スルガ銀行のフリーローン、おまとめローンで借り換え【審査通るには】
借り入れ先が多くなると、借金の1本化をして返済の負担を減らしたいですよね。 スルガ銀行が提供する商品に、おまとめローンはあるのでしょうか?
この記事はこんな方におすすめ
- スルガ銀行をメインバンクにしているため、スルガ銀行での借入を検討している人
- 今よりも金利が低くなるローンを探している人
- 複数の借金をひとつにまとめることを検討している人
スルガ銀行のフリーローン
消費者金融の借り入れやクレジットカードのキャッシングなどを複数利用していると、それぞれに対して返済や金利を負担しなくてはなりませんので、毎月の返済額が多くなってしまいます。
また、それぞれが異なる返済日となっている場合には、返済の管理がしにくくなり、延滞してしまうリスクが高くなってしまうでしょう。
おまとめローンは、このような状況を解決できるローンであり、毎月の返済額や金利負担を軽くすることができます。
さらに、毎月の返済日が1つになることで、返済管理がしやすくなり、延滞するリスクを低くすることも可能です。
一部の銀行では、おまとめ専用の商品を提供していますが、スルガ銀行には専用の商品はなく、スルガ銀行カードローンをおまとめローンとして利用することになります。
この記事では、スルガ銀行カードローンの審査基準や審査に通るためのポイントなどを解説していきますので、是非、参考にしてください。
スルガ銀行カードローンの概要
スルガ銀行カードローンに申し込むことができるのは、20歳以上70歳以下の安定した収入のある人です。
年齢条件が65歳未満となっているカードローンがあることを考えると、幅広い年齢層に対応したカードローンだと言えるでしょう。
なお、原則として安定した収入が必要ですが、専業主婦の場合は配偶者の同意があれば申し込むことができます。
専業主婦でも利用できるカードローンは数が限られているため、主婦にとっては心強いローンです。 融資限度額は10万円以上800万円以下と高額融資にも対応しています。
銀行カードローンは総量規制の対象ではありませんが、誰でも融資上限の800万円まで借りられるわけではないので注意してください。
また、金利は年3.9%~14.9%と銀行カードローンならではの低金利が魅力となっています。
カードローンの借入方法
スルガ銀行カードローンは複数の借入方法から、状況に合わせて自由に選ぶことができることが魅力です。
まず、多くのカードローンと同様に、ローンカードを使ってATMから借入ができます。
セブン銀行ATMやE-netなどコンビニATMを利用できるため、いざというときにもすぐにATMを見つけることができるでしょう。
また、専用アプリを使えば、指定した口座に振込融資を行うこともできます。 クレジットカードの支払いがあるのに口座残高が不足しているときなどには、専用アプリの利用が便利です。
ここからは、Visa機能を付帯した場合に限られますが、クレジットカードのようにレジでの支払いやネットショッピングにも利用できます。
1枚のカードに複数の機能をまとめることができるので、カードの枚数を減らしたいという場合にはVisa機能の付帯も検討してみてはいかがでしょうか。
申込みから借り入れまでの流れ
スルガ銀行カードローンを申込んでから借入れまでの流れを順に確認していきましょう。
申込後はまず仮審査
WEBから申込みをすると、まず仮審査が行われます。
仮審査では、申込時に入力された申込者の基本情報から、融資が可能かどうかをまず判断します。
正確に審査をしてもらうために、年収、勤務先についての情報はもちろん、現在の借入件数や借入額なども正直に申告しましょう。
もし虚偽の情報で仮審査にとおったとしても、次の本審査で個人信用情報を照会されればあっさりバレてしまい、むしろ嘘で申込みをしたことで心証を悪くし審査に落ちてしまいます。
仮審査の結果は電話又は郵送となり、審査結果についての問合せには答えてもらえないので注意しましょう。
それから、申込時に使用目的がおまとめローンであることを伝えるべきか悩む人もいますが、申込書に借入れ件数と金額を記入する必要があるのでしっかりと申告しましょう。
本人書類はアップロードするだけ
仮審査を通過したら、本人確認書類を送ります。
仮審査承認後にスルガ銀行から送られてくるメールに記載されたアップロード専用ページから提出しますが、本人確認書類はスマホなどで写真を撮って添付すればよく、コピーや郵送といった手間がかかりません。
書類提出後に本審査
本審査では、申込者の情報を「個人信用情報機関」へ照会します。
個人信用情報には利用者の氏名や勤務先といった基本情報から、現在の借入れ状況、返済状況について、さらに過去の延滞や滞納といった金融事故などについても一定期間登録されています。
そのため、申込みのときに嘘をついてもすべてわかってしまうため注意しましょう。
契約後の利用方法
本審査に無事通過できると、契約内容の確認についてメールが届くので、内容を確認しましょう。
融資方法について振り込みを希望する場合は、振込口座と振り込み希望金額を入力すれば資金が振り込まれます。
振り込みを希望しなければ、1週間ぐらいでローンカードが指定した場所に郵送されてきます。
カードが送られてきたら、送付台紙に記載されている電話番号にすぐに連絡しましょう。
事故防止のため、到着の連絡がないとカードの利用ができません。
おまとめとして使う場合は、返済予定の金融機関に直接振り込んでもらえないため、自分で利用金融機関へ返済することになります。
したがって、利用金融機関から完済証明等の提出は不要です。
なお、銀行カードローンですので、急いでいても即日融資ができないことを忘れないでください。
スルガ銀行カードローンの返済方法
カードローンの返済方法を把握して返済計画を立てて完済を目指していきましょう。
毎月の最小返済金額
スルガ銀行カードローンの月々の返済額は、定例返済をする時点の借入残高をもとに最小返済金額が決まります。
最小返済金額以上であれば返済金額の設定は自由です。
返済日は毎月1日で、利用した月の20日から翌月1日までを定例返済期間として自由に設定した金額を返済していきます。
追加の返済ももちろん可能
いつもより資金に余裕がある場合、定例返済の他に多めに返済することも可能です。
臨時返済は1円以上からで硬貨を扱っていないATMでは1,000円単位で返済ができます。
また、ATM手数料がかからないことも魅力的で、余裕があるときに多めに返済することで支払総額や支払回数を減らせます。
全額を繰上返済する場合は、硬貨対応のスルガ銀行ATMや、金融機関からの振り込みとなります。
振り込みによる返済は、元金と利息を合わせた振込金額をフリーダイヤルで確認する必要があるので、事前に下記に連絡をしましょう。
フリーダイヤル:0120-550-237
受付時間:月~金(祝日を除く)9:00~17:00
返済方法はATM・口座引落とし・振込の3種類
3つの返済方法について紹介します。
- ATM
スルガ銀行ATMはもちろんセブン銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行、イーネットなどの提携ATMから、手数料無料で返済可能です。
- 口座引き落とし
スルガ銀行の口座を持っている人は、毎月1日までに最小返済金額を入金します。
- 振込
振込手数料はかかりますが、提携ATMが近くにある場合には便利です。
振込金額をあらかじめ確認しておくため、フリーダイヤルに問い合わせが必要です。
スルガ銀行カードローンの審査基準
ここでは、スルガ銀行カードローンの申込基準と借入条件について紹介し、審査の結果連絡が来るまでのスピードも併せて解説していきます。
スルガ銀行カードローンの審査内容
スルガ銀行のスルガ銀行カードローンがおまとめローンに適するかどうかを確認してみましょう。
おまとめローンに適するかどうか、「審査の通りやすさ」と、「おまとめローン」としての利用するときに気を付けたいポイントを紹介します。
申込みの基本条件
スルガ銀行のリザーブドプランでは、借入申込できる人の条件として、以下の3点が挙げられています。
- 契約時年齢が20歳以上、70歳以下
- 安定した収入があり、継続した取引が見込まれる人
- 消費者信用団体生命保険付きを選択の時は、保険に加入できる人
以上の3点となりますが、これらの基準は3つ目を除いて、一般的なカードローンの申込基準であり、特別厳しいというものではありません。
スルガ銀行カードローンでは、上記の条件を満たしていれば、正社員・契約社員だけでなく、パート・アルバイトの人も借入申込可能です。
専業主婦も利用できる
さらに、配偶者の同意があれば専業主婦も借入可能であり、加えて、年金受給者の借入申込も可能です。
必要書類
申込時に提出する書類には、「本人確認書類」「収入証明書類」があります。
- 本人確認書類
運転免許証、健康保険証+公共料金請求書(領収書)、パスポート+公共料金請求書(領収書)、顔写真付き住基ネットカードのコピー+公共料金請求書(領収書)
- 収入証明書類
源泉徴収票、確定申告書、納税通知書など
信用情報の確認
カードローンに申し込むときは、スルガ銀行が加盟する個人信用情報機関で信用情報を照会します。
審査では信用情報の何をチェックするかと言うと、基本情報の確認と、他社での借り入れ状況、申込件数、金融事故情報の有無などが挙げられます。
他社の借入れでどれくらいの借入残高があるのかも確認し、申込時に申告した内容に間違いがないかも確認されます。
保証会社の審査
審査では保証会社の審査とスルガ銀行の審査を受けますが、まずは保証会社の審査に通る必要があります。
スルガ銀行カードローンの保証会社は、スルガ・キャピタル株式会社と、ダイレクトワン株式会社、オリココーポレーションとなっています。
複数の保証会社がある商品では、どれかひとつの保証会社の審査に通ればいいので、保証会社がひとつの商品よりは通りやすいと言えましょう。
審査スピード
銀行カードローンは、他のローンの利用状況なども詳細に審査しなくてはなりませんし、警察庁のデータベースを参照する作業があるので、審査にかかる時間は長いです。
しかし、他のローンの返済日までに借り換えしたいという場合など、審査スピードを求めている人も少なくありません。
スルガ銀行では、申し込みをしてから審査結果の連絡が来るまでに、どれだけの期間がかかるのでしょうか。
スルガ銀行では、仮審査結果を「原則として当日に連絡」としております。
ただし、混雑しているときなどでは翌営業日以降となることもあるので、ローンを申し込む場合には、できるだけ早めに手続きすることをおすすめします。
金利は審査によって決まる
先ほど、金利は年3.9%~14.9%と紹介しました。
金利は非常に幅がありますが、どのような金利が適用されるかは審査によって決まります。
ですので、申し込みをしてみなければ、実際の金利がわからないということになります。
一般的に、低い金利が適用される人というのは、信用が高く、返済されないリスクが低い人です。
対して、高い金利が適用される人というのは、信用が低く、返済されないリスクが高い人です。
保証会社では、保証をするかの審査をするだけでなく、どのような金利を適用するのかということも判断します。
したがって、できるだけ信用を高めたうえで申し込みをすることが、金利負担を抑える方法であると言えます。
金利で審査の通りやすさがわかる
カードローンは、審査に通ることができなければ、どんなに有利な条件でも意味がありません。
ですので、ローンを審査の通りやすさで選ぶ人が多いのですが、実際に行われている審査の内容は、保証会社にしかわかりません。
しかし、金利を見ることで、ある程度の通りやすさというのはわかります。
金利は、
- 銀行の収益分
- 銀行がリスクに備える分
- 保証会社に保証してもらうための保証料
の3つで構成されており、金利の高低に大きく影響するのは、保証料の部分となります。
保証会社では、多くの保証料を得ることで、より多くの人を保証することができますので、金利が高いローンは審査が通りやすくなります。
例えばみずほ銀行カードローンの上限金利は年14.0%となっており、スルガ銀行よりも低く設定されています。 この点から判断すると、メガバンクのカードローンよりは審査に通過しやすいと判断できるでしょう。
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
審査に通るためのポイント
メガバンクと比べると審査に通りやすいとされる、スルガ銀行のフリーローンですが、申し込みをすると必ず通るというわけではありません。
何も対策をせずに申し込んだために、審査落ちになってしまう可能性は十分にあるでしょう。
ですので、申し込み前や申し込みをする際に、審査に通るための対策をしておく必要があります。
審査に通りやすくなるポイントとは、大きく分けて以下の3つになります。
- 申し込みの内容を正確に記入する
- 他のローンは延滞なく返済する
- しっかりとした返済計画を立てる
これらを抑えた上で申し込むことで、金利も低くなる可能性があります。
では、これらのポイントをさらに詳しく解説していきます。
申し込みの内容を正確に記入する
多くの人は、申込書に記入する内容を、申し込み時点の情報を正確に記入します。
これは、ローンを申し込むうえで基本的なことなのですが、中には、どうしても審査に通りたいがために、内容を偽って記入する人がいます。
偽る内容で特に多いのが、「年収」と「勤務先・勤続年数」です。
しかし、保証会社では、これまで審査をしてきた実績から、勤務先の業種と勤続年数から、ある程度の年収を把握しているのです。
また、個人信用情報機関には、勤務先の情報が登録されていますので、これを見るだけで簡単に偽っていることがばれてしまいます。
申し込みの内容に偽りがある場合、保証会社はリスクが高いと判断しますので、審査に通ることはありません。
なお、仮審査で審査に通ったとしても、本審査などで内容に偽りがあったことがばれてしまった場合には、保証を取り消しされてしまう可能性もあります。 したがって、内容は正確に記入しなくてはなりません。
他のローンは延滞なく返済する
申し込みの時点で、他のローンを延滞しているという場合には、一種のブラックとなっていますので、審査に通ることはありません。
また、申し込みの直近6ヶ月以内に延滞がある場合には、返済能力がないと判断されてしまいますので、審査に通ることが難しくなってしまいます。
ローンというのは、その人の信用に対してお金を貸す取引ですので、信用がなによりも大事です。
申し込みの直近6ヶ月以内に延滞がある場合には、それを解消してから6ヶ月以上は申し込みをせずに、信用が回復するのを待つようにしましょう。
ただし、個人信用情報機関には、延滞の情報がおよそ5年間登録されていますので、審査には少なからず影響が出ることは認識しておく必要があります。
しっかりとした返済計画を立てる
スルガ銀行のカードローンは、借入残高が10万円以下の最低返済額は3000円と長期返済が可能な商品です。
長期返済をすることのメリットは、毎月の返済額が少なくなることです。
しかし、複数のローンを借り換えする場合には、返済期間を必要以上に長くしてしまうと、まとめる前よりも総返済額が多くなってしまうことがあります。
せっかく、金利の低い銀行カードローンでおまとめしたのに、負担が大きくなってしまったのでは逆効果ですよね。 毎月の負担を減らしたいという気持ちもわかりますが、借金から早めに解放されることも重要です。
総返済額の軽減もおまとめローンのメリットですので、それを失わないためにも、必要以上に返済期間を長くしないようにしましょう。
スルガ銀行のホームページには、簡単にシミュレーションできるものもありますので、これを利用して毎月の返済額や総返済額の試算をしてから申し込むことをおすすめします。
在籍確認にきちんと対応する
在籍確認は、本当に勤務しているかを確認するための重要な作業で、ほとんどの金融機関が在籍確認を電話で行っています。 確実に応対ができる電話番号を申告する必要があります。
なお、在籍確認の電話には、申込者が出る必要はありませんので、出勤していなくても問題はありません。
あくまでも勤務していることが確認できれば良いので、「○○は、只今、席を外しております。」などの会話で十分です。
したがって、つながりにくい電話番号を申告することを避けたり、申込の段階で電話をかける時間を担当者と相談するなどの対策を取っておくことをおすすめします。
申し込み方法
フリーローンに申し込むための方法には、
- インターネット
- 窓口
の2種類があります。
インターネットでの申し込みは、スルガ銀行のホームページ内にある専用ページに、必要な項目を入力することで、いつでも手続きできます。
窓口で申し込む場合には、銀行が営業している平日の9時~15時までに行くことで、担当者と相談しながら手続きできます。
申し込みの流れ
カードローンを申し込んでから、融資されるまでの流れを紹介していきます。
まず、簡単な流れとしては、
- 申し込み
- 審査
- 本申込、契約
- 融資実行(借入)
となります。
申し込みは、先ほど紹介したいずれかの方法で行い、銀行が受付すると、保証会社へ審査を依頼します。
この際、スルガ銀行から申し込み内容などを確認するために、登録した電話番号や勤務先に電話される可能性もあります。
保証会社で審査が完了すると、電話またはメールで審査結果の連絡が届き、審査に通った場合は、本申込と契約手続きを行います。
契約手続きが完了すると、借入ができる状態になりますので、それを借り換え対象のローンの返済に利用します。 その後は返済期日に遅れないように、スルガ銀行へ返済をしていきましょう。
なお、カードローンのカードは、契約後およそ1週間程度で自宅または勤務先に届きます。
申し込みに必要な書類
カードローンを申し込むためには、申し込み者の運転免許証やパスポートなどの本人確認書類が必要になります。
また、借入金額によっては、源泉徴収票などの収入証明書も必要になります。
申し込みや契約に必要な書類は、審査結果の連絡が来た時に案内されますので、提出を求められた場合は、すぐに準備するようにしましょう。
カードローンでまとめる場合のデメリット
一部の銀行で提供しているおまとめ専用ローンは、複数のローンの借り換えを目的としています。
したがって、すべてをまとめられるだけの金額が借りやすくなっています。
しかし、スルガ銀行のように、カードローンをおまとめローンとして利用する場合には、審査によって融資額が減額され、すべてをまとめられるだけの金額が借りにくくなっています。
また、カードローンの金利は、消費者金融のローンよりも低いことが多いですので、審査に通ることができれば、金利負担を軽くすることができる可能性があります。
また、カードローンの場合には、おまとめローンでは借り換え対象にならないクレジットカードのリボ払いも対象となりますので、手数料の軽減も可能です。
何事にもメリットとデメリットがありますので、自分の状況に合わせておまとめローンを選ぶことをおすすめします。
スルガ銀行でおまとめするメリットとは
では、スルガ銀行でおまとめを利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
主なメリットを4つ紹介します。
低金利で借り換えできる
大手消費者金融会社の金利は18.0%と高いので、スルガ銀行で借り変えすることは支払う利息を抑えられてお得と言えます。
毎月の支払額を抑えられる
おまとめローンの利用を考えている人は、現在複数の金融機関から借入れがあり、月に返済期日が何度も来るため借金の管理がしにくいと感じているのではないでしょうか。
おまとめローンで借金を一本化できると、返済日がまとまって月に1回で済みます。
さらに利息を抑えられれば、結果的に借金の総額を減らすことにもつながります。
しかも「スルガ銀行カードローン」なら、最低返済金額が3,000円からとなっており、さらに余裕があるときには繰上げ返済もできるため、計画的に完済を目指せるでしょう。
クレジットカードの利用限度枠に余裕が生まれる
普段使いのクレジットカードの利用残高をスルガ銀行カードローンに借り換えることで、クレジットカードの限度枠に余裕ができ、ショッピングのときに「限度額が足りない」と困ることがなくなります。
また一括払いやリボ払いで月々の支払額が負担に感じている場合も、スルガ銀行カードローンの利用で月々の返済額を抑えられるときがあります。
プライバシー厳守で周囲にローンの利用がバレにくい
スルガ銀行では利用明細の発行や発送の選択ができるため、明細書が自宅に届き家族にキャッシングがバレてしまうという心配がありません。
明細はWEB上で確認できますので安心です。
また「手続関係の書類が自宅に届くとバレてしまわないか不安だ」というときでも、スルガ銀行は発送先を自宅若しくは、勤務先のどちらかを選択でき、電話も申込者の携帯電話へかけてくれるなどプライバシーに配慮しています。
なおスルガ銀行では勤務先への在籍確認を電話で行っていますが、あらかじめ在籍確認について連絡担当者の個人名若しくは会社名のどちらがよいか希望できるので、在籍確認のために職場にバレてしまう心配もありません。
スルガ銀行カードローンの特徴
※スルガ銀行公式WEBサイトより引用
おまとめにも利用できるスルガ銀行カードローンですが、具体的にどのような特徴をもった商品なのでしょうか。
主な特徴5つについて説明していきます。
①申込書の記入が不要
スルガ銀行カードローンの申込は、パソコンやスマホからのWEB申込みとなるため、申込書類の記入といった手間がありません。
手続も必要事項の入力と、本人確認書類を撮影して送信するだけの2ステップととても簡単です。
②口座がなくても申込可能
スルガ銀行の口座を持っていなくても、「スルガ銀行カードローン」に申込が可能です。
口座を持っていない場合の返済は、全国のコンビニATMやゆうちょATMから振り込みをしますが、そのときの手数料は無料となっています。
スルガ銀行に口座がある人なら、口座からの自動引落による返済も選択でき、「うっかり忘れた」というミスがなくなります。
③Visa機能付きのカードも選べる
スルガ銀行カードローンのカードには、Visa機能を付けられます。
Visa機能があれば、ショッピングでも海外旅行時のキャッシングでも、Visaに加盟しているショップやATMで利用でき大変便利です。
さらに引き出し手数料や、事務手数料などもかかりません。
④業界初!ガン保障特約付きの団体生命保険に無料で加入できる!
スルガ銀行カードローンでは、万が一のときにも安心な「ガン保障特約付き消費者専用団体生命保険」に無料で加入できます。
カードローンを利用中に、死亡や高度障害などが残った場合に、カードローンの残金を全額返済してくれます。
「ガン保障特約」も付いているので、たとえガンになっても治療に専念することも可能です。
保険料はスルガ銀行が負担してくれますので、忘れず加入して備えておくとよいでしょう。
⑤女性専用の窓口がある
スルガ銀行カードローンは、パートやアルバイトをしている女性はもちろん、配偶者に収入がある専業主婦でも申込みできます。
そして女性からの申込には、女性スタッフが対応してくれる、女性専用申込窓口を利用できます。
借金などのデリケートな悩みを男性の担当者には相談しにくいと感じるときや、専門知識のある同性にいろいろ問い合わせたいといったときにおすすめです。
おまとめローンとして申込む場合の注意点
スルガ銀行カードローンは借入れ銀度額が高いですが、おまとめとして利用するときは、おまとめローン専用商品がないため、オペレーターに相談してリザーブドプラン・プラスを利用できるか確認してみることをおすすめします。
カードローンで総量規制以上の借入は難しい
カードロ―ンをおまとめローンとして利用する場合、注意すべき点として、「総量規制」があげられます。
総量規制とは、個人が無担保で借入する場合の利用限度額を、「年収の3分の1」に制限する法律です。
本来、総量規制は「貸金業者」を規制するための法律であり、銀行は対象外です。
しかし、近年は、銀行も自主規制として、総量規制に準じた融資を行っています。
そのため、銀行カードローンで借入する場合、「年収の3分の1」を超えて借入することは難しくなっています。
この時、年収の3分の1とは、新規借入だけでなく、既存借入を含めた合計額を指します。
例えば、年収300万円の人の場合、借入できる上限額は100万円(300万円×3分の1)になります。
仮に、既存借入が50万円であれば、新規の借入可能額も50万円となりますが、既存借入が70万円あれば、新規で30万円以上の借入ができないことになります。
つまり、カードローンをおまとめローンとして利用する場合、総量規制が影響して、必要な金額を借入できない可能性があります。
そのため、既存借入額が多い申込者の場合、カードローンであるスルガ銀行カードローンでは、必要な金額を借入できない可能性もあり、スルガ銀行カードローンを活用したおまとめは適さないことになります。
なお、おまとめローン専用商品の場合、「総量規制の例外」として扱われるものもありますし、そもそも既存借入は完済される条件で借入しますので、こういった問題は起こりにくくなります。
総量規制以上をおまとめしたいなら
金融庁は銀行カードローンも総量規制に準ずる対策をすすめていて、収入の3分の1までに借入れを制限する銀行が多くなりました。
ただし貸金業法でもおまとめローンは総量規制の対象外であることから、おまとめローンとして利用するときは、収入の3分の1以上の借入れも可能となっています。
複数件に膨らんでしまった借金をおまとめするなら、おまとめローンの専用商品を活用するのがおすすめです。
前述のような「総量規制」の問題は起こりにくくなりますし、「低金利」による借入が可能で、支払利息の減少が見込まれるものもあります。
ここでは、銀行から借入できる「おまとめローン」専用商品として、東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」を紹介します。
スターワン乗り換えローンは、最大借入可能額を1,000万円として、適用金利(年率)12.5%で借入できる商品です。
金利は審査結果などに関係なく、一律12.5%となるのが特徴です。
一般的な銀行系カードローンや、消費者金融のカードローンの場合、借入時の上限金利を14%台~18%に設定しているものが多く、借り換えによる利息の低下も期待できます。
なお、東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」では、借入申込できる人の条件として、「給与所得者の人(正社員・契約社員・派遣社員の人)」、及び「年収200万円以上の人」という項目が設けられています。
そのため、自営業者の人や、パート・アルバイトの人、もしくは給与所得者として就業されていても年収200万円未満の人は利用できません。
スルガ銀行カードローンを他社と比較してみた
ここでは、スルガ銀行と住信SBIネット銀行との比較をしていきます。 おまとめができるローンを一覧表にまとめていきますので、自分に合ったローンを選ぶときの参考にしてください。
名称 | 金利 | 限度額 |
---|---|---|
スルガ銀行フリーローン | 年3.775%~12.0% | 1000万円 |
住信SBIネット銀行カードローン (プレミアムコース) | 年7.99%~1.59% | 1200万円 |
住信SBIネット銀行カードローン (スタンダードコース) | 年7.99%~5.99% | 300万円 |
カードローンの金利がかなり低く設定されているため、おまとめローンとしての利用価値が高いと言えます。 フリーローンよりも低金利なカードローンの利用がおすすめです。
スルガ銀行カードローンの口コミ
スルガ銀行が提供するカードローンの審査基準などを解説する前に、実際に利用した人などの口コミを紹介していきたいと思います。
スルガ銀行のカードローンに対する口コミは、
- 審査が通りやすい(申し込みブラックでも通った)
- 融資までのスピードが早い
- 担当者の対応が良かった
などのように、主に審査の柔軟さやサービス面で高評価となっています。
これに対して、銀行全体に対する口コミでは、
- なかなか解約させてもらえない
- 連絡するといっても全然連絡が来ない
- 担当者の対応が悪い
などのように、担当者の対応に不満を持っている人が多いように思えます。
スルガ銀行は、知名度が高い銀行ですので、口コミも多くあり、さまざまな意見があります。
しかし、口コミはあくまでも他の人が体験し、感じたことが書かれていますので、必ずしも自分に当てはまるというわけでありません。
口コミで銀行やローンを選ぶこともいいのですが、すべてを鵜呑みにすることはせず、きちんと申込基準や借入条件なども見て、総合的に判断して選ぶようにしましょう。
過去にスルガ銀行が提供していたフリーローン
今は利用することができませんが、スルガ銀行ではおまとめローンとして利用できるフリーローンを販売していました。 念のため概要を紹介しますので、興味のある人は確認してください。
リザーブドプランPLUSカード
リザーブドプランPLUSカードは、自由な資金に利用できるフリーローンとカードローンを同時に借入するタイプのローンです。
現在は、スルガ銀行カードローンとして販売されています。
では、このローンの申込基準や借入条件を紹介していきましょう。
利用対象者 | 個人の方で、次のすべてを満たす方
|
---|---|
資金使途 |
|
利用形態 | 当座貸越 |
利用限度額 | 目的ローンとカードローンの利用限度額の合計で800万円以内 |
利用期間 | 6ヶ月以上10年以内 (1ヶ月単位) |
金利 |
|
返済方法 |
|
担保・保証人 | 不要 |
保証会社 | スルガ・キャピタル㈱ |
アセットプラン
アセットプランの新規受付は終了しており、リザーブドプランPLUSカードのように別な名称に変わったわけでもありませんので注意してください。
アセットプランとは、土地や建物などの不動産を担保にして借入するローンであり、住宅ローンを返済中でも利用できます。
アセットプランの申込基準と借入条件は、以下のようになっておりました。
利用対象者 | 次のすべてを満たす個人の方
|
---|---|
資金使途 | 原則自由 |
融資形態 | 証書貸付 |
融資金額 | 100万円以上2,000万円以内 (1万円単位) |
融資期間 | 20年以内 (1年単位) |
金利 | 変動金利 4.6%~14.9% |
返済方法 | 元利均等返済または元金均等返済 ※融資金額の30%を上限にボーナス返済併用可 |
保証人 | 原則不要 だたし、次の場合には保証人が必要
|
保証会社 | スルガ・キャピタル㈱ またはスルガ総合保険㈱ |
担保 |
|
団体信用生命保険 | 所定の団体信用生命保険に加入 (保険料は銀行が負担) |
なお、このローンでは、金利の他にも保証料が発生しますので、利用する際の費用は多く発生します。
Q&A
最後にスルガ銀行カードローンに寄せられる質問に回答していきます。できるだけ簡潔にまとめていきますので、悩みの解決に活用してください。
まとめ
スルガ銀行には、複数の借入をまとめる専用の商品はありませんので、カードローンで借り換えすることになります。
銀行カードローンは、消費者金融のカードローンに比べると金利が低く設定されていますので、借り替えの向いていると言えるでしょう。
しかし、他行にはおめとめ専用のローンなどの更に金利の低い商品も販売されています。
一般的に、金利が低いほど審査が厳しいと考えられますが、できるだけ金利の低い商品に借り換えることがおすすめです。
なお、スルガ銀行カードローンには、金利の低さの他に最低返済額が低いというメリットがあります。
毎月の返済負担は小さくなりますが、返済期間が長くなると利息分の支払いが増えてしまうというデメリットがあることも忘れないようにしましょう。
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※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。