ゆうちょATMで暗証番号が違うと表示されるときの対処法
ゆうちょ銀行のATMでお金を引き出そうとしたときに、暗証番号が違うためにお金が引き出せないことがあります。
連続で所定の回数を間違ってしまうと最後には、ロックがかかってしまい、窓口で解除の手続きを行わなければなりません。
暗証番号を入力するときの注意点と、ロックされたときの対処法を紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
この記事は以下に該当する人におすすめです。
- ゆうちょ銀行ATMでロックがかかってしまった
- 暗唱番号を3回以上間違ってしまった場合の対処法が知りたい
このような人に参考になります。
暗証番号を間違っていないとき
メインバンクをゆうちょ銀行にしている人は、日常的にゆうちょ銀行のATMを使っているわけですから、暗証番号を忘れてしまう可能性は低いはずです。
暗証番号を変更したこともないのに、急に暗証番号を間違えてお金が下せなくなるなんてことはないでしょう。
しかし、ゆうちょ銀行のATMは、ゆっくり入力しないとタッチパネルや、ボタンの誤認識を起こす可能性があるため注意が必要です。
急いでいるときに、速いスピードで暗証番号を入力してしまうと誤認識される原因となるだけでなく、押し間違いのミスも起こりやすくなります。
暗証番号はゆっくりと確実に入力するように心がけましょう。
他にも、服の袖がATMの入力画面に触れてしまい、間違った番号が入力されることもあるようです。
袖口が広がっているコートなどを着ているときには注意が必要でしょう。
また、キャッシュカードの磁気が弱くなった場合は、ATMで暗証番号の入力画面まで到達できません。
そのときは、ゆうちょ銀行窓口か郵便局の貯金窓口で対応してもらいましょう。
誤認識を防ぐ方法は?
ゆうちょ銀行のATMでは、画面上の数字に触れて暗証番号を入力する以外に、テンキーを使って入力する方法があります。
ATMにテンキーが設置されている箇所はそれぞれの金融機関ごとに違いますが、多くのゆうちょATMは画面の右側か下側に設置されています。
利用者は右利きの人が多いため、画面の左側にテンキーが設置されていることはほぼありません。
テンキーを使って暗証番号を入力すれば、画面に利用者の服の袖が触れることもありませんし、素早く入力しても誤認識となることはほとんどないようです。
ついつい画面をタッチして入力してしまいますが、暗証番号を間違って入力することが心配な人は、テンキーを使って暗証番号を入力するとよいでしょう。
暗証番号を3回連続で間違えてロックされた場合
暗証番号の入力を3回連続で間違ってしまうと、ATMの画面に「このカードはお取り扱いできません」と表示されて暗証番号のロックがかかってしまいます。
しかし、暗証番号がロックされても、ゆうちょ銀行や郵便局の窓口ですぐにロックの解除が可能です。
ただし、正確な暗証番号を覚えていなければ、ロックを解除しても意味がありません。
結局はまた3回連続で間違えてしまい、すぐにロックされてしまう可能性があります。
暗証番号がわからなくなってしまった場合には、ロックの解除だけでなく暗証番号照会の手続きも行いましょう。
間違いは連続3回まで
ゆうちょの暗証番号は、入力を3回連続で間違えたときにロックが掛かります。
例として、2回連続で間違えた場合に3回目で暗証番号を正確に入力したとします。
その場合は間違えた回数はリセットされてゼロになりますが、3回目までに暗証番号を正確に入力しないとリセットされずに、間違えた回数がカードに記録されます。
そして2回間違えたままで違う日に、再び1回間違えてしまうと3回連続で暗証番号を間違えたことになりロックがかかります。
そうなるともうATMからはお金の入出金ができなくなるので、窓口まで出向き口座から手続きしてもらうしかありません。
窓口での解除方法は後ほど詳しく解説しますが、営業時間内に出向かなければならないなど、いつでも対応できるわけではないため気を付けてください。
通帳とカードで暗証番号が違う?
キャッシュカードだけでなく、通帳を使ってお金を引き出すことができます。
カードと通帳の暗証番号は同じ番号だと思っている人は多いと思いますが、例外的にキャッシュカードと通帳の暗証番号が違うことがあるため注意しましょう。
通帳とキャッシュカードの暗証番号が違っている可能性があるのは、ゆうちょのクレジットカード機能が付いているカードを使っている場合です。
この場合は口座を作ったときに、カードと通帳の暗証番号を別々に設定することができるケースがあります。
どちらか片方の暗証番号がわからない、もしくは番号が合っているか自信がない場合には暗証番号照会をしておくとよいでしょう。
ロックを解除する方法は?
もし、暗証番号の入力を何度も間違ってロックされた場合には、ゆうちょ銀行か郵便局の貯金窓口でロックを解除するための手続きを行いましょう。
出向く支店は口座を作った支店に限りませんから、最寄りの店舗で手続きを行いましょう。
持参するものは、「キャッシュカード」「本人確認書類」のふたつです。
手続きが終わればカードはすぐに使えるようになります。
代理人による手続き方法
窓口の営業時間内に手続きをする時間がない人は、代理人にロック解除の申込手続きをお願いすることもできます。
まず必要書類ですが、代理人が手続きを行うときは、「通帳」「委任状」「代理人の本人確認書類」が必要となります。
なお、委任状は窓口でもらえますが、インターネットからPDFファイルをダウンロードして使用することも可能です。
何度も窓口を往復するよりインターネットでダウンロードして印刷する方法をオススメします。
委任状には通帳の名義人の名前と代理人の名前といった情報のほかに、委任する申込内容にチェックを入れて通帳の記号番号を書く必要があります。
書類が準備できれば、あとは最寄りのゆうちょ銀行まで出向き窓口で手続きを行えば完了です。
暗証番号照会の方法は?
ロックを解除してもATMで暗証番号が違うと表示された場合には、暗証番号を忘れている可能性が高いでしょう。
再びロックされてしまう前に、登録した暗証番号照会の手続きを行いましょう。
ロック解除の手続きと同じで、ゆうちょ銀行か郵便局の貯金窓口で手続きを行うことができます。
必要となる書類は、「通帳」「キャッシュカード」「お届け印」「本人確認書類」となっています。
どれかひとつでも忘れてしまうと手続きが出来ないので、忘れ物がないか充分に確認してから窓口に向かいましょう。
なお、ロック解除を申し込んだ日に暗証番号を窓口で教えてもらうことはできず、貯金事務センターから簡易書留郵便で郵送されます。
簡易書留郵便は自宅に届くまでに1週間程度はかかるため、すぐにカードが使えるわけではありません。
また、ゆうちょに電話して暗証番号を問い合わせることもできないので、暗証番号は忘れないように気を付けましょう。
後日届く暗証番号がどうしても覚えきれないという場合には、思い切って暗証番号の変更も検討するといいでしょう。
まとめ
ゆうちょ銀行のATMで暗証番号の入力を3回連続で間違ってしまうと、ロックされてしまいATM画面に「このカードはお取り扱いできません」と表示されます。
ロックの解除はゆうちょ銀行や郵便局の貯金窓口で対応してくれるので、必要なものを揃えて窓口に行きましょう。
ロックの解除はすぐに終わりますが、暗証番号を忘れた場合はその場で教えてもらえず、自宅に簡易書留で郵送されてくるのを待たなければなりません。
そうなると1週間程度はキャッシュカードが使えないため、暗証番号はしっかりと管理しましょう。
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