法人向けの事業融資が受けられるネット銀行を比較
取引銀行を探しているという法人経営者や個人事業主への参考情報です。
新たに、融資が受けられる銀行を探しているなら、ネット銀行を活用してみてはいかがでしょうか。
今回は、融資が受けられるネット銀行を紹介していきます。
- 執筆者の情報
- 名前: 芦田春馬(39歳)
職歴: 銀行と消費者金融,計15年勤務
この記事はこんな人におすすめ
今回の記事はこんな悩みを持っている人におすすめの記事です。
- ネット銀行の法人融資を探している人
- 個人事業主でも利用できるネット銀行を知りたい人
- ネット銀行が法人に人気な理由を知りたい人
目次
ネットバンクとは?
ネット銀行は全国の提携ATMで利用できるなど利便性が高いため、会社や個人事業主の預金業務を、従来の銀行から移行している経営者も多くなっています。
また、ネット銀行の振込のシステムや口座管理を効率化できる仕組みは、他の銀行にはないメリットです。
しかし、ネットバンクやネット銀行と呼ばれる銀行は身近に店舗がないことから、不安に感じる人もいるでしょう。
また、他の銀行とどのような点が異なるかを知らない人もいると思うので、まずはネットバンクの基礎知識について解説します。
ネット銀行が法人・事業主に支持される理由
一般的に「ネット銀行」という場合、「ネット専業銀行」を指す場合が多いでしょう。
ネット専業銀行というのは、有人店舗を持たない銀行で、通常の窓口で受付する業務を、「インターネット」を介して行う銀行になります。
ネット専業銀行は、原則、店舗を持っていませんので、「対面」で取引する機会が少なく、詳細な説明が必要となる複雑な商品は利用が難しいです。
しかし近年、個人事業主や中小企業を中心にネット銀行が支持されつつあります。
このようにネット銀行がおすすめされる理由として、以下のようなものがあります。
- 来店や、アポイントの必要が無く、時間的な自由度が高い
- 地理的な要因に限定されず取引可能
- 対応が早い
- 手数料や利息が低い
もう少し、詳しく説明していきましょう。
ネット銀行の多くは、インターネットを介して、相談、申込を、24時間、いつでも自由に行えるのが特徴です。
また、来店する必要が無いため、地理的な要因を気にする必要が無いのもメリットです。
そのため、首都圏に限らず、地方で営業されている経営者も取引銀行の選択股を増やしやすくなります。
ネット銀行では個人事業者向けのローン商品を取扱っている銀行もあり、ローン審査も訪問なしで行えるため、事業者の融資の選択肢のひとつにも挙げられます。
スピードの早さや、ローコスト運営による「手数料」・「金利」の低さもネット銀行のポイントです。
融資までのスピードが速い
ネット銀行の融資の魅力は、何といっても銀行からの借入では考えられないほど融資までのスピードが速いことです。
事業者ローンや事業ローンは、一般的な銀行ですと支店長の決済などが必要となるため、1か月以上融資まで時間がかかることも珍しくありません。
しかし、ネット銀行のビジネスローンや個人事業主向けのローンであれば、最短即日での借入を行える銀行まであります。
ノンバンクのビジネスローンにも審査スピードでは負けていないのも、ネット銀行が支持される理由です。
金利・手数料が安い
ネット銀行は店舗を持たないため、多くの取引をネットバンキングや提携ATMで行います。
手数料がかかるのではないかと心配になってしまいますが、しかしネット銀行は振込手数料や入金、引出の手数料が非常に安く、それも魅力のひとつとなっています。
特に法人経営者や事業主の場合には、取引先に対して振込を行う回数が多いため、振込手数料の料金が安いかどうかは非常に重要です。
また、融資やビジネスローンを利用する場合には、一般的なノンバンクのビジネスローンと比較して金利が低いこともメリットと言えます。
24時間365日ネット取引ができる
ネット銀行は24時間365日いつでも取引や申し込みができることも、経営者に支持されるポイントです。
銀行で法人口座開設を行いたい場合には、平日の日中に銀行に直接出向いて申込しなければなりませんでした。
しかし、ネット銀行であれば開設の申し込みを、ネット経由で24時間いつでも行えるため、仕事の調整をして銀行に訪問する手間が省けます。
また、振込の依頼や融資の申し込みなどもいつでも受付けているため、手軽にサービスを受けられます。
店舗があるネット銀行
しかし、「ネット銀行」と言う場合、ネット専業銀行以外にも、通常の銀行が行っているインターネット上のサービスを指して、「ネット銀行(ネットバンク)」と呼ぶことがあります。
ネットバンクは店舗を持っている銀行のサービスですので、必要に応じて、「対面」と、「ネット」の取引を使い分けできるのが特徴です。
対面でも相談できることが強みとなる反面、ネット上から利用できないサービスが設けられていて、商品によっては、来店が必須となるデメリットもあります。
ただし、ネット専業銀行と同様に、ネットバンクを活用すれば、地理的な条件や、時間を有効に活用できるメリットは大きくなります。
以降は、ネットバンクを取り扱っている銀行のビジネスローンをご紹介します。
りそな銀行
「りそな銀行」が取り扱うビジネスローン「活動力」をご紹介します。
普通預金金利 | 0.001% |
---|---|
定期預金金利 | 0.01% |
提携コンビニATM | セブン銀行、ローソン銀行、e-net |
事業用ローンの概要 | 来店不要で契約可能のビジネスローン カードローン形式で自由に追加融資可能 |
メリット | 資金用途自由、限度額内であれば何度でも借入可能 |
デメリット | 個人事業主は利用できない |
公式サイト | https://www.resonabank.co.jp/ |
りそな銀行は、大阪に本店を置く大手都市銀行の1つであり、全国の主要な都市に店舗を有しています。
ネットバンクのサービスも行っていますので、大阪府内で事業を行っている経営者に限定せず、対面とネットを活用した取引が、全国的に利用可能な銀行と言えるでしょう。
りそな銀行のビジネスローン「活動力」は、インターネットを介しての申込が可能であり、郵送による書類提出で、手続きが完了できるのが特徴です。
また、「活動力」はカードローンタイプのビジネスローンになっており、一旦審査に通過して、借入限度額を設定しておけば、りそな銀行のATMや、全国の提携ATMを通じて、いつでも自由に借入できるのが魅力です。
資金使途も、事業性資金であれば、原則自由で目的を問いません。
「活動力」の借入限度額(最大)は500万円であり、適用金利は6.0%、10.0%、14.0%のいずれかから、審査結果に応じて決定されます。
なお、りそな銀行の活動力に借入申込ができるのは、法人のみとなりますので、個人事業主の方は申込できませんのでご注意下さい。
みずほ銀行
続いては大手都市銀行のみずほ銀行のビジネスローンを見て行きましょう。
普通預金金利 | 0.001% |
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定期預金金利 | 0.01% |
提携コンビニATM | セブン銀行、ローソン銀行、e-net |
事業用ローンの概要 | 事業ローンは一般的なビジネスローンとは性質が異なる フランチャイズなどの企業向けローン商品 |
メリット | 法人、個人事業主どちらも利用可能 |
デメリット | 申込企業によって融資内容が大きく変わる |
公式サイト | https://www.mizuhobank.co.jp/retail/index.html |
みずほ銀行には事業ローンという商品がありますが、こちらは企業が提携している法人や個人事業主に対するローン商品であるため、事業者単独で利用できるローンではありません。
また、他にもいくつかローン商品はありますが、個人事業主や法人が誰でも利用できるビジネスローン商品はみずほ銀行にはありません。
東京スター銀行
次に、地方銀行である「東京スター銀行」のビジネスローンをご紹介します。
東京スター銀行は、地方銀行とは言っても、「ネットバンク」のサービスを活用して、全国の方が利用できるビジネスローンを取り扱っています。
普通預金金利 | 0.001% |
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定期預金金利 | 0.025% |
提携コンビニATM | セブン銀行 |
事業用ローンの概要 | 最大500万円まで利用できるカードローンタイプ 無担保、無保証なので審査がスムーズ |
メリット | 地銀だが全国各地で利用可能 |
デメリット | 事業歴1年未満は利用不可 |
公式サイト | https://www.tokyostarbank.co.jp/index.html |
東京スター銀行のビジネスローンは、「スタービジネスカードローン」という名称で、りそな銀行の「活動力」と同様、カードローンタイプになっています。
スタービジネスカードローンは、法人経営者や、個人事業主など、「経営者」を対象とする融資商品であり、法人ではなく経営者個人が契約する商品になります。
借入する資金は、「事業性資金」として幅広い目的に使用可能です。
なお、スタービジネスカードローンに申込できる方は、「営業年数1年超の事業を営んでいる」法人代表者、もしくは個人事業主となりますので、業歴の浅い方はご注意下さい。
スタービジネスカードローンの借入可能額は最大500万円であり、適用金利は年利6.5%~14.5%の範囲内となります。
借入申込は、東京スター銀行のホームページ上から行うことができ、来店の必要はありません。
三井住友銀行
大手都市銀行である三井住友銀行の「ビジネスセレクトローン」をご紹介します。
ビジネスセレクトローンは、業歴2年以上の法人が申込できるビジネスローンです。
普通預金金利 | 0.001% |
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定期預金金利 | 0.01% |
提携コンビニATM | セブン銀行、ローソン銀行、e-net |
事業用ローンの概要 | 事業歴2年以上の法人が利用可能 ビジネスローンの中でも金利や返済期間が好条件 |
メリット | 最大融資金額が1億円 |
デメリット | ネット申込が不可能 |
公式サイト | https://www.smbc.co.jp/ |
三井住友銀行の取引窓口がある地域に限定されますが、全国の主要都市に店舗を持つ都市銀行ですから、幅広い法人が申込できる商品と言って良いでしょう。
ビジネスセレクトローンの借入可能額は最大1億円であり、無担保のビジネスローンとしては、最大規模の大きさです。
資金使途も、運転資金だけでなく、設備資金、決算・賞与資金などに利用できます。
適用金利は、2.125%~(2018年4月現在)であり、低金利で利用できるのがメリットです(詳細は審査によって決定)。
三井住友銀行は、ネットバンクのサービスに非常に力を入れており、充実した機能を持っていますが、残念ながら、融資取引のネット申込はできません。
ビジネスセレクトローンの申込は、直接、担当する営業部・支店への来店が必要です。
イオン銀行
口座を持っていれば手数料無料でATMの利用ができるイオン銀行ですが、残念ながらビジネスローンや事業者ローンの取扱いはありません。
しかし、法人向け融資は行っているため、気になる人はイオン銀行コールセンターか最寄りの店舗に相談してみましょう。
普通預金金利 | 0.001% |
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定期預金金利 | 0.02% |
提携コンビニATM | ローソン銀行、e-net、イオン銀行ATM |
事業用ローンの概要 | 事業者ローンやビジネスローンは取扱っていない 法人向けの融資は取扱いあり |
公式サイト | https://www.aeonbank.co.jp/ |
店舗がないネット銀行
これまで店舗があるネット銀行のビジネスローンを確認してきましたが、次に店舗のないネット専業銀行のビジネスローンを見て行きましょう。
ネット専業銀行のビジネスローンや事業者ローンは、店舗の有る銀行のローンとは異なる特徴があります。違いを意識しながら確認すると、比較しやすいのでおすすめです。
ジャパンネット銀行
始めに紹介するのは、「ジャパンネット銀行」のビジネスローンです。
ジャパンネット銀行は、「ネット専業銀行」の先駆け的な銀行であり、現在は、ヤフーと三井住友銀行が主要な株主となっています。
普通預金金利 | 0.01% |
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定期預金金利 | 0.02% |
提携コンビニATM | セブン銀行、ローソン銀行、e-net |
事業用ローンの概要 | 最大3000万円までの高額融資が可能 法人、個人事業主どちらも利用可能 |
メリット | 上限金利が8.2%と低金利 |
デメリット | 返済期間が最長12か月と短い |
公式サイト | https://www.japannetbank.co.jp/ |
ジャパンネット銀行では、「ヤフー出店者」と「freee有料会員(クラウド型会計ソフト)」への限定になりますが、運転資金を対象としたビジネスローンを取り扱っています。
freee有料会員の方は、50万円~3,000万円の融資申込が可能であり、適用金利は1.45%~13.75%(年率/2018年4月時点)になります。
ヤフー出店者向けビジネスローンも最大借入額は3,000万円(出店歴18か月未満の方は1,000万円)ですが、適用金利の上限は8.2%と低めに抑えられています。
ヤフーの子会社ということもあり、ヤフー出店者にメリットが大きいのが特徴です。
なお、ジャパンネット銀行のビジネスローンは、借入期間が最長で12か月までとなり、短期資金に限定した融資です。
その分、返済ペースも速くなってしまうため、やや使い勝手が悪くなってしまうのがデメリットと言えるでしょう。
ジャパンネット銀行ビジネスローンは、法人だけでなく、個人事業主の申込も可能です。
楽天銀行
次にご紹介するのは、ネット専業銀行である「楽天銀行」のビジネスローンです。
楽天銀行のビジネスローンの特徴は、「有担保型」である点です。
普通預金金利 | 0.02% |
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定期預金金利 | 0.02% |
提携コンビニATM | セブン銀行、ローソン銀行、e-net、イオン銀行ATM |
事業用ローンの概要 | ビジネスローンでは珍しい有担保型ローン 融資額が1億円と非常に高額 |
メリット | 返済期間が最長5年間と長め |
デメリット | 担保がなければ利用できない |
公式サイト | https://www.rakuten-bank.co.jp/ |
銀行系ビジネスローンの多くは、「無担保・第3者保証人なし」の融資商品が多いのですが、楽天銀行は「原則、有担保」であり、資産が無いと利用できないのがデメリットになります。
但し、担保となる資産があれば、法人企業だけでなく、個人事業主も申込可能であり、最大1億円という規模の大きい融資申込が可能な商品です。
借入期間は最長5年であり、比較的、長めの期間で借入出来る点も、メリットと言えます。
楽天銀行ビジネスローンの資金使途は、運転資金だけでなく、設備資金や、つなぎ資金、起業資金など、幅広い用途に利用できるのも特徴です。
適用金利の範囲は公表されておらず、融資申込・審査結果を経て、楽天銀行から提示を受ける仕組みになっています。
ソニー銀行
続いてソニー銀行のビジネスローンについて紹介したいところですが、残念ながらソニー銀行はビジネスローンや事業者向けローンを取扱っていません。
また、法人向けの口座開設も行っていないため、事業向けにネット銀行を利用する目的の人には向いていません。
普通預金金利 | 0.001% |
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定期預金金利 | 0.02% |
提携コンビニATM | セブン銀行、ローソン銀行、e-net、イオン銀行ATM |
事業用ローンの概要 | 事業者や法人向けのサービスは取扱っていない |
公式サイト | https://sonybank.net/ |
SBI住信ネット銀行
最後に紹介する銀行は、振込手数料が他の銀行と比較してもトップクラスに低いSBI住信ネット銀行です。
SBI住信ネット銀行にはレンディング・ワンというローン商品があります。
普通預金金利 | 0.001% |
---|---|
定期預金金利 | 0.02% |
提携コンビニATM | セブン銀行、ローソン銀行、e-net、イオン銀行ATM |
事業用ローンの概要 | 運転資金として活用可能な事業者ローン 書類準備や面談不要で簡単申込み可能 |
メリット | 最短当日での借入実績あり |
デメリット | 返済期間が最長12か月と短期間 |
公式サイト | https://www.netbk.co.jp/contents/ |
レンディング・ワンは、これまで紹介してきたようなネット銀行の事業者ローンの魅力が詰まった商品です。
まず借入までの期間はノンバンクのビジネスローンクラスに短く、最短で申込当日に借入可能な場合もあります。
また、借入金額も最大3000万円、借入利率も1.999%からと非常に好条件で融資が受けられます。
デメリットを挙げるのであれば、借入期間が最長12カ月と短期間であるため、運転資金としての利用しかできない点ぐらいで、幅広い経営者におすすめできるローン商品です。
イオン銀行
普通預金金利 | 0.001% |
---|---|
定期預金金利 | 0.02% |
提携コンビニATM | セブン銀行、ローソン銀行、e-net |
事業用ローンの概要 | 法人向けローンの他に、農業経営者向けローンも用意 |
公式サイト | https://www.aeonbank.co.jp/ |
イオン銀行には、オーダーメイド型の融資商品だけでなく、「アグリローン」と呼ばれるパッケージ型の商品も用意されています。
アグリローンの「アグリ」とは、「農業の」という意味を持つ英語です。
つまり、アグリローンとは、農業経営者向けの融資商品ということになります。
農業経営以外の業種の方には利用できませんが、対象となる業種であれば、法人だけでなく個人事業主の申込も可能です。
イオン銀行のアグリローンでは、農業経営に必要となる運転資金だけでなく、設備資金に対する融資も行っています。
また借入可能額は、100万円以上、最大6,000万円までの範囲内で申込が可能であり、担保や、連帯保証人は原則不要です。
農業経営者が利用できる融資商品は意外に少ないため、農業経営者にはおすすめの融資と言えるでしょう。
ネット銀行からの融資で注意したい点は
ネット銀行の融資は、銀行やノンバンクのローンにはないメリットが多くありますが、注意したいポイントもあります。
それは銀行ごとに条件や審査基準が大きく違う点です。
銀行やノンバンクの法人向け融資は、銀行ごとに若干の差はありますが、業界ごとに大きな差はありません。
しかし、ネット銀行の法人や個人事業主向けの融資は、銀行ごとに大きく仕組みや対象者などが異なります。
したがって、申込前に各ネット銀行の融資内容を確認していないと、申込条件を満たしていないため利用できない場合や、思ったよりも審査基準が厳しく審査落ちをしてしまう危険性があります。
申込前にネット銀行ごとの商品特徴を把握しておき、自分の会社にあった商品を選択することが、通常の銀行融資よりもさらに重要と言えます。
結局、ネット銀行と銀行ではどちらが良い?
ネット銀行と銀行のどちらもメリット、デメリットがあるため、利用者ごとにどちらがおすすめかは変わってきます。
例えば、銀行の場合には店舗があるため、融資の不明点や商品の詳細な説明を窓口で受けられます。
しかし、ネット銀行であれば営業日を気にすることなく、いつでも融資の申し込みができるなどの銀行にはないメリットがあるのです。
それぞれのローン商品のメリット、デメリットを確認してどちらが良いかを選択しましょう。
ちなみに、ネット銀行の場合にはキャンペーンを積極的に行っているため、利用できるものがないかお知らせや公式サイトで確認してみることがおすすめです。
ローンが通らなかった場合の対策は?
ネット銀行の事業者ローンも、銀行のローンと同じように審査が行われるため、審査にとおらない可能性があります。
もしも審査に通らなかったときには、ファクタリングを利用しての資金調達がおすすめです。
ファクタリングは、所有している売掛債権をファクタリング会社に譲渡することで、売掛債権の代金を早期に受取できるサービスです。
融資と異なり、売掛債権の金額分しか資金調達ができませんが、手元の現金を増やせられるため、資金ショートを防ぐ手段として優秀です。
またローンとは仕組みが大きく異なり、審査基準もかわってくるため、ローン審査落ちをしてもファクタリングの審査には通る可能性があります。
是非、いざというときの資金調達法として参考にしてください。
まとめ
ネット銀行のサービスを活用すれば、中小法人でも取引可能な銀行数を増やせます。
さらに、融資取引だけでなく、日常的な決済業務などに要する手間暇も削減できます。
今回は、ネット銀行のサービスがある銀行の融資取引を紹介しました。
これから取引銀行を探される方の参考となれば幸いです。
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