因や返済をする際のコツなどについて解説していきます。

小さなことをコツコツ積み重ねて返済を

小さなことをコツコツ積み重ねて返済を

日々の生活を行いながら同時に借金の返済も行っていくというのは、まさに「言うは易く行うは難し」です。

生活を維持していくためのお金をキープしたうえで、どれくらいの金額を返済に回せるかが重要になります。

返済に回すお金を調達する方法には、大まかに分けると収入を増やす方面の方法と、支出を減らす方面の方法があります。

どちらのほうが簡単で即効性があるかということは、言わずもがなでしょう。

もちろん、支出を減らす方面の方法です。

そこで日々の生活の中での支出を減らすために意識しておきたい、ちょっとしたコツをいくつか説明していきます。

家計簿を付ける

まず1つめは、家計簿をつけることです。

そんな単純なことで…と思われるかもしれませんが、日々の支出をしっかり見える化することは、支出を減らすためにはシンプルながら効果的な方法です。

また、借金を背負ってしまいがちな人は金銭感覚がルーズであることが多いので、自分が1日あたりどれぐらいお金を使っているかに関して無頓着であるケースが多々見られます。

家計簿を付けることで、自分の1日の支出の中でどこを削ることができそうか、ということを具体的に検討することが可能になります。

借金返済に効果的な家計簿のつけ方とは?

毎日定額の貯金

2つ目は、毎日決まった金額の貯金を行うということです。

例えば1ヵ月あたり3万円支出を減らしてくださいと言われたら、多くの人は「3万円は厳しいなぁ…」と思うでしょう。

しかし、これを言い方を変えて毎日1,000円ずつ貯金してくださいとすると「1日1,000円でいいなら」となる人が多いと思います。

換算してみたらお分かりになると思いますが、1日1,000円と1ヵ月3万円は同じことを表しているはずなのに、です。

このように、一見難しそうに見えることでも、1日あたり・1回あたりに換算して考えると意外と簡単に思えるということは少なくありません。

借金の返済に関しても同じです。

月々の返済を日々の返済に置き換えて考えて、その分の金額を毎日貯金することで、自然と支出が抑えられて返済に充てる金額が確保できるようになります。

コンビニよりもスーパーを利用

最後は、日用品や食料品の買い物はコンビニではなくできるだけスーパーで行うようにするということです。

コンビニはどこにでもありますし、24時間利用可能なのでついつい利用してしまいがちです。

しかし値段設定という点で考えてみると、スーパーで同じものを購入した場合よりも1~2割程度は高くなっている場合がほとんどです。

コンビニもスーパーもどちらも近所にあるという場合は、日中の買い物はできるだけスーパーを利用することで、僅かではありますが支出を抑えることができます。

小さなことに思われるかもしれませんが、ちりも積もれば…ということわざにもあるように、小さな積み重ねこそが重要なのです。

お金が貯まらないのはコンビニが原因?

分割払いの場合は返済方法にも注意

分割払いの場合は返済方法にも注意

支出を減らすためのいくつかの工夫を説明させていただきましたが、そうやってコツコツ貯めたお金なので、賢く返済をしたいところですよね。

分割払いで返済を行う場合には、手数料に注意しておく必要があります。多くの場合、カードローンやクレジットカードの返済はコンビニのATMを利用して行うことができます。

それぞれの自社ATMを用いて返済をすることももちろん可能なのですが、コンビニATMを利用するほうが利便性が高いため、コンビニのATMを利用する人が少なくありません。

しかし、自社ATM以外のATMを用いて返済すると、利用するATMの種類や時間帯によって所定の手数料を支払わなければならなくなります。

手数料は110円や220円であることが多いため、1回1回ではそれほど気にならないかもしれませんが、返済が50回であるとして毎回220円の手数料を取られていたとすると、それだけで1万円以上の出費となってしまいます。

返済方法を変更するだけでこの出費は防ぐことができるのですから、無駄に1万円支払っていると言っても過言ではありません。

可能な限り自社ATMを用いて返済して手数料の出費を抑えつつ、どうしてもという場合でもできるだけ安い手数料で済む時間帯やATMを選ぶ姿勢が重要です。

また、手元の資金に余裕があるのであれば、増額返済(随時返済)を行うことも重要です。

返済期間が延びれば延びるほど、利息分の支払いは増えていきます。

そのため、できるだけ早く元本を減らしていくということが長い目で見れば非常に大切なことなのです。

増額返済を行いすぎて日々の生活が苦しくなるというのでは本末転倒ですので、あくまで「無理のない範囲で」という形になりますが、積極的に増額返済を行っていき返済期間の短縮に努めましょう。

自動車保険の支払いを分割にする場合の注意点とは?

ことがより重大なら弁護士に相談を

ことがより重大なら弁護士に相談を

ここまでは日々の生活の中で意識しておきたいことや、返済方法の工夫などを紹介してきましたが、そのような対策では焼け石に水だという状況に置かれている方もいらっしゃると思います。

そういった状況では手をこまねいていても事態は悪化の一途をたどるだけなので、より抜本的な対策を行う必要があります。

考えられる方法の1つに、おまとめローンを利用する方法があります。

借り入れ先が複数ある場合は、おまとめローンを利用して債務を1つにまとめることで、月々の返済負担を抑えることが可能なケースがあります。

この方法は確かに有用な方法の1つではありますが、あくまで月々の返済負担を抑えることで将来的な返済への道筋が立つ人にとっては有用、ということでしかありません。

借金が膨らみすぎて元本を減らしてもらわないとにっちもさっちもいかないという人にとっては、おまとめローンもまた焼け石に水の対策に過ぎないのです。

ではそのような人は、借金を返済するためにどのような選択肢があるのでしょうか。これに関しては「弁護士や司法書士といった法律の専門家に頼る」という方法しか残されていません。

専門家の力を借りて債務整理を行うというのが、現実的かつ唯一の選択肢です。

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最終的には債務整理も選択肢に

最終的には債務整理も選択肢に

債務整理にはいくつかの方法がありますが、全てに共通しているのは「何もしない状態と比べて、最終的な支払総額を減らしてもらうことが可能である」ということです。

将来的な利息の返済を免除してもらえる、債務の元本そのものを減らしてもらえるなど様々ですが、借金地獄に陥ってしまっている人からすれば、非常に魅力的に思われることでしょう。

しかし、債務整理にはもちろんデメリットも付きまといます。

実際に債務整理を行う場合には、それぞれの債務整理によって受けられる恩恵、被るデメリットをきちんと把握したうえで、自身に最も適したものを選択する必要があります。

実際に手続きを進めていく場合には、弁護士のかたなどから詳細に関する説明を受けますが、ここではそれぞれの債務整理の内容について簡単に触れておきます。

任意整理

まずは任意整理です。

任意整理は、債務整理の中でも比較的穏やかな部類に入る方法です。

任意整理は債権者と債務者の話し合いによって行われ、本来であれば将来的に支払っていく利息を全てカットした上で、現在抱えている債務を3年~5年で支払っていくための返済計画を立てていきます。

任意整理を行う際には、弁護士や司法書士のかたが債務者と債権者の間に入ってくれる場合が多いですが、基本的には債務者と債権者だけで完結できる手続きであり、裁判所が関与するものではありません。

借金の元本自体が減るわけではないので返済の負担が大きく減るわけではありませんが、その分デメリットも少ない方法であるため借金地獄に陥ってしまっている人の中でも、比較的症状が軽度の人にオススメの方法です。

民事再生

続いては民事再生です。先ほどの任意整理とは大きく違う点がいくつかあり、まず1つ目は裁判所を介した手続きであるということです。

任意整理では裁判所を介さないという性質上、任意の債権者を対象に選ぶことができましたが、民事再生ではそのようなわけにはいかず全ての債権者が対象となります。

そして、民事再生では任意整理とは異なり、借金の元本そのものを減らしてもらうことができます。

そのうえで、任意整理同様に数年間で返済計画を立てていけばいいので債務者の負担はかなり減ることになります。

ただし、債務者と債権者の間だけの取り決めで合った任意整理とは違い裁判所を介した手続きであるため、民事再生の手続きを認めるかどうかに関しては裁判所による審査が行われます。

もし仮に裁判所が民事再生の手続きを認めなかった場合には、後述する自己破産の手続きへと移行されてしまう可能性があります。

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自己破産

自己破産に関しては、言葉を聞いたこともあるという人は非常に多いのではないでしょうか。

自己破産という手続きに関して、正確に知っているわけではない人が抱いているイメージとしては「債務を放棄する代わりに財産も手放す」といったような内容だと思います。

これはほとんど正解ですが、さすがに全ての財産を放棄してしまうとその後の生活が立ちいかなくなってしまうので、生活するのに最低限の財産だけは手元に残しておくことができます。

しかしその条件は非常に厳しく、現金は99万円以下で預貯金の類はす全て没収されて債務の返済に充てられます。もちろん特例を除き、住宅や自動車も差し押さえとなります。このように自己破産はメリットも強烈ですが、その分デメリットも強烈です。

債務整理を検討する場合でも、できるだけ任意整理や民事再生でとどめられるような状態のときに手続きを行うことが望ましいと言えます。

借金地獄に陥るのはこんなケース!

借金地獄に陥るのはこんなケース!

そもそも「借り入れ・融資」というものは、銀行が取り扱う住宅ローンや自動車ローンなどに代表されるように、かなり以前から我々の生活の中に存在していました。

そして、それらがことさら問題として取り上げられたという記憶は、あまりないのではないでしょうか。つまり「借り入れをする・融資を受ける」=「借金地獄に陥り苦しむ」ということではないということです。

では、借金地獄に陥ってしまうケースというのはどのような場合が考えられるのでしょうか。以下でいくつかの具体例を考えていきます。

カードローンで分不相応な借り入れ

まず1つ目に考えられるのは「カードローン」の利用です。

カードローンも前述の住宅ローンや自動車ローンと同じくローンの一種であり、銀行などの金融機関でも取り扱っているところは非常に多いです。

つまり、カードローンという商品そのものには何も問題がないということになります。では、たくさんの種類があるローンの中で、なぜカードローンが特に問題になりえるのでしょうか。

それはカードローンが「随時利用可能である」という点が大きく関係しています。他のローン、例えば住宅ローンであれば2,000万円の住宅を購入するとなった場合には、最初に2,000万円分の融資をまとめて受けてしまいます。

そして後はそれを数十年単位で返済していくことになるわけですが、この際に特別な場合を除いては「新たな借り入れ」というのは発生しません。

しかし、カードローンの場合には「随時返済・随時利用」が可能であるために、いつでも利用できる第二の財布的な感覚でついつい借り入れを行ってしまうケースというのが非常に多いのです。

このような性質もあり、過去に消費者金融のカードローンを中心に、カードローン利用で身を滅ぼした結果、自己破産という道を選択する人が大量に現れて社会問題となりました。

そのため、貸金業法が改正されて自身の収入の3分の1までしか借り入れを行うことができないという制限が設定されて、カードローンが原因で借金地獄に陥ってしまう人は確かに以前より減りました。

しかし、カードローンには分不相応な借り入れを行ってしまいがちな条件が整っているということを意識しながら利用しないと、誰でも借金地獄に陥ってしまう可能性があるということを忘れてはいけません。

意外と知らないリボ払いの恐怖!

続いてはクレジットカードの利用、特に「リボ払い」を用いての支払いです。

クレジットカードの支払方法には一括払い・分割払いなどいくつかの方法がありますが、その中の1つにリボ払いがあります。

リボ払いとは分割払い同様に、利用代金を分割で返済していく方法です。

具体的な仕組みの説明は今回は省きますが、リボ払いでは毎月決まった金額の支払いを行えばいいため、月々の負担を抑えられるという利点があるにはあるのですが、その分支払いが長期化しがちで利息分の支払いが膨らんでしまう可能性が高いというデメリットを抱えています。

試しに、同じ金額の支払いを分割払いとリボ払いで行った場合の最終的な返済総額の違いを、シミュレーションで確認してみましょう。

50万円分の支払いを金利15.0%で毎月2万円ずつ返済していった場合に、分割払い(元金定額返済)の最終的な返済総額は581,624円となり、81,624円を利息として支払っていることになります。

これに対して、同じ条件でリボ払いで支払いを行うと最終的な返済総額は603,248円となり、103,248円が利息分になります。

つまり、同じ金額の支払いを行っているのにも関わらず、利息分として2万円もの違いが生じることになるのです。

金利・毎月の支払金額・利用代金によっては、この差がより顕著になる場合ももちろんあります。

リボ払いは便利な支払方法ではあるものの、その特徴をよく知らずに利用して借金地獄に陥ってしまう人は、後を絶ちません。

ギャンブル依存で身を滅ぼすことも…

最後の理由は「ギャンブル依存」です。

軽度のものから重度のものまで含めて、ギャンブル依存症である人の数は年々増加してきており、ギャンブル依存症に悩んでいる人を救うための団体があるほど社会的な問題となっています。

ただし、仮にギャンブル依存症になってしまったとしても、つぎ込むお金が自分でコントロールできる範囲の金額であれば、借金を抱える原因にはなりません。

しかし多くの場合、ギャンブル依存症になってしまった人は自分で自由にしてもいいお金以上の金額をギャンブルにつぎ込んでしまいがちです。

その結果、先ほど触れたようにカードローンを身の丈に合わない金額で利用してしまう、といったような行動に走ってしまうのです。

パチンコ依存症で借金地獄?抜け出す22の方法【完全保存版】

怖そうなイメージがある取り立て…実際は?

怖そうなイメージがある取り立て…実際は?

借金を抱えることになってしまう原因の話はこれぐらいにしておいて、ここから先は借金の返済問題のほうに焦点を当てていきましょう。

多額の借金を抱えてしまった場合に気になるのは、「取り立て」の存在ではないでしょうか。

漫画や映画などで描写されるステレオタイプ的な取り立ては、怖い人が家の玄関までやってきて、「おどれ早よ金返さんかい!」と恫喝してくるようなものであるため、実際に借金を抱えてしまっている人の中には、このような形で取り立てを受けると危惧している人もいると思います。

しかし実際には、無許可で営業を行っている貸金業者(いわゆる闇金)から融資を受けたのでない限りは、このような恫喝まがいの取り立ては決して行われません。

期日までにきちんと返済を行っていれば、理不尽な返済請求を受けることもありません。

万が一期日までの返済ができなかった場合でも、連絡先(最近では主に携帯電話)に「期日を過ぎましたが返済がございませんでしたので、ご連絡させていただきました」といったような非常に丁寧な連絡が来るだけです。

ですので、取り立てのことは心配せずに「どうしたら返済できるか」ということにだけ意識を向けておけば大丈夫です。

ただし、融資を受けた先が闇金であるならば少し話は変わります。

闇金はそもそもの実態が法律に則っていないものであるために、取り立てに関しても他の業者同様の丁寧な対応をしてくれるとは限りません。

闇金から融資を受けないということを徹底するのがベストなのですが、融資を受けてしまってから闇金であるということに気づく場合もあります。

そういったときは、何が何でも期日までには返済をすることを心がけましょう。

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まとめ

以上、借金の返済を少しでも楽にするための方法をまとめました。

ちょっとした工夫で乗り切れる人、抜本的な対策が必要な人、いろいろな状況の人がいるかと思いますが、どんな人でも必ず借金を返済するための方法はあります。

今回紹介した方法を中心にいろいろと工夫しながら、諦めずに借金返済を続けていってください!

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