プロミスからの郵便物に記載されている「事務センター」っていったい何?
プロミスから書類が届いたときに差出人をよく見てみると、「事務センター」という名義になっていることがあると思います。
中の書類は確かにプロミス関連のものなのに、差出人は「プロミス」ではなく「事務センター」なのはいったいどういうことなのでしょうか。
今回は、プロミスからの郵便物に記載されている事務センターとはいったい何なのかということについて、説明を行っていきたいと思います。
事務センターは書類郵送時の名義
結論から申し上げておくと、事務センターとはプロミスが書類を郵送する際に用いる名義であり、「(プロミス)事務センター」と考えるとなんとなくしっくりくるのではないでしょうか。
「プロミス」という名義で書類を郵送してこないのは、利用者以外の人がプロミスからの書類を確認した際に、「プロミスからの書類だ」ということがすぐにバレてしまわないようにするためです。
家族などには内緒でプロミスを利用している人も多いため、書類が郵送されてきたことでプロミスの利用が家族にバレてしまうということがないように、プロミスが配慮してくれているんですね。
「事務センター」という名義を初めて目にした人は、「本当にこれは自分あてに届いた郵送物なのか?」と疑ってしまうかもしれませんが、「事務センター=プロミス」だということが分かれば、安心して受け取ることができるでしょう。
口座振込の際は別の名義が用いられる
なおプロミスでは口座振込で融資を受けることもできますが、振り込みの際の名義人が「プロミス」だと、通帳を確認されたときにプロミスを利用していることがもろにバレてしまうので、振り込み時にもプロミス以外の名義で振り込んでもらうことが可能です。
ただし、口座振込の際の名義は書類郵送時のように「事務センター」ではなく、「パルセンター」という名義が用いられます。
またさらに新しい名義が出てくる形となりますが、「プロミス=事務センター=パルセンター」だと思うようにしてくださいね。
書類が届くのはどのようなケース?
事務センターは、プロミスから利用者へ書類が郵送されるときに用いられる名義であるということは分かりましたが、そもそもプロミスから書類が郵送されてくるのはどのようなときなのでしょうか。
プロミスへの返済が遅延しているとき
もっとも可能性が高いと考えられるのは、利用者がプロミスへの返済を遅延しているときです。
返済を遅延している場合に送られてくる書類は「督促状」や「催告書」などですが、これらの書類はただの利用明細とは異なりかなり深刻な内容の書類なので、できれば利用者以外の人には見られたくないものでしょう。
そこで、どこから送られてきた書類かがバレにくいように事務センター名義で郵送してくるんですね。
返済を遅延したとしても、遅延期間が短かったり遅延回数自体が少なかったりすればブラックリストに載らずに済む可能性もあります。
そのため、遅延してしまったという事実は消せませんが、できるだけ早く返済を行うことを心がけるといいでしょう。
プロミスが保証会社となっているとき
他のケースであれば、プロミスが保証会社となっているカードローンの返済を遅延してしまっているという可能性があります。
一般的に返済を遅延しているような利用者に対しては、そのカードローンを取り扱っている企業が督促の連絡を行いますが、保証会社が連絡をすることもありえます。
カードローンを選ぶときに、保証会社がどこであるかということまで踏まえて選んでいる人はあまりいないと思いますが、プロミスで借り入れを行っていないにも関わらず事務センターから郵送物が届いた場合は、現在借り入れを行っているカードローンの返済状況や保証会社を確認してみるといいでしょう。
いずれの場合でも、プロミスが何らかの形で関わっているローンの返済を遅延している可能性が非常に高いですので、早急に返済を行うようにしましょう。
名義以外にも工夫が多数
プロミスが事務センターの名義で書類を郵送してくるのは、プロミスを利用していることがバレにくいようにという配慮ですが、プロミスでは郵送物の名義以外にもプロミスの利用がバレないためにいろいろと工夫してくれています。
カードレスで契約ができる
ローンカードを所有していることがバレて、結果的にカードローンを利用していることがバレてしまうというのはよく話に聞きますが、プロミスではローンカードを発行しないカードレス契約が可能です。
ローンカードを発行しないため、ATMでの借り入れや返済を行うことができませんが、その代わりに振り込みで融資や返済をする形となります。
ローンカードを発行した場合と比べて利便性の点で見劣りしてしまうのは否めませんが、利便性を多少犠牲にしてでも周囲にバレないことを優先したいという人にとっては、非常に重宝する契約方法だと言えるのではないでしょうか。
利用明細はマイページ上で閲覧可能
ローンカードや督促状以外にプロミスから郵送されてくるものとしては、利用明細書が挙げられます。
特に何も指定しなければ利用明細書は郵送されてきてしまいますが、会員サービス上の設定で利用明細書を「Web明細」にすることで、利用明細書が郵送されないようにすることが可能です。
その場合は、会員サービスにログインすることで利用明細書を確認できるようになるので、郵送物からプロミスの利用がバレてしまう可能性がまた1つ排除されたことになります。
利用明細書は借り入れを行っている限り毎月郵送されてくる可能性があるものなので、それを会員サービス上で確認できるように変更できるというのは、利用者にとって非常に大きなメリットとなるはずです。
会社名ではなく個人名での在籍確認
ここまではすべてプロミスと契約をした後の話ですが、プロミスとの契約前まで話を戻せば、審査過程で必須となる在籍確認もプロミスを利用していることが周囲にバレかねないタイミングと言えます。
しかしプロミスは在籍確認に関してもしっかり配慮を行ってくれており、「プロミス」という名称を用いずに担当者の個人名で電話をかけてくることを徹底してくれています。
個人名であれば、利用者が担当となっている取引先の企業の人であるとか家族や友人・知人であるとかいろいろな可能性があるため、在籍確認を疑われる可能性は低いでしょう。
在籍確認が原因で周囲に消費者金融の利用がバレてしまうのではないかと考えている人は多いですが、ことプロミスに限って言えばそのような心配はないので、かかってきた電話には堂々と対応すればOKですよ。
まとめ
以上、プロミスからの郵便物に記載されている事務センターとはいったい何なのかということについての説明を行ってきました。
事務センターという名義は、周囲にプロミスの利用がバレてしまわないようにというプロミスの配慮なのですが、よく分からないところから書類が送られてきているという時点で少し怪しいと考える人も少なくありません。
事務センター名義の郵送物が届かないように、遅延することなくしっかりと返済を継続していくことが、何よりも重要と言えるかもしれませんね。
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