楽天カード審査は甘い?ブラックでも通る?
今や、クレジットカードを持っていないという人は少ないでしょう。
中でも楽天カードの人気は高いですが、その理由はポイントなどのサービス内容はもとより、カード審査に通過している人が多いためと言われています。
「楽天カードの審査はブラックでも通る」といったような口コミも見られますが、それは真実なのか解説していきます。
この記事はこんなひとにおすすめ
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- 楽天カードへの申し込みを検討している人
- ブラックでも楽天カードに申し込めるか知りたい人
目次
楽天銀行スーパーローンは魅力満載
楽天銀行スーパーローンは、楽天銀行が提供するカードローンです。
一方、楽天カードは、楽天カード株式会社が提供するクレジットカードです。
まずは、楽天銀行スーパーローンから、本当に審査が甘いのか探っていきましょう。
楽天銀行スーパーローンでは、つい申し込みたくなるような、以下のような特典が揃っています。
- 入会&利用すると楽天スーパーポイントが最大で31,000ポイントもらえる
- 金利は年1.9%〜14.5%
- スマホで申し込みが完了できる
- コンビニATM手数料が0円
- パートやアルバイトでも申し込みができる
楽天グループならではのポイント還元が魅力
コンビニ手数料が無料であることやパートやアルバイトでも申し込みができることは、他の銀行カードローンと比べても、特別お得な条件とは言えないかもしれませんね。
しかし、ネット銀行にしては金利が安いことやスマホで申し込みが完結すること、なんといっても楽天市場などで利用できる楽天スーパーポイントがたくさんもらえることは、他の銀行カードローンにはない魅力です。
これだけ特典が揃っているならば、他の銀行カードローンや消費者金融カードローンよりも楽天銀行スーパーローンを利用したいと思うも多いのではないでしょうか。
楽天カードも審査なしでは作れない
クレジットカードの審査はカードローンよりも厳しくなることがあり、最低年収が定められていたり、パートやアルバイトでは審査に通らなかったりすることが普通です。
年収が高くなくても、信用情報があまり良好とは言えなくても、それでもクレジットカードが欲しいと願っている人も多いのではないでしょうか。
インターネットで「審査なし クレジットカード」や「ブラックでも作れる クレジットカード」と検索すると、楽天カードを勧める記事が比較的多くヒットします。
しかし、当然のことながら、楽天カードは審査なしでは作れませんし、ブラック状態で審査に通ることもありません。
法律でクレジットカード発行時には審査が義務付けられている
楽天カードはクレジットカードです。
クレジットカードである以上は、割賦販売法や貸金業法など法律遵守をしなければならなりません。
そのため、楽天カードに申し込むと必ず審査があります。
当然ながら、審査基準に達しない場合は審査に落とされますので、信憑性のない噂や評判を信用しないようにしてくださいね。
楽天銀行スーパーローンには保証会社がある
先程も触れましたが、楽天銀行スーパーローンには保証会社があります。
保証会社は、カードローンの審査と楽天銀行スーパーローンの債権を保全することの2つの役割を果たします。
楽天銀行スーパーローンの審査を難しくしているのは、保証会社が存在しているからに他なりません。
保証会社は、手数料を受け取ることで銀行と保証委託契約を結んでいますが、審査基準を甘くしてしまうと、カードローン会員が借金に行き詰まる度に、銀行に代位弁済(代わりに返済すること)しなくてはならなくなり、わずかな手数料では割に合わないことになるのです。
ブラック状態の人への対応も同様です。
あまりにも審査を甘くしてしまうと、借金立て替え払いばかり増えてしまい、保証会社として営業が成り立たなくなります。
楽天銀行スーパーローンの保証会社は楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社社ですが、いずれの審査も決して甘いとは言えないのです。
クレジットカードでキャッシングの機能もついてる
カードを探しています。楽天銀行のカードは審査が甘いとききますが本当でしょうか?
出典:ヤフー知恵袋
キャッシング付きのクレジットカードは、楽天銀行株式会社のカードではなく、楽天カード株式会社のカードです。
それはさておき、楽天銀行スーパーローンは特別審査が甘いというわけではありません。
「審査は簡単だろう」と甘く見ていると、痛い目を見るかもしれませんよ。
楽天銀行スーパーローンは顧客獲得の手段
銀行の多岐にわたる業務の中でも、個人向け貸付となるカードローン事業は収益性が高く、銀行側でも特に注力したい業務の1つです。
しかも、楽天銀行では、楽天銀行単体の利益だけを追求しているのではありません。
楽天スーパーカードローンの顧客を集めることで楽天銀行口座数を増やし、申込者や利用者に楽天スーパーポイントを付与することで楽天市場の売り上げを伸ばすなどのシナジー効果も発揮し、楽天ならではの要所要所を押さえた経営戦略を張り巡らせているのです。
また、楽天グループでは、ネット通販を中心として事業展開をしている楽天市場、株式取引やFX取引を行う楽天証券、クレジットカードを発行する楽天カードなどの各企業を擁しており、まさにどこからでも収益をあげる体制を構築しています。
利益追求のためなら定石ではない行為もやぶさかではない楽天銀行。
ネット上の評判や口コミで楽天スーパーカードローンは審査に通りやすいと言われているのも、あながち嘘ではないような気もしますね。
楽天銀行スーパーローンは途中で使えなくなることも!
楽天銀行スーパーローンの審査に通ったら、いつまでも楽天銀行スーパーローンを利用できるというわけではありません。
利用中に突然、楽天スーパーローンが使えなくなってしまうこともあるのです。
契約期間中に行われる「途上与信」とは
楽天銀行スーパーローンに申し込んだときには審査が実施されますが、利用中も、契約者に対して定期的に審査が実施されます。
このように、利用中に実施される審査を、「途上与信」と呼びます。
途上与信では、最初に申し込んだときのように、利用者側から何らかの手続きをする必要はありません。
銀行側が自主的に個人信用情報機関に問い合わせて信用情報をチェックしたり、利用者に収入証明書類の再提出を促して収入状況をチェックしたりするのです。
途上与信審査実施後に新規借入ができなくなってしまう
途上与信の結果によっては、新たな借り入れができなくなってしまう可能性があります。
もちろん、借入ができなくなっても返済はし続けなくてはなりませんので、毎月、約定返済額以上のお金を楽天銀行側に返済します。
当行は審査のうえ更に1年間を限度に本契約を更新することができ、以後も同様とします。但し、当行は、会員の信用状況の調査の結果、当行の判断において本契約の更新をお断りすることがあります。
上記は楽天銀行スーパーローンの会員規約ですが、この中では、契約者に信用上の問題が見られるときは、楽天銀行側は一方的に契約を解除することができると明記されています。
万が一、途上与信の結果、楽天銀行スーパーローンが利用できなくなったとしても、契約者側は「急に使えなくなった!楽天銀行が悪い!」と文句を言えないようになっているのです。
途上与信で召し上げ
— ゆーぐり (@ugri_La) 2018年10月19日
途上与信の結果から、強制解約されたっぽいですね。
このようなことにならないためにも、審査通過後も気を引き締めて、自社&他社の返済と支払いが遅れるようなことがないようにしてくださいね。
楽天銀行スーパーローンで途上与信審査が行われる頻度
楽天銀行スーパーローンでは、1年に1度の頻度で途上与信を実施し、契約者との契約を続行するか審査しています。
楽天銀行スーパーローンを快適に利用していくためにも、契約後も信用情報を良好に保つようにしてくださいね。
審査評価が良ければ借入限度額増額になる可能性も
反対に、途上与信の結果によっては、借入限度額が増額したり、適用金利が低くなったりすることもあります。
楽天銀行への返済に遅れないだけでなく、他社のローン返済に遅れないこと、クレジットカードの支払いに遅れないこと、また、携帯電話などの割賦販売の支払いにも遅れないことに留意してくださいね。
楽天銀行スーパーローンを申し込む時の注意点
ブラックの状態では、楽天銀行スーパーローンの審査は非常に厳しいものとなってしまいます。
また、ブラックの状態でなくても、楽天銀行スーパーローンの審査は決して容易なものではありません。
申し込むときには、次の2点に注意してください。
収入と負債のバランスで審査結果が変わる
楽天銀行スーパーローンは銀行カードローンですので、総量規制が適用されず、年収の3分の1を超える融資枠が付与される可能性もないわけではありません。
しかし、申し込んだばかりの時点で、収入の3分の1を超える融資枠をもらうことは簡単ではありませんし、すでに他社から融資を受けている状態なら、なおさら融資枠が小さくなってしまいます。
少しでも楽天銀行スーパーローンの融資枠を大きくしたい方は、他社からの借金を返済してから楽天銀行に申し込むようにしてください。
社内情報や保証会社には要注意!
個人信用情報機関に登録された情報は、6ヶ月~10年程度の一定期間が過ぎると消去されます。
しかし、各企業に登録された情報は、時間が経っても消去されない可能性があります。
例えば、今までに楽天銀行からお金を借りて滞納したことがあるなら、楽天銀行のカードローン審査に通ることはほぼ一生無理と言えるでしょう。
また、楽天銀行スーパーローンの保証会社である楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社に対して滞納や債務整理をしたことがある場合も、楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社が関わる審査に通ることは、非常に難しいと言わざるを得ません。
楽天カードの審査は無職者ブラックでも通るのか
楽天カードは、審査が甘いからカードを持っている人が多いのではないかと思ってしまいますが、カードを作る難易度はどの程度なのか確認していきましょう。
楽天カードの申し込み条件
各クレジットカードには、申し込み条件が設定されています。
楽天カードといくつかのクレジットカードの申し込み条件を比較してみましょう。
クレジットカード | 申し込み条件 |
---|---|
楽天カード | 満18歳以上のかた (主婦、アルバイト、パート、学生も可) ※高校生は除く |
三井住友visaクラシックカード | 満18歳以上のかた(高校生は除く) |
エポスカード | 満18歳以上のかた(高校生は除く) |
セゾンカードインターナショナル | 18歳以上で連絡可能なかた |
ダイナースクラブカード | 27歳以上のかた |
審査が厳しいと言われているダイナースクラブカードこそ、年齢条件が多少厳しめに設定されていますが、その他のクレジットカードと楽天カードの申し込み条件は大差ありません。
申し込み条件だけから楽天カードの審査難易度を推測するのは、少し難しいかもしれませんね。
主婦、アルバイト、パートでも作成できる
しかし楽天カードは、公式サイトに「高校生を除く18歳以上の方であればどなたでもお申し込みいただけます!」という記載があるように、非常に幅広い人からの申し込みを認めています。
申し込み者は幅広く募集するものの、審査通過基準は厳しめに設定しますというのではあまり意味がありませんから、審査難易度はそれなりに易しめなのではないかと考えられます。
ただしクレジットカードの契約額は、申し込み者の属性等によって総合的に判断されるので、主婦・アルバイト・パートのかたが申し込んだ場合、契約額は低めになる可能性もあることは、考慮に入れておきましょう。
無職でも申し込み可能?
楽天カードの申し込み条件には、職業に関する制限はありません。
したがって、無職であったとしても申し込むことは問題ありません。
しかし、申し込み可能かどうかと審査にとおるか否かは、また別問題です。
無職であっても配偶者の収入があったり、不動産や株などの収益があったりすれば、審査にとおる可能性も出てきます。
スーパーホワイトでも作成可能?
スーパーホワイトとは、信用情報機関に信用取引に関する情報が一切登録されていない人のことを指します。
信用情報は、クレジットカードの審査において非常に重要な要素なので、一般的にスーパーホワイトはクレジットカードの審査では不利だと言われています。
しかし年齢が若ければ、スーパーホワイトでも楽天カードの審査に通る可能性はあるでしょう。
年齢が若ければ、これまでに信用取引を一切行っていないこともそこまで不自然ではないからです。
ただ、信用情報を用いたチェックができない以上、クレジットカードの与信上限額は低めに設定される可能性が高いでしょう。
ブラックでもカードを作れるのか
楽天カードは申し込み条件が甘いとはいえ、過去5年から10年以内に自己破産などの債務整理を行っていたり、長期延滞をしていたりする場合のブラックならば、審査に通過することはありません。
しかし、同時期に他社に複数申し込みをしてしまった「申し込みブラック」と言われる場合であれば、その後の返済状況などから総合判断し、半年程度期間をあければ審査に通過することも期待できます。
難易度はどの程度なのか
申し込み条件からも分かるように、難易度は他社カード会社と比較しても緩やかではあります。
しかし申し込みをすれば、必ず全員が審査に通過するというほどではありません。
きちんと事前に審査は行われますし、先に話したようにブラックであることが確認されれば、審査に通過することはありません。
審査基準については公開されていませんが、審査方法はスコアリング方式を採用しています。
つまり年齢や雇用形態、勤続年数などの属性情報にあらかじめ点数をつけておいて、トータルの点数が基準に達したら審査通過となるのです。
属性が多少悪くても財産を保有しているなどの条件があれば、審査に通過できる可能性は出てきます。
楽天スーパーローンへの申し込みは無謀
ブラックであっても、内容次第では申し込み期間をあけるなどすることで、楽天カード保有も期待できると先に話しました。
しかし、もしカードを所有できたとしても、楽天のカードローンである「楽天スーパーローン」へすぐに申し込みができるのかは、また別問題です。
楽天スーパーローンは、金利が低く借り入れ限度額が高いのが魅力的です。
もし楽天カードがギリギリのラインで通過したとしても、カードローンとなるとまた審査もクレジットカードよりも厳しくなりますから、ブラックであればほぼとおることは期待できません。
ブラックでも楽天カードの審査に通過する方法とは
先にも述べたように、個人信用情報がブラック状態の人は基本時には楽天カードの審査に通過することはありません。
まずは先に話したように、自身で何が原因でブラックになってしまったのかということを、明確に把握しておく必要があります。
内容によっては、申し込みまでに数ねん待たなければならないものもありますし、問題が解決できればすぐに申し込み可能なブラックも存在します。
そのため、ブラックとなった原因を知っておくことが前提です。
審査に通過することが期待できる3つの方法
申し込みブラックなどのブラックであれば、最低でも半年程度時間をあければ申し込み可能です。
しかし申し込みができても、審査に通過しなければ意味がありません。
そこで、少しでも審査に通過が期待できる3つの方法を見ていきましょう。
- キャッシング枠はゼロに
- 入力した項目に誤りはないか再三確認を
- クレジット会社は今まで迷惑をかけたことがない会社を選ぶ
まずキャッシング枠はゼロにしておきましょう。
これだけで審査のスピードも速くなりますし、審査に通過しやすくなります。
「キャッシング機能がついていないと不安」となる気持ちも分かるのですが、ここは我慢をしてまずは実績作りに集中したほうが得策です。
2点目は、入力項目に誤りがないようにすることですが、悪気がなくても誤った情報を入力してしまい、その事実が楽天に判明したら「虚偽申告」扱いとなり、審査に落ちてしまいます。
「ついうっかり」のミスで審査に落ちてしまうのはもったいないので、再三確認を行ったほうがいいでしょう。
3点目のクレジットカード会社の選択ですが、楽天カード申し込みのときには「JCB」「マスターカード×JCB」「マスターカード×JCB×VISA」の、3種類からクレジット会社を選べます。
ここでは、過去に延滞などで何かしらの迷惑をかけていない会社を選んでおいたほうがいいでしょう。
信用情報機関での情報が消えたとしても、自社情報は永久に残ります。
そのため、申し込みをした場合に過去のトラブルが原因で審査落ちとなることも考えられますので、申し込み先はまったく付き合いがなかった会社を選ぶといいでしょう。
審査に落ちた!再申し込みはどうしたらいいのか
残念ながら審査にとおらなかった場合、すぐに再度申し込みをしても結果が変わることはありません。
かえって申し込み件数ばかりが増えてしまい他社に申し込みを切り替えても、申し込みブラック扱いとなってしまいます。
最低でも半年程度は申し込みをせずに待機しておくといいでしょう。
楽天銀行VISAデビットカードなら審査なしで使える
楽天カードの審査に落ちてしまったとしても、絶対にクレジットカードが利用できないというわけではありません。
他のクレジットカードの審査に通る可能性もありますし、キャッシング枠を0円にして申し込めば、さらに通りやすくなります。
しかし、今すぐクレジットカードが欲しいという場合は、クレジットカードのように使える楽天銀行VISAデビットカードを検討してみてはいかがでしょうか。
16歳以上なら誰でも利用でき、しかも審査がありません。
楽天銀行の口座さえあれば、誰でもカード発行ができるのです。
楽天銀行VISAデビットは海外でも利用可能
楽天銀行VISAデビットカードは、VISAが利用できるほとんどすべてのお店で利用できます。
VISAが利用できる店舗は日本国内だけでなく海外にも多数ありますので、海外旅行時にも役立ちます。
ただし、デビットカードですので、楽天銀行の口座残高を超える金額は支払うことはできません。
商品購入の決済やホテルなどのサービスの決済、インターネットでの決済にも利用できますので、クレジットカード気分を堪能するには十分な機能ですね。
ただし楽天銀行VISAデビットではETCカードは作れませんので、ETCカードが必要な方は楽天カードに申し込みましょう。
そもそもブラックとは
クレジットカード界で「ブラック」と言えば、招待状を受け取った優良顧客だけが利用できる最高ステータスのカードを指します。
一方、信用情報界で「ブラック」と言えば、ほとんどすべての審査に落ちてしまう最低のステータスを指します。
ブラックになる条件
大抵のローンやクレジットカードの審査に落ちてしまう「ブラック」。
以下の条件のいずれかに当てはまると、個人信用情報機関にネガティブな情報が登録され、ブラック状態になってしまいます。
- ローン返済を延滞したことがある、もしくは、現在延滞中
- クレジットカードの支払いを延滞したことがある、もしくは、現在延滞中
- 自己破産などの債務整理をしたことがある
一度に複数業者に申し込むと「申し込みブラック」に
個人信用情報機関では、ローンやクレジットカードに申し込んだという情報も、6ヶ月ほど記録されます。
短期間に複数のローンやクレジットカードに申し込んでいると、「お金に相当困っているのかな?」「たくさん借りてから自己破産しようとしているのでは?」と疑われ、ローン審査に通りにくくなってしまいます。
このように、複数申し込みによって一時的に審査に通りにくい状況になっていることを「申し込みブラック」と言います。
セルフバックで種銭を少しでも増やすためにクレカ5件申し込んだぞ申し込みブラック上等卍
— な (@ryuuguu24) 2018年12月5日
同時期にクレジットカード5件に申し込んだら、申し込みブラックはほぼ確定ですね。
ところで、セルフバックでお金を稼ぐためにクレジットカードに申し込んだようですが、クレジットカードの審査に通らないと、セルフバックを受けることもできませんよ。
信用情報を悪くするだけで、セルフバックの報酬も受け取れない・・・なんてことにもなりますから、いくら報酬目当てでも、一時期に複数のクレジットカードに申し込まないようにしてくださいね。
楽天銀行の指定信用情報機関とは
楽天銀行の指定信用情報機関は、全国銀行協会が運営する全国銀行個人信用情報センター(KSC)とJICC、CICの3つです。
しかも、楽天銀行スーパーローンの保証会社(楽天カード株式会社、SMBCフィナンシャルサービス株式会社)も、JICCとCICの2つの個人信用情報機関に加盟しています。
楽天銀行スーパーローンの審査に通るためには、3つの信用情報機関すべてにおいて審査に不利になる情報が登録されていてはいけないのです。
楽天銀行の場合申込みブラックはどうなる?
楽天スーパーカードローンは、パート主婦でもアルバイト収入でも申し込みができるくらいに間口が広いカードローンです。
しかし、お金が借りたい気持ちが強すぎて短期間の間に複数の申し込みをすることは、楽天銀行にとっても警戒する要因となってしまいます。
短期間に複数申し込みする人は、高確率で「かなりお金に困っている状態」ですので、融資をしても返済してもらえない可能性が高いと考えられるからです。
また、楽天のブランドの魅力に惹かれて申し込んだのではなく、「お金を貸してくれるところならどこでもいいや」と、半ば投げやりな気持ちで申し込んだとも考えられますよね。
さらに悪く考えると、「いたずら目的で申し込んでいるのではないか」と、楽天銀行側が判断する可能性もあるでしょう。
申し込みブラックで審査に落ちたのなら、最低でも3ヶ月以上間隔をあけて再度申し込むか、完全に情報が消える6ヶ月を過ぎてから楽天スーパーカードローンに申し込むようにしたいですね。
ブラックから抜け出すには
ブラックから抜け出すには、静かに時間経過を待つしかありません。
延滞や債務整理はトラブルを解消してから5~10年後、申し込みブラックは6ヶ月後には、個人信用情報機関から記録が消去されます。
「次は絶対、返済や支払いに遅れない!」と強く心に誓い、個人信用情報機関の記録が消去されるのを待ちましょう。
個人信用情報の開示サービス!自分がブラックか確認できる
「もしかして私、ブラックかも?」と思う人は、個人信用情報機関に情報照会しておきましょう。
楽天銀行スーパーローンに申し込む場合は、KSCとJICC、CICのすべての個人信用情報機関に問い合わせる必要があります。
信用情報の問い合わせ方については、次の記事で詳しく解説しています。
利用可能枠は最低5万円
クレジットカードは、カードに設定されている利用可能枠の範囲内でいつでも利用することができます。
利用可能枠の上限は、カード会社やカードの種類によって異なり、スタンダードの楽天カードの最高利用可能枠100万円となっています。
しかし、楽天カードが他のクレジットカードと異なるところが、利用可能枠の下限です。
一般的なクレジットカードの最低利用可能枠は10万円ですが、楽天カードは5万円となっています。
たった5万円と思うかもしれませんが、これが意外と大きな違いであり、それだけ支払い能力が低い人にもカードを発行することができます。
例えば、支払能力の低い人10人に利用可能枠10万円を設定した場合、すべての人が支払うことができなければ100万円の損害となります。
これに対し、10人に5万円の設定をすると損害は50万円となり、リスクを半分にすることができます。
新規申し込みの審査は甘い!
楽天カードは、学生や主婦でも申し込みすることができ、設定することができる利用可能枠が5万円からということを考えると、新規申し込みの審査は甘いと考えられます。
また、楽天カードをより多くの人に発行すると、楽天市場などで多くの人がカードを利用することになり、市場の売上を増加させることができます。
さらに、カードで決済すると加盟店から手数料を得ることができます。
収益が増加すると、それだけリスクに対応できるだけの余力がつきますので、総合的にみるとリスクを背負ってでも十分に運営していくことができます。
このことも審査を甘くしている要因ですので、簡単にカードを作ることができます。
審査に落ちる人の特徴
審査が甘い楽天カードでも、中には審査に落ちてしまう人もいます。
では、どのような人が審査に落ちるのかといいますと、
- 信用情報がブラックとなっている
- 年収が不自然(多すぎるまたは少なすぎる)
という人が挙げられます。
冒頭でもお話ししましたが、楽天カードでは信用情報を照会して審査をしており、登録されている情報に異動情報(債務整理などの金融事故)があれば審査には通りません。
また、ブラックまではいかなくても、他のクレジットカードで滞納しているなど、支払い能力に問題があると判断されれば審査には通りません。
楽天カードでは、多くの審査をしているという実績があり、職業や勤続年数などからある程度の年収データがあります。
このデータより大幅に年収が多い、または少ないという場合には審査は厳しくなり、落されてしまうこともあります。
この他にも、申し込みに不自然なところがあるなどのように、不審な申し込みは警戒しますので、申し込みに記載する内容は正確に記入するようにしましょう。
増枠の審査は厳しい!
先ほど新規の申し込みは甘いというように、あえて「新規」という言葉を使いました。
これには理由があり、クレジットカードでは自分から利用可能枠を増やすことができ、この場合にはカード会社に増枠の申込をして、審査に通ることで増枠されます。
楽天カードは増枠審査が特に厳しいといわれており、増枠の審査を申し込んだとしても、多くの人は増枠されません。
そもそも利用可能枠の増枠は、クレジット会社が定期的に行っている途上与信によって増枠や減枠を行います。
滞納なくきちんと利用している人は、途上与信で何もしなくても利用可能枠が増えていきます。
自分から増枠の申込をする人は、無計画に利用しているために枠が足りないと判断され、警戒されてしまいます。
また、途上与信で増枠されなかった人ということで、何か問題があると見られてしまいますので、なかなか増枠の申し込みは通ることはありません。
増枠申し込みが原因で利用停止となる可能性も
増枠の申し込みをして審査に落ちた場合、基本的には元の利用可能枠で利用し続けることになります。
しかし、増枠の審査はその人が利用できる全体的な枠を審査するものですので、ここで今の利用可能枠よりも低い金額が妥当と判断されてしまえば、利用停止となります。
増枠申し込みが原因で利用停止となってしまう人の特徴は、
- 利用代金をよく滞納している
- キャッシングをよく延滞している
- ほとんど利用していないのに増枠しようとしている
ということが挙げられます。
滞納や延滞は、その人の支払い能力が低いことを証明しているものですので、このような人はこれ以上の利用はリスクが高くなってしまいます。
ほとんど利用していない人は、これまでの支払い実績がないことで、本当の支払い能力を判断することができず、増枠してしまうと高額の利用で高いリスクを負ってしまいます。
楽天カードのメリット
楽天カードが人気なのは、他のクレジットカードと比べて審査に通りやすそうだからということが、理由の1つであるということは分かりました。
しかしもちろん、楽天カードそのものにメリットがなければ、ここまでの人気は獲得できないはずです。
楽天カードのメリットについて、説明していきましょう。
年会費無料でカードが持てる
多くのクレジットカードでは、クレジットカードの維持のために毎年年会費を支払わなければなりません。
この年会費の支払いが意外と家計の負担になるものなのですが、楽天カードは年会費無料なので、毎年の支払いを気にする必要はありません。
クレジットカードのお得度を考えるとき、年会費とポイント還元率を天秤にかけて、「毎年○万円以上利用すれば年会費の元が取れる」というような言いかたをすることがあります。
その考え方でいけば、年会費無料の楽天カードは、使えば使うほどお得になる夢のようなカードと言えますね。
契約時に多くの楽天ポイントがもらえる
楽天カードはよくCMを流していますが、そのCMでは「契約時に楽天ポイントが付与されるキャンペーンを行っている」ということが、アピールされていますよね。
一般的にクレジットカードのポイントは、クレジットカード決済時にしか付与されないので、カードの契約を行うだけでポイント付与を受けられるというのは、大きなメリットです。
しかし1つ注意しておかなければならないのは、このポイントは「新規入会特典」のポイントと、「カード利用特典」のポイントに分けられているということです。
前者は楽天カードの契約を行うだけで付与されますが、後者は楽天カードに申し込んだ日の翌月末までに、楽天カードを1回以上ショッピング利用することで付与されます。
楽天カードにただ申し込んだだけでは、カード利用特典ポイントをもらえずに、CMで宣伝しているようなポイントをゲットできませんので、その点には注意しておきましょう。
楽天ポイントがよく貯まる
楽天カードの基本のポイント還元率は1.0%であり、これだけでも普段使いのクレジットカードとしては十分な還元率を実現していると言えます。
しかし楽天カードは、楽天の他のサービスの支払いに利用することで、より高い還元率のクレジットカードとなるのです。
たとえば「楽天市場」でショッピングを行っている人は多いと思いますが、楽天市場で楽天カードを利用した場合、還元率は少なくとも3.0%になります。
「少なくとも」というのは、楽天市場では還元率アップのキャンペーンを行っていることも多いからであり、うまくキャンペーンを活用できた場合は、10%近い還元率で利用することも夢ではありません。
楽天市場以外の楽天のサービスも還元率アップの対象なので、カードの利用枠が少なくてポイントを貯められないと悩んでいる人は、楽天関連のサービスを有効活用してみましょう。
楽天カードの支払いを楽天ポイント使って減らせる機能すごい。今月いろいろ重なって厳し目だったけど、楽天競馬で得たポイントで殴れるのは便利。
— kynthia (@kynthia6969) 2019年03月12日
楽天ポイントはいろいろな用途に用いられるので、効率的に貯めていけば、生活がより楽になるかもしれませんね。
家族カードが発行できる
楽天カードでは、本カードに付随する形で家族カードも発行させられます。
もちろん家族カードも年会費無料なので、子供が初めてクレジットカードを持つ際には、楽天カードの家族カードを持たせてあげるのもありでしょう。
また、家族カードへの入会&利用でも、楽天ポイントが合計2,000ポイント付与されます。
元々のカード利用者に1,800ポイント、家族カード加入者に200ポイント付与されるので、全員にメリットがありますよ。
楽天カードに関してよくある質問
では最後に、楽天カードに関してよくある質問に、Q&A形式でまとめてお答えしていきましょう。
Q.消費者金融に借金がありますが申し込みできますか?
A.借金の金額やその他の属性にもよります
消費者金融で借り入れをしているということだけで、即審査落ちになってしまうようなことはありませんが、借金があるということは審査において多少のネガティブ情報になることは間違いありません。
ただし、借金があったとしてもそれは属性情報の1つに過ぎないので、他の属性情報との総合的な判断によって、審査通過できるかどうかが決まります。
持ち家があったり見込み年収が高かったりすれば、消費者金融に借金があったとしても、審査に通過できるでしょう。
Q.強制解約された後でも再度入会できますか?
A.非常に厳しいと言わざるを得ません。
強制解約されるということは、それなりの理由があるはずなので、強制解約後にすぐに楽天カードに再申し込みを行っても、再入会できる可能性はほぼないでしょう。
また、クレジットカード会社では利用者の過去の取引データを自社で管理するため、強制解約に関するデータも社内で保管し続けられることになります。
ほとぼりが冷めたであろう頃に再申し込みを行っても、審査に通過するのは難しいと考えておいたほうがよさそうですね。
Q.機種分割代金を含んだ携帯代を支払っていないと審査落ちしますか?
A.審査落ちになる可能性が高いでしょう
携帯代金の割賦払いは、信用情報に記録される種類の情報なので、支払いが遅れていたりそもそも支払っていなかったりすると、そのことがすべて信用情報に登録されてしまいます。
そのため、楽天カードの審査で信用情報をチェックされる際に、携帯代金を支払っていないことがバレてしまえば、それが原因で審査落ちになる可能性が非常に高いと言わざるを得ません。
Q.本人確認や在籍確認は必ずされますか?
A.必ずされるわけではありませんが行われる可能性はあります
Yahoo!知恵袋に、以下のような質問が投稿されていました。
楽天カードは、在籍確認がないクレジットカードとは本当ですか?
確かに楽天カードの審査では在籍確認が行われないこともありますが、在籍確認を行う行わないは楽天カードが判断するので、人によっては在籍確認が行われるケースもあります。
正社員として長く同じ企業に勤めている場合は、在籍確認なしでかまわないだろうと判断してもらえるかもしれません。
逆に個人事業主で、まだ経営期間が短いというような場合には、確認の意味も含めて本人確認が行われる場合もあるでしょう。
どういった人は本人確認・在籍確認が行われて、どういった人は行われないということは、一概には言えません。
まとめ
「楽天カードはブラックでも作れる」といううわさを、うのみにしてはいけません。
しかし、条件によっては作れる可能性もゼロではありませんので、まずは自身のブラックがどのような状況であるかを認識した上で申し込みを検討することを、おすすめします。
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