審査なしで融資を受けられる学生ローンは存在する?
学生ローンを利用しようと思っていても、自分が審査に通過できるかどうかが気になって申し込む踏ん切りがつかないというケースがあるかもしれません。
そんな場合には、審査なしで融資を受けられる学生ローンを探してみようという発想になるかもしれませんね。
そこで今回は、審査なしで融資を受けられる学生ローンは存在するのかどうかについて、説明を行っていきたいと思います。
この記事はこんなひとにおすすめ
- 学生ローンとはどのようなローンなのか知りたい人
- 学生ローンの利用を考えている人
- 学生ローンの審査内容を知りたい人
今回の記事は以上のような質問に対して解決に導く内容となっています。なお記事を読み終えるまでの時間はおよそ5分から10分です。
目次
学生ローンってどんなローン?
学費と部屋の更新料と家賃と溜めた光熱費がまとめて襲いかかってきて
もはや学生ローンしかないって思った時もありました
すぐに10万ぐらい必要で…
でも、解決できた#大学生#学生ローン— みつる@現役私大生 (@B90811488) April 13, 2019
最初に、学生ローンとはどのようなローンなのかについて、簡単に説明を行っておきましょう。
学生ローンはその名の通り、学生を専門に無担保・無保証人で融資を行っているローンのことを指します。
融資を受けたお金の資金使途は基本的に自由であることが多く、いろいろなことにお金を使いたい学生のニーズにマッチしていると言えるでしょう。
ただし返済能力のない人に融資を行うことはできないため、学生であれば誰でもOKというわけではなく、パートやアルバイトなどである程度の固定収入を得ていないと利用できない点には注意が必要です。
学生専門の消費者金融と考えてOK
学生ローンに専門店があるのか。 pic.twitter.com/PHiXNu13MT
— Tetono (@Tetono5) April 10, 2019
こうして見てみると、利用対象者を学生に絞っていること以外は、消費者金融とほぼ同じであることがお分かりいただけると思います。
実はその通りで学生ローンは業態としては消費者金融とまったく同じであり、学生を専門にしているということを分かりやすく示すために、「学生ローン」というような名称を用いているだけなんですね。
そのため、学生ローンを利用しようか、消費者金融を利用しようかと悩んでいる学生のかたがもしおられるとしたら、両者は本質的に同じであるので金利や利用限度額といった要素で比較するといいでしょう。
ただし、消費者金融が取り扱っているローン商品はカードローンが中心であるのに対して、学生ローンではカードローンタイプの商品を取り扱っているところもあれば、振込融資のフリーローンタイプの商品を取り扱っているところもあります。
カードローンタイプの商品は利用限度額の範囲内であれば何度でも借り入れ・返済を繰り返すことができるのに対して、フリーローンタイプの商品は、最初にまとまった融資を受けた後は返済を行っていくのみです。
利便性に関してはカードローンタイプの商品に軍配が上がるケースが多いと思いますので、学生ローンを利用する場合は、商品詳細をよく確認してから申し込むようにするといいでしょう。
学生ローンの審査基準
前項でご説明したように、学生ローンでお金を借りるにはパートやアルバイトなどの収入がなければなりません。
また学生ローンは消費者金融が運営している商品ですから、総量規制対象貸付であることや、お金を借りるには審査をしなければならない、ことも知っておく必要があるでしょう。
それでは学生ローンの審査基準について、どのような条件になっているのか順を追ってご説明していきます。
返済能力に関しては大手消費者金融より甘い?
一般社会人向け貸付を行っている大手消費者金融、例えばプロミスやアイフルなどと比べて、学生ローンの審査基準は、返済能力について多少甘くなっていると考えても良いです。
なぜなら、学生は親の扶養となっていることが多いため、万が一返済に滞ったとしても、お金を借りた学生が親に泣きついて返済してくれるのではないか、と学生ローン業者が考えるからです。
親にしても、子供が借金をしてお金を借りているなんて知ったらショックでしょう。
しかしながら借りてしまったものは仕方がない、と思うのも当然のことです。
二度と借金するなよ、と言われ学生ローンで借りたお金を子供の口座に振り込んでくれる可能性が高いですね。
利用できる限度額は50万円まで
ただし学生ローンで借りられる上限額は50万円までいなっているのが普通です。学生がパートやアルバイトで稼いだとしても、年間150万円なら立派なものです。
年収150万円なら総量規制によって50万円まで貸し出しできますよね。
さらに親が立て替えて払ってくれる金額としても、50万円までなら代わりに返済してくれる金額であると考えられるからです。
学生ローンは電話での在籍確認はなし?
学生ローンの特徴として、在籍確認をすることなくお金を貸してくれる業者も実際に存在しています。
当然ながらパートやアルバイトなどの収入がなければ、お金を貸さないとしていますが、借入申込書の自己申告によって、どこそこで働いていて収入があると、学生本人が申告することによって在籍確認の手間を省いているのです。
ですから場合によっては、お金を借りる学生が、本当はアルバイトをしていないのに、アルバイトしているかのように嘘をついてお金を借りるケースもあるようです。
ただし基本的には在籍確認があると考えておいた方が間違いはありません。
年齢制限は未成年者でも利用できる
2、3年前までは高校を卒業し進学した学生であれば、未成年者でもお金を貸してくれる学生ローン業者はありました。
しかし現在では未成年者で借りられる学生ローンはありません。
民法によって、未成年の契約は後で解約できる、と定められているからです。
お金を借りても返済できないと、学生本人が親に泣きついても、民法を知っている親なら「未成年者が契約したのだから解約してください」と、賢くなっているのでしょう。
そうすれば親が立替払いする必要もなければ、たとえ返済しないとしても契約自体が無効なら信用情報はにもキズがつきません。
学生ローンは20歳以上でないと契約できない、と考えておきましょう。
親権者の同意が必要?
学生本人の年齢が20歳以上なら、お金を借りる上での契約で親権者の同意は必要ありません。
ですから学生ローンでお金を借りたことが親にばれる心配もないのです。
親権者の同意が必要とされるケースは、学生本人の年齢が未成年であった場合に限られます。
前項で学生ローンは未成年者では契約できないとこ説明しましたが、親権者の同意=連帯保証人、となりますので、未成年の学生がどうしてもお金を借りたい場合は親と相談すれば借りられる可能性はあります。
学生ローンの審査は甘い?
アコムやプロミスなど大手消費者金融から比べれば学生ローンを扱っている中小消費者金融の審査ははっきり言って甘いです。
審査が甘いと言っても無条件に甘いわけではなく、最低の条件をクリアしてなおかつ消費者金融独自の審査基準によって審査が甘いことに注意してくださいね。
そうしないとインターネットで流れる口コミや評判など、単なる噂を信じていきなり申し込んで審査落ちになります。
大手消費者金融は銀行系消費者金融ということもあって審査基準は比較的高く、貸付対象者を一般サラリーマンとしている場合が多いです。
もちろんパート主婦や学生でも契約できないことはありませんが、返済能力がないと判断されてしまうと審査に通ることはありません。
しかし学生ローンはそもそも学生を相手にしているため、安定した収入を求める大手消費者金融とは審査基準が異なっています。
また高校卒業して進学した学生は親の扶養に入っている場合も多く、万が一に返済不能となった場合でも親に連絡すれば借金の肩代わりをしてくれるのではないか、との考えも審査が甘くなる根底にあります。
学生ローンの審査で聞かれることとは?
学生ローンでお金を借りようとしている学生は必見ですよ。
お金を借りるには色々なことを質問されます。
ネットから申し込む場合でも申し込みフォームにきちんと記入しなければなりません。学生ローン業者によっては来店して契約するケースもあります。
ネットからの申し込みだと、これはどのように書くのかな?と迷ってしまうことも多いでしょう。
また来店での契約でも、どのような内容聞かれるのか、事前に知っておくことによって準備ができますね。
学生本人の氏名や生年月日、現住所や親元の住所及び電話番号などは当然として、他にどのようなことを聞かれるのか代表例をご紹介しておきます。
アルバイトなどの収入に関して
お金を借りたら利息をつけて借金返済しなければならないことくらい、学生だって知っていますよね。
学生ローン業者は利息収入で運営しているのです。
お金を貸したらきちんと利息をつけて返済してもらわなければならないのです。
つまり返済能力について、どこでパートやアルバイトをしているのか、年収や勤務先は必ず聞かれる内容です。
仕事時間は何時から何時までなのか、休みなのは何曜日なのか、と言ったシフトについても聞かれるでしょう。時給がいくらなのかというのも聞かれる内容ですね。
毎月きちんとした収入がなければ、返済は滞ってしまいます。
学生ローン業者だって、返済期日に遅れていますと連絡するのも面倒なものです。確実に返済能力があると判断されれば、安心してお金を貸すことができわけです。
在籍している学校に関して
学生ローンは高校卒業してフリーターしている人にはお金は貸しません。ですからどこの学校に通っているのか在籍している学校名を聞かれます。
場合によっては学生証の提示を求められますので、嘘をついても必ずバレます。正直に答えましょう。
後になって在籍している学校が違っていた、となってしまうと虚偽申告としてペナルティを受けることになりますよ。
貸したお金を一括して返済してください、とならないように注意してくださいね。
保護者の年収や家族構成に関して
たとえ年齢が20歳を超えている学生だとしても、実家がどこなのか親の連絡先は必ず聞いてきます。
お金を貸したからといって親バレする心配はありませんが、念のために保護者の年収や家族構成がどのようになっているのか質問されます。
学生ローン業者によっては保険証の提出を求めることもあります。親が社会保険に加入していれば、どこの企業に勤めているのかも分かりますからね。
実際に親元を調査することはないとしても、嘘の情報だけは言わないようにしてください。
借入金の利用目的に関して
学生ローンで借りたお金は基本的に何に使っても構いません。
生活費でも良いですし、家賃の支払いでも、学費の支払いでもOKです。
学生ローン業者によっては、学費の支払いのためにお金を借りたいと言えば、金利を多少低くしてくれるところもあります。
その場合は必ず学費の納付書を持って行きましょう。
金利は安ければ安い方が、利息は安くなりますし毎月の返済額を抑えることもできます。
奨学金や他社からの借入に関して
学生ローンは総量規制対象となるため、年収の1/3以上を貸すことができません。
学生ローンでお金を借りることが初めてというのであれば、他社の借り入れについて何も言わなければ良いですが、万が一他の学生ローンからもお金を借りているとしたら、必ずどこからいくらの借金があるのか正確に申告しましょう。
他からの借金を他社借り入れと言いますが、他社借入件数や金額を偽っても必ずばれます。
なぜならお金に関する契約の情報は、全て信用情報機関に登録されているからです。
学生ローン業者がお金を貸す場合、必ず信用情報を取得します。信用情報には、どこからいくら借りているのか登録されています。
なお奨学金の借入については言いたくなければ言う必要はありません。
学生ローン業者は奨学金の借り入れについて把握できません。
返済額やスケジュールに関して
毎月の返済額については学生ローン業者によって、最低この金額だけは支払ってください、という最低返済額が定められています。
具体例として10万円を借りると毎月4,000円から5,000円くらいの返済です。
また学生ローンの借金を卒業までに返済しなければならないということはありません。社会人になってから学生ローンを返済することも可能です。
ただし長期間の返済は、総支払金額が増えてしまうため、できるだけ早期返済できるように返済額を多くした方が望ましいです。
返済スケジュールについては、返済日が決まっている学生ローン業者もあれば、自由に返済日を決定できる業者もあります。
返済日をいつにしたら良いのか分からない場合は、パート収入やアルバイト収入が入金になった直後にしておくと、お金を使い込んでしまう心配がありません。
きちんと真面目に返済していくことを学生ローン業者に伝えることによって、きちんと返済計画ができているな、と良い方向に判断してもらえます。
質問に対する回答で注意するポイント!
ネットからの申し込みにしても、来店して契約する場合にしても、聞かれた内容は正確に答えなければなりません。
既にご説明の通り、質問内容に嘘をついてしまうと審査に通らない可能性もあるのです。
また嘘をつく時に限って、返答がしどろもどろになるケースもありますね。来店しての契約となると、審査担当者の目を見ることができない、ことも多いようです。
学生はお金を借りることに慣れていないのがほとんどですね。
質問に対してどのように回答すれば良いのか、順を追ってご説明していきますので参考にしてください。
回答に困っても嘘はつかない
年齢が20歳を超えていれば、親の同意は必要ありません。
ですから質問された内容について、あまり言いたくないな、となっても困る必要もなければ、焦る必要もないのです。
たとえ親の年収が低くても、子供を進学させるだけの余裕はあるわけです。まして親が正社員なのか派遣社員なのか、など全く関係がありません。
確かに嘘はいけません。
しかし親元の身辺調査をするわけではないのです。また親の信用情報調査されることもありません。
親の年収や職業によって学生ローンの審査に落ちてしまうかもしれない、と心配する必要はないとしても、返答に困るようであれば親元の情報くらい嘘をついても問題はありません。
学生本人の通っている学校や、どこでアルバイトしているのか、というようで本人の情報だけは絶対嘘をつかないようにしておいてください。
正確に堂々と回答する
嘘をつくとき、何かしら態度に出てしまう場合がほとんどです。
対面方式での契約であれば、簡単に審査担当者に見抜かれてしまうでしょう。何と言っても学生ローンの審査担当者は金融のプロです。
今までも何人の審査も行っているのです。
この学生は嘘をついているな、と判断されてしまったら信用が置けない人間である、と烙印を押されてしまうでしょう。
嘘をついてまでお金を借りようとする学生に、お金を貸すほど学生ローンの審査は甘くはありません。
正々堂々ときっぱりと質問に答えることによって、誠実でお金を貸してもきちんと返済してくれるな、と判断してもらえれば審査に通る可能性がかなり高くなりますよ。
焦らずゆっくりと落ち着いて回答する
前項で学生ローンでお金を借りる際に質問される内容を紹介しましたが、頭の中に入れておくだけでは返答がしどろもどろになってしまう可能性もありますね。
ですからあらかじめメモに書いておくと良いでしょう。
このような質問をされたらこのように回答すれば良い、と想定問答集を作っておけば焦ることはありませんね。
もちろんお金を初めて借りる学生が、あまりに正々堂々としていると、借金慣れしているのではないかと逆に判断される可能性もあります。
ヘラヘラ笑いながら質問に回答するのではなく、ゆっくりとしゃべるようにしましょう。
学生ローンでは審査なしで借り入れ可?
では、学生ローンでは審査なしで借り入れを行うことができるかどうかについて考えていきましょう。
審査がないとどのようなことが起こる?
審査なしで借り入れを行うことができるかどうかに関しては、審査なしで融資を行った場合にどのようなことが起こり得るかを想像してみると分かりやすいのではないでしょうか。
最近の学生はパートやアルバイトをしている人が多くなってきてはいますが、それでも全員がアルバイト等を行っているわけではなく、安定した収入を持たない学生もたくさんいます。
審査なしでの融資が行われてしまうと、そういった固定収入を持たない学生に対しても融資を行わざるをえなくなってしまうわけですが、安定した収入がないため当然返済は滞りがちになるはずです。
そのような状態では、学生ローン業者は事業を継続できないのは、火を見るよりも明らかですよね。
つまり、審査なしで融資を行っている学生ローンは存在しないということになります。
一般的に審査なしでの融資はありえない
今回は学生ローンで説明を行っていますが、融資事業を行っている業種は他にもたくさん存在します。
先ほど話の中で出てきた消費者金融もそうですし、銀行や信用金庫などでもカードローンを取り扱っています。
こういった融資サービスすべてにおいて、審査なしで融資を行うことはありえません。
消費者金融や銀行カードローンなどは、学生以外でも利用することができますが、社会人のかたの中にも固定収入を持たないため融資を受けた場合には返済が困難になるであろう人は、一定数いるからです。
まれに、「審査なしで融資可能!」というような謳い文句を掲げている業者を目にすることはありますが、そういった業者は十中八九真っ当な事業を行っていない業者、つまりいわゆる闇金です。
金融機関の事業がどのようなサイクルでまわっているかを考えれば、その大前提として審査という過程が必須であるということは想像に難くないと思いますので、「審査なしで融資可能」とのたまう業者は絶対に利用しないようにしましょう。
学生ローンの審査に通りやすいコツ
学生ローンは審査なしで借りることはできません。
その理由については既にご説明の通りです。
一般人向けの大手消費者金融の審査に比べて、学生ローンの審査は若干審査基準は甘くなっているものの、学生なら誰でも審査に通るわけではないのです。
この項では学生ローンの審査に通りやすくなるコツについてご説明していきましょう。
借入額は必要最小限に設定
学生ローンの貸付は総量規制対象貸付であることは既にご説明の通りですね。
つまり年収が60万円程度なら、学生ローンで借りられる金額は最高でも20万円です。しかし最初から20万円貸してほしいと言っても、それでは審査に通らない可能性があります。
学生にとって20万円は大金ですよね。
軽々しくに20万円借りたいなどと、学生ローン業者に言ってしまったら、この学生はお金を借りることについて計画性がないのではないか、と判断されてもおかしくはありません。
もちろん自動車運転免許取得のために、20万円を借りたいと目的が決まっているなら別ですが、単に生活費に困っているという場合は、10万円未満の最低必要金額を借りるようにしましょう。
お金を借りて毎月きちんと返済していくことによって、返済実績を作っていくことができます。
返済実績ができてしまえば、利用限度額の増額も可能です。
まずは学生ローン業者に信頼をしてもらう、 ことを第一条件にしましょう。
当然ながら大金を借りてしまったら返済に困窮してしまう可能性があります。本当に必要な2万円から5万円の金額を借りるようにすれば、返済もラクですね。
必要書類は予め用意しておく
学生ローンで必要な書類は、学生ローン業者によって異なります。
どの学生ローンからお金を借りるのか決めたら、必要書類は事前に用意しておきましょう。
学費返済のため、または自動車運転免許取得のためにお金を借りるなら、学費の納付書や自動車教習所の請求書を持って行くのも良いです。
他に必要になる書類としては、
- 本人確認書類として運転免許証
- 健康保険証
- 学生証
- 在籍証明書
などです。
また借りる金額によっては、パートやアルバイト先から渡される給与明細書を用意しておくと良いですね。
せっかくお金を借りようと思っても、書類不備のためにお金を借りられないということも出てきます。
そうならないためにも学生ローンの公式サイトで、何が必要になるのか書類をチェックしておいてください。
消費者金融を使った方が良いケース
学生ローンは学生がお金を借りやすい仕組みにはなっていますが、大手消費者金融のようにカードローン形式でお金を借りられる業者はほとんどありません。
ローンカードがあればコンビニ ATM で、お金を借りることや返済することができますね。
ローンカードがなくても振込キャッシングによって、自分の銀行口座にお金を振り込んでもらって借りる方法もあります。
また初めて大手消費者金融を利用するなら、30日間無利息サービスを受けることも可能です。
大手消費者金融の審査は学生ローンの審査に比べて若干厳しくなっていますが、パートやアルバイト収入があって、最低でも6ヶ月以上連続して勤務している実態があれば信用情報に問題がない限り審査に通ります。
学生ローンは土日が休みというケースも少なくありません。
しかし大手消費者金融は土日祝日でも即日融資が可能なのです。
大手消費者金融は学生でも借りられます。
他にも、大手消費者金融が指定する銀行口座を持っていれば、21時までに審査通過することによって振込キャッシングで夜中でも借りることができます。
利便性を重要視するなら、学生ローンよりも大手消費者金融がおすすめです。
学生ローンの審査で落ちやすい理由
学生ローンの審査で借りやすい理由があるのと同じように、審査に落ちやすい理由あります。それはパチンコや競馬などのギャンブル資金やFX、仮想通貨の取引の投機的な資金です。
もちろん借金返済のために学生ローンを借りるという理由も審査で落ちやすいですね。
なぜならパチンコや競馬、FXや仮想通貨のためのに学生ローンでお金を借りても、ほとんどの場合は負けてしまい、後々の支払いに困窮することが予想できるからです。
借金返済のため、と借入理由に書いてしまうと、まだ学生なのにもう多重債務者なのか?と判断されるため審査は通りません。
それと社会人向けのカードローンの使い道として「冠婚葬祭」が審査に通りやすい理由となっていますが、学生が冠婚葬祭でお金がかかるということはまずありませんよね。
たとえ本当に冠婚葬祭があったとしても、お金は親が立て替えるものです。そもそも親は学生ローンでお金を借りているなんて思ってもいないでしょう?
親しい友人が結婚する、またはお葬式になってしまったという場合でも親がお金を出すのが普通ですね。
目的ローンとして使える学生ローン
学生ローンは単にお金を借りて消費してしまうだけでなく、目的ローンとしても利用可能です。
学生ローンを目的ローンとする場合に考えられる理由は次の4種類です。
①旅行資金のため
学生の夏休みや冬休みなど高校時代に比べて休みの期間が長期になり、友達と国内旅行や海外旅行に出かけることもありますね。
もちろん卒業旅行も学生生活の最後の思い出としてよく利用するパターンです。
また語学学習のために海外へ短期留学するという使い道でも借りやすい理由としてはOKです。
②学費の支払いのため
奨学金でお金を借りているのに、授業料を納めることなくつい使い込んでしまったという場合でも学生ローンでお金を借りて授業料に充てることでも問題ありません。
また奨学金で授業料は支払えたものの、教材費のお金が間に合わないこともありますね。
他にも資格取得のためにダブルスクールに通わなければならないなど、学費全般の支払いのために学生ローンでお金を借りるのもOKです。
③就職活動のための資金として
就職活動にはお金がかかります。
リクルートスーツは揃えなければならないし、靴やバッグなど身だしなみを整えるために用意しなければならないことも多いでしょう。
それに加えて就職先が遠方の場合は、就職説明会に出かける交通費も結構かかりバカにはなりません。
逆に地方に住んでいて東京で就職活動をしたい、という場合は宿泊代も考えなければなりませんね。
学生ローンの審査で借りやすい理由としても「就職活動資金のため」と書くと、間違いなく返済してくれるだろうと審査担当者も思うものです。
④運転免許取得のため
自動車の運転免許やバイクの免許は就職活動を有利にさせるためにも、学生時代に取得しておくのが望ましいですね。
社会人になってから免許を取れば良いと考えても、就職して仕事をするようになるとなかなか時間が割けません。
それに就職活動で履歴書に運転免許があることを書くことができますし、就職する業種によってはそもそも運転免許がなければならないということもあるでしょう。
学生は合宿で短期に運転免許証を取得する場合が多いと思いますが、その費用は30万円前後かかり一括で支払うのはなかなか難しいものです。
学生ローンでお金を借りる理由として「運転免許取得のため」と書くのも好印象です。
学生ローンの審査で「生活費」は理由にできるの?
学生ローンの資金使途として生活費もアリです。
しかし慢性的に生活費が足りないのでは、お金を貸しても最後まできちんと返済してくれるか審査担当者も気になるところですよね。
社会人向けのカードローンならお金を借りる理由として「生活費」とするのはそれほど審査に影響を与えませんが、学生の場合は「生活費が足りない=返済能力がない」と判断される場合が多いです。
学生はアルバイトで仕事をしているとしても、社会人のように多くの給料をもらっているわけではありませんよね。それにアルバイトで働いていても、もっと時間給の良いアルバイト先があれば簡単に転職してしまいます。
転職してしまうと収入がない期間ができてしまい、学生ローンの支払いが滞るのではないかと思われてしまうのです。
一時的に友達との飲み会やサークル活動にお金がかかり、生活費が足りなくなってしまったと言うなら話は別ですが、そこまで説明するのも面倒ですよね。
それぐらいなら初めから審査に通りやすい理由としてご説明した、レジャー資金や旅行資金、授業料の支払いのためと書いておいた方が良いです。
学生ローンで借りる理由の嘘はバレる?
学生ローンで借りる理由に嘘を書いたとしても、お金が財布の中に入ってしまえば何に使うかまで調査されることはありません。
ですからレジャー資金と理由を書いて実際は友達との飲み会に使ったとしても嘘はバレません。
ただし授業料の支払いのため、とはっきり書いてしまうと金利が安くなるなど特典があるため領収証を提示しなければならない場合があります。
同じようにダブルスクールや資格取得の費用をお金を借りる理由にした場合も、後から領収書を見せなければならないこともあるため、目的ローンとして学生ローンを利用する場合は注意が必要です。
学生ローンの金利は安め
通常消費者金融の金利は年18.0%ですが、学生ローンは年14.4%から16.8%と低く設定しているところもあります。
返済は卒業してから継続して行うこともでき、必ず卒業までに返済しなければならないことはありません。
借入金額も最高で50万円となっていることが多く、総量規制の範囲内で借りることができるのも学生ローンの魅力です。
ちなみに20歳以上なら親バレする心配はありません。
審査なしで融資を受ける方法は?
ここまでの説明で、学生ローン等で審査なしで融資を受けることは不可能であるということは何となく理解していただけたと思いますが、それでもなお審査なしで融資を受けるという希望を捨てきれない人もいるかもしれません。
そこで最後に、審査なしで融資を受ける方法が本当にないのかどうかを考えていきましょう。
担保を利用して融資を受ける
学生ローンや消費者金融で審査が必須なのは担保や保証人不要で融資を行っているため、万が一返済が滞ってしまった場合には、金融機関が受ける損失が大きくなると考えられるからです。
しかし融資というのは本来であれば、何かしらの担保を差し出してその担保に相当するだけの金額を貸し付けてもらえるというものだったはずです。
そのため、担保を利用して融資を受ける形のローンでは、審査なしで融資を受けられる可能性があります。
金融機関としても万が一返済が滞ってしまっても、担保がある分リスクが少ないんですね。
ただし銀行などが取り扱っている担保ありローンの場合には、担保を用意したうえで審査も受けなければならない場合が多いので、銀行以外の金融機関が取り扱っている担保ありローンを探してみるといいでしょう。
クレカのキャッシング枠を利用する
審査なしで融資を受けるという意味では、クレジットカードのキャッシング枠を利用するという方法も該当するはずです。
この方法は、クレジットカード自体を発行するタイミングでは審査を受ける必要があるため、最初から最後まで審査なしというわけではないのですが、すでにクレジットカードを所有しているのであれば今後は審査を受ける必要なく融資を受けることができます。
ただしクレジットカードの利用状況が悪かったり、他の金融機関での返済状況が悪かったりすると、クレジットカードの利用資格を本当に満たしているのかどうかに関して、追加で審査を受けなければならない可能性があります。
クレジットカードを所有している人は、適切に利用して追加審査を免れるようにしたいですね。
学生ローン利用するときの注意点
それでは最後に学生ローンを利用するときの注意点についていくつかご説明していきたいと思います。
お金を借りることに慣れていない学生にとって、このような場合はどうなの?と心配になることもあると思います。
学生ローンにありがちなよくある質問と回答として、参考にしていただければ幸いです。
学生ローンの利用が親バレする可能性
学生ローンでお金を借りても親に連絡は行きません。ですから親バレする心配は全くありません。
ただし返済滞納すると話は別です。
学生ローン業者はお家に電話する際に、金融業者であることは名乗りませんし、お金を貸していることについてもしゃべりません。
しかし話の内容によって、親としては、お金を借りているのではないか、と分かってしまうものです。
また学生が親と同居していると、学生ローン業者からハガキが届くこともあります。
圧着方式で書いてある内容が見られることはないとしても、怪しいハガキであると親が判断してしまったら、問い詰められてしまいますよね。
バイト先への在籍確認の影響
学生ローンでお金を借りる際に在籍確認はあると考えておきましょう。
在籍確認は本当に勤務しているかどうか確かめるだけです。
ですから勤務先にお金を借りることがバレる心配はありません。
たとえ学生本人がいなくても、学生ローン業者は個人名で電話をかけてきて、〇〇さんをお願いします、と言うだけです。
電話に出た人が、そんな人はいませんよ、とならない限り在籍確認は成功です。
ただしアルバイトやパートになると、電話口に出た人が名前を把握していない可能性があります。
学生ローンに申し込んだら、店長や事務所の人などに、クレジットカード会社から電話がかかってくるかもしれない、と伝えておきましょう。
お金の使い方の審査に与える影響
学生ローンは基本的に使い道自由です。
使用目的が決まっているなら話は別ですが、使用目的が例えパチンコや競馬などのギャンブルだとしても、それによって学生ローン業者から叱られることはありません。
当然使用目的が、ギャンブルでは審査には通りません。
普通に生活のため、または旅行のためとしておけば審査に影響は与えません。
返済の遅延は損害金の加算だけじゃない
返済期日に遅れると、遅延損害金が発生することは知っておきましょう。
遅延損害金とは延滞金のことです。レンタル DVD を借りても、返済期限に間に合わなければペナルティーを取られますね。
お金を借りても同じなのです。
遅延損害金の金利は、学生ローンでお金を借りる金利よりも高く設定されており、1日でも返済2をくれれば余分に返済しなければならないのです。
また遅延損害金が発生するということは、返済期日に遅れているのですから信用情報機関に登録されてしまいます。
1日や2日程度の返済遅れであれば、加算した金額を入金することによって情報は消えますが、返済滞納が2ヶ月から3ヶ月の長期となると、今度は金融事故として信用情報機関に登録されてしまいます。
返済滞納による金融事故情報は、返済滞納を解消してから5年間は消えません。
つまり社会人になってから、クレジットカードに申し込んでも審査には通りません。 当然ながら自動車ローンも組めないでしょう。
学生ローンを甘く見てはいけないということですね。
ヤミ金と学生ローンの見分け方
学生がお金を借りる場合に注意したいのは闇金です。
闇金としては学生は騙しやすい存在なのです。
審査がないよ、学生証だけでお金を貸すよ、と上手に誘ってきます。しかし闇金の金利は高く、それも10日毎の返済で、金利は30%以上になることも少なくありません。
そこで闇金から借りないために、きちんとした学生ローン業者であるかどうか見極める方法をご紹介します。
最も良いのは、金融庁のサイトで調べる方法です。
業者名や、住所、電話番号などを入力するだけで、金融庁に登録してある正規の業者かどうか見極めることができます。
学生が闇金かどうか判断するのはかなり難しいです。
ですから以下に金融庁サイトのリンクを貼っておきますので、 Web ツールを使って確認してください。
クレジットカードの現金化はダメ
最近の学生は対面方式での契約を嫌い、できるだけ手間をかけずに簡単にお金を借りる方法を選んでしまいがちです。
せっかく学生ローンが用意されているのに、手続きするのは面倒だと進学する際に作ったクレジットカードのショッピング枠を現金化してしまう場合が多いようです。
また携帯電話のキャリア決済枠の現金化を利用してしまう学生も多いようですね。
クレジットカードのショッピング枠の現金化はするべきではありません。
なぜならクレジットカード会員規約に書いてあるように、換金目的でのカード使用は禁止されており、違反した場合はカードの強制解約や利用代金の一括払いなどのペナルティを受けてしまいます。
ペナルティだけならまだ良いとしても、カードの強制解約は立派な金融事故として信用情報機関に登録されてしまいます。
一度登録されてしまうとショッピングローンの契約や自動車ローンの契約などお金に関する契約は一切出来なくなってしまいます。
いわゆるブラックになってしまうわけで、そうなると学校を卒業し社会人となってもクレジットカード1枚も持つことが出来なくなってしまいます。
クレジットカードショッピング枠の現金化は絶対利用してはいけません。
また最近流行りの携帯電話キャリア決済枠を現金化する業者もあります。
クレジットカードショッピング枠の現金化とはちょっと違い、規約に違反しているとは言えませんが、携帯電話料金をクレジットカード払いしている場合は注意が必要です。
ショッピング枠の現金化と同じように会員規約に違反する恐れがあり、発覚してしまうとカードの強制解約をされてしまうため、同じように金融事故としてブラック扱いされてしまいます。
まとめ
以上、審査なしで融資を受けられる学生ローンは存在するのかどうかについての説明を行ってきました。
審査なしで学生ローンを利用したいと思っていた人からすると、残念な結果になってしまったかもしれませんが、金融機関も営利企業として融資を行っているため、リスクを回避するために審査は必須であるということを理解していただければ幸いです。
審査なしで融資を受けたければ少なくとも担保・保証人なしでの融資は避けて、担保ありでの融資やクレジットカードのキャッシング枠など最後に触れた内容も参考にしてもらって、融資を受けられる方法を探してみてくださいね。
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