ルネサンスカードの審査落ちた理由は?再申込で気を付けるポイントを紹介
イオンルネサンスカードは株式会社ルネサンスと、イオンクレジットサービス株式会社が提携し発行するクレジットカードです。
スポーツクラブに入会するときに申し込みしないと利用できないカードで、利用するには審査に通らないといけません。
イオンルネサンスカードの審査に通過する、確率をあげるポイントを紹介します。
目次
ルネサンスカードの基本情報を確認しておこう!
ルネサンスカードの特徴を紹介
ルネサンスは全国に展開しているスポーツクラブで、フィットネスやスイミング、ゴルフなどをプログラムが豊富にあります。
スポーツクラブの月会費は基本的に、ルネサンスカードからの引き落としとなります。
そのためルネサンスカードを利用できない人は、入会できないと思う人もいるかもしれませんが、口座引き落としもあるのでスポーツクラブへの入会は可能です。
またルネサンスに入会するときは、イオンカードを既に所持する人も、イオンルネサンスカードの申込みが必要となります。
複数のイオンカードを所持することになります。
管理が面倒な人は、イオンカードを解約するといいでしょう。
店舗によってはジャックスカードも提携しているところがあり、ジャックスカードと同じように利用可能となります。
なおジャックスカード対応店舗は、「アリオ札幌」「北砂」「徳山」です。
ルネサンスカードの7つの特典
ルネサンスカードの特徴は会費が自動引き落としになるだけでなく、様々な特典が付いています。
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イオンカードとしての特典や、WAONのサービスが附帯されているので、イオンを利用することが多い人にはお得なカードと言えます。
基本情報と申込条件を確認
18歳未満は保護者名義のカードとなりますので、子供が入会したいときは保護者がイオンルネサンスカードに申し込むことになります。
ルネサンスに入会するときに必要なものは、以下のものとなりますので準備しておきましょう。
- 入会金3,240円(税込み)
- 会員証発行手数料5,400円(税込み)
- 月会費2か月分
- 口座設定がWEB登録時に完了していない人は、キャッシュカードと通帳が必要
※ただし後日郵送を希望する人は不要
申込からカード受け取りまでの流れを見てみよう
申込方法
18歳未満の人は保護者の名義で申し込むこととなります。
利用したいルネサンスのホームページからWEBで登録します。
WEB以外の申込方法はありませんので注意をしてください。
ルネサンスに入会する前に、WEB登録を済ませる必要があります。
WEB登録ではルネサンスに事前登録と、ルネサンスカードに申し込むことが必要になります。
なお、WEB入会登録は午前2:00~7:00の間はメンテナンスのため、申込することができません。
WEB登録にかかる時間はおよそ20分です。
またルネサンスの店頭で申込することができますが、あらかじめWEB登録を済ませておくと時間が短くて済みます。
カード受け取り方法
一般的なクレジットカードと同じく、受け取りは本人限定受取郵便または、簡易書留で自宅に郵送されてきます。
本人限定受取郵便は本人を確認できる書類を提示してから、カードが交付されます。
そのため、本人確認書類を事前に用意しておきましょう。
◇本人確認書類
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審査で見られることを確認しておこうなお、上記の本人確認書類は申込時に入力した氏名と、住所が同一であるときに認められる書類です。
もし氏名や住所が変更となっているときは、新しい書類を用意するかイオンクレジット株式会社へ連絡してください。
与信審査
審査項目は一般的なクレジットカードと同様に、大きく分けて申込者の基本情報と、勤務先情報、収入、信用情報そして在籍確認です。
申込者の基本情報は氏名や住所、電話番号、生年月日などの基本情報に加え、家族構成、居住形態となっています。
勤務先情報は会社名や所在地、電話番号、雇用形態、入社日です。
そして収入と信用情報を確認され、最後に在籍確認が終了すると総合的に判断されます。
在籍確認
在籍確認はクレジットカードの審査では重要な項目です。
在籍確認を取ることで、申込者が申込時に申告した内容が正しいかどうか分かります。
もし申告した内容に間違いがあったときは、虚偽申告となり不備が分かった時点で審査が終了してしまいます。
つまり最後まで審査が行われないため、審査に通過できないということです。
また在籍確認によって勤務している事実を確認されることで、収入があり返済能力があると判断されます。
在籍確認は返済能力を裏付けるための、最終的な確認と言えるでしょう。
個人信用情報
個人信用情報機関は3つあり、以下のところとなっています。
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
- 日本信用情報機構(JICC)
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
上記の3つの個人信用情報機関は、加盟している会社がそれぞれ異なります。
株式会社CICと日本信用情報機構は、主にクレジットカードなどの信販会社と消費者金融、そして一部の銀行が加盟しています。
そして全国銀行個人信用情報センターは、銀行と信用金庫、信用組合などが加盟しています。
加盟している会社からの個人に貸付けした情報を保管されています。
総量規制
クレジットカードにはショッピング枠と、キャッシング枠があります。
このショッピング枠は総量規制という法律が対象となるため、利用限度額について注意する必要があります。
総量規制とは2010年に始まった貸金業者を対象とした法律で、利用者の借り過ぎを防ぐために設けられました。
貸金業者は利用者の年収に対して3分の1以上を貸付けしてはいけません。
例えば年収が300万円とすると、総量規制の対象となっている金融機関であれば、借り入れられるのは100万円までです。
また年収の3分の1というものは借入総額のことを言い、複数の借入先から借りているときには合計金額が100万円までとなります。
つまりルネサンスだけで借りようとする人は、100万円が上限となり、他社で50万円の借り入りがある人は、ルネサンスの上限は50万円となります。
審査に落ちる原因は?原因をしっかり把握することが大切
過去に金融事故を起こしたことがある
過去に金融事故を起こしたことがある人は審査に通ることができません。
金融事故とは「長期延滞」「債務整理」「代位弁済」「強制解約」があります。
◇長期延滞
61日以上の支払を滞納したことを言います。
◇債務整理
借入元金や利息を減額したり、免除してもらったりする方法です。
裁判所に申立てを行ったり弁護士に依頼したりすることが一般的です。
◇代位弁済
保証会社後が代わりに借金を支払ってくれることで、代位弁済後は保証会社に返済をすることになります。
◇強制解約
借入先から契約を解除されることです。
契約解除をされると同時に、借入残高を一括返済するように請求されることもあります。
支払を遅延したことがある
金融事故とまではいかなくても、支払期日に遅れると遅延扱いとなります。
支払期日に返済しないということは、契約違反となるため信用情報に傷が付いてしまいます。
1年に1回ほどであればうっかりしていたため支払に遅れたと見られ、新たな借入の審査では大きな問題とはならないでしょう。
しかし2~3回と遅れるようであれば、返済できないほど生活に困っていると判断される可能性があり審査では不利となります。
虚偽申告をした
申込時の申告内容に不備があったときは、虚偽申告となってしまいます。
虚偽申告が審査に落ちる理由としては、審査に落ちるのが怖くて自分をよく見せようと勤務先や年収、年齢などをする人がいるからで。
そのような行為は金融機関として信用ができません。
したがって審査に落ちる理由のひとつとなっているのです。
またうっかり間違えて入力したときも、申込内容に不備があることで虚偽申告の扱いとなる可能性がありますので気を付けましょう。
個人信用情報がない
個人信用情報機関に信用情報がないという人がいます。
なぜ信用情報がないかと言うと、これまでクレジットカードや、ローンを利用したことがないため個人信用情報に登録されたことがないからです。
いわゆる現金主義の人に多く見られることですが、信用情報に取引実績がないとどのような人物か金融機関で把握することができません。
クレジットカードは信用がとても大事なので、申込者の過去の取引実績を見ることができないと審査に落ちてしまいます。
それからもうひとつ、信用情報がないという人がいます。
それは個人信用情報機関から信用情報が消えた人です。
金融事故を起こして「異動」となった場合が該当します。
一般的にホワイトと呼ばれますが、過去に金融事故を起こした人は信用が落ちていますので、審査落ちすることがあります。
金融事故を起こしたことがある人をホワイトと言い、現金主義の人のことをスーパーホワイトと言います。
このふたつを信用情報から区別することは難しいため、信用情報がないという人は審査で不利になります。
他社での借入が多い
他社で借り入れをしている人は、借入件数と借入総額をしっかり把握することが大切です。
総量規制の関係もありキャッシング枠を付けていると、他社の借入額が大きいとルネサンスカードの限度額が設けられないことも考えられます。
また借入件数が多いと、返済能力が低いと思われます。
同じ年収で同じ借入金額があるときに、借入件数が少ない人は信用度も返済能力も大きいと言えます。
なお、キャッシング枠を付けなければ、総量規制は関係がなくなります。
在籍確認が取れなかった
在籍確認が取れないと審査落ちの原因のひとつになります。
審査項目の最後に行われる在籍確認は、虚偽の申告をしていないか見極めるためと、返済能力があることを裏付けるためのものとなっています。
したがってこの在籍確認が取れないと、虚偽の申告と返済能力を裏付けるものがないため、審査に落ちたり利用限度額を少なく設定されたりすることがあります。
審査に落ちたときの対応はどうすればいい?
信用度をあげる
もし審査に落ちてしまったときは、信用と返済能力をあげることに努めましょう。
信用をあげる方法のひとつとして、現在抱えている借入を支払期日までにしっかり返済することです。
支払期日にしっかりと返済することで信用情報に傷がなくなります。
また支払期日に遅れるときは、必ず借入先に連絡してください。
連絡しないで遅れる人と、連絡がある人とでは印象も変わります。
また連絡があることにより、支払う意思があり支払日を金融機関が確認できるので安心されます。
収入を安定させよう
収入を安定させ返済能力をあげることは、今後の借入で有利となります。
収入を安定させるということは、継続した収入を得るということになり、勤続年数が浅い人はなるべく転職することをせず勤続年数1年以上となるように心がけましょう。
所持しているカードを見直そう
自分が所持するカードをしっかり確認しましょう。
もし使用していないカードがあり、使う予定がないときは思い切って契約解除をおすすめします。
また借入れしたものを完済したときは、解除ではなく支払終了となります。
まだ完済しても契約中であるため、いつでも借入れをすることができる状態です。
さらに使用しているカードのキャッシング枠にも気を付けたいところです。
キャッシング枠が大きいと、借入可能額も大きいため審査で不利となってしまいます。
なるべく使う予定がないカードは解約したり、限度額を変更したりするようにしてください。
再申込みするときの注意点を見てみよう
再申込するときのタイミングに気を付けよう!
一度審査に落ちても、再びルネサンスカードに申し込むことができます。
ただし再申込みをするときは、申込みのタイミングがとても重要となります。
個人信用情報機関に登録される期間を確認して、信用情報に問題がないときに再申込をするといいでしょう。
申込情報の保管期間をまとめてみましたので、参考にしてください。
申込情報 | 申込日から6か月 |
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契約情報 | 契約解除から5年 |
金融事故情報 |
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キャッシング枠を低く設定しよう
キャッシング枠を低く設定することで、借入を余りしないまたはする意思がないことを表すことができます。
そのため金銭管理をしっかりとしていると見られます。
そこで、イオンルネサンスカードのキャッシング枠を低めに設定して申し込むといいでしょう。
まとめ
イオンルネサンスカードを利用するには、全国にあるスポーツクラブのルネサンスに入会することが条件です。
また入会審査では個人信用情報を確認されるため、これまで金融トラブルがあった人は注意が必要です。
しかし信用情報は一定の期間で登録されているため、登録期間が過ぎたら個人信用情報の内容が変わることを覚えておいてください。
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