アイフルの仮審査に通った後の流れ~本審査で落ちたときはどうする?~
アイフルの仮審査に通った後は一安心したいところですが、すぐに本審査が待ち受けています。
しかし、仮審査と本審査にはどのような違いがあるのか、知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回はアイフルの本審査を通過するコツや、仮審査に通った後の流れなど、本審査に通るために必要な情報を紹介していきます。
この記事はこんなひとにおすすめ
- アイフルの仮審査に通過した人
- アイフルの本審査に通るコツが知りたい人
- アイフルの本審査に落ちた人
アイフルの審査は仮審査と本審査の2段階審査ではない
冒頭から、仮審査と本審査の話を否定してしまう形になりますが、アイフルの公式サイトを見てもお分かりの通り、アイフルは2段階審査を行っているわけではありません。
アイフルからお金を借りるとき際の申し込みの流れは、次のような手順となっています。
①申し込み ②審査 ③審査に通った後の契約手続き ④借入 |
アイフルからお金を借りるためには、上述した4つのステップだけでOKです。
アイフルは住宅ローンの審査方法にあるような、仮審査と本審査のような2段階審査は行っていません。
審査時間はWEB申込なら最短18分※、審査に通った後の契約手続きに15分から20分程度かかり、およそ最短で50分もあればアイフルからお金を借りられるのです。
※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
ですから、一般的に言われているような仮審査や本審査という概念は、アイフルにはないのです。
ではなぜネットなどの噂や評判でアイフルには仮審査や、本審査があると言われているのでしょうか。
アイフルの仮審査とは「1秒診断」のこと?
口コミで噂されているアイフルの仮審査とは、アイフルの公式サイトの、事前に借入可能かどうか判断する「1秒診断」のことを言っているのかもしれません。
アイフルの1秒診断は、以下に示す4つの項目を入力すると借入可能かどうか診断してくれるツールです。
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これらの4項目を入力するだけで、融資可能かどうかを瞬時に診断してもらうことが可能です。
しかし、1秒診断は申し込み年齢や年収と借金のバランスを見るだけで、実際に信用情報機関から情報を取得しているわけではありません。
本当に審査を行っているわけではなく、あくまでも1つの目安としてとらえていただくのがいいでしょう。
「1秒診断」の結果は当てになる?
1秒診断での診断結果は「ご融資可能と思われます」「ご入力いただいた情報だけではお借り入れ可否を判断できませんでした」「大変申し訳ありません。当社規定によりお借り入れができません」の3つです。
このうち「ご融資可能と思われます」という診断結果が出るのは、上述した4項目すべてに問題がない場合なので、実際にアイフルに申し込みを行うといいでしょう。
「ご入力いただいた情報だけではお借り入れ可否を判断できませんでした」という診断結果が出るのは、年収と他社借入金額の関係が総量規制をオーバーしている場合です。
そのため、この診断結果が出た場合はそのまま申し込んだとしても、アイフルの審査に通ることはありません。
「大変申し訳ありません。当社規定によりお借り入れができません」という診断結果が出るのは、以下の4つにいずれかに当てはまっている場合です。
①19歳以下 ②70歳以上 ③専業主婦 ④無職 |
いずれも、アイフルの利用条件を把握していれば、融資を受けられないことが分かるものばかりです。
そのため、1秒診断では当たり前のことを判断しているに過ぎないと言えるでしょう。
想像している通りの診断結果になると思いますので、気休めに利用する程度にとどめておくことをオススメします。
アイフルの仮審査と本審査の違いとは
アイフルの仮審査では申込書に記入された内容を元に、機械的に融資ができるかどうかを判断します。
年収や職業の形態、勤続年数、年齢などの個人情報が主な審査項目です。
一方で、本審査では本人確認書類や収入証明書の内容などの情報の確認や、申告した職場に実際に勤務をしているかを確認する在籍確認などが審査項目になります。
仮審査では収入などの情報から機械的に申込者を判断していましたが、本審査では申込者が申告した自身の情報が本当なのか、虚偽の申告ではないのかという点を確認されます。
本審査は事実確認がメインとなるため、虚偽の申告をしている場合は仮審査に通っても本審査で落ちるケースも少なくないです。
仮審査で大体決まる!
アイフルだけでなく、一般的なカードローンの仮審査は機械的に行われるため自動審査になります。
仮審査のスピードは申告した情報に基づいて実施されるため人それぞれ異なりますが、大半が数十分、早ければ数分で終わります。
仮審査が早く終わる理由は、スコアリングという過去の申込者データを利用してどの程度の返済能力があるか数値化して採点しているためです。
機械が申込者の情報を読み込んで自動的に「申込み条件に当てはまっているか」「クレヒス(クレジットヒストリー)に問題がないか」を判断するため、審査が緩いわけではありません。
多くの銀行や消費者金融は仮審査の結果は詳しく情報を開示しないまま本審査に移るため、利用者からすると仮審査と本審査の区別がつきにくくなっています。
ただし、アイフル場合は仮審査の結果がきちんとメールで届くため、利用者も本審査に入ったことが分かります。
本審査は人による確認がメイン!
機械による仮審査では行えないことを、本審査で確認しています。
本審査では本人確認書類や収入証明書、そして在籍確認といった人による最終的な書類のチェックをしています。
書類に不備があった場合や書類の内容が正確でないと判断した場合は、仮審査に通っていても本審査に落ちるのです。
在籍確認は、勤務する職場に個人名で電話がかかってきます。
仮に本審査の在籍確認中に会社に休んでいたとしても、電話で在籍が確認できれば問題ありません。
また、在籍確認では消費者金融を含む金融機関の多くでは、会社名を明かさずに個人名でかけてくることが多いため、会社の人に知られることがないので安心してください。
仮審査とは主に信用情報の審査
まず仮審査ですが、仮審査でチェックされるのは属性と個人信用情報です。
属性と個人信用情報の審査、それぞれに関して説明していきましょう。
属性の審査
アイフルでの属性の審査は、自動スコアリングシステムを用いて行われています。
自動スコアリングシステムとは、属性の各項目に点数をつけ、コンピューターによって自動的にスコアを弾き出すものです。
最終的なスコアが審査通過ラインに達していればとりあえず審査通過、審査通過ラインに達していなければ即審査落ちとなります。
申し込みフォームに記入されている情報に問題がなければ、そのまま審査は続行されます。
もし情報に相違等があった場合は、虚偽申告か単純な記入ミスかのどちらかが考えられますが、いずれにせよ確認のためにアイフルのオペレーターから連絡が入ります。
単純な記入ミスであれば訂正したうえで審査は続行されますが、明らかに虚偽申告であると判明した場合は、信用を置けないとして即審査落ちです。
基本的に年収や勤続年数を水増しさえしていなければ、申し込みフォームに入力されたデータはそこまで大きく審査に影響するわけではありません。
個人信用情報の審査
審査に影響を与える度合いが大きいのは、個人信用情報です。
個人信用情報からは、他社借入件数や金額・毎月の返済状況・金融事故の有無等の確認ができます。
お金の借りすぎや他社返済に遅れがないのであれば、金融事故歴がない限り個人信用情報が原因となって審査に落ちることは考えにくいでしょう。
アイフルの審査基準は、アコムやプロミスと同じように他社借入件数は2件まで、他社借入があったとしても総量規制以下で、なおかつ総量規制に達するまでに30万円以上の枠があることが必要条件です。
もちろん金融事故歴があれば、他の項目がどんなに素晴らしくても審査に落とされてしまうことは避けられません。
属性・個人信用情報ともに問題がなければ仮審査は通過となり、この時点でほぼ審査に通ったと考えて差し支えないでしょう。
本審査を通過する上での注意点
アイフルの本審査を通過する上での注意点を紹介します。 どちらも簡単なポイントなので、利用申し込みをする前にチェックしておけば大丈夫です。
間違った情報はすぐにばれる
アイフルだけでなくカードローンの仮審査では本審査とは違い、申込内容に矛盾する点や少しでもあやふやなところがあれば担当者が徹底的に追及します。
ローンに申込みをする段階で、記載する内容に間違いがないよう正確に申告しましょう。
年収や勤続年数を、少しくらい多くしても大丈夫だろうと思わないでください。
勤続年数は保険証の発効日を見れば判明しますし、年収は収入証明書を確認すればすぐにうそだと分かります。
くれぐれも審査に重要な数字の情報をごまかさないで、正確な情報を入力しましょう。
また、審査の過程で本人確認書類を画像で送るときは、適度な明るさで文字がしっかりと隅々まで読めるきれいに撮れた写真を送ると再提出をすることなく、スムーズに審査が進みます。
当然ですが、画像を編集して数字を書き換えるといった行為は、犯罪になるため絶対にやめましょう。
大手勤務の人は在籍確認に要注意
アイフルから勤務先に在籍確認をされるときに、会社が休みだった場合や勤務先が個人情報保護の観点から社員の在籍有無を答えられないことがあります。
そのようなときは在籍確認が取れないため追加で書類の提出をしなければいけないなどの工程が必要になるので審査が中断されます。 そのときの申込者の対応によっては、審査落ちになって融資が受けられなくなる可能性もあります。
そうならないために、あらかじめアイフルに在籍確認に不安があることを伝えておきましょう。
状況にもよりますが、書類提出で在籍確認の対応をしてくれる場合があります。
仮審査通過後の本審査の流れとは
アイフルは自動契約機の申込みにしても、ネットからの申込みにしても最初の個人情報の入力後に仮審査はすぐに始まります。
それでは、仮審査に通った後はどのような流れで本審査に向かうのか、仮審査に通った後の流れを確認しながら本審査について解説していきます。
仮審査に通った後に書類提出がある
仮審査に通った後には、まず審査に必要な書類の提出をしなければなりません。
アイフルの借入れの必要書類は、基本的には本人確認書類のみです。
ただし、アイフルの利用限度額が50万円を超える場合やアイフルの利用限度額と他の貸金業者からの借入総額が100万円を超える場合には収入証明書の提出が必要です。
本人確認書類として使えるものは、運転免許証(運転経歴証明書)やパスポート、個人番号カード(表のみ)といった顔写真付きの書類が挙げられます。
もしも、顔写真付きの本人確認書類がない場合は、健康保険証や住民票にプラスして現住所が確認できる書類の提出も必要です(この場合、提出する本人確認書類は合計2点)。
収入証明書は源泉徴収票(直近・最新分)や給与明細書(直近2ヶ月分)などを使えます。
アイフルは審査が早いため、仮審査が申し込んだその場で終わることも珍しくありません。
よって、収入証明書は事前に準備が必要なものが多いので注意が必要です。総借入額が100万円を超える場合は、申込みの前にあらかじめ収入証明書を準備するといいでしょう。
本審査での審査内容とは
本人確認書類などの提出後に本審査が開始されますが、基本的には提出書類の確認と個人信用情報の確認、また在籍確認が主な内容です。
提出書類の確認では、ローンの申し込みで最初に記入した内容と書類の内容が違っていないか、過去の金融取引の情報(個人信用情報)と照会して異なっている点がないかを確認します。
例えば、最初に申込書に記入した現住所と提出した運転免許証の現住所が異なっているケースや、他社で借入れがある場合に、記入した借入れの金額と個人信用情報で調査した金額が違っているなど細かい情報まで確認されます。
本審査に通過して融資が受けられるように、最初の申込書から正確な情報を申告することが大切です。
在籍確認は電話で行われる
本審査では書類確認以外にも、在籍確認という申込者が離職や転職をしていないかを確認する審査があります。
アイフルでは、原則申込者の勤務先に電話を掛けて在籍確認を行います。
しかし、どうしても会社への電話連絡が厳しい事情がある人は、状況次第ですが職場への在籍を確認できる書類の提出で済ませることができます。 例えば、雇用形態が派遣社員などである場合は、個人情報の観点で社員の在籍に関する情報を口外できない可能性があります。 在籍確認が実施する場合にアイフルに相談する必要があるので、あらかじめ伝えておきましょう。
また、在籍確認が電話確認になったとしてもアイフルの社名を絶対に名乗らないなど、申込者のプライバシーを徹底して守ってくれるため、借入れについて会社の同僚や上司にバレてしまう可能性はとても低いです。
ただし、電話での在籍確認の場合は会社の電話受付時間外で、電話が繋がらないことによって審査時間が延びてしまったり、審査に悪影響が出てしまったりすることがあります。
在籍確認が確実に取れる時間帯に申込みをするなど、申込時間を調整することが大切です。
本審査を通過するためのコツとは
本審査の流れを紹介してきましたが、仮審査に通った後に本審査で落ちてしまう人も多くいます。
本審査では個人信用情報の内容が特に重要視されますが、具体的にはどのような点を注意すればよいのでしょうか。
本審査に通るためのコツを具体的に解説していきます。
重要!個人信用情報の確認事項
本審査通過には、個人信用情報の内容がかなり重要視されます。
個人信用情報とは、キャッシングやクレジットカードの取引、携帯電話の分割払などの信用取引を行った情報のことを指します。
個人信用情報はこうした取引の度に逐一保存されて、1~5年間(取引内容によっては10年のものもある)記録が残ります。
キャッシングやクレジットカードの取引や申し込みを行ったことがある人は、個人信用情報が必ず記録として残っていますが、内容によっては本審査で不利にはたらくことがあります。
それでは、どのような個人信用情報が本審査に影響を与えるかを確認していきましょう。
他社から複数借入れがないか、借入額が多すぎないか
本審査で重要になる情報が他社からの借入れです。
個人信用情報には、どの金融機関からいくら借入れを行っているかが細かく記載されていますが、特に大切な情報は何社から借入れを行っているか、また年収に対して借入額が多すぎないかという点です。
借入れを行っている金融機関が多いほど、借入れを計画的に行えていないとアイフルから判断されてしまい本審査で不利にはたらいてしまいます。
借入件数が3社以上で複数ある場合は、申込みの前に借入件数を減らさないと本審査の結果に影響があります。
また、アイフルは貸金業者であるため総量規制の対象です。
年収の3分の1以上借入れができないため、既に他社で多くの借金をしている場合は審査に通らない可能性があるでしょう。
返済の滞納をしていないか
個人信用情報は借入れの金額や契約日などの情報以外にも、返済の情報も記録の対象です。
長期滞納の情報は特に金融事故情報と呼ばれ、本審査のときに悪い印象を審査会社に対して強く与えます。
アイフルは事故情報がある申込者が審査を通ることは、特に難しいと言われています。
2か月を超える長期の滞納は、個人信用情報に「異動」情報と記録され、この記録は滞納を解消した日から5年程度は消えません。
もしも、アイフルに申込むときに個人信用情報から事故情報が消えていない場合は、時間経過をしなければ審査に通らないため注意が必要です。
書類や記入内容に不備がないか
基本的なことですが、提出する書類や記入内容に不備がないか確認することも本審査に通る上で重要です。
記入内容に不備があると、アイフルから「わざと嘘の情報を書いたのではないか」「後ろめたいことがあるのではないか」と思われる可能性があります。
本審査に通らない可能性や、通常は短時間で終わる審査が長時間掛かってしまったり、在籍確認での質問内容で細かい内容を聞かれてしまったりする可能性など、審査に影響が出る可能性が高いです。
先ほど例に出した通り、現住所が違っていないか、他社からの借入金額が違っていないかなど細かいところまでチェックしましょう。
アイフルからすぐに借入れするための審査手順
最初にアイフルに申込みをしたときから、契約が完了するまでの流れを確認しておくことで、審査になぜ時間がかかってしまうのかが分かりやすくなります。
アイフルから融資を受けるまでの流れは以下のとおりになっています。
- Webで申込み
- アイフルから仮審査の結果が電話またはメールで通知
- 本人確認書類をWebから送付提出
- 自動契約機「てまいらず」まで出向く
- 本審査を開始
- 契約完了
契約完了後にカードが発行され、そのカードを利用してATMで借り入れ可能になります。
アイフルの仮審査の結果が来ない理由
申込みが完了してから数時間が経ち、審査のスピードが速いはずの仮審査の終了について、メールや電話がなかなか来ない人には下記の3つの原因が考えられます。
- 結果の通知が既に来ているが、自分のスマホなどがスパムメールとみなしている
- 迷惑メールをブロックしているため、審査結果のメールを受信できていない
- 申込者が多くアイフルの対応が遅れている
1の場合は迷惑メールフォルダーを確認すればすぐに結果を見られますが、2の場合は迷惑メールのブロック機能をオフにして受信可能な設定にする必要があります。
メールが受信できない場合はローンの手続を進めることが困難になるため、アイフルのフリーダイヤルに審査状況を問い合わせましょう。
そして、3の場合はアイフルがキャンペーンの実施期間中や土日などの休日であるときなど申込者が殺到しているときには、審査結果の報告が通常より遅れます。
優先的に審査をしてもらいたい人は審査ステップを覚えておき、事前に必要な書類などをしっかりと準備しておきましょう。
本審査で落ちてしまう原因6つ
本審査で行うことはいわば「確認」程度であることが、上述した内容からも察していただけるでしょう。
ではなぜ、仮審査に通過したのに本審査で落ちてしまうという人が現れるのでしょうか。
本審査で落ちてしまう場合の理由について、考えていきましょう。
①本人確認書類を提出できなかった
本審査では、すべての申し込み者に本人確認書類の提出が義務付けられています。
本人確認書類としては、以下のような書類が利用できます。
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これらの書類のいずれも準備できないようなことはほぼないと思いますが、万が一準備できずに提出できなければ、当然審査落ちとなるでしょう。
②収入証明書類を提出できなかった
アイフルでは、条件によっては本人確認書類と併せて収入証明書類も提出しなければなりません。
収入証明書類を提出しなければならない条件は、以下の通りです。
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上2つの条件は、申し込みの段階で自分が収入証明書類を提出しなければならないかどうか確認できると思うので、条件に該当する人は後述する収入証明書類をあらかじめ用意しておくといいでしょう。
収入証明書としては、以下のような書類が利用できます。
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なお、給与明細書(直近2ヶ月分)を利用する場合は賞与明細書も併せて提出すると、融資限度額をより正確に計算してもらえます。
これらの書類の提出が必要な状況であるにも関わらず提出できなければ、本人確認書類の場合と同じく審査落ちになります。
③申し込む際の申告ミスで本人と連絡が取れなかった
申し込みのときには、本人の連絡先として携帯や自宅の電話番号を申告する必要があります。
仮審査通過後は、本審査に進む前に必ず本人に連絡がありますが、自分の連絡先を間違えて申告してしまっていたとしたら、アイフルからの連絡が届かないことになってしまいます。
アイフルとしても、申し込み者本人とコンタクトが取れなければ審査を進めるわけにはいきませんから、その段階で審査落ちとなってしまうでしょう。
④オペレーターからの質問に答えられなかった
申し込みに不審な内容があった場合などには、確認のためにオペレーターから申し込み者に対していくつか質問が行われる場合があります。
質問にきちんと答えることができれば、疑いも晴れて審査が続行されるわけですが、万が一オペレーターからの質問に答えられなければ、怪しい点があるとしてその時点で審査落ちになってしまう可能性があります。
オペレーターからの質問には、きちんと対処するようにしましょう。
⑤虚偽申告がバレた
上述したオペレーターからの質問に対処できない場合に考えられる理由の1つとして、「虚偽の内容で申し込みを行っていたから」ということが考えられます。
申し込みの際には、以下で示すようにいろいろな部分をごまかして申し込む人がいますが、ほぼ確実にバレて審査落ちになります。
ただ審査落ちになるだけでなく、今後アイフルでは二度と審査に通過できないという重いペナルティが課される可能性が高いので、虚偽申告だけは絶対に止めましょう。
虚偽の勤務先を伝える
アイフルに借り入れの申し込みを行う人の中には、現在無職なのに以前勤めていた会社名を書く人が少なくありません。
そのような人たちは、アイフルは無職(=在籍確認をクリアできない)では審査に落ちる・借りられないということが分かっているんですね。
つまり、申し込みフォームで申請した勤務先がウソだったことが判明してしまえば、仮審査に通っても本審査に落ちてしまうということが起こりえるのです。
本人確認書類が不鮮明、あるいは偽造
アイフルの申し込みの流れとして、在籍確認が終了した後に本人確認書類を提出することになっています。
本人確認書類とは運転免許証(運転経歴証明書)やパスポート・個人番号カード(表のみ)などですが、本人確認書類はスマホやデジカメで写真に撮り、画像でアップロードするという形で提出します。
アップロードした画像が不鮮明な場合は、再度写真を撮り直してのアップロードが求められます。
ただし何度やっても不鮮明な場合、本人確認書類を偽造した可能性も否定できないため、この時点で審査に落とされてしまう可能性があります。
収入証明書類で虚偽がバレる
消費者金融では法律によって借入金額が50万円を超える場合、または他社借入金額との合計金額が100万円を超える場合は、収入証明書類を提出しなければなりません。
収入証明書類としては、源泉徴収票や給与明細書・納税通知書等が利用できますが、それらの書類から確認できる年収が申し込みフォームに記入した年収と違っていることがよくあります。
消費者金融の貸付は総量規制の対象となっているため、年収の1/3超の融資を希望している場合は契約できません。
申し込みフォームでは年収400万円と書いてあったのに、収入証明書類を見ると年収300万円だったと言うのでは、やはり虚偽申告となってしまうため本審査で落とされてしまいます。
年収400万円の総量規制該当額はおよそ133万円、年収300万円の総量規制該当額は100万円です。
年収300万円の人がアイフルに融資を求めてきたとしても、既に他社借入が100万円あればアイフルとしては1円も融資を行うことができないわけですね。
⑥在籍確認ができなかった
在籍確認は本審査では必須の工程ですが、特に派遣社員として働いている人の場合は、この在籍確認が審査における鬼門となる可能性があります。
派遣社員のかたが在籍確認を受ける場合、アイフルが電話をかける先は派遣元の派遣会社になるのが普通です。
しかし派遣会社の中には、個人情報漏洩を防ぐという目的で、在籍確認に対応しないという方針の会社も多々あります。
そのような場合は、派遣先の会社に在籍確認をお願いするしかありませんが、派遣社員という立場で派遣先の会社に在籍確認の対応をお願いするのも気が引けますよね。
その結果、在籍確認を完了させることができずに、審査落ちになってしまうというケースがあるのです。
特に派遣社員のかたの場合は、事前に派遣元に在籍確認への対応の可否を確認しておいたほうがいいでしょう。
本審査に落ちてしまった場合の3つの解決法
アイフルの本審査に落ちてしまった場合の解決法としては、主に以下の3つの方法が考えられます。
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それぞれの解決法について、以下で詳しく説明していきましょう。
①銀行カードローンに申し込んでみる
一般的に、銀行カードローンは消費者金融よりも審査が厳しいと言われているため、アイフルの審査に落ちてしまっている時点で銀行カードローンの審査に通過するのは難しいと考える人もいるかもしれません。
確かに、メガバンクなどの大きな銀行が取り扱っているカードローンの審査に通過するのは難しいと思われますが、地方銀行等が取り扱っているカードローンの場合は少し話が変わります。
と言うのも、地方銀行が取り扱っているカードローンでは、自行利用者を審査の際に優遇するようなケースがよく見られるからです。
もちろん、銀行のホームページやカードローン紹介のページに、「当行利用者は審査優遇いたします!」というようなことを書いているわけではありませんが、こういったことは事実としてありえるのです。
そのため、銀行の中でも普段自分がメインバンクとして利用している銀行が取り扱っているカードローンであれば、アイフルの審査に落ちてしまっていても通過できる可能性があるでしょう。
②アコムやプロミスなど他の消費者金融に申し込んでみる
アイフルの審査に落ちたからと言って、必ずしもアコムやプロミスといった他の消費者金融の審査に落ちてしまうわけではありません。
こういった大手消費者金融では、それぞれ独自の基準を持って審査を行っていますが、それぞれの消費者金融の審査には「クセ」とでも言うべき特徴があります。
このクセにうまくはまることができれば、属性等があまりよくなくても審査通過できる可能性がありますし、その逆もまた然りです。
そのため、アイフルの審査に落ちてしまったのはあなたの属性がアイフルの審査のクセにうまくはまらなかったからであり、アコムやプロミスであればうまくクセにはまれる可能性がまだ残されていると言えます。
アイフルの審査に落ちてしまった時点で、同じ大手消費者金融であるアコムやプロミスもどうせダメだろうと考えてしまいがちですが、諦めることなく申し込んでみるといいでしょう。
③中小消費者金融に申し込んでみる
銀行カードローンやアコム・プロミスがダメでも、まだ中小の消費者金融が残されています。
中小の消費者金融は、総じて審査基準が緩いと言われている消費者金融の中でも特に審査が緩い傾向にあるため、アイフルを審査落ちになってしまった人の最後の砦と言えるでしょう。
ただし同じ消費者金融でも、大手のアイフル・アコム・プロミスと比較すると、利便性には大きな差があると言わざるをえません。
他のところで借り入れを行えないのであれば背に腹は代えられませんが、できれば大手消費者金融や銀行カードローンで借り入れを行えるのが望ましいですね。
アイフルの審査に関するQ&A
最後に、アイフルの審査に関するよくある質問を紹介します。今回解説するのは次の5つです。
- 1秒診断は「ご融資可能」だったのに審査に落ちた。どうして?
- 女性専用スラリの申し込みや審査は普通のアイフルと違う?
- アイフル限度額の増額審査の流れは?
- 契約終結の手続きはお店に行かずにできる?
- 本審査で虚偽がバレてしまったらブラックリストに載る?
いずれもQ&A方式で分かりやすく説明するので、アイフルの審査で不安や疑問がある人はしっかりチェックしましょう。
まとめ
本審査では仮審査とは違う内容を審査されるため、仮審査を通過したからと安心せずに注意が必要です。
また、カードローンは追加の借入れが気軽にできますので、借りすぎにはくれぐれも注意して計画的に利用するようにしてください。
アイフルには便宜上仮審査・本審査という概念はありませんが、審査が途中まで順調に進んでいたのに途中でつまずいて審査落ちになってしまうということはあるようです。
原因は書類の不備等にあることが多いので、しっかりとした手続きを踏むことで審査手続きを完遂して審査通過できるようになるでしょう。
アイフルの審査に落ちてしまったとしても、銀行カードローンや大手・中小さまざまな他の消費者金融など、選択肢はいろいろとあるので、めげずに違うところに申し込んで借り入れを行ってくださいね。
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※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。