イオン銀行カードローンを一括返済する方法と、解約時の注意点
カードローンを利用している場合には、毎月の最少返済額に加え、繰上げ返済や一括返済がとても重要という事は、みなさんご存知の通りです。
そこで、今回はイオン銀行カードローンを例に、なぜ繰り上げ返済や一括返済が重要なのか?そして一括返済する為には、具体的にどんな手続きを踏めばいいのかなど、注意点も含めてお伝えしていきたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ
- イオン銀行カードローンの一括返済方法を知りたい人
- 一括返済の注意点を知りたい人
- イオン銀行カードローンのおすすめポイントを知りたい人
目次
イオン銀行カードローンは一括返済できる?
結論から言うと、イオン銀行カードローンは、一括返済できます。
一括返済を希望する人は、イオン銀行コールセンターローン専用ダイヤルに電話で問い合わせてみましょう。 返済金額や返済方法について、オペレーターが対応してくれます。
なお、コールセンターの電話番号は、0120-48-1258となっています。 受付時間は9:00~18:00で年中無休です。
休日でも対応してくれるので、平日は仕事で忙しい人でも電話しやすくなっています。
過去に作ったイオン銀行のカードはイオン銀行カードローンに切り替えるとお得!
イオン銀行では、「カードローンBIG」「カードローンユトリプラン」「カードローン」を販売していましたが、今は新規受付をしていません。
イオン銀行は、上記の商品の申込希望者を「イオン銀行カードローン」へ案内しています。
イオン銀行カードローンは、様々な恩恵を受けることができます。
それでは、イオン銀行カードローンに切り替えるメリットについて詳しく見ていきましょう。
申し込み者全員にWAONポイント1000プレゼント?
イオン銀行では、カードローン申し込み者に対して、定期的なキャンペーンを行っています。
キャンペーンの内容は、申し込み者へのWAONポイントのプレゼントなどが上げられます。
WAONポイントは1ポイント1円として使うことができるので、キャンペーン中に申し込むことをおすすめします。
しかし、キャンペーンよりも金利を重視したいという人は、早めの切り替えを検討しましょう。
なぜなら、カードの切り替えで金利が下がる可能性があるからです。
新規カードへの切換で金利が下がる場合も
新規カードに切り替えるときに、契約中のイオン銀行のカードローンの限度額よりも、希望限度額を高くして申し込むと金利が低くなる可能性があります。
例えば、イオン銀行カードローンは限度額90万円以下の金利は11.8%~13.8%ですが、イオン銀行カードローンBIGでは13.8%です。
審査結果によっては、2%も金利が下がるのは魅力的と言えるでしょう。
なお、50万円を借りているときの1か月あたりの利息で比較すると、13.8%では5,671円ですが、11.8%では4,849円と822円も安くなります。
開催が不定期な1,000WAONポイントのキャンペーンを待つよりも、毎月の金利を下げた方がお得な場合もあるでしょう。
イオン銀行カードローンのおすすめポイント!
メリットが多いイオン銀行カードローンですが、他にたくさんの魅力があります。
これから、新規でイオン銀行カードローンに申し込む人に、イオン銀行カードローンのおすすめポイントを紹介します。
入会金・年会費無料
おすすめポイントのひとつ目は、入会金・年会費が無料ということです。
カードローンは常に使い続けるというよりは、一時的な資金不足で利用することが多いのではないでしょうか。
カードローンを全く利用しない時期があってもおかしくないため、年会費があると解約を検討したくなりますよね。
しかし、解約してしまうと次に利用したいときに、再び審査を受けなければならないため、できれば解約したくないと思う人も多いでしょう。
そんなときに、年会費無料は嬉しいサービスです。 また、入会金が無料であることも見逃せません。
カードローンの申し込みを考えているということは、今現在、お金に困っているのではないでしょうか。
これからお金を借りたいと思っているときに、先に入会金を請求されても困ってしまいますよね。 入会金無料は思っている以上に重要であると言えるでしょう。
コンビニATM手数料が0円
イオン銀行カードローンはイオン銀行ATMだけでなく、「ローソンATM」や「イーネットATM」を手数料無料で利用することができます。
手数料は一回あたりの料金は少額ですが、積み重なると大きな金額になるため、手数料を軽く見てはいけません。
特に、毎月の返済をATMで行う予定の場合、返済する度に手数料を取られてしまうのは避けたいですよね。 少しでも返済負担を減らすためには、ATM手数料無料は重要なサービスです。
振込融資に対応
一般的にカードローンで借入を行うときは、ローンカードを使ってATMからお金を引き出します。
しかし、契約直後はローンカードが手元にないため、自宅にカードが郵送されるまでは借入ができません。
そんな時はイオン銀行カードローンなら、ローンカードがなくても振込融資ですぐにお金を借りることができるため、できるだけ早く融資して欲しいときでも安心です。
ただし、振込融資を利用できるのは、イオン銀行に普通預金口座を開設している人に限られます。
イオン銀行の口座がない場合は、カードの受け取りまでに最短で5日程度かかるので注意してください。
返済方法を自分で選択できる
イオン銀行カードローンは、3つの返済方法から自分に合ったものを自由に選ぶことができます。
なお、3つの返済方法は、「ATM返済」「他金融機関口座引落し」「イオン銀行口座引落し」です。
返済方法は、マイページで変更することもできます。 後から気軽に変更することができるのはうれしいですね。
まずはATM返済にしてみたものの、返済期日を忘れがちだから口座引落しにしようなど、自由に設定できることは魅力的と言えるでしょう。
イオン銀行カードローンの返済はATMからが便利
複数の返済方法があることはメリットでもありますが、人によってはどれを選んで良いかわからないということもあるでしょう。
もし、返済方法で悩んでいる場合には、ATM返済をおすすめします。
イオン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATMなら手数料無料です。
それでは、ATM返済をおすすめする理由を具体的に見ていきましょう。
毎月1日~20日の間ならいつでも約定返済になる
一般的なカードローンは限られた返済期日までに、返済を行わなければなりません。
短い返済期間の中では、気がついたら返済期日を過ぎていたということも起こりやすくなるでしょう。
しかし、イオン銀行カードローンなら、20日間でいつ返済を行っても毎月の約定返済となるため、返済忘れとなる可能性を抑えることができるでしょう。
また、コンビニATMなら、仕事が終わった後の遅い時間や、休みの日でも返済できます。
近所のコンビニATMから気軽に返済できるのは、とても便利だと言えるでしょう。
繰り上げ返済はいつでもOK
毎月1日~20日に行う約定返済の他に、いつでも繰り上げ返済を行うことができます。
金融機関によっては繰り上げ返済を行うために、コールセンターへの電話連絡が必要になることもあります。
イオン銀行は電話連絡が必要ないので、いつでも気軽に繰り上げ返済を行えることは大きなメリットです。
なお、カードローンをお得に利用するなら、積極的な繰り上げ返済は欠かせません。 繰り上げ返済を行うと、元金をどんどん減らすことができるため利息分の支払いを減らすことができます。
返済期間を短縮することにも繋がるので、資金に余裕があるときには、是非、繰り上げ返済を考えましょう。
切り替え手続き方法
それでは、カードローンの切り替え手続きについて説明していきます。
スマホひとつで簡単に手続きを行うことができるので、金利を引き下げたいと思う人は切り替えをおすすめします。
イオン銀行のインターネットバンキングに、「契約者ID」と「ログインパスワード」を入力してログインしてください。
ログインが完了したら、トップページ上部にある「メニュー」から「カードローン」を選択します。
次に、「カードローン借入・返済」へ移動し、ページ上部の「カードローン切り替え案内」というバナーを選択しましょう。
カードローン切換手続き画面に移動するので、画面に表示される内容に変更がないかを確認してください。
なお、表示される内容は、「メールアドレス」「名前」「住所」「電話番号」です。
変更がなければ、「お申込み」ボタンを押して手続きは終了です。
申込後に審査結果がメールで届くので、「@mail.info.aeonbank」からのメールを受取れるようにしておきましょう。
イオン銀行カードローン比較表
商品名 | イオン銀行カードローン | カードローンBIG | カードローンユトリプラン | カードローン |
---|---|---|---|---|
金利 | 3.8%~13.8% | 3.8%~13.8% | 5.0%・8.0% | 14.8% |
限度額 | 10万円~800万円 | 30万円~800万円 | 100万円~500万円 | 10万円・30万円・50万円 |
イオン銀行の口座 | 不要 | 必要 | 必要 | 必要 |
他行引落し | 可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 |
返済方法の変更 | 可能 | 不可能 | 不可能 | 不可能 |
※イオン銀行カードローン以外は新規受付終了
イオン銀行カードローンの返済方法
まず、最初にイオン銀行カードローンの返済の方法や仕組みについて、基本的な部分からお伝えしておきたいと思います。
返済の仕組み
イオン銀行カードローンは、残高スライド方式という方法で返済を行う必要があります。
残高スライド方式とは、その名の通り「借り入れ残高に応じて、毎月の最少返済額が変わる」という返済方式です。
このカードローンの最少返済金額は1,000円~となっていますが、これは借り入れ残高が3万円以下の場合であって、例えば100万円を借りている場合の毎月の返済額は25,000円となっています。
ちなみに、イオン銀行のカードローンで100万円を金利13.8%で借りた場合、毎月の最少返済額25,000円だけを返済していると、完済までには54ヶ月、利息も約34万円払うことになってしまいます。
したがってこの後触れる「繰上げ返済」が、とても重要になります。
返済方法
次に返済の方法ですが、①ATMによる返済と、②口座引き落としによる返済の2種類から選択が可能です。
またATMによる返済では毎月の約定返済額以上の返済、つまり繰り上げ返済も可能ですし、その際に手数料もかかりませんので、手元に余った資金などがあれば、どんどん繰り上げ返済にまわす事をおすすめします。
一括返済をする方法と注意点
ここからは、イオン銀行カードローンで「一括返済」をする方法について解説します。
一括返済時には事前に連絡をする必要がある
イオン銀行カードローンを一括返済する場合には、自分で残債を確認して返済するのではなく、事前にイオン銀行コールセンターの「ローン専用ダイヤル・0120-48-1258 ※9:00~18:00 年中無休」に連絡を入れる事が必要です。
万一金額に間違いがあると二度手間ですし、一括返済を申し出た日から決済日まで期間が開く場合には、利息を計算してもらわないといけませんので、必ず事前に連絡をいれて金額と返済方法の指示を仰ぐようにして下さい。
自動融資などに注意
一括返済を申し出た際、一つだけ注意しないといけない点があります。
それは「自動融資に関する注意」です。
自動融資とは、公共料金などの引き落としの際、口座に残高がないと自動的にイオン銀行のカードローンで融資が行われるサービスです。
もし一括返済を申し出た後に自動融資が適用されたままになっていて、且つ口座に残高がない場合は、イオン銀行から指示された一括返済の金額から、さらに残債が増える事になってしまいます。
したがって、一括返済を申し出た場合は、自動融資の適用有無と口座残高の有無を事前に確認するようにして下さい。
完済しただけでは解約にはならない
よく「カードローンを一括返済したら、それでカードローンは自動的に解約になってるのでは?」と思っている方も居ますが、それは間違いです。
イオン銀行のカードローンは、残債を全額返済したとしても、解約しない限りは、設定された極度額までは借りれるようになっています。
カードローンが借りれる状態になっていると、他のローンの審査に落ちてしまう事もある為、今後「カードローンを一切利用するつもりはない」という場合には、別途解約の連絡を入れるようにして下さい。
一括返済せずに借り替える方法も
イオン銀行に「借金を少しでも早く完済したい」という思いから一括返済に踏み切る方もいますが、一括返済の他にも借金を早く完済する方法はあります。
それは「低利の他社カードローンに借り換える」という方法です。
イオン銀行のカードローンの上限金利は13.8%ですが、他社カードローンの上限金利を見ると、それよりも金利が低いカードローンがいくつかあります。
下記にその一例をご紹介します。
カードローン名 | 金 利 |
---|---|
みずほ銀行カードローンエグゼクティブプラン | 年3.0~年7.0% |
住信SBIネット銀行MR.カードローン (プレミアムコース) | 年1.59~年7.99% |
三井住友カードゴールドローン | 年3.5%~年9.8% |
じぶん銀行 借り換えコース | 年1.7%~年12.5% |
尚、他社カードローンに借り換える際には、必ず借入金でイオン銀行カードローンに返済するようにして下さい。
よく「借り換えが出来た安堵感」から、ついつい以前から借りていたカードローンをそのままにしている人が居ますが、残債を増やしてしまう要因にもなりますので、必ず返済後きちんと解約するようにしましょう。
また、契約内容によっては解約が必須条件となっている可能性もあるので、十分に注意しましょう。
一括返済する為に、今やるべき事
イオン銀行のカードローンを一括返済する為には、余剰資金を用意するか、他社に借り換える方法があります。
しかし、余剰資金を用意する為には、言うまでもなく「収入を増やす」という事が必要になってきます。
そこで、最後に「収入を増やす」いくつかの方法をご紹介します。
地道に日払いバイトで稼ぐ
普段サラリーマンなどの仕事につき、給料で生活している場合は、本業の勤務終了後か休日に日払いバイトなどで働く事をおすすめします。
ただし、会社勤めをしている場合は、副業が禁止されているケースが多いので、他人の目に触れるお店などでの勤務や、大勢で働くようなキャンペーンスタッフやコンサートスタッフなどの仕事は避けたほうがいいかもしれません。
また、本業以外で年間20万円以上の収入がある場合は、確定申告をする必要がありますが、その際の住民税は「自分で納付する」という方法を選択するようにして下さい。
そうしないと住民税を徴収している本業の勤務先に連絡が入る可能性があります。
なお、本業分と副業分の住民税を合算して納付する事になりますので、「本業の収入額にしては住民税が多いのでは?」と勤務先から疑いをかけられる可能性があります。
本業でのスキルを磨く
副業をする以外にも、もちろん本業で給料を増やす事も考えましょう。
本業で収入を得る=昇格するという事になりますが、昇格する為には仕事のスキルを磨くのはもちろん、常に一段上のポストの仕事に取り組むように努めることがポイントとなります。
又、仕事に必要な資格を取得して、資格手当てを狙うという方法もあります。
在宅で稼ぐ
「本業が忙しくて、中々副業なんてできない」と言う場合には、クラウドソーシングなど在宅で稼ぐという方法もあります。
クラウドソーシングで稼ぐには、「記事のライティング」「アンケートなどのタスク作業をこなす」「データ入力」などスキルが必要となりますが、最初は優しい業務から取り組み、経験値を積み上げることで、様々な仕事に取り組む事も可能になります。
クラウドソーシングなら時間にとらわれずに働く事が可能ですので、育児に忙しい女性にもおすすめの仕事と言えます。
まとめ
今回は、イオン銀行カードローンの一括返済の解説からはじまり、一括返済の為の収入を増やす方法について、いくつかの情報をお届けしましたが、参考になったでしょうか?
なお、イオン銀行には複数のカードローンがありましたが、現在は新規受付をしていません。
新しく販売された「イオン銀行カードローン」に切り替えることで金利が低くなる可能性があります。 カードローンBIGなどを利用中の人は、是非、切り替えを検討しましょう。
イオン銀行のカードローンは、申し込みも簡単で利用者のハードルは低い為、借りやすいという意味ではおすすめのカードローンと言えます。
しかし、この記事でお伝えしたとおり、金利が低めのこのローンでも、借り入れ金額によっては完済までには相当な時間を要する場合があります。
お得に返済するという意味でも、資金に余裕があるときは繰り上げ返済をしましょう。
カードローンは計画的に…とはよく言われる事ですが、借り入れ時には完済までのスケジュールをしっかりシミュレーションした上で利用される事をおすすめします。
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