借入するのに残高不足って、どういうこと?
クレジットカードでキャッシングしていると残高不足で借入できないシーンに出くわすことがあります。借入するのに残高不足とは一体どういうこと?と思う場合もありますよね。
クレジットカードは大変便利なツールですが使い方を誤ると金銭感覚が麻痺してしまい、借金地獄に入ってしまうことも多いです。キャッシングするときの残高不足についてご説明します。
- 執筆者の情報
- 名前:梅星 飛雄馬(55歳)
職歴:地域密着の街金を30年経営
借入の残高不足とは
クレジットカードの利用枠に十分な余裕があるのに、ATMから借入しようと思ったら残高不足のメッセージが画面に表示されることがあります。
残高不足になるともちろんキャッシングはできません。あてにしていたお金を手に入れることができず、目的を達成できないことになってしまいますね。
しかし利用枠が残っているのに借入しようとすると残高不足になるのはなぜでしょうか。
借入の残高不足をごく簡単にご説明すると、キャッシングすることができないということです。
しかしクレジットカードの利用料の自動振替で銀行預金に入っているお金が足りなくて、引き落としすることができなかったために残高不足となるなら理解できます。
でも借入しようと思っているのに残高不足とは意味が分かりませんよね。
借入での残高不足とは何のことなのでしょう。残高不足の理由について探っていきましょう。
クレジットカードが利用停止
クレジットカードでの借入で残高不足になるケースに、クレジットカードが利用停止になっている場合があります。
クレジット利用料金が支払期日に自動振替することができなかったことが分かると、支払期日から2、3日後にはカードの利用ができなくなります。
クレジットカードの利用ができなければ借入する際にも影響があり、ATMから借入しようと思っても残高不足となってしまいます。
間違いなくクレジットカードの利用料金を銀行預金に入金したはずなのに、と思っているのであれば通帳を記帳してみるか、またはインターネットバンキングで明細を確認しましょう。
クレジット利用料金は1円でも足りなければ引き落としすることができません。
もしかしたら請求書に書いてある金額を見間違えて少なく入金している可能性がありますね。
その場合は不足になっている分を直ちに入金し、2回目の引き落としを待つか、またはクレジットカード会社に電話してどうすれば良いのか指示を仰いでください。
キャッシング回数オーバー
クレジットカードの種類によってはキャッシングの回数に制限がつけられている場合があります。
例えば1カ月の間に借入できる回数が5回までになっているのに、6回目の借入をしようとすると残高不足の画面が表示されることがあります。
キャッシングの回数が制限されているのはセキュリティー上の問題で、不正に利用されないように安全対策を行っているからです。
この場合の対処法は借入回数を10回など多くするか、できない場合は諦めるよりほかありません。
キャッシング枠を超えている
クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠の2つがあります。
クレジットカード会社によってはそれぞれ利用枠を表示しているところもありますが、キャッシング枠をショッピング枠に含めて表示している場合もあります。
キャッシング枠がショッピング枠に含まれて表示されている場合は、あといくら借入することができるのか分かりにくいですね。
キャッシング枠が30万円になっているのに、40万円を借りようとすると残高不足とATMに表示されます。
すでにキャッシング枠を使い切っているのに新たに借りようとした場合でも、残高不足となってしまいます。
キャッシング枠を超えて借りようとした場合の対処法は、キャッシング枠を増額してもらうことですがすぐにはできません。
クレジットカード会社に電話して枠を増額してもらうか、会員サイトからキャッシング枠の増額申請を行いましょう。
審査によって問題がなければ1週間以内に借入枠が増えていることでしょう。
ただしクレジットカードのキャッシングは総量規制に関わってくることですから、他社借入との兼ね合いで希望通りにいかない場合もあります。
キャッシング枠が0円
そもそもキャッシング枠が0円になっていれば借入することはできません。
クレジットカードを申し込んでから期間が経っていると、契約当時のキャッシング枠について忘れている場合があります。
当然キャッシング枠が0円になっていればATM画面には残高不足と表示されます。
残高不足とならないようにするには、やはりキャッシング枠を必要な分だけ作るしかありません。
クレジットカード会社に電話して相談するか、または会員サイトからキャッシング枠を作るように手続きをしなければなりません。
手続きに要する時間は1週間もあれば十分です。
ただしこの場合もキャッシング枠は総量規制と関係してきますし、クレジットカードを持っている人の信用も関係してきます。
他社借入がある状態でクレジットカードのキャッシング枠を作るには、他社借入の残高とクレジットカードのキャッシング枠の金額との合計が年収の1/3以内に収まるようにしなければなりません。
このときに注意しなければならないのは、キャッシング枠を作ったときの借入残高が年収の1/3以内に収まっていても、他社借入が増えてしまうと再びクレジットカードでの借入が出来なくなってしまうことです。
したがって常にいくら借金をしているのか把握しておくことが必要ですね。
残高不足にならないようにする方法
お金を借入しようと思ってATMにカードを挿入し、いざ借りようと思っても残高不足と表示されるのはがっかりですよね。
お金を借りることができなければ、当初の目的を達成することができません。
借入をする際に残高不足にならないようにするには、クレジットカードに申し込んだときの契約書があればキャッシング枠をいくらにしたのか確認することができますね。
もし契約書がないとしてもクレジットカード会社に問い合わせるか、または会員サイトからキャッシング枠がいくらあるのか調べることができます。
そうすれば借入できるはずなのに借入することができない残高不足を防ぐことができますし、そもそも全くの勘違いでショッピング枠とキャッシング枠が同じと間違えることもありません。
カードローンに申し込んでみる
クレジットカードで借入しようと計画していたのに、お金を借りることができないと計画がすべて狂ってしまいます。
どうしても急にお金が必要になってせっかく借入しようと思ったのに、お金を借りることができないと困りますよね。
そのような緊急事態の場合はカードローンに申し込んでみてはいかがでしょうか。
大手消費者金融カードローンなら、申し込んだその日のうちにお金を借りることができますよ。
消費者金融の窓口まで出かける必要はありません。
インターネットやスマホから申し込むことができ、平日なら14時までの申し込みでその日のうちに自分の銀行口座にお金を振り込ませることも可能です。
たとえ土日にお金が必要になっても、20時までにインターネットやスマホで申し込みを完了させ、無事に審査に通過した後にローンカードを自動契約機から発行させれば、ATMから直ちにキャッシングすることが可能です。
クレジットカードとカードローン2枚持っていれば安心ですね。
タグ:借金・お金の悩み
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