楽天カードでネットキャッシングをしても振り込まれないときに考えられる原因は?
楽天カードは頻繁にテレビCMも流しているため、非常に高い知名度を有しているクレジットカードの1つですが、便利な機能をいろいろと利用できるクレジットカードでもあります。
そんな機能の中の1つにネットキャッシングがありますが、稀にネットキャッシングを利用しても振り込まれないことがあるようです。
今回は、そのようなときに考えられる原因について説明していきたいと思います。
目次
ネットキャッシングってどんなもの?
まずはネットキャッシングがどのような機能かということについて、簡単に説明しておきましょう。
ネットキャッシングとはその名の通り、「ネット」で「キャッシング」を行うことができる機能です。
楽天の「e-NAVI」という会員専用サービスに申し込んだのち、マイページにログインしてネットキャッシングを選択することで、利用することが可能です。
e-NAVIのマイページではキャッシングの利用可能枠がどれくらいあるかも確認できますので、あらかじめ利用可能金額を確認したうえで、キャッシングの申し込みをするといいでしょう。
普通のキャッシングとは違う?
楽天カードはクレジットカードですので、クレジットカードでキャッシングと聞くといわゆる「キャッシング枠」を利用してのキャッシングが頭に思い浮かぶかもしれませんが、ネットキャッシングはそれとは異なるのでしょうか。
実は楽天カードのネットキャッシングは、キャッシング枠を利用してキャッシングを行うのと何ら違いはありません。
ただ単に、キャッシングの手続きをATMを利用して行うかオンライン上で行うかの違いだと思っておけばOKです。
直接お金を手元に用意しなければならないのであればどちらも手間は変わりませんが、口座引き落としに間に合わせるために口座にお金を充当しなければならない場合などは、オンライン上で手続きが行えるネットキャッシングのほうが便利ですね。
ネットキャッシングのメリットは?
先ほど最後でも少し触れましたが、ネットキャッシングのメリットとしてはどのようなことが考えられるでしょうか。
もっとも大きなメリットとしては、手数料なしでキャッシングを行えるということが挙げられます。
楽天カードでATMを利用してキャッシングを行う場合、借り入れ金額が1万円以下の場合は110円、1万円超の場合は220円のATM利用手数料が必要となりますが、ネットキャッシングではそのような手数料が発生しないのです。
たかが数百円と思われるかもしれませんが、キャッシングを何回も行うことを考えるとあっという間に手数料だけで4ケタ・5ケタの金額になってしまうでしょうから、手数料がかからないというのは非常に重要なポイントです。
また、自宅や会社にいながら借り入れを行えてしまうというのもネットキャッシングのウリの1つです。
ATMを操作して借り入れを行っていると、そこにちょうど知り合いが通りかかってしまい、キャッシングを行うのがバレてしまうという可能性はゼロではありませんよね。
しかしネットキャッシングであれば、取引を行っている端末の画面をのぞき込まれない限り、キャッシングを行っていることはバレようもありません。
キャッシングのことを周囲に秘密にしておきたい場合には、うってつけの方法だと言えるでしょう。
ネットキャッシングのデメリットは?
続いてネットキャッシングのデメリットを考えていきたいのですが、ネットキャッシングと通常のキャッシングを比較した際に、ネットキャッシングのデメリットとなりえる要素はほぼありませんでした。
そこで、ネットキャッシングも含めたキャッシング全般の利用が、クレジットカードの利用に与えるデメリットについて考えていきます。
クレジットカードのキャッシング枠はショッピング枠と合算になっているため、キャッシング枠を利用しすぎるとショッピング時にクレジットカードで決済を行おうと思っても、限度額オーバーになってしまう可能性があります。
ショッピング枠とキャッシング枠、どちらもクレジットカードの重要な機能であることは間違いありませんが、多くの人はショッピング時に利用することを意図してクレジットカードを発行していることでしょう。
キャッシング枠の利用が原因でショッピング枠が利用できないとなってしまえば、本末転倒ですよね。
キャッシング枠の使いすぎには十分気を付けておきましょう。
振り込まれない時にありえる原因は?
使いすぎに注意はしておきたいものの、ネットキャッシングが便利な機能であることは疑う余地がありません。
ネットキャッシングの手続きを行ったのに振り込みが行われないときには、どのような理由が考えられるでしょうか。
キャッシング枠の残高がない
まず考えられるのは、キャッシング枠ないしショッピング枠をすでに利用しすぎていて、借り入れを行うことができる残高が残っていないという場合です。
この場合は、楽天カードの引き落とし日が過ぎて利用可能額が復活するのを待つしかありません。
なお引き落としが終わって利用可能額が復活するタイミングですが、楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行の口座に設定している場合のみ、引き落とし日当日に利用可能額が復活します。
楽天銀行以外の金融機関の口座の場合だと、利用可能額が復活するまでに数営業日必要になる点には注意しておきましょう。
手続きの時間が過ぎている
続いて考えられるのは、手続きを行った時間が即日で振り込みを行ってくれる時間外だったということです。
これも楽天銀行の口座を利用していれば、深夜に手続きを行おうが土日に手続きを行おうがものの数分待てば口座への振り込みが完了しますが、他の金融機関の場合はそうはいきません。
平日の9時~14時49分の間に手続きを終えることができれば数分で振り込みを行ってくれますが、それ以外のタイミングで手続きを行った場合は、翌営業日の振り込みとなります。
楽天銀行以外の金融機関の口座を利用している場合には、手続きの時間には十分気を配っておく必要があります。
登録している口座情報が間違っている
最後は、振込先口座として登録している口座の情報が間違っているというケースです。
ネットキャッシングを利用して振り込みを行ってもらう口座は、楽天カードの引き落とし口座と同じ口座のはずなので、長年利用している場合には登録されている口座の情報が間違っているということはありえないでしょう。
しかし、楽天カードを発行したばかりでまだ1回目の引き落としも行われていないというような場合だと、登録されている口座の情報が間違っていることに気付かない可能性もあるかもしれません。
ケースとしてはレアケースですが、不安な場合には登録してある口座情報を再確認してみるといいでしょう。
まとめ
以上、楽天カードでネットキャッシングをしても振り込まれないときに考えられる原因についての説明を行ってきました。
キャッシング枠の残高に関しては通常のキャッシングを行う場合でも注意しておかなければならないことですが、手続きの時間に関してはネットキャッシング独自の注意点だと言えるでしょう。
これらの点に注意したうえで、ネットキャッシングを使いこなしてくださいね。
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