フリーローンとおまとめローンは何が違うの?
住宅ローンやマイカーローンは、ローンの名前がそのまま利用目的を表していますが、フリーローン、おまとめローンというローンはどのような目的で利用できるかが解りにくいですよね。
そのため、実際にフリーローンを誤解されている方は多いです。
では、それぞれどういったローンなのでしょうか?
今回は、フリーローンやおまとめローンがどのような目的に利用できるのか、これらのローンの違いは何なのかについて解説していきたいと思います。
この記事はこんなひとにおすすめ
今回ご紹介する記事は、こんな人におすすめの内容となっております。
- おまとめローンにフリーローンの利用を考えている人
- おまとめローンとフリーローンの違いを知りたい人
- 執筆者の情報
- 名前: 芦田春馬(39歳)
職歴: 銀行と消費者金融,計15年勤務
フリーローンとはどんな商品?
フリーローンというのは、個人の方向けのローンです。
その名の通り、利用目的がフリー(自由)という商品です。
自由な目的のために利用できるローンのため、カードローンと同じと勘違いしている人も少なくありませんし、金融機関やローンを紹介するサイトでもカードローンをフリーローン表現しているところもあります。
また、最近ではフリーローンもカードローンと同じように金融機関や消費者金融の公式サイトから申し込めるものも多いですので、さらに勘違いしてしまう人が多いです。
しかし、利用目的が同じでも口座開設が必須などのように、商品性に大きな違いがありますので、フリーローンはカードローンと違うローンであることをまずは認識しましょう。
では、フリーローンというローンがどのようなローンなのかということを、これから具体的に解説していきます。
資金使途は完全な自由ではない!!
フリーローンの使途はフリーと言っても、審査では資金使途を確認されます(金融機関によって多少異なります)。
つまり、資金使途が自由なので確認しませんという商品ではなく、どういう使い道なのかも含めて審査はされるけど、どのような使い道でも借入できるという商品なのです。
但し、この自由にも制限はあります(後述いたします)。
カードローンも利用できる使途が制限されていますが、引き出しの都度、使途を確認される訳ではないので実質的には自由に使えます。
また、銀行によってはカードローンで借り換えを認めて、おまとめローンとして使用できるようにもしています。
反復して借りられるカードローン
カードローンは極度額の範囲内で反復して利用できるのが特徴ですが、フリーローンの場合は特定の用途のために借入を行うものであって、反復して利用することは出来ません。
改めて使いたい時は、その都度申込を行って、審査を経て借入する必要があります。
利息がお得なフリーローン
同じ自由な目的のために使えるローンでも、フリーローンの方がカードローンよりも制限が多いです。
しかし、悪いところだけがあるというわけではありません。
カードローンよりもフリーローンでの借入の方が、比較的大きい金額を低金利で借り入れることが可能です。
例として、三井住友銀行のフリーローンとカードローンで100万円を借入する場合を比較してみましょう。
フリーローンは5.975%なのに対して、カードローンは12.0%~14.5%と倍以上の差があります(2017年5月時点)。
なぜフリーローンの方が低金利となるのかといいますと、フリーローンの方が利用するための制限が多く、より厳格な審査を経る分、銀行にとってもリスクが低い貸し出しとなるためです
おまとめローンとは?
おまとめローンというのは、複数の借入がある方が、それらの借入を一本化することを使途とした借入です。
おまとめは、何のためにするのか良く解らいないという方もいるかもしれません。
残高が減るわけでもないし、手数料が必要となることもあるためです。
では、なぜこのような一本かをするためのローンがあるのかといいますと、おまとめローンにしかないメリットがあるからです。
おまとめローンのメリット
おまとめローンのメリットは、金利の低下と返済のしやすさが主となります。
先ほどの三井住友銀行のカードローンで50万円(金利12%)と、同水準のカードローンが3件ある場合を考えてみましょう。
三菱UFJ銀行のカードローンで200万円を借りる場合、借入金利は最も条件が良ければ10.6%で借入が可能であり、金利が最大で1.4%低下する可能性がありますし、毎月の最低返済額も金利が低下して利息が少なくなる分、おまとめ前より少なる場合が多いです。
カードローンをおまとめローンとして利用する場合、大抵はカードローンの限度額によって金利が低下していきますので、借金を一本化するだけで負担軽減に期待できるのです。
また、消費者金融では総量規制の上限を超える場合、通常のローンを利用できません。
しかし、おまとめローンは総量規制の例外にあたる借入ですので、総量規制の上限に関係なく借りられます。
これもおまとめローンのメリットであり、銀行などの金融機関だけでなく、審査が比較的柔軟な消費者金融でも利用できます。
複数の借入で返済が苦しくなっている方にとっては、金利も下がり、返済額も減少するのは非常に魅力的でしょう。
おまとめローンのデメリット
おまとめローンはメリットの方が多いローンなのですが、まったくデメリットがないということはありません。
おまとめローンは多重債務となっている人が利用するローンであり、申し込みの時点で信用状況があまり良くありません。
そのため、金融機関や消費者金融で負うリスクは高く、それに耐えるために金利が高めに設定されています。
これにより、思っていたよりも金利が低くならなかったということになってしまう可能性も高くなります。
また、おまとめローンによって低金利となるからといって、返済期間を必要以上に長くしすぎてしまえば返済総額が一本化をする前よりも多くなってしまうことがあります。
場合によっては、一本化をする前より10万円も多く返済が必要となることもありますので、しっかりと計画を立てなければ逆に損をしてしまいます。
おまとめに使えるフリーローンもある
フリーローンは自由な目的に利用できますので、おまとめローンとして利用することも可能です。
では、フリーローンをおまとめローンとしての使用する可否について考えてみましょう。
銀行で借り入れるフリーローンの方が、低い金利となる可能性が高くなります。
しかし、銀行によっては借り換え資金に使用することを禁止しているところもあります。
こうしたフリーローンに申し込みをする際に、資金使途を「おまとめ」と申告しても審査に通ることはありません。
また、低金利なフリーローンは既に信用状況があまり良くない多重債務となっている人が審査通過できるほど甘くはありません。
どんなに低金利で借金を一本化できるといっても、審査に通ることができなければ信用情報機関に申し込みをして否決となった事実が登録されるだけです。
こうした情報は6ヶ月間消えることはありませんので、その後の審査に悪影響が出てしまう可能性もあります。
既存の借金で延滞があるなど、フリーローン審査に通過できる自身がない人は、フリーローンではなくおまとめローンに申し込む方が良いと言えます。
フリーローンを利用するのがお得かも!!
前述の通り、フリーローンはおまとめローンよりも金利などのメリットは多いです。
そのため、おまとめローンを利用するよりもフリーローンの方がお得になる可能性が高いです。
ですが、フリーローンの方が審査に通りにくいですので、そもそも契約ができて融資を受けられるのかが問題となります。
フリーローンの審査に通過できるのであれば利用するのに越したことはありませんが、フリーローンだけにこだわってしまうと、借金を一本化するタイミングが遅くなってしまいます。
審査に通ることができるかは実際に申し込んでみないとわかりませんが、高確率で一本化をしたい場合はおまとめローンを利用する方が良いです。
もし、フリーローンに申し込んでも審査落ちしてしまった場合は、できるだけ早く頭を切り替えて、おまとめローンに申し込みをすることも1つの手ですので、状況に応じて対処することが望ましいです。
おまとめローンで審査に通る5つのコツ!
おまとめローンやフリーローンの審査は、各金融機関や消費者金融によって基準が異なります。
また、銀行などの金融機関では普通預金口座の開設が必須となることや、実際の審査は保証会社が行うなど、金融機関や消費者金融によって審査実態、審査通過率などは違います。
そのため、確実に審査に通ることができると断言できるものはありませんが、審査に通りやすくなるコツというのはお伝えすることができ、審査で気をつけないことはおまとめローン・フリーローンどちらもほぼ一緒です。
審査に通りやすい属性を見ても、会社の経営者や個人事業主よりも公務員や会社員の方が有利となることに変わりありません。
お金の使い道に違いはあっても、おまとめローンとフリーローンの審査では見られる項目やそれぞれの重要度はあまり変わりありませんので、ここではどちらのローンについても審査通過しやすくなるコツを5つご紹介していきます。
使い道をはっきりとさせる!
おまとめローンの場合、使い道は「借金の借り換え」のみですが、フリーローンの場合はどのように使うのかを申込みのときに申告する必要があり、対象の資金使途であればどのような使い道にしても問題ありません。
そのため、本当は借り換えに使用するために借りるものでも、家電製品の購入や海外旅行など、別の使い道で申告することも可能です。
しかし、借り換えとは別の使い道で申告してしまうと、その借入は単純に追加の借入と認識されます。
追加の借入であれば現状よりも借入総額が多くなり、審査においては借入総額が多くなるほど不利になります。
使い道を確認するための資料の提出が不要であればバレることはほぼありませんが、審査で不利になってしまえば借りられない可能性が高くなってしまいます。
また、場合によっては申し込み確認の際に電話で使い道の再確認をされることもあり、本当の使い道を申告していなければ嘘であることがバレてしまう可能性もあります。
審査に通りたいがために使い道を偽って申告する人は意外と多いのですが、これでは自分の首を自分で締めることになりますので、使い道ははっきりと正確に申告することが大切です。
年収
当然のことですが、年収は高いほど審査で有利になります。
年収が高い人ほど月の収入は多く、毎月返済していくために必要な金額を捻出しやすいです。
しかし、いくら年収が高くても、借入総額が多すぎれば年収が低い人と状況はほとんど変わりません。
例えば、年収300万円と年収600万円の人であれば、単純に年収600万円の人の方が2倍多く返済することができます。
ですが、借入総額も年収300万円の人の2倍以上あれば、手元に残るお金はそれほど変わりありません。
年収が多いほど審査で有利となるのですが、それは収入と支出のバランスが取れていてはじめて言えることですので注意が必要です。
また、専業主婦やパートなど、配偶者の扶養に入っている場合、一部の消費者金融でしか取り扱われていない配偶者貸付でなければ年収を合算して審査を受けることはできません。
従って、おまとめローンやフリーローンにおいては、自身の年収のみで審査を受けることになります。
勤続年数
勤続年数が審査に与える影響は、「今後も安定した収入が継続するのか」というところです。
勤続年数が短い場合、審査では「この人はこの仕事を辞めてしまうリスクがある」と判断されます。
一方で勤続年数が長い人の場合、審査では「この人は今後も継続してこの仕事をしていく可能性が高い」と判断されます。
特に、パートやアルバイトで収入を得ている人は、勤続年数によって融資の可否や借入条件に影響が出やすくなります。
また、金融機関によってはフリーローンの申し込み条件に「勤続年数1年以上」というような条件を定めています。
それほど勤続年数は大事であり、少なくとも1年以上あった方が審査では有利となります。
他社借入
他社借入は、少ないほど審査で有利となります。
借金を一本化するということは、少なくとも既存の借入件数が2件以上あります。
当然のことですが、借入件数が2件の人と4件の人とでは審査における信用度が全然違います。
おまとめローンやフリーローンで借金の一本化をしようとしている人が、ローン以外で借入総額を減らすことは難しいと思います。
しかし、他社借入を少なくするほど審査では有利となりますので、できる限り他社借入は少なくしてから申し込むことをおすすめします。
必要書類
ローンを申し込みにあたり、必ず必要となるのが運転免許証などの本人確認書類です。
おまとめローンの場合は、これに加えて申告した年収を証明する所得証明書も必要となることが多いです。
また、融資を受けた場合に完済予定のローンの残高を証明する書類(利用明細書、返済予定表など)も、おまとめローンではほぼ必須となります。
フリーローンで借金を一本化する場合も、これら2つの書類を求められる可能性があります。
こうした書類は、申込内容に間違いがないかを確認するという意味もありますので、申込内容と書類内容に相違があっては審査落ちする可能性が高くなってしまいます。
書類は求められたから出すのではなく、自分でも内容を確認しながら正確な情報を申告するようにしなくてはなりません。
おすすめのおまとめローン
借金を一本化できるローンは、銀行などの金融機関、消費者金融、信販会社などさまざまなところで取り扱われています。
そのため、利用者は数多く存在するローンの中から自分に適したローンを選んで利用することになるのですが、こうも数が多すぎると本当に選択したローンが自分に合っているのかがわかりません。
そこで、ここでは借金の一本化ができるおすすめのおまとめローンを紹介していきますので、皆さんが自分にあったおまとめローンを選ぶ際の参考にしてください。
プロミス「おまとめローン」
プロミスが取り扱っている「おまとめローン」は、貸金業法に基づいた契約となりますので、総量規制の例外にあたります。
ただし、借り換えできるローンの対象は消費者金融、クレジットカードなど、貸金業者からの借入に限定されています。
従って、借り換えできるローンには銀行ローン、クレジットカードのショッピング枠利用分は含まれないことに注意が必要です。
また、口座振替による返済の場合、特定の金融機関以外を利用すれば返済日が固定されることにも注意が必要です。
では、プロミス「おまとめローン」のスペックを紹介していきます。
利用対象者 | 年齢20歳以上65歳以下の本人に安定した収入のある方 |
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資金使途 | 他の貸金業者からの借入金返済に限る |
利用限度額 | 300万円まで |
金利 | 6.3%~17.8% |
返済方法 | 元利定額返済方式 |
返済日 | 毎月5日、15日、25日、末日から選択 ※三井住友銀行またはジャパンネット銀行以外の金融機関からの口座振替による返済の場合は5日が返済日となります。 |
月々の返済額 | 【例】利用限度額200万円、金利15%の場合、月々48,000円 |
プロミスのおまとめローンってどうですか?
引用:ヤフー知恵袋
SMBCモビット
大手消費者金融カードローンブランドの1つであるSMBCモビットは、大手の中で唯一、貸金業法に基づいたおまとめローンがありません。
そのため、SMBCモビットをおまとめローンとして利用する場合は、通常のカードローンを利用することになりますので、総量規制に注意しなければなりません。
それでも、WEB完結で申し込むことで職場への電話連絡や郵送物もないのがメリットとなります。
なお、SMBCモビットでWEB完結する際は、以下の2つの条件を満たしている必要があります。
- 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っている
- 全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)もしくは組合保険証を持っている
では、SMBCモビットカードローンのスペックを紹介していきます。
利用対象者 | ・年齢満20歳以上74歳以下の安定した定期収入のある方※ ・SMBCモビットの基準を満たす方 ※収入が年金のみの方はお申込できません。年金以外に安定した定期収入のある方であればお申込いただけます。 |
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資金使途 | 自由 |
利用限度額 | 1万〜800万円 |
金利 | 年3.0%〜18.0% |
返済方法 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 |
返済日 | 毎月5日、15日、25日、末日から選択 |
月々の返済額 | 【例】借入後残高200万円、金利15%の場合、月々46,000円 |
楽天銀行「スーパーローン」
楽天銀行の「スーパーローン(カードローン)」は、業界トップクラスの低金利を誇るカードローンです。
ネット銀行ですので、口座の開設からカードローンの契約もインターネットや郵送で行うことができますので、平日の限られた時間しか営業していない通常の銀行よりも取引しやすいことがメリットです。
また、このローンは他の銀行カードローンとは少し違い、楽天カードの会員ランクに応じて審査が優遇されます。
そのため、楽天カード会員のランクが高い人ほど審査通過しやすく、借入条件も通常よりも優遇される可能性があります。
では、楽天銀行「スーパーローン(カードローン)」スペックを紹介していきます。
利用対象者 |
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資金使途 | 原則自由(事業性資金は利用不可) |
利用限度額 | 800万円(10万円単位で選択) |
金利 | 年1.9%〜14.5% |
返済方法 | 残高スライドリボルビング返済方式D |
返済日 | 毎月1日、12日、20日、27日から選択 |
月々の返済額 | 【例】借入後残高200万円の場合、月々30,000円 |
三井住友カード「ゴールドローン」
大手クレジット会社の三井住友カード「ゴールドローン」は、非常に低金利なカードローンです。
また、カードの返済実績に応じて翌年度の金利を0.3%(最大1.2%)引き下げる「適用利率引き下げサービス」もありますので、利用していけばさらに低金利で借りることも可能となっています。
しかし、クレジット会社は貸金業者に該当しますので、総量規制に注意しなければなりません。
では、三井住友カード「ゴールドローン」のスペックを紹介していきます。
利用対象者 | 満20歳以上64歳以下で安定収入のある方(学生は除く) ※すでにゴールドローンカードレスを持っている方は申し込み不可 |
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資金使途 | 自由 |
利用限度額 | 700万円以下 ※すでに三井住友カードが発行するカードを持っている方は、そのカードとゴールドローンの合算での利用残高がゴールドローンの総利用限度額を超えない範囲で利用可能 |
金利 | 3.5%~9.8% |
返済方法 | 毎月元金定額返済 |
返済日 | 毎月10日、26日から選択 |
月々の返済額 | 【例】借入後残高200万円の場合、月々40,000万円+利息 |
横浜銀行カードローン
横浜銀行の「横浜銀行カードローン」は、最高1,000万円までの大型カードローンです。
銀行カードローンならではの低金利で借りられることもさる事ながら、来店不要で契約でいることもメリットです。
しかし、地方銀行ということもあり、横浜銀行の営業エリア内に居住または勤めている方しか利用できないことに注意が必要です。
では、横浜銀行「横浜銀行カードローン」のスペックを紹介していきます。
利用対象者 |
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資金使途 | 自由(事業性資金は利用不可) |
利用限度額 | 10万円~1,000万円 |
金利 | 1.9%~14.6% |
返済方法 | 残高スライド返済 |
返済日 | 毎月10日 |
月々の返済額 | 【例】借入後残高200万円の場合、月々25,000円 |
おまとめにおすすめのフリーローン
おまとめローンと同様に、フリーローンもさまざまな金融機関で取り扱っており、その中から自分に合ったものを選ばなくてはなりません。
ここでは、おすすめのフリーローンを紹介していきますので、フリーローンでの一本化を希望する場合は参考にしてください。
千葉銀行「ちばぎんフリーローン」
千葉銀行には2種類のフリーローンがあり、その中の1つが「ちばぎんフリーローン(クイックパワー<アドバンス>)」です。
利用限度額が高く、返済期間が最長15年と非常に長いですので、借金の一本化にも向いています。
しかし、千葉銀行の営業エリア内に居住または勤めている方しか利用できない店や、審査によっては15%近い金利で借りることになりますので、一本化による金利低減効果が思うように望めない可能性があります。
では、千葉銀行「ちばぎんフリーローン(クイックパワー<アドバンス>)」のスペックを紹介していきます。
利用対象者 |
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資金使途 | 自由(事業性資金は利用不可) |
利用限度額 | 10万円~800万円 |
金利 | 1.7%~14.8% |
返済方法 | 元利均等毎月返済(ボーナス返済併用返済可) |
返済日 | 毎月1日 |
月々の返済額 | 【例】利用限度額200万円、金利14.8%、返済期間15年の場合、月々27,718円 |
関西みらい銀行「フリーローン」
関西みらい銀行の「関西みらいフリーローン」は、WEB完結でも契約できるフリーローンです。
金利一般的な銀行フリーローンとそれほど変わりませんが、住宅ローン利用者は0.5%金利が引き下げられ、返済期間が最長10年というのも借金の一本化には魅力的です。
ただし、このフリーローンは旧近畿大阪銀行の商品のため、金利引き下げ対象となる住宅ローンは旧近畿大阪銀行で借り入れた住宅ローンとなります。
では、関西みらい銀行「関西みらいフリーローン」のスペックを紹介していきます。
利用対象者 |
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資金使途 | 健全な消費性資金(事業性資金は不可) |
利用限度額 | 10万円~500万円 |
金利 | 6.0%、9.0%、12.0%、14.0%のいずれか |
返済方法 | 毎月元利均等返済方式 |
返済日 | 利用者が任意の日を指定 |
月々の返済額 | 【例】利用限度額200万円、金利14.0%、返済期間10年の場合、月々31,053円 |
イオン銀行「フリーローン・目的別ローン」
イオン銀行といえばカードローンも有名なのですが、「フリーローン(イオンアシストプラン)」も人気が高いです。
人気の理由は、ネット銀行ならではの低金利であることと、来店不要で契約できることが挙げられます。
しかし、返済期間が最長8年と他の銀行フリーローンよりも短いこと、契約時には印紙代の他に事務手数料が2,700円かかることに注意が必要です。
では、イオン銀行「フリーローン(イオンアシストプラン)」のスペックを紹介していきます。
利用対象者 |
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資金使途 | 自由(事業性資金は利用不可) |
利用限度額 | 10万円~700万円 |
金利 | 3.8%~13.5% |
返済方法 | 毎月元利均等返済(ボーナス返済併用可) |
返済日 | 毎月27日 |
月々の返済額 | 【例】利用限度額200万円、金利13.5%、返済期間8年の場合、月々34,176円 |
りそな銀行「フリーローン」
りそな銀行の「りそなフリーローン」は、一般的な銀行フリーローンと同等の金利、利用限度額となっているフリーローンです。
一見するとあまり特徴のないフリーローンなのですが、りそな銀行で住宅ローンを利用している人であれば0.5%金利引き下げサービスがあります。
また、WEB完結でも契約できますので、利便性は高いです。
では、りそな銀行「りそなフリーローン」のスペックを紹介していきます。
利用対象者 |
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資金使途 | 健全な消費性資金(事業性資金は利用不可) |
利用限度額 | 10万円~500万円 |
金利 | 6.0%、9.0%、12.0%、14.0%のいずれか |
返済方法 | 毎月元利均等返済方式 |
返済日 | 利用者が任意の日を指定 |
月々の返済額 | 【例】利用限度額200万円、金利14.0%、返済期間10年の場合、月々31,053円 |
J.Score(ジェイスコア)
「J.Score(ジェイスコア)」では、ビッグデータとAIでスコア化された可能性を基に審査をして融資を行います。
もちろん信用情報も審査されるのですが、これまでの審査とは異なる基準で審査をしますので、人によっては金融機関や消費者金融、信販会社では良い条件で借りられなかった人でも、有利な条件で借りられる可能性があります。
また、一度決まったスコアだけで全てを判断するのではなく、継続的に情報を提供し続けていればスコアも成長していき、さらに好条件で借りられる可能性もあります。
利用限度額が高額で、金利も金融機関より低金利で借りられることが魅力です。
では、「J.Score(ジェイスコア)」で借りることができるスペックを紹介していきます。
利用対象者 |
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資金使途 | 自由(投機性資金、事業性資金は利用不可) |
利用限度額 | 10万円~1,000万円 |
金利 | 0.8%~12.0% |
返済方法 | 残高スライドリボルビング方式 |
返済日 | 毎月26日 |
月々の返済額 | 【例】借入後残高200万円、金利12.0%の場合、月々29,000円 |
J.Score(ジェイスコア)を利用した方にお聞きします!
引用:ヤフー知恵袋
おまとめローンを利用する場合の3つの注意点
おまとめローンを利用すると、金利が低減して毎月の負担も少なくなります。
そのため、実際は借金総額が変わっていないのに、借金が少なくなったと錯覚してしまう人も多いですので、利用の際は注意が必要となります。
また、おまとめローンの利用を検討する際も注意しなければならないことがあります。
おまとめローンは複数ある借金の完済を目的として利用するものですので、ここで紹介する注意点を厳守しましょう。
おまとめした後は借金を増やさない!
先ほどもお話しましたように、おまとめローン利用後は借金額が減ったと勘違いしてしまう人が多いです。
そのため、生活の質を必要以上に上げすぎてしまう人や、浪費をしてしまう人も少なくありません。
最終的には、おまとめローンを利用中にも関わらず、追加で借金をしてしまいます。
実際にはおまとめローン利用中に追加融資を受けることは難しいのですが、状況や申し込み先によっては不可能ではありません。
しかし、おまとめローン利用中の借入は単に借金総額を増やしてしまうことになりますので、いつまで経っても完済できない状況となってしまいます。
事情によって借入を余儀なくされることもあるでしょうが、おまとめローン利用中は追加の借入をすることは控え、完済することに集中するようにしましょう。
スケジュール通りの返済をする
おまとめローンを利用すると、その情報も個人信用情報機関に登録されます。
個人信用情報機関に登録される契約内容や返済状況などは、利用中はもちろん完済後も一定期間残ることになります。
もし、おまとめローンの返済日にきちんと返済できないなど、スケジュール通りに返済できていなかった履歴が残っていれば、その後の審査に悪影響が出ることもあります。
また、おまとめローン延滞中に何らかの事情で追加の借入が必要となったとしても、すでにスケジュール通りに返済できていない人に融資してくれるところはありません。
返済日を過ぎると、それを解消するまで日割りで遅延損害金も発生して負担は多くなってしまいます。
おまとめローンに限らず、ローンにおいてスケジュール通りに返済することは当然のことですので、絶対に返済日には返済するようにしなくてはなりません。
審査申し込み時に債務整理も考慮する!
おまとめローンの利用を考える人は、返済していくのが困難になっていることが多いです。
その状況を解消するためにおまとめローンの利用を考えるのですが、同時に債務整理も検討しておくことをおすすめします。
というのも、おまとめローンで借金を一本化するためには、必ず審査に通らなくてはなりません。
申し込み先や状況によってはどこに申し込んでも審査に通ることができず、手詰まりとなってしまうこともあります。
そこから債務整理を検討することもできますが、借金の問題はできるだけ早く解消できることに越したことはありません。
そのため、おまとめローンと債務整理の検討を同時に進行させることが望ましく、もしもおまとめローンの審査に通ることができなかった場合には、すぐに債務整理の手続きに移行できるように対策しておくことで、自分の気持ちにも余裕が生まれます。
今では借金の問題を相談・着手金無料で行ってくれる弁護士や司法書士もいますので、そこで一度相談しておくようにしましょう。
まとめ
フリーローンとおまとめローンの大きな違いは、お金の使い道にあります。
フリーローンは基本的にどんな資金でも利用でき、おまとめローンは借金の一本化を目的としています。
しかし、基本的にどんなものでも利用できるフリーローンを、おまとめローンとして利用することもできますので、実際にはそれほど難しく考えるほどの違いではありません。
そのため、審査に通るためのコツもほとんど同じであり、基本的なことがしっかりとできていれば皆んさんが思っているよりも審査通過は難しくありません。
ただ、その当たり前のことができていない状況が多重債務ですので、フリーローンやおまとめローンに申し込みをする際はできるだけ状況を改善させてから行うことが望ましいです。
また、フリーローンやおまとめローンは金融機関、消費者金融、信販会社で取り扱っており、その数は非常に多いです。
その中から自分の意向に合ったローンを選ぶのは至難の業ですが、人気があるというだけでは選ばないようにしましょう。
フリーローンやおまとめローンを選ぶ際は、自分が住んでいる地域や信用状況、メインとして利用している金融機関など、さまざまな観点から利用しやすいローンを選ぶことをおすすめします。
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※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。