セブン銀行カードローンのメリット・デメリットとは?申込から借入までの流れ
「セブン銀行カードローンでお金を借りたい」
「セブン銀行カードローンについて詳しく知りたい」
セブン銀行カードローンは、セブン銀行にあるATMから24時間365日、いつでも借り入れや返済が行えます。「身近にある」「店舗数が多い」など、セブン-イレブンを利用する機会が多い人を中心に支持されているカードローンサービスといえるでしょう。
利用限度額は最大50万円ですが、勤務先に在籍確認の電話連絡を実施しないなど、周囲に気付かれることなく借り入れができる可能性が高いです。利用限度額最大50万円なので、収入証明書の提出も必要ありません。
本記事では、これからセブン銀行カードローンに申し込む人に向けて、基本情報やメリット・デメリット、申し込みから借り入れまでの流れなどを解説します。
目次
セブン銀行カードローンの基本情報
最初に、セブン銀行カードローンの基本情報を表でまとめたので、参考にしてください。
商品名 | セブン銀行カードローン(公式名称:ローンサービス) |
---|---|
資金の使い道 | 自由(事業性資金を除く) |
対象年齢 | ・契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満の人 ・セブン銀行口座を保有している、または口座開設とローンサービスを同時申し込みする人 ・一定の審査基準を満たしていて、アコム株式会社の保証を受けられる人 ※満71歳の誕生月翌月1日より新規借り入れは不可 |
金利(実質年率) | 15.0% |
利用限度額 | 10万円、30万円、50万円 |
審査時間 | 最短2~3営業日程度 |
即日融資 | 不可 |
無利息サービス | なし |
契約期間 | 1年ごとの自動更新(契約成立日から1年後の応答月末日まで) |
返済日(約定返済日) | 毎月27日(土・日・祝日の場合は翌営業日) |
入会金・年会費 | 不要 |
セブン銀行カードローンへ申し込む際には、セブン銀行の口座開設が必要です。セブン銀行の口座を持っていない人は、セブン銀行カードローンと同時に申し込めます。
セブン銀行カードローンはカードローン専用のローンカードが発行されません。セブン銀行のキャッシュカードがあればすぐに利用できます。資金の使用目的は自由で、利用限度額の範囲内なら繰り返し何度でも借り入れが可能です。
総量規制の対象外
銀行カードローンに分類されるセブン銀行カードローンは、総量規制の対象になりません。総量規制とは、多重債務を発生させないために、年収の3分の1以内までしか借り入れができないと定めた貸金業法の規制です。
総量規制の対象になるのは、貸金業法が適用される消費者金融カードローンやクレジットカードのキャッシング枠です。銀行法が適用されるセブン銀行カードローンは総量規制の影響を受けずに済みます。
借り入れまで最短2日
セブン銀行カードローンは、申し込みから借り入れまでにかかる時間が最短2日間です。銀行カードローンの中には、実際に借り入れができるまで1週間近くかかるケースも珍しくありません。
最短即日融資には対応していないものの、銀行カードローンを利用するという点で考えればスムーズな対応が期待できるでしょう。
セブン銀行カードローンのメリット
セブン銀行カードローンのメリットをまとめたので、参考にしてください。
- セブン銀行ATMは原則24時間365日手数料無料
- セブン銀行のキャッシュカードで借り入れができる
- セブン銀行ATMは全国に2万5000台以上
それぞれのメリットについて解説します。
セブン銀行ATMは原則24時間365日手数料無料
セブン銀行カードローンは、セブン銀行ATMから原則24時間、365日いつでも借り入れや返済が可能です。
「コンビニエンスストアのATMを利用したら手数料がかかるのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、セブン銀行カードローンならATM利用手数料がいつでも無料です。
他社カードローンは、コンビニATMを利用すると108円~の手数料が発生するケースが多いです。しかし、セブン銀行は自社管理・運営のATMであることから、手数料の負担なしで利用できます。
セブン銀行のキャッシュカードで借り入れができる
セブン銀行カードローンを利用するに当たって、新たにローンカードが発行されることはありません。セブン銀行のキャッシュカードを使って、借り入れや引き出しができるからです。
新しいカードを増やす必要もなく、管理する手間が増えたり財布の厚みを気にしたりせずに済みます。
セブン銀行ATMは全国に2万5000台以上
セブン銀行ATMの設置数は全国に2万5000台以上もあるため、借り入れや引き出しに困る可能性が低いです。セブン-イレブンやイトーヨーカドーをはじめ、ショッピングセンターや駅構内など、主要な場所に設置されています。
銀行ATMや消費者金融の無人契約機よりも設置数が多く、利用してもカードローンの利用であることは分かりません。周囲から「お金を借りている」と気付かれる心配も無用です。
セブン銀行カードローンのデメリット
セブン銀行カードローンのデメリットとなるのが、次の3点です。
- セブン銀行の口座開設が必須
- 即日融資に対応していない
- 利用限度額が最大50万円
申し込む前にこれらのデメリットをチェックしておけば、困ったり焦ったりせずに済みます。難しい内容ではないので、事前に確認しておきましょう。
セブン銀行の口座開設が必須
セブン銀行カードローンを利用するためには、セブン銀行の口座開設が必須です。カードローンを申し込む時点でセブン銀行の口座開設が完了していない人は、事前に手続きを済ませておくといいでしょう。
また、セブン銀行カードローンに申し込むと同時に口座開設を行うことも可能です。
即日融資に対応していない
セブン銀行カードローンは、即日融資に対応していません。これはセブン銀行カードローンだけでなく、全ての銀行カードローンに共通します。
なぜなら銀行カードローンでは、審査を実施する過程で警察庁のデータベースに申込者の情報を照会することが義務付けられているからです。
警察庁のデータベースへ照会した結果が届くのに、最低1営業日かかるとされています。そのため、セブン銀行カードローンの審査完了までに2~3営業日程度かかる点に注意して申し込んでください。
利用限度額が最大50万円
セブン銀行カードローンの最大利用限度額は50万円です。収入がどんなに高い人でも、50万円を超える借り入れができません。
50万円以上の借り入れを希望する人は、セブン銀行カードローン以外のカードローンに申し込む選択肢も検討しましょう。
セブン銀行カードローンの申し込みから借り入れまでの流れ
セブン銀行カードローンの申し込みから借り入れまでの流れは、次の通りです。
- 申し込み
- 審査
- 契約手続き
- 借り入れ
- 返済
申込情報に不備や確認事項がある場合、携帯電話に電話連絡が入る可能性が高いです。また、原則として勤務先への在籍確認の電話連絡を実施しないこともあり、手続きの流れは複雑ではありません。
セブン銀行カードローンに申し込んだら、その後は審査結果の連絡を待つだけです。
申込資格
セブン銀行カードローンを利用するに当たって、次の申込資格を満たす必要があります。
- 契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満
- セブン銀行の口座を開設している、または口座開設とセブン銀行カードローンを同時に申し込む人
- 一定の審査基準を満たし、保証会社であるアコム株式会社の保証を受けられる人
- 外国籍の人は永住者であること
セブン銀行カードローンでは、申込者の収入に制限を設けていません。パート・アルバイトはもちろん、専業主婦や年金受給者も申し込めます。ただし、学生は申込資格に該当しないため、セブン銀行カードローンに申し込めません。
セブン銀行カードローンの申込方法
セブン銀行カードローンの申し込み手続きは、Web上から行います。消費者金融や他の銀行カードローンのように、自動契約機や電話、郵送といった方法には対応していません。
すでにセブン銀行口座を開設している人は、ダイレクトバンキングサービスにログインすると申し込み手続きが進められます。
セブン銀行口座を開設していない人は、セブン銀行公式ページにアクセスして「口座開設+カードローン申込み」を選択してください。メールアドレスを登録後、口座開設ページに必要事項を入力すればセブン銀行の口座開設手続きが完了します。
申込時に必要な書類
すでにセブン銀行口座を開設済の場合、カードローン申込時に本人確認書類を提出する必要がありません。
セブン銀行の口座開設が完了していない人は、セブン銀行口座の開設手続きが必要です。セブン銀行のキャッシュカードを受け取る際に、配達員に本人確認書類を提示してください。
なお、セブン銀行カードローンの最大利用限度額が50万円となっているため、収入証明書の提出は不要です。
借入方法と返済方法
セブン銀行カードローンの借入方法は、次の2通りです。
- セブン銀行ATMから現金を引き出す
- ダイレクトバンキングサービスで指定した金融機関の口座に振り替え
セブン銀行ATMから現金を引き出す場合、利用時間帯・曜日など関係なく、借入時の手数料は無料です。
ダイレクトバンキングサービスで指定した金融機関の口座に振り替える場合、口座から現金を引き出す際にATM手数料がかかる場合があります。詳しくは、振り替え先となる金融機関の手数料情報を確認してください。
セブン銀行カードローンの返済日は毎月27日と定められていて、次の2つの方法で返済できます。
- セブン銀行口座から自動引き落とし
- ダイレクトバンキングでセブン銀行口座へ振り替える
返済が遅れないように、余裕を持って残高の管理や手続きを行ってください。
セブン銀行カードローンが向いている人
セブン銀行カードローンに向いている人に共通する特徴は、次の通りです。
- すでにセブン銀行の口座を持っている人
- セブン-イレブンやセブン銀行の利用頻度が高い人
- 勤務先へ在籍確認の電話連絡をしないでほしい人
セブン-イレブンで買い物をしたり、セブン銀行で現金の引き出しなどをしたりする機会が多い人なら、セブン銀行カードローンを便利に利用できる可能性が高いでしょう。
自宅や勤務先の近くにセブン-イレブンやセブン銀行があれば、借り入れや返済のために手間や時間をかけずに済みます。
また、セブン銀行カードローンは電話による在籍確認を実施しない可能性が高いです。審査時に必要と判断した場合は勤務先に電話をかけるケースもありますが、基本的にまれといえるでしょう。
セブン銀行カードローンが向いてない人
セブン銀行カードローンの利用が向いていない人に共通する特徴は、次の通りです。
- セブン銀行に口座開設をしたくない人
- 高額借り入れを希望する人
セブン銀行カードローンは、セブン銀行に口座開設をすることが前提です。すでに複数の銀行口座を持っていてセブン銀行の口座を開設したくない人は、セブン銀行カードローンに申し込むのを避けた方がいいでしょう。
またセブン銀行カードローンは、銀行カードローンの中でも利用限度額が低いローンサービスです。10万円、30万円、50万円のコースに分かれていて、具体的な金額は審査で決まります。
高額借り入れを希望する場合、セブン銀行カードローンの利用限度額では足りない可能性が高いです。高額借り入れに対応するローンに申し込む、またはセブン銀行カードローンと複数のローンを併用して使うといった対応をしてください。
セブン銀行カードローンが向いてない人は消費者金融カードローンがおすすめ
消費者金融カードローンなら、次のようにセブン銀行カードローンにはない特徴があります。
- 最短即日融資に対応
- 無利息期間サービスを提供
- 利用限度額は最高500~800万円
必要書類に不備や確認が必要な項目がなく、審査が混んでいなければ、申し込んだ当日中に借り入れができる可能性が高いです。
また、初めて契約する人を対象に、一定期間は金利がかからない無利息期間サービスを提供しています。短期間で完済できるようなら、返済するのは元金だけです。利用限度額は審査で決定しますが、最高500~800万円の融資にも対応しています。
最高金利は18.0%程度と高めな点に注意が必要ですが、すぐに借りたい、銀行口座を開設したくない人には、利便性の高さを感じられるローンサービスといえるでしょう。
大手消費者金融カードローンの特徴をまとめると、次の通りです。
アコム | アイフル | プロミス | レイク | SMBCモビット | |
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利用限度額 | 最高800万円 | 最高800万円 | 最高500万円 | 最高500万円 | 最高800万円 |
金利(実質年率) | 3.0〜18.0% | 3.0〜18.0% | 4.5~17.8% | 4.5〜18.0% | 3.0〜18.0% |
融資時間 | 最短30分 | 最短20分※ | 最短25分 | Webで最短25分 | 最短5分 |
無利息期間 | 契約日の翌日から最大30日間 | 契約日の翌日から最大30日間 | 初回借入日の翌日から最大30日間 | 契約日の翌日から最大180日間 | なし |
在籍確認 | あり(電話連絡以外の方法で対応可能) | 申込時の電話連絡なし | あり(電話連絡以外の方法で対応可能) | あり(電話連絡以外の方法で対応可能) | Web完結なら電話連絡なし |
申込対象 | 満20歳以上69歳以下の安定収入と返済能力を有する人 | 満20歳以上満69歳までの継続した収入と返済能力がある人 | 18~74歳までの本人に安定した収入のある人(高校生・収入が年金のみの人を除く) | 年齢20~満70歳で安定収入のある人 | 満年齢20~69歳の安定収入のある人 |
公式ページ | https://www.acom.co.jp/ | https://www.aiful.co.jp/ | https://cyber.promise.co.jp/APA01X/APA01X01 | https://lakealsa.com/ | https://www.mobit.ne.jp/index.html |
※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
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