【佐賀銀行キャッシング】モテカカードでの借入を徹底解説!
佐賀銀行には「moteca(モテカ)カード」というクレジットカードがあります。
このクレジットカードでは「キャッシングサービス」あり、このサービスを利用すれば現金を借り入れすることが可能です。
そこで今回は、このモテカカードのキャッシングについて詳しくお伝えしていきます。
目次
「moteca(モテカ)カード」とは
※佐賀銀行公式WEBサイトより引用
モテカカードとは、佐賀銀行が「JCB」・「三井住友カード(株))」と提携して、提供しているクレジットカードです。
一般向けの「モテカカード」、女性向けの「モテカアミティエ(JCBはLINDA)」、ゴールド会員向けの「モテカゴールドカード」の3種類があり、国際ブランドは「VISA」・「MasterCard」・「JCB」の3ブランドから選ぶことができます。
カードタイプ | 年会費 |
---|---|
一 般 | 初年度無料 次年度以降 本会員1,350円 家族会員440円 |
女性向け | 初年度無料 次年度以降 本会員1,350円 家族会員440円 JCBのみ完全無料 |
ゴールド | 本会員10,800円 家族会員無料 |
モテカカードの特徴
モテカカードの特徴は以下のとおりです。
1枚で3つの機能
モテカカードの最大の特徴は、「キャッシュカード一体型クレジットカード」であるという点です。
「キャッシュカード(IC型)」、「クレジットカード」、「ローンカード(キャッシング)」の機能があり、1枚で銀行取引からショッピング、借入までを行うことが可能です。
全国のATMで利用可能
モテカカードは全国のATMで利用できます。
佐賀銀行ATMだけでなく、全国の提携金融機関、ゆうちょ銀行、コンビニATM(セブン銀行ATM、イーネットATM、ローソンATM)で利用することができます。
年会費無料にする方法がある
ゴールドカード以外であれば、年会費無料にする方法があります。
携帯電話・PHS料金をモテカカードで決済するか、年間ショッピング10万円以上で、翌年度の年会費が無料になります。
モテカカードのキャッシングの詳細
それでは今回のメインテーマである、モテカカードのキャッシングについて解説していきます。
モテカカードのキャッシングには、「キャッシングリボ」と「キャッシング一括」の2種類があります。
キャッシングリボは返済を「リボ払い」でしていくことになり、キャッシング一括は返済を一括でします。
それぞれの貸付条件は以下のとおりです。
方 法 | キャッシングリボ | キャッシング一括 |
---|---|---|
利用枠 | 10万~50万円 | 10万~30万円 |
利率(実質年率) | 15.0% | |
1回の融資額 | 利用枠の範囲内で1万円以上・1万円単位 | |
返済方法 | 毎月元金定額返済・ボーナス月元金増額返済併用 | 元利一括返済(23日~58日・1回) |
毎月返済指定可能額 | 1・2・3・4・5万円 | 元金と利息を一括 |
ボーナス月・ボーナス返済額 | 年2回(夏・冬)指定・1万円単位で設定可 | × |
担保・保証人 | 原則不要 | |
遅延損害金 | 年20.0% |
基本的な条件はおなじですが、利用枠が異なります。
キャッシングリボのほうは最大50万円ですが、キャッシング一括は最大30万円と少なくなっています。
あとはほぼ同じですので、この点だけ注意しておくと良いでしょう。
キャッシングの利用条件
ここからは、モテカカードのキャッシングの利用条件について解説していきます。
モテカカードのキャッシングを利用できるのは、「個人会員ですでにカードローン(キャッシングリボ)・キャッシング一括の利用枠を設定している人」です。
よって、まだ設定をしていない人は、以下の電話番号に問いあわせて手続きをし、新たに設定してもらう必要があります。
- ゴールドカード会員:さぎんモテカカードゴールドデスク(0120-975-912)
- クラシックカード・アミティエカード会員:さぎんモテカカードデスク(0120-975-904)
キャッシング枠の設定には審査がある
キャッシング枠の設定には審査があります。
そのため、審査結果によっては設定してもらえないこともあります。
とはいえ、一般的にクレジットカードのキャッシングの審査はあってないようなものです。
すでにカード自体の審査に通っているのですから、それほど細かい審査はされない可能性が高いです。
よって、延滞をしたり、モテカカードの申込時点よりも他社借入がかなり多くなったりでもしない限りは、審査に落ちることはほぼないかと思います。
金利は高くも低くもない
モテカカードのキャッシングの金利は「年15.0%」です。
この金利はクレカのキャッシング枠としては低めですが、カードローンに比べるとそうでもありません。
大手カードローンの金利一覧
カードローン名 | 金 利 |
---|---|
アコム | 年3.0%~18.0% |
アイフル | 年3.0%~18.0% |
プロミス | 年4.5%~17.8% |
SMBCモビット | 年3.0%~18.0% |
レイク | 年4.5%~18.0% |
楽天銀行スーパーローン | 年1.9%~14.5% |
三井住友銀行カードローン | 年1.5%~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 年2.0%~14.0%※ |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 年1.8%~14.6% |
※みずほ銀行住宅ローンを利用すればみずほ銀行カードローンは金利が年0.5%引き下げられます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
カードローンの金利を見るときは上限金利に注目します。
理由は新規契約のときは上限金利に設定されることが多いからです。
モテカカードのキャッシングの金利とカードローンの上限金利を比較すると、18.0%付近の消費者金融カードローンよりは低く、14.5%付近の銀行カードローンよりはやや高くなっています。
このため、モテカカードのキャッシングの金利は高くも低くもないという印象です。
限度額は審査によって決まる
先にもお伝えしたように、モテカカードのキャッシング枠の限度額は、キャッシングリボで「10万円~50万円」、キャッシング一括は「10万円~30万円」の範囲で設定されます。
実際にいくらになるかは審査によって決定されるため、利用者ごとに異なります。
また、モテカカードのキャッシング枠の限度額は、あくまで「ショッピング枠」の範囲で設定されるため、ショッピング枠よりも多くなることはありません。
そのため、ショッピング枠の限度額が50万円だとすれば、キャッシング枠の限度額は50万円以下になるということですね。
キャッシングの利用方法
ここからは、モテカカードのキャッシング枠の利用方法について解説していきます。
モテカカードのキャッシングはカードをATMに挿入し、利用することになります。
利用できるATMは以下のとおりです。
- 佐賀銀行ATM
- 全国の提携金融機関のATM
- コンビニATM(セブン銀行ATM、イーネットATM、ローソンATM)
- ゆうちょ銀行ATM
借入金額はどのATMでも、1万円から1万円単位です。
どのATMでもモテカカードを挿入し、画面の指示に従って手続きするだけでOKですので、迷うことなくキャッシングが可能です。
モテカカードのキャッシングの返済
先の解説で借入方法については理解してもらえたかと思います。
そこでこの章では、モテカカードのキャッシングの返済についてお伝えしていきます。
返済日と返済方法
返済日と返済方法はショッピング枠とおなじです。
毎月10日が返済日となり、返済方法は「指定口座からの口座振替」となります。
このため、ショッピング枠の請求分と一緒に支払いをするということですね。
月々の返済額
キャッシング一括の場合は、借入した金額と利息を一括で支払います。
たとえば、10万円を借り入れして利息が1,500円だとすれば、101,500円を一括で支払いします。
キャッシングリボの場合は、1万円~5万円の範囲で、1万円単位で自由に返済額を指定できます。
仮に返済額を2万円と設定すれば、月々の返済額は2万円になるということですね。
また、「ボーナス月元金増額返済併用」も可能です。
年2回、夏と冬の指定月に1万円単位で多めに返済をすることができます。
1回払いをあとからリボに変更可能
キャッシング一括で利用した分を、あとからキャッシングリボに変更することも可能です。
「急な出費で一括支払いができなくなった・・・」というような場合は、カード裏面の電話番号に連絡しましょう。
ただし、変更鉄続きは「返済日10日の5営業日前まで」です。
この期限を過ぎてしまいますと、変更ができなくなってしまいます。
また、現在支払いを延滞中の人は変更手続きができませんので注意してください。
利息をシミュレーション!
キャッシングは借金ですので利用すると必ず利息が発生します。
そのため、借り入れ前には利息がどの程度になるのかを知っておくことは必須です。
そこでこの章では、モテカカードのキャッシング枠の利息シミュレーションをしていきます。
10万円を借入する場合の利息一覧
月々の返済額 | 支払回数 | 利息額 |
---|---|---|
1万円 | 12 回 | 8,791円 |
2万円 | 7回 | 5,192 円 |
3万円 | 5回 | 4,063 円 |
4万円 | 4回 | 3,505 円 |
5万円 | 4回 | 3,166 円 |
一括(30日) | 1回 | 1,232円 |
当然ですが、月々の支払額が多いほど支払回数が少なくなりますので、利息も減っていきます。
逆に月々の支払額が少ないほど、支払回数が多くなり、利息が大きくなります。
このため、なるべくなら月々の支払額を多めにするのがおすすめです。
キャッシングするときはココに注意!
ここからは、モテカカードのキャッシング枠の注意点についてお伝えしていきます。
モテカカードでキャッシングするときは、以下の2点に気をつけましょう。
総量規制の対象になる
モテカカードのキャッシング枠は「総量規制」の対象です。
よって、年収の1/3までしか借り入れができません。
モテカカードのキャッシングのようなクレカのキャッシング枠は、「貸金業者扱い」になるんですね。
このため、総量規制の対象になってしまうのです。
そうしたことから、モテカカードのキャッシングを利用すると「貸金業者からの借入」と見なされ、年収の1/3にカウントされますので注意しておきましょう。
限度額はショッピング枠と共通
モテカカードのキャッシング枠の限度額はショッピング枠と共通です。
先にもお伝えしましたが、キャッシング枠の限度額はショッピング枠の限度額の中に含まれているのです。
このため、キャッシング枠を5万円利用しますと、ショッピング枠も5万円利用したと同じことになります。
キャッシング枠を利用する場合、この点を理解しておかないと、「思ったよりも限度額が減っている。なぜ?」と混乱してしまうことがあるので気をつけてください。
佐賀銀行にはカードローンもある
佐賀銀行はクレジットカードだけでなく、「佐賀銀行カードローン」というカードローンも提供しています。
状況や利用目的によってはカードローンのほうが最適な場合もありますので、そちらについても知っておくのがおすすめです。
佐賀銀行カードローンの貸付条件
まずは貸付条件から確認していきましょう。
佐賀銀行カードローンの貸付条件は以下のとおりです。
申込条件 |
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---|---|
金 利 | 年2.0%~14.6% (固定金利) |
限度額 | 10万円~800万円 (10万円単位) |
資金使途 | 自 由 (事業性資金は除く) |
契約期間 | 1年更新 |
担保・保証人 | 不 要 |
金利が年2.0%~14.6%で、限度額は10万円~800万円ですので、銀行カードローンとしては平均的な条件のカードローンです。
申込条件は地域制限がある以外は、特別な条件もないため、比較的申し込みがしやすくなっています。
佐賀銀行カードローンの特徴
佐賀銀行カードローンには、九州の地方銀行10行のATM・CDで借り入れする場合、平日の利用手数料は無料という特徴があります。
無料になる地方銀行10行は以下のとおりです。
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また、佐賀銀行の口座開設は不要で利用できます。
佐賀銀行カードローンのような地方銀行のカードローンは、口座開設が必要なことがほとんどですが、口座を開設する必要はありません。
まとめ
佐賀銀行のモテカカードにはキャッシングサービスがあり、このサービスを利用すれば現金を借り入れすることが可能です。
利用方法もATM・CDにカードを挿入するだけでOKですので、非常に手軽に借り入れができます。
カードにキャッシングサービスを付属させておけば、「急な出費で困った!」というようなときにすぐに対応可能ですので、いざという時のために付属させておくのも良い手です。
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