西日本シティ銀行のおまとめローン【審査通るには】
複数の債務の返済に追われて、毎日がにっちもさっちも行かないというような生活を送っている人の場合、それらの債務をおまとめローンを利用して一本化することで、生活状況が改善されるかもしれません。
しかし、おまとめローンはいろいろな金融機関で取り扱われているので、どこのおまとめローンを利用すればいいか分からないという人もいるでしょう。
そこで今回は、西日本シティ銀行のおまとめローンについて、説明を行っていきたいと思います。
なおこちらは、西日本シティ銀行のおまとめローンで借り換えを検討している方への情報です。
- 執筆者の情報
- 名前:馬沢結愛(30歳)
職歴:平成18年4月より信用金庫勤務
西日本シティ銀行おまとめローンの特徴と種類
おまとめローンは、複数の借り入れを一本にまとめることで、毎月の返済額や利息負担額を軽減し、有利に返済していくことができるローンです。
また、これまで毎月異なる返済日であったものが、1つになりますので、返済の管理もしやすくなります。
西日本シティ銀行では、無担保型と不動産担保型の2種類のローンを取り扱っているので、まずはそれぞれのローンの特徴について、説明していきましょう。
NCBおまとめローン(無担保型)
NCBおまとめローン(無担保型)の申し込み条件と借り入れ条件は以下のようになっております。
申し込み対象者 |
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資金使途 | 現在利用中のローン等の返済資金 |
申し込み金額 | 10万円以上500万円以内 (1万円単位) ※パート・アルバイト・専業主婦の方は50万円が限度 |
借り入れ利率 | 固定金利 年4.5%~15.0% |
返済期間 | 6ヶ月以上15年以内 (1ヶ月単位) |
保証会社 | 九州カード株式会社、九州総合信用株式会社、株式会社オリエントコーポレーションのいずれか |
担保・保証人 | 原則不要 |
返済方法 | 元利均等毎月返済 (ボーナス返済併用可) |
返済日 | 原則、給与支給日またはその翌日 ※給与支給日が27日~月末までの方は1日 |
最大で500万円までの借り入れが可能なので、おまとめローンとしては十分なスペックを持っていると言えるでしょう。
ただ、銀行が取り扱っているおまとめローンにしては、上限金利が少々高めの設定になっているので、おまとめローンを利用することで返済がラクになるかどうかは、しっかりシミュレーションすべきでしょう。
NCBおまとめローン(不動産担保型)
NCBおまとめローン(不動産担保型)の申し込み基準や借り入れ条件は以下のようになっております。
申し込み対象者 |
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資金使途 | 現在利用中のローン等の返済資金 |
申し込み金額 | 200万円以上1,500万円以内 (1万円単位) |
借り入れ利率 | 年6.8%~14.5% |
返済期間 | 5年以上20年以内 (1ヶ月単位) |
保証会社 | 九州総合信用株式会社 |
担保 | 土地・建物に対して、保証会社が抵当権を設定 |
保証人 | 原則不要 ※担保物件に持ち分がある方、収入合算をされる方は連帯保証人となる必要があります |
保険 |
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返済方法 | 元利均等毎月返済(ボーナス返済併用可) |
返済日 | 原則、給与支給日または翌日 ※給与支給日が27日~月末までの方は1日 |
不動産を担保にすることで、1,500万円というまとまった金額の借り入れを可能にしています。
無担保のおまとめローンが多い中で、これだけの金額を借り入れられる可能性があるおまとめローンは珍しく、唯一無二の存在と言えるでしょう。
おまとめローンの審査基準について
ではここからは、NCBおまとめローンの審査についてより詳しく説明していきましょう。
審査スピードは?
おまとめローンの借り入れ先として人気の高い消費者金融では、審査スピードもサービスの一環としていますので、おまとめローンでも即日融資が可能となっています。
しかし、通常おまとめローンの審査は、他のローンの利用状況なども詳しく確認しなくてはなりませんので、どうしても審査に時間がかかってしまいます。
では、NCBおまとめローンは、申し込みをしてから審査の結果が出るまでに、どれだけの期間が必要になるのでしょうか。
結論から先に言いますと、西日本シティ銀行では、審査結果が出るまでの期間を公表しておりません。
ですので、申し込みをすると、実際にはどれだけの期間がかかるのかということはわかりません。
他の銀行では、申し込みをした翌営業日~1週間で審査結果の連絡が来ますので、無担保型に申し込みをすると、1週間程度で結果が分かると思われます。
しかし、不動産担保型の場合には、担保とする物件の調査や担保評価もしますので、2週間~4週間しなければ審査結果はわかりません。
確実に言えることは、即日融資には対応していないということですので、申し込みは早めにしておくことをおすすめします。
保証会社の審査がある
また、NCBおまとめローンは銀行が取り扱うローンなので、保証会社の審査を受けなければなりません。
NCBおまとめローンの保証会社は、無担保型の場合は九州カード株式会社、九州総合信用株式会社、株式会社オリエントコーポレーションのいずれか、不動産担保型の場合は九州総合信用株式会社が務めます。
九州カード株式会社はクレジットカード会社、九州総合信用株式会社は保証業務、株式会社オリエントコーポレーションはオートローンやショッピングクレジット、クレジットカード事業などを主に行っている会社なので、いずれが保証会社になる場合でも、審査は決して甘くはありません。
銀行が取り扱うローンということで、審査が甘いと考えている人はあまりいないとは思いますが、保証会社の件も踏まえて、審査は厳しめに行われる可能性が高いということを、今一度確認しておきましょう。
おまとめローンの申し込み方法
西日本シティ銀行のおまとめローン(無担保型)に申し込む場合には、
- パソコン
- スマホ
- 電話
- 店頭窓口
の4つの方法から、自分の都合に合わせて手続きできます。
パソコンやスマホからの申し込みは、西日本シティ銀行のホームページで、24時間いつでも行えます。
電話で申し込む場合には、専用ダイヤルに電話することで手続きできますが、受付は平日9:00~20:00まで、土・日は10:00~17:00までとなっていますので、この時間帯に電話するようにしましょう。
店頭窓口で申し込む場合、基本的には銀行が営業している平日の9:00~15:00までしか手続きできませんが、西日本シティ銀行では、土日も営業しているローンプラザを設置しています。
土日も営業しているローンプラザは、福岡県などに17店舗ありますので、担当者と相談しながら申し込みしたいという場合には、最寄りのローンプラザへ行くことをおすすめします。
なお、不動産担保型を申し込みする場合には、店頭窓口でしか申し込みできませんので、本支店またはローンプラザで手続きするようにしましょう。
申し込み対象者
NCBおまとめローンを利用できるのは、もちろん複数の債務の一本化を検討している人です。
先ほど、無担保ローン・不動産担保ローンで、それぞれの申し込み対象者に関しては説明しましたが、確認のためにもう一度まとめておきましょう。
無担保ローンを利用できるのは、以下の条件を満たしている人です。
- 申し込み時年齢満20歳以上満75歳未満で、完済時満80歳以下の方
※個人事業主の方は、税金の滞納や延滞がないことが条件 - 取扱店の近くに居住または勤めている方
※現住所が営業エリア内であることが条件(東京都内、大阪府内の店舗では取り扱い不可) - 現住所に1年以上居住の方
※転勤・結婚・住宅購入等の理由で転居した場合は、1年未満でも申し込み可能 - 保証会社の保証が受けられる方
続いて、不動産担保ローンを利用できるのは、以下の条件を満たしている人です。
- 申し込み時年齢満20歳以上75歳未満、完済時満80歳以下の方
※個人事業主の方は、税金の滞納や延滞がないことが条件 - 取扱店の近くに居住または勤めている方
※現住所が営業エリア内であることが条件(東京都内、大阪府内の店舗では取り扱い不可) - 団体信用生命保険に加入できる方
※やむを得ない理由で加入できない場合、または満71歳以上の方は、加入なしでの取り扱いも可能 - 保証会社の保証が受けられる方
それぞれいくつかの条件が設けられているので、自身が利用条件を満たしているかどうかをきちんと確認したうえで、申し込むようにしましょう。
申し込みの流れ
おまとめローンの申し込みを行ってから、契約するまでの流れを簡単に解説していきます。
- 申し込み
- 審査結果の連絡
- 契約手続き
- 契約、実行(融資金の入金)
おまとめローンを所定の方法で申し込むと、本人確認と申し込み内容の確認のため、勤務先または自宅に電話が来ます。
その後、審査となり、通った場合には、店頭窓口で契約手続きを行い、実行されます。
流れとしては非常に簡単ですので、申し込み後は、担当者の指示に従って手続きするようにしましょう。
申し込みに必要な書類
おまとめローンを申し込むためには、以下のような書類が必要となります。
- 運転免許証
- 写真付住民基本台帳カードまたは個人番号カード
- 通帳、銀行印
- 収入確認書類(源泉徴収票、所得証明書等)
※申し込み金額50万円以内の場合は不要(無担保型のみ) - 借り換えするローンの返済予定表
また、不動産担保型を申し込む場合には、上記の書類に加えて、以下の書類も必要になります。
- 担保物件の確認資料(土地・建物の登記事項証明書、公図、建物平面図)
- 住民票
- 火災保険証書
おまとめローンの審査に落ちないために
西日本シティ銀行のおまとめローンは、確かに審査に通りやすいのですが、絶対に通るというわけではありません。
また、絶対に審査に通る方法というものもありません。
しかし、審査に通りやすくするための方法というものはありますので、その方法を紹介していきます。
審査に通りやすくする方法には、以下のようなものがあります。
- 申し込みの内容を正確に記入する
- 他のローンを延滞なく返済する
では、これらについて、詳しく解説していきます。
申し込みの内容を正確に記入する
申込書に記入する内容は、基本的に申込者の申告となります。
多くの人は、記入する内容を申し込み時点における状況をありのまま申告しています。
しかし中には、審査に通りやすくしようとして嘘の内容を申告する人もいます。
特に、年収や勤務先・勤続年数を嘘の内容で記入する人が多いですが、保証会社はこれまで審査をしてきた経験や勤務先の業種、勤続年数から、ある程度の年収を把握しています。
また、個人信用情報機関には、勤務先の情報も登録されていますので、審査の過程で勤務先を偽っていることはすぐに分かってしまいます。
西日本シティ銀行のホームページでは、「申し込み書の記載内容に相違がある場合、またその他相当の事由がある場合は、ローン取引をお断りさせていただくことがあります」と公表しています。
申込書に嘘の内容を記入することは、それだけ信用を失う行為ですので、必ず正確な内容を記入するようにしましょう。
他のローンは延滞なく返済する
おまとめローンを申し込みした時点において他のローンで延滞がある場合には、審査に通ることはありません。
また、他のローンで過去に延滞をしているという場合にも、審査に悪影響が出てしまいます。
特に、申し込みの直近6ヶ月以内の延滞は、審査をかなり不利にしてしまいますので、ローンを借りるうえでの基本的なことである、延滞をしないということをしっかり意識しておきましょう。
もし申し込み時点で延滞がある、または直近6ヶ月以内に延滞をしたという場合には、最後に延滞をしてから6ヶ月以上経過するまでは申し込みを控えることが望ましいです。
ただし、個人信用情報機関には、およそ2年間延滞の情報が登録されますので、いくら延滞から6ヶ月以上経っていたとしても審査に影響は出てしまいます。
おまとめローンの審査に通っても気を引き締めよう
無事おまとめローンの審査に通過すれば、多くの人がホッとすることでしょう。
しかし、おまとめローンを利用すること自体が「目的」になってはいけません。
おまとめローンの利用は、「返済を楽にする」「返済を計画的に行っていく」という目的のための「手段」だったはずですので、それを忘れないようにしましょう。
おまとめローンの審査に通った場合に意識したいこととしては、以下のようなことが挙げられます。
- 返済計画をしっかりと立てる
- 新規にカードローンに申し込まない
では、これらについて、以下で説明していきましょう。
返済計画をしっかりと立てる
おまとめローンを利用する場合、しっかりとした返済計画を立てることは必須です。
そのため、審査に通った後に意識するというよりは、申し込み時点で意識していたことを審査通過をきっかけにあらためて意識しなおすということになるでしょう。
特に、西日本シティ銀行のおまとめローンのように金利が高い場合、返済期間を長くし過ぎてしまうと、まとめる前よりも総返済額が多くなってしまいます。
こうしたことは保証会社でもよく見ており、毎月の返済額の軽減だけを考えてしっかりとした返済計画を立てていないと判断されると、審査落ちになってしまう可能性があります。
おまとめローンは特に返済計画が大事なローンですので、単に毎月の負担を軽くしたいという考えで安易な返済期間の設定を行わないようにしましょう。
新規にカードローンに申し込まない
おまとめローンの審査に通過して、返済に余裕ができたと気が緩んでしまうと、「じゃあ少しぐらい新たに借り入れても大丈夫か…」なんて考えてしまうかもしれません。
しかし、だからと言って新たにカードローンに申し込んで借り入れを行おうなんてことは、決して考えてはいけません。
おまとめローンの利用を検討するぐらいですから、いわゆる「借り癖」が身に付いてしまっている可能性が高いはずです。
そんな人がおまとめローンを利用できたからといって、新たにカードローンの契約をしようものなら、またなし崩し的に借金が膨らんでいってしまうことは目に見えています。
また、おまとめローンを利用しているということは、すでに多額の借金を抱えているということなので、そもそも新規のカードローンの申し込みは審査落ちになる可能性が高いです。
カードローンに申し込んで審査落ちになってしまうと、信用情報の状態が悪化してしまうだけなので、新規のカードローンの申し込みは控えておきましょう。
おまとめローンのメリットとデメリット
ここまで、おまとめローンを利用する前提で話を進めてきていますが、そもそも借金を抱えている人がおまとめローンを利用することは、無条件で「いいこと」なのでしょうか。
あらためて、おまとめローンのメリットとデメリットについて、考えていきましょう。
おまとめローンのメリット
おまとめローンのメリットとしてまず考えられるのは、何と言っても適用金利が低くなり、毎月の返済負担が引き下げられることでしょう。
ローンというものは総じて、借り入れ金額が大きくなればなるほど、適用金利が低くなっていく傾向にあります。
そのため、借り入れ金額自体が同じだとしても、それを複数のところで分散して借り入れるよりは、1つのところでまとめて借り入れるほうが、適用金利が低くなる可能性が高いのです。
その結果、毎月の返済額や総返済額が少なくなって、楽に返済を行えるようになるんですね。
また、返済日を1日にまとめられるというのも、メリットと考えられます。
複数のローンを利用していると、返済日もそれぞれに対応して複数あることになりますが、そのような状態だと、いずれかのローンの返済をついうっかり忘れてしまうということも起きやすいです。
しかし、おまとめローンを利用して借金を一本化することで、返済日も1つになり「ついうっかり」返済を忘れてしまう可能性も限りなく低くなるでしょう。
返済を遅延してしまって信用情報の状態が悪化してしまったり、遅延損害金を払ったりしなければならないのはできれば避けたいところですからね。
おまとめローンのデメリット
一方、おまとめローンのデメリットとして考えられるのは、おまとめローンを利用した結果、返済がより長期化してしまう可能性もあるということです。
抱える借金の総額が変わらないのに、毎月の返済額が少なくなるということは、その分返済期間が長引くということにつながってきますよね。
返済期間が長引くとその分金利の影響を受ける期間も長引くので、結果としておまとめローン利用前より返済総額が増えてしまう可能性すらあります。
「毎月の返済負担を減らすこと」を目標としておまとめローンを利用するのであれば、そういったことも織り込んで考えなければなりません。
また、おまとめローンを利用できたということで気が緩んでしまうような場合も、人によっては危険です。
今までは、返済負担を何とかしのぎ切るために気を張って返済を継続していたという場合、おまとめローンが利用できたことによって緊張の糸が切れてしまい、返済に対する気持ちも切れてしまう可能性があるからです。
こういったメリット・デメリットがあることを十分把握したうえで、おまとめローンを利用すべきかどうかよく検討する必要があります。
おまとめローンを選ぶ際の注意点
では、複数のおまとめローンを検討する場合、どのような点に注意しておまとめローンを選べばいいかについて、考えていきましょう。
支払う利息の金額が増えること
1つは、支払う利息の金額が増える可能性がある点も考慮に入れるということです。
うまく利用できれば、毎月の返済額も減らしつつ支払う利息も減らすというような利用法も可能なのですが、よほど条件がかみ合わない限り、全方向に対してプラスとなるような形にはなりません。
ここで重要なことは、「毎月の返済額を減らすと支払わなければならない利息が増える可能性がある」ということをきちんと認識したうえで、おまとめローンを利用することです。
そうすれば、利息の増え幅がもっとも少ないようなおまとめローンを選ぶことで、結果として最適なおまとめローン選びができますよね。
返済が長期間になること
そしてもう1つは、おまとめローン利用前より返済が長期間になる(可能性が高い)ことをしっかり意識しておくということです。
返済期間が長引くと、返済に対するモチベーションというのは徐々に下がっていってしまうものです。
「毎月の返済額」と「返済期間の長さ」は、返済を継続していくうえで重要な要素ですが、これら2つの要素は基本的にトレードオフの関係にあります。
おまとめローンを選ぶ際には、これら2つの要素が共に自分の納得いく範囲におさまるようなローンを選ぶことが重要です。
審査不要などの怪しい金融業者に気をつけよう
複数の借金を抱えている場合には、どうしても心が弱ってしまい、ついつい楽な方向に流されてしまいがちです。
そんなときには「審査不要で融資します!」というような、怪しい金融業者の謳い文句や広告に吸い寄せられていってしまう可能性がありますが、冷静に判断しなければなりません。
真っ当に事業を行っている業者で、審査不要で融資を行っているようなところは1つもないからです。
そういった謳い文句を掲げている業者は、違法な融資業者、いわゆる闇金である可能性が非常に高いのです。
いくら返済が苦しいからと言って、闇金からお金を借りてしまったら一巻の終わりです。
残りの人生が、闇金への返済を行うだけのものに変わってしまいますよ。
西日本シティ銀行おまとめローンの口コミ
西日本シティ銀行のおまとめローンを利用するべきかどうかを判断する際には、西日本シティ銀行のおまとめローンをすでに利用した人の口コミが参考になります。
自分と同じような気持ち・悩みを抱えたうえで、西日本シティ銀行のおまとめローンを利用するという結論にたどり着いたはずの人の意見ですからね。
しかし残念ながらX(旧Twitter)上では、西日本シティ銀行のおまとめローンに対する口コミは発見できませんでした。
ただ、西日本シティ銀行全体に対する口コミとしては、以下のようなツイートが見られました。
西日本シティ銀行、30年前から質実剛健で対応が良いと評判だったけど、今も変わらない対応に清々しい気持になった。
— 彩 (@amaou680) 2016年03月27日
西日本シティ銀行 西新中央支店なう。今朝の窓口のお姉さん、対応が的確だし、親切丁寧が尋常ではない。どこかの支店長の娘さんなのかあ…とか思いながら手続き待ち中。育ちの良さを感じるなあ #nishijin #西新
— @フジ (@Fujimoto_) 2012年05月24日
顧客に対する対応の評判は、総じて高いようですね。
実際にローンを利用するのであれば、行員の方やオペレーターの方とやり取りをする機会も多くなるはずです。
その場合に、気持ちのいい対応をしてもらえるかどうかは重要なことですから、そういった観点では、西日本シティ銀行のおまとめローンはぜひ利用してみたくなりますね。
西日本シティ銀行のおまとめローンの総量規制について
ローンを利用する際には、総量規制のことを気にする人も多いのではないでしょうか。
ここでは、西日本シティ銀行のおまとめローンと総量規制の関係について、説明していきましょう。
総量規制とは
そもそも総量規制とは、貸金業法の中で制定されている規制で、「貸金業者が申込者に対して融資できる金額は、申し込み者の年収の3分の1までである」という内容になっています。
そのため貸金業者である消費者金融では、申込者の年収によって融資できる金額に1つの壁ができてしまっているのです。
年収0円である専業主婦が消費者金融を利用できないのは、主にこの総量規制が原因です。
西日本シティ銀行は総量規制の対象外になっている
総量規制を考えるうえで重要なことは、総量規制が「貸金業法」の中で制定されている規制だということです。
貸金業法は、貸金業者を縛るための法律であり、銀行は貸金業者ではありません。
つまり西日本シティ銀行では、総量規制に影響されない融資を行えるので、西日本シティ銀行のおまとめローンを利用する場合でも、総量規制のことを心配する必要はありません。
ただし、申込者自身の属性や信用情報といった総量規制とは関係ない要素が原因で、希望している金額の融資が受けられない可能性があることには注意しておきましょう。
豆知識①:金利は審査で決まる
西日本シティ銀行の無担保型のおまとめローンの金利は年4.5%~15.0%となっていますが、実際に適用される金利は審査によって決まるので、どのような金利となるかは、申し込みしてみないと分かりません。
不動産担保型の場合も無担保型と同じように、審査で金利が決まりますが、適用される金利は以下の4つのいずれかとなります。
- 変動金利 年6.8%
- 変動金利 年9.0%
- 固定金利 年12.0%
- 固定金利 年14.5%
このように、決定される金利によって、変動と固定という金利の仕組みも変わってきます。
金利が決定される要素としては、年収や他のローンの利用状況などの「信用」が最も重要であり、不動産担保型の場合は担保物件の担保評価額なども関係してきます。
つまり、信用情報などを総合的に判断して決定されますので、返済されないリスクが低いほど金利は低くなります。
反対に、返済されないリスクが高くなるほど金利は高くなります。
豆知識②:金利がいくらなのかで審査の通りやすさがわかる
審査の通りやすさはローン選びにおいて重要なポイントですが、西日本シティ銀行のおまとめローンは、審査に通りやすいローンなのでしょうか。
結論から先に言いますと、西日本シティ銀行のおまとめローンの審査は通りやすいと予想されます。
その理由は、金利が高めに設定されているからです。
金利というのは、「銀行の収益となる部分」「銀行がリスクに備える部分」「保証会社へ支払う保証料」の合計で設定されます。
このうち、金利の高低に大きく影響するのが「保証料」の部分であり、保証料が高くなるほど金利が高くなります。
保証料が高くなると、保証会社は多くのリスクに備えることができます。
ですので、多少リスクが高いと判断したとしても、保証してくれる可能性が高くなります。
無担保型の上限金利は年15.0%、不動産担保型の上限金利は年14.5%というように金利は高いですので、それだけ審査は通りやすくなっています。
豆知識③:他のおまとめローンと金利を比較しよう
では、西日本シティ銀行のおまとめローンと、他のおまとめローンの金利を比較してみましょう。
比較は、銀行のおまとめローンで有名な東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」と、大手消費者金融3社のもので行っていきます。
NCBおまとめローン (無担保型) | 年4.5%~15.0% |
---|---|
NCBおまとめローン (不動産担保型) | 年6.8%~14.5% |
スターワン乗り換えローン | 年12.5% |
プロミス | 年6.3%~17.8% |
アイフル | 年3.0%~17.5% |
NCBおまとめローンはスターワン乗り換えローンよりも金利が高いですが、その分審査には通りやすいと言えそうです。
審査の早いおまとめローンは?
では最後に、西日本シティ銀行のおまとめローンよりも「審査スピードが早いおまとめローン」はないのか等、この銀行以外のおまとめローンをご紹介しておきたいと思います。
おまとめローンは銀行や消費者金融そして信販会社なども取り扱っていますが、やはり即日融資を希望する方は、消費者金融を利用される事をおすすめします。
プロミスやアイフルはおまとめローンを取り扱っており、各々店舗やサービスセンターなどに出向くと、即日審査にも対応してもらえます。
※審査結果では、即日審査や即日借り入れができない可能性もあります。
まとめ
西日本シティ銀行のおまとめローンは、審査が通りやすいというメリットがありますが、金利が高い分、返済期間の設定次第では総返済額がまとめる前よりも多くなる可能性があります。
総返済額が多くなると、審査に悪影響が出て負担も多くなってしまいます。
返済計画はしっかりと立てなくてはなりませんので、シミュレーションをしておまとめローン利用前後で返済状況がどのように変化するかを確認してから申し込むことをおすすめします。
タグ:借金・お金の悩み
※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。