【徹底比較】ソニー銀行VS SBI新生銀行!口座開設するならどっち?
新しく銀行口座を開設したいけれど、ソニー銀行にしようかSBI新生銀行にしようか迷っている方へ、ここでは両銀行の特徴を比較してみたいと思います。
金利や使い勝手などを比較して、自分に合った銀行はどっちなのか、じっくり検討してみましょう。
金利で比較!
方 法 | ソニー銀行 | SBI新生銀行 |
---|---|---|
円普通預金 | 年0.001% (一律) | 年0.001%~年0.003% (預入金額とステージによる) |
円定期預金 | 年0.01%~年0.02% | 年0.01%~年0.3% (ラインナップ豊富) |
円普通預金も円定期預金もそれほど大差はないのですが、SBI新生銀行にはさまざまな円定期預金があり、飛びぬけて金利が高いハッピーバースデー円定期や2週間という短期で満期を迎える2週間満期預金があるのが特徴的です。
使い勝手で比較!
ATMの数は、ソニー銀行もSBI新生銀行も提携ATMが全国に約9~10万台ありますので、ATMの利便性という点においてはどちらも同等だといえます。
そんなATMの手数料はどうなっているのか比較してみましょう。
ATM手数料を比較
ソニー銀行のATM手数料
ソニー銀行は、提携銀行のうちセブン銀行またはイオン銀行のATMを利用する場合、何度でも無料となっています。
しかし、ソニー銀行では2019年1月から改訂を予定していて、優遇プログラム Club Sのステージに応じた回数のみ無料となります。
ただし、それを機にセブン銀行・イオン銀行以外の提携ATMも手数料無料の対象となるという利点もあります。
- ステージなし・・・月4回まで無料
- シルバー・・・月7回まで無料
- ゴールド・・・月15回まで無料
- プラチナ・・・何度でも無料
月にそう何度も出金したりしない方なら、これまで通り無料の範囲内で利用できるのでそれほど問題ではないかもしれませんね。
SBI新生銀行のATM手数料
SBI新生銀行も現在は、提携ATMのどこででも無料で利用することができます。
しかし、2018年10月から、新生スタンダードの方の出金手数料が有料化されることになりました。
- 新生スタンダード・・・110円(税込)
- 新生ゴールド・・・無料
- 新生プラチナ・・・無料
新生ゴールドや新生プラチナの条件を満たしている方であればこれまで通り何度でも無料ですので気にする必要はありませんが、新生スタンダードのままですと毎回手数料がかかってしまいお得感が薄れてしまいますね。
振込手数料を比較
では次に、ソニー銀行とSBI新生銀行の振込手数料を比較してみましょう。
ソニー銀行の振込手数料
ソニー銀行の振込手数料は通常1回あたり220円(税込)ですが、優遇プログラム Club Sのステージに応じて一定回数が無料となります。
【Sony Bank WALLETあり】
- ステージなし・・・月2回まで無料
- シルバー・・・月4回まで無料
- ゴールド・・・月6回まで無料
- プラチナ・・・月11回まで無料
【Sony Bank WALLET なし】
- ステージなし・・・月1回まで無料
- シルバー・・・月3回まで無料
- ゴールド・・・月5回まで無料
- プラチナ・・・月10回まで無料
SBI新生銀行の振込手数料
SBI新生銀行の振込手数料も、月1回から最大月10回まで無料となっています。
SBI新生銀行には、新生ステップアッププログラムという3段階のステージがあり、各ステージによって振込手数料が無料となる回数は異なります。
- 新生スタンダード・・・月1回無料/無料回数を超えたら308円
- 新生ゴールド・・・月5回まで無料/無料回数を超えたら206円
- 新生プラチナ・・・月10回まで無料/無料回数を超えたら103円
ソニー銀行のおまかせ入金サービス
ソニー銀行には「おまかせ入金サービス」という便利なサービスがあります。
これは、最初に設定をしておけば、毎月指定の金額を本人名義の各金融機関からソニー銀行の円普通預金口座へ自動的に入金してくれるサービスです。
なんとこちら、手数料無料なのです!
これならソニー銀行がメインバンクでない人も、ソニー銀行の積立や住宅ローンの返済などを楽に利用できて使い勝手がいいですね。
ソニー銀行の便利ツール
ソニー銀行には「ほしいものナビ」や「ほしいもの貯金箱」といった、お金を貯めたい人にとって便利なツールが用意されています。
ほしいものナビとは
何のためにいつまでにいくら貯めるのかゴール設定をすると、毎月の積立金額を計算してくれて、プランを提案してくれるツールです。
目標ごとに複数ゴール設定できるところがポイントです。
ほしいもの貯金箱とは
こちらは、達成したい目標ごとにお金をわけて貯金することができるツールです。
親貯金箱と目的別貯金箱があり、口座にお金が入金されたり出金されたりすると、親貯金箱のお金が増えたり減ったりします。
目的別貯金箱は目的ごとに5つにわけることができ、親貯金箱から目的別貯金箱に取り分けると、親貯金箱の残高が減ります。
目的別に口座を分けなくても、目的ごとにしっかり貯金することができるというのが嬉しいですね。
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ソニー銀行のメリットは?
ソニー銀行の一番のメリットといえば信用格付けの高いところではないでしょうか。
メガバンクと比較しても見劣りしない格付けがされています
信用格付けが高いということは、破綻するリスクが低いということですので、安心して預けることができますよね。
また、先ほどご紹介した「ほしいものナビ」や「ほしいもの貯金箱」といった便利ツールを使えることで、貯金が苦手な人でもお金を貯めやすいというメリットがあります。
そしてもう一つ、外貨預金が低コストなのも特徴的です。
ソニー銀行の外貨預金は、残高にかかわらず口座維持手数料が無料なのです。
そのうえ、優遇プログラム Club S のステージに応じて為替コストが優遇され、金利もアップされます。
SBI新生銀行のメリットは?
SBI新生銀行の大きなメリットの一つは、Tポイントが貯まることです。
毎月エントリーしなければいけませんが、エントリーするだけでもポイントをもらえますし、日常の取引でポイントが貯まりますので、上手に使えば金利以上のお得感があります。
また、豊富なラインナップの円預金の中でも、お得な金利の2週間満期預金を利用できるのがSBI新生銀行のいいところです。
50万円以上の預け入れからとなっていますが、たったの2週間で満期を迎えるので気軽に預けられるうえ、金利は0.03%と、普通預金よりずっと高金利となっています。
もう一つおすすめしたい定期預金が、ハッピーバースデー円定期(3カ月もの)です。
100万円以上の預け入れで、金利は0.3~0.5%と高金利になっています。
これは利用しない手はないですね。
まとめ
今回は、ソニー銀行とSBI新生銀行のどちらで口座開設をしたらいいか、金利や手数料、その使い勝手などを比較してみました。
両銀行とも、無条件で提携 ATM手数料が無料なのが魅力でしたが、今後は無料になる回数が限定されたり、一部有料化されたりしてしまうのが残念ですね。
使い勝手という点では、ソニー銀行にはSBI新生銀行にはない便利なツールが用意されていて、お金を貯めやすくなっているところが優れていると言えるでしょう。
金利については両銀行とも大差はありませんが、定期預金のラインナップ豊富なSBI新生銀行に、2週間満期預金やハッピーバースデー円定期など、使いやすくて高金利な定期預金も用意されているところが魅力です。
ここでの比較をぜひ参考に、ご自身の使い勝手やライフスタイルに合う銀行を選んでみてください。
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