フリーローンは総量規制対象外?
カードローンは審査も早く、手軽に借りるに反復利用ができます。
これに対してフリーローン(多目的ローン)は1度借りると追加で借りることができないなど、カードローンと色々な面での違いがあります。
カードローンとフリーローン、どちらを選ぶべきなのか、悩むこともありますが特徴や金利などを詳しく紹介していきます。
即日OK!審査通る?カードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
---|---|---|
アイフル | 3.0%~18.0% 最短18分※₁ ※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 | ・初めてのご契約で最大30日間利息0円 ・事前診断で融資可能かチェックできる ・原則、自宅・勤務先への連絡なし※₂ ※₂審査状況により実施する場合があります。プライバシーに配慮し、担当者個人名で連絡します。 |
プロミス | 4.5%~17.8% 最短3分※ ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | ・20~30代に人気 ・初めて契約する方は30日間利息0円 ・借入可能かすぐに分かる事前診断でチェックできる |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% 即日融資 ※申込曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱 | ・事前審査結果最短10秒 ・契約機で土日も融資可 ・WEB完結なら電話連絡、郵送物、原則なし ※収入証明を提出していただく場合があります。 |
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銀行フリーローンは総量規制対象外!
銀行フリーローンは、総量規制対象外の商品です。
まず、そもそも総量規制とは個人の生活を守るために作られた法律であり、簡単に説明すると個人の借入金総額を年収の3分の1の額までに抑えなければならない法律です。
総量規制の法律が設けられる前には、貸金業法が既に存在していたものの、消費者金融会社が法律の隙間をかいくぐり高金利で貸出しをしていたため多重債務で悩む人が多く、貸金業法の隙間を埋めた総量規制が平成22年6月18日に施行されました。
それでは、総量規制について大体分かったところで、フリーローンはなぜ総量規制の対象外なのでしょうか。
これは、フリーローンを取り扱う業者の大半が銀行や信用金庫、信用組合であることが理由となっているからです。
先ほど述べたように、消費者金融会社は貸金業法に基づいて融資を行っているために総量規制対象となりますが、銀行や信用金庫などの金融機関は銀行法という法律を基に営業しているために総量規制の対象外となるのです。
ただし、いくら他社借り入れが関係ないとは言ってもフリーローンの審査自体が厳しく行われますので気を付けてください。
次に、7つの銀行フリーローンについて商品内容や特徴について比較していきますので参考にしてください。
7つの銀行の総量規制対象外フリーローン
大手銀行各社がそれぞれフリーローンの商品を出していますが、どのような違いやメリットがあるのか、利用するつもりで詳しく見ていきましょう。
①三井住友銀行
三井住友銀行の「フリーローン」には無担保型と有担保型があります。
それぞれ申込人の需要に合った商品展開となっていますので下記の表にてチェックしましょう。
融資金額10万円以上300万円以内(1万円きざみ)50万円以上1億円以内(10万円きざみ)融資期間1年以上10年以内(1か月きざみ)1年以上30年以内(1か月きざみ)融資利率<変動金利型>
新規融資利率は所定の短期プライムレートに連動する長期貸出金利を基準にして決定。
借入れ後は4/1と10/1の年2回基準利率の見直しを行う。<変動金利型>
新規融資利率は所定の短期プライムレートに連動する長期貸出金利を基準にして決定。
融資期間中は毎月金利見直しを行う。返済方法<元利均等返済>
毎月一定日に元金と利息を併せて同金額を自動引き落とし。
※返済日は5、15、25日の中から選べる。<元利均等返済>
(半年ごと増額返済併用可)毎月一定日に元金と利息を併せて同金額を自動引き落とし。担保・保証人担保・保証人不要。保証人不要。
本人所有の不動産に、保証会社を抵当権者とする抵当権を設定する。団体信用生命保険利用できない。加入が必要だが、保険料は負担する必要なし。手数料・保証料・手数料:借入時の手数料は不要。
繰上げ返済時は5,400円(消費税込み)が必要
・保証料:支払う必要なし。・手数料:保証会社手数料として32,400円(消費税込み)が必要。
・保証料:次の2つのうちいずれかを選ぶ。
①保証料外枠方式:融資時に一括して保証会社に保証料を支払う
②保証料内枠方式:融資時に一括して保証料を支払う必要がないが、適用金利は保証料外枠方式に比べて高くなる
商品名 | フリーローン(無担保型) | フリーローン(有担保型) |
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利用できる条件 |
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資金使途 | 家具・インテリアの購入資金、旅行資金、婚礼に伴う資金等、様々な使い道に利用できます。 ただし、以下の使い道{事業性資金・投機性資金・見積書や契約書等により確認不可の資金・個人間の売買契約・借入資金を支払先に一括して支払いできない資金(家賃・生活資金等)・既に支払い済みの資金・三井住友UFJ銀行又は他金融機関からの借換資金}は除く。※上記以外にも申し込みできない場合があり、担当者に問い合わせが必要。 | 別荘の購入資金(一部対象でない地域あり)、相続税支払資金など、様々な使い道に利用できます。 ただし、以下の使い道{事業性資金、投機性資金、見積書や契約書などにより使い道を確認できない資金、借入資金を支払先に一括して支払わないもの}は除く。※上記以外にも申し込みできない場合があり、担当者に問い合わせが必要。 |
フリーローン無担保型
三井住友銀行のフリーローン無担保型では、有担保型よりも借入れ可能金額が低い(10万円以上300万円以内)ですが、担保が不要であるため気軽に借りることができます。
しかし、利用できるのは、前年度税込み年収が200万円以上(個人事業主の人は所得金額)で現在安定した収入のある人(年金収入のみは不可)という条件があるため、パートやアルバイトの主婦には利用しにくい条件となっています。
借入期間は1年以上10年以内で、住宅ローンを三井住友銀行から利用中で返済に遅延がない場合、借入時から完済までの借入利率を店頭金利より年3.0%してもらえる特典があります。
フリーローン有担保型
有担保型は、原則として本人所有の不動産を担保に差し入れる必要がある代わりに、長期にわたってまとまった金額を借り入れることができます。
また、金利も無担保型よりかなり低く借りることができます。
商 品 名 融資利率(変動金利型) |
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三井住友銀行 |
フリーローン(有担保型) 保証料外枠方式 年2.775% |
保証料内枠方式 年2.975% |
三井住友銀行 フリーローン(無担保型) 年5.975% |
②三菱UFJ銀行「ネットDE多目的ローン」
三井住友銀行以外の都市銀行各社のフリーローンを見ていきましょう。
◎三菱UFJ銀行「ネットDE多目的ローン」
三菱UFJ銀行のフリーローンは、原則来店不要で簡単に申し込みができます。
借入れ年数は6か月以上10年以内、借入金額は50万円以上300万円以内となっています。
金利は変動金利で年5.475%と、かなりの低金利で借りられます。
ただし利用できる条件は、前年度の税込み年収(事業所得の人は申告所得)が200万円以上で(年金収入のみは不可)勤続年数が1年以上となっていて、やはりパートやアルバイトでは借入れが難しい条件となっています。
また、ネットなら繰り上げ返済手数料が何回でも無料になるサービスを行っていて、都市銀行では三菱UFJ銀行だけが行っているお得なサービスです。
③みずほ銀行「多目的ローン」
みずほ銀行のフリーローンは、原則来店不要で利用できます。
借入れ年数は6か月以上7年以内、借入金額は10万円以上300万円以内となっています。
金利は変動金利と固定金利を選択できます。
変動金利で年5.875%、固定金利で年6.700%となっていて、当初選んだ金利方式は借入をした後に変更できません。
利用できる条件は、前年度税込み年収200万円以上(個人事業主の人は申告所得)で勤続年数が2年以上となっています。
また、みずほ銀行で住宅ローンを利用中、又は完済した人だけが利用できる「住宅ローン利用者専用口」が用意されています。
借入れ年数が最長10年、1,000万円まで利用でき、金利が変動金利で年3.375%、固定金利で年4.000%とかなりの低金利で借りられます。
りそな銀行
りそな銀行では、利用できる条件によって2種類のフリーローンを用意しています。
「プライベートローンJ」
利用条件として継続安定した収入があれば、年収・勤続年数などの条件がないため、パート・アルバイトでも利用できます。(専業主婦・学生は利用不可)
借入期間は1年以上7年以内で、利用可能額な10万円以上300万円以内となっています。
金利は固定金利で、年6.5%、9.5%、12.0%、14.0%のいずれかが審査で決定されます。
特徴的なのは、同時に専用のカードローンに契約する「カードローンセット型」を利用した場合、プライベートローンの金利が年0.3%引下げされるお得な商品も用意されている点です。
「プレミアムフリーローン」
りそな銀行のプレミアムフリーローンは、来店不要で利用できます。
借入れ年数は1年以上10年以内、借入金額は100万円以上500万円以内となっています。
金利は固定金利で年6.000%となっていて、住宅ローンをりそな銀行で利用中の人には年0.5%引下げされます。
利用できる条件は、前年度税込み年収400万円以上で継続安定した収入がある人ですが、パート、アルバイトでも利用可能です。(専業主婦・学生は利用不可)
こちらもカードローンセット型があり、その場合は金利が年5.7%となります。
⑤東京スター銀行「スター不動産担保ローン」
東京スター銀行の「スター不動産担保ローン」は、有担保ローンならではの低金利で、月々の返済負担を軽減できます。
融資可能額は100万円以上1億円以内で、借入れ年数は1年以上20年以内となっています。
また、金利は変動金利で年率0.85%~8.35%、固定金利で年率1.20%~8.80%となっています(2019年4月1日現在)。
資金使途は自由で、おまとめローンとしても利用できますが、事業性資金は対象外です。
資金に余裕ができたときに繰り上げ返済をしていくことが早期完済のためには必要ですが、東京スター銀行「スター不動産担保ローン」では繰上げ返済手数料が無料なので、手数料を気にせずこまめに繰上げ返済ができます。
⑥イオン銀行「イオンアシストプラン」
イオン銀行「イオンアシストプラン」はフリーローンなので、使い道は原則自由です(事業性資金は対象外)。
オリックス・クレジット株式会社が保証会社となっているので、担保・保証人共に不要です。
融資可能額は10万円以上700万円以内で、借入期間は1年以上8年以内となっています。
金利は年率3.8%~13.5%の固定金利で、実際の借入利率は審査で決定されます。
申込みから融資まで来店不要で手続きできる他、インターネットバンキングや近くのイオン銀行店舗で繰り上げ返済ができます。
⑦地方銀行やネット銀行
各都道府県の地方銀行でもフリーローンのサービスはありますが、営業区内に住んでいることなどが条件であったり、金利がそれほど低くなかったりと、都市銀行に比べると見劣りしてしまいます。
しかし、営業区内に住んでいたり、口座をもともと持っていたりするとお得になるケースもあるため、条件に当てはまる場合は検討する価値があるかも知れません。
また、ネット銀行もフリーローンのサービスを提供していますが、それほど金利が低くもなく、ネット銀行のカードローンのお得さに比べると見劣りしてしまいます。
フリーローンでの借入が向いているケース
カードローンとフリーローンにはそれぞれメリット・デメリットがありますが、どちらを選ぶべきなのでしょうか?順番に解説していきます。
審査のとおりやすさで選ぶ場合
銀行のカードローンとフリーローンでは、フリーローンの方が審査にとおりやすくなっています。
審査にぎりぎり通過するかどうかの人が、カードローンとフリーローンを同時に申し込んでも、フリーローンだけ承認が下りるといったこともあります。
その理由は、フリーローンは、最初に貸したお金を返済していくだけなので銀行にとっては反復利用されるよりもリスクが少ないのですが、カードローンは継続的に何度でもお金を借られるので、銀行にとってはフリーローンよりもリスクが高くなるためです。
利用用途が決まっていて、まとまったお金がいる場合
結婚に伴う資金や、旅行に行くための資金など、そのときだけまとまったお金が必要な場合は、カードローンよりも低い金利で借りられるフリーローンの方が適している場合があります。
また、カードローンをまとめるための「おまとめローン」の代わりとしても利用できます。
借金をまとめて整理したい場合
カードローンを複数の金融機関から借りてしまったときに、借金を一本化して返済をしていくと、月々の生活が楽になるときがあります。
消費者金融では総量規制の問題があるため「おまとめローン」として多くの場合商品化していますが、銀行の場合はカードローンで代用も可能です。
しかし、カードローンは反復利用が可能なため、再び多重債務になってしまう可能性が出てきます。
そこで、フリーローンを利用して借金を整理していく方法がおすすめです。
フリーローンは反復利用ができないため、再びお金を借りるのは新たなローンの申込みが必要になります。
そのため、生活を改善するにはうってつけの商品となっています。
フリーローンの注意点
フリーローンには、カードローンしか借りたことがない人には分かりにくいフリーローンの注意点があります。順番に見ていきましょう。
金利が変動金利のところが多い
カードローンでは余り考えなかったことですが、フリーローンでは変動金利を採用している銀行が多く、半年に1回基準金利を見直す銀行と、毎月見直しをしている銀行があり、新利率を適用しています。
なお、金利に変化がないときでも、同じ金利で利率変更がされていることになります。
繰上げ返済のときに手数料がかかる銀行もある
繰り上げ返済をするときには、入金の都度繰り上げ返済手数料がかかる銀行もあります。
例えば三井住友銀行で5,400円(税込み)手数料がかかります。
借入資金で利用できない使い道がある
フリーローンは銀行によっても違いますが、利用できない使い道があります。
「事業性資金」は個人ローンに該当しないため、ほとんどの銀行で資金使途として認めていないでしょう。
また「投機性資金」はFXや先物、株式投資などで利用するお金ですが、このことにより返済不能となっても自己破産で債務整理ができる借金の対象外となりますので注意をしてください。
「見積書や契約書等により確認できない資金」「既に支払い済みの資金」は目的ローンを借りるときには対象外となりますが、フリーローンなどでは一部利用可能となることがありますので銀行に相談をしましょう。
その他銀行によっては「個人間の売買契約」「家賃・生活資金」などがありますが、生活資金として利用することは一般的に認めている銀行が多いです。
銀行により条件が異なりますので、詳細は申込みをするところに確認することをおすすめします。
フリーローンとカードローンの違いとは
フリーローンとは、借りたお金の使い道(資金使途)を限定していないローンのことです。
そして、フリーローンの中に書面などで借入金額や、期間、金額、利率などを契約する証書貸付型の「フリーローン(多目的ローン)」と、書面などで当座貸越契約を結んで限度額内で繰り返し利用する「カードローン」があります。
つまり、「カードローン」も「フリーローン(多目的ローン)」の一種です。
では、「カードローン」と証書貸付型の「フリーローン(多目的ローン)」(以下フリーローンと言います)の違いは何かを解説していきます。
フリーローン(多目的ローン)とは?
フリーローン(多目的ローン)は、銀行が取り扱う個人向けローンです。
銀行が取り扱っているため、総量規制の対象外となります。
住宅ローンや教育ローン、自動車ローンなどは、資金使途が特定の目的に限られるため「目的別ローン」とよばれていますが、フリーローンは目的別ローンとは違って様々な用途に使えます。
旅行資金や引っ越し、家具・インテリアの購入など、幅広い場面で利用できます。
ただし、完全に自由ではなく、事業資金や投資目的の資金など、一部使用できない使い道もあるので注意が必要です。
また、ギャンブルや投資などで利用した場合、その損失による自己破産などは、借金がなくならないことがありますので気を付けてください。
「カードローン」とは何?
カードローンとは、銀行や消費者金融などが取り扱う個人向けローンのことでフリーローンの一種です。
消費者金融のカードローンは一部の商品を除き「総量規制」の対象となりますが、銀行のカードローンは総量規制対象外です。
また、クレジットカードに附帯するキャッシング機能もカードローンと同様の扱いです。
資金使途が定まっておらず、限度額を決めて契約すればその枠内で何度でも借りたり返したりできます。
ほとんどの場合は専用のカードが発行され、ATMなどで簡単に借りられます。
「フリーローン」の特徴と「カードローン」との違い
フリーローンとカードローンの違いをひとつずつ見ていきましょう。
◎フリーローンは追加融資を受けられない
カードローンは、一度審査にとおると限度額までは何度でも審査なしに利用できますが、フリーローンはまとまった金額を一度しか借りられません。
追加で借りるためには、再度審査を受ける必要があります。
◎フリーローンはカードローンより金利が低い
カードローンと比較すると、フリーローンはカードローンより低めに設定されていることが多いため、金利負担が少なく済みます。
◎フリーローンは融資までに時間がかかることが多い
カードローンは即日で審査結果が出て、当日中に融資実行まで可能なことも多いですが、フリーローンではカードローンに比べると融資までに多少時間がかかります。
フリーローンよりカードローンが向いているケース
フリーローンとカードローンの特徴について見てきましたが、実はフリーローンよりもカードローンがおすすめのケースがあります。
それはどのようなケースなのか、詳しく説明していきます。
自分の都合で自由に少し借りたり返したりしたい場合
フリーローンは一度借りると全て返済するまで追加で融資ができません。
また、新たにお金が必要なときにはその都度審査が必要です。
生活費などを細々と借りたい場合は、カードローンが向いているかも知れません。
とにかくすぐに借りたい場合
フリーローンは融資までの時間がカードローンよりも長くかかってしまいます。
とにかくすぐにお金が必要だという場合にはカードローンがおすすめです。
パート・アルバイトの場合
フリーローンは、利用可能条件が前年度の年収200万円以上のところが多いため、パート・アルバイトでは利用が厳しくなります。
カードローンの方が利用可能な金融機関が多く、専業主婦でも借りられるため、収入が少ない人や専業主婦にはカードローンの方がおすすめです。
目的で選ぶおすすめカードローン
カードローンはたくさんの種類が提供されていますので、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
カードローンを持つ目的や希望によっておすすめのカードローンがありますので、ひとつずつ見ていきましょう。
こっそり借りたいなら
家族にこっそり内緒で借りたいなら、郵送物が自宅に届いてしまうのは危険ですよね。
その場合、申込みから融資までWeb完結できるタイプのカードローンを選べば、自宅に郵送物が届くことは原則ありません。
具体的には、SMBCモビット、プロミス、アイフル、レイクといった大手消費者金融カードローンや、みずほ銀行カードローン、住信SBIネット銀行MR.カードローンなどがおすすめです。
即日融資を受けたいなら
即日融資を受けたい人は、大手消費者金融のカードローンがおすすめです。
銀行のカードローンは即日融資に対応していないため、選択肢からは外れます。
中小消費者金融の中にも即日融資を謳っているところがありますが、銀行の受付時間に間に合うように14時30分頃までには契約を済ませておく必要があります。
しかし、大手消費者金融のカードローンであれば、自動契約機やコンビニATMなどでいつでも借り入れできるので便利です。
低金利で借りたいなら
カードローン選びで低金利であることを重視しているのであれば、銀行のカードローンがおすすめです。
消費者金融のように、即日融資には対応していませんが、金利が安く抑えられており、何より安心感があります。
また、ATM手数料が基本的にかからないところが多いので、無駄な出費を省けます。
フリーローンと目的別ローンの違いとは
ローン商品の中には、使う用途を決めずに借りられるフリーローンの他に、お金の使い道を限定した「目的別ローン」がありますが、目的別ローンとフリーローンの違いは何か、金利や審査など順番に見ていきましょう。
目的別ローンの特徴
資金使途が限られているローンを目的別ローンとよびますが、代表的なのは住宅ローンになります。
他にも、自動車ローン、教育ローン、ブライダルローン、トラベルローンなどあります。
無担保型と有担保型があり、原則として、目的別ローンは資金使途を確認するための書類(金額等が分かる請求書、契約書、注文書など)の提出が必要です。
そのため、目的別ローンは、カードローン、フリーローンよりもさらに審査に時間がかかります。
目的別ローンは消費者金融も選択できる
フリーローン(多目的ローン)は銀行が提供しているサービスですが、目的別ローンは銀行だけではなく、消費者金融各社でも商品化されています。
また、目的別ローンは、総量規制の対象外となります。
消費新金融大手のアイフルでは、無担保で「目的別ローン」を利用できます。
利用できる目的の一部は下記のとおりです。
目的金利(実質年率) 利用可能額の上限
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アイフルの目的別ローンは、ネットや契約ルームでの申し込みはできません。
電話か店頭での申し込みのみとなっています。
銀行に比べるとどうしても金利が高くなるため、よく考えて利用しましょう。
また、銀行で時間がかかると言っても、1~2日で審査結果が出ることもありますので、実際には窓口などで相談をしてみることをおすすめします。
目的別ローンとどちらを選ぶ?
フリーローン(多目的ローン)と目的別ローンは、どちらも契約時に融資条件を記載した、金銭消費貸借契約証書という書類を交わして契約する証書貸付とよばれる融資です。
いつまでにいくら返済すると決めて、毎月決まった金額を返済していきます。
フリーローンと目的別ローンでは、フリーローンの方が審査は厳しく、目的別ローンの方が審査にとおりやすいです。
それは、目的別ローンは資金使途が明確に決まっているため、借りすぎの心配もなく、リスクが低くなるためです。
しかし、目的別ローンは、使う用途を証明する書類等の提出が必要なため、手間もかかり、融資までに時間がかかる傾向にあります。
金利の面で見ると、目的別ローンはフリーローン(多目的ローン)よりも低めに設定されているのでお得に借りられます。
明確に資金使途が決まっている場合は、審査もとおりやすく金利も低い目的別ローンをおすすめします。
総量規制オーバー中ならおまとめローン
既に複数のところから借入れをしている場合、借入れを一本にまとめられると管理もしやすく返済負担が軽減できます。
借入れが総量規制オーバー、つまり年収の3分の1を超えているならば、おまとめローンを検討してみましょう。
借金が総量規制を超えてしまった人でも借入できる
おまとめローンは、総量規制の対象外なので、借入れが年収の3分の1を超えてしまっている人でも利用できます。
おまとめすれば、一般的に借り換え後の金利は抑えられますし、月々の返済額も少なくなります。
ただし、その分返済期間が長引くことになる点については注意が必要です。
銀行のおまとめローンの特徴
銀行のおまとめローンは、全ての借入れがまとめられるわけでありません。
おまとめできるのは、銀行カードローン、消費者金融カードローン、クレジットカードのキャッシングで、おまとめローンによってはリボ払いも対象になることがあります。
一方で、マイカーローンや教育ローン、個人間の貸し借り、闇金からの借入れは対象外となります。
金利が低くなり借入れが一本化することで返済意欲が高まりますが、金利が思ったよりも下がらない場合や、返済専用で新たに借り入れできないタイプのものもあります。
消費者金融のおまとめローンの特徴
消費者金融のおまとめローンは、銀行のものよりもさらにおまとめできるものが少なくなります。
まず、銀行のカードローンはおまとめできません。
さらに、クレジットカードのリボ払いについてもおまとめできません。
銀行カードローンをおまとめできないのも痛いところですが、リボ払い地獄に陥っている人にとってはおまとめ対象外なのは致命的ですね。
できることなら、消費者金融ではなく銀行のおまとめローンを、検討することをおすすめします。
それ以外で総量規制以上借りたいなら
おまとめローン以外でも総量規制以上借りられるとされているものは、幾つかありますので紹介していきます。
銀行カードローン
総量規制は貸金業法で定められているものであり、銀行は銀行法にのっとって業務を行っているため貸金業法は適用されません。
そのため、銀行カードローンは総量規制の対象外となります。
理屈で言えば総量規制の対象外となるので年収の3分の1以上の貸付も可能となりますが、実際には年収の3分の1までの借入れになるよう自粛されている傾向にあります。
というのも、以前銀行が収入に見合わない貸付けを行い自己破産者などが大勢出たことから、総量規制の対象ではないにしても、それと同等の貸付け限度にしようという動きが主流になっているためです。
したがって、銀行カードローンも総量規制以上の借入れは難しいと言えるでしょう。
ビジネスローン
ビジネスローンは数千万円といった高額な借入れになることもあり、総量規制の対象外となっています。
そもそも、総量規制は個人への貸付けを年収の3分の1までに抑えるというものなので、個人事業主などが事業のために利用する資金の場合は適用対象外となります。
借り入れる理由が事業のための資金調達であるならば、ビジネスローンを検討してもいいでしょう。
総量規制対象外の街金
街金は銀行や大手消費者金融のカードローン審査に落ちた人が利用するところであることが多いので、「誰でも借りられる=総量規制対象外」といったイメージを持たれがちです。
しかし、街金は中小消費者金融会社であり、国からの認可をもらって営業をしており、貸金業法を遵守しています。
そのため、総量規制を超える貸付けは行っていません。
もし総量規制対象外の街金があったのなら、それは闇金である可能性が高いので、利用することはやめておきましょう。
【注意】クレジットカードのキャッシングは総量規制の対象
クレジットカードにはキャッシングというお金を借りられるサービスが付いていますが、キャッシングで借りた分も総量規制の対象となります。
なお、キャッシング枠を設定していても実際に利用していなければ含まれません。
クレジットカードのショッピング枠は割賦販売法が適用されるため総量規制の対象外ですが、キャッシング枠は貸金業法が適用されるので総量規制の対象になります。
フリーローンと総量規制に関するQ&A
ここからはフリーローンと総量規制に関する疑問や質問に答えていきます。
このようなフリーローンを探している人は、既に総量規制いっぱいの借入れがあって、なおかつ至急お金が必要な人でしょう。しかし、審査が甘く即日融資可能な総量規制対象外のフリーローンは存在しません。
銀行は審査が厳しく即日融資には対応していませんし、消費者金融も正規の業者であれば総量規制以上の貸付けは決して行いません。
SBI新生銀行も楽天銀行も銀行なので、提供しているフリーローンは総量規制の対象外となります。そのため、理論上は借り入れできることになりますが、先にも説明しましたように、銀行は年収の3分の1以上の貸付けを控える傾向にありますので、それ以上の借入れは難しいと言えます。
先にも触れましたが、消費者金融は貸金業法下で営業を行い、銀行は銀行法下で営業を行っています。総量規制とは貸金業法による規制なので、銀行法を遵守している銀行では総量規制は関係のない規制です。
そのため銀行のローンは総量規制の対象外となるのです。
フリーローンで総量規制以上を借りたい場合に保証人が必要かどうか気になりますが、原則的には必要とされないことが多いです。しかし、保証会社が必要と認めた場合には保証人を求められることもあります。
フリーローンを始めローン審査では、年収や勤続年数について重点的に審査されることが多いです。勤続年数が長ければそれだけ今後も安定した収入があると見込まれます。
年収は高いほどもちろん有利ですが、高額でなくても毎月安定した収入があれば審査では有利になります。
そのため、年収が極端に少ない場合や勤続年数が短い場合は審査に不利になると言えます。
既に住宅ローンを借りている場合、フリーローンの審査に不利と思われがちですが、住宅ローンほどの高額な借入れができるということは返済能力があるという証明にもなるため、一概に不利とは言えません。また、信販会社への支払いは毎月延滞することなく支払っていれば、審査に大きく影響を与えることはないでしょう。
国から認可を受けて営業している消費者金融は貸金業法を守らなければならないため、総量規制以上の融資をしてくれることはありません。もしあるとすればそれは闇金になるので、利用しないように十分に気を付けましょう。
保証会社によって審査の難易度が変わるというよりも、保証会社によって審査にどこの項目を重要視するかが異なります。したがって、自分に自信のない項目を重要視する保証会社であれば、必然的に難易度が高くなるでしょう。
豆知識①総量規制とは
ここまで繰り返し総量規制という言葉が出てきましたが、そもそも総量規制とはどのようなことなのか、念のため確認しておきましょう。
総量規制の対象業者
総量規制は貸金業法で定められている規制なので、消費者金融などの貸金業者は総量規制を守らなければなりません。
総量規制の目的
総量規制が定められる前は、年収の3分の1以上の貸付けが行われていましたが、それにより多重債務者の増加が社会的な問題となりました。
そのような背景があり貸金業法が改正され、お金を借りすぎて苦しむ人を減らすために規制が設けられました。
総量規制の例外と除外
総量規制には例外と除外があり、以下のものは総量規制の対象にはなりません。
総量規制の例外
- 顧客に一方的に有利になる借換え
- 緊急医療費の貸付け
- 社会通念上緊急に必要と認められる費用を支払うための資金の貸付け
- 配偶者と併せた、年収の3分の1以下の貸付け
- 個人事業主に対する貸付け
- 預金取扱い金融機関からの貸付けを受けるまでのつなぎ融資に係る貸付け
総量規制の除外
- 不動産購入又は不動産改良のための貸付け(つなぎ融資を含む)
- 自動車購入時の自動車担保貸付け
- 高額療養費のための貸付け
- 有価証券担保貸付け
- 不動産担保貸付け
- 不動産売却代金により返済できる貸付け
- 手形割引
- 金融商品取引業者が行う500万円超の貸付け
- 貸金業者を債権者とする金銭貸借契約の媒介
豆知識②総量規制と限度額の違い
総量規制と限度額はどちらも借入額を制限するものですが、どのような違いがあるのでしょうか?
フリーローンは様々な金融機関で提供されていますが、それぞれの商品に融資限度額が設定されていて、これは個人の返済能力に関わらず商品としての融資限度額になります。
一方で総量規制は、融資限度額の範囲内で利用者の年収から見て、3分の1まで借入れができることを意味しています。
限度額を超えても貸してくれるところとは
融資限度額を超えて貸してくれる金融機関はありませんので、もしお金が足りない場合は他のフリーローンも借りて必要な額を調達することになります。
まとめ
フリーローンは、比較的低い金利で借りられ、審査もカードローンよりとおりやすいので使いやすそうですが、一度融資を受けたら返済するのみで、追加融資が受けられないことがデメリットとなります。
カードローンは、借入限度額内であれば、一度審査にとおれば何度でも借りたり返済したりを繰り返せるため便利な一方、使い方を間違えれば多重債務者にもなりかねません。
フリーローンとカードローンのメリット・デメリットをよく知って、自分の使い方に合わせて上手に利用していきましょう。
タグ:目的別
※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。