定価より高く売るのは違法?転売で稼ぐには
ネットなどで欲しいものを探していると、「お店で見た時より高く売っている」、「定価より高い」ことがあり、中には定価の倍以上の値段が付くこともあります。
買う人は損ですが、売手はなるべく高く売りたいのが本音でしょう。
そこで「そもそも価格とは?」という疑問から、「定価より高く売る方法」までを解説します。
目次
フリマなどで定価より高く売るってあり?
フリマやオークションなどを見ていると、品物が定価より高く売られていることが結構あります。
モノによっては価格の数倍から、数十倍という額が付けられていることもあります。
「誰が買うの?」と疑問に思うかも知れませんが、意外にもプレミアが付き高額になっていても買う人は買うのです。
定価より高値で販売してることについて、「違法では?」と疑問に思う人もいることでしょう。
一見「ずるい手口」のように感じますが、これは自由競争の範囲内とされており、違法ではなくもちろん詐欺でもありません。
転売は違法ではないのか
一般人が転売目的で商品を購入し、オークションなどに高値で出品しても問題はないのです。
「転売目的での購入は違法では?」と思うかも知れません。
転売目的の購入が違法になるものの代表として、偽ブランド品の販売があります。
偽ブランド品はブランドや、メーカーの商標権を犯すことになりますので違法です。
また社会問題ともなっているのが、アイドルなどのコンサートチケットを転売する行為も違法です。
これに対しては2016年に国内アーティストや、音楽団などが共同でチケット高額取引問題を禁止する表明をしたことによって、さらに厳しくなりました。
興行には過去に暴力団が絡んでいたということがあり、チケットを買い占めて高く売るという方法が横行していました。
このようになってしまうと、暴力団の資金源を増やしてしまいます。
ダフ行為が禁止とされていることには、このような背景があるのです。
しかし、モノを買って売るという、いわゆる行為は違法ではありません。
これが違法であれば、「せどり」は成立しないことになってしまいます。
自由競争とは?
モノを定価よりも高額で売る行為は、自由競争の範囲内です。
市場には売手がたくさんいます。
誰もが売るものとして参加することが可能であり、商品を自由に販売できる状態のことを自由競争といいます。
例えばリンゴジュースの、販売をしようと考えたとします。
リンゴジュースは様々なお店や、メーカーから販売されています。
A社は1本100円、B社は120円、C社は150円など、それぞれが好きな値段で売ることができるのです。
またC社からリンゴジュースを仕入れたD社が、それを180円で売るのもOKです。
また新規参入のE社がリンゴジュースを1本80円で売り始めた場合、他の会社のリンゴジュースは売れなくなってしまうかも知れません。
それではもうからなくなるため、オマケを付けたり、価格を下げたりして何とかリンゴジュースを売ろうとします。
このように自由競争が起こると、リンゴジュースをたくさん売ることのできる業者が力を持ち始めるのです。
自由競争とは経済の基本であり、これによって消費者はよりよいものを安価で手に入れることができるのです。
しかしE社のリンゴジュースが売れすぎると、他の会社が売れなくなってしまいます。
このように他の会社の邪魔をすることを、「私的独占の禁止」といいます。
そもそも価格って?
モノに必ず付いているものが値段です。
値段はそのモノの価値を計るものでもあります。
それでは値段とは、一体何なのでしょうか見ていきましょう。
定価とは?
定価とは、前もって定められた価格のことをいいます。
定価が定められているのは新聞、雑誌、書籍、CDなど著作権が絡むものやタバコです。
これらは全国で一律となるよう適正な販売価格が定められているため、一冊の雑誌を北海道で買おうが沖縄で買おうが同じ値段です。
理由はA書店でXというCDが売れなくなった時に、Bショップに回すことができるようにするためです。
このように定価を維持することによって、廉売を防ぐことができます。
過去には医薬品や化粧品も対象となっていましたが、1966年頃から見直しが始まり、現在では上記に挙げたもののみとなっています。
希望小売価格とは?
パッケージなどを見ると希望小売価格が1,500円だったけれど、店頭では1,380円になっていて安く買えたという経験はありませんか。
何となく得をしたという、気分になったこともあるかも知れません。
希望小売価格とは商品を製造するメーカーなどが、「この商品はこれくらいの価格で売ってほしい」という希望価格のことです。
飽くまで参考価格であり、小売店はそれに従う必要はありません。
なお、化粧品の場合、仕入価格は定価の15%から30%といわれています。
小売店がメーカーから定価や希望小売価格で仕入れ、安く売っているわけではありませんので注意してください。
オープン価格とは?
新商品などの価格として、よく書かれているオープン価格という言葉あります。
何をオープンにする必要があるのか、疑問に思っている人もいるかも知れません。
オープン価格とはメーカーが希望小売価格を設定せず、小売店が価格の設定を行うものです。
かつて家電業界が値下げ競争を激化させたことで、価格崩壊が起こったことがあります。
そのため希望小売価格が意味をなさなくなり、消費者が混乱させることになりました。
このようなことから公正取引委員会が、希望小売価格を撤廃するよう呼びかけたことがあり、現在は希望小売価格よりもオープン価格というのが主となっています。
定価より高く売る方法
定価というのが、いかに曖昧であるか解説をしました。
しかし売手としては、少しでもモノを高く売って利益につなげたいものです。
そこで定価より高く売る方法について考えてみます。
雑誌や広告などに掲載された
雑誌や広告に掲載された、話題性の高いものはみんなが欲しがります。
女優の○○が紹介してた、○○というドラマで使われていたなど付加価値が付けば需要がぐっと上がるのです。
メーカーなどが高い広告費を売ってまで、CMや広告などを打つのはそのためなのです。
「みんなが欲しがるもの」=「なかなか手に入らないもの」を売れば、定価より高値でも欲しいという人は現れるでしょう。
地方では手に入りにくいものを売る
今やインターネットで、大抵のものは手に入ります。
しかし手に入らないものも、一部ですが存在します。
例えばオークションサイトを見てみると、100円ショップで売られていつるものが、100円以上の価格で出品されていることがあります。
「普通に100円ショップで買えばいいのに」と思うかも知れません。
しかし地方だったりする場合には、近くに100円ショップがなく、簡単に手に入らないこともあります。
お店に行く手間や交通費を考えれば、少し高くてもネットで買ったほうがいいという人もいます。
また100円ショップの商品が、メディアで取り上げられる機会も多く、売り切れでなかなか買えないこともあるでしょう。
このような場合は、定価から多少高くても売れることがあります。
店舗間での取り寄せを行っていない商品
ブランド物を欲しがる人は非常に多いものです。
ブランドの中でも「このデザインが絶対欲しい」とこだわりの強い人は、定価より高くても買ってくれる可能性があります。
ブランドによってはほしいデザインのものがあっても、店舗間での取り寄せを行っていないものもあります。
シャネルはその代表例ですが、例えばシャネルの兵庫にしかないデザインのものを東京で手に入れることはできません。
店舗間取り寄せを行っていないわけですから、手に入れるためには兵庫まで行かなければなりません。
このような場合、行くまでの交通費や宿泊代などを考えれば、定価以上出して購入する人もいるでしょう。
限定品を売る
期間限定品に弱い人も多いものです。
限定品がその場で手に入ればいいのですが、「どこも売り切れで買えなかった」という場合や、「あとから知ってほしくなった」という場合、販売期間が終わってしまえば買うことはできなくなります。
それでも、諦めきれず「欲しい!」と探している人であれば、定価より多少高くても買うでしょう。
転売でお金を稼げる商品は?
転売で一稼ぎしよう、と言っても、最初は何を売れば良いのか分からないですよね。
まず、転売に向いている商品をいくつかあげていきたいと思います。
また、記事の後半では、実際に調べてみた結果も見ていますので、先にそちらを見たい方はこちら
ゲーム機
任天堂やSONYから定期的に発売されている家庭用ゲーム機(Play Stationなど)です。
少しでも安く仕入れることができれば、多くの人が欲しがります。
ゲームソフトよりもハードウェア本体の方が高価なので、その分差額も大きくなり、より転売で稼ぐのに向いているといえるでしょう。
特に「新品・未開封」のものが好まれます。
スマホ・携帯電話
スマホも需要が高く、転売に向いている商品です。
「白ロム」と呼ばれる、simカードが入っていないものを狙いましょう。
特にiphone、Xperiaといった人気機種は狙い所。
多くの人が格安simのための機種を欲しているので、simフリーもしくはdocomoの機種がおすすめです。
最近はauに対応している格安simも増えてきているので、auでも良いでしょう。
Softbankは対応しているsimがないので、売る際に少し値段が安くなってしまいます。
フィギュア
特にアニメやゲームのキャラクターのフィギュアはおすすめです。
「figma」や「ねんどろいど」「ねんどろいどぷち」といったブランドがあります。
かわいい系・萌え系のキャラクターは、一定層需要がありますので、転売向けといえます。
こちらも「新品」や「未開封」のものが好まれます。
ガジェット系
AV機器、コピー機など、家電・機械系の商品もおすすめです。
下の方では、ビデオデッキの紹介もされています。
また、日本の家電は海外の需要も大きいので、海外向けの転売にもおすすめです。
本・マンガ
ブックオフといった場所で仕入れ、ヤフオクなどで転売する方法です。
家にある人は、それをまとめて出品しても良いですね。
特にマンガのまとめ売りはとてもおすすめです。
アニメ化や映画化など、話題として取り上げられた作品・人気のある作品・完全版(文庫版よりも良質かつ大判な紙で作られたマンガ)の作品などはよく売れます。
転売用商品はどこで仕入れる?
こうした商品はどこで仕入れるのでしょうか。
一昔前は、家の近くの家電量販店・ブックオフなどのディスカッションショップなどへ直接出向いて仕入れる必要がありました。
こうしたお店でも十分転売は可能です。
そこに加え、ここ数年はインターネットの発達で、ECサイトが大流行しています。
これを使わない手はありません。
具体的には、以下のようなサイトがあります。
また、オンライン上のショップも有名です。
こうしたECサイトはユーザーが多く、売却にはもってこいですが、同じように転売を考えているライバルも多いため、良い商品はすぐに落札されてしまう可能性があります。
そのため、ライバルの少ないオンラインショップは穴場になっています。
具体的には、以下のようなサイトがあります。
こうしたサイトを駆使して、転売でよく売れる商品を仕入れます。
ですが、これだけの情報だと、具体的に何を仕入れたら良いかまだよくわかりませんね。
なんでも良いわけではなく、きちんと「売れている」商品を選ばないといけないわけです。
では、一体どんな商品が売れているのか、どうやって調べたら良いのでしょうか。
転売にはモノレートとオークファン!
転売には、「モノレート」というサイトが心強い味方になります。
「モノレート」とは、Amazonに出品された全ての商品について、ランキング・価格・出品者数の推移をグラフで見ることができるサイトです。
このサイトを使えば、どんな商品が売れているのか調べることができます。
モノレートの見方
さっそく、モノレートを見てみましょう。
モノレートでは商品ごとに、以下のような3つのグラフが表示されます。
この3つのグラフの内、一番下の「ランキング」のグラフをご覧ください。
ジグザグになっているのがわかりますね。
ここで、線がガクッと下がっている箇所が5箇所ほどあることがわかりますね。(赤い丸で囲ってある部分)
これは、この商品が売れたことによって、ランキングが急激に上がったことによるランキングの影響です。
※上に行くほどランキングの数字が多い=人気がない、ということです。
このジグザグの数が多ければ多いほど、良く売れている商品と言えます。
この商品はとてもジグザグが多いので、こちらのほうが売れている、と言えるでしょう。
また、安定して上位に食い込んでいる商品、流行で明らかに需要のある商品などは、モノレートを使うまでもなく「売れている商品」に入ります。
相場を見たいならオークファン
「どんな商品が売れているのか」が分かったあとは、それが「いくらで売れているのか」です。
これはオークファンというサイトが便利です。
オークファンは、楽天市場やヤフオクなどのサイトの落札相場を見ることができます。
このサイトで、先程モノレートで特定した商品名を打ち込み、いくらで売れているのかを比較することができます。
◆オークファン|国内最大級のショッピング・オークション相場検索サイト
また、メルカリで実際に見てみるのも手です。
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海外転売について
転売では、海外も巻き込んで転売することもできます。
日本では高く販売していても、海外ではとても安く売られている(逆もまた然り)場合もあります。
以下の二枚の写真をご覧ください。
これはウォーターベッドのショッピングサイトの画像で、上が海外のサイト、下が日本のサイトです。
海外サイトでは約$300≒32,700円(2018年1月26日現在)ですが、日本では248,000円と、かなりの値幅があります。
当サイトのスタッフがこれを発見し、送料$200で海外から取り寄せたそうです。
合計でも54,500円と、日本で普通に購入するよりも相当安く済みます。
ウォーターベッドは取り寄せが大変なので転売向きとは言えませんが、このように海外と日本では大きく値幅がある商品が存在するのです。
海外転売には、以下のようなサイトを利用します。
実際にどんな商品が売れそうか見てみた
では実際にメルカリ・ヤフオク・モノレート・オークファンなどを使い、どんな商品が売れそうか見てみました。
フィギュア
まず、鉄板のフィギュアから。
メルカリで以下のような商品を見つけました。
メルカリで2500円で売られていたこちら。
ヤフオクではいくらで落札されているのでしょうか。
なんと3500円もの差。
送料があるので、実質は3000円ほどの利益でしょうか。
入札も2件あるので、一定層の需要があると判断できます。
ゲーム機
続いてゲーム機。
流行のもので、新品未使用のものを狙っていくと、以下のような商品をヤフオクで見つけました。
38000円で落札されていた人気ゲーム機。
出品した方はどうやら抽選で3台当たったようですね。
こうした「抽選で当たった」「2つあるので一個いらない」などといった場合の商品は、安くゲットできるチャンスです。
同様の商品が、メルカリでは以下のように落札されていました。
51000円でも売られているので、その差はなんと13000円。
これはかなり稼げそうですね。
ビデオデッキ
今や出番がないはずのビデオデッキも、稼げそうな商品です。
こちらの商品、モノレートのグラフを見てみると以下の通りでした。
ランキングのジグザグも良い感じなので、メルカリで見てみた所、以下のように出品されていました。
すでに落札隅ですが、1500円で比較的美品のものまでありました。
モノレートによると最低価格は5747円とのことなので、3000円以上の利益です。
転売でのお金儲けのいいところ
転売でのお金儲けのいいところは、だれでも行動に移しやすく、一定の成果が出やすいというところにあります。
初心者は、まずはいきなり仕入れをしたりはせずに、自身の家に眠っている不用品を売ってみることから始めてみましょう。
そこで活用したいのがフリマアプリです。
登録すればすぐに使うことができますし、出品方法も簡単です。
おそらく、家に眠っている不用品を売ろうとすると、ジャンルは多岐にわたると思います。
さまざまな品物を出品しているうちに、売れやすいものと売れにくいものがだんだんわかってくると思います。
そのうち自然と売買のコツを掴めるようになるわけです。
モノを売ることにある程度慣れて、勝手もわかるようになってから、転売のための仕入れを始めるのがおすすめです。
フリマアプリでラクラク転売
転売は、フリマアプリを使えば簡単に行うことができるのですが、フリマアプリもいくつかありますので、その特徴を比較してみましょう。
人気のフリマアプリ「メルカリ」
メルカリは、なんといってもユーザー数が多いのが特徴で、売買のチャンスはその分多くなります。
出品方法も簡単で、匿名配送を利用できるなど、慣れれば使い勝手は抜群です。
ただ、リアルなフリマ同様に、値引きを楽しむユーザーも多ぃので、それを見越した価格設定をしたり、値引き対応をせずに最初から安く出品している旨を表示しておくなどの工夫は必要です。
- ダウンロード数:7000万超
- 出品手数料:販売価格の10%
- 購入手数料:原則無料 ※コンビニ・銀行・ATM・キャリア決済の場合は有料(100円)
- 決済方法:クレジットカード・コンビニ・銀行・ATM・キャリア
- 出金手数料:10,000円以上なら無料、10,000円未満は有料(210円)
楽天が運営する「ラクマ」
ラクマは、なんといっても出品手数料が無料なところや、アプリ内で楽天ポイントを使えるところがお得で嬉しいですね。
また、ラクマはやや高めの価格で売買できている印象があります。
- ダウンロード数:累計1,000万超
- 出品手数料:無料
- 購入手数料:原則無料 ※コンビニ・銀行・ATMは有料(220円)
- 決済方法:クレジットカード、コンビニ、銀行、ATM
- 出金手数料:10,000円以上なら無料、10,000円未満は有料(220円)
フリマ機能が付いた「ヤフオク」
ヤフオクといえば、一世を風靡したオークションサイトですが、オークション機能だけでなくフリマモードが追加されました。
ヤフオクにはYahoo!プレミアム会員(有料)でないと出品できませんが、フリマモードなら非会員でも出品できるところが嬉しいですね。
もともとヤフオクユーザーの方や、メルカリなど他のフリマアプリが苦手だという方には、入りやすいと考えられます。
- ダウンロード数:累計1,000万超
- 出品手数料:Yahoo!プレミアム会員 8.64%(税込)、非会員 10%(税込)
- 購入手数料:特定カテゴリ以外は無料
- 決済方法:クレジットカード、Yahoo!かんたん決済、銀行、ATM、コンビニ、Tポイント
転売でのお金儲けのコツ
それでは、転売でお金儲けをするためのコツをまとめてみたいと思います。
まず、基本はこれ!
「安く仕入れて高く売る」
これに尽きます。
そして、仕入れ価格だけでなく、手数料や送料などの経費もしっかり把握することが大切です。
また、仕入れをしすぎて在庫を抱えないというのも転売の基本ですね。
アイテム選びのコツ
転売でお金儲けをしようと思ったら、どのようなアイテムを選んで仕入れるのかが重要になってきます。
常に情報収集をして、需要のある売れ筋アイテムを選ぶようにしましょう。
また個人でフリマアプリなどを使って転売するのであれば、送料が安く済むアイテムを選ぶというのもポイントとなります。
大きなものを売ろうとすれば、当然配送料は高くなり、梱包の手間もかかります。
コンパクトで梱包や発送をしやすいアイテムを選ぶといいですね。
仕入れルート選び
では、どこから仕入れたらよいのかということになりますが、個人で仕入れをするとなると、海外通販サイトや地元の激安ショップ、特売や在庫処分などのセール情報にアンテナを張って、独自の仕入れルートをみつける必要があります。
利用するフリマアプリによっても相場が異なりますので、別のフリマアプリから仕入れているという人もいます。
まとめ
市場経済では、自由に価格を決めることによって、競争していくことが基本です。
そのため定価より高く売るという行為は、違法ではありません。
そもそも定められたもの以外は、定価という基準が曖昧なのです。
スーパーなどの「他店徹底対抗!」「1円でも高ければ差額を返金」なども、自由競争があるからこそできることなのです。
しかし余りに過激になりすぎると強い売手が勝ち残り、市場の価格が暴落してしまうことが起こります。
そうならないよう、「独占禁止法」などで国が監視をしているのです。
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