四国銀行で現金を借入!フォーシーカードのキャッシング徹底解説
四国銀行には「フォーシーカード」というカードがあります。
このフォーシーカードには「キャッシング機能」があり、現金を借り入れすることが可能です。
そこでこの記事では、そんなフォーシーカードのキャッシングについて徹底解説してみました。
目次
四国銀行の「フォーシーカード」とは
※四国銀行公式WEBサイトより引用
フォーシーカードは、四国銀行が「VISA」と提携して発行するクレジットカードです。
一般向けの「クラシックカード」、女性向けの「アミティエカード」、ゴールド会員向けの「ゴールドカード」があり、それぞれの詳細は以下のとおりです。
カード名 | 申込条件 | 年会費 |
---|---|---|
クラシックカード アミティエカード | 満18歳以上の方 (高校生は不可) | 1,350円 家族会員 440円 |
ゴールドカード | 満20歳以上で本人に安定した収入がある方 | 10,800円 家族会員 無料 |
フォーシーカードの特徴
フォーシーカードの特徴は「キャッシュカード一体型」であると点です。
クレジットカードとキャッシュカードの両機能が付属していますので、VISA加盟店の決済や、四国銀行の取引をこれ1枚で行なうことが可能です。
また、ケータイクレジット「iD」に対応しており、電子マネーとしても利用できます。
その他にも、四国銀行ATMの時間外手数料が無料で利用できるというメリットもあります。
フォーシーカードのキャッング
フォーシーカードのキャッングは、設定された限度額の範囲内で現金が借り入れできるサービスです。
以下のように、返済をリボ払いでする「キャッシングリボ」、一括でおこなう「キャッシング一括」の2つがあります。
返済方法 | キャッシングリボ | キャッシング一括 |
---|---|---|
限度額 | 0万~50万円 | 0万~30万円 |
金 利 | 年15.0% | 年15.0% |
返済方法 | 毎月元金定額返済・ボーナス月元金増額返済併用 | 元利一括返済 |
返済期間・回数 | カードの有効期限まで (ただし、カード更新により自動的にその有効期限まで継続) | 23日~58日・1回 |
利用条件
フォーシーカードのキャッングの利用条件は、「個人会員ですでにキャッシングの利用枠を設定されている人」という点のみです。
このため、特別な利用条件があるわけはありません。
キャッシング枠の設定がまだの場合、「四国銀行クレジットカードデスク(0120-937-524)」に電話をして、審査に通過できれば設定をしてもらえます。
利用方法
利用方法はフォーシーカードに対応しているATMにカードを挿入して、手続きをするだけです。
フォーシーカードに対応しているATMは以下のとおりです。
- 四国銀行ATM
- ゆうちょ銀行ATM
- コンビニ ATM(ローソンATM・イーネット・セブン銀行)
- 提携金融機関ATM
どのATMも「1万円以上・1万円単位」で借入ができます。
限度額
限度額はキャッシングリボの場合ですと「0万~50万円」、キャッシング一括は「0万~30万円」の範囲で審査によって決定されます。
このため、人によって異なりますし、実際に審査に申し込みをしてみるまではいくらになるか分かりません。
ただし、クレジットカードのキャッシングはショッピング枠の範囲内で設定されるのが基本です。
よって、ショッピング枠を超えるような額が設定されることはまずありません。
また、フォーシーカードのキャッシングは「総量規制」の対象です。
そのため、限度額が年収の1/3を超えることはありません。
金利
金利は年15.0%で固定です。
クレジットカードのキャッシングは年18.0%という場合が多いので、この金利はまずまずではないでしょうか。
また、上限金利の相場が年18.0%である消費者金融よりも低金利であるというメリットもあります。
返済日と返済方法
返済日は「毎月15日締め翌月10日支払い」となり、返済方法は「指定口座からの自動引落し」です。
よって、ショッピング枠の利用分と同時に返済をします。
月々の返済額
月々の返済額は以下のようになっています。
支払方法 | 月々の返済額 |
---|---|
キャッシングリボ | 1・2・3・4・5万円から選択 |
キャッシング一括 | 元金+手数料 |
キャッシングリボの場合は「指定した支払額=月々の支払額」となります。
たとえば、1万円と設定したら、「元金+手数料=1万円」となり、月々の返済額は1万円でずっと固定です。
キャッシング一括は「元金+手数料」を一括で支払います。
仮に3万円を借入して手数料が500円であれば、「3万円+500円=30,500円」となり、30,500円を一括で支払うということですね。
キャッシング時の利息はどれくらい?
この章では、キャッシング時の利息をシミュレーションしています。
「借入すると利息はどれくらいになるの?」という時に参考にしてもらえれば幸いです。
キャッシングリボの場合
まずはキャッシングリボの利息を計算してみましょう。
今回は5万円を借入するとして、フォーシーカードの公式サイトにある「キャッシングリボご返済シミュレーション」を利用して算出しています。
月々の返済額 | 支払回数 | 利息額 |
---|---|---|
1万円 | 7回 | 2,594 円 |
2万円 | 4回 | 1,751 円 |
3万円 | 3回 | 1,470 円 |
キャッシング一括の場合
続いてキャッシング一括の利息を計算していきます。
今回は返済期間を30日と仮定して、「利息=借入額×金利÷365×返済期間」で算出しています。
借入額 | 利息額 |
---|---|
1万円 | 123円 |
3万円 | 369円 |
5万円 | 616円 |
7万円 | 863円 |
10万円 | 1,232円 |
リボと一括はどっちがお得?
利息という面では当然一括払いのほうが有利です。
なにせ支払いを一括でするのですから、利息も一回分で済み、総支払額はリボよりかなり少なくなります。
だだし、その分支払いの負担は大きくなります。
一方、リボ払いは利息が大きくなりがちなものの、月々の返済負担は抑えやすいという特徴があります。
こうしたそれぞれの特徴を把握した上で、ご自身に最適なほうを選択すると良いかと思います。
キャッシング利用時はココに注意!
キャッシングを利用する前には知っておくべき注意点があります。
そこでこの章では、フォーシーカードのキャッシングの注意点を解説していきます。
申込時には審査あり
キャッシング枠の申込時には審査があります。
このため、審査結果によっては利用枠が0円になってしまうこともあるんですね。
よって、誰もが利用できるかと言われればそうではないので注意してください。
総量規制の対象
フォーシーカードのキャッシングは「総量規制」の対象です。
総量規制とは、「貸金業者は申込者に対して年収の1/3までしか融資してはいけない」という法律です。
ここで言う貸金業者とは、「消費者金融」・「クレジット会社」・「信販会社」などです。
フォーシーカードのキャッシングはクレジット会社の借入に当てはまりますので、総量規制の対象になるのです。
このため、限度額は他の貸金業者と合わせて年収の1/3までになります。
限度額はショッピン枠と共通
キャッシング枠の限度額は「ショッピン枠」と共通ですので注意してください。
たとえば、ショッピン枠50万円・キャッシング枠30万円という場合、合計して80万円が利用できるというわけではありません。
ショッピン枠50万円の中に、キャッシング枠30万円が含まれているのです。
そのため、キャッシング枠を利用しますとその分だけ、ショッピング枠の限度額も減りますので気をつけましょう。
四国銀行のカードローンも知ろう!
四国銀行は「カードローン」も提供しています。
利用目的によってはカードローンのほうががおすすめな場合もありますので、ぜひこちらも知っておきましょう。
そんな四国銀行のカードローンは以下の3つです。
カード名 | 限度額 | 金 利 |
---|---|---|
カードローン4’S | 10万円~800万円 | 年4.0%~14.6% (変動金利) |
フリーカードローン | 30万円~800万円 | 年4.8%~13.3% (固定金利) |
教育カードローン | 50万円~500万円 | 年4.9% (変動金利) |
どのカードローンも限度額・金利に関しては、フォーシーカードのキャッシングよりも優れています。
とくに「教育カードローン」は利用目的が「教育資金のみ」と限られているものの 年4.9%とかなりの低金利です。
このため、教育資金を目的に借入するのであれば、教育カードローンのほうがおすすめです。
すべてのカードローンはATMから利用でき、返済もリボ払いですので少額から返済できるようになっています。
また、「任意返済」も自由に可能ですので、お金に余裕のあるときは多めに返済して、返済期間と利息を少なくすることも可能です。
まとめ
フォーシーカードのキャッシング機能を利用すれば、ATMから手軽に現金の借り入れをおこなうことができます。
そのため、「急な予定が入ってお金が必要になった!」、「給料日まで凌ぎきれそうにない・・・」というような時に活躍してくれます。
利用しない限りは手数料等は発生しませんので、いざという時のために付属させておいても損はありません。
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