携帯料金をコンビニで支払いするといつ反映される?利用停止時の対処法
携帯電話料金を期日に支払いができないとき、未払分を支払う方法が幾つかあります。
そのひとつに、コンビニ払いがあります。
コンビニで支払いをした場合に、いつキャリア会社に反映されるのか気になるかも知れません。
また、未払分の支払期限に遅れて携帯電話が、利用停止となったときの対処法も見ていきましょう。
目次
コンビニ支払いが反映される時間は?
コンビニで支払いができる時間は24時間ですが、時間帯によっては翌日扱いとなる時間帯もあります。
そして、コンビニで支払いをした後に、各キャリア会社が入金されたことを、確認されるまでの時間はどれくらいか見ていきましょう。
NTTドコモの場合
NTTドコモの料金をコンビニで支払うと、速くて当日に反映されます。
中には、通話が復活しても、インターネットがつながらないというケースもありますので気を付けてください。
支払いして翌日になっても復活しないときは、ドコモに問い合わせてみて事情を聴いてみましょう。
auの場合
auのホームページには、詳しい時間についての記載はありませんが、払込用紙で支払いをすると、auで確認される時間が早いようです。
日中に支払い | 約30分 |
---|---|
夜間に支払い | 翌朝 |
ソフトバンクの場合
ソフトバンクの場合は、コンビニで支払いをしてから、反映されるまで30分ほどとなっていまし。
クレジットカードやキャリアショップで支払う方法は、30分~2時間ですので反映されるまでの時間が早いことが特徴です。
支払い方法 | 入金受付時間 | 反映されるまでの時間 |
---|---|---|
払込用紙 | 8:00~22:00 | 約30分 |
オンライン決済 | 8:00~22:00 | 約30分 |
携帯電話はいつ止められる?回線停止までの流れ
携帯電話料金の支払いを延滞したとき、利用停止となる場合もあります。
各キャリア会社で延滞をしてから、回線停止となるまでの流れを紹介します。
NTTドコモの場合
NTTドコモの支払期日に遅れたときから、回線停止までの流れは次のようになっています。
- 引き落とし日
毎月月末に引き落とし日が、設定されています。
支払期日より1週間を経過すると、支払い督促のハガキやメールが送られてきます。
- 払込用紙の到着
毎月10日から順次、払込用紙が送付され、払込期限までに支払わないと利用停止となる書面が届きます。
- 回線停止
当初の支払期日より20日前後までに支払いの確認が取れないと、回線停止となってしまいますので気を付けてください。
auの場合
auの支払期日から、支払をしないで回線停止するまでの流れを紹介します。
また回線停止されるのは、土日関係なく行われるので気を付けましょう。
- 引き落とし日
毎月26日又は30日
再振替日は翌月13日~19日
- 払込用紙の到着
支払期日より10日前後に、振込用紙が到着します。
振込用紙には払込期限が記載されていて、その日が最終払込期限となっていますので、支払期限まではコンビニなどで納付してください。
- 回線停止
支払期日からおおよそ15日後が、払込用紙に記載されている最終期限となっていることが多く、この日までに支払いが確認されないと回線が停止されますので注意をしましょう。
ソフトバンクの場合
ソフトバンクで携帯電話料金を延滞してから、回線停止までは下記のようになりますので参考にしてください。
- 引き落とし日
ソフトバンクの引き落とし日は締め日によって異なり、3パターンの日があり、6日、16日、26日となっています。
- 払込用紙の到着
引き落とし日から、1週間後に払込用紙が送付されますので、コンビニなどで支払いをしてください。
- 払込期限
払込用紙に記載されている支払期限は、引き落とし日から2週間前後になっています。
- 回線停止
支払期限日に支払いが確認されないと、回線停止となりますので忘れずに納付をしましょう。
支払いが遅れた場合に払う方法
携帯電話料金の支払いは、金融機関の口座から引き落としをすることが一般的ですが、支払いに遅れたときの支払いはどうすればいいのか見ていきましょう。
コンビニで支払う
引き落とし日に支払えずそのままにしておくと、1~2週間後に払込用紙が送付されます。
引き落とし日から、1週間後に送られてくるケースが多いです。
払込用紙には支払期限が記載されているので、その日までに支払わないと、回線停止となるので気を付けましょう。
また、払込用紙を紛失した場合でも、auやソフトバンクではコンビニで支払うことができます。
NTTドコモの未払分の支払いを、コンビニでするときは払込用紙が必要となるので注意をしてください。
スマホなどからauの未払金額をwebで確認して、QRコードやオンライン決済番号を取得し、コンビニのレジに行くかコンビニ店舗に設置された端末機で支払いする流れです。
キャリアショップで支払う
引き落としされなかった場合や、払込用紙が必要な携帯電話料金を、キャリアショップで支払うことも可能です。
引き落としができないと、メールやハガキで支払い催促のお知らせがあります。
キャリアショップでは払込用紙がなくても支払いができるので、引き落としされなかったと分かった時点で支払いが可能です。
なお、契約者本人以外でもキャリアショップに来店して支払うことは可能ですが、必要な書類が異なるので気を付けましょう。
事前に問合せをしてから、来店をしてください。
クレジットカードで支払う
クレジットカードで支払いをするときは、利用しているキャリア会社のサイトにログインして手続きをすることになります。
ただし、クレジットカード払いにするときに、手数料がかかることもあるので注意しましょう。
ソフトバンクの場合は、1回につき300円の手数料がかかります。
au walletで支払うと、ポイントが付与されるのでお得といえるかも知れません。
NTTドコモでは毎月の支払いを払込用紙としている人が、支払いが遅れたときにクレジットカード払いにすることができます。
携帯電話料金を滞納するとどうなる?
支払期日から何か月経っても支払わないでいると、どうなるのか気になると思います。
後で悔やまないためにも、長期の延滞が与える影響について把握しておくことが大事です。
強制解約される
3か月以上の延滞をすると、キャリア会社から強制解約されます。
支払期日に支払うことが契約で決められているので、1日でも支払日に遅れると契約違反となりさらに長期延滞となれば強制解約となるのです。
強制解約となれば、「延滞利息」「遅延損害金」「解約金」が発生します。
ドコモの場合は延滞利息の利率は年率14.5%で、遅延損害金は年率6%、解約金は10,260円です。
強制解約は約2か月後からとなるため、2万円を60日間の延滞をした場合に、通常の料金に上乗せして支払う金額は次のようになります。
(延滞利息)20,000×0.145÷365×60=476円
(遅延損害金)20,000×0.06÷365×60=197円
解約金の10,260円を合わせると、10,933円かかります。
強制解約された後も支払いを無視し続けると、キャリア会社から裁判所に訴えられます。
これも無視すると口座や家などが差押えとなるので、キャリア会社からの連絡にはしっかりと対応しましょう。
端末代金を滞納すると「ブラック」状態になる
キャリア会社は個人信用情報機関に加盟しているため、端末代金の支払いが遅れると延滞した記録が登録されます。
そして、3か月ほどの延滞となると、長期延滞となり信用情報が異動となります。
異動情報はいわゆるブラックのことです。
なお、端末代金は通信料と一緒に引き落としされるため、月々の支払いが遅れると個人信用情報に記録されることになります。
ブラックになるとできなくなること
ブラックとなると住宅ローンが組めなかったり、クレジットカードが作れなかったりします。
強制解約となると個人信用情報機関に5年間、異動という情報で登録されます。
この異動情報は3つある個人信用情報機関が共有するため、様々なローンなどの審査で照会されたときにバレてしまいますので注意が必要です。
また、これまで利用してきたキャリア会社とは、契約できなくなることも忘れないでください。
滞納したままだと携帯キャリア会社と再契約できない
機種変更など新たに携帯キャリア会社と契約をするときに、未納分があると再度契約することができないことがあります。
未払分を支払ってからでないと、新たに携帯を購入することができないことになります。
まとめ
携帯電話料金をコンビニで支払うと30分ほどで反映され、その後回線停止が解除されます。
コンビニで支払いをする方法は、ドコモは払込用紙のみの扱いですが、auとソフトバンクは払込用紙とオンライン決済が可能です。
ただし、コンビニで支払いをした時間帯によっては、翌日扱いとなるので気を付けましょう。
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